世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

ウワシン元編集長岡留氏の民主党候補めった斬り おおむね同意!

2011年08月22日 | 日記
言わなければよかったのに日記 (中公文庫)
深沢 七郎
中央公論社


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ウワシン元編集長岡留氏の民主党候補めった斬り おおむね同意!


今夜は超多忙、人様の褌で相撲を取ろうと試みた。(笑)答えは岡留安則氏のブログにあった。おおむね筆者と考えは変わらない。多くのマスメディアが、小沢一郎の腹が読めずに、モタモタオタオタ。読売、日経、毎日、産経はヤケクソで小沢・鳩山ネガキャン飛ばし記事を書いたり、捏造世論調査を実施したり、兎に角「小沢の復権が怖い!」とキャンキャン鳴いている。 朝日は、これは拙いと実感しているが、まさか実権を握る可能性が出てきた小沢一郎に直接矢を射る蛮勇はないらしく、むっつり右門と化している。ニヤニヤ笑ってしまう程愉しい気分だ。

岡留氏と筆者の僅かな違いは、最後のくだりの「小沢一郎も黒幕・仙谷の民主党改悪路線に楔を打ち込むために、原口一博、川内博人、細野豪志あたりの若手から候補を大抜擢したらどうか。そうでないと、せっかく政権交代を実現させた民主党も壊滅一直線、間違いなし、だ。小沢一郎よ、またぞろメディアバッシングを受けるだろうが、気にしないで黒幕として仙谷に対峙してこの国難に向き合うべし!」の「原口一博、川内博人、細野豪志あたり」を「松野頼久、川内博人、原口一博」と変えるくらいだ。

ただ細野は拙いでしょう(笑)最近は目が泳いでいて、代表とか総理は到底資質的に無理。原口にも少々怪しさが漂う。以上、好き勝手にて今夜は失礼!


≪ 8月某日 民主党代表選、まったく面白くない。盛り上がらない。だいたい、いい玉がいないのだから、誰がいいか選びようもない。もっとも、一般有権者には 投票資格はないのだからこちらがワジワジしてもしょうがない。しかし、まだ候補者の最終顔ぶれが決まったわけではないが、現時点で候補者に予定されている メンバーを筆者なりというか、ウワシン風にメッタ切りしておこう。
 まずは民主党執行部を裏で牛耳る仙谷官房副長官が目下力を入れているのが、野田財務大臣を候補者から下して、前原誠司元外相に一本化するための根回し工作だ。野田氏が財務官僚に完全に洗脳されて消費税値上げを狙っていることは周知の通り。そのためには自民・公明との大連立も辞さず、との姿勢を見せている。そのこと自体は仙谷の戦略通りだが、野田氏には政治家としての個性もパワーもない。癖のないところが、無難といえば無難だし、仙谷にとっては操りやすい人物だろうが、この未曾有の乱世を乗り切る政治力は決定的に欠けている。最初にシナリオを描いた黒幕・仙谷自身が最近では「野田では代表選は勝てない」 と判断しており、最終兵器の前原に切り替えようと画策しているのだ。もし、前原で一本化されれば、野田は確実に候補者から消滅だ。
 前原は国民的にも人気があるとされているが、これはメディアがつくった虚像にすぎない。あるいは、野田同様に霞が関官僚やメディアが期待しているだけにすぎない。官僚にとっては都合のいい政治家だからだ。小沢一郎グループの政治主導や民主党マニフェストを潰す役回りを担う人材としての前原待望論である。 しかし、政権交代後に手がけた前原の仕事は、八ッ場ダムを中止宣言したあげくの撤回、沖縄泡瀬干潟埋め立て中止宣言にもかかわらず再開に転換、JAL問題でのブレと失政、タカ派にしては中途半端な対中・対ソ外交問題での勇み足、親米追従一辺倒ゆえに沖縄の辺野古新基地建設では、米国・防衛省・外務省の傀儡 として、新基地建設派だった名護市の島袋吉和元市長に未練タラタラでアメとムチで懐柔する作戦を諦めていない。沖縄の自立ではなくあくまでも米国の統制下に置くことが前原の防衛・外交戦略の要であり、少なくとも沖縄では北沢防衛大臣に次ぐ嫌われ者-ワースト2である。要するに、カッコつけの勇ましい発言は ブチ上げるものの、最後は何事も腰砕けというパターン。外国人献金問題、偽メール事件などの失敗でも明らかなように政治家としては未熟者にすぎないことを見抜くべきである。もう少し、修行してから出直せ!
 次は、仙谷戦略とは一線を敷く候補に移ろう。まず、番外というべき人物は海江田経産大臣だ。国会での涙は決定的だが、玄海原発の再稼働に飛びついた原発推進の行動も致命的だ。しょせん、野末陳平とコンビを組んでいた漫才師のレベルを抜けていない。こんな人物を海江田が頼みにしている小沢一郎が推すことはあるまい。
 鹿野道彦農水大臣は、マジメかもしれないが、地味すぎる。諫早湾での開門においてすら指導力を発揮できズ、モタモタ。これで、解散総選挙になれば、鹿野が民主党の顔になる可能性もあるわけだが、絶対に勝てる顔ではない。鹿野を担ぐ連中の心根も政治センスも疑っておきたい。
 あとは自薦組の小沢鋭仁元環境相、馬淵澄夫国土交通相、樽床伸二元国対委員長だ。三人とも、この乱世の政治的リーダーの素養はまったく感じられない。せいぜい閣僚クラスだ。三択でいえば、まだしも馬淵か。ただし、党内最大勢力の小沢派が誰を担ぐかによって流れは大きく変わる。ウワシン的にいえば、脱原発、消費税反対、民主党公約実現を実行する能力がポイントだが、この顔ぶれでは期待できない。小沢一郎も黒幕・仙谷の民主党改悪路線に楔を打ち込むために、原口一博、川内博人、細野豪志あたりの若手から候補を大抜擢したらどうか。そうでないと、せっかく政権交代を実現させた民主党も壊滅一直線、間違いなし、だ。小沢一郎よ、またぞろメディアバッシングを受けるだろうが、気にしないで黒幕として仙谷に対峙してこの国難に向き合うべし!≫(岡留安則の「東京―沖縄―アジア」幻視行日記)

「噂の真相」25年戦記 (集英社新書)
岡留 安則
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