マイクロソフトはWindowsタブレット「Surface 2」と「Surface Pro 2」を発表した。10.6型液晶ディスプレイを搭載、解像度は従来機種の1366×768ドットから1920×1080ドットのフルHD対応になった。USB3.0対応のUSBポート、microSDXC対応メモリーカードスロット、ミニディスプレイポート、ヘッドフォンジャックなどを備える。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth4.0に対応マイクロソフトOffice が付属する。
そして価格はメモリー2GB・ストレージ容量32GBのモデルが4万4800円、メモリー2GB・ストレージ容量64GBのモデルが5万4800円という安さ、明らかにiPadを意識した価格設定だ。iPadの価格はストレージ容量32GBモデルで6万1800円だからサーフェイスはバーゲン価格並みだ。しかもオフィスソフトが付いている。
ただ、サイズは約275×173×8.9mmで、重さは約676gと469gのiPadよりかなり重く、選択に当たっては考慮する欠点だ。また今回、ディスプレイの解像度をフルHDに進化したがiPadの2048×1536には及ばない。
拡張性を見ると、サーフェイスはかなり充実しており、バックライトの付いたキーボードでもタッチ式とタイプ式の2種類を用意しており、価格は1万2980円とこれを付けてもiPadより安い。実際に手に取ってみないとどちらに軍配を上げるか判らないが、価格とオフィスソフトが付いていることを考えると、iPadの苦戦は免れない。