行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

女子プロゴルフ、楽天スーパーレディース、20アンダーでも優勝出来ず

2023-07-30 21:52:27 | スポーツ

兵庫県での灼熱地獄での闘い、数名の熱中症でのリタイア、この時期北海道か高度1000m以上で開催してもらいたい。男子のメジャー日本プロ選手権は北海道で開催した。

ショット・パット好調の鈴木愛が最終日2打差を付けてスタート、同伴者は桜井心那、イ・ミニョン、この二人、鈴木以上にショット・パットが冴えて、10~20mのロングパットが決まり、それぞれ前半で4バーディとし、2バーディの鈴木を追い上げ、桜井は首位に並んで後半へ、こうなるとボギーをたたいたらお終い。鈴木は14番で痛恨のボギー、桜井は2バーディ、イ・ミニョンは3バーディで桜井は通算21アンダー、イ・ミニョンは20アンダー、鈴木は19アンダーとなった。20アンダーでも優勝出来ない凄いハイレベルの結果となった。

桜井心那(19)はドライバーで270ヤードの飛距離、その上、この試合ではショットメーカーの技を見せ、パットは最終日12ホールワンパットで、計24パットだった。ゴルフが実にやさしく見え、ボギーなしの6バーディーで回り、今季2勝目を挙げた。山下美夢有のライバルとなりそう。

男子のプロ選手権は首位スタートの平田が、金谷、中島、蝉川を抑え、メジャー初優勝を遂げ、賞金3000万円を獲得した。初日から首位の平田憲聖が5バーディー、4ボギーの71で回って通算11アンダーとし、ツアー通算2勝目。22歳246日でのメジャー制覇は戦後最年少記録となり、4日間首位の完全優勝は11年ぶり8人目の偉業。こちらも若手が躍動し、不人気の男子プロゴルフが復活するか???

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最低賃金、30年ぶりの上げ幅、景気下支え

2023-07-29 17:59:39 | 労働

厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会は28日、最低賃金(時給)を全国加重平均で41円(4・3%)引き上げて1002円とする目安をまとめた。過去最大の引き上げ額となる。岸田政権が景気対策の一環とした政府目標1000円を超えた。6月の消費者物価が3.3%と物価高で家計が厳しくなっていることから4%以上の引き上げは必須だった。

マスコミ報道で1000円が踊っていることから全国で1000円上がると勘違いするむきもあるが、目安は47都道府県を経済情勢に応じて分けたA~Cのランクごとに示し、今回は41~39円で、昨年1000円以上になっている東京、大阪、神奈川に加え、今年は新たに埼玉、千葉、京都、愛知、兵庫が1000円以上になる。10月に目安を参考に各都道府県の地方最低賃金審議会で実際の引き上げ額を決める。

最低賃金が大幅に引き上げられると、影響する労働者は増加し、2割以上の時給労働者の賃金が4%以上上がり、消費の落ち込みを支えると政府は期待している。

世界的に見てこれでようやく韓国に追いついたが、欧州では1600円~1700円、米国カリフォルニア州では2000円とかなり差がある。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ検証、東京都の1医療機関あたりの感染者は前週の1.1倍「9.35人」5週連続で増加

2023-07-27 22:52:09 | 災害

連絡がしばらく無かった知人から「コロナに罹った。自宅療養してたが、介護していた母親にも感染し、母親はようやく退院した」とのメールが入った。「通院していた病院には結構コロナ感染者が来ている」との情報で調べてみたら以下のごとく油断の出来ないレベルにまで来ている。何故かマスコミはきちんと報道してない。

東京都は23日までの1週間で、新型コロナウイルスの患者が1医療機関あたり「9.35人」だったと発表した。前の週と比べると1.1倍で、5週連続で増加している。都によりと、今月17日から23日までの1定点医療機関あたりの患者報告数は「9.35人」で、前の週の「8.25人」から1.1倍増加し、5週連続。

専門家は「増加傾向が見られており、高齢者などのリスクが高い人への感染拡大に注意が必要」と分析している。また、24日時点の入院患者数は1554人で、前の週の1333人から増加した。専門家は入院患者についても「引き続き増加しており、注視の必要がある」としている。

引き続き、電車、バス内、人混みの中ではマスク着用、帰宅したら手の消毒が必要だ。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人の働き方に変化のきざし

2023-07-25 16:02:38 | 労働

最近の各種調査によると日本人の働き方に変化が見られる。やはり少子高齢化による働き手の不足が背景にある。就業構造基本調査によると、特に女性の有業比率が25歳~39歳で8割を超え、有業比率だけを見ると世界のトップ水準となった。かつては「寿退職」という言葉があったが、今や死語で29代後半から30代にかけて有業比率が低下するいわゆるM字型カーブは無くなった。しかし育児離職(女性141000人)、介護離職(女性80000人)では圧倒的に女性が多く、まだ課題は多い。

もう一方の高齢者、この10年順調に有業比率は増加しており、60代で5割、70代で3割を上回った。厚労省の調査では自立して生活出来る「健康寿命」は女性で75.38歳、男性72.68歳と延びており、有業比率の増加の背景といえる。企業の方も労働力不足対策(40年には1100万人不足-リクルートワークス)として60代社員の現役並み処遇にという動きも活発だ。定年を65~70歳まで引き上げると同時に処遇も改善する動きだ。

以前岸田政権が上場企業の女性役員比率を上げるよう経団連に要請したとブログで紹介したが、最近の報道では女性役員比率の高い企業ほどPBR(株価が1株当たり純資産に対して何倍まで買われているかを示したもの)が高いとされ、ディズニーランドを経営するオリエンタルランドの女性役員比率が16%と高く、PBRは11倍と高株価と紹介されている。女性の有業比率を高めると同時に非正社員→正社員化といった質も高めることが求められている。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女子ゴルフツアー、大東建託・いい部屋ネットレディス、黄金世代から初優勝

2023-07-23 21:48:17 | スポーツ

黄金世代とは良く言ったもので、全英女子オープンを制覇した渋野日向子をはじめ、すでに9回優勝している小祝さくらなど稼ぎまくっているかに思えたが、長い眠りが覚めたように小滝水音が13番目にようやく優勝をつかんだ。最終日は23日、前日サスペンデッドとなった第3ラウンドの残りが行われ、首位で出た25歳の小滝水音がショット、パットともに好調で7バーディー、1ボギーの66でスコアを6つ伸ばし、通算18アンダーでツアー初優勝となった。

前回は小祝が優勝しており、黄金世代が2回連続制覇を遂げ、常勝山下美夢有、岩井ツインズを抑え、復活を見せた。2位は2打差で吉田優利と小祝さくら、小祝は連続優勝を逃したが最終日8バーディ64と追い上げ、小滝を脅かした。岩井明愛が3打差で4位、山下美夢有、仁井優花、リ・ハナ(韓国)が4打差で5位だった。と僅差で、順調に4ラウンドが行われたらどうなっていたかわからない。

山下、岩井ツインズが好調な小祝、小滝にリベンジを果たすか、後半の女子ゴルフは海外メジャーエビアンオープン、全英女子オープンも迫っており、目が離せない。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太平洋クラブ、御殿場コースのピザ

2023-07-21 22:48:55 | スポーツ
 
対称的な英日ゴルフコース

今日は武蔵カントリークラブでコンペ、初めてのコースで手入れの行き届いた緑の芝と松林の美しさに感動、それにしても同じゴルフコースで先週のセントアンドリュースの荒涼たる風景とあま......
 

今夏のロータリークラブのコンペは、太平洋クラブ御殿場コース、標高が高く東京の暑さとは違い、快適なゴルフが出来た。しかしスコアは散々でブービー賞という結果、ここでは何回かプレーしたが、これまでと大きく違うのは隣接する自衛隊の射撃訓練の激しさだった。最近では3年前にプレーしたがせいぜい時々聞こえる大砲のドンという音だった。今回はひっきりなしに大砲と機銃の連続音で、戦場のゴルフ場という感じだった。

ゴルフコースの状態は良く、美しい松林は巨木がびっしり、午後曇ってくると幽玄さが漂う。18番ホールの名物池とグリーンを眺めながらのランチの楽しみはピザだ。いつも食べていたマルゲリータでなく、今日はカマンベールとベーコンのピザで生地は注文してから作るのか同伴者の食事が終わる頃に出てきた。ローマ風の生地は期待どおりの美味しさでスコアのことを忘れてしまった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小鴨の成長

2023-07-20 18:17:27 | 昭島

昭島市民会館の池に来てから20日になる。今日の小鴨はかなり大きくなっている。

7月1日と本日20日の比較

 

5月の例だと2週間で多摩川に引っ越したが、今回の鴨は20日経っても動こうとしない。最初のつがいの鴨とは違うつがいの鴨が池に居座り、親鴨は追い出されている状態が結構有り、落ち着かない。写真の丸い穴に市民会館の職員が餌をあげているのでここにいれば安心だと、居座っているのかもしれない。ひょっとしてここから巣立つことになるのかも

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界水泳大会、シンクロ混合デュエットで初快挙 佐藤友花・陽太郎組が金

2023-07-17 15:20:27 | スポーツ

勉強不足というか世の中にシンクロ、これもアーティスティックスイミング(AS)と変わっていて、混合デュエットがあることを知らず、昨日のスポーツニュースを見てびっくり。

息の合ったまさにシンクロした凄い演技に更にビックリ、アーティスティックスイミング(AS)の混合デュエットテクニカルルーティン(TR)決勝で、佐藤友花(21)佐藤陽太郎(18)の兄妹ペアが255・5066点で金メダルを獲得したシーンに感激した。この種目のは15年大会から採用され、日本勢の優勝は初となった。

驚きの要因は先ず思い込みだった。アーティスティックスイミング(AS)にまさか男子が参加しているとは思わなかった。男子として日本AS界初の金を手にした佐藤陽太郎は19年冬に姉の友花がコーチに直談判して20年からペアを結成というから、3年目にしての快挙だ。

スポーツニュースによると、技の成功が認められず最低評価となるベースマーク(BM)が1つもない安定した演技を披露。227・7200点で4位通過した予選から大きく得点を伸ばした。昨年ブダベスト大会でTRとフリールーティン(FR)でともに銀メダルを獲得。今大会は昨年優勝のイタリア人ペアが故障で欠場しており、優勝候補の本命だった。予選はBMが1つあったが、修正に成功。スコアを確認すると、そろって手で顔を覆い涙。歓喜を表現する仕草も演技中と同様にシンクロしていた。週末からは競泳も始まり、幸先が良い。

会場の福岡市は主要ホテルはほぼ満室で、盛り上がっているが、コロナ禍で離職した従業員が戻らず、人手不足に陥っていることもあり、「8割稼働」のホテルも多く「チャンスを生かせない」と嘆くホテルもあるようだ。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフレに脆弱な日本の資産管理

2023-07-15 18:29:31 | 年金生活者

野村アセットマネジメントが6日に公表した「金融教育に関する意識調査2023」によると、現在投資をしていない人のうち、「どんなことがあっても投資はしない」と答えた人の割合が3割強にのぼることがわかった。同調査では、全国の20~69歳の1万664人を対象に2023年3月7~10日インターネットでアンケートを実施した。

3~4%の消費者物価が上昇中の中、デフレマインドが染みついたのかこれでは日本人の生活はどうなるのだろうか?
「あなたは現在どのような商品に投資してますか」という問いに、最も多いのは年金・生命保険で26%、国内株式・投資信託・ETFが28%、持ち株会6%、外国株式5%、ファンドラップ2%、外貨預金4%、国内債券4%、不動産投資、暗号資産、FX、外国債券が各2%と回答、当てはまるものが無い(投資をしてない)が53%と半数以上を占めている。殆どが預金なのだろう。年齢階層で見てみると、20~29歳では62%と金融にはまだ関心がないのはわかるが、60~69歳の最も資産管理で老後の運用を考えなければならない層でも50%、半分がインフレ対策無しという状況だ。

投資をしていない人に「どのような条件がそろったら投資を始めたいと思いますか」と質問したところ、最も回答割合が多かったのは「どんなことがあっても投資はしない」の31%。このうち、年代別では60代の40%が最も多かった。投資を始める条件では「絶対に損をしなければ」が29%、「給与・所得が増えたら」が24%、「少額で投資可能だったら」が17%と続いた。長い人生、投資をしないままだと日に日に資産が目減りするのでこちらの方がリスクが大きい。60代の4割がリスクにさらされ、老後はどうなるのだろうか?

Amazon電子書籍から「年金生活者のマネー運用-人生を豊かに」を2年前に刊行したので、参考にしてほしい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昭島公民館の池、2回目の鴨の親子苦難

2023-07-13 17:54:26 | 昭島

1日に、新しい鴨の親子がやって来たと書いた。その前に、鴨のつがいが日向ぼっこをしていたのでそのつがいの子供かとも思った。が、全く違う鴨の親子だったことが判明、同居しているではないか、ところが先に来ていたつがいが執拗に鴨の親子に出て行けと襲いかかる。幸い小鴨には何もせず母親鴨を襲い池から追い出す。小鴨はウロウロと池の中でバラバラになっている。

母親鴨はやや若く、つがいの鴨より一回り小さい。抵抗は一切しない。母親鴨は追い出されそれでも小鴨が心配なのか池のまわりから離れない。つがいの鴨が飛び去るのを待っている。そうしたことが1週間は続いただろうか。

本日、訪れたら、つがいの鴨と鴨の親子が同居していた。つがいの鴨と示談が成立したのだろうか、周囲の見物人はハラハラしながら見ている。そろそろ2週間になる。小鴨は元気よく育っているので、また多摩川へ旅立つ日も迫っている。

第1回目の鴨の親子はテレビ取材があったので、我が家の前を通り、多摩川に行くまで記録が放送されるとのこと、放送日は15日、19時より日本テレビ「嗚呼!皆の動物園」

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする