早春の花、カタクリやイワウチワなどが、そろそろ咲き始める頃と思い
友人を誘って八溝山系の花瓶山周辺を歩いてきました。
二年前に知り、一度も訪れたことがない地域でしたので
興味があって、初めて訪れてみると
周辺の山里の雰囲気がとても良く、山には花が踏みつけてしまうほど
多く咲いていましたので、とても気に入って再び訪ねてみました。
都心からは少し遠いだけに、豊かな里山を歩くことができます。
常磐自動車道の那珂インターで下りて、久慈川に沿って北上します。
インターから登山口までは、1時間30分は掛かりましたが、
桜が咲き始め、楽しい運転でした。
登山口周辺の狭い林道は林業の木材を運搬するトラックが出入り
しますので路肩に止めることは出来ません。
私は早い時間でしたので、林道を入り、何とか止めることが
できましたが、以前に止めた場所には重機が止まっていたため
スペースは2台くらいしか止めることができませんでした。
また、林道も荒れていて、私の普通車で何とか行けましたが
途中で作業のトラックと出合ってしまうと、かなり苦労してバックしなければならないので注意が必要です。
休日には作業も休みだと思いますが、林道に入る手前の広い県道には
スペースも多く、歩いても、たいした距離ではありませんので
周辺に止めて歩いた方が安心かもしれません。
早朝のヒンヤリとした空気の中、沢に沿って林道を歩くと
カタクリやキクザキイチゲなどは、まだ目覚めていません。
今日は天気も良く、気温も上がるので、尾根に着く頃には
太陽も登り、花も開いてくれると思います。
この周辺は林業が盛んで、周辺の様子も二年前と比べると
変わっていました。
法面から水が流れてくる湿った所には、ハナネコノメが
咲き残っていました。
尾根に到着すると陽射しの良い所に咲くカタクリは見頃を迎えていました。
全体から見ると、半分くらい咲いている感じです。
山頂から尾根沿いに向山に向かいます。
西側に延びる道に進みます。
少し不明瞭で頼りない場所もありますが
、テープが随所にあるので尾根を外さないように
歩けば大丈夫です。
しばらく歩くと、再びカタクリの群落が何度も現れます。
木陰の株も咲き始める。
カタクリが姿を見せなくなると、イワウチワが・・・・・
岩ウチワですので、こんな場所に咲いている方がお似合いかな・・・
午後は、周辺の里山を散策することに・・・
車で移動していても路肩には、ニリンソウやキクザキイチゲなどが
咲いていたりしている、のどかな山里の風景の中、何処を歩いても
楽しい花散策です。
萬蔵山の参道には、花瓶山で見かけなかった、ショウジョウバカマが
多く咲いていました。
私の実家の岐阜にも、神社の参道の杉林の中には
よくショウジョウバカマが咲いていました。
花の色は、濃いピンク色から淡い色まで、さまざまですが
白花も咲いていました。
コチョウショウジョウバカマではなく、ショウジョウバカマの白花です。
何か所も寄り道して帰路につくと、朝来るときには
まだ5~6分咲だった大子町の桜も見頃になっていました。
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