行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

消費税改革へのヒント

2009-10-24 13:56:51 | Weblog
セザンヌのアトリエのあるエクサンプロバンスに移動、太陽はまぶしいくらいだが、ミラボー通りのブラタナス並木は色づいている。

食品を買いにスーパーに寄った。レジ係りは買い物をレジにうち、その買い物をお客が袋に入れてから現金なりカードで払う。その間、レジ係りは手持ちぶさたで待っている。時間がかかり並ぶことになる。

しかし感心したのはレジ係りは立ち作業でなく椅子に座っている。腰痛対策にはこれが良いのだが、日本では効率を考えなかなか実行されない。アジアの日系工場で立ち作業が原因で争議が起きたことを思い出した。

食品の値段は安い。その秘密は消費税が安いからだ。日本ではヨーロッパは消費税が高いと政治家やエコノミストが喧伝しているけど、正確ではない。

フランスでは消費税は四段階になっていて食品は3パーセントくらい、次がビールなど5.5.次が11パーセント、耐久財が最も高くて20パーセント弱だ。格差社会に入りつつある日本の消費税改革に参考なる。
コメント
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