久しぶりに3ロータリークラブの合同会食が27日行われ、幹事役は昭島中央ロータリークラブ、同クラブは車椅子をパラグアイの身障者に永年贈ってきた。私も母の遺品である車椅子を寄贈し、ささやかながら協力した経緯がある。パラグアイについては殆ど何も知らなかったので当日のパラグアイ臨時大使の卓話と演奏されたパラグアイの楽器アルパには興味をそそられた。
先ずパラグアイは日本から見て、地球のちょうど反対側にあって、おそらく日本から一番遠い国の1つでありながら日本からの移民もいる。経済援助国として日本はトップクラスを占めている。
パラグアイの国旗は表と裏のデザインが違うと聞いて驚いた。赤白青の横三色旗で表面の中央部にはオリーブをあしらった国章が、裏面の中央部はライオンと自由の帽子がデザインされている。
アルパ(harpa)はスペインから渡ったハープで、スペイン語はHを読まないのでアルパへなまったのだろう。パラグアイのアルパを初めて聞いたが、ハープより大きな音を出し、迫力がある。写真で見るように固有の曲には楽譜は無く、曲は口伝えで教えられるようだ。中南米の民族音楽フォルクローレといえば笛を中心とした「コンドルは飛んで行く」が浮かぶが、パラグアイのフォルクローレは全く違う。
日本人の奏者は松木亜里沙さんで全日本アルパ・コンクールでの第6回優勝者と聞いた。
好奇心が沸いた一夜だった。