東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

歩くことについて

2020-05-16 22:56:42 | ノルウェー山暮らし fjellgård
先日、村で用事があって
家路に着いたのが午後9時半と遅かったにもかかわらず
相方が雪かきをしながら帰るというので
わたしはトラクターには乗らずに歩いて帰りました

トラクターの乗り心地はお世辞にも良いとは言えないし
雪かきしながらのトラクターよりヘタをすると歩いたほうが早いのです


(脱輪するとさらに時間が…)

今の時期
夜間でも本当に明るくて
もう一晩中真っ暗闇は訪れません


(午後10時頃でもヘッドライト不要)

ふもとから家までは約5km
前半はずっと上り坂
1番高いところまでくると自宅が見えて
そこからはほとんど下りなので一息つけます


(写真の中央に家が小さく見えます)

ここから夏だったらショートカットコースがあるんですけれど
そういった小径はまだ雪がそうとう深いので
雪が解けるまではおとなしく車の通る道を行くのが正解

おととしくらいまでは
この長い距離の車道をただ歩くのがあまり楽しくなくて
ツーリスト向けの遊歩道や
なんならシカが作ったけものみちをよく歩いていましたが
いつのまにかこの5kmがさほど長く感じなくなっていることに最近気づきました

時間さえあれば往復ともに徒歩でも平気ですし
以前に比べるとかかる時間も短くなっています

引っ越してきた最初の年にビックリした
ノルウェー人の広範囲すぎるハイキングの定義
あまり変に思わなくなりました

でも
ノルディックウォークの達人のご近所さんたちには
まだまだ遠く及びません



遠くに写っている2つの後ろ姿は
ふもとの住むわたしと同世代アラフィフの女性2人なのですが
アスリート並みの体力です

この日はうちの前を散歩で通りかかったとき
わたしもたまたま表にいたので
一緒にしゃべりながらしばらく歩いて行って
じゃあわたしこの辺で戻ります、と別れてほんの10秒ほどして振り返ると
もうこんな小さな点に…

すごいと思うのは
第一に彼女たちはいちにち仕事をしたあとで
(明るいですが午後8時半ごろの写真です)
第二にうちへ来るまでに車道ではなくハードな谷を越えてきています
加えてポールを両手に持ちつつ走れるところはぜんぶランニング

結果
わたしが3時間かかるコースを90分で軽々と一周してしまうという…

山道を走るのはちょっとハードルが高いですけれど
まずはポールを使ってのノルディックウォークに
そろそろ手を出してみようかな?


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