「とりかえられた赤ちゃん、いっしょにいこう、食堂のこたつ」
脚本:清水東、演出:池田洋子、作監:高橋晃、美術:渡辺佳人、演助:中村亮太
原画:和田喜彰、Lee hyun ju、Joung young mi、上海ダブ、榎本勝紀
動検:斉藤玲子、色指定:穂積恵梨香
動画:小野寺尋子、明智春菜、田中希果、藤井芳徳
彩色
阿部千春、穴吹春奈、伊藤元子、柴田裕美、千葉愛理沙、原聖子、山田喜子
背景:KLAS
平良亜梨沙、木佑梨、吉崎優、桑村幸、中林由貴、水沢康子
撮影
中村訓士、岡野祐一郎、品川敦範、久野充博、彦坂圭祐、濱崎正利、小林賢治
製作進行:佐古田篤、美術進行:山口彰彦
協力プロダクション:スタジオダブ、アーク・クリエイション
ダブ回は仕上げも込みだから、ちょっと色合いが異なるんですよね。
SDの池田さん演出は1話以来ですが、1話はコンテのみでしたから、怪談では初の単独演出回ですね。
3本とも良かったですが、2本目は演出的にも見応えがあって良かったです。
「とりかえられた赤ちゃん」
ノルウェー民話が元になっているみたいですが、やきもち焼きの黒い妖精が、人間夫婦の赤ちゃんが可愛いのを羨ましがり、自分の赤ちゃんと取り替えて行ってしまうというお話。
自分はてっきり赤ちゃんが取り憑かれてしまったのかと思ったのですが、単純に取り替えられただけで害がなくて良かったですね。
取り替えられた方にとってはたまったもんじゃないですが。(笑)
「え”?!」
アンコ、なにそのポーズ。(笑)
「これって、反抗期でしょうか?」
そういう問題じゃな~い!(笑)
自分の赤ちゃんが子泣き爺みたいなのに変わってたら、真っ先に別のことを疑うべきでしょうに。(笑)
「まったく人間て酷ぇことするよな」
「そもそもお前が俺を捨てるからいけねーんだよ」
「んな堅いこと言うなよ。早く家帰って冷たいビールでも飲も、なぁ」
妖精もいいキャラしてますよね。
赤ちゃん助けにシュタって跳んできたところとか良かったですね。
前回のダブ回でもアンコとユウマくんの組み合わせでしたけど、何気にお似合いかも知れませんね。
赤ちゃんを二人で見つめているカットは、いい絵になってました。
「いっしょにいこう」定番な感じですが良いですね。
北海道に旅行する予定が、風邪をこじらせ入院することになりドタキャン。
深夜に目が覚めてトイレに行こうとしたら、光が漏れてくる病室を覗くと、少年が手招きしている。
のどを痛めて喋れない少年に、同じ時刻に会いに行くのが日課になってしまう。
巡回する看護婦さんが明かりの付いている病室を素通りしていく時点でおかしいと気付くべきなんですが、それを込みで魅入られてるって状態なんでしょうね。
「綺麗なとこだねぇ・・・私も行ってみたいなぁ」
そう呟くアンコに、「いっしょにいこう」と書いたノートを見せる少年。
そしてアンコが少年の方を見ると、少年はノートに「なおったら」と書き足す。
あれはいいですね。
自分の方に引き寄せて普通に書くのではなく、アンコに向けたまま逆向きで書くというのがいい雰囲気作ってますね。
少年の優しさが表現されていて、その後の展開に上手く繋がっています。
自分の世界に連れて行くつもりでコナかけたんだろうけど、アンコを好きになるほどにそれが辛く思えてくる。
白と黒、光と影の演出が、音楽と相まってすごく良い雰囲気を作るんですよね。
「君とは一緒に行けない。帰れよ!」
ここでふっと現実に引き戻されるというのも有りだったでしょうけど、ここからが演出の妙ですね。
辛そうな表情で走る少年、白い世界が影が濃くなり、少年との世界が隔てられる。
淋しくも優しさの感じられる良いエピソードでした。
「食堂のこたつ」これまた定番の展開。
のっぺらぼうとか、こういうパターンですよね。
怖いもの見て次に遇った人に話したら、それはこんなのじゃなかったですか?みたいな。
狐狸に化かされるというのも、こういう展開が定番ですね。
アンコのお父さんは見るからに化かされやすそうですしね。(笑)
「この辺の狸は頭がいいから」
さり気なく自画自賛?
脚本:清水東、演出:池田洋子、作監:高橋晃、美術:渡辺佳人、演助:中村亮太
原画:和田喜彰、Lee hyun ju、Joung young mi、上海ダブ、榎本勝紀
動検:斉藤玲子、色指定:穂積恵梨香
動画:小野寺尋子、明智春菜、田中希果、藤井芳徳
彩色
阿部千春、穴吹春奈、伊藤元子、柴田裕美、千葉愛理沙、原聖子、山田喜子
背景:KLAS
平良亜梨沙、木佑梨、吉崎優、桑村幸、中林由貴、水沢康子
撮影
中村訓士、岡野祐一郎、品川敦範、久野充博、彦坂圭祐、濱崎正利、小林賢治
製作進行:佐古田篤、美術進行:山口彰彦
協力プロダクション:スタジオダブ、アーク・クリエイション
ダブ回は仕上げも込みだから、ちょっと色合いが異なるんですよね。
SDの池田さん演出は1話以来ですが、1話はコンテのみでしたから、怪談では初の単独演出回ですね。
3本とも良かったですが、2本目は演出的にも見応えがあって良かったです。
「とりかえられた赤ちゃん」
ノルウェー民話が元になっているみたいですが、やきもち焼きの黒い妖精が、人間夫婦の赤ちゃんが可愛いのを羨ましがり、自分の赤ちゃんと取り替えて行ってしまうというお話。
自分はてっきり赤ちゃんが取り憑かれてしまったのかと思ったのですが、単純に取り替えられただけで害がなくて良かったですね。
取り替えられた方にとってはたまったもんじゃないですが。(笑)
「え”?!」
アンコ、なにそのポーズ。(笑)
「これって、反抗期でしょうか?」
そういう問題じゃな~い!(笑)
自分の赤ちゃんが子泣き爺みたいなのに変わってたら、真っ先に別のことを疑うべきでしょうに。(笑)
「まったく人間て酷ぇことするよな」
「そもそもお前が俺を捨てるからいけねーんだよ」
「んな堅いこと言うなよ。早く家帰って冷たいビールでも飲も、なぁ」
妖精もいいキャラしてますよね。
赤ちゃん助けにシュタって跳んできたところとか良かったですね。
前回のダブ回でもアンコとユウマくんの組み合わせでしたけど、何気にお似合いかも知れませんね。
赤ちゃんを二人で見つめているカットは、いい絵になってました。
「いっしょにいこう」定番な感じですが良いですね。
北海道に旅行する予定が、風邪をこじらせ入院することになりドタキャン。
深夜に目が覚めてトイレに行こうとしたら、光が漏れてくる病室を覗くと、少年が手招きしている。
のどを痛めて喋れない少年に、同じ時刻に会いに行くのが日課になってしまう。
巡回する看護婦さんが明かりの付いている病室を素通りしていく時点でおかしいと気付くべきなんですが、それを込みで魅入られてるって状態なんでしょうね。
「綺麗なとこだねぇ・・・私も行ってみたいなぁ」
そう呟くアンコに、「いっしょにいこう」と書いたノートを見せる少年。
そしてアンコが少年の方を見ると、少年はノートに「なおったら」と書き足す。
あれはいいですね。
自分の方に引き寄せて普通に書くのではなく、アンコに向けたまま逆向きで書くというのがいい雰囲気作ってますね。
少年の優しさが表現されていて、その後の展開に上手く繋がっています。
自分の世界に連れて行くつもりでコナかけたんだろうけど、アンコを好きになるほどにそれが辛く思えてくる。
白と黒、光と影の演出が、音楽と相まってすごく良い雰囲気を作るんですよね。
「君とは一緒に行けない。帰れよ!」
ここでふっと現実に引き戻されるというのも有りだったでしょうけど、ここからが演出の妙ですね。
辛そうな表情で走る少年、白い世界が影が濃くなり、少年との世界が隔てられる。
淋しくも優しさの感じられる良いエピソードでした。
「食堂のこたつ」これまた定番の展開。
のっぺらぼうとか、こういうパターンですよね。
怖いもの見て次に遇った人に話したら、それはこんなのじゃなかったですか?みたいな。
狐狸に化かされるというのも、こういう展開が定番ですね。
アンコのお父さんは見るからに化かされやすそうですしね。(笑)
「この辺の狸は頭がいいから」
さり気なく自画自賛?