行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

昭和記念公園、桜、菜の花、チューリップ

2023-03-31 17:46:18 | 散歩

桜が早く咲くと、菜の花、チューリップとの協演が見られると期待して出かけた。チューリップは半分ほどであったが、華やかさを添えている。

今年はコロナあけ?で、昨年とはうって変わって平日でもかなりの人出、レストランは行列状態だった。

みんなの原っぱの北側は菜の花も桜も満開

渓流園のチューリップと桜

桜橋から残堀川を望む

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昭島の桜、消える桜の園と頑張る老木

2023-03-30 15:28:57 | 昭島
 
昭島、昭和の森ゴルフコースの桜

来年閉鎖される昭和の森ゴルフコース、今日はあいにくの曇天だったが、コース内の素晴らし桜を紹介したい。クラブハウス前の桜林、古木が多く満開だ。レストランからの眺めアウト......
 

美しい景色が昭島から消える。昭和の森ゴルフコースには色々な種類の桜が咲き誇っているが、これも今年かぎり、昨年のブログを再掲した。これらの木々をなぎ倒し、見にくい倉庫群となる。米国のファンドによるゴルフコース親会社の買収、不動産目当ては明らかだった。切り売りが始まり、シンガポール外資へのゴルフコース一帯地域の売却、人間のあくなき欲望の結果だ。かくして美しき桜の園は消えて行く。

かたや、中神公園の老木、私と変わらない樹齢なのに懸命に咲いている。見ていると励まされている感がする。

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今月のワイン、過小評価されているワイン達

2023-03-29 22:16:33 | ワイン

先日、日経でワインジャーナリストのジャンシス・ロビンソン氏のレポートが掲載された。「ワインの品質と価格の関係には直接関係ない、釣り合ってないことに驚かされる」として過小評価されているワインの例を挙げていた。彼女が推薦した昨年のXmasワインはポルトガル産1600円のものだった。

これまで年金生活者のワインをブログで毎月掲載してきたが、そのワインはほとんどロビンソン氏の論拠と同じもので、2020年にアマゾンから電子出版した「至福のデイリーワイン」の内容と重複しているものが多い。その序文に「年金生活に入ると晩酌では500円~1000円のワインが中心になります。最近はこのクラスのワインの品質が向上し、産出国や種類も多くなり、1000円ワインでも至福の時をすごしています。今年2019年は環太平洋11カ国との貿易協定(CPTTP)、EUとのEPA協定が実現し、ワインの関税はゼロになるということから、フランスやイタリアのワインも安くなります」とし、フランスペイドックのロシェ・マゼや、ポルトガル、スペイン、チリ、イタリアのキャンテクラシコ、シチリアのネロダボラ、オーストラリアのイエローテール、ポルトガルのダン等を掲載した。

ロビンソン氏が推奨する過小評価されているワイン又は産地として
ミュスカデ、南ア、ギリシャクレタ島など、以上白、仏のモルゴン、ムーラン・ナ・バン、コート・デュローヌ地区、ジンファデル、チリピノノワール、ボルドープチシャトー群、キャンテクラシコ、中央及び南イタリア、スペインのガルナッチャ、ポルトガルなどの赤

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女子プロゴルフ、アクサレディス宮崎、奇跡の初優勝山内日菜子

2023-03-27 18:00:29 | スポーツ

 1打差2位から出た主催者推薦出場の山内日菜子(26)が、地元・宮崎市で、通算10アンダーで初優勝。2002年から施行されたQTランク(ツアーの優先出場順位)が歴代で最も低い181位のプロ8年目が、実力者比嘉真美子、川崎春花との接戦を制し奇跡の栄冠をつかんだ。

この奇跡にはいくつかの要因が寄与した。先ず181位QTランクからは今シーズンのレギュラーツアーには出られないが、地元出身ということで主催者が推薦したことが第一、そして山内自身が小学3年の時から、このコースを回っており、熟知していた。もちろんプロ8年の経験と努力があり、181位といってもQTランク戦でクラブを15本入れて4ホールまで気がつかず8ペナを科された結果だ。絶望から歓喜へ、人生山あり谷ありを短期間で経験しわずかなチャンスをものにした。

山内日菜子は緊張のあまり、序盤、2番、3番で連続ボギーをたたき首位川崎とは4打差に、11番ではグリーン上で同組選手とラインが重なったため、ボールマーカーをパターヘッド分、ずらした。その後、山内がボールマーカーを戻さずにプレーに入ろうとした時、ギャラリーから「マーク!」という声が上がり、2ペナをのがれた。地元ファンの熱心な応援も奇跡を生んだ。14番でチップインバーディーの幸運を呼び込み、首位タイに、16番もバーディーを重ね、ついに単独首位となった。

海の向こうからは古江彩佳の活躍のニュース
LPGAドライブオン選手権 最終日◇26日◇スーパースティション・マウンテンGC(アリゾナ州)
最終日に7バーディを奪って猛チャージを見せた古江彩佳。さきにトータル19アンダーの単独首位でホールアウトしたが、その後ジョージア・ホール(イングランド)、セリーヌ・ビュティエ(フランス)に抜かれたとはいえ、単独3位フィニッシュは見事なプレーだった。

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昭島、春雨の中の桜林満開

2023-03-26 17:48:03 | 昭島

桜林満開というのに、春雨、近所の光華小学校の桜林で花見となった。誰もいない静かな桜林、60年経つ古木でかつては空を覆う活きよいだったが、それでも華やかだ。雨の中だと心なしかピンク色が出る。子ども達が植えた菜の花も加わった春の景色だ。

光華小学校が設立されたとき、近所の主婦がボランティアで植えた桜、見る度に亡き母を思い出す。

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世界が海藻に注目、食からプラスチックまで

2023-03-25 21:50:34 | 環境

和食では出汁用昆布は日常から使われてきた。和食がグローバル化して、フランスでは昆布や鰹節での出汁はフランス料理に取り入れられ、普及している。この傾向は世界に拡がり、ニューヨークでは日本の乾物屋のような出汁専門店が開店したとの報道、和食といえば寿司だが、欧米各国では
寿司屋が繁盛している。当初はカリフォルニア巻きのようなものが出現したが今では本物のにぎり寿司が当たり前になっており、海苔は韓国での主な輸出品の一つだ。私もかつてフランクフルトやニューヨークで寿司をご馳走になり、舌鼓をうった。

この海藻類が環境に寄与する研究が各国で進んでいるとの報道にふれた。
ロンドンでは、新興企業が海藻からプラスチック代替品を開発している。植物由来のプラスチックにこれが加われば、海洋汚染防止になるだけでなくウニの餌にもなるかも。

オーストラリアとハワイでは、家畜に与えると牛のげっぷからメタンをカットできる海藻を育てる研究をしている。牛の飼料にアスパラゴプシスという赤い海藻を入れると、げっぷからのメタンを82~98%削減できるとしている。そして海藻養殖場によってどれだけの二酸化炭素を隔離できるかを研究している。投資家は温室効果ガス排出量を相殺するための新しい炭素クレジット源として海藻養殖場に注目している。

かつて、日ソ漁業交渉で日本側が北方領土で昆布をとらせろというので、当時のフルシュチョフが試しに昆布を食したが、こんな紙みたいなもの食えないとして、日本に採取を認めたとの笑い話があった。しかし、海藻はいまや各国がその重要性を認めだした。漁獲量が年々少なくなっている日本も養殖の中に海藻を加える時が来たのではないか。

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WBC制覇、日本投手陣殊勲賞、MVPはやはり大谷

2023-03-23 11:14:35 | スポーツ

大リーグの代表的強打者を揃えた米ドリームチームにこれ以上の筋書きはない流れで侍ジャパンはWBCを制覇した。
劇場的流れは、米が2回ソロ本塁打で1-0で優位に、しかし、その裏すぐ村上が特大のソロ本塁打を打ち同点、その後岡本、源田の安打などで勝ち越し2-1に、4回に岡本一真がソロ本塁打を放ち、試合の決勝点となった。
その後、日本投手陣は戸郷、高橋、伊藤、大勢の若手がふんばり、強打の米国を抑え、8回のダルビッシュへ、さすがに強打の米国シュワバーがソロ本塁打で点差は1点に、9回には満を持して大谷が登場、クライマックスの場面となった。大谷は最初の打者を四球で出すも次打者を二ゴロ併殺打で仕留め、あと一つアウトをとれば優勝という場面に米国チームの主将でエンゼルス・チームメート強打のマイク・トラウトを迎え、球場は騒然となる。

ニューヨークタイムズは次のように報道している。
「夢のシナリオは最後の場面で展開されました。侍ジャパンのマウンドに立つ大谷。そして、チームUSAの主将トラウト。エンゼルスの2人のスーパースターが、チャンピオンシップを懸けて対戦しました。これ以上魅力的な仕上がりのスクリプトを作成することはできませんでした。一生に一度の夢の対戦は大谷翔平がマイク・トラウトを三振に打ち取り幕を閉じました」

トラウトは最後の空振りをした高速スライダーを讃えた。

侍ジャパンの勝因は強打のドリーム打線を2点のソロ本塁打に抑えた強力投手陣だ。米国の投手陣が打線に較べ、ベストメンバーでなかったことを敗因に上げているむきもあるが、日本打線を3点に抑えているのだからそれは当たらない。殊勲は日本投手陣だ。

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WBC準決勝、大谷が吼え、村上が応え、逆転サヨナラ勝ち

2023-03-21 18:31:41 | スポーツ

メキシコとの準決勝、侍日本はエース山本が打たれ、5-4でリードされむかえた9回、先頭打者大谷は期待どおり、二塁打、ベース上で両手を挙げて吼えまくった。この気迫にベンチは奮い立った。相手投手は気圧され、勝ち越しのランナーになるのに、吉田を四球で一塁に歩かせてしまった(これがメキシコにとって最大の敗因)。次打者は今日全打席三振の村上、セオリーだと、バンドで送り、ランナー二塁三塁とし単打でも逆転が可能となる。

事実、村上は「バントもよぎった」と言っている。ところが栗山采配は日本の三冠王を信頼し『ムネに任せた。思い切っていってこい』だった。村上はこの一言に燃えた。これまで苦しんでいた高めの速球をはじき返し、左中間へグングン伸びた打球はフェンスを直撃、大谷翔平、代走周東佑京が生還し、劇的なサヨナラ勝ちで決勝進出を決めた。

大谷が吼え、ベンチが一丸となり、選手を信じている栗山采配に村上が応えた。またも列島は沸騰した。

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女子プロゴルフ・Tポイント×ENEOS、青木瀬令奈が大逆転優勝

2023-03-19 17:48:07 | スポーツ

ゴルフの恐さ、面白さ、メンタルの重要さをつくづく感じたゲームだった。最終日、4打差でスタートした上田桃子、出だしから連続5バーディで17アンダーとし、今日は独走で桃子デーかと誰しも思っただろう。36歳上田はデビュー以来16回ツアー優勝、10億(歴代7位)も稼ぐ百戦錬磨のベテランだからだ。ところが2位から出た30歳青木瀬令奈が8バーディー、ボギーなしの64でスコアを八つ伸ばし、通算17アンダーで4打差を逆転して4回目の優勝を果たした。

上田は最終日前半2位との差が5番で8打差と開き18アンダーとなり、まさか逆転されるとは思わなかっただろう。メンタル面でも強い上田だが、気の緩みというか緊張感が途切れたのか、11番、13番でまさかのダブルボギー、2位の青木瀬玲奈は距離は出ないがショットは良く、パットも最終ラウンド22と冴え、淡々とノーボギーゴルフでせまり、5番で2mを沈めてこの日最初のバーディー奪い、後半6バーディ17アンダーに伸ばし逆転した。通算17アンダーはこれまでの記録14アンダーを上回り、鹿児島高牧CCで開催された大会新記録。終わってみれば2位に4打差をつけて圧勝した。

2位は通算13アンダーの笹生優花、11アンダーの3位に原英莉花、小祝さくら、上田桃子、稲見萌寧ら9選手が並んだ。

最終日健闘したのは昨季の年間女王・山下美夢有、トーナメントコースレコードを1打更新する「63」をマークし、通算10アンダー・12位タイまで追い上げた。次回は優勝に絡む闘いを期待したい。もう1人、ツアールーキーで11アンダー3位タイに入った平岡瑠依で、上田、原、小桜、稲見といった強豪と3位を分けたことは自信につながっただろう。

またアマチュアの高校生馬場咲希はショットが良かったが、最終日パットが31と悪く通算9アンダーで16位だったが初日は66で回って健闘した。解説者の服部道子は馬場を日本の女子プロゴルフ界の宝だと言うほど期待していた。

 

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歓迎日韓政府間関係改善

2023-03-17 17:25:10 | 政治

2019-02-13のブログで異常な韓国反日大統領の分析をと次のように書いた。
 『この1年、韓国文在寅(ムン・ジェイン)大統領の行動を見てると、まさに異常な反日シフトと見ざるを得ない。私が確信したのは先月、24日未明、朴槿恵(パク・クネ)前政権時代に韓国大法院(最高裁)が上告審で元徴用工訴訟の確定判決を出すのを遅らせるのに関与したとして、梁承泰(ヤン・スンテ)前最高裁長官を逮捕したというニュースだ。ムン・ジェイン大統領は当選するや、ヤン・スンテ最高長官を更迭し、地方判事で無名の現最高裁長官を任命、そして、筋書き通り?の日本企業への元徴用工倍賞判決、日韓間の政府間協約など歯牙にも掛けないで、「日本は謙虚になれ」との発言。
 そして、同盟国自衛隊哨戒機に対するレーダー照射(これは今月の文春で分析されている)、知日派とされたムン・ヒサン国会議長の天皇陛下に元慰安婦らへの謝罪を求める発言で、日本世論を怒らせている。これら一連の韓国権力の動きはムン・ジェイン大統領の反日姿勢を明らかにしている。日韓関係を悪化させる目的は何か?これまでの韓国政治は国内で支持率が低くなると反日シフトをしいてきたが、今回の韓国の動きはそうしたものでなく、用意周到の上で異常といわざるを得ない。
何が狙いなのかしっかりと分析をした上で、対応が必要だ。民間では観光面で拡大し良い関係が出来てきたが、そんなことは無視している韓国政府の意図が気になる。当面政治面では反日大統領がいなくなるまで交流関係を凍結するのが妥当だ。』

日韓関係を悪化させても何ら利益にならないことが明らかになり、ようやく来日した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は16日の岸田文雄首相との会談で、元徴用工問題の解決策を着実に履行すると明言した。首相は歴代内閣の歴史認識を継承すると述べ、日韓は関係正常化へ歩み始めた。
民間では観光やテレビドラマ、音楽の領域でとっくに正常化どころか最も交流されてる関係になっている。頭の固い政治がようやく追いついてきた。
もちろん、徴用工については歴史の中できっちりと認識していかなくてはならない。

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