誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

扇ヶ鼻1698m

2015-03-02 | 山歩き
 扇ヶ鼻を歩いてきました。
右手がほとんど使えない相棒と、左手と右足をちょい痛めた山好き2人
 そんな2人でも無理せず歩るける山と選んだのが、久住の扇ヶ鼻だった。

  向かったのは久住の玄関口である牧ノ戸の登山口
 08:30を回った時間だったが、駐車場はガラ~ンとしていてなんとなく寂しげ
 2人分の荷物を背負ってゆっくり出発すると、登山道の雪がアイシバーンになっている。
 アイゼン不要の判断ミスを犯し、駐車場まで200mほどの距離を駆け戻る。
             
             牧ノ戸の登山口
             
             アイスバーンの登山道
  東屋で相棒さんにだけアイゼンを装着させ、私は横着して身軽に歩く事にする。
 先に登った人のアイゼンが氷を削ってくれていて、思ったよりスムーズに歩けた。
 
  扇ヶ鼻までだからゆっくりでいいよ~と、相棒に(?)自分自身に甘い言葉を掛ける。
 所々のアイスバーンに注意しながら沓掛山に着くと、心配していた天気が真っ青の快晴に
 久住を飾る雪はないものの、風もなく透き通る快晴に心ウキウキである。
             
  沓掛山から下り始めると、登山者たちに踏み砕かれた雪の氷が解けだし始めている。
 帰りを考えるとこのまま引き返したくなるも、靴の汚れよりも山歩きの誘惑に勝てず・・・
             
             この霜柱も、のちのち厄介者に
  いつもなら賑やかな登山道だが、前も後ろもポツリポツリしか人影はない
 いいね~久住山をこんなに静かに歩けるなんて、気持ちよく扇ヶ鼻分岐に到着
             
             気分いいですね~
             後ろには”涌蓋山”も見えます。
  扇ヶ鼻へ向かう登山道には足跡がなく、勾配の強い登りではアイスバーンに苦労する。
 アイゼンを付けた相棒さんを先に歩かせ、傷のついた氷の助けを借りて扇ヶ鼻のテッペンヘ
             
             あそこのアイスバーンは??
             
             あなたの体重でしっかり踏んでねッ
  牧ノ戸の登山口から1時間45分掛かっていたが、時にはこんなのんびりもいいもんだね~
             
             扇ヶ鼻山頂から久住山、中岳、天狗ヶ城、星生山(右から)
             
             阿蘇の涅槃像、臍が茶を沸かす?
  2月の終わりとは思えないうららかな天気、泥沼化している帰り道を思うと
 なかなか腰が上がらず、食後のコーヒーをゆっくりと飲みながら1時間近くもすごした。
             
  ps:想像に難くありません、牧ノ戸に帰り着いた時は登山靴は泥だらけでした。
   長靴で歩きたい気分でしたね。
   そうそう、へっぴりこしでアイスバーンを下る光景です。 
             
   帰りの温泉は、久住高原のザ、ガンジーホテルでした。
   JAF特別イベントで、入浴料\500が、なんと無料でしたよ~
   しかも、タオル付と良いことづくめでした。
             
             建物も、お湯もきれいです、皆さんもぜひ入浴を~
    
   
コメント (2)
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