誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

南阿蘇外輪山の縦走

2007-10-13 | 山歩き
歩き始めて 2007/10/07(日)1年越しの阿蘇外輪山の一角、地蔵峠~黒岩峠・清栄山の縦走を行った。

コース:延岡~黒岩峠~タクシー~地蔵峠~駒返峠~清水峠~中坂峠~高森峠~黒岩峠~清栄山

メンバー:mail友(snow-bamboo),yamahiro

≪序章≫
我々も縦走する前に、色んな人のHPを参考にしながら縦走に臨んだ。
にも拘らず、何度か行きつ戻りつの迷走を繰り返した。
中坂峠までは、自然歩道の案内板頼りで難なく歩けるであろうと思うが
育牧場を抜けて、高森の旧道に出た瞬間から迷走が始まる。
常に、トンボの目の様に両目を動かして、ルートを探索しないと分岐を見落とす事になる。
コンパス&読図が苦手な人は、この縦走路を経験した人と歩かれることをお勧めする。

  『縦走回顧var-1 ~清水峠まで』
 10/07自宅を(05:05)発ち、mail友宅へ&コンビニで食料を調達して(05:30)高森へと向かう
途中で予約のタクシーに確認電話入れ、高森で合流し清栄山登山口の黒岩峠(06:55)へ
タクシーに乗り込み出発地点の地蔵峠(07:30)に到着する。
 俄かに降り出した小雨の中で合羽を着込み一歩を踏み出した(07:45)
 地蔵峠登口 
 
  一面に咲き誇っていたマツムシソウ
 
取り付きの木道を呼吸調整でゆっくり登るとすぐに地蔵峠に着く(07:50)
辺りに松虫草や山ラッキョウの花が咲き乱れていて、楽しい?山歩きを思わせてくれた。
 概に一部のルートを歩いているsnowbambooさんに代わって、yamahiroが先頭を
歩かせていただくが、能天気なyamahiroは待ち受ける苦難もつゆ知らず、
登山道の脇に咲き誇る花たちに目を奪われっ放しで、ルンルンだった♪
 周りの視界はというと、小雨とガスで全く展望は望めなかった。
露払いよろしくススキを掻き分けながら進むと直ぐに大矢岳に着く(08:10)
花たちをカメラに収めながら歩くとやがて、木々に囲まれた大矢野岳(08:25)に到着する(08:25)
 この辺りは自然歩道の案内板が500m間隔に設置され、ハイキングコース感覚で
標識に導かれるままのんびりと歩くことが出来た。
時折吹き抜ける秋風を感じながら進むと、木の階段の下に駒返峠が見えてきた(10:00)
歩き出して2時間15分、ザック降ろして水分補給と一息することに。
ここまでは、小雨のせいか暑さも気にならず、ほぼ予定通りのペースで歩いていた
  駒返峠 
 
  ヤマラッキョウの花

 駒返峠からは、多津山峠(・天神峠を経て、高千穂野へ遊歩道をまっしぐらに進む
事になる。
駒返峠から、木道の階段を只管登って行くと、道筋に一輪のツルニンニンジンが咲いていて
思わず足を止める。
花に癒されながら登って坂を下ると多津山峠(10:30)到着
更に一際激しい木の階段登り切ると真下に下るような怖~~い階段が待っていた。
 ここのの木の階段は本当に怖かった!
木を踏むと小雨でつるつると滑るし、土は深くえぐれており、とてもまともには歩けなかった。
 おっかなびっくりの、へっぴり腰で横歩きを強いられた!
 長~い木の階段を登るSnow-bannbooさん
  
 蟹の横歩きで木の階段を下るSnow-bannbooさん

 登りよりも下りが怖かった木の階段を、ふうふうヒイヒイ言いながら、55分歩いて、
平坦な歩きの高千穂野に到着する。(11:00)
予定より若干早く歩いているか?と安堵の胸をなでる。
高千穂野を暫らく歩くと、色鮮やかなピンクのテープが賑やかにおいでおいでと導き、
こんな所に誰かが近道ルートを作ってくれたのかと・・・・
しかし、ルートの印ではなく地質調査のテープでした。
 どこに誘うか?ピンクの賑やかテープ
 
 ウメバチソウも咲き始めて 

(気を付けよう!ピンクの甘い誘惑とmail友の忠告を受ける。)
 清水峠1.2kmの案内を過ぎ、暫らくするといきなり視界が開け、清水岳のアンテナが目に飛び込んできた。
目標物を目にするとやはりホッ一息つけますね♪
 目の前に見えながらも、なかなか近くにならない、清水峠のアンテナだった。(11:45)
 清水峠のアンテナを目指して 
  
  たった一輪のツルニンジンでした。

 
 では、続きはVar-2で会いましょう♪
コメント (2)
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