株式市場の状況はバブルではないかと心配するむきもあるほど日米とも実体経済とは異なり、この1年間上昇している。中央銀行のヘリコプターマネーが続いているかぎり、金融相場で右肩上がりだろう。出口はどうなるという議論も出てきた。特に日銀は他国の中央銀行がやってないETFを通じて株を買い支えている。コロナになってETF枠6兆円を12兆円に増やし、日銀の保有する残高は40兆円を超えている。この積み上がったETFを操作することにより出口作戦ができるからだ。
かつてのバブルは土地の価格が異常に値上がりした。今回は株と金、ビットコインに限定されているのでバブルといってもミニバブルだろう。株の指標を見てもPERは前回のバブルでは60倍を超え、現在の22倍とはバブル度合いが違う。しかし、投資家は分散投資でリスクを軽減していることが例年行われている「投信ブロガーが選ぶベスト投信」に現れている。
下表のごとく全世界の優良株式に分散投資する投信が選ばれている。
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