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コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

フクジュソウ ~ 春雪の中に・・・・

2019-03-06 16:12:50 | 登山

関東では二日続けて雨が降り続き、高い山では湿った雪が結構積もりました。
南八ヶ岳は雪崩れのリスクもあるのでダメです・・・・トレースもあるかどうかわかりません。
ワカンを持って石尾根を歩くことも考えましたが、今回は花の探索に・・・・・

しばらく行っていなかった武甲山周辺へ咲きはじめたフクジュソウ、セツブンソウを
見に行くことにしました。
震災直後の日に赤城さんと見に行って以来です。

いろいろネットで情報を集めてみても雨から雪への境目がよくわかりませんでしたが
たぶん武甲山なら山頂以外は湿った雪でたいして積らないだろうと思っていました。
雪の隙間から咲くフクジュソウ、セツブンソウが見られるのではないかと予想していました。

しかし登り始めて足元に雪が出てくると登るにしたがって雪が増して踝を越え始めてきました。
湿った春の雪ですが周りの景色は綺麗な雪景色へと変わっていきます。
















これだとセツブンソウはもちろん、咲いたフクジュソウも完全に
雪の下に埋もれてしまっている感じがします。

取りあえずフクジュソウの自生地周辺まで行って、ダメそうでしたら新雪の縦走登山に
変更しようと思いました。

ウサギか何かの足跡を追っていきます。










途中の開けた場所から見る長沢背稜は白銀に輝き、まるでアルプスのようでした。
これでは朝一にラッセルして登るには手強い感じです。昨日までは気楽に石尾根でも・・・・
なんて考えてもいましたが、きっと石尾根でも吹き溜まりでは膝上くらいまでありそうです。

不安な感じで自生地周辺に近づくと・・・・・幸いにも雪はそれほどではない感じでした。












よ~く見まわしながら雪面に神経を集中しながら探していると・・・・・・
真っ白の雪の表面に薄っすらと黄色が見えてきてきました。




















フクジュソウは咲きはじめているようですが、春の雪が冷たく重そうです。

















この辺は密集した群生地で
うっかりすると雪に下にいる株を踏んでしまいそうになります。





















まだ固い蕾もありますが、この雪がなければ多くの株が咲いているのではと思います。
だいたい開花の時期は3月中旬頃ですが、今年は雪が少なかったのと暖冬で
少し早い開花だったかもしれません。


















春の日射しの中で一面黄金色に咲く景色も良いですが、ようやく春めいて来た頃
深い山奥に咲くフクジュソウには雪に埋もれている景色も良い風景だと
自分に納得させておきます。

ただ、前回に来た時も同じ感じで雪の中でした。
これですと一緒に咲いているセツブンソウは雪に埋もれてしまっていますので
一緒に並んだ様子は見ることができませんね。

セツブンソウは他の場所でも見つけていますので、少し標高を下げて
雪が少ない場所で何とか花を見つけてみようと思います。




・・・・・・・続く













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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (徒然写真帳管理人)
2019-03-06 21:08:42
雪とフクジュソウ。
早春に咲く花らしい光景ですね。
といっても、私は雪の中のフクジュソウの花を見たことがありません・・・
返信する
(徒然写真帳管理人さん (サクラスミレ)
2019-03-07 07:31:04
雪国でしたら定期的な観察で見られるのでしょうが
関東、東海ではタイミングよく行かないと見られない
感じです。

雪国の里の土手に自生するフクジュソウと
石灰岩質の痩せた山に自生するフクジュソウとは
違うタイプのようです。

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