東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

診療所

2017-12-14 20:10:25 | ノルウェーの町で tettsted
「ノルウェーは寒いだろうから風邪ひかないように気をつけてね」
としばしば温かい言葉をかけてくれる日本の友人たち

でもなぜか
ノルウェーに引越してそろそろ2年になりますが
風邪はいちどもひいていません



「寒すぎて風邪の菌がいないのね」
と言われたりもしますけれど
それよりたぶん人混みがないのと
疲れたら無理せずすぐ休めるから、が真相なような

ところが
さて今年もあと少し!というところにきて
初めて病院へ行きました

正確には病院(sykehus)ではなく診療所(legesenter)で
どこか具合が悪いとまずここへ行って
「病院に行く必要アリ」と判定されて初めて
病院への予約ができるというシステムです
(事故や心臓発作などの緊急事態では病院へ搬送されます)

診療所には以前
相方の付き添いで来たことが何度かあるものの
自分が診てもらうのは初めて

受診理由は
「心臓に異常がある気がする」と相方が強く主張し
「特に心房細動の症状に似ている」と専門用語まで出され
義理の両親も心配して受診を勧めてきたから

そもそもナゼ心臓の心配をされたかというとですね
夏の芝刈り時に一輪車を押して坂を登ったらすごい息切れしたのと
冬になって久しぶりに雪上の坂道を続けて歩いたらすごい息切れしたせいです

年齢と運動不足をかんがみれば
それほど不自然じゃないと思う症状でも
ノルウェー人から見たら「異常」らしい…

そりゃあね
あなたたちは幼稚園児の頃から
何かと言うと散歩と称して山や森を歩きまくって
冬はクロカンで10kmやそこら平気で散歩して
普段着はほぼスポーツウェアといっても過言ではない
そんな国民性
(オスロのような都会ではわかりませんが…)

東京で細々と会社勤めしていた平均的な日本人が
急に慣れない運動をしたら
動悸息切れなんてごく普通の反応だと思うんですけど

と思いつつも
健康チェックのために血液検査くらい受けとくのも悪くないか
と自分を納得させて受診予約を取りました



予約は金曜日の11時
心電図を取ったとしても昼には終わると予想して
午後は仕事の予定を入れました

果たして問診と簡単な触診、血圧と心音チェックで
「心臓、異常ないね」とアッサリ
心電図もなし

「いちおう血液検査して異常があった場合のみ連絡しますね」
とものの10分ほどで終了し255kr払って帰りました

つづく

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