電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

ふるさと再生 日本の昔ばなし 4話

2012-05-04 03:16:09 | その他
「力太郎」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:本多敏行、脚本:平柳益実
原画:中村奈央、阿倍麻衣子、動画:田村千佳、秦知世
色彩設計:のぼりはるこ、仕上げ:ハヤシ
美術・背景:門野真理子
撮影:エースクリエイション 三口達也

「うぐいすの里」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:ノコゆかわ、脚本:平柳益実
原画:並木あゆみ、動画:ラジカルパーティ2 寺田眞佐子
色彩設計:本田愛、仕上げ:ビックバン
美術・背景:篠原倫子
撮影:エス・パレット

「平林」
コンテ・演出・作画・キャラデザ・色彩設計・美術:鈴木愛
脚本:並木さとし
原画:狩夢パヤッド、動画:木口準
仕上げ:ロケットビジョン
背景:伊勢智寿美
撮影:リバティアニメーションスタジオ 佐藤豊

制作デスク:雄谷将仁
制作進行:辻淳也、坂本拓也

アニメーション制作協力
エクラアニマル、ゴリラ、リバティアニメーションスタジオ

「力太郎」
背景それ自体は良い感じなんだけど、使い方がいまひとつかな。
風呂にも入らず食っちゃ寝を続けてきたぽっちゃり系老夫婦。
それで太ったのかと思いきや、全て垢だったという・・・。
年老いて二人暮らしも寂しくなったので、風呂入って垢を集めて人形でも作ろうという話になり実行したら、二人はスッキリ痩せ形。
あれが全部垢とか凄まじすぎる。(笑)
そして、その垢人形の中から子供が生まれ旅に出て化け物退治で長者の娘と結婚という定番の流れ。
老夫婦は長者の家に迎えられ、脂肪が付いて垢を纏っていた頃のようにぽっちゃり系にというオチ。
良いんだか悪いんだか。
もともとぐーたらなのに太ってなかったって事は、ろくなもの食ってなかったって事なんだろうけど、太っている事が豊かさの象徴だとはいえ、すげー不健康そう。(笑)

「うぐいすの里」
きこりのキャラデザはアニメ的なのに、屋敷の女はちょっとギャップを感じる不思議な感じのするデザイン。
そのせいなのか、どんな顛末が待っているのかちょっとドキドキした。
「絶対に見ないで下さいね」っていうセリフが何かを期待させるんですよね。(笑)
見ない分けにはいかないもんなぁ。
約束を守った場合考えられるのは、得を得るケース、災厄を被るケース、損も得もせずに約束を守ったという事実のみが残るケースが考えられる分けですが、もし災厄を被るケースであれば見ないという選択は命に関わる分けで、こういう場合約束を守る事が良いとも言い切れないですよね。
軽々しく引き受けないのが一番なんだとは思うけど、無下に断るってのも悪いですし、他人と関わらないってのも寂しいですし、難しい問題だ。
まぁ、普通は見るんだけど。(笑)
それでやっぱり人間は信用ならないって言われちゃうとキツイよなぁ。

「平林」
ぜんまいざむらいかと思うような独特な絵柄でちょっと苦手。
いや、ある意味面白いんだけど、昔ばなしって感じではねーやな。(笑)
「ひらばやし」というお宅に文を届けるよう使いを頼まれたが、途中で忘れてしまい、宛名の読める人に訊いてみる事にしたら、一人目に「ひらりん」と教えられ、次が「へいりん」、その次が「たいらりん」、そのまた次が「いっぱちじゅうのも-くもく(一八十木木)」&「ひとつとやっつでとっきっき~♪」という・・・お前らいい加減にしろよという感じで仕舞いには適当に遊ばれてしまう始末。
結局、読みが分からぬまま平林さんのもとに辿り着いたが、その人と気付かずに立ち去ってしまうが、平林さんの足下に文を落として行ってしまい、文は無事(?)に届けられた。
流石に「たいらりん」はねーでしょ(笑)と思ったら、オチは更にその上を行った。
なんてこったい。(笑)

三者三様に特徴的で面白かった。
特にうぐいすの里はオチらしいオチは無いんだけど、独特の雰囲気があって好きですね。


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ふるさと再生 日本の昔ばなし 3話

2012-05-04 03:15:51 | その他
「こぶとり爺さん」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:清島ゆう子、脚本:並木さとし
原画:飯村一夫、動画:亜細亜堂
色彩設定:大槻ひろ子、仕上げ:スタジオ M
美術:三原伸明、背景:スタジオ・ユニ 小名木麻起子
撮影:リバティアニメーションスタジオ

「八つ化け頭巾」
コンテ・演出・作画・キャラデザ:高橋信也、脚本:並木さとし
色彩設定:完甘幸隆、動仕:火鳥動画
美術・背景:横瀬直士
撮影:鎌田克明、スタジオトゥインクル

「ほれ薬」
コンテ・演出:鈴木卓夫、脚本:平柳益実
作画・キャラデザ:奈須川充、動仕:スタジオCJT
色彩設定:今井秋恵、美術・背景:青木稔
撮影:谷口英男、トマソンCG

制作デスク:雄谷将仁、平松達也
制作進行:中村達哉

アニメーション制作協力
ゴリラ、スタジオ・イゼナ

実制作イゼナかと思ったんですが、単なるグロスだったみたいですね。
というか、殆ど個人に頼むようなもんだから、トマソンが各話の割り振りすればいいだけですもんね。
今気付いたけど、サブタイの回りを十二支(+猫)の絵が彩っているんですが、サブタイ読み上げの時に一カ所だけ動かしてるんですね。
キャラが喋ってるみたいな感じに演出してるつもりなんだろうか。
鶏は確かにそう見えない事もないですね。(それで気付いたんだけど)

「こぶとり爺さん」
タイトルに合わせたのか、お爺さんが小太りだった。(笑)
小太りが穏和、痩せが陰険というステレオタイプなイメージがあるけど、もっと痩せの地位向上を!(笑)
ブレイクダンスをするお爺さんとか・・・いや、まぁいいんだけど・・・無理しないで盆踊りでもいいのよ。

「八つ化け頭巾」
化け狐(娘)のキャラデザが可愛いですね。
お寺を視察に来る僧正が袖の下を要求するらしい。
金はないが有る事無い事報告されても困る。
巷で村人を困らせているという化け狐。
上手く化けられる八つ化け頭巾だと偽って、化け狐の化けアイテムと頭巾を交換する和尚さん。
そのアイテムを使って化け、僧正を脅し良い報告をするよう約束させる。
化け狐は化けたつもりで人前に姿を晒し追い立てられる。
一石二鳥。
しかし・・・化け狐もアイテム依存だったのか。
夢が壊れるな。(笑)

「ほれ薬」
絵柄や作画が現代的というか、忍たまかサザエさんでも見ているような感覚。
しっかり描けているんだけど、それが逆に雰囲気が出ないというか合わないというか・・・。
内気な男が美人のお嬢さんと良い仲になりたくて惚れ薬に手を出すという話なんだけど、成功しなくて老婆や男にかかって酷い目に遭うという展開で、なんとも切なくなりますな。(笑)
忍たまとかならこの作画演出でも違和感はないんだろうけど、なんともこれじゃない感が漂ってしまった。
展開的にも、だからなんなのって感じで、動かしてる割りに面白味がなかったのは残念。
内気な男が惚れ薬かけるために正面から特攻って・・・無いよなぁ。
そういうことが出来れば誰も苦労しないんよ。




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