電波deアニメな日々

アニメみて良いとか悪いとか毒吐いてみたり。

ブレイクブレイド 1章

2010-09-22 17:12:27 | XEBEC
「覚醒ノ刻」
総監督:アミノテツロ、監督:羽原信義
脚本:十川誠志、コンテ:アミノテツロ、コンテ協力:乘田拓茂、松村拓哉
演出チーフ:羽原信義、演出:孫承希、演助:広瀬勝利
キャラデザ:乘田拓茂、メカデザ:柳瀬敬之、メカニックディレクター:松村拓哉
プロップ:やまだたかひろ、枝松聖
キャラ作監:乘田拓茂、キャラ作監補:小林千鶴
メカ作監:松村拓哉、メカ作監補:伊藤浩二
原画
乘田拓茂、小林千鶴、松村拓哉、小野和美、川上修司、沓澤洋子
繁田亨、中野拓也、藤原奈津子、眞玉亜矢子、山本航、飯村真一
滝山真哲、丸山友、花井宏和、柿田英樹、山下敏成、竹谷今日子
鎌田祐輔、堀澤聡志、渡邉由香里、尾形雄二、いまざきいつき
織田誠、古川信之、清水美友紀、渡邉政訓、奥谷周子、鶴元慎子、堀江真理子
二原
滝山真哲、杉本智子、浦田かおり、新島さとし
片田敬信、田中千恵、大薮恭平、山田哲郎+9社
動検:市万田千恵子、片田敬信
動画
矢入美希、土井なつみ、大森真美、小松達彦、久貝典史
糟谷里奈、酒井秀基、白井瑤子、藤原苑美、佐藤千春+32社
色彩設計:関本美津子、色指定・検査:北林千明、池田歩美、土屋智
仕上:高谷知恵、伴夏代+10社
美監:小濱俊裕、美設:塩澤良憲、美術補:小野由起子
背景:美峰
岡部順、高峯義人、鶴岡宏賢、三田慎也、+海外14人、荒井賢
BGサポート:3D美峰
櫻井美絵子、成田優美子、三戸康史、辻健志、大畠慎平、V.VEERAPON
撮監:船倉一晃
撮影
宮崎達也、師岡拓磨、工藤友紀、中田智之、安藤優穂、呉定健、西山政良
撮影協力:トランス・アーツ
特効:桜井英朗、中野剛、中里暁子、3Dスーパーバイザー:本間潤樹
3DCG:本間潤樹、青木隆、林用信、寺田幸一、丸山雄生
オフライン編集:JAY FILM、HD編集:キュー・テック
音楽:平野義久、音楽PD:小池克実、音楽制作:Lantis
音監:鶴岡陽太、音響効果:倉橋裕宗(サウンドボックス)
録音:矢野さとし、録音助手:砂庭舞、田中文章、音響制作:楽音舎
音響制作担当:杉山好美

OP
コンテ・演出:羽原信義、キャラ作監:乘田拓茂、メカ作監:松村拓哉
原画
肥塚正史、李美英、伊藤浩二、竹谷今日子、沓澤洋子
繁田亨、山本航、寺尾憲治、松村拓哉、大谷猛

制作担当:馬場秀雄、制作進行:小出雄介、小山剛弘、文芸担当:谷村大四郎
設定担当:丸山直子、制作事務:高品江三子、システム管理:廣田剛

劇場六部作の一本目。
なんで劇場で細切れにせなならんのよ。
劇場作品はそれ一つで作品として完結しているから劇場で公開する意味もあろうってものを・・・。
らっきょやヱヴァが当たったから、それにあやかりたいってことなんだろうけど、最近はTVの最終回を劇場版として上映したり、劇場作品舐めすぎ。
6話でTVシリーズ1クール分と考えると、TVでやればいいのにって思いますけど、TVじゃ作らせて貰えないだろうからいたしかたなしか。
営業戦略はどうであれ、作品自体は割りと好きですね。
宣伝の為にBSで流したのをみたわけですが、後でみようと録ってたんですが、MLBハイライト終わったのでチャンネル変えてちらっとみたら、何かつまんなそうな感じに思ったんですが、頭からちゃんとみたら結構良かったです。
もっとI,Gの横槍が酷いのかと思っていたのですが、割りとXEBECらしいクレジットになっていて、クオリティも高かったです。
CG背景がイマイチ馴染んでないのが残念でしたけど。
キャラ作画は前半は統一感あったのですが、進むにつれキャラが似なくなるのはある意味XEBECらしい。
シギュンのパンツカットとか、髪の色が違ってたら誰だか分からんかっただろうな。
というか、あんな拘りはいらないから。(笑)
シーン自体は有っても構わないけど、ストパンばりにブラシかけるとか、いくら何でも拘りすぎの浮きまくり。
あそこは全く空気読めてないですね。
派手なドンパチという印象はなく、重厚なメカ作画は近年にない本格派メカという感じで好感が持てます。
メカの質感が良いだけに、背景やエフェクトがデジタル色強すぎて浮いちゃうのが残念なんですけどね。
コンテ網野さんだし、コンテ協力ってやっぱコンテ清書みたいな感じなんだろうか。

アバンのショタ主人公のカットは千鶴さんだろうか。
ショタっぷりがいい感じにパンドラハーツ。(笑)
石英を操る力=魔力
石英を用いて作られた機器を操る=魔法
誰もが魔法を使える世界で、100万人に1人の確率で魔法を使えない者が生まれる。
主人公はその内の1人で、当然世間は魔法が使えないというだけで劣等生と蔑む。
万が一の奇跡を信じて、無理をして士官学校に入学させる父。

シギュン役の千和がいつになく抑えた芝居でいい感じですね。
シギュンは明らかに主人公の事が好きなのに、なんで今のポジションに落ち着いちゃったんだろ。
ヤン・ウェンリーとジェシカ・エドワーズみたいな関係なんだろうか。

嬉々として対人兵器使ってヤバイ人顔してたかと思えば、気絶するカットが妙に可愛らしい甲斐田さん演じるリィ萌え。(笑)
「ゼス様、リィはやりましたよ!」
なんか聞き覚えのある台詞回しだな。
「お前面白い奴。だけど死ねー!」
「来るなー」
いますよね、攻められると弱いサドキャラって。(笑)

根掘り葉掘り。
シギュンさん顔近い。(笑)
こういうとこ好きなんだけど、逃げるように立ち去る前に「魔力は関係有りません」というセリフを入れてるんですが、この時顔色にテレが入ってないのが勿体ないかな。
芝居付けは申し分ないのですが、頬を赤らめつつ真顔で照れ隠ししつつ、立ち去る姿を見た通行人にお顔が真っ赤ですよ~みたいな流れの方が、より可愛さが引き立ったんじゃないかな。
アップカットの時点で意識しちゃってるわけだし、レポート押しつける動作に既にテレが入ってるんだから、流石に表情は隠せても顔色には出ちゃうと思うんですよね。
ちょっと勿体ない。

「まるで壊れた刃・・・ブレイクブレイドだね」

ここはいまいちピンと来ないんですよね。
何を見て、何に対して言っているのか、絵的に弱い。
小綺麗なロボ映されて、取って付けたようにこういうセリフ吐かれてもなぁという感じでちょっと弱く感じた。
コエンマさんが何に対して言ったのか、一瞬分からなかったもんなぁ。
皮肉を込めて揶揄するような表情でもないし、ちょっと違和感有る。
それ以前に、ブレイクブレイドって言われると、鍛えられた剣も壊せるスーパー兵器みたいに思ってしまうしなぁ。
あそこは同じフレーム内にコエンマさんとロボを入れて煽り気味に映すカットとか有れば良かったのかなとか思うし、もうちょっとロボを映している時間を長く取った方が良かったかも。

大国の間に位置する中規模国家。
小国の隣国が大国に飲み込まれ、矛先が自国に向く。
突きつけられる数々の降伏条件の中に、王族皆殺しという条件が・・・。
友である王と、王妃シギュン。
現体制に不満を持ち、自治権や身分を奪われる程度なら降伏もやむなしと考えていた王も主人公も、友を、シギュンを、むざむざと殺されるわけにはいかなかった。
大国の先遣部隊の指揮官は、かつて蔑まれていた自分と親しくしてくれた数少ない友人の一人。
戦場で相まみえることとなったかつての友人達は、どの様な運命を辿ってゆくのか・・・。

このように割りと重い設定で、劇場作品らしい雰囲気は出ているのですが、だからこそTV作品のノリの延長みたいなシギュンのパンツカットはいらねー。
しっかりしてくれ。




コメント
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