GE バリレラが届いた
WE212ショックから立ち直る切っ掛けになるだろうかこのカートリッジ
元々カートリッジは
オルトフォン、EMT、デッカ、針はこれだけあればいい!
と言っていた俺が
まさかこのようなカートリッジを使うとは思わなかった
このブログで知り合った「葡萄屋」のおやじ様、ご指導頂きありがとうございました
おかげさまでなかなかのものが手に入りました
葡萄屋のおやじさんは励磁のALTECに興味を持たれこのブログを通じ
Tオーディオで288を励磁に改良なさった方です
その方がバリレラを愛用してるとのことで、今回の購入に際し色々教えて頂きありがとうございました
このバリレラなるカートリッジ、その存在は古くから知ってはいましたが私のイメージでは
JAZZ向きのイメージがあって、またそのネーミングもバリレラ、なんだか厳ついイメージで良い音がしそうも無い
バリバリ、カンカン、シャンシャンそんな音のカートリッジだと思っていたので使ったことは無かったが
しかし最近またMONOレコードにはまって、もう一度見過ごしてきたかもしれない
カートリッジをいろいろ試してみようと思って今回の事となった
今後はシュアーやエラックも機会があれば是非試して見たいと思っている
今回のバリレラ本体はebayでイギリスから購入、4千円で落札して同額以上のの送料がかかった
針先は別に購入、1本2千8百円のところ2本で5千円にして頂き送料も無料だった
非常に安価に揃ったカートリッジである
今までこんな簡単な針交換のカートリッジは使ったことが無いが
なにやらこのピンについた針先を本体に押し込むだけらしい
実に簡単な針交換だが、ガタつきや緩みもなく、ぴたっと収まった
しかもリード線は何とハンダ付けだ
何ともワイルドなカートリッジである
どうせハンダ着けするなら、やはりリード線は単線
WEの単線で配線を行った
ちょっと汚いが、なかなかいい出来だ
MONOカートリッジはこのくらいの汚れが良いかな?
いよいよ音出し
ほー
こりゃまたびっくり
エネルギー感たっぷりの迫力
聴いたレコードはJAZZレコード
うん、やっぱりジャズにはあう、切れの良い迫力の音は圧巻である
バリレラに比べるとEMTはかなりサッパリしている
音のコク、張り、力、全てにおいてバリレラに軍配が上がる
個性的な表現力で
素直な音ではEMTだが、ことジャズにおいてはバリレラがいい
流石に励磁スピーカーうるさい音はしない、
だが
問題はクラシック
ちょっと高域に独特のかん高いピーキーな音がのる
う~ん
でも聴きなれてくると
これもありかなっと思えてくる
高域のレベルを少しだけ絞って聴いていると、良い
オリジナルレコードが良い音を奏でている
JAZZはレプリカレコードだが、クラシックはオリジナルレコードを多く所有している
いやいやクラシックも良いではないか
JAZZ用に買ったカートリッジだが、認識が甘かった
JAZZ用のカートリッジなんて存在しない
クラシックレコードを力強く艶やかに奏でている
良いカートリッジは何でも鳴る!