東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

手続のまとめ

2016-03-08 07:27:16 | 移住手続 immigration
ノルウェーに到着してからの事務手続きについて
大使館やUDIや外務省など公的機関のホームページで調べたり
先住者の方々のブログに助けてもらったりして
ほぼとどこおりなく進めてこられました

地域や担当者によって違うこともあるようですが
わたしの住む田舎での流れはだいたい以下でした
(2016年1月入国)

①入国後1週間以内に地元の警察署へ行って「住民カード」申請→1週間で郵送
・パスポートとUDIからの居住許可を示す手紙を提示
・その場で写真撮影・指紋登録・デジタル署名
・事前アポ必要

②地元の交通課で免許証の仮登録(即日~3ヶ月間日本の免許証で運転可)
・パスポートと運転免許証提示
・在ノルウェー日本大使館で取得した「運転免許抜粋証明」提示
・UDIからの住居許可を示す手紙(住民カードがまだ届いていなかったから)提示
※急がない場合は直接④でいいと思います

①のカードが届いたら次は

③指定の税務署へ行ってID番号申請→3週間で郵送
・パスポート・住民カード提示
・UDIからの居住許可を示す手紙提示
※相方と一緒に行ったら相方もID提示を求められました

この③の到着を待ってからでないとできないのが

④運転免許証の取得(日本の免許証からノルウェーの免許証へ移行)
⑤郵便局に住所登録
⑥銀行口座開設
⑦語学学校(600時間義務)
⑧公的なインターネットサービスAltinnへの登録
⑨電子ポストの登録
⑩姓を配偶者と同じに変える(結婚で戸籍上の姓を変えていない場合)

などです

あとはAltinnであれもこれもできてしまうらしいので
わたしのように田舎に住む者にとっては
ここまで来てようやくひと段落

もうこの後はいちいち
役所のある遠い町まで出かけていかなくてもいい(はず)

ただそのかわりといいますか
①から④までは
UDIからの手紙に明確な指示があったり
在ノルウェー日本大使館のホームページに詳しく書いてあったりで
必要な情報がわりと簡単に手に入りましたが

その他は
税務署で案内書みたいなものを渡されて
「あとはこのウェブサイトへ行ってまずはPINコードを請求して」
と言われたのみ



特にこと語学学校に関しては
「地域の該当部署にコンタクトを取ってください」
程度の記載しか見当たらなくて
学校の場所のリストやスケジュールの詳細などは
ウェブでもうまく調べられませんでした

結局わたしの場合は
市役所の受付へ行って聞いてみたのですが
担当者の名前と電話番号を書いたメモを渡されただけで
その場では何もわからず

その番号に電話したら
「じゃあいついつから来てください、手ブラでいいから」
と言われ
その3日後から学校へ通うことに

情報がないものだからなんとなく日本的なイメージで
まずは所定の場所で申し込みをして
説明を受けたりテキストを購入したり
カリキュラムや年間スケジュールなどの用紙をもらって
いつから授業を受けるかについて決めて…というように
段取りがあると思っていたわけです

まさか3日後に来いと言われるとは…
河口湖町のカルチャースクールよりゆるい…

話がそれましたが
最後に⑩姓の変更について

わたしたちはまず日本で結婚してからノルウェーに届けたのですが
わたしの日本での戸籍上の名前は変えていません
パスポートにはカッコ付きで相方の姓を記載しましたが
ICチップには反映されていないわけです

そんなわけで
上記の住民カードもID番号も日本の姓名でしか登録できません
(とわたしの地域の税務署の担当者には言われました)

でも免許証や郵便局の住所登録には相方の姓をつけておきたいので
税務署にそのことについて問合せをしたところ
Altinnから「氏名変更」の申請ができるとのこと
日本の姓はミドルネームにして残すこともできます

ここまで済んだら
次は1年後のビザ更新まで
もうあまり面倒な手続きはないと思うので
ひたすら学校がんばります


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