行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

肝を冷やした大手セキュリティソフト企業、クラウドストライクの事故

2024-07-23 14:25:27 | 技術
現在のネット社会では、セキュリティソフトは不可欠で、毎日個人情報が流出している状況や詐欺メール事故が頻繁に起きる状況では個人でもセキュリティソフトを入れておかないと不安だ。セキュリティソフトはいつも最新の状態にしておかなないといけない。公共財のようなものだ。その更新の時にクラウドストライクはミスをして、850万台(マイクロソフト推計)のコンピュータシステムをダウンさせた。

飛行機、鉄道など交通系のシステムダウンは事故につながるので肝を冷やしたことだろう。通信システムがダウンすれば、飛んでる飛行機はどう着陸すれば良いのか?幸いそうしたケースはなかったようだが、飛べない飛行機が空港であふれてしまった。

損害は10億ドルをくだらないと推定され、この金額クラウドストライク年間売り上げの4分の一にもなるとして、株価は13%の大幅ダウン。これから損害賠償の訴訟が世界中で起こることになるだろう。


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