東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

想像

2008-11-12 17:30:06 | 準備 preparation for moving
通勤のお供にほぼ常時図書館で本を借りています
満員電車の不快感から少しでも逃避するために
本の世界にのめり込める小説が主ですが
ついつい気に入った作者の作品に偏りがちになります
それで、ときどき友人知人にオススメを聞いてみます

少し前に会社の読書家の同僚から
映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の原作本が
けっこう面白かったと聞き、早速借りてみました
わたしにとっては目新しいジャンルで
入っていくのに時間がかかりましたが
慣れてくると話に引き込まれて読みごたえがありました

ラストシーンがかなり気になる終わり方で
調べると続編がいくつか出ていたので
今はそのひとつ「ヴァンパイア・レスタト」を読んでいます

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は文字通り
人間の記者がヴァンパイアにインタビューをするという
形式をとっていますが
原作の題名は「夜明けのヴァンパイア」です
そして続編では、この人間の記者が執筆し出版された本である
「夜明けのヴァンパイア」を読んだ、
作中に登場する別のヴァンパイアが主人公となって
新たに自伝を書く、という
ちょっとややこしいような入れ子のような構成です

かつては人間で
あるきっかけでヴァンパイアになった登場人物が
人間を評して言うせりふに
「想像できるということは即ち実行できるということさ」
というものがあります

作中でヴァンパイアは人間にはない多くの能力を持ち
さまざまな芸当をして見せますが
彼らはみな最初のうち、
そんなことができるとは夢にも思わないのに
自分の能力に次第に気づいていきます
そのあたりはどちらかというと獣に近いように思います

それに比べて人間は確かに
やりたいこと、望む状況などをまず思い描いて
そしてそれを実現させていく、
という手順を踏むことが多いかもしれません
イメージトレーニングという言葉もあります

わたしもわりとその「想像する力」のようなものを信じています
目には見えませんがたぶんかなりの力だと思います

引越しにあたって住む場所も仕事もまだ白紙ですが
そして今調べている限りではあまり楽観視できないのですが
なぜかあまり不安はなくて
なんとなくこんなところに住んで
こんな感じで働いて
こんなふうに暮らして
というイメージが断片的にですが
定まりつつあります

ただし、仕事については何故か
何パターンか浮かぶんですけど…?

今月末に平日に小学校が休みの日があるので
もう一度、河口湖町へ行ってみようと思います!

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