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行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

女子プロゴルフ、パナソニックオープン、アイドル菅沼菜々が優勝

2025-05-05 10:35:32 | スポーツ
首位で出た菅沼菜々が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算10アンダーで優勝。約1年7か月ぶりとなるツアー通算3勝目をマークした。
ちょこんと座って待つ可愛らしい仕草で自他ともに許すアイドルも25歳、昨年は不調で写真集は出したが、出場29試合中16試合で予選落ち、不調でシード権も落とした。もちろん持病の「広場恐怖症」で公共機関を利用できないので出場試合には制限がある中であるが、本人だけで無くファンもショックだった。

前半、菅沼は8番パー3でホールインワンを記録した蛭田みな美に一時はトップの座を譲るが、9番パー5でバーディーを奪い、後半、11、12番で連続バーディーを奪い、菅沼は一気に優勝争いから抜け出した。ところが17番パー5は第2打がラフに入り、パットでも寄せきれずボギー。2位の大里桃子と1打差で迎えた18番パー3では第1打がグリーン奥大きくオーバーする大ピンチしかもドロップしたボールは潜った状態となったが、小技が上手く優勝経験者らしい落ち着いた第2打で約1メートルに寄せウイニングパットとなるパーパットを決めた。

菅沼は前週に国内男子ツアーの前澤杯に出場。「パットを順回転で打つことを意識していたら、ボールの転がりが良くなった」と復調のきっかけをつかんでいたという。
またもや「ゴルフはパットだ」で終わる。


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米女子プロゴルフメジャー、シェブロン選手権、西郷真央初優勝

2025-04-28 14:49:26 | スポーツ
2024年LPGA新人賞を取ったが優勝にもう一歩だった西郷真央が今季メジャー初戦、シェブロン選手権で5人によるプレーオフの末、初優勝を果たした。昨年7月にアムンディ・エビアン選手権を制した古江彩佳に続き、日本女子5人目(6度目)のメジャー制覇となった。

首位タイから出た西郷は16番ではボギーをたたき6アンダーで首位と2打差となった。最終18番、奥からのアプローチは3mに、スライスラインのバーディーパットを決め、通算7アンダーに並んでプレーオフとなった。

アリヤ・ジュタヌガン(タイ)、キム・ヒョージュ(韓国)、イン・ルオニン(中国)、リンディ・ダンカン(米国)という実力者たち5人によるプレーオフ(PO)となった。1ホール目、イーグルチャンスにつけたイン・ルオニン(中国)は上からの4mイーグルパットを外し、2mぐらいの返しのバーディパットも外した。ヒョージュは4m、ダンカンは3m、アリヤは2mのバーディパットを緊張のためか外し、西郷だけが1mのバーディパットを決めた。メジャーという圧力に負けなかった西郷だけが耐えた結果だ。

今回の優勝で西郷は優勝賞金120万ドル(約1億7000万円)を獲得。これにより、米ツアーでの生涯獲得賞金が300万ドル(約4億2000万円)を突破した。日本での生涯獲得賞金を2年目で上回った。.

日本勢の海外メジャー制覇は樋口久子(1977年)、渋野日向子(2019年)、笹生優花(21、24年)、古江彩佳(24年)に続く5人目の快挙。2年連続は初めてとなり、今回の西郷で5大メジャー全てを制した。

解説していたレジェンド岡本綾子は、土壇場で沈めた最終18番のパットを絶賛している。西郷自身も「この4日間で一番良いストロークができたと思います」優勝を手繰り寄せた一打、やはりゴルフはパットだ。




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女子プロゴルフ、KKT杯バンテリン・レディース、パットでつかんだ初優勝佐久間朱莉

2025-04-20 21:03:13 | スポーツ
昨年、メルセデス順位8位、2位が3回と優勝を目の前に涙をのんだ佐久間朱莉、首位と1打差でスタートし、5バーディー、ノーボギーで通算11アンダーとし、プロ5年目で、悲願の初優勝を遂げた。

佐久間は2番で4メートルを沈めるなど前半で4バーディーを奪い、10アンダーで単独首位で折り返した。しかし難しい後半はピンチの連続、小林夢果が10番、11番でバーディを取り、10アンダーとし追いつかれた。11番パー5ではティーショットがフェアウエーの中央にある木の真裏に止まる不運に見舞われ、何とかパーでしのいだ。13番、14番、ではグリーンを外すも5mのパーパットをねじ込み、16番パー3では3mに寄せバーディで11アンダ-としリードを2打差にした。難しい380ヤード17番ではグリーンを外したが、5メートルのパーパットを決め優勝の実感を手にした。
佐久間の勝因は5m以内のパットを全て決め、ノーボギーだったことが上げられる。

熊本出身の大里桃子は4アンダー7位からスタートし、地元ファンの大きな声援を受けながら順調にスコアを伸ばし、通算9アンダーで2位、小林夢果は佐久間と10アンダーの首位で並んで迎えた14番パー4、フェアウエーからの2打目がガードバンカーへ、そこからの脱出が大きくグリーンオーバーし、下りのグリーンで寄らず痛恨のダブルボギーとなり3位に終わった。

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女子プロゴルフ、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、ルーキーがんばる

2025-04-13 22:43:52 | スポーツ
1打差で単独トップに立っていたルーキーの中村心(19) 、最終18番、優勝を決める1.5mのパーパットを外し9アンダーに、そして安田祐香(24)、河本結(26)との3人によるプレーオフとなった。中村は精神的ダメージをひきづり、プレーオフ1ホールめで80cmのパーパットを外し脱落、初優勝の夢は絶たれた。

雨中の中、安田と河本はがっぷり、プレーオフ4ホール目、お互いに1打をバンカーに入れたが、そこから安田はピンに絡まる見事なショットでボギーの河本を制し、激闘に決着をつけた。

長い経験と苦労を積んだ安田の2勝めはルーキーにとって基調な経験となった。中村心だけで無く、同じルーキー入谷響も17番ホールでバーディを取り9アンダーにしながら、18番でパーパットを外し、プレーオフに加われなかった。2人とも最後のここぞというショートパットを緊張のあまり外している。しかし、ルーキーがここまで頑張る大会は珍しい。入谷の270ヤードドライバーは印象に残り、昨年の竹田を彷彿させ楽しみだ。

竹田と言えば、今大会では予想外の予選落ち、パットに原因があるようだ。1Rで、クロスハンドに替え、2Rでは元に戻している。気掛かりだ。

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女子国内ゴルフツアー アクサ・レディース、苦節15年工藤遥加が逆転優勝

2025-03-31 17:39:46 | スポーツ
米国ツアー組がいない大会で、チャンスとばかりに競った大会、久しぶりにベテラン勢が若手をおさえた。
工藤遥加(32)が1打差3位から出て5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算10アンダーで逆転してプロ15年目でツアー初優勝を飾った。プロ転向後4991日での初優勝はツアー史上2位の遅咲きとなった。

工藤は最終ラウンド、1打差を追いかけてスタート。50センチにつけた5番のバーディーで首位に並び、6番でも50センチにつけて連続バーディー。パー3の7番で4メートルを沈めて単独トップに立った。後半も10番で伸ばし、その後はアプローチ、パットでしのいで堅実にパーを並べた。最終18番は第3打をピンそば1メートルにつけ、このウィニングパットを沈め、待ちに待った初優勝。

また裏街道と呼ばれるインスタートのベテラン小祝さくらが7バーディ・ボギーなしの「65」をマークし、トータル8アンダーで2位に入った。5打差の29位から出て、ホールアウトした時点では1打差まで追い上げる猛チャージをみせた。優勝すれば裏街道からの大記録でこれも凄い。

初優勝を狙った若手は連戦2位の菅楓華は5アンダーで小林光希、佐久間朱莉とともに6位タイに終わった。

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国内女子プロゴルフ、Vポイント×SMBCレディス、グレードアップした吉田優利が圧勝

2025-03-24 18:06:30 | スポーツ
第2ラウンド64でまわり、最終日、2位に8打差の単独首位で出た吉田優利が通算13アンダーで2位菅楓華に9打差という圧勝だった。こんなに差がついた大会は珍しい。千葉・紫CCすみれC(6668ヤード、パー72)は距離もあり、グリーンも難しく名だたる選手も苦しんで、岩井千怜は3アンダーで3位タイ、岩井明愛は1アンダーで7位タイ、申ジエや小祝さくらはイーブンで10位といったところだ。そうした中、吉田優利の13アンダーが如何に凄いスコアかが判る。

吉田優利はドライバーもほとんどフェアウェイキープ、よせもパットも素晴らしく、唯一のミスは16番奥からのアプローチでダボをたたいた。昨年の米国での苦労した修行が吉田優利をグレードアップしたのか、これからの活躍が楽しみだ。

また、プロ2年目の19歳、菅楓華は通算4アンダーで、開幕戦から2試合連続で単独2位に入った。昨年の竹田のようにブレイクするかもしれない。最終ラウンド16.17番の難しいコースでボギーをたたいて1打差で追いすがる先輩達のプレッシャーにも動じづ、18番は落ち着いてパーパットを決めた。


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筋書きの無いドラマ、メジャーリーグ東京開幕戦

2025-03-20 16:01:54 | スポーツ
久しぶりにテレビにかじり付いてみたドジャース対カブス開幕戦、わざわざ太平洋を越えて東京ドームでやってくれた。しかも大谷、鈴木という強打者、山本、今永、そして新人佐々木という好投手陣の活躍が期待され、盛り上がった。

1回戦では今永、山本の先発投げ合いは見事だった。5回まで投げた山本が勝利投手、今永はドジャースを4回まで完全に押さえて交代したが、両投手とも喝采をあびた。ファンののぞみ通り、ドジャースは主力のベッツやフリーマンが欠場したが大谷の活躍でドジャースが勝利を収めた。

2回戦は更に興奮した。ドジャースはサービス精神旺盛で、新人佐々木を先発させた。どうなることか見てる方もドキドキ、顔面蒼白で緊張した佐々木は160キロの速球をなげ、うたれることは無かったが、コントロールが定まらず4球押し出しの1点を献上、4回で交替した。最後の打者を三振に取ったストライクゾーンへの投球は見事で、威力があるのだからストライクを堂々と取れば良いのだ。良い経験をした。
筋書きの無いドラマは大谷の1号ホームランでドジャースが連勝した。

特に注目したのは、審判の威厳有るジャッジで、正確さは抜群だったが、選手もクレームをつけるような様子はみじんにも見せなかった。

日本人選手の活躍は素晴らしかった。我が家では2回戦2打席凡退だった大谷が3打席目ではホームランだと早々に私が予告したらほんとにそうなり、この場面だけは筋書き通りだった。

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日本女子プロゴルフ黄金時代に

2025-03-10 16:54:42 | スポーツ
米国女子プロゴルフツアーブルーベイLPGA(中国・ジャンレイク・ブルーベイGC)、単独首位から出た竹田麗央が最終ラウンド8バーディー、ボギーなしの64で回り、通算17アンダーで米ツアー通算2勝目を挙げた。特に後半5バーディで一人旅、2位のミンジ・リー(オーストラリア)に6打差をつける圧勝。ツアーメンバーとして参戦5戦目の優勝は、日本勢で史上最速記録となった。飛距離とショットの正確さ、パットは3mぐらいは確実に入れるなど、LPGAのトッププレイヤーに駆け上がった。その結果、米女子ツアーの賞金ランクでトップに浮上した。米ツアーメンバーとして初優勝を果たすと同時に、同ツアー2勝目を挙げて、優勝賞金37万5000ドル(約5625万円)を獲得。今季の賞金総額が46万9372ドル(約7040万円)となり、米ツアー23勝のリディア・コ(ニュージーランド)に1万8248ドル(約273万)差をつけて首位となった。
3位には10アンダーの古江彩佳が、5位に西郷真央、8位に山下美夢有、畑岡奈紗とトップテンに日本人選手が5人も入り、日本女子プロの黄金時代到来が来たのではと期待が膨らむ。

一方国内女子プロゴルフ開幕戦、ダイキンオーキッドレディスは上記LPGAツアーにエントリーミスで出場出来なかった昨年大会覇者の岩井千怜が、逆転でツアー8勝目を挙げた。今大会の連覇は2015、16年のテレサ・ルー(台湾)以来2人目。

1打差2位から出た岩井千怜は後半、10番で6mのバーディーパットを沈めて追いつき、菅楓華と首位に並んだ。13番で菅がボギーをたたき、単独首位へ浮上。岩井は後半5バーディで終わってみれば2位とは4打差の圧勝だった。特に210mと難しい16番ショートホールではベタピンで他を圧倒し、ディフェンディングチャンピオンの強さを見せつけた。一時は首位にたった19歳ルーキー菅楓華は後半パットが乱れ、6アンダー2位タイに終わったが、身体も大きく、まだ飛距離は伸びるし大いに期待できる。

岩井千怜は3週前の欧州女子ツアー、サウジレディース国際では4位に入るなど、米国での活躍も期待でき、次戦竹田との対決も楽しみだ。


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HSBC女子世界選手権、古江彩佳惜しくも優勝逃す

2025-03-03 17:01:19 | スポーツ
米国女子ツアーHSBC女子世界選手権、(セントーサGC ・シンガポール)は世界ランキング3位のリディア・コー(ニュージーランド)が2位に4打差通算13アンダーで圧勝し、ツアー23勝目を挙げた。

古江彩佳は3日目の前半で首位に立ったこともあったが、後半シンガポール特有の蒸し暑さにショットが乱れ、3ボギーをたたき7位となり、最終ラウンド5打差からスタート、5バーディ、1ボギー「68」で回り、追い上げたが、通算9アンダーで2位を世界ランク2位のジーノ・ティティクル(タイ)とわけた。古江の弁「後半に崩れてしまうことが多かったので悔しい。今後学習できたら。いいラウンドができたので、続けていければ」

この大会は世界ランク上位者ら66人に絞られたエリートフィールドだけあって、勝負は寄せとパットで決まった。チャーリー・ハル(イングランド)、ギャビー・ロペス(メキシコ)、イム・ジンヒ(韓国)が通算7アンダー4位。前年覇者のハンナ・グリーン(オーストラリア)、キム・アリム(韓国)らが通算6アンダー7位で続いた。リディア・コをはじめこれら強者はショートゲームでほとんどピンに絡み、リディア・コは最終ホール難しいバンカーショットをなんなく寄せてパーで上がった。

西郷真央は「70」で通算5アンダー11位。畑岡奈紗も「70」で通算4アンダー14位。竹田麗央は「73」、山下美夢有は「74」で通算2アンダー21位。竹田はショットは問題なかったが、パットが悪く最終ラウンドでは35パットだった。因みに古江の最終ラウンドパット数は28,竹田とはこれだけで7打違う。ハイレベルの闘いではパット、パット


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あっぱれ照ノ富士よく頑張った

2025-01-17 00:01:02 | スポーツ

とうとう横綱照ノ富士が引退した。こんな劇的な根性を見せた力士はいない。照ノ富士は大関昇進後に膝の怪我や糖尿病、C型肝炎、腎臓結石などの次から次へと襲いかかる病魔で三役経験者として史上初めて序二段へ陥落した。ショックで普通なら引退だが、伊勢ヶ濱親方は素質を見ていたのだろう「まずは病気を治せ」と説得され現役続行を選んだ。ファンからの声援も後押ししたと本人は言っている。

病気を治してからは本人のど根性と努力ではい上がり、73代の横綱まで上り詰めた。幕の内の優勝は10回を数える。全力士の鑑となるだろう。
地獄を見た力士として酸いも甘いも経験したのだから、今後は良き師匠として若手を育ててもらいたい。よくやった照ノ富士!!

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