コロナの直撃を受けた大相撲、横綱白鵬を初め多くの力士が休場となり、これまでブログで指摘してきたが、健康管理を相撲協会として反省の上に再構築して貰いたい。恥ずべきことだ。
これだけの休場力士で貴景勝の綱取りがやややさしくなったのではと思いきや、貴景勝は体調不良か、勝ち越しも危なくなってきた。こうした暗雲漂う大相撲を救ったのは大栄翔だ。初日からまっすぐ押すだけで、けれんみの無い8連勝、役力士を総なめした。
今場所は他にも阿武咲、明生など押し相撲の醍醐味を見せてくれ、大栄翔と押し相撲若手3羽ガラスの活躍だ。一方押し相撲で横綱を狙う貴景勝を見ていると、簡単に見える押し相撲の難しさも理解できる。
さて大栄翔を止めるのは誰なのか??土俵際で突き落としを見せる明日取り組む宝富士や德昇龍か、突き押しの的が小さい照強か、敏捷な翔猿は同部屋なのであたらない。後半戦の興味はそこに尽きる。