世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

マスメディアの迷走、国民は賢人か愚民か?

2010年05月18日 | 日記

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マスメディアの迷走、国民は賢人か愚民か?

5月28日号の週刊ポストをざっと読んでみたのだが、週刊朝日に比べ突っ込みは今ひとつだが、明らかに編集方針が変わってきている。

朝日新聞の論調にも赤裸々な民主党、特に鳩山、小沢バッシングのマスコミ・シンジケートから抜け出そうと、抜き足差し脚な姿勢が垣間見られる。

明らかに変わってきている。一岩であったマスコミ・シンジケートの足並みが乱れてきている、昨日書いた東京新聞の社説といい、一糸乱れることのなかった意思統一が乱れてきたのだが、これは何を意味しているのだろう?

日米同盟は語れば語るほど、沖縄県の基地負担の過重が露見したのも原因の一つだろう。日本中で沖縄の苦しみを分担しようと云う正論に逆らう事は、あまりに言論人として恥辱なわけで、口が裂けても言えないジレンマが生まれたのは皮肉だ。琉球王朝を併合した日本の歴史が顕在化しつつある。

そして、普天間の移設が辺野古沖合の桟橋方式の話も怪しくなってきており、徳之島も分担する一つの例示的候補地と云う事で、北海道、関西、九州その他、米軍基地及び自衛隊基地を包括的に候補地として考えている節があり、何処が本当の候補地なのか、冷静に考えると判らなくなる状況なのだと思う。

マスメディアでは未だに辺野古及び徳之島で実務者協議がなされていると報道しているのだが、筆者は幾つもある一部分にスポットを当てている鳩山の操作のように思えるのである。当然朝日新聞のレベルであれば、このような不安を抱かない訳がないのである。

ホワイトハウスは鳩山由紀夫が何処まで米国離れしようとしているか小沢一郎にたしかめようとした形跡があるし、マイケル・グリーンなどジャパンハンドラーズは誰ひとり、鳩山・小沢の本心に接近出来ている人物は居ない。最も接近出来たのはルース駐日大使である。

ジャパンハンドラーズは長島や前原から断片的情報を入手するだけで、真実には一歩も接近出来ていないと考えるべきだろう。 マスメディアの情報も関係官僚自身ではなく、その部署の関係者への推測を元に書いている可能性の方が高いのである。協議に参加している外務防衛の課長や審議官がペラペラ協議内容を記者に話すわけがない。

小沢幹事長の政治資金問題も政倫審の出席で、一部メディアは幕引き方向に舵を切るに違いない。それは最近の流れからして確実だと思う。検察の再捜査も既定の行動であり、不起訴は確実であり、検察審査会も一回目同様の議決を出す勇気のある審査員は少ないだろう。補助員の弁護士をまさか米澤氏が続けて行う事はあり得ない。(笑)

野中元官房長官の官房機密費爆弾発言も、米国・清和会ヨイショ発言に一定の歯止めをかけ、調子に乗ると実名を出すぞと云う、無言の怖ろしい脅しになっている。ただし、宿敵小沢に塩を送ったように見える野中氏だが本音は判らない。(笑)

毎日新聞の世論調査を見て笑ったのだが、「首相に相応しい政治家」で前原が舛添に一票差で迫っているのだ。内閣更迭NO1に位する前原が首相に相応しいと云う世論調査は捏造か誘導か、仮に本当に有権者が真面目に答えたとすると、これはもう「世も末」と云う事だ。(笑)テレビの画面に多く出た奴が勝ちの政治?怖ろしい話であるが、まぁそれも民主主義、国民の選択なら仕方ない。


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