
今日は、ちょっと間に合わせです。
アマゾンプライムのBlu-rayの販売に目を通してたら 『ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦』 なんてのに目が止まったよ。
第二次世界大戦中、ユダヤ人大量虐殺の実権を握り、その冷酷さから「金髪の野獣」「プラハの者」と呼ばれたナチス親衛隊の大物幹部
ラインハルト・ハイドリヒを暗殺したエンスラポイド作戦を描いた映画って解説されてる。 アレ? 覚えがあるねって思ったら
『暁の7人』の再映画化だね。今回は、2016年制作のチェコ、イギリス、フランスの合作映画らしい。
カメレオンの独り言-1442 『映画 暁の7人 観てないんだけれど昔のTV洋画が甦る』で、以前に駄文で書いてるよ。
此れは、観なくちゃいかん、でも、¥4027って高いではないか。Blu-rayか。遠い昔、TVの番組で、此の題材をドキュメントタッチで
描いたドラマを放映してたの。もう、何十年も昔になるかね? TVドラマで当時としてはリアルなタッチでかなり力が入ってたよ。
其の時の印象が強烈だったのかしてオレの記憶に深くとどまってた。オレんちがテレビを買ったのは、たしか、1958年頃だったかね?
皇太子明仁親王と正田美智子さんとの結婚の儀は1959年(昭和34年)オレ、パレードを観てたね? 此れがテレビの普及を促した。

『東芝真空管テレビ MODEL 14EP』 おふくろと一緒に映ってるテレビ、探したら同じのを(左)見つけたよ 今に残る最後の一台みたい
東芝の14インチ白黒だった。此のドキュメント風の映像は、其の2~3年後辺りだったかなあ? 「此れ、ホンマに迫力あるなあ」ってのが
感想だったね。映画館で洋画を、毎度、観てた頃だったから目が肥えて、作品の出来不出来を厳しくチェックするのに慣れてたよ。
其の後、10数年後1976年(昭和51年)に公開された 『暁の7人』で同じ題材の映画の看板に気付いた。梅田グランド劇場だったと思う。
で、40年後に、また映画になったんだね。あちこち探してたら1964年にも映画になってたらしくて白黒作品でドキュメンタリな雰囲気。
テレビドラマで遣ってたやつかなって思ったよ。でも、覚えてるシーンと重なった部分が無いから違うみたい。
地下に追いつめられて水攻めになって教会の地下で自決する展開は変わりない。悲愴な最期を遂げるまでを描いてるようだね。
『アテント』 (1964年制作未公開?) 此れは、ちょっと長いのしかなかったので暇な時にでもどうぞ。
Atentát (1964) - Atentát na R. Heydricha, Heydrichov pohreb a prestrelka v kostole

『ハイドリッヒを撃て』 2017年公開 チェコ、イギリス、フランスの合作映画

『ハイドリッヒを撃て』 2017年公開 チェコ、イギリス、フランスの合作映画
『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』映画オリジナル特報
『ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦』(Blu-ray)のポスター、題名 『ハイドリヒを撃て! 』 だけでいいんじゃないの?
「ナチの野獣」暗殺作戦なんて要らんのじゃないの? 安っぽくなるよ。
敵地に侵入して死ぬまで戦う使命を背負った男たちの物語、相手はそら怖ろしいドイツナチ親衛隊。其の司令官を暗殺するのが任務。

『ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦』 ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ親衛隊大将
ハイドリッヒが暗殺(手榴弾の炸裂で重傷を負い後日死亡)に倒れた日から親衛隊がチェコ全土に戒厳令を敷き、大々的な捜査と報復に
乗り出した。襲撃からハイドリヒが死亡するまでの一週間程だけですでに157人が射殺され、暗殺部隊を匿(かくま)ったとして
リディツェ村村民虐殺、レジャーキ村村民虐殺、その他、報復や捜査のために大勢のチェコ人が拘束され1357人が即決裁判で殺戮された。
虐殺村の女子供らは強制収容所に送られてガス室の露と消えた。7人の決死の英雄たちはラインハルト・ハイドリヒ親衛隊大将を
倒し使命を果たし立て籠もった教会で華々しく抵抗の上全滅したけれど、其の巻き添えで2000人以上のプラハ市民が無抵抗で犠牲になった。
英国チャーチル首相をはじめ連合軍が立案する暗殺計画は、こののち、ナチの報復を恐れて決行は見合わされ全て中止されたとある。
そんな悲惨な事実を引きずって描かれた実話だね。

『アテント』 (1964年制作未公開?)

『アテント』 (1964年制作未公開?)

『アテント』 (1964年制作未公開?)

『アテント』 (1964年制作未公開?)

『実際のラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ親衛隊大将』

『実際のアドルフ・ヒトラー(中央)向かって右側が、ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ親衛隊大将』
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