カメレオンの独り言-1102 『続・悪魔の所業』

　　　　　　県立八潮南高校３年吉田順子さん（当時17歳）　明日（4/8）の分です。







９１０回「悪魔の所業」で、梶原一騎の娘の白曉燕（パイ・シャオイェン）の惨たらしい悲劇をお話ししたね。

それは、其の事実を知ってホンマに吃驚したので書いたんだけど、我が日本でも、やはり居るんだね、人間の皮被った悪魔が。

「いつぞや、おまえ自身も悪魔って云ってたぞ」　こんなのと比べたら、オレなんか漫画の悪魔君だよ。　いや、もっと精神性の高い悪魔だよ。






理性の喪失だろうね、自制の利かぬ欲望の加速から生じる無慈悲な感覚、残虐性の惰性感覚ってんかね？　健全な精神では持ちようの無い感覚だろうね。

相手を思い遣る、相手のことを考えてやる、相手を尊重する、それらが皆無に等しい自己中心的な人格なんだろうね。

惰性に妥協する、妥協に流れて疑いを持たない、欲望だけに敏感で狡猾、そして冷酷非道、そんな奴が居るんだね。






今日のも、内容が酷いですので、気の進まぬ方はご遠慮ください。






１９８８年（昭和６３年）１１月から１９８９年（昭和６４年）１月の間に、東京都足立区綾瀬で起きた猥褻誘拐・略取、監禁、強姦、暴行、殺人、死体遺棄事件。

両親とともども生活する２階の部屋で行なわれた鬼畜にも劣る残虐なる行為は、まさしく悪魔の所業だね。

それらの行為を働いた奴等は、全て未成年で、少女が監禁されていることに気づいていた周囲の人間も被害者を救わなかったことなどの点で社会に大きな衝撃を与えたね。






この「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の報道は、当時の消費税スタートの報道が重なったことからインパクトが薄かったように思うね。



















事件の概要は、数名の少年が、女子高校生をレイプの後、拉致、仲間の自宅２階の居室に監禁した。

集団によるレイプ、性器にビンなどの異物挿入、裸踊りや自慰行為の強要、タバコを2本一度に吸わせる、シンナーを吸わせ、1メートル以上上から鉄棒を腹に落とす、

トイレにも行かせず飲料用紙コップに排尿させその尿を飲ませる、１.６キログラムの鉄球付き棒で大腿部を数十回にわたって殴打したり、

被害者の脇腹部、脚部等を多数回にわたって手拳で殴打し、全身が血だらけになり目の位置がわからなくなるほど顔を膨れ上がる程の殴る蹴るなどの行為を繰り返した。






少年Ｂが「なんだお前でっけえ顔になったな」と笑う、足にライターのオイルをかけて火で何度もあぶる、真冬の時にベランダに裸で放置、

顔面に蝋をたらす、などの苛烈な行為を４１日間にわたり行った。

女子高生を監禁していた家の両親は女子高生の存在を認知しており、一度一階で一緒に食事を摂ったりした。






その折、女子高生に「早く帰りなさい」と促し、一時は家を出たのだが、加害者の少年の一人が連れ戻したので、結局、監禁は続いて行われた。

１９８９年（昭和６４年）１月４日、「ギャンブルに負けた」という理由で、自力では立てなくなり、ほとんど動けなくなった被害者を２時間にわたって殴る蹴る、

足をライターオイルで焼く、鉄の棒で殴るなどのリンチを加え放置し、その結果被害者は死亡した。






翌日、被害者の死亡に気づき死体の処理に困った加害者たちは、遺体を毛布で包み旅行バックの中に入れドラム缶に入れてコンクリート詰めにして、

東京都江東区若洲の埋め立て地（現在の若洲海浜公園敷地内）に遺棄した。

同年（平成元年）３月２９日、別の事件で逮捕された際の取調中の加害者の供述により、被害者の遺体が発見されたことから事件が発覚したんだね。



















裁判で明るみになったのか、被害者に行なわれた非道が箇条書きであげられている。




アルバイト帰りの女子高生を誘拐して不良仲間4人で輪姦

不良仲間の家に監禁し暴走族仲間十数人で輪姦、関係者は100人に及ぶ

殴打された顔面が腫れ上がり変形したのを見て「でけえ顔になった」と笑う

度重なる暴行に耐えかねて、被害者は「もう殺して」と哀願




顔面に蝋を垂らして顔一面を蝋で覆いつくし、両眼瞼に火のついたままの短くなった蝋燭を立てる

衰弱して自力で階下の便所へ行くこともできず飲料パックにした尿をストローで飲ませる

鼻口部から出血し、崩れた火傷の傷から血膿が出、室内に飛び散るなど凄惨な状況となった

素手では、血で手が汚れると考え、ビニール袋で拳を覆い、腹部、肩などを力まかせに数十回強打




１.７４ｋｇのキックボクシング練習器で、ゴルフスイングの要領で力まかせに多数回殴打

揮発性の油を太腿部等に注ぎ、ライターで火を点ける

死んだのでコンクリート詰めにして放置

腕や足は、重度の火傷で体液が漏れ出していた

脳が萎縮して小さくなっていた　　　　　　　以上は、ウィキペディアより。









被害者は最後に「助けて」ではなくて「早く殺して」と言ったらしいんだね。これ以上の苦痛のない哀願だね。酷いね。

此の子が、オレの娘だったら、オレの手で、どのような手段を講じてでも加害者の奴等を皆殺しにする。

非道には非道で返す。人間のすることではないことをした人間でない奴をブチ殺しても罪の意識など無い。此の子の無念を晴らしてやる。






此の子の屈辱を晴らさずにはおかん。未成年も糞もあるかっ。此れだけの非道を行なっていながら、こいつらは、もう、のうのうと社会復帰している。






そして、なお、今年に入ってこの事件のサブリーダー格の奴が傷害で再び逮捕されていると云う。なにを以って、こんな鬼畜どもの更生を重きにおくっ？

抹殺して社会の秩序を優先しろ。更生の機会ってのは、ボロボロにされて殺されてコンクリートで固められた娘さんが、元気に生き返っての話しだろっ？

喩え、そうして生き返っても、娘さんは、生涯、心身ともに立ち直れない大きな傷を背負わねばならん。どうして元通りなれるのだっ。






被害者の生きる道を非道この上ない手段で奪った奴等に、なんの更生の道を与えばならんのだっ。人の道に照らして法を創れよ。






ネット上に事件の加害者等の写真や経歴が曝されている。年月を経て、今じゃこのときの写真では、見分けはつかず解らないだろうね。

貴様等がやった非道に比べたら、なんと甘き返礼だろうか。一生、背負ってゴミだめのクズで生きろ。

もう、贖罪を済ませたなんて思うなよ、おまえ達の遣ったことは、必ず、その報いがくる。此の世で逃れても、彼の世で後悔せずにはおれぬ目に会うよ。






人間の尊厳を踏みにじって、これからという人生を奪い去り、５、６年如きを檻ん中に入って済ませるものかどうか、後々、思い知ることが、必ず、来る。

















やりきれないお話をすると気分が滅入って消沈するね。しかし、其れが現実なら思い致さねばならんことでもあろうね。

愉しければいい、だけど、人生は、それだけじゃないからね。親御さんにとったら、病気や事故であったほうが、まだ、諦められる。

娘の受けた傷を、同じく背負って悲しみ、苦しみ、救われぬ人生を生きて往かれるんだろうね。