先週末、マスコミOB、国際問題研究者、等との定例会合といっても飲み会謙勉強会に出席、話題はもっぱらトランプ談義となった。トランプ政権の政策自体しっちゃかーめっちゃかなので話題は尽きることはなかった。その中から女性問題を除いてフムフムというものを取りだしてみると「労働者の味方等と言ってるけど内閣にあたる閣僚は大金持ちと軍人上がりの素人集団、3か月後の混乱ぶりはどうなるか」昨日来の大統領令でイスラム7カ国の入国禁止で国際空港は早速混乱状態だ。日本の新聞ではイラン系のダルビッシュ投手を心配している。
日本に先ず来るのが国防長官の狂犬と言われたジェームズ・マティス元中央軍司令官、こわもてとの指摘に、「いや閣僚の中ではましな方で、狂犬というのは正しくない。暴れん坊将軍といったところだ。海兵隊上がりだから日本の防衛には関心がある」
オバマ時代は大統領自体もヒラリーをはじめ閣僚もほとんど弁護士上がりだったのに対し、トランプは自分もそうだがMBA上がりをそろえ、ウオール街出身が要職を占める。財務長官はゴールドマンサックス出身のスティーブン・ムニューチン氏だ。瞬く間に金儲けをした方々で、商売は巧いので通商交渉はたいへんだ。
マスコミ界の大御所が指摘したのは、イスラエルとの関係だ。娘婿の大統領上級顧問ジャレッド・クシュナー氏はユダヤ教、不動産ではトランプ顔負けの財を築き、妻のイヴァンカを改宗させている。トランプがイスラエルを全面的に支持し、入植を認めることになれば周辺のアラブ諸国の反発を招き、中東はカオス化する。日本は未だに石油の8割は中東に依存しており、懸念材料だ。
トランプの最大の敵はマスコミで、まさに戦争状態、皆さん「この調子だと問題はいつまで持つかなぁ、ペンス副大統領に賭けていた方が良いかも」というのがこの日の結論