カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1898 『自分が酔えればそれでいい』

2017年10月31日 | 日記





 2017年10月






レンズEOS EF24-70mm.f2.8L USM のレンズ・フードは、購入時から使用せぬままレンズケースに入れたままと

思い込んでたんだけど、考えたらそのケースは引っ越しの時処分してた。カタカタと音がするだろうから、其のまま捨てたとは思い難い。

では、何処へ仕舞ったのかと、ずっと気になってたの。新しく買えば高いものではないから、まあ、ええかと諦めかけて、あっ。





空箱に仕舞ったかなと思い出した。オレは、カメラもレンズも空の元箱は汚れぬようにラップで包んでタンスの上に積み上げてる。

椅子の上に乗って下ろしてラップを剥がし蓋を開けたら、あったあ。まっちゃらけで綺麗に袋に入れてあったよ。元箱も真っ新でね。

携帯には嵩が高いので使う気はなかったけど、フード無しではフレアなんてのが写真に写るらしい。オレは気にならんけどね。





レンズを守る意味でもフードは付けておくほうが安心らしい。オレに云わせるとフードを取り外し繰り返すとスクリュー部分が擦れて

レンズの塗装を剥がすんだね。傷は絶対に付けないがオレのモットーだから、どうしようかなと迷ってる。

「撮影に持ち歩く人さんのカメラを見てると上手そうな人はフードを付けてるね」 じゃあ、オレも付けよう。 「恰好つけるためかよ?」













『レンズEOS EF24-70mm.f2.8L USM にレンズ・フードを装着』  向かって左側







コンバースのスタイルは見れば見るほど其の計算された形状の素晴らしさに酔うね。「ホンマかよ?」 何処と云われると困るけど

「困らず云えよ」 まず、頑固として本来のスタイルを堅持する姿勢がいい。「たしかに変わらんね」 

生体力学的な視点で設計されたアウトソールパターンなんて尤もらしい屁理屈で不細工なスタイルに移り変わるまやかしが無い。





ローテクスニーカーと分類される形状がコンバーススタイルだね。昔ながらの形状を頑固に変えない。

スニーカーに足を通した際に踵を咥え込むようにして踵部分がヘラのようになってるのが大方だね。実際、ランニングする際には踵を

浮かさぬよう靴に固定させて理にかなってるとは思う。此れは、あくまで走ったり、飛んだりのための仕様であって、












『コンバース CONVERSE ALL STAR 100 COLORS OX』







常日頃に履くに必要とはしない。コンバースのローカットの踵部分は、他のスケートボード用のものと同型の形状だね。

オレは、無駄なく許容に満ちた此の形状が実に素晴らしいと思うんだよ。短めのパンツの場合は別として、

パンツの裾を踵のヘラ部分に噛まれてタブってる姿ほど無様はない。パンツの裾を噛まずに被せてストーンと落とすことが理想だよ。












『コンバース CONVERSE ALL STAR 100 COLORS OX』






形状を反らしたり、ゴツゴツさせたり、サイケで狂ったりなんてのはお呼びじゃない。正統派の頑固に徹したコンバースが素晴らしい。





カメラを持ってGパンにコンバース履いて枯れ落ちた紅葉に埋まる道を独り歩く。いいねえ~。「リュックは?」 ドイターがある。

「上着は何にする?」 少しばかり早いような気がするかなとは思うんだけどアスペンパーカを羽織って行こうか?

いや、待てよ、同じくモンベルのクリマプラス200ジャケットがお誂え向きかも知れない。うん、それがいい。





少し季節外れだけどサングラスで男前を上げようか。レイバンの濃い目のサングラスだよ。ぐっと大人になってナメられないよ。

でもね、此のサングラス、濃うすぎて見通し悪いんだよ。なんで、こんな濃いガラスにしたんだろう?

躓(つまづ)いてコケルるんじゃないかね? ベンチに腰掛け独りで酔うにはいい按配だよ。 「気取ってるわりに言葉が爺臭いね」





そうかね? 「ふつう、按配なんて云わないぞ、具合だねって云うだろ?」 誰も居ない静かな公園のような処だよ、いい按配だよ。

「帽子被ったらどうだ?」 木立を抜けて風が頭頂部を冷やすね。「ハゲてるんだろ?」 薄くなったと云えよ。

ニット帽を取り出して被ってみるか。似合うかね? まるで米海軍特殊部隊ネイビーシールズみたいだろ? 映画のオレと一緒だよ。




















いいねえ、自分が見えないって自由だね。両足延ばせば赤い枯葉散らしてコンバースが格好良く見えてるよ。これホンマ。


































カメレオンの独り言-1897 『映画 ハイエナ』 コワイ映画だねえ~

2017年10月30日 | 日記




 『ハイエナ』 2017年10月






昨晩は、間に合わせの駄文で逃げるような仕上げに感性の衰えを悲観しつつアマゾンプライム無料映画で浮気してた。

映画も、なかなか満足させてくれるのに行き当たらないね。こういう風に次から次から馬鹿らしいのを目の当たりにしてると

そんなに悲観することもないねと思ったりする。





で、何とはなしに観だして、此れはちょっとヤバイのではないかいなと、野生の触覚が反応してる。「おまえは野生か?」 一匹狼だよ。

人を人とも思わぬ者たちの狂気だね。オレは、恥ずかしながら野生の質(たち)なんだけど怖がりなんだよ。 「一匹の子犬か?」 クン。

力のない弱い女性を四の五の言わさず売り飛ばしてしまうなんてのは相手のことを考えることなどないんだね? 理解不能だね。





画面に漂う雰囲気が、麻薬のカルテルで有名なメキシコやコロンビアみたいなとこと似てるよ。

此処は何処の国や?って、疑ってしまうほどイメージから外れてる。でも、イギリスなんだね。何処でもおかしなのはいるだろうけど

刑事も悪人も獰猛な奴等ばっかし。麻薬取締官の刑事が主役なんだけど持ちつ持たれつで悪人どもと繋がってるんだね。












『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画 ピーター・フェルディナンド






出て来る奴が、皆、悪人みたい。刑事たちが机に盛った麻薬を鼻から吸い込んで、皆、揃って普通じゃない。

取り押さえた犯罪者からドラッグや金品を奪い、自身もドラッグに溺れた凄腕でありながら最悪な汚職警官のマイケル。

ロンドンに世界最凶と謳われるアルバニアのギャングが進出し事態は一変する。





常に一歩先んじて自身の汚職を隠ぺいしてきた彼だったが、アルバニア・ギャングとの闘いの中、徐々にそれが崩れていく。

そして、追い詰められたマイケルは地獄の底を見ることになるなんて粗筋。 『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画。

主演は、ピーター・フェルディナンド、スティーヴン・グレアム、ニール・マスケル等、あまり馴染みの無い役者ばかりだね。





イタリアからアドリア海を跨いでボスニアヘルツゴビナ、セルビア、モンテネグロ、コソボ、マケドニア、ギリシャに囲まれた

位置にアルバニアがある。アルバニアを含む周辺国では、1990年代、民族紛争で何十万人もの惨たらしい数の犠牲者を出した。

其の殺戮は、女子供老弱男女見境なしのホロコーストと呼ばれるほどの惨状だったらしい。













『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画    しかし、リアル通り越して、其処まで描かねばならんもんかね? 






血の気が多いんだろうね? 此の映画も惨たらしい殺人の描写が多い。バスタブの中でバラバラにしてるシーンなんか恐怖で倒れそお~。

命に対する憎しみよりも肉に対する恨みのようなものを感じさせる、破壊せずにはおかんって感じなんだね。

敵対する相手の倉庫かね? いきなり入って来て山刀(やまがたな)を振り回してズタズタに殴り斬りしてる。怖さは充分に伝わるよ。





オレはね、自慢じゃないけど此の手の映画は観ないことはない。しかし、真っ直ぐに画面を観るのが辛い。斜め斜交いにちょろ見だね。

だから、パチパチ消したりするから筋を飛ばしてしまうことがままある。どうなるねんっ? パチ、もう行くなっ、パチ。

「今から行くっ」 来るなっ、パチ。 「すぐに出ろっ、急げっ」 パチ。 「あんた風呂どないすんのん?」 婆の声でほっとするよ。





内容の濃い映画だよ。「何処が濃いねん? 観てないだろ?」 想像力でホローしてんだよ。いや、想像力で衝撃に潰れるんだよ。

最後、上司が裏工作してんのが解ったマイケルが森の野原に上司を連れ出し自白を迫る。「妻も子も居るっ」 「それは良かった」

テープに事実の声が収録されてる携帯を投げて声の主が自分だと吹き込むよう促されるが、ヤケクソなって出鱈目云って見苦しいから













『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画   ピーター・フェルディナンド






脳天一発で射殺する。 「見苦しいからじゃないだろ?」 似たようなもんさ。ピストルで殺されるのは怖さがないのが不思議だね。

救い出した売買された女性と、もう一人の女性、誰か解らん? 「観てないのかよ?」 二人が部屋に隠れてマイケルが帰るのを待ってる。

其処へアルバニアの悪どもが押し入って来る。「マイケルに電話しろ」 逆らえる相手ではない。





高速を飛ばして帰る途中で携帯が鳴る。受け応えする二人の女性の様子がおかしい。万事休すの雰囲気が伝わってくるんだね。

部屋に凶暴なアルバニア人が待っている。どうなんのん? ビルの前に車を停め、窓の部屋を見上げる。麻薬を吸い込み身震いして覚悟する。

脇には、ヘッケラー&コック(H&K)の自動銃、行かねばならん。ドックン、ドックン、ドックン、ドックン、ドックン、暗転。












『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画   ピーター・フェルディナンド






アラッ? 終わっちゃった? ラストの無いラスト、あと、どうなんのん? 観たあとの爽快感なんて微塵もないね、そんな映画でした。










映画『ハイエナ』予告編










雨が小降りながら降り続いてる。台風は速度を上げて、今、四国沖を通過、潮岬沖辺りの太平洋の海上を北東に進んでる。

上陸の心配もないまま海上を北東に進んで温帯になって消えるね? 雨レーダーを見ると近畿に被ってる雲が北東に流れ去ったら

この分だと夜には晴れ間が覗くかもね。明日から、紅葉に誘われて秋の行楽日和で観光地なんか人出が賑やかになることだろう。





あらっ、雨がやんで空に夕焼け空が覗いてるよ。雨や嵐があっても最後には、やっぱり晴れ間が広がってスカッとする映画のほうがええで。







































カメレオンの独り言-1896 『オモチャでお遊び』 

2017年10月29日 | 日記





 『Nikon COOLPIX P900』 2017年10月






Nikon COOLPIX P900 の価格が下がってるね。現在 ¥47.500(税込み)オレがチェックしてた頃からだと¥5.000も下がってるよ。

Nikon COOLPIX P600 と交換してくれないかね? 「するはずないやろ」 聞いてみただけだよ。

わりと人気が根強いのかして、こんなに下がったのは売り出して2年越しじゃないかね?光学2000ミリの魅力は他ではないからね。





オレは、なんでP600を買ったのかが解らないんだね。P900を売り出す前にP600の光学1440ミリに飛びついたのかな? 馬鹿だねえ。

安くなったから、今、無理して買っちゃえなんて冒険したら、其のあとで光学3000ミリなんてのが出たら二重丸の馬鹿だよ。

カメラ一つで超望遠の光学2000ミリを撮るなんて、実際、夢話だよ。オレみたいなドン臭い男がカワセミをアップで撮れるんだからね。





動きものには弱いけど、光量が足りてる環境で枝なんかに止まって、あっち見、こっち見してる時ならバッチシ撮れるからね。

光学2000ミリの超望遠をブレずに撮れる怖ろしいほどの手振れ補正が利いてるから手持ちでもブレないんだね。有り得ない精度だよ。

光学1440ミリでも驚くほどに大きく撮れるけど560ミリの差が許せない。「其れP600やな? わしのはP900や」 聞いてないのに云うなっ。












『Nikon COOLPIX P600』 右  超望遠なんだけど、機能、操作はだね、正直、オモチャみたいな感じがするね?






Nikonの新製品情報をよくチェックしつつ、此の動向をば照らし合わせて価格コムのお店のカートに放り込む練習しておこか? 

「そんなもん練習せんでもクリックちょんじゃないか」 「それより P900 はオモチャみたいじゃないのか?」 解らん。

一眼レフの場合、何百万円もするCANONの超望遠レンズを装填し三脚にセットして撮っても1000ミリ強の世界だと思うよ。





それがカメラ一つで超精細な画像は別として1440ミリ、2000ミリの世界が手持ちで撮れる。素人では踏み込めない領域だよ。

そんなのが、フラフラのオレでも撮れる、其の分、何処か抜いてんだろうかね? 

「おまえね、フラフラのオレでも撮れるっていうコピーは、Nikonにとっては、腹立たしく聞こえると思うよ」 そうかね?





広角側も普段のスナップや景色など綺麗に撮れるからね、視界に入るものなんでもござれだよ。












『ゴイサギ』 まだ幼鳥らしいね。此れも10数メートル離れた処からカシャだよ。P600 1440ミリ トリミングなし






カメラにとって10数メートルの距離ってのは、遥かに遠いもんだからね、こうして画角一杯で捉えるには超望遠なくしては無理だね。

こうして、以前に撮った鳥などの写真を観ながら一眼レフを弄ってるとムラムラとカメラマンの血が騒ぐね。 「カメラマン?」

よし、決まった。此の11月、オレは行くで。「何処へ行く?」 何処でもいい、元気でフラフラのカメラマンが行くんだよ。





「オートは使わないのか?」 オレのカメラにオートはない。 「合言葉は?」 うん、ダイヤルMだよ。


































カメレオンの独り言-1895 『喉元過ぎても次の駄文が詰まって苦しさ続く』

2017年10月28日 | 日記

 



 『その女諜報員 アレックス』 2017年10月






お茶は、オレにとっては命だよ。緑茶でなくても構わない、煎茶で充分満足できる。味わい呑めば葉の枝に潤い満たすようにして

命が回復するのを感じるよ。鉄分を自然と吸収すると聞き南部鉄器の急須を買ったね。

鉄の趣きあって茶をまったりさせて満足していたんだけど日が経つにつれ味が変わったなと思い出した。





しみ出る鉄分が味に乗ったからなとは思うんだけど、気になりだすと、其の味わいが鼻に着くんだね。

其処へ持ってきて隣の奥さんが 「鉄分の取り過ぎは腎臓には良くないらしいで」なんて云うから健康のために呑んでんのに

身体傷めてどうすんや? 気になる味わいの変化に素直に従い南部鉄器の急須は綺麗に乾かして元箱に仕舞ってお蔵入り。





今迄使ってた瀬戸物の急須に戻って使い出すと、明らかに煎茶の味が昔のままに復活してる。ああ~美味い、此の味わい久しぶりだね。

ずっと、こうして頂いてきたお茶だから、此の瀬戸物の急須で世話になろう。で、今日、キッチンで湯を沸かし急須に

お茶を摘まもうとしたら、あっ、蓋が割れてる。「ああ、朝、落として割ってしもた」と隣の奥さん。





悪びれもせず 「鉄の急須使っとくか?」 う~ん、なんかバチが当たったかな、なんて思いつつ、蓋なしでも茶は注げる。


















小さなお皿が蓋代わりに載ってるよ。いつまでも此のさまでは情けない。ひとつ、オレの小遣いで一品張り込もうか。

MNSニュースの頭に先の衆院選で落選した豊田真由子元衆院議員を傷害と暴行の疑いで書類送検なんて見出しで写真が掲載されてる。

顔を潰して泣いてんだけど、其の悲しみは何処から出てるんだろうかと思ってしまうんだね。





とるに足らぬ相手を足蹴にしたぐらいで輝かしい未来に汚点を付けたことに腹立たしさが爆発してんだろうかね? 「くっううう~っ」 

其の腹立たしさが問題だね。東大卒、ハーバード大学院修了、衆院議員とステータスの誇りが許さんのだろうね。

「おまえのようなっゴミには解らない崇高な世界なのよっ」 ああ、そう。傲慢で足滑らしてこけて恥かいて無様。「くっくっそおおーっ」












『こんな写真、どうやって撮ったんだろ?』   こんなの書いたり貼ったりするのは、オレとしては好ましくないんだけどね  






おまえの顔より夕焼けの空が気になる、今が最高、コンデジ持って表に出たら、もう色褪せてる、なんやねん、あっと云う間の華やね。

おまえと一緒やね。 「馬鹿とは話さないわっ、悔しいいいーっ」 おまえの高慢ちきな顔、露(あら)わ。「世間が馬鹿なのよっ」

おまえの価値基準からしたら無理からんこともないかもね。「価値の解らん奴ばっかしよっ、どつかれて蹴られてりゃいいのよっ」 コワイ本音。 


















コンバース ALL STAR 100 COLORS OX を履いて中敷きの効果について初めて気がついたよ。昔から安もんばかり履いてきて

其の後、まともな紳士靴のリーガルやロックポート、スニーカーもアシックスやアディダスなどに慣れて来たけど

コンバースの100周年記念の中敷きを経験して初めて中敷きの存在に気がついたよ。クッション利いてんだね? 気持ちいいわ。





ボロ靴の頃から中敷きなんか気にしたことないから、ああ~こういう風になってるの? ボロをめくったことはあるけど一体ものって

意識だったから気にもとめなかった。ペラペラの中敷きでも足の裏の感じ方に不都合はなかったけど、

クッション利いてるのを感じると、いいねえ~って思うね。で、アマゾンで中敷きコーナーを見てみるといろんなのが有るもんだねえ。





安いのでも700円からはするね。こんなのに凝り出したら靴代が高くつくよ。知らんかったことにしよう。「なんやねん」


















此の土、日、月、先週と一緒になりそな按配だね。ただ、台風22号は気圧も低くないし規模も今んところ際立ってないから

脅威ではないかも知らんけど、それが、とんでもないことにならんとも限らん。各々(おのおの)がた、ご油断召さるるな。

結果的には、周辺、なんにもなかったけど、「河川警戒水位突破」なんて脅され続けて、先週で、ちょっと懲りたよ。





昨晩は、話しのネタが浮かばなくて追いつめられてギブアップしようかと思ったけど、降参慣れすると、すぐ降参する自分がコワイ。

絞り出せば絞り出るもんだよ。歯磨きチューブを巻き巻きしても、もう出ない。ペンチで挟めばチョロッと出るのと一緒。

今日も冴えないままだけどチューブをハサミで切り開くと何とか磨けるもんだよ。「新しいのを使えば出るではないか」 そう云えばそうだね。





アマゾンプライム無料映画の 『その女諜報員 アレックス』を飛び飛びながら観終わったけど予告編みたいな映画だよ。

カメラばかりに頼ってアクションを誤魔化し撮りするのはインチキだよ。そんな手法は使い過ぎるとボロがボロボロ出て興醒めするよ。

主役の女性が身体つきが華奢で見るからに格闘なんか無理なのに強いふうに撮ってるから悪役だけが独り芝居でボコボコにノビてる。





悪役の女は、其れらしい顔つき身体つきで暴れまくって世話焼かさない。主役の女優は、アクション映画で銭稼ぐなら身体鍛えて出直して来い。












『その女諜報員 アレックス』  オルガ・キュリレンコ

 

 


オルガ・キュリレンコ って、たしか007に出てたね? 『慰めの報酬』のヒロインだったのね? 雰囲気変わってるね。

「どう、変わった?」 なんか子供っぽくなってるね。だから、オレはね、映画は好きだけど、気に入った其の映画だけが好きであって

其れ以外は好きでもなんでもないんだよ。特に、女優は当てにもスッポンにもならん。子供の出る幕やないわいっ。












『その女諜報員 アレックス』  ジェームズ・ピュアフォイ(向かって左から二人目) 右側の悪の女、見るからに怖そう






ジェームズ・ピュアフォイなんて役者観た覚えはないけど冷酷な殺し屋を演じて、いい雰囲気だったね。まあ、そんな映画でした。


































カメレオンの独り言-1894 『気に急かれて息殺して鼻で吐いて回数を稼ぐ方法』

2017年10月27日 | 日記





 2017年10月







何もせぬうちに、もう暗くなってるね、ちょっと散歩してくるか。脚の調子は頗(すこぶ)るいい、コンバースのお陰かね? 

散歩から帰って来たら、何かしら話のネタも浮かぶだろうと思ってたけど、全然、浮かんで来ないね。

深く静かに潜航したままだよ。流石に、今日は困ったね。時間がどんどん過ぎていく、止まったれや。止まれっちゅうとろうがっ。





そう捉われたら、矢鱈目ったら時は過ぎていく。意識を変えねばいかん、そらあ、どんどん過ぎてくれい。

「どんどん過ぎてるよ」  どうってことない、辛気臭いぐらい時間が経たないよ。 「経ってるよ」 いちいち云うなっ。

オレなんか、腕立て伏せの回数を読むのに、どれほど意識せずに数える術を身に着けようとしたことか。





回数を無視は出来ないから読むんだけど読みたくないんだよ。ハアハアハアハアと息を切らして数えると気が持たなくなる。

最初は5回ごとで切って積み上げる方法で気の負担を軽減したけど、それを16回せねばならんと思ったらしんどいのん一緒やねん。

じゃあ、10回ごとで切ったらどうだっと試したけど、それを8回もせねばならんと思ったら、余計にしんどいねん。
















つまり、気で負けたら何事も続けにくくなるんだよ。「どう克服した?」 数えることは止めようがないから、まず、鼻呼吸が肝。

最初10回は無呼吸で読む。次の10回は鼻で吸い鼻で吐くの呼吸で数える。次は最初に戻って繰り返すんだよ。

此れを繰り返し4回で80回になる。身体が覚えるパターンでこなしてる。数字の脅迫的負担が軽減されて楽になるよ。





苦手な腹筋は3回ごと積み重ねで数えたけどしんどいねん。で、5回ごと数えて30回を頑張ってる。「5回ごと休憩してんのか?」

アホか、爺婆とちゃうぞ、数えるのは80回も30回もとんとん止まらず行くがな、気分の切り替えで気の負担を誤魔化しておるんだよ。

もう、時間に追われて何も書くことが浮かばないっ、気は急くけど始まらないっ、此れだよっ 気の負担を散らしたら、書けたよ。
















しょうもなくても短くても本回数はクリアしたよっは~あああ~。いや、ホンマにしんどいよ。

こんなのしながら今年も暮れに向かって、あと2か月か。

































カメレオンの独り言-1893 『妄想の斑鳩の里』 失敗やったね。

2017年10月26日 | 日記




 『奈良県 斑鳩の里 法隆寺』 2017年10月






シッチャカメッチャカ解ってないカメラなんだけど、最近、よく防湿庫から出して一眼レフを弄ってる。

兎に角、何を撮るにもマニュアル撮影しか出来ないと自分に言い聞かせてシャッターを押すに徹してる。オートなんて知らないっ。

明るければ暗くする、暗ければ明るくするには、どうしたらいいのかいなと考えながら身をもって謎を探ってる。





毎度弄ってると、なんじゃいなあ、と理屈は解らずとも感覚で辻褄合うことを発見してる。其の辻褄を身に着けることが、オレの場合、

絶対に必要だと思ってる。取説で理解しようなんて脳味噌痛めるだけ、真剣に読めば読むほど寝てしまう。

お陰でマニュアル撮影が、まず第一に反応してオートなんて知らない男になってしまったよ。「ホンマかよ?」 ダイヤルはMだよ。





Tv(シャッター速度)、Av、(絞り数値)、此の理屈は理解できてる。軽いもんだよ。もうすぐ、一人前のカメラマンになるよ。

SONYのデジカメ、サイバーショットなんか、ずっと前からマニュアルだよ。焦った時なんか真っ黒けになるけどね。

見てろ~成長の遅いオレの成長の怖ろしさを。着いてこいっ馬鹿脳味噌。オレが居なけりゃ始まらないってとこ見せたる。





此の秋の深まりに誘われて、そろそろ重い腰を上げてカメラマンは何処へ行く。「何処へ行くねん?」 其れを問われると面倒臭くなる。














『奈良県 斑鳩の里 法隆寺』







「あら?」 うん? オレかな? 違うね? 「おじさん、また、逢いましたねっ」 紅葉に染まる田舎の道を迷ってる。

「天橋立、バスで出逢って」 ああ~あの時の娘さんだね。そうか、そうだったね。嬉しそうに笑ってるよ。

「おじさん、何処へ行くんですか?」 い、いや、その~此処何処ですか? 「奈良の斑鳩ですよ」 ああ、そう。





新王子からフラフラ歩いて迷子になっちゃったよ。龍田神社から藤ノ木古墳ってとこ越えて歩いてんだけど斑鳩の里ってのは?

「この辺りがそうですよ」 ああ、そう。写真で見たんだけど斑鳩の里ってのは、なんか広い野原だったようなイメージなんだけどね?

「そんなとこ在りますよ、此方へ行くと法隆寺がつい近く、其処です」 娘さんは、この辺りにお住まいでしたか?





「わたし、神戸です」 ああ、いいねえ、神戸の人は垢抜けしてるね。外人さんの影響なんかね? 笑ってる。一人旅、かな? 

「あっははは、退屈だからあちらこちらと徘徊してるの」 なるほど、今日はいい天気で真っ青な空だね。

「おじさんは、今日もカメラですか?」 いや、持ってるだけだよ、手持無沙汰になって、なんか落ち着かないのかな?





「おじさん、今日は黒のGパンがステキ」 ああ、いや、そのユニクロです。「そんなの云う必要ないだろうが」 ああ、そうだね。

「おじさん、わたしもコンバースっ」 はあ、ホ、ホントだ、オ、オレは黒のモノクロームOXです。「いちいち説明すんな」

娘さん、脚が長いね、モデルさんみたい。笑ってる。 「おじさんも格好いいです」 はあ~は~りがとほ~。「疲れてんか?」 みたい。













『奈良県 法隆寺』







ああ、此の長い塀が法隆寺かな? 「そうですよ」 何度か来てんだけど記憶に留まらんね。どうでもいいって思ってんだろうね。

笑ってるよ。こうして歩いてると彼女のこと思い出すんだよ。「へえ~、おじさんの彼女ですか?」 

いやいや、オレの彼女ってのは、オレが勝手にそう思ってるだけなの。娘さんと、何とはなしに似てるんだね。ニコニコ頷いてる。





心ん中に棲む人ってのが在るのかねえ。沢山の人の中で生きていて、いつまでも留まって消えないひとだね。頷いてる。  

長い塀の道を二人して歩きながら言葉が途絶えて、オ、オレ、こんな話ししなきゃ良かったかなあって、後悔と緊張で倒れそお~。 

娘さん、まだ、心の傷は癒えてなかったかもね。 動揺する心を落ち着かせるために煙草を吸いたいねえ~。





法隆寺は、奈良県生駒郡斑鳩町にある聖徳宗の総本山だね。7世紀に創建され聖徳太子ゆかりの寺院。

境内の広さは約18万7千平方メートルと広大で東京ドームでいえば4個分に相当するらしい。

境内には、建立物が多く歴史を或る程度、学んでいないと興味の当てとするものが見いだせないまま、もう、来ることもないだろうね。













『奈良県 斑鳩の里 法隆寺』







広い境内を娘さんが往くまま付き合いしてんだけど、教養の無さをわざわざ暴露してまで情けないとこ見せることもない。

解らぬ時はお澄ましでいよう。 「おじさん、写真撮らないんですか?」 夕陽になって五重の塔の背景で撮ったら観光写真だろうね。

実際ね、撮りたいなと思う時って滅多にないよ。大概、帰ってパソコンで拡げたら消去ばかりが忙しいだけだよ。





お店が並んでるから、なにか飲みますか? ベンチで珈琲缶。オレは、此の足で法隆寺駅から帰ります。「まだ、1時半ですよ」

悪かったね、おっさんが邪魔したね。 「そんなことないです、愉しかったあ」 ああ、そう、そらあ良かった。

此処で別れて、ちょっと息抜いてリラックスしてのんびり帰ろ。じゃあ、二度あることは三度あるっていうからね、また何処かで。





秋の日暮れは早いからね、早目に駅に向かった方がいいよ。「わたしも一緒に帰ります」 ゲッ、長い長い緊張の時間であった。

オレって、女性慣れしてないから疲れ果てるんだよ。其の上、自意識過剰気味だから一人疲れるんだよ。

今日こそ書くことないから妄想劇場にしたけど妄想も涸れて湧きが悪い。もう、あれから2年ぐらい立ってんかね?





笑わしたろと思ったけど、いまいちノリが悪かった。

































カメレオンの独り言-1892 『秋の緑っぽいミカンは、遠い昔が絞り出る』

2017年10月25日 | 日記





 『極早生(ごくわせ)ミカン』 2017年10月







ミカンが美味いね、もう少し早目の緑がかったミカンの味は、遠い昔の遠足や運動会の時の思い出が蘇るよ。

ほろしょっぱいのを頬張ると口ん中に唾液が湧いて、噛み潰すと堪(たま)らず胸の辺りに両腕合わせて絞るような仕草になるよ。

秋の早出の緑っぽいミカンは、其のしょっぱさに絞り出されるようにして思い出の中から出て来て遠い昔のオレが目の前で笑うんだよ。





最初に出回るのは、極早生(ごくわせ)ミカンといって出始めのものは外皮が完全に濃い緑に染まったものか、薄っすらと黄色が交じってる。

時期が進んで 早生(わせ)ミカンになると緑色が減り綺麗な黄色多めの外皮になる。

その後、中手(なかて)ミカン、晩手(おくて)ミカンに進む度にどんどん黄色からオレンジ色が濃くなっていくとある。





オレの云うのは、極早生(ごくわせ)ミカン、もしくは早生(わせ)ミカンのことだね。極早生(ごくわせ)ミカンは、ホンマ、しょっぱいっ。

オレンジ色のミカンは、優しく柔らかめで二、三度指先で軽く揉むと心地よく皮が剥ける。頬張ると甘いから3個4個と喰っちゃうね。

昔は、有田ミカンが甘くて美味かった。買う処で味が変わるのかどうか解らんけど、今は愛媛のミカンが美味い。





まあ、今は、少しづつ口に含んでガタガタする奥歯と噛み合わぬように注意して頂いてるけどね。此れが気を抜けない難しさがある。

それはそうと、また、台風が発生してる、22号だね。21号と似たようなコースじゃないの? もうええで。

10月下旬の台風ってのは通常なのかな? なんか時期がズレてるように感じるけどね。




















昨夜は早めに寝て睡眠をぐっすりとれたよ。何故か足元が冷えるから羽毛布団に夏布団を足元に被せて寝たらポカポカして熟睡したみたい。

完全な爆睡だったよ。此の数日、足元が寒々しく感じてたけど面倒臭いから我慢してた。我慢しなきゃよかったのに。

此れから布団が恋しくなっていくね、夜型人間にとっては朝の来るのが鬱陶しい季節だよ。待遇其のままで自由出勤にしてくれよ。





今日は、一日、お客さんが訪れてくださる予定なので、勝手ながらお休みさせて頂きます。 其の隙間で書いたよ。

































カメレオンの独り言-1891 『台風一過、空は真っ青に広がった』 

2017年10月24日 | 日記





2017年10月







此れはいかんっ、取敢えず緊急の場合は身一つで2階、3階に避難しよ。「せっかく綺麗に落ち着いたのに叶わんなあ」 同意。

「ホンマに水来るんかいな?」 とは云いながら、バタバタして慌ててる。「あんたっ、此処へ置いたカード知らんかっ?」

オレは、オレのテリトリーで忙しいのに知る訳ないやろがい。向こうで、なんか文句云ってる声だけ聞こえてる。





身支度はしておかんと咄嗟の行動が出来ない。何を着ておこうかな? 買いたての服で固めたろか? 水が出たらボロボロになるんだから

スニーカーも黒もいいけど白もいい。そうだ、白を履いておけばいい、まだ下ろしてないもんね。履いたままでスタンバイ。

リュックにバサバサ放り込んでと、此の前、台風に備えて緊急のシュミレーションしてたから、おかげで用意が早いね。





防湿庫からカメラ類を出して机の上に載せる。予備のモニターもソファの上に移動、畳んで積んでるGパンの束も机の上へ。

洪水が空振りだったら、あとの片付けが邪魔臭く思えるから、このぐらいでいいだろ? 実際、どっぷり浸かったら意味ないもんねん。

消防車が通りを何やらスピーカーで流してんだけど何を云ってるのか聞こえないよ。おまえ聞いたか? 「全然聞こへんで」





さてと避難警報なんだけど外は死んだみたいに静かだよ。雨も然程降ってないし風もない。煙草でも吸うか。「上の階の顔馴染みの

お母さんと娘さんが 「こんばんわあ~」 此の親子さんは顔を会わせると、ホンマに嬉しそうに声をかけてもらうよ。

普段と変わらぬ様子でコンビニでも行くのかな? 川が氾濫するような警報出てるね、流されるで。「きゃはっははは」って喜んでる。



















マンションの上階だから平気なんかね? こんな時は1階は忙(せわ)しないことだよ。でも、辺りは通常の夜の町並みそのものだよ。

今思うと東北の大津波の様子もそうだったね。テレビで見てると、みんな、のんびりしてんだよ。其れが一変して、あの結果だった。

気は抜かずにいよう。何かの時は、まず、2階へ上がろう。「あんた、あったわ」 なにが? 「カードや」 ああ、よかったな。





人のせいみたいな声張り上げておいて、見つかったら当たり前みたいな声に変わってる。

しかし、テレビもええ加減なもんだね。選挙速報で台風は画面の隅に追いやられたままで 「万歳、万歳」 何が万歳じゃ。

パソコンで調べても広報の伝達が行き届かない。情報は、流したら流したままで其のあとの情報が全くない。





こんなのだったら、素人さんたちが次々と身近で知った河川情報をダイレクトで流してくれるから現在進行形の状況を読み取れるよ。

「下降気味です」 「もう、溢れてるみたい」 「逃げたほうがいい」「峠を越したよう」 どっちやねんとは思うんだけど、

順々に読んでると「水位下降気味です」 「よかった、水位が下がってる、これで安心して寝れる」なんてのが増えて行くね。





もっと広範囲の上流の状況も伝えられて 「雨の追い打ちもなく水位下降しています」って、ホッとするよ。

で、なきゃ、トンネルの中でサングラスしてるようなもんだよ、なんにも見えない闇ん中でオロオロするばかりだよ。

しかし、携帯の緊急警報は吃驚させよるね。切っても鳴る、切っても鳴るの連続広報で慌てふためいたよ。こんなの初めてだよ。


















しかし、実際、洪水や地震やなんかで災害に遭われた人たちのご苦労を考えたら、今となっては、歳が外れてしまったけど

ボランテアでも参加して僅かなりとも力になってあげたいと思うよ。一緒になって折れそうなこころを支えてあげるべきだね。

「あんた、寝えへんのか?」 うん、朝まで起きておくよ、おまえ、もう、安心して寝え、なんかあったら起こしたる。





「このまま収まってくれたらええのにな、こんなん浸かったら、あとどうなんのやろ?」 そらあ目も当てられへんやろね。

まあ、大阪人は、この程度は吃驚して肝冷やしたほうがいい。此れを警鐘として生温(なまぬる)さに慣れぬことだね。

朝の5時半回ったね、無事に難を逃れられるということは結構なことだね。ありがとう。





23日4時には沼津市の南南西約40kmにあって、北北東へ毎時60kmで進んでるらしい。中心気圧は955hPa、気圧が上ったね。

中心付近の最大風速は40m/s。この台風は5時には沼津市付近に達する見込みとある。今頃は通り過ぎたかね?

災害は、どうにも来るならば寒さなく暗くなくがいい。温もりと明るさは大きな力だと思うよ。





徹夜して時間もあるので駄文を書いてたよ。で、事後報告で本編終わりってボタンを押して 「しまった」 また、やっちゃった。

公開しないにチエック入れてる積りが公開するになってたよ。仕上げてないから慌てて削除したけど見られてしまったなあ~。

まあ、オレとしては、駄文が本命だから写真が無くても云いたいことは伝わったことに変わりないけど、ほんまにオレはドジだね。


















朝、MNSのニュースに「大阪府民が怒ってる」って記事が出てるね。滅多に遭遇しない災害に大阪の人は慣れてないよ。

其処へ超強力な台風が接近して各地の河川が氾濫の危険水位に迫ってるのに、テレビでは緊急事態の報道は一切ないに等しい。

深夜の中でまんじりともせず不安を抱えていた人が多かったろうと思う。各局、選挙速報ばかりで 「万歳、万歳」って云ってる場合かよと怒ってる。





ましてNHKの泥棒野郎は、おんなじように選挙速報報道に集中しておる。国民の安心、安全をないがしろにして何が国営放送だっ。


















台風一過、今日は青空が広がった。久し振りだよ。もう安心だから昼まで寝るよって横になった。目覚めたら隣の奥さんが

「〇〇〇ちゃんが心配して電話くれたよ」 ああ、ホント。 「あんたは徹夜で見張ってたから、今寝てる」って云ったら笑ってたわ。

よく顔を見せてくれる若者が、わざわざ、ありがとう。 「その足で会社へ行ったで」 そうか、気にかけてくれてんだね。

































カメレオンの独り言-1890 『河川洪水警報』 やめてえなあ~

2017年10月23日 | 日記




 2017年10月






しかし、よく降るねえ、ベランダの乾いた部分があと僅かしか残ってないよ。壁際、ドアの前の端っこに真っ直ぐ立って煙草を吸う。

ピチャッ、ピチャッ柵の縁に雨だれが落ちては跳ね返って攻撃しよる。ピチャッ冷たいっ。

台風は四国の下辺りの太平洋を北北東に進んでるらしい。時速30キロか、普通自転車漕いで精一杯のスピードやね。





進行予想図では、今のままで上昇しよったら東海、関東方面に向かってるけど、ここらで左急カーブを切りよったら近畿直撃だろうね。

予報図のままの進路で東北東に流れ落ちて太平洋側へ行って消えろ。ついでに秋雨前線も道連れにどっかへ飛ばしてまえ。

そろそろ秋晴れの空を拝みたいよ。もう紅葉の季節だからね。あれこれ衣服も靴も揃えたのに散歩すら出れないではないか。





しかし、歯がガタガタしてるのに、何故か、今回は痛みが無い。どういうことなのかね? 噛み合わせは厳禁だけど通常は忘れてる。

なんでも些細な喜びごとであっても、心の中で「ありがとう」を忘れぬことだろうね。其れが当たり前だと思う。

オレなんかgoo編集のページをログアウトの際は、必ず、ありがとうってお礼を云ってるよ。何事も独りじゃ成らぬことばかりだよ。





しかし、今日は、またホンマに困ってる。なんにも浮かんで来ない。仕方がない、白のコンバース履いて足を組んだ姿なりに酔おうか。

「ちょっと、おかしいのとちゃうか?」 誰に迷惑かけとるか? 一匹狼の独り気ままな時間だよ。「まあ、そう云えばそうだな」

組んだ脚をスラりと伸ばして踝(くるぶし)から斜め反らしてさまを創る、ふっふふふ、惚れてしまうぜ。 「やっぱり、おかしいで」
















6時回った頃かな、煙草が切れたので近くのコンビニへ買いに出る。ビュウ~って風が強まって危険が危ない雰囲気だよ。「何処がやねん?」

傘が逆さむくほどではないね。雨が横なぶりでオレの黒のGパンを濡らしよるっ。アディダスのスニーカーはお古だからいいよ。

でも、まだまだ新しいから、やっぱり、濡らすなよ。「何を云うとるんや?」 コンビニ空いてるね。アルバイトの若者が頑張ってるよ。





ホンマに寂しい夜の町、お姉さん、早目に帰ったほうがいいよ、なんて優しい言葉をかけずに帰ったよ。「変わったおっさんやね」

家に帰ってニュースの時間、珍しく大型液晶テレビは点くかね? あ、点いた。「そらあ、点くわな」

この娘は誰かね? 髪の毛の長い綺麗な娘さんだよ。「モデルじゃないのか?」 おまえも解らんみたいやね。「おまえが観えへんからや」





パソコンのMNSニュースで目にする娘さんだよ。背の高い、笑っていても冷たいムードを漂わせてる娘さんだよ。「知らんなあ~」

過去最大の規模、台風21号接近とある。海岸線の道路に大波ぶっちゃけて荒れ狂っておるね。

此れは、逸れても太平洋岸を掠(かす)りよるなあ。明日の通勤時間と重なるようなこと云ってるよ。無理しないで連休にすればいいんだよ。





ベタんこなって会社へ行ったら、靴ん中、チュックッ、チュックッ、チュックッって革靴わややないかえ。時間が立ったら、くっさあ~。
















オレの思うに、なんで、女性用の雨ブーツは脹脛(ふくらはぎ)まで絞った恰好いいのがあるのに男ものにはないのかね?

ドタ靴みたいな雨靴ばかりだよ。最近になって、ちょっと靴らしい雨靴に改良したのが出回ってるみたいだけど其れは短靴なんだね。

乗馬靴のようなスタイルを思いつけよ。昔の騎兵隊なんか、其れが常識だったろう? 裾を被せれば普通の靴に見えるがな。





最近の若者は、恰好から入って働く意欲を盛り上げるタイプが多いんだよ。「なんで知ってんねん?」 恰好が一番なんだよ。

実際は、そんなに恰好良くないんだけど、自分のイメージが先行して実像なんか知ったこっちゃないんだよ。

生え際剃ったり、眉毛を剃ったり、まつげをカールしたり、頬紅塗ったり、女にも負けん化粧技術を身に着けている。「ホンマかえ?」





気分がブル~な時は、瞼に濃い目の影を施して、其の表現能力は役者顔負けだよ。


















この辺で駄文を終わります。アホなこと書いてたら携帯緊急情報が鳴り響いて河川警戒注意を呼び掛けてます。「ホンマかいな?」

ホンマやがな。大丈夫かいな? 市の広報に注意を払ってます。ホンマに水に浸かるんとちゃうか?

此れから本格的に暴風雨になるのに、今から洪水注意報ってヤバいんではないかいな? 溢れるのは許すけど決壊なんてやめてくれよ。





では、皆さんも充分注意してください。ブログが途切れたら水被ったと思ってね。


































カメレオンの独り言-1889 『映画 ブリットは関係ないです』 紛らわしいね

2017年10月22日 | 日記




 『ブリット・スティーブ・マックィーン』 2017年10月







なんで、今頃になって台風が来るんかね? 其れも超大型って奴が本土に向かって来とおるがな。此れから寒くなって行くのにあちこちで

被害を出すなよ。後片付け誰がすると思っておるのかね? 水に浸かるだけでも大変だよ。大平洋の遥か彼方の沖合を通過して消えろ。

オレんとこなんか1階だから床上浸水したら無理して買ったもの、みんな泥団子になっちゃうよ。





パソコン濡れたら、当分、駄文も書けないよ。自然乾燥するまで机の上で寝なしゃあないで。我が身に変えて考えたら笑い事では済まんで。

「では、どうすんねん?」 なんてことだよっ、モンベルのクリマプラス200 ジャケットなんか新品だぜ。

モンベルのシャミースジャケットもジップパーカも試着程度だよ、ブラックと紺のGパンもさらだよ。天井にぶら下げとこか?





其れよりも洋服タンスを渾身の力で机の上に横倒しで載せておけばいいかな? 「そんなのして、台風逸れたら誰が片付けるねん?」

「台風、知らん顔して行ってまいよるど」 せやね。では、ブラック、モノクロームのコンバース履いておこうか? 「なんでや?」

ええ? 「なんで履いとくねん?」 いや、脱出用にだよ。「そんなことしてたら、家ん中で靴履くなって隣のおばはん切れよるぞ」





恥ずかしながら災害らしい災害に遭ったことないから狼狽えてしまうのかね? 「まだ、台風来るかどうかも解らんだろうが?」 

しかしね、1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸し紀伊半島から東海地方を中心として、ほぼ全国にわたって甚大な被害を

及ぼした台風がね、今、接近中の21号がコースから規模から酷似してるらしいよ。伊勢湾台風、死者5千人以上を出した悪魔の台風だよ。
















自然の猛威は防ぎ切れない。夜中に襲われて暴風暴雨の中、停電、浸水に妨げられて逃げるに逃げられず悲惨なことだったらしい。

懐中電灯、軍手、タオルに石鹸、「銭湯にでも行くのか?」 馬鹿か? 防災必需品をリュックに入れておくんだよ。

ティッシュ、救急箱、入れへんがな。着替えのパンツ、「なんでパンツなんだよ?」 何とはなしに、「オムツ入れとけ」 





ハッキンカイロ貼るだけ、目薬、「なんで目薬なんだよ?」 疲れ目に。交換用の電池単1、単2、単3、単4。「そんなに要るか?」

クッション二つ、「クッション?」 お尻に敷くの。「そんなもんリュックに入るかっ何考えとんねん?」 

オレはね、昔から此の必需品の選択が苦手なんだよ。混乱してきてイライラするんだよ。そうだっ、一眼レフとレンズ、重たいけど大事っ。





ここぞと云う写真を撮るには必携だね。「非常事態に即応して撮影ができるか?」 EOSの使用説明書必携だね。「そんなもん

勉強してる場合か? コンデジでいいんじゃっ」 ニコンの説明書にするか? 「コンデジに説明書が要るかあっ?」 

「そんな役立たず置いてけっ携帯あったら役に立つっ」 説明書が要るな? 「スマホ、一年以上使ってて説明書の何を調べるねん?」





カメラ操作及び電話とメールの操作。 「・・・・・っ、こんなんにスマホ持たせたのは誰やっ?」 学ぼうという意欲が欠落してるね。
















まあ、話は変わってだね、最近は外をうろつくのも覚悟がいるね。何処から突っ込んで来よるやも知れん。「何がどうなったか解らない」

って、ハンドル握ってた奴の云うことか? おまえが引いたり跳ねたりしたんだろうがっ。危険極まりない所業だよ。

「俺は大丈夫だよ」なんて云ってる年寄りさんは、今日から「俺は、危ないっ」って云ってハンドル握れ。気の問題だよ。





毎日、誰かが引かれて死んでるよ。車の危険率は煙草の副流煙どころじゃないよ、全く、片手落ちもいいとこだよ。

オレも、今迄みたいに身のこなしが素早いとは言い難い。敏捷性が劣化して、ふいに迫ってくる車を避けることが出来ないかも知れん。

ボンネットの上に身を投げ出すしかないだろう。身を何回転かして屋根伝いに背後に回るしかない。 「おまえ、其の方が難しいで」





信号待ちなんか、ただ、ぼ~と立って待つなんて命知らずだよ。背後のビルの中、もしくは花壇の上に立って激突から身を護る。

「ビルから苦情が出るぞ」 「花壇にのるなって注意書きされるぞ」 住みづらい世の中だよ。

まあ、一般的には、2~3歩下がって、咄嗟の対処にゆとりを持つべきだろうね。道路の柵、電柱などの脇も一時的な防御にはなる。





世の中には、とんでもない鈍臭い人も多いのに平気で誰も彼もが車を走らせてる。売れれば善いという無謀な人選だと思うよ。
















また、久し振りに奥歯がガタガタしてる。今回は、歯茎も痛くないんだけど浮いてきてるから、なにかしら食べて浮いた歯を

グリッて噛んだら神経直撃だよ。ちょっと疲れてんかね? 疲れたら歯が浮くよ、引っこ抜いたろか。 「やめとけ」

どうにでもなりやがれ。「歯医者へ行けよ」 歯がガタガタしたぐらいで医者など行くかっ。おかゆでも作っておこうか。





一か月前頃かな、アマゾンのプライム無料映画を映して、なんとはなしに観ながら時間を潰してたんだけど、嵐の夜に飛んでる貨物便が

墜落して主人公が孤島に流れ着くんだけど救い出されることなく長い年月独りぼっち。

自然の中で知恵を絞って、何とか生き延びている。浮遊してた貨物便の荷物を回収したけど中身は役立たないモノばかり。





其の男も奥歯の痛みに耐えられないんだね。或る日、引っ繰り返した箱の中にスケート靴が入ってるのに気づき、スケートのブレードを

鏡代わりに歯の様子を映して見る。意を決して、大口広げてブレードのエッジ部分に痛む奥歯を宛がい片方の部分に狙いを定め、

砂浜に転がってる大き目の石を掴み持つと覚悟を決めて打ち上げる。奥歯が抜け飛び、絶叫に似たうめき声を挙げて気絶する。





トム・ハンクスだね。此の人の映画は、いつも気乗りしないんだけど、何とはなしに観ると引き込まれる芸をする人だね。














『CONVERSE ALL STAR 100 COLORS OX WHITE』 ¥6.350



 




何故か、真新しい白のコンバースが元箱の上に其れらしく飾られている。黒のモノクロームコンバースと同型だね。何故だろう?

お買いもの最後のご奉仕、 「あんた此れが最後にしときや」 あいよ。もう、衣服も靴も揃ったよ。

100周年記念コンバース、靴の裏の青い文字盤がオレを引き寄せたよ。「靴底なんか汚れて見えんだろ?」 今は見えている。





他所のお店で探したら¥7.560 +送料なのに、アマゾンだったら¥6.350の送料無料で買えたよ。あちこち比べて正解だったよ。

クッション靴ベラが入って履き心地優しく大き目のサイズが理想的なフィット感で包んでくれる。コンバースの2Eタイプがまさか

ワンサイズアップで理想的に履けるなんて知らんかった。昔から、好みのスタイルで、いいなあと思いつつも鼻から諦めてたから嘘みたい。





もう、歌事じゃなしにお買い物は、当分ストップだね。善いものが沢山当たったよ。

































カメレオンの独り言-1888 『映画 殺しの免許証』 公開当時のチラシ

2017年10月21日 | 日記





 『殺しの免許証』 2017年10月






此の映画を観たのは、確か毎日ホールではなかったかな? 試写会当たって行ったんだけど記憶では館内は狭かったような

そうではなかったような、どっちだろね? 「今となってはおまえしか解らんだろ?」 そんなことはない。

ゾロゾロ観客は居ったよ。今でも健在で、「其れは毎日ホールじゃないだろ?」 ええ? お憶えですか? 「忘れたよ」 なんやねん?





まあ、オレも確かな記憶ではないから、ひょっとしたら朝日ホールだったかも知れない。此処の会場は綺麗で見易かったね。

でも、此の『殺しの免許証』はスクリーンも小さかったように、覚えてるかね? 「誰に聞いとんねん?」

『荒野の用心棒』も此処で観たようなあ~ 「だから何処やねん?」 毎日ホールだったような気がするよ。





「産経ホールだったんじゃないか?」 あっ、思い出して貰えましたか? 「いや、御堂ホールだったかなあ?」 なんやねん。

貴方と話してたら、どっちもボケボケの養老院ではないか。 

50年も昔になると薄らボケて思い出せん。毎日ホールの所在も何処だったかも定かじゃないよ。まだ、在るのかなあ?





『殺しの免許証』 1966年イギリス映画 トム・アダムス主演。安上がりな作品だったと思うんだけど、それなりに記憶に残る

シーンを焼き付けてるね。垂れ流しで消えるようなスパイものが多かったけどラストの対決は印象に残ってる。












『殺しの免許証』 1966年イギリス映画 公開当時のチラシ








『殺しの免許証』 1966年イギリス映画 公開当時のチラシ









『殺しの免許証』 1966年イギリス映画 公開当時の試写会のチラシの付録  こんな馬鹿らしいの、ちょっと持ってないと思うよ










『大脱走』 1963年アメリカ映画  ジェームズ・ガーナーの右隣、ジェームズ・コバーンの左隣にトム・アダムスが居る







此のトム・アダムスって役者は、何かのTVドラマに出てたように思うんだけど、思い出せない。此の人は、1963年の映画『大脱走』で

ちょい役で顔を出してる。此の時から気になってた人だよ。個性が際立った顔立ちじゃないんだけど主役になったね。

007と同じくイギリス諜報員の殺しの番号を持つ男で身だしなみも紳士然として、それなりに恰好良かったよ。












『殺しの免許証』   『モーゼルC96』






通常、携帯性の悪い大型のモーゼルを愛用してる。ホルスターを背中の腰辺りに装備してんだけど、ちょっと無理がありそうで

実用的ではないで。しかし、映画は何とでもなるから愉しくもあり馬鹿らしくもある。

未だに、此の映画音楽の伴奏が口から洩れる時がある。バババンババン、バババンババン、トト、ボンバカボン、バカ、ボンバカボン・・・





「なんやねん、それは?」 当時、此の映画に嵌まった人なら解ってる。「解るか」 モーゼル独特の発射音が良かったね。

此れに対してイギリス将校(偽装?)がエンフィールド回転銃を派手に撃ちつつ迫って来る。ボスンッ、ボスンッとモーゼルが火を噴く。

イギリス将校は弾丸を受けるも迫ってくる。撃ち尽くしたトム・アダムスがモーゼルの弾倉に弾帯を装填しかけて止まる、間髪、目の先で





重傷の身ながら渾身の力で引き金を引こうとするイギリス将校、此の間合いが緊張だったね。エンフィールド回転銃の銃声も良かった。

世間を巻き込んで、其の創られた世界に麻痺したようなブームってのは薬物作用と似てんじゃないかね?

007の世界がバックに在るから、その他大勢も何でも受け入れて安易に許してしまう。此の映画も其の恩恵に与かってた口だけどね。












『殺しの免許証』 相手の殺し屋もモーゼルを使ってる ラストの対決は、当時、魅かれたねえ






エンニオモリコーネの耳慣れない勇壮な音色に乗って口笛が響き渡る。未だかってない珍しい雰囲気のサウンドトラック。

1965年の『荒野の用心棒』も新しい風を吹かせた。クリント・イーストウッドがイタリアに渡りポンチョを羽織って

西部のガンマンの雰囲気を変えた。其の影響力は007と双璧する存在だったけど、其の後の質の悪さは言語道断の恥知らずの不始末だよ。





クリント・イーストウッド独り勝ちで早々にアメリカへ帰って名を上げた。あとのマカロニ・ウエスタンはゴミ駄作の糞団子のオンパレード。

質の悪い阿片で狂ったか? フエッヘヘヘ、オーッホホホ、フワッハハハ、ズッキューン、ズッキューン、思い出しても腹が立つわっ。

時は同じくした頃だね。人は憧れて夢見て喜ぶ生きものだね。似ても似つかない自分が其の気になってる時もあるようだから笑ってしまう。












『殺しの免許証』  トム・アダムス






オレも其の気になってる時がある、でも、其れは大いなる錯覚だね。真似れば真似るほど笑いものになる。

だから、オレは部分的に真似て悦にいるんだよ。 「どういうとこや?」 そうだね、スーツに身を包み、ふと袖口を見るね、

テーブルの上に差し出されたスーツの腕の袖口から白いワイシャツの袖が覗く、007と一緒だねって嬉しくなるんだよ。 「ふ~ん?」





共感せんな? 「そんなの、するか?」 せんかなあ? 「そんなもん、サラリーマンやったら、おおかた、みんな見とるで」

そんなもんかねえ? チラリズムって云うだろ? 部分的に酔えるシーンだよ。「じゃあ全体像を見たら?」 家へ帰って寝るよ。

バババンババン、バババンババン、トト、ボンバカボン、バカ、ボンバカボン・・・其れすらも、なかなか、なれるもんじゃないんだね。


















しかしね、車ってのは、そういう夢をわりと満たしてくれるんじゃないかね? 夜のハイウェイなんて錯覚の宝庫だよ。

オレは、貧乏クジ引いたから車とは早々に身を引いたけどね、あれは、ホンマに錯覚の宝庫そのものだよ。

車と一体になって自分じゃない自分になれる魔法の箱だよ。チャッチャッチャッとか、グルルルとか、スイッチャカ、スイッチャカとか、





「なんやねん? スイッチャカ、スイッチャカって?」 ワイパーだよ。数ある機器の効果音で雰囲気高めてくれるだろ?

色鮮やかなコックピットの光は酔わせよる。此処で、バババンババン、バババンババン、トト、ボンバカボン、バカ、ボンバカボン・・なんて

バック音楽が鳴ってみろ。007そのものだよ。其処まで行かずとも秘密情報員チャールズ・バイン、殺しの番号を持つ男にはなれるで。





ただ一つ、負んぶに抱っこ、興ざめせぬように車からは降りないことだよ。麻薬が切れる。


































カメレオンの独り言-1887 『なんか無いか?』 そんな駄文でした 

2017年10月20日 | 日記





 2017年10月







パソコンのキーを打ちながら手を止める、言葉が繋がらなくて余所見して考えてる。左側の机の上に在る大型液晶テレビを眺めてる。

真っ黒けの大きな鏡だね。買ってからホンマに観ることがない。オレには、テレビは要らんかったね。そんなことなら、もっと、

服や靴を買っとけば良かったかも知れん。と、云って外に出かけることも少ないから、ホント、どちらも要らんかったんじゃないの?





今日は、朝、晴れ間が出てた。日中は曇りながら雨も降らずだった。暗くなってベランダに出たらパラパラと降ってるね。今日のお天気でした。

なんかないか? 毎日書けというなら書くことなくても書くけども、話の内容が意味ないことばかりになって行くから情けない。

毎日の芸能記事に 「バッサリ」「激怒」が無い時ない。くだらんと思いながらも読んでみたけど、やっぱり、くだらんッから激怒。





世の中、どうでもええことばかりで日は暮れる。なんでもええわで朝が来る。どうでもええ奴ばかりでテレビはクルクル番組回ってる、バッサリ。

カラスがゴミを漁って菓子の空き袋咥えて飛んで行き屋根の上で紙袋振り回してたらお菓子が零れ出て 「カア~ッ」此の喜び、誰かに言いたげ。

お母さん、前の椅子に小さな女の子乗せたらサドルに座ってる、後ろの椅子に女の子が乗って其の狭い隙間にもう一人女の子が乗ると走り出す。
















なんかないか? 久し振りに551のブタマンとシューマイと餃子、珍しく缶ビール360mj2本、ピチャッ、あっ、ソースが飛んだ。

白いチノパンに茶色の斑点、クソッ、熱湯バケツに半分溜めてハイターカップ1杯放り込んで白のチノパン漬けて押さえ込んでる。

滅多に馬鹿食いしないから腹が破裂しそうで息苦しい。せやけど、久し振りのシューマイが美味かった。次は半年後かね?





此の前、散歩中の歩道で下校の女子高生の群れに挟まった。前と後ろに挟まれて、どうにも抜け出しにくい状況に困ってしまったボク。

此のところ、天気がハッキリしてくれんことには毎日の散歩が続けられないから嬉しい。「嬉しいんかえ?」 

白のチノパンにブタまんのソースが跳ねて滴の斑点、ハイターに漬けてたら綺麗に取れている、嬉しい。





MSNニュースで中国からの漬物の実態調査報告、人間の喰えるもんじゃないらしいけど日本人は、皆、嬉しそうに食べている。

外食の添え物の漬物なんか食べたらアカン。野菜を加工して、ピザやら何やら混ぜ物入ってるのは、皆、怪しい。

昨日の豚まん、シュウーマイ、餃子なんてのも、疑えば、皆、怪しい。滅多に喰わない処で、オレの場合は救われてる。
















昨晩、深夜にグウ~ときてトイレを震わすような屁が出てオレが吃驚した。深夜の異常な騒音で近所迷惑だったかも知れん。

実に爽快な排便で嘘みたいに健康になったと実感してる。メタボ的な腹の膨らみが消えてるよ。

「くっさいおっさんやね」 中国産の野菜がいい影響をもたらしたのかも知れん。たまには食べなあかんのかも知れん。





北朝鮮は、米韓合同の軍事演習に反発する声明を発表、「朝鮮半島情勢を最悪へと激化させる危険千万な軍事的挑発」と非難した。

さらに「超強力対応措置が十分に準備されている」 超では慣れてしまったかな? 今度は、「超ド級」に格上げされるかも知れない。

事は、起きないことには何も始まらない、と云うことが、よく解った。





上着の下に着るセーター類が不足していると思ってたけど、隣の奥さんがタンスの中を調べたら、名のあるメーカー品がゾロゾロと

出て来た。「あんた、何処を見て整理してんのやっ?」 「此れも、此れも、此れもっ、エエもんばっかしやないか」 ああ、そう。

「日を選んだら安くなってるからユニクロで勝手に買いなやっ」 あいよ。「ホンマア、何も解ってないっ」 あいよ。





其れには伏線があって、ハイネックを注文したのが届いたから、これユニクロだよって云ったら、「なんやねんなっ」

「そんなん1500円で買う馬鹿居てるかいなっ、900円で買える日が有るねんでっ」 ハレホレ 「送料はっ?」 ホレヒレ。

「近くにユニクロ在るのに、なんでっ送料払って買う馬鹿居てるのんやっ?」 ご尤もでした。
















「あんた」 むやみやたらに越境すんな。「負けたから強がっとんな、此れも新品の靴下や」 ああ、そう。

なんでもいいけどね、おまえも相当要らんもん買っておるねえ? 「ふん」 オレは何も云わんけど、おまえの衣服は凄いで。

そんなのに比べたら、オレのなんか無いに等しいで。「そんなことは昔のことや」 未だに靴下の新品が出てくるか? 





云うとくけどな、オレは小遣い自腹で靴やら買うけど、ホンマ、使えへんで。「そやな、確かにあんたは煙草だけやな」 せやろ。

そこんとこ、よう覚えとけよ。まあ、其れでも叩けば埃の立たぬものはないけどね。

オレはね、今、自分で衣服を揃える悦びに目覚めただけで狂うほど自覚のない男ではない。細かな勘定の上に暫し酔っているだけだよ。





もう、少しだけ買おうかな、とは思う処があるけどね。 「もう、ええでっ」 ああ、そう。

































カメレオンの独り言-1886  『映画 電撃フリント アタック作戦』 公開当時のチラシ

2017年10月19日 | 日記





 2017年10月







『007 ドクター・ノオ』、イアン・フレミングの長編小説を映画化、1963年 『007は殺しの番号』が公開されてから

同じようなスパイ映画が次から次から出て来ててんこ盛りになった。当時、007ジェームズ・ボンド役のショーン・コネリーは

格好いい男の代名詞になった。麻薬みたいなもんだね、冷めた目で見ても恰好よかった。当たる時ってのは何でも当たる。





親父の仕事の配達でバスに乗って梅田を経て2号線の神崎橋方面に向かってた時だったと記憶する。途中、梅田新道だったかどうか

その辺は薄らボケで曖昧なんだけど大きな看板が目の先に見える。蝶ネクタイを締めたワイシャツ姿で片足椅子に上げグラス片手に

銃を構えてニッコリ笑みを浮かべてオレを見てる。な、なんて奴だっ、か、恰好っ良すぎて倒れそう。全身に衝撃が走ったよ。





西部劇の騎兵隊の恰好良さもさることながら、こんな現代劇にもおるんだねえ~。2度目のカルチャーショックだったよ。

「一度目は?」 東映映画の時代劇、化粧お化けに騙されて似非恰好良さに心酔してた鎖国時代、『アラモ』『騎兵隊』『西部開拓史』

と他国から押し寄せる目から鱗の恰好良さの大津波、度肝をぶち抜かれて慌てて開国のカルチャーショックッ。其れに次ぐものだよ。












『電撃フリント アタック作戦』 1967年(昭和42年)アメリカ映画 公開当時のチラシ









『電撃フリント アタック作戦』 1967年(昭和42年)アメリカ映画 公開当時のチラシ









『電撃フリントGOGO作戦』   『電撃フリント アタック作戦』






1961年 『荒野の七人』 でナイフ使いのガンマンを演じてたジェームス・コバーンが、時代の流れを早くも察知して

孤独漂う男から脱皮、モテモテ男に衣替えして長い脚を武器に不真面目映画のスパイを演じてた。しかし、こいつの脚はホンマに長いっ。

1966年 『電撃フリントGOGO作戦』の2作目だね。ボケボケ記憶では、どちらも馬鹿らしかったってのには憶えがある。





でも、007の病気に罹ってたから釣られて2番館の弥生座で2作とも観たね。他にも似たような馬鹿らしいのをよく観たよ。












『クロスボー作戦』 1965年アメリカ映画 道頓堀松竹座公開当時のチラシ









『クロスボー作戦』 1965年アメリカ映画 道頓堀松竹座公開当時のチラシ






此の頃の映画では、ソフィア・ローレンをよく観たね。此の女優さんは、恋愛ものばかりではなくて出演映画が幅広かったね。

イタリアで名を売ってハリウッドに出てからかな、戦争ものやアクションものに顔を連ねてた。

そういえば、此の人、映画で顔逢わせて挨拶する女優さんではお馴染みだったよ。こんにちは、また逢ったね。











『クロスボー作戦』 1965年アメリカ映画  ジョージ・ペパード  ソフィア・ローレン






1957~1975年頃までかね、オレなりに沢山の映画を観たよ。映画は映画館で観ないとホントの映画じゃないね。

当時は役者の粒が揃ってた。スクリーンに生きてる役者は並の人間じゃなかったような趣があった。別世界の人たちって感じだった。

テレビからビデオ、ビデオからDVDと移り変わって便利になるにつれ映画の本来の魅力は褪せたね。





今となっては、邦画に至ったら、其の役者の味なんて感じられないよ、無味乾燥な隣の兄ちゃん姉ちゃんばっかしだよ。

嘘が本当か、本当が嘘か、見分けがつかないぐらいの役者が減った。寂しいことだよ。

役者は創って創られて嘘から咲いて夢をきらびやかに振り撒き散らして虚構の世界に君臨する。もう、そんな人たちが居ないみたい。





芸は、人生の涙で磨かれる。苦労から沁み出た味で芸の幅が広がる。幸せ色から生まれるものには何故かしら味がないんだね。

































カメレオンの独り言-1885 『内なる声に耳を澄ましても聞こえない』 難聴やな? 

2017年10月18日 | 日記





 『21g』 2017年10月







昨晩、ユニクロのブロックテックスリムフィットチノ¥3990を買いかけて、もう一度製品の内容を読んでたら

「樹脂加工品は、時間の経過と共に空気中の湿気や紫外線、熱や汚れなどにより約3年で劣化(剥離・べたつき)する。

空気中の水分で劣化するので新品のまま収納していても劣化する。長期間、折りたたんだ状態で保管は駄目」なんて書かれてる。





こらあ、あかんわ。「寒風を通さず、ずっと暖かい防寒チノ」でも寿命限定なんて、何でも長持ちのオレには向いてないね。

折りたたんだまま保管中に劣化してしまいそう。化学繊維ってのは、いまいち気乗りがしないね。綿が一番安心だよ。

じゃあ、綿100%の全てにこだわり尽くした本格ヴィンテージレギュラーフィットチノ、¥2990にしておこうか。





「無理して買わなくてもいいだろ?」 まあ、そうだね。今までのこと思ったら沢山揃って贅沢だわ。じゃ、コンバースの白だね。

「靴も揃ってるじゃないか」 まあ、そうだね、じゃあ、残るはぁ~、「使わなきゃ金は残る」 まあ、そうだね。

君は、何かね? コンサルタントかね? 「おまえね、働いてた時と違って収入の道は閉ざされておるんだよ、其処んとこ考えなきゃあ」





金なんてのはね、なるようになるんだよ。「甘いねえ」 甘かろうが辛かろうがケセラセラで生きて来たよ。「明日は解らんだろ?」


















明日なんてのは誰も解らんのさ。解ったような欠片にしがみついて解ったような顔してるだけさ。解らんことは、解らんままに

明日を生きて行けばいい。自分を信じて夢を持ち続けて生きて往けばいい。其れだけを手から離さず一蓮托生だよ。

そんなの積み重ねて此処まで笑って生きて来た。あと、もう少し笑って生きてりゃ終わりが来るさ、そん時はよろしく。





「無責任だろ?」 くたばった後まで知ったことか。21gの魂があの世へ旅だつんだろうね。「なんで21gなんだよ?」

洋画であったよ、オレは観てないけど粗筋で軽く読んだことがある。死ぬと体重から21g抜け出るらしい。其れが魂なんだね。

21グラムとは、20世紀初期のアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガルが行った、魂の重量を計測しようとした実験に由来してる。





不安になったら魂に話しかけるんだよ、オレは、こいでいいのかなって、「善くも悪くも、おまえが背負った人生だろ?」 

そう云うだろうね。おまえがオレを導いてるのか? 「其れは云えない」 都合がいいね。21gで何をしてる? 「其れも云えない」

何も云えないのに、人を突き放したような台詞は吐く訳だな? 「傍観している」 ただの観客か? 「違う、伝えてはいる」


















伝わってないよ。「其れは、おまえが鈍いのだ」 いや、おまえの伝え方に問題があるんじゃないか? 「ない」

伝えてるのに伝わらない、しかし、問題はない? おまえの修行が足らんのではないか? 「自分で考えろ、以上、終わり」 

「誰と話ししてんのや?」 21gの魂とだよ。「会話できるのか?」 オレの身体の中におるんだよ、誰しもそうだよ、よって話は可能だよ。





「何を云ってた?」 都合が悪くなったら、以上、終わりって消えたよ。なんか、客観(視)氏のおまえと似たような奴だな。

こいつは、此れからちょくちょく出て来そうな按配やね。身内が増えるよ、客観(視)氏のおまえと俯瞰(視)氏と21gの魂で3人だよ。

「そんなの云ってるのおまえだけやで」 此処だけの話だよ。同じこと、あっちこっちで云われたら困る。


















自分の魂を意識して生きるってことは、常に自分は独りじゃないと意識づけてくれるよ。魂を汚さぬという責任感も生じる。

神の領域に近しい存在であることを身の戒めとして意識づけてくれる。

小匙(こさじ)に載せても余る程度の21g、我が身にとっては地球よりも重たい21g、時折、耳を澄まして其の声を訊け。

































カメレオンの独り言-1884 『大阪 堺筋 ガキの使いで走った道やねんで』 

2017年10月17日 | 日記






 2017年10月








寒いじゃないか、日中は部屋ん中は23度ほどあるんだけど外は20度割ってるね? 17~8度かな? 

上着を着ておかないとブルブルッと震えるよ。この分なら汗かかずに済むんだけど雨が小降りながら降り続いてるから散歩は中止。

パソコン眺めて片や画像の今昔写真をば探しつつ、片やお気に入りベストファイブのオンライン・ショップをばウィンドウショッピング。





ユニクロのブロックテックスリムフィットチノ、買うべきか値下げする春まで待つべきか、

モンベルのUS パーマフロスト ダウンパーカ(男性用)を突撃で買うべきか堪えるべきか、男女兼用のより高いんだね。

コンバースの白のOX、ユニクロームのブラック履くとアディダス・ネロより履き心地がいいんだね、魅(ひ)かれるね。














『CONVERSE CANVAS ALL STAR COLORS OX J606白』     『US パーマフロスト ダウンパーカMen 品番#2301220』 









うん? おおっ探し求めてた古い写真、1枚有ったっ。長々ダラダラ見当たらないんだけど、探し当てた時はちょっと興奮だね、

おっ、2枚、3枚有ったねっ、狙い何処がいいのかして芋づるだよ。今日はラッキーだよ。

こんなのしてたら時間がいくらあっても足らないよ。ここらで手を打って、パンッ、駄文に取り掛からねばならん。 「音入りやね」





と、云ってもだね、このところ天気も悪いし駄文の調子も悪いから元居た路地裏の駄文屋に戻ろうかと思ってる。

「其処でも相手にされなかったら?」 ふっふふふふ、おさらばよ、一匹狼のねぐらに戻って天に向かって仰向けなって寝るだけさ。

「なんで仰向けになって寝る?」 戦いを放棄した狼は、ただの痩せ犬に堕ちたのさ。クネクネ、クネクネ身体を振って遊んでる。





うちにも居たよ、オレが自転車を出して配達に出る用意をしてたら尻尾を振りまくって身悶えてる。「おまえは行かれへんでっ」

「〇〇〇はん、気いつけてな」 はい。こいつ、アホやで。毎度云わな解らんのかな? 「マル、待ってなさい」

仰向けなってクネクネしてる。妹が「マル、おまえは行かれへんのっ」 オレは、自転車押して表通りに出て 「待っときやっ」





路地の脇で身体震わせて尻尾振りたくって見送っておったよ。人間は働かなくてはいかん、おまえも留守を守っとけっ。 「ワンッ」














『1966年(昭和41年)3月  堺筋道頓堀 日本橋』











『堺筋道頓堀 日本橋』








通りに出たら一直線、今日は、堺筋を北へ走る。道頓堀を渡り、八幡筋(通り)、周防町筋(通り)、清水町筋(通り)、鰻谷筋(通り)と

駆け抜けて長堀川を渡って長堀通りを横断、真っ直ぐ本町から北浜に向かう。当時は、まだ、三輪トラックが走ってた。

車道が空いたら抜け駆けて、ヤバくなったら歩道に移って人をスイスイ避けて走り続ける。南久宝寺から本町辺りになると会社勤めの人が増える。














『1966年(昭和41年)3月 堺筋本町近く』 写真手前の空き地は船場センター建設用地で拡幅工事進行中 右向こうに福助








横手もビルが建ち並んで道行く人たちの仕事柄が違うのを感じてたね。少し遠慮気味になって走るスピードを緩めてたよ。

安土町、備後町、瓦町、淡路町、平野町から道修町、高麗橋の三越を越えて北浜、北浜の交差点を渡ると大川の中州が中之島。

大川を中之島が流れを二つに割って土佐堀川と堂島川に名を変える。堺筋が渡る橋は難波橋、南と北詰めにライオンが座ってる。














『1966年(昭和41年)6月  北浜  市電大阪駅方面から堺筋へ右折』











『1966年(昭和41年)6月  北浜  堺筋 市電日本橋筋一丁目往き』








橋を渡って樋之上町、歩道のない車道は危なっかしい。住まいが在る日本橋筋一丁目から北浜辺りまでが庭に思える慣れた道。

此れから先の扇町を越えて天神橋筋6丁目までは、幼い頃、此の西天満の寺町に生まれ住んでいたから、其処を軸に周囲1キロ程は庭だった。

だから、天神橋筋6丁目から先の淀川を渡る長柄橋を境にして、当時のオレの目には、其れから向こうは遠い道に思えて走ったね。













『1964年(昭和39年2月) 樋之上町』







書いて貰った地図を当てに走る。一度行ったら地図を照らして位置関係を掴むから近道も覚えたよ。

夕焼けの沈む頃になると気が急いてハアハア息切らせて走るんだよ。暗くなると怖いんだね。まだまだ淀川の向こう側は、

今と違って矢鱈めったら暗かった。幹線から外れたら建物も極端に少なくて空き地や田んぼばかりで真っ暗だったよ。













『天神町筋6丁目    後日、調べてから書き込みます』








帰りの淀川長柄橋は怖かったよ。生きて帰れないんではないかと思えたよ。橋を渡って坂を下り走ると天神橋筋6丁目に辿り着く。

ああ~帰って来たって思えるんだね。人を惑わす狸や狐に遭わずに、無事、大阪に帰ってこれたあ~。

当時の市内も、まだまだ照明の行き届かぬところが多くて暗かったけど生まれ育った街ん中の暗さは、なんでか許せる。





少年の頃は、親父が遠くへは行かさなかったけど、時々、時間に急かれる仕事で走った時の話だね。

額に汗して漕ぎまくって帰って来る。本町の福助横目で見て本町通りを横断、南久宝寺の商店街は静まり返ってる。

帰って来たで。もう、ほん庭の中だよ。長堀橋から光がユラユラ浮いてる長堀川の水面は怖くない。あと、ひとっ走りで日本橋筋一丁目や。














『堺筋 長堀橋   後日、調べてから書き込みます』







ガラガラ戸を開けて、ただいまあ~、マルが千切れんばかりに尾を振って太った身体をよじくり回して飛びつき喜んで迎えてくれとる。

「遅うなったな、ご苦労さんやったな」 仕事場から親父が迎えてる。おふくろが 「風呂へ先に行くか?」 兄ちゃんが帰って来たら、

みんなで一緒に行くわ。 「兄ちゃんも、そろそろ帰って来るやろ」 兄ちゃん、遠いんか? 「ちょっと遠いな」





当時は、銭湯通いが当たり前の時代やった。冷えたコーヒー牛乳か、もしくはタコ焼きか、其れが愉しみだった。

黒門の風呂屋さんち隣のタコ焼き、まだやってるかな? 「買い物の帰りみたら、まだやったはったで」 あ、ホンマア~愉しみい~。

仰向けなって尻尾振ってるマルのお腹撫でてやりながら、明日、何曜? 「木曜日やで」 風船しゅぼむわ~なんで木曜やねんっ。





明日、学校サボったろかな。 サボって雄々しく逞しく一匹狼で生きようか、自由に勝るものはなし。 「アホやで」

































カメレオンの独り言