東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

引越し業者(続き)

2009-02-10 14:37:40 | 準備 preparation for moving
前回の続きです

さて、そんなことをしているうちに時間がどんどん過ぎて
そろそろ出かける準備をしないといけなくなってきました
何度も押し問答をした挙句、面倒くさくなったわたしは
「じゃあ、例えば消費税分を引いてもらえるならこの場で決めます」
と言ってみました
見積もり金額を提示した際のギリギリ感から
たぶんそう言えば諦めて帰ると思ったのでした

ところが予想に反して
「…ではちょっと上司に相談してよろしいでしょうか」
と携帯で電話をかけ始めたではないですか
わたしは干していた布団を取り込んだりして出かける用意を開始
やがて携帯をパタンと閉じた営業の方は
「すみません、もうこれ以上の金額はどうしても無理でした」
「ハイ、それじゃあ後でお電話しますね」
「そこをなんとか今決めていただけないでしょうか」

ええ~?また振り出し?
本当に時間がないのに…
だんだんイライラしてきました
「だって値引いてくれたら決めると言ったわけですから
 それが無理なら後でお電話しますよ
 そちらにお願いする可能性は決して低くないですから」
「…」
困ったわ、帰ってくれない
するとなんだか意を決した様子で
「すみません、ちょっと外でもう一度電話してもよろしいでしょうか」
よろしいんですけどもう時間があんまりないんです

営業の方が玄関を出て外で話をしている間に
さらに出かける準備をして
息子にも用意をさせて
ようやく戻った営業さん、また電卓を取り出しで計算をして
「それではっ、消費税込みでこちらのお値段で」
と、最初の金額から消費税分を引いた金額を提示されました

それはこちらの言い出したことですのでもちろん承諾しますが
なんだか心配になってしまいました
「本当にいいんですか?だって後でお電話して最初の金額で
 お願いするかもしれないんですよ
 そんな『決定』にこだわらなくても…」

でも彼にとっては何よりも『決定』が大事だったようです
結局その金額でその場で契約しました


その日の夜、改めて3社の見積書をよく眺めてみて
ちょっとびっくりしたことがあります
それは最初の2社が「2tロング車積み切り・作業員2名」に対して
最後の『決定』重視の業者さんの見積もりには
「2tワイドロング・作業員3名」
と書いてあったのです
この点は営業の方が特に説明をしなかった部分ですが
2名と3名では人件費にずいぶん差があるのでは?

ちなみに2tロング車の説明には「4.5畳分」
2tワイドロング車は「6畳分」とあります
さらに最初の2社は「積み切り」でしたが
3社目は「このお部屋にあるお荷物は全て積めます」
とも言っていました

こうしてみると
3社目の営業の方が最初に提示した金額自体
ぎりぎりどころか赤字だったのかもしれないと
思えてきました
「妥当な値段」なんて言って悪かったかも

それにしても気になるのが
2度目に外で電話していた内容です
会社の仲の良い同僚Sさんの推測によると
「消費税分を自分が持ち出すことにして
 奥さんに許可取ってたんじゃない?」

大変だなあ、営業って
引越しが滞りなく済んだら
たくさん褒めた口コミを投稿しようかな、と思いました

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