誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

石鎚山

2007-10-27 | 山歩き
石鎚山へ
土小屋登山口                土小屋の神社

やっと駐車syペースを見つけて車を止め、身支度に取り掛かる
昨日の、半袖Tシャツと打って変わって長袖Tシャツのダブル!
それでも寒くてヤッケまで着込む!
吐く息が白い!
それもそのはずだった!辺りの熊笹を見ると、霜で真っ白に凍っていた。
仕度を済ませると、石鎚神社に御参りして歩き出した-8:15。
 逸る気持ちを抑えるも、気が付けば少しづつペースが上がっていく
後ろを振り返り振り返りしながら、一歩一歩と近づいていく
途中から現れた木道が厄介だった。
霜が凍り、木を踏むとツルツルとを滑る。
カニの横歩きと蟹股ハの字歩きで、木道の登り下りを繰り返す。
   石鎚山の遠景                木道 

 土小屋から、40分ほど歩いたか? もう下山して来る登山者がいた。
御来光を拝んだんだろうか?、まだ小学校の低学年といった子供の姿もあった。
 途中、一息入れてロープウエーイとの合流点に到着する-10:00
いよいよ、待ちに待った鎖場だ!
早速第二の鎖場に取り付くも、遅々として進まない
見上げると、10m程の所で団子に固まっているではないか、
若干お年を召した年配の方が、足の置き場もわからず、体を引き上げる腕力もなく
もがいていた。
 片方の鎖から追い越させてもらい、第二の鎖場を抜けて広場に出る
天狗岳を見上げると、クライマーが垂直の岩壁に取り付いているのが見える
やるもんだねぇ~ yamahiroとは世界が違うと呟き、我が行く手の第三の鎖場を見上げる
ほう~ 聞いちゃいたが、なるほど真上に伸びていて天辺が見えなかった。
これが愉しみで此処まできたんだ、気持ちは弾んでいた。
 写真撮影を兼ねて殿から登ることに・・・・
途中で、高校生らしき若者がスイスイと追い越していく
俄然、負けん気を発揮して一気に登り詰め、来た道を振り返ると真逆さまに落下しそうだった。
何を思い登るのか?
 後から鎖をしっかり握り締めて登って来る仲間を待つ♪
登り終えた仲間の顔は、満足感と充実感で一杯のようだった。
傍らの彼女の頬を伝う感涙が、秋の日差しに輝いて綺麗でしたね。
yamahiroもジ~ンときちゃいましたよ エヘッ(^。-)
   鎖場を登る-1              鎖場を登る-2

    鎖場を登る-3              鎖場を登る-4

 第三の鎖から、数分で石鎚神社に到着-11:00♪
神社周辺は、溢れる登山客で満員御礼、やっと祈願のお参りを済ませる
***神社の御神体は撮影禁止!***
さっ 残るは最高峰の天狗岳である。
       最後のピーク天狗岳
     
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6 コメント

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彼女のナミダ (ぺい)
2007-10-28 11:22:26
初登頂の彼女が山を教えてくれた亡き先輩の「石鎚の想い」を思い出しての感涙だったそうです、同じくジーンときましたね。あの混雑も凄かったですね!
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私も行かなくちゃ (ミルキー)
2007-10-28 14:38:11
 こんにちは

 10年近く前、初めて四国に渡り2日目に成就から石鎚山に登りました。ためし鎖は登ったものの第2、第3の鎖は長いし垂直に立っているということで登りませんでした。今回もパスしたのですが。写真を見て足掛りがずい分有るのに驚きでした。蜘蛛の糸状態で鎖のわっかに足を掛けて登るのだとばかり思い込んでいました。これなら登れるー。
 又、皆を待って天狗に行くのを控えていましたが、山頂に着いてすぐに行けば、混んでもいなかったし・・・。
楽しかったし、一回の山旅にしては贅沢すぎるほど盛り沢山の内容でしたが、写真を見るとちょっぴり欲が出てきて行けば良かったと、・・・。
 次ぎは人の多くないときを選んで、ゆっくり楽しみたいと思います。
 それにしても、yamahiroさんの嬉しくて興奮さめやら無い笑顔忘れられません。男のこだねぇ!
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彼女の涙 (mahiro)
2007-10-28 20:45:29
 ペイさん こんばんは~

 27土~28日は遠出をして、今帰り着きました。
『彼女の涙』素晴らしい、先輩だったんでしょうね。
あんな素敵な涙を流させる人って、一度会ってみたかったですね。
 yamahiroも、そんな姿に触発されてみんなと手を取り合いましたモンネ ^.-

 あの混雑がなかったら、瞑想の時間が欲しかった!
また、山を案内してくださいな

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こんにちは (yamahiro)
2007-10-28 20:56:03
  石鎚山への思い
 石鎚山に行きたくて、今回は皆さんとご一緒させていただきました。
 
どうしても『永遠の仔?』の舞台となった山に行きたかった。
えっ?って、思うかな?
その本を涙しながら、読んでどうしても行かなきゃと思っていたんですよ~

 ミルキーさん達素晴らしい面々と一緒に行けて、より感動しました。
ミルキーさんも、何時か何かを心に秘めて、第2・3の鎖場を経験してください。
きっと素晴らしい感動があると思います。
『淡々と登るにはもったいない!』
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マークスの山 (ミルキー)
2007-10-28 22:46:42
 そうでしたか。永遠の仔に感動しての石鎚だったのですか。納得です。お父さんが落ちて死んだのはガレ場だと思っていたので、ここかしら、ここかしらと思って登りました。
 スリルが好きなのだと思っていました、失礼しました。
鎖は最後まで登ってみないと語る資格はありませんね。 
 
 私は「マークスの山」を読んで北岳に登りたい。そして最後のシーンのように山頂から富士山を眺めたいと思っていますが、なかなかチャンスに恵まれません。
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マークスの山 (yamahiro)
2007-10-29 05:38:08
  ミルキーさん おはようです♪

 山に魅了されている人の多くは、何か強烈な印象を持っている人が多いのではないかと思います。

 中には気が付いたら、凄い山人になっていた人もいるでしょうが・・・

ミルーさんの『夢?』が、早く叶うと良いですね♪

 
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