自論であるが、オーディオは出会いが大切
数あるオーディ機器、例えばスピーカー
様々な種類のスピーカーが存在する
ダイナミック型・コンデンサー型・リボン型・イオン型・ホーン型、等々Etc
ダイナミック型一つとっても
密閉型・バスレフ型・バックロード型・フロントロード・平面バッフル・等々Etc
ユニット構成も
フルレンジ・ツーウエイ・スリー・フォー・ファイブ・・
こんな種類を各メーカーが
各年代で最高のものを作ってきた
とてもじゃないが全てのオーディオ機器を聞き比べてから
最高のものを手にする事は不可能(少なくとも庶民では)
だからオーディオ機器は出会いが大切
最初の印象はインパクトがありそれが記憶に残りやすいですよね
オーディオに興味を持ち始めた中学生のころ
JBL L200Bというスピーカーをマランツのアンプで聴いて
感動、スゴイ!、
なんだーこの音は、これが本当のオーディオか~
今も忘れられぬサウンドである
その後も感動を与えてくれた幾つかのスピーカーを所有し楽しんできた
出会いが大切
そのオーディを始めたころ、オーディオが好きなら、オーディオマニアの友達のところへ連れて行ってやるよと
誰かの紹介で、どこかのオーディオマニアのお宅へ連れて行って頂いた
そのお宅の、暗い部屋で、黒く長い得体のしれない不気味な姿で鳴っていたのが、
ホーンスピーカー
聞いたのはボーカルだったと思うが
JBLの鮮烈な音でオーディオに目覚めた直後の衝撃
声が遠くのほうから何重にも聞こえ、
声に独特の付帯音が付いた、キレのない音
いわゆるホーン臭い音
出会いが悪かった!
あれ以来、ホーンは臭い音がすると決めつけ近寄らなかった
使ってきたのはJBLプロ、コンシュマーシリーズ
B&W・マーチンローガン・アポジー・タンノイ・ALTEC・Etc
出会いは大切である
あれ以来ホーンスピーカーは眼中になかった
何度か聞く機会もあったが、イメージは払拭出来ず
良く鳴っていても拘りの音域だけで全体のバランスが・・・・
その後いろいろなことがあってWEと出会うのだが
WEの最初の出会いはMC昇圧トランス
べリオン(コッター)が最高のトランスと言い切って使っていた時
聞かされたWE618Bトランス
その衝撃に手に入れずにはいられなかった
618Bを取り出したWE141をラインアンプに改良したときの音のリアルさ
友達のお付き合いで、いきなり手に入れたWE91Bレプリカアンプとの出会い
そのアンプを古い単線で仕上げたときの衝撃
これらのアンプで鳴らすべく手に入れたWE755フルレンジスピーカー
一気にWEの世界へ引き込まれていった
それまで
WEを唱える方がたを、
WE信者として偏ったオーディオ宗教集団と位置付け、変質者扱いしてきたが
その考えを改めた
そのとたんホーンスピーカら臭さも消えていった気がする
ホーンスピーカーの本家本元
WEのホーンスピーカーを聞かせて頂いて思ったことは
WEのホーンはすごい!
しかし今更WEオールホーンは無理
もっと早く良い出会いが出来ていればよかったのに~
あらためてそう思う今日この頃である