行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

オリンピックまでカウントダウン1120日

2017-06-30 22:29:01 | Weblog

本日、昭島市役所にロータリークラブからオリンピックカウントダウン・スクリーンが寄贈され、カウントダウンが開始された。最近のクロックは液晶ディスプレイを利用したもので、昔の機械的に日めくりがくるくると表示されるものを想像していただけに、ちょっと肩すかし。これなら自宅のパソコンで簡単にできそうだ。
しかし、良く見ると背景が時々換わり、下の写真の背景は拝島の藤で、昭島の美しい風景が背景になっている。

隣で愛嬌を振りまいていたキャラクターはチカッパー君だ。このキャラクターは昭島市水道局専属で、市の水道が地下深層水であることからこのネーミングになったのだろう。

昭島市のオリンピック選手というと、カヌーの矢沢亜季選手がいる。カヌーカヤック日本初の五輪代表としてリオで頑張った。昭島市の昭和飛行機所属で同社の全面的なバックアップを受け、東京五輪を目標に本日は英国で修行中とのこと。先日昭和飛行機特製の炭素繊維ハニカム構造のカヌーを見てきた。最先端の技術が応用されている。

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「語るに落ちた」安倍首相の発言

2017-06-28 21:34:44 | Weblog
先日のブログで政治家は「李下に冠を正さず」と申しあげたが、理想を求めすぎたのだろうか?
安倍首相の「地域に関係なく2校でも3校でもどんどん獣医学部の新設を認めていく」と言う発言、「これまで国家戦略特区での加計学園獣医学部は法に則り段階を踏んで政治の入る余地なく決定した」という国会答弁や管官房長官の説明とは全く異なり、いわゆる「語るに落ちた」といったところだ。何だ首相の一存で新設できることをご丁寧に岩盤規制に穴を空けるとか国家戦略特区を設けるとか回りくどい理屈を付けて加計学園に獣医学部新設決めただけの話。
 
先日国家戦略特区の委員まで動員して、加計学園獣医学部の新設は一点の曇りがなく、委員会で決めたと記者会見で発表してもらったばかりなのに、委員の皆様ご苦労様でした。とりまとめ役の竹中教授は「行政のゆがみがあったので獣医学部は新設されなかった。今回はそのゆがみを糺した」と胸をはってたが彼は長いこと自民党政権の中枢に位置し、指摘した行政のゆがみを認めてきた訳で、茶番の記者会見だった。
 
それにしても安倍首相の言動を見るとトランプ化してきたのではないか、こういった党首を持つ政党も可哀相だが私は日本国民として恥ずかしい。
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千曲川のワイナリーを訪ねる

2017-06-26 23:20:29 | Weblog

国産ワインの人気が出てきて、苗木足りないとの報道。国産苗木で作ったワインはシェア5%という。信州は山梨と並んで首都圏に近く、ワイン生産として良い位置で、今話題の特区に指定され、有望だ。蓼科では井筒ワインを飲んだが赤のメルロー、白のシャルドネどれもフランスワインに負けないしっかりした味だった。湯の丸高原の帰路、高度800~900mのところに千曲川を望む山麓にいくつかのワイナリーがあり、その一つを訪れ、見学した。

ヴィラ・デスト ワイナリーは年間3万本ほどの小さいワイナリーで、レストランも併設し、賑わっていた

設備も畑も小さく、フランスや米国に較べると少量手作りワインといった印象で、葡萄収穫の人手も、レストランの従業員やボランティアを動員して何とか賄っている。草取りはヤギが活躍していた。ここのワイナリーではメルロー、カベルネソービニヨン、シャルドネ、ゲベルツトラミールと畑が小さい割りに多くの品種を扱っている。アルザスのゲベルを生産しているのには驚いたが、気候的に白ワインがふさわしい地であることは確かだ。小売価格3600円から5000円前後と少量生産のため価格が高めで、それ故に特徴のあるワインに特化している。メルローでは田沢地区でビオワインも生産している。

今回は訪れる時間がなかったが、関連ワイナリー、アルカンヴィーニュ ワイナリーがさらに100m登った処にある。年間生産5万本とのこと、ここでは最近メルロー70%、青森ワインに使われているシュチューベン25%という珍しいものを生産しだしたので試飲した。初めての味だが、シュチューベンが隠し味になっている。日本人は外国産に捕らわれず独自のものを開発するわざに長けているのでこれからが楽しみだ。

 

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女神湖から湯の丸高原へ

2017-06-25 11:09:36 | Weblog

早朝の女神湖、このダム一周するのに1時間もかからないが、源流辺りは古代のツンドラ(凍土)が形成した湿原となっていて只のダムではない。蓼科山を望む

2時間のドライブで、湯の丸高原へ、リフトで上がると1800mの高原に見渡すかぎりレンゲツツジ、この高原、牛が放牧され、人間と牛の交流ができる。よほどここの牛慣れているのだろう。

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梅雨の晴れ間、信州の高原へ

2017-06-24 22:11:21 | Weblog

五月晴れの日、2時間ちょっとのドライブで先ず蓼科高原へ

八ヶ岳を横から眺めた、まるで山脈だ

車山→霧ヶ峰→八島湿原このあたりからレンゲツツジ、デイジーが道ばたにも咲いている

ホテルはコロシアム・蓼科、フランス料理と信野ワインは素晴らしかった。メインダイニングから白樺とレンゲツツジが眺められる。1700mだと若葉の世界だ

ホテルの前は女神湖、なんとデイジーとルピナスが見頃だった

 

 

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安倍内閣支持率低下、政治家は「李下に冠を正さず」

2017-06-22 17:46:29 | Weblog

加計学園問題で安倍内閣の支持率がガタガタ、岩盤規制を突破するのだと強弁しても世論は納得しない。
17日、18日のマスコミ各社の支持率と不支持率の調査結果は
日経 49%  42%
読売 49%  41%
朝日 41%  37%
共同 44.9% 43.1%
毎日 36%  44%
森友学園にしても、加計学園にしても安倍首相の取り巻きが関係しているため、利益供与の疑いがかけられ、頭から関係ないと否定しても当初怪文書と強弁した関係省庁のメールが次から次へ出てきた。既存のマスメディアも安倍派とアンチ安倍派に規定され、報道の自由度まで問題となった。週刊誌もここぞと取り上げ世論は納得しないという結果になっている。森友学園は昭江夫人が名誉校長を勤め、加計学園は安倍首相本人がかつて監事を務め、理事長とはゴルフをやるほどの友人関係にある。決済に圧力をかけた萩生田官房副長官もかつて浪人中加計学園関連大学で教鞭を取ってお世話になっている。下図参照

親密な関係にある組織に利益をもたらし、有利に働く国家政策を内閣官房が働きかけるなど常識では考えられない。途上国の政治では往々にして大統領や首相の親族が国家政策に則った事業をやってることが見受けられ、腐敗が指摘された。1強内閣では「李下に冠を正さず」と普通なら避けることが堂々と行われ、日本の政治のクリーン度は途上国並みになってしまった。

規制改革だとかどんなに良い政策でも、大きな金額(税金)が動く事業には時の政権に関連する企業や組織は除くべきだったのだ。

ことわざ事典より
李下に冠を正さず
「スモモ(李)の木の下で曲がった冠をかぶり直すと、スモモの実を盗んでいるのではないかと誤解を招く恐れがあることから、誤解を招くような行動はすべきではないといういましめ

以下の表は週刊朝日より

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昭和記念公園の紫陽花と花菖蒲

2017-06-20 18:12:24 | Weblog

立川口からふれあい橋を渡り、右へ入ると、サイクリング道路を見下ろすアナベルの谷、今年は咲くのが遅いようだ

池の東側紫陽花ロードを菖蒲園へと向かう、

花菖蒲とアナベル

鴨の親子が菖蒲園で雑草を食べていた、動画が載せられないので、YouTubeにアップした。

https://youtu.be/aAz1GxBB0lc

蓮と花菖蒲

 

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日本企業貯め込んで太りすぎ、解決策は?

2017-06-18 21:55:00 | Weblog
1970年代大企業の自己資本比率20%は良い方、電機産業などは15%前後、大きな借金を抱えながら、銀行の顔色を伺いながらの経営状態だった。高度成長で毎年背伸びして設備投資をしないと生き残れない時代だった。それでも毎年賃金は二桁の増加率、従業員は来年は必ず生活が良くなるとばかりにローンを組んで車やマンションを買った。
 
今日の日経では、自己資本比率、昨年度4割超えという見出しで「日本企業の体力が過去最高になった。株主から預かったお金である自己資本が総資産に占める比率は2016年度に初めて4割を超えた。破綻リスクが小さく財務が十分安定しているとされる水準だ。バブル崩壊やリーマン・ショックに翻弄されながらも日本企業は利益を稼ぎ、内部に積み上げてきた」とし、そのことは逆に資本効率が良くないとされ、外国人投資家からは敬遠されていると揶揄している。
 
貯め込んだ金を使いあぐねているとみなされ、投資家は配当を増やすか、自社株買いで資本金を減らし、自己資本比率を米国並みの30%程度に下げろと圧力をかける。一方日本経済の最大の課題は消費が出てこないことにあり、その要因は何故賃金が上がらないかという点にある。多くの専門家が「パートが増えたから」「パートを多く使うサービス業が巨大化」したなどと分析しているが、正規社員の賃金自体も増えても3%ぐらいだ。
 
要はリーマンショック後、従業員の賃金の増え方が少ないから企業が貯め込み、自己資本比率が40%にもなってしまった。自社株買いと同時に非正規、正規を問わず自己資本10%是正分を臨時ボーナスで支給したらどうだろうか。皆喜び、景気も良くなる。もちろん株価も上昇する。
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都議会の正常化へ新しい風を

2017-06-16 18:24:58 | Weblog
 
舛添知事辞任、最大の被害者は都民

先日のブログで触れたが策士策におぼれてついに辞任に追い込まれた。優秀な政治学者だっただけに先を読みすぎたのだろう。政治の世界ではうまく行くことも一般庶民の刹那的感情まで読めなかった......
 

石原慎太郎→猪瀨→舛添と都政を混乱させ、損害を与えてきた知事ども、それを支持してきた自民公明の与党、今回の都議選はひどい目に遭った都民による都議会浄化運動と言える。百条委員会で築地市場の移転問題を取り上げても都議会は免責されない。新銀行東京の負債はどうなったのか、贅沢な海外旅行の費用弁済はどうなったのか誰も責任をとろうとしない。

都議会は本来なら知事与党の議員は全員辞任すべきだ。その意味において、都民は今回の選挙では新しい議員を送り込み、新しい風を吹き込む必要がある。小池新知事が肩入れしている新党が過半を占めると1強の弊害があるなどと下村自民党都連会長が言っているが、「安倍1強内閣」をもじった冗談だと思ったが本気のようだ。民主主義とは駄目な政治を浄化する機能があるから、支持されている。小池新党が駄目なら次回の選挙で代えれば良い。これまでのボス支配に毒されてない新人議員なら自民党でも新しい風を吹き込める。

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昭島へのふるさと納税

2017-06-14 21:47:20 | Weblog
「昭島市からふるさと納税で寄付を」という広報が届いた。もちろん寄付をお願いする対象者は昭島市以外に住んでいる人だ。私の出身拝島中学の最後の同窓会を先日開催したが半分以上は昭島以外に住んでいるので、こうした方々に期待したい。先日八王子在住の昭島出身の方が高校生の奨学金ということで昭島市に5000万円も寄付し、基金を創った。このケースは歴史に残る破格の寄付だが、故郷納税寄付は1万円以上で、返礼品は「昭島の水」「けんちゃん餃子」「本藍染めハンカチ」などと友好都市岩手県岩泉町の「龍泉洞の水」「龍泉洞の化粧水」といったところ。
 
ふるさと納税の返礼品では和牛とか蟹とか高価なものが多い中、昭島の返礼品はちょっと寂しい気がする。昭島の売りは水道水自体が深層地下水なので昭島の水は解るが、この素晴らしい湧き水でわさびを栽培しているのだから昭島産わさびを付けたらどうだろうか?岩泉の名産に短角和牛とかヨーグルトがあるので昨年の洪水被害から立ち直ったらこうしたものを追加すれば昭島のふるさと納税も魅力が出て来るのだが。
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