行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

古賀連合スタート

2009-10-09 23:08:57 | Weblog
昨日鳩山首相を迎えて開会した連合大会、本日は古賀伸明事務局長が連合の会長に選出された。古賀さんは連合に来る前は松下労組(現パナソニック労組)委員長、電機連合委員長を努め経験豊富だけでなく、左右のイデオロギーがまだ残っている難しい連合構成産別労組を事務局長としてまとめ上げてきた。その柔軟な手腕は今後とも期待できる。

連合は結成20周年を迎え、午後から新体制のお披露目を兼ね、パーティを開催したが、時あたかも政権交代、パナソニック労組出身の平野官房長官をはじめ多くの閣僚が駆けつけた。来賓代表で菅直人副総理が「政府代表と呼ばれてもまだぴんと来ない」といいながらもこれまでにない政府批判抜き(当然か?)の祝辞を述べた。

私を含め多くのOBやマスコミ記者OBも招待され、これまでの連合のパーティとは違う雰囲気だと語っていた。ようやく労働者が支持する政権ができ、期待感と喜びで誰もがにこにこしていた。

しかし、明日からの現実は厳しい、連合の中ではすでに自治労からは公務員改革へ、CO2の排出量25%削減には基幹労連や電力総連などから注文がついている。現実を直視するという古賀新会長の舵取りに期待したいところだ。産別労組のエゴととられると一般国民からの批判も出てくる。透明なわかりやすい議論を公明正大にやって貰いたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする