東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

新顔の鳥たち

2022-07-19 00:22:22 | ノルウェーの動物 dyr
今年の夏は
家の周りで初めて見る鳥が2種類います

ひとつめはツバメ
日本でも見慣れているので珍しくはないですが
突如として8羽ほどがやってきて
家の周りをビュンビュンと飛び回るのを見たときには
思わず笑ってしまいました

とにかくすごいスピード!
とても写真に撮れそうにはないと思いつつ
デタラメに何度かカメラのシャッターを押したら
偶然写っていた写真がありました


(食糧庫の左側と右側に1羽ずつ)

その後も気まぐれに現れては楽しませてくれていましたが
最近になって地面に卵の殻が落ちているのを発見

ただ遊んでいただけかと思いきや
巣作りをしていたペアがいたようです



この食糧庫の軒下は
義父が子どもの頃住んでいた頃には
ツバメの天国だったらしいんですけれど
わたしと相方が住み始めてからは今回が初めての営巣


(写真では見えにくいですが巣がひとつ)

気をつけて観察していると
時おりこの巣の縁に親鳥らしきツバメの尻尾が見えていたり
小さな鳴き声が聞こえることがあったりします

ツバメは幸運を運んでくれるような気がして
なんとはなしにウレシイ

そしてもう一種類の新顔の鳥ですが
こちらは猛禽類のdvergfalk
ノルウェー語名を英語に直訳すると「ドワーフ・ファルコン」
ノルウェーの切手モチーフにもなっています


(右側の切手がdvergfalk)

郵政発行のイヤーブックの説明文を読むと
この種族では最小サイズとのことで
なるほど名前にも納得

これまでも空高くを飛んでいる猛禽類の姿を見たことはありましたが
今年はなぜかこの小さなハヤブサが自宅の周りで出没を繰り返していて
わたしにとっての注目株です


(距離感が伝わりませんが柵のすぐ外で家から十数メートルほど)

先日も庭仕事中に小鳥の鋭い警戒音が続けて聞こえてきたので
手を止めて顔を上げたらdvergfalkがすぐ近くでホバリングしていました



身体を斜めに傾けて細かく翼を動かしながら一点にとどまっています
すごい技だなあ…
ツバメの超絶飛行テクニックといい
鳥の身体能力は想像を絶するものがあります

あ、でもちょっと待って
感心している場合じゃない!
庭ではいまセキレイやウサギが絶賛子育て中
チビッコはみんな気をつけてね


(飛ぶのがまだ下手でよく窓にぶつかるセキレイのヒナ)

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