お酒は楽しく飲むもので、まして他人に迷惑をかけてはお酒に失礼に当たる。日本は昔から花見酒に象徴されるように室外での飲酒が許されてきた。その伝統を守るためにも一定のルールを条例で定めることには賛成だ。
米国やカナダでは州によって室外での飲酒を禁酒している。欧州諸国はワインの文化があるが、街中路上での飲酒は制限している国が多い。ニュージーランドでは花見酒もだめと旅行したときに言われた。タヒチに行った時、夜のマルシェで食事をしたときも禁酒でジュースを飲みながら食事をした経験がある。伝統的な事情があってそうしたことになっているようだ。日本でも公園やビーチでの屋外禁酒を定めている自治体もある。
これからは神戸摩耶山山頂や高尾山山頂でのビアガーデンも開店し、夜景を見ながらビールを楽しめる。そうした文化を守るためにも一定の制限は必要だ。