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『四方山(よもやま)話』 2017年12月
とんでもない凍りそうな寒さでもなかったかね? ベランダで、ゆっくり空を仰いで、一服、急かれる思いもしなくて済んだよ。
もう、クリスマスまで、あと10日だね、何と申しましょうか、こればっかしやね。
今日は、散歩、早目に出掛けよう。少しサボり続けたから気合入れて歩いて来よう。天気はボチボチって感じかね?
今日は、ちょっと恥ずかしいけどニット帽被って慣らしてみようかい。ブルー系で行こうかな、スタコラスタコラ脚の調子はいい調子。
意外と苦にならないね? オレは帽子は相性が悪いと思ってたけど、此のニット帽は無抵抗で被れるね、此れは新発見だよ。
先が短いんだから気が乗ったら僅かなことでも愉しんでおこう。自分が被ると誰も彼もが被ってる姿が目に付くよ。良かったあ~。
レビュで目に付くのが 「整髪を気にしなくてもいいからとてもいい」 「寝ぐせのままでも被れば解らないから便利」ってのが多いね。
じゃあ、オレも今度買ったら 「ハゲでも気にしなくて平気」って書き込んであげようかな? ホンマに気にならないよ。
なんか、いつもの自分じゃないみたい。また、格好いい男が復活して世の女性たちの目を愉しませてあげよう。「それ本気で云うてんか?」
しかし、まだ、暑いねえ~。帰る頃になってくると汗まみれになってるよ。寒波が厳しいって云ってるけどオレは暑さで厳しいよ。
「南洋系やな?」 薄手のネックにユニクロのジップジャケット、上にモンベルのサーマランドパーカを羽織ってんだけど、
此れは四十物(あいもの)で薄いんだけどねえ? こんないで立ちで汗かくんだったらアルパインダウンパーカなんか着たら
熱で湯気立ててのぼせて倒れてしまうよ。オレには、実際、アルパインダウンパーカは不向きかも知れんよ。 「溶鉱炉みたいな男やね」
『BEN DAVIS COTTON KNIT CAP [FLAG』
気がつくのが遅いけど、ニット帽はコットン100%がいいみたいに思うよ。アクリルは防寒には良いんだろうけど街ん中ならコットンが
蒸れずに済むんだろうね? 其れに、今迄、寒いからって帽子が欲しいなんて思ったことないんだから、オレの場合、恰好優先だよ。
ちょっと耳を隠して防寒って程度で充分だよ。伸縮性がいつまでもつか不明だけど、暫く使ってみて変化がないならコットン探そ。
ウール100%なんて良いだろうけど高いだろうからね。オレの体温からしたらコットン100%がピッタシと思うよ、うん。
ベン・ディビス(コットン)のが安いし大きさもちょうどでいいね。オレの好みは、頭の上にチョロチョロ余り気味とか
ヒョロヒョロ伸びたのは駄目、ボンボリ付いたのとか論外、頭の形に合わせた程度がいいね。折り返しも要るね、一枚通しのスボケは駄目。
2000円程度までの安いのを何とはなしに数枚買ってあったけど、内心、オレが、実際に被って歩くかあ?と、思ってた。
家ん中で鏡を前に被って、まんざらではないねとは思うんだけど、外で被るには勇気がすぼむんだね。
隣の奥さんが見透かしたように 「あんた、そんなん、よう被るんかいな?」 似合ってるだろ? 「ふん、帽子被ったことないのにっ」
で、出かける時に、良く似合ってるだろ? 「フンッ、外で笑いなや、気持ち悪いからっ」 どういう意味やねん?
なんで意味なく笑うんだよ、ニット帽が似合ってないということか? 意気を消沈させよるね。勇気が失せるではないか。
しかし、実際に被って外を歩いたら何の違和感もない自然体、スッとガラスに映る姿も素晴らしい。「そんなん自分で云うか?」
そんなのは自分の世界だよ。まずは自分を自分が認めてやることだよ。其処から全てが始まるんだよ。
『パーマフロスト ライトダウンパーカ』 価格 ¥22,800 +税 送料
それから、モンベルのダウンでパーマフロストライトダウンパーカってのがある。ちょっと高いけど、此れも気づかなかったんだけど
此のパーカは、スタイルを細目に拵えてモコモコを抑え込んだ形になってるみたいだね? これはだね、いいことだよ。「なんでや?」
見るからに柔らかそうなダウンってのは、悪く云えばモコモコ嵩高いのがネックだよ。風船羽織ってるようなもんだよ。気持ちいいけどね。
温もり感は相当のもんみたいだね。オレにとっては、ちょっと躊躇うかも知れない優れもののよう。レビュでは、皆さん認めてるよ。
ワイシャツ程度に羽織ってちょうどだろうね。ライトって銘打ってるから上があるんだろうけど、オレの場合、下でいいよ。
オレがイメージするところ、此れはオレに似合ってると感じたね。 「そんなの着てみなきゃ解らんだろ?」
おまえね、写真一枚を漠然と見てては駄目だよ。見えない部分を探り出す目だよ、都合悪く強(したた)かに暴く目だよ。
「モンベルのアスペンパーカのペラペラを見抜けたか?」 なんとはなしに感じた部分があったよ。「嘘つけ」
まあ、しかしだね、あのアスペンパーカは、其のペラペラ感が意に反して実に効果的に考えられたパーカだったよ。奥が深い代物だよ。
モンベルも云ってるよ。「良質のフィルパワー・ダウン、少ない綿量でも優れた保温性を発揮するので暖かく軽やかな着心地が特長です」
ダウンの品質は、フィルパワー(FP)の単位で表示され数値が高いほど高品質とされ、一般的に600~700が良質ダウン。
700以上が高品質ダウン。800~1000になるEXダウンでは、嵩高く多くの空気を蓄えるため僅かな重量で極めて高い保温性を
確保するんだね。「アスペンパーカのフィルパワー(FP)は?」 650FPだよ。「なに?」 650FPだよ。「なんと?」 くそっ。
「ペラペラの謎が解けたなあ、最低クラスじゃないか」 くそっ。其処は其れなりに工夫されてんだよっ。「慰めか?」
「アスペンパーカ着て歩いて、寒くないけど温(ぬ)くない、温くないけど寒くないってのが、おまえの感想だったろ?」 そうだったかね?
「其のどちらともいえない怪しげな感想は、常温を維持してると云えば聞こえはいいけど切り一杯と云うことではないのか?」
「其のペラペラ感が意に反して実に効果的に考えられたパーカだった。奥が深い代物だよ」ってのが、オレの後日の感想だよ。
「謎は深まるばかりだよ、此の生温い大阪であれば成り立つ話で寒冷地へ往けば時経たずして凍ってしまうのではないのか?」
おまえ、其れはモンベルに失礼だぞ。 「数値から歴然と裏がとれとるわ」 まあ、突き詰めれば650FPなのに
毛が少ないってのは解せんね? 「自分の頭の毛みたいに云うとるわ」 ホワッとしたダウンに目移りするってのが本音かも知れんね。
パーマフロスト ライトダウンパーカはEX800フィルパワーだね。「高品質ダウンだろ」 迷わされて頭が痛いねえ~。
アスペンパーカの平均重量が649gでペラペラやのに、パーマフロストは434g、どういうことや? 「ポカポカのフワフワやねん」
『アスペンパーカ』 『パーマフロスト ライトダウンパーカ』 価格 ¥22,800 +税 送料
オレが散歩から帰って来て暫くしたら隣の奥さんも買い物から帰って来た。「さ、さっぶいなあ」って、顔赤くして云ってるから、
おまえもニット帽を被れ、あったかいぞ。そういえば奥さんも帽子被らんね。「わたしも帽子嫌いや」
おまえ、出る云うたら髪の毛いらいまくって時間忘れてるけどニット帽被ってみろ、手間要らんわ、温いわ、で一石二鳥やで。
オレは大正解やったで、冬場手放されへんで。 「せやなあ、意外と其れええなあ」 ざまあみろ、オレがええ云うのは皆ええねん。
おまえは寒がりやからウールのを張り込んだら柔らかいし愛用出来るんとちゃうか?
「スーパーなんかに買い物来てる人、被ってる人多いなあ」 せやろ、耳に被せたら温もるからええで。「貶(けな)しよらんなあ?」
『パーマフロストダウンパーカ』 『パーマフロスト ライトダウンパーカ』
調べたらパーマフロストダウンパーカって、オレが初っ端に欲しいと思ったパーカだよ。其れのライト級だったのかあっ。
道理でなにかしら引き寄せられる縁を感じたなあ~、そうだったのか、そういうことだったのかっ。 「えらいリキが入ってるね」
入らざるを得ないよ。極寒用のダウンでは、太平洋側の冬にはオレにとっては暑すぎる、其処で、ライト級が用意されていたのか。
ライト級ではあってもパーマフロスト ライトダウンパーカはね、800フィルパワー・EXダウンの高品質が使用されているんだよ。
利用適度は 「真冬の山頂マイナス10度以下で風も強い環境で着用しましたが、ぎりぎり耐えられました」
「3時間以上活動しても問題なかったです。防風機能の有り難さを痛感しました。ただし、腰を下ろしての休憩中は、
体温が急速に下がっていったので本格的な冬山登山には向かないです」とある。つまり、一般人が、そんな環境はお呼びでない場合でも、
通常の寒冷地に於いては、かなりの防寒能力を有して居ることが頷ける。
「と云うことは、おまえにとっては暑すぎるということではないのんか?」 確かにそうなんだけどライト級に控えている処に救いがある。
なんと云ってもパーマフロストダウンパーカの兄弟だぞ。「ふんでえ?」 身贔屓(みびいき)でええように捉えるわけだよ。
『パーマフロストダウンパーカ』 海外向け(右袖にロゴ) お値段、ちょっと高め
少し控えて激暑ではない訳だよ、「そいでえ?」 冬は寒いもんだから備えあれば憂いなしの観点からして買わずばなるまい。
いやあ~此処にきてパーマフロストダウンパーカが兄弟連れて戻り来るとは思わなかったよ。興奮の坩堝(るつぼ)だよ。
アルパインダウンパーカからパーマフロスト ライトダウンパーカへ、想いはクルクル飛んで何処へ行く? 「おまえはダウンのように軽いね」