スイスの旅も10日目最終日。
いつものように早起きしてツェルマットの街を散策。
マッターホルン山頂部を朝日が照らします。
街中で早起きして、この景色を見ていたのは、
私を含めてほぼアジア系観光客だけでした。
・・・空地や道路脇などはお花畑・・スイスの高地はどこも同じでしたが
ツェルマットではセリ科の花やチモシーかオーチャードグラスのような牧草も見られました。
朝食後、帰りの荷造りして、ゆっくり駅まで歩きます。
まだ空港へ行くには早いのでチューリッヒまで行き
荷物をコインロッカーに入れて、時間が許す限りチューリッヒの街をブラブラしようと思います。
チューリッヒまでは一回乗り換えでベルン経由で行きました・・・3時間半くらいです。
車窓からの景色を見ながらの列車旅も最後になります。
最初は日本と違う景色に興味津々で眺めていました。
それも最後だと思うと、もう一日・・・と思ってしまいます。
町を通過して行く時、日本のようにそこで暮らしている人達の
生活感のあるような景色を見ることは少ない印象でした。
お昼過ぎチューリッヒ駅に到着。
日本へ観光で行き、渋谷、新宿の駅に来たらどんな印象だろうかと興味があります。
改札はないので、一番端のホームは道路の歩道と一緒です。
3時間半くらいはブラブラできそうですのでまだ歩いていなかった所へでも。
ヨーロッツパらしい風景だな・・・・
チューリッヒの街には色鮮やかな市電が似合っています。
樹々の緑がなくなる冬は鮮やかさが増すでしょうね。
最後スタバでゆっくりした後、空港へ向かいます。
マック、バーガーキングもありますが、日本との価格差が比較的少ないのはスタバのような気がします。
気楽に休めて、どこの街でも日本のように混雑していませんでした。
予定どうり、ターキッシュエアで帰国につきます。
夕暮れも近いので、アルプスが浮き出て見えます。




イスタンブールで3時間半トランジットして深夜羽田行きに乗りました。
カザフスタンを通過し、行きは夜だった中国大陸上空へ・・・
タクラマカン砂漠あたりかな・・・・
雪を被った山々も見えてきました。
ずっと眺めていましたが、中国大陸は広いです。
東へと飛ぶので時間経過が早く、夜が明けて羽田でもう夕暮れです。
帰りは気流に乗るので早く、イスタンブール空港から10時間のフライトでした。
房総の洲崎が見え、見覚えあるソーラーパネルの斜面で位置確認できると
日本へ帰ってきたという実感が・・・・
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最初は体調が今一つ良くないので心配事も多く留守番でもいいかなと思っていたけれど
心配事が現実になるのは、せいぜい2%という統計どうり、出かけて大正解でした。
ヨーロッパ事情になれている息子に任せたので気楽だったこと
まだハイシーズンでなく、列車や観光地がそれほど混雑していなかったこと
メインの山で天候に恵まれたこと・・・・などいろいろありますが・・・・
最初のハイキングで、見上げる巨大なアイガー北壁を見たら
出かける前の事なんてすっかり忘れてしまいました。
旅行の荷物、私はグレゴリー45Lのザックで出かけました。
スイスでは駅の乗り換えなどは、大きな都市以外は階段しかありません。
街も石畳が多く、電車やバス、街中もバリアフリーではありません。
欧米の観光客はザックがメインで、アジア系の多くは
ガラガラ引っ張っていました。滞在型なら問題ないですが
列車の乗り換えなどは、見ていて大変そうでした。
スイスフランには15000円ほど両替して行きましたが現金は必要ありませんでした。
事前にスマホでタッチ決済ができるようにしたのは良かったです。
スマホのsimは安いe-simをネットで購入しました。(経由地のトルコの分も)
ドコモのアハモはそのまま海外でも使えるようです。
航空券 、トラベルパスもスマホのウォレットに入れたので便利でした。
航空券と宿泊地だけ決めて、どこへ行くかは天気とその日の気分で決めるような
海外の旅なんて自分には無理かと思っていましたが、今回の旅で息子からいろいろ聞くと
その国の必要な情報だけは事前に調べておいて、後はグーグルアース、グーグル翻訳を
使いこなせば何とかなるそうで・・・あとは行きたい!という熱意があるかどうか・・
今回長々とブログを更新しました。たいした情報はありませんが
これからスイスへ行かれる方の参考に少しでも役にたてば幸いです。
6月1~12日