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コブシの花の咲くころは

平日の静かな山を気ままに歩いた記録です

猛暑の日は富士山麓 

2025-07-10 12:48:13 | 日記
半日くらいの予定で西丹沢へウチョウラン、ベニシュスランでも
見に行こうと考えていましたが
明け方車に乗り込みエンジンをかけると、外気温は28度の表示で
熱中症になりかねないと思い、行先を涼しい富士山麓に変更しました。
AM6時に着いた時の気温は18度・・・・もう他の山へ行けないです。

フガクスズムシソウが見頃だろうと思い、まだ踏み込んでいない場所から歩いてみました。
しばらくはマツノハマンネングサ、イワギボウシの葉くらいしか確認できませんでしたが
薄暗い感じになると一株、二株ですが低い所に着生していました。












森の中は静かでなく賑やかです。







かなりの巨樹。





理由はいろいろありますが、巨樹に着生ランは稀です。

倒れかかった樹には着生していることが多いです。









上を見上げると群落がありますが、
以前のように目線近くの場所はなくなってしまった・・・















蕾は先の方に2~3個残すのみで、丁度見ごろの時期でした。

・・・・つづく。





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猛暑を避けて・・・上越方面

2025-07-04 21:18:05 | 日記
6月というのに梅雨明けのような猛暑が続いたので
少しでも涼しい所を歩こうと思い上越の渓谷散策へ。
北側斜面や沢の奥には、今年はまだ雪も残っているので
吹き抜ける風も心地良いだろうと・・・・・

サワグルミの大木が多く、ツルアジサイも絡みます。








ヤグルマソウの花をよくみると、繊細で美しいです。









沢を詰めているときにマムシと遭遇。
ロングスパッツを付けていてよかったです。






豪雪で根曲がりのブナが増えてきます。






斜面にも気を使わないと見落としてしまうサルメンエビネ。






沢の奥に雪渓が見えてきました。





キックステップで途中までは行けそうです。














雪が残る渓谷の斜面では季節が巻き戻り、ショウジョウバカマ
シラネアオイ、エンレイソウなどが咲いていました。
沢の上から吹き降りてくる風は冷たく、一時暑さを忘れそうです。

そろそろ梅雨も明けてしまいそうですので、長い夏が始まりますね。
少しづつ暑さに慣れていかなければ・・・・・

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モロコシソウの花が咲いた。

2025-07-01 19:42:07 | 日記
昨年の秋に芽を出したモロコシソウ



随分と成長して大きな株になりました。





最初は成長してもなかなか蕾を付けないので、少し心配していましたが
株の先端あたりの葉をよく見たら、葉の付け根あたりから細い花柄が伸びてきて
小さな蕾らしい物を付け始めているのに気が付きました。
そして、ようやく先週あたりから花が咲き始めてきました。















花は下を向いて咲くので、上から見ると葉に隠れてしまうことも多いです。

房総の自生地はヤマビルが多すぎて、最近は行くのを躊躇してしまうので
自宅でじっくりと観察できて良かったです。
花は後から後から、次々と咲いてきました。
確か房総の沢では初秋でも咲き残りの花を見ています。
花期は長そうです。






種ができたら収穫して、適当に蒔いてみるのも良いかな・・・・
・・・もちろん自宅の裏あたりで、高尾山あたりには蒔いたりはしません。







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スイスへの旅 ~ 最終日

2025-06-27 06:27:20 | 日記
スイスの旅も10日目最終日。
いつものように早起きしてツェルマットの街を散策。

マッターホルン山頂部を朝日が照らします。












街中で早起きして、この景色を見ていたのは、
私を含めてほぼアジア系観光客だけでした。

・・・空地や道路脇などはお花畑・・スイスの高地はどこも同じでしたが
ツェルマットではセリ科の花やチモシーかオーチャードグラスのような牧草も見られました。





朝食後、帰りの荷造りして、ゆっくり駅まで歩きます。
まだ空港へ行くには早いのでチューリッヒまで行き
荷物をコインロッカーに入れて、時間が許す限りチューリッヒの街をブラブラしようと思います。
チューリッヒまでは一回乗り換えでベルン経由で行きました・・・3時間半くらいです。











車窓からの景色を見ながらの列車旅も最後になります。
最初は日本と違う景色に興味津々で眺めていました。
それも最後だと思うと、もう一日・・・と思ってしまいます。
町を通過して行く時、日本のようにそこで暮らしている人達の
生活感のあるような景色を見ることは少ない印象でした。







お昼過ぎチューリッヒ駅に到着。









日本へ観光で行き、渋谷、新宿の駅に来たらどんな印象だろうかと興味があります。

改札はないので、一番端のホームは道路の歩道と一緒です。






3時間半くらいはブラブラできそうですのでまだ歩いていなかった所へでも。











ヨーロッツパらしい風景だな・・・・

チューリッヒの街には色鮮やかな市電が似合っています。
樹々の緑がなくなる冬は鮮やかさが増すでしょうね。






最後スタバでゆっくりした後、空港へ向かいます。
マック、バーガーキングもありますが、日本との価格差が比較的少ないのはスタバのような気がします。
気楽に休めて、どこの街でも日本のように混雑していませんでした。









予定どうり、ターキッシュエアで帰国につきます。



夕暮れも近いので、アルプスが浮き出て見えます。















イスタンブールで3時間半トランジットして深夜羽田行きに乗りました。

カザフスタンを通過し、行きは夜だった中国大陸上空へ・・・

タクラマカン砂漠あたりかな・・・・




雪を被った山々も見えてきました。
ずっと眺めていましたが、中国大陸は広いです。








東へと飛ぶので時間経過が早く、夜が明けて羽田でもう夕暮れです。
帰りは気流に乗るので早く、イスタンブール空港から10時間のフライトでした。

房総の洲崎が見え、見覚えあるソーラーパネルの斜面で位置確認できると
日本へ帰ってきたという実感が・・・・


・-・-・-・-・-・-・-・--・



最初は体調が今一つ良くないので心配事も多く留守番でもいいかなと思っていたけれど
心配事が現実になるのは、せいぜい2%という統計どうり、出かけて大正解でした。

ヨーロッパ事情になれている息子に任せたので気楽だったこと
まだハイシーズンでなく、列車や観光地がそれほど混雑していなかったこと
メインの山で天候に恵まれたこと・・・・などいろいろありますが・・・・

最初のハイキングで、見上げる巨大なアイガー北壁を見たら
出かける前の事なんてすっかり忘れてしまいました。

旅行の荷物、私はグレゴリー45Lのザックで出かけました。
スイスでは駅の乗り換えなどは、大きな都市以外は階段しかありません。
街も石畳が多く、電車やバス、街中もバリアフリーではありません。
欧米の観光客はザックがメインで、アジア系の多くは
ガラガラ引っ張っていました。滞在型なら問題ないですが
列車の乗り換えなどは、見ていて大変そうでした。

スイスフランには15000円ほど両替して行きましたが現金は必要ありませんでした。
事前にスマホでタッチ決済ができるようにしたのは良かったです。

スマホのsimは安いe-simをネットで購入しました。(経由地のトルコの分も)
ドコモのアハモはそのまま海外でも使えるようです。
航空券 、トラベルパスもスマホのウォレットに入れたので便利でした。

航空券と宿泊地だけ決めて、どこへ行くかは天気とその日の気分で決めるような
海外の旅なんて自分には無理かと思っていましたが、今回の旅で息子からいろいろ聞くと
その国の必要な情報だけは事前に調べておいて、後はグーグルアース、グーグル翻訳を
使いこなせば何とかなるそうで・・・あとは行きたい!という熱意があるかどうか・・

今回長々とブログを更新しました。たいした情報はありませんが
これからスイスへ行かれる方の参考に少しでも役にたてば幸いです。


6月1~12日




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マッターホルン散策

2025-06-25 12:10:07 | 日記
ロープウェイ山頂駅に着きました。






反対側はスキー場のスタート地点です。





こんな所から滑れたら最高です。
アイスバーンから新雪まで、あらゆる雪質にも対応できないとダメでしょうね。
滑走総延長は200キロだそうです (*_*;
南のイタリア側にも滑走可能で、国際共通券は2日で3万円くらいだそうです。
ボーダーは少なく、ほとんどがスキーヤーでした。
3883mは展望台の標高でしたので、ジャケットを着て階段を上り展望台へ。







オッー と思わず声が出てしまう展望台に来ました。
360度、アルプスの山々を見渡すことができます。
連なるアルプスの奥のそのさらに奥にも白銀の山々が見えます。
ヨーロッパアルプスは広大でスケールが違いますね。









風もないので最高のコンディションです。・・・まさに神に感謝です。













正面にマッターホルン、下から見る感じとは違う印象です。










一番右に見えるピラミッド型の美しい山は、ヴァイスホルン 4506mです。






すぐ隣に見えるのは、ブライトホルン、踏み後さえあれば、装備して行けそうな気がします。
ここまで来ると、白銀の山々へ行きたくなってしまいますね。




反対側の山々、今日のような快晴でしたら、モンブランやオーストリアの山々も
見えるようですが、同定できませんです。





寒くもないので、長居しても平気ですが、ハイキングもしたいので
ロープウェイで一つ下の駅、トロッケナーシュテークまで戻ります。






ロープウェイ駅を降りてしばらく行くと、雪原の向こうにマッターホルンが鎮座していました。





雪はザクザクで傾斜もないので、適当に近づいて行こうと思います。
解けて流れができている所は迂回して何とか行けそうですが
2人は止めた方が良いので、日向ぼっこしながらゴロゴロしていてもらいます。








誰もいないと思っていたら、先の方に3人パーティが見えたので
同じルートを行くのが良さそうです。






途中からゴロゴロした岩の上を行くようになると
もう高山植物が咲き始めていました。







このあたりの標高は2900m位です。
ちょうど北アルプスの縦走路の高さでしょうか。






テラスのような岩の上で休憩・・・・
こんな雄大な景色の中、一人でブラブラしているのは申し訳ないほどもったいないです。






右手の尾根は険しそうです。
ジャンダルムの連続か・・・案外取りついてしまえば登れそうですが
問題は下りでしょうね。やはりガイドの方がいないと許可がでないのではないかと・・・・
夏になって雪が解ければ、ここからではないですが、もっと近づけるハイキングコースがあります。
そのころは、きっとハイカーも多いでしょうね。

もう少し歩きたいのですが、強い陽射しの中、退屈して待っていそうなので引き返すことにします。

といっても、次はもう一つ下の駅、フーリでまたプチハイキングですので。

・-・-・-・-・-・-


ここは、ミューレンあたりより少し高い 1800mくらいの標高で
花畑が広がっていました。






オキナグサの仲間かな・・・






岩場には多肉植物が多く見られましたが
花はまだのようです。






ここからツェルマットまでは歩いて帰れるハイキングコースが何本もあります。
花畑~静かな集落を歩くコースで今の時期にちょうど良さそうですが
だぶん行かないと言われそうだし、往復のチケットも買ったのでロープウェイで戻りました。
一人気楽に訪問していたら、きっと日が暮れるまで歩いていたと思います。

旧市街を歩いていた時は曇りの天気でしたが、山岳地では回復してきて
今日は快晴にめぐまれました。

明日は18時30分の便で帰りますので、ハイキングはこれで終わりです。

・・・・つづく。










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