行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

ロシアのワイン

2019-07-30 18:46:54 | ワイン

今日のワイン会では、初めてロシアのワインを味わった。丸ビルにあるロシア料理店で開催、眼下には東京駅が見える。34度の炎天下さすがに人通りが少ない。珍しく閑散としている。

ロシアのワインが数種類あった。よく判らないので無難なカベルネソービニヨンを選んだ。2014年もので、香、味ともに期待以上で、皆さんOKのようだった。出されたロシア料理は挽肉料理やビーフストロガノフなのでこのワインぴったりだった。

ロシアで葡萄が採れるとは思えなかったが、黒海のタマン半島にあるワイナリー クバン・ビノで生産している。黒海のソチは避寒地で有名だから気候的には適しているのだろう。ロシア土着の品種、クラスノストップやサペラヴィの赤ワインにも力を入れているようで、次回は是非飲んで見たい。

クバン・ビノ、シャトータマーニャ、カベルネソービニヨンは2300円で市販(葡萄や)されている。結構いい値段している。

 

 

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世界経済は調整期に、不況は回避?

2019-07-28 18:09:16 | 経済
世界経済の1位と2位の大国の経済戦争、イラン核合意の離脱等、トランプ大統領はこれでもかこれでもかと世界経済を攪乱してきた2年半、それに英国のEU離脱などが加わり、世界経済はどうなるのか?IMFの改訂予想が23日発表され、2019年は3.2%と前回予想より0.1%の下回りで留まり、来年は3.5%と回復予想だ。
 
グローバル化が進み、世界経済は何とか持っているという感じだ。もちろん米国と中国の間の経済的衝突は、世界貿易システムのバランスを崩している。中国の年間約1兆ドルの製造品貿易の年間黒字はの半分は米国から稼いでいるが、それが4000億ドルも減少している。一方米国の対中輸出は今年上半期に8.5%減少した。

24日までに開示された中国約1700社の2019年1~6月期の純利益見込みは前年同期比2%増にとどまった。世界の他の国々の中国への輸出はわずか2.1%増だ。
日本でも中国銘柄といわれる日本電産は24日、2019年4~6月期の連結決算を発表し、営業利益は279億円と前年同期に比べて39%減った。売上高は3%減の3608億円、純利益は91%減の34億円だった。中国景気の低迷などを受けて、家電や産業用のモーターが不調だった。
 
一方、漁夫の利を受ける国々もあり、1~5月中国が米国輸出を11.8%減らしているが、ベトナム、台湾、インドなど、米国への輸出を32.1%、22.47%、11.5%と二桁増やしている。大豆の輸出大国ブラジルは米国から中国向けの大豆輸出が減少し、その分中国向けに増えている。
グローバル経済は結構したたかで不況になるのを何とか防いでいる。但し、調整に時間が掛かり、IMFの楽観予想どおりになるか心配だ。
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最低賃金の影響力が大きくなった

2019-07-26 18:44:57 | 労働
時代が変わったのだと思わせる記事が先日報道された。「東京の時給分布を見ると、07年には前年度の最低賃金719円に近い時給800円未満の人は7万2000人にすぎなかった。10年後の17年。前年度の最低(932円)に近い時給1000円未満の人は27万5000人と、4倍近くになった。最低賃金が上がるのにつれ、「壁」に張りつく人が増えている」記事では最賃が底上げされ、最賃適用者が増えていることを壁に張り付いたと表現しているが、最賃の影響力が大きくなったのだ。
 
1990年代、産業別最賃など上げても影響を受ける人は10%前後だったと記憶している。産別最賃より低い最賃は上げても影響を受ける人はパート、アルバイトなど少数だった。最近では全国レベルで最賃の影響力は13.8%になった。非正規労働者が増え、4割近くを占めるとなると、俄然最賃の影響力が大きくなった訳だ。生産性を上げるためにも最賃を上げろという専門家(デービッド・アトキンソン氏)が注目を集めている。最賃が経済政策の重要項目に入ってきたと言える。私はこのブログでは欧米と比較して日本の最賃の低さを問題視してきたが、最賃をテコに生産性を上げる工夫をと経営者に迫っている。
 
ここへ来てもう一つの時代の変化は外国人労働者の導入促進策で、見習い、教習生も全て最賃が適用されるので影響力は益々大きくなるだろう。最低賃金審議会の動向を見ると、今年も3%増と一般の賃金増2%台より上げ幅は大きくなる。内閣の方針も1000円を目指すということなので、中小企業や小売り、サービス業などはそれを前提に省力化投資増など、工夫が必要だ。基本は従業員教育で一人ひとりのマンパワーアップが要諦だ。最近の日本企業は教育不足が指摘されている。働け、早くしろといったかけ声だけでは空回りするだけ
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昭島市の暴挙には呆れるばかり、本日も街路樹虐採

2019-07-24 16:17:26 | 散歩
昭島市から市長への手紙をという案内が来たので以下のような手紙を5月30日に書いた。
「以前にも街路樹(江戸街道、松中どおり、つつじが丘)が無残に切られて市長への手紙を書いたが、今回は花のハナミズキ通りです。春にはピンクや白の花を咲かせ、冬には赤い実が美しいハナミズキ通りでした。グリーンハウス効果を無視している行政は反省すべきです。昭島のハナミズキ通り、ホテル昭和館の北側は玉川上水まで無残に伐採され、南側の残されたハナミズキは見事に咲いていた。
先達が緑の昭島をうたい植えたせっかくの並木道もでくの坊街道になってしまった。昭島市は何を考えているのだろうか?緑の昭島は止めたのか?」

そうしたら
ほんとに市長が私の手紙を読んだか確かめてないが、市から自動車販売企業の要請でハナミズキの木を伐採したという回答でした。道路法第30条、道路構造令第12条に準拠しているとの趣旨だった。

これに対し、6月23日、再度市長宛に手紙を書いた
「私もこの都条例の範囲内の伐採なら昭島の緑は守られると思いますが、市のやっている伐採は景観や市民をまもるという観点から逸脱しており、是非道路法第30条、道路構造令第12条の範囲内で行って下さい。特に酷暑に向かう折、歩道内は2.5mの枝を必ず残して下さい。
先日もバス停や交差点での丸坊主伐採が見られ、市民を酷暑にさらすことになり、到底、容認できません。景観もひどいものです。外国ではこのようなことはありません。欧州の散歩道は快適だし、南京やペナンのような途上国でも街路樹を大切にし、暑さから市民を守っています。木を丸坊主するような行為は地球環境に対する犯罪行為とも言えます。昭島を真に愛するなら市民が夏でも散歩の出来る歩道にしていただきたく、要望します」

返事が今時点、来ない。その替わり本日、交通渋滞を起こしつつ実行されたのが松中通り完ぺきな虐採でした。
 
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参議院選挙投票率低く残念!民主主義の危機だ

2019-07-22 22:32:46 | 政治
スーパーに事前投票所を設けたりしたが、投票率が半分にも満たず、民主主義の危機と言える結果になった。しかし、与野党にその危機感が無いのが残念だ。与党が過半数を取ったが、憲法改正発議に必要な3分の2を割った。自民党も6名定数を増やし、候補者を増やしたが比例での得票数は減らし、全有権者の17%しか獲得できなかった。組織力の強い公明党も得票数は減った。それでも議員数では過半数が取れた。それにも拘わらず、安倍首相の態度は傲慢そのもの、憲法改正への民意だとトランプ並みのフェイクだ。辺野古の沖縄、イージス・アショアの秋田では与党候補は負けた。今一番近い民意だが、それには全く触れない。マスコミもあまり報道しないのはどういうことか?
 
女性議員が全国で当選したのは唯一の収穫だ。また、新潟のように質の悪い現職が落ちたのは浄化装置が働いたとも言える。
 
野党共闘では、各党の利害関係があるが、共闘がなければ全滅していたことを考えると成功したのではないか。大分で見られるように、組織力のある連合がもっと前に出ないとダメで、かつて山岸連合会長や鷲尾連合会長が野党共闘の音頭を取ったようには行かないまでも支持政党で異なる組合間の調整を取る必要がある。年金問題などは当に組合員の関心のあるところで、政策共闘から始めることだ。いずれにせよ神津連合会長のリーダーシップが大きな鍵を握る。
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領の思惑通りの展開か?

2019-07-20 21:21:34 | 政治
2月13日のブログで次のように書いた。
この1年、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の行動を見てると、まさに異常な反日シフトと見ざるを得ない。私が確信したのは先月、24日未明、朴槿恵(パク・クネ)前政権時代に韓国大法院(最高裁)が上告審で元徴用工訴訟の確定判決を出すのを遅らせるのに関与したとして、梁承泰(ヤン・スンテ)前最高裁長官を逮捕したというニュースだ。ムン・ジェイン大統領は当選するや、ヤン・スンテ最高長官を更迭し、地方判事の無名の現最高裁長官を任命、そして、筋書き通り?の日本企業への元徴用工倍賞判決、日韓間の政府間協約など歯牙にも掛けないで、「日本は謙虚になれ」との発言。中略 何が狙いなのかしっかりと分析をした上で、対応が必要だ。民間では観光面で拡大し良い関係が出来てきたが、そんなことは無視している韓国政府の意図が気になる。当面政治面では反日大統領がいなくなるまで交流関係を凍結するのが妥当だ。
 
そして7月に入り、ムン・ジェイン大統領の狙いが見えてきた。
経済産業省が7月1日に出した「大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて」という発表で、日韓関係を「信頼関係が著しく損なわれたと言わざるを得ない状況」とし、また「大韓民国に関連する輸出管理をめぐり不適切な事案が発生した」ことから、制度運用を見直すとした。具体的には、(1)2005年から韓国をホワイト国リストに載せたが、削除する政令改正の手続きを開始、(2)7月4日からフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の韓国向け輸出を包括輸出許可制度の対象から外し、個別に輸出許可申請を求め審査を行う。との日本政府のアクションだ。
 
これは、韓国の経済をになうサムソン、現代電子、LG電子等半導体企業に大きなインパクトを与えた。政府間紛争が民間のビジネスに及びだしたのだ。モンジェイン大統領は機敏に行動し、財閥トップ、与野党の党首らと日本への対応を協議。「この状況が長期化する可能性を排除できない、全国民一致して対応を」と発言したと、報道されてる。これに呼応して、日本製品不買運動がソウルで始まった。
自分だけが反日では具合悪いので、野党も含め政財官、国民が一致して反日になることを狙っているのがはっきりしてきた。訪日観光客が増えていることを苦々しく思っていたムン・ジェイン大統領としては訪日自粛も期待しているだろう。これも思惑どおり、自粛運動が始まったようだ。
 
日本政府としては韓国をホワイトリストに載せたのが誤りだった。韓国民間企業が被害を被り、ムン・ジェイン大統領下では経営に支障が出るところまで、追い込まざるを得ない状況となった。
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そして大関がいなくなった、大相撲名古屋場所

2019-07-18 22:55:11 | スポーツ
次から次と大関が休場、大関が1人もいない場所とは?寂しい場所となり、横綱の相手が連日誰になるか、まるでクイズだ。幕尻にいる2敗で頑張っている照強を白鵬に当てたら等と言う冗談?も飛び出している。それでも木戸銭返せという客はいないから相撲協会は救われている。それにしてもつまらない場所となった。
 
若手の活躍が救いになるのだが、期待の前回優勝した朝乃山、阿炎は沈没、中堅で大関候補の御嶽海、正代も強いときと弱いときがはっきりし、優勝候補からは早々に脱落、優勝の記憶がある年寄りの玉鷲も大きく負け越し、怪我で休場した貴景勝、栃ノ心の強い大関が懐かしいかぎりだ。
 
以前にもブログで提案したが、相撲協会も元の4場所制に戻すことも含め、抜本的な対策を考えるべきだ。6場所制を維持するのであれば、公傷制度を拡充し、力士の回復を待ってから出場させる必要がある。6場所だと、負傷を完治しないで出ようとする。それが大関がいなくなった原因だ。2人の横綱も万善の体とは言えず、ハラハラしてみている。このままでは横綱、大関がいなくなる場所も出て来るのではないか。

また、専門トレーナーを各部屋に多数配置し、力士の健康管理や基礎体力作りを任せることが必須だ。力士の個人個人の努力を期待したり、頑張れ精神論だけでは負傷欠場がこれからも続出するだろう。
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昭和記念公園、なごりの紫陽花とダリア

2019-07-16 13:03:27 | 散歩

今年の梅雨は長く、日照時間は短く、5月の連休以来公園には行かなかった。入場パスポートの更新もあり、久しぶりに散歩した。このパスポートどこの国営公園でも通用することになったと案内があった。

紫陽花はなごりの美しさを見せ、ひっそりと咲いていた

 

小さなダリアの庭が登場した。それぞれのネーミングがおもしろい

西立川口付近の百合

 

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税金を食べる怪獣参議院議員

2019-07-14 18:11:12 | 政治
 
参議院6増は、新ゲリマンダリング

財政再建は延期に延期、消費増税は避けられないとしている与党自民公明、にも拘わらず気が狂ったとしか思えない参議院定員増だ。その原因は当に自民党の以下の都合による。三年前、1票の格差を......
 

新ゲリマンダリングの下、参議院選挙が始まった。与党は定数増については全く触れない。1年前に決めたので国民は忘れてるだろうとほおかむりを決め込んでいる。しかも、安倍首相はコンクリートをどんどん使う公共投資を増やすと地方票を狙って発言しだした。それをやり出したら国民負担増は明らかなのに、それには触れない。投票日まであと1週間、新ゲリマンダリングで当選する税金を食べる怪獣参議院議員を防ぐことは有権者はできない。衆議院とは異なる参議院の原点(注)を考え、日本の将来をほんとに託せるかという基準で候補者を選んでほしい。

注、参議院の原点は、衆議院だけだと政党政治の弊害たる多数党の横暴、腐敗、党利党略等生じる恐れがあり、それのチェック機能も含め国家、国民のマクロ的立場から政治機能を果たすのが役割とされてきた。 県の代表や地域の代表といった役割は本来はないはずだ。

 

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バルト3国のお土産

2019-07-12 23:19:24 | 海外
帰国して各種お土産を試してみた。フィンランドのムーミン印コーヒーはクルーズ船の中で買って、すぐ飲んでしまい、これといった特徴はなかった。特にお薦めは次の2品と思える。
バルト3国は南へ行くほど物価が安いと聞いて、リトアニアのスーパーで土産を調達した。イタリアのパルミジャー・レッジャーノと同じ味と聞いて、地元産のバイキング印を3.9ユーロ、味わってみると、パルミジャーノより濃厚で赤ワインにぴったりだ。値段はイタリアものの半額以下

蜂蜜も驚くほど安い。菩提樹の蜂蜜を探したがなく、2〜4ユーロで2つほど買った。日本だと3000円ぐらいの量だ。安いので心配した。毎日食べたが、どろとして、低温だとすぐ固まりそうだ。品質は申し分ない。
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