カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

独り言-365 『火事の夢』

2012年03月31日 | 日記







実際は見ているんだろうけど目覚めても覚えている限りでは、今年に入って夢を見たのは二回目だね。

一回目は、宝くじが当った夢だった。でも、ストレートじゃない筋運びだったので「正夢にはならんかったね」

一昨日見た夢は「火事」の夢で、旅館の大広間みたいなところに居て畳みの床やら廊下から煙が吹き上がり慌てふためいてる。







小さな息子を抱いて逃げるんだけど、表廊下と表現するのかね?建物の外側に湾曲したタイル張りの廊下がある。

建物に沿って設けられていてかなりの勾配がある。何人かの人が先に走って下っている。

お座敷は猛煙が噴き上がり視界が利かない。「こっちだっ」「きゃあー」なんて絶叫があちこちで聞こえる。







「こらあ、あかんっ」確かめる余裕など無いから、其の表廊下に出て駆け出す。勾配あるから凄いスピード「ピエ~ッ」って感じ。

建物の窓という窓から火山の噴煙みたいに煙が吐き出されている。走る廊下沿いの窓からも噴き出て「なんにも見えない」けど走ってる。

建物を巻くように湾曲してるからコーナーのところでは、遠心力で飛び出ないようにかなりの斜め走りが「嘘やん」云うほど極端なの。







「おまえはオートバイかよ?」って感じ。状況は、大火災って感じで、かなり切羽詰っているんだけど炎は見てないね。







グルッと回り下って、大きな木が囲む中に走りこむと廊下が、突然、消えたようにない。急ブレーキッ。

廊下が切断された端で、足の指みんながタイル床に突っ張って必死にストッパーをかけている。

上体が、止まった下半身より前に突き出て震えて堪えてる。「ここで、チョンと触られただけで落ちる~っ」って寸前。







目の前十メートル程下には、藍色した深そうな川が流れてる。「よう泳がんがな~」





















ガバッっと夜中に目覚めて「ほっ」っとしつつ「嫌な夢見たなあ~」って思ってる。嫌な夢は忘れようって、すぐに寝なおす。








其の日の夜、パソコン遣ってたらヤフーの見出しの中に「火事の夢を見たら・・・」って書かれている。タイミングいいね。

クリックすると、なんと火事の夢は悪くないらしい。物事が良い方向で始まる兆しらしい。「ああ~良かったね~」

炎は見なかったけど猛烈な噴煙と「煙の匂い」まで嗅いだような覚えがある。リアルやったね。



















人は夜道を走っているようなもんなんでしょうね。視界が利く範囲は先が読めるけど、それから先の闇の向こうに到ったては解らない。

走れば闇を剝ぐように見えてはくるけれど、往けども往けども闇は立ちはだかる。「どうなっていくんだろう?」期待と不安が、常に前にあるね。

だから、夢ひとつでも不安をかもすようなのを見ると、見慣れた前の闇が、なにか暗雲に感じられるんだよね。







だから、人は自ら夢を描くんだろうね。見慣れた闇が、真っ白な雲のように見えて、流れ消える向こうは青々と晴れ渡るように感じたいからね。







































独り言-364 『眠っているお母さんは善いお母さん』

2012年03月31日 | 日記








「死にたい」「死ぬ方法を教えて」「死」「死」死」なんて落書きがマジックペンで建物の壁に書かれている。

日常茶飯事に起こる虐待やいじめの被害者かな?厭世観から自殺を仄めかしているのかね?そういう子が此の周辺にも居るのかね?

思い当たらないこともない。でも、他人さんの家のドアや戸は、内と外を遮って、あたかも城壁の門のような威圧を放ってるからね。







そう簡単には窺がうことは叶わない。沢山の子供さんを相手にしていると、なかに皆とは異なる趣や暗さを背負ったような子が居る。

其の子が窓から覘いて笑ってる。「おっ、えらい髪の毛すっきりして綺麗やないか?」喜んでる。「手入れしたんか?」頷いてる。

此の前覘いたときに「おまえ、髪の毛切り。ショートのほうが似合うで」「いややあ~」







芝居の石川五右衛門みたいな頭して、首短いから髪の毛で隠れてもっさりして見える。ボーイシュなほうがスッキリして気分が晴れると思うよ。

嫌味なく思いを素直に云ってあげる。「首もとが見えるとスマートになるよ」「そんなん嫌やあ~」

小柄で顔が小さい上に、髪の毛が固くて量が多いから「座布団かぶってるみたいに見えるぞ」って、云いながら笑ってしまう。







云われた相手も笑ってる。「真剣に考えて云ってるの。おまえに似合うセットは、どのようなのがいいかいなあ?って」

「髪の毛が固いし、多いから・・・」「だろう?帰って鏡みて考えてみい」「うん、考えるわ」






















「切りもしてないのに、えらい変わったなあ。そんなふうになるなら面倒がらずに手入れしてやり。彼氏ができるぞ」「そんなんでけへんわ」

「アホ、そうして綺麗になったらな、あれ?って目がいくもんなの」「そうするとな、もうひとつ綺麗になろって励みになるの」頷いてる。

悪い気しないかして髪の毛手串でならして悦っとるわ。








「自分を大切にするってことは、そういうことや。自分を粗末にしたらいかん。自分を大事にしてごらん、人も大事に思えるよ」

「嫌いな勉強も、ちょっと自分のために遣ったろかって、思えるようにもなる。聞いてんか、おまえ?」「聞いてへんわ」って、笑っとおる。

「それはそうと、どうにも堪らんことがあったら、このおっちゃんに云え」此の子は反応が早いから真顔になってる。








「おまえとは云わんけどな、落書き書いても答えはないぞ」見詰めて笑ってる。「あと二、三年頑張れ。ここまで頑張った年月無駄にするな」

「人生はな、20年悪けりゃ次の20年は表替えって良い人生を歩めるものなの。解ったか?」「うん」頷いている。








此の子の苦しみや哀しみは母親にあるんじゃないのかなって、感じるところがある。其の母親の誕生日にプレゼントを考えてるという。脅迫か?

「★★ちゃん、何がええと思う?」「う~む、おっちゃんは貰うのは得意やけど贈るのは解らんなあ」「お父さんは花って云ってるし」

「鎮静剤は?」「なんでやのん。怒るやん」笑うね。「じゃあ、睡眠薬はどう?」ケタケタ笑って「寝てもらうのん?」「静かやで」大笑い。








昔、アメリカ西部開拓時代、原住民のインディアンに苦しめられた開拓者の白人たちが「死んだインディアンは善いインディアン」なんて

尤もらしく云ってたらしいけど、此の子にとっても「眠っているお母さんは善いお母さん」なんだろうね。

なにやら虐待じみた雰囲気をかもしていた頃は「義理のお母さん」って云ってたのに、最近では「実母」に変わってる。








義理のお母さんとしか思えなかったのかも知れんね。ドア一枚を隔てた向こう側で、此の子は、独りで頑張っているんだね。
































独り言-363 『野池の釣りは怖い』

2012年03月30日 | 日記







昔、商売遣ってた頃、「いまいち気乗りしない」まま、隣のお店のマスターに誘われて枚方の交野って処へ釣りに行ったことがある。

田舎なら何処にでもあるよな小さな池なんだけど、夜には来たくない雰囲気の池だったね。「確実に出るでぇ~」

田んぼの脇の木の茂った一角に有って辺りは肥え臭い。お世辞にもいい釣り環境とは云い難い。







「大きな鯉がいるよ」って、マスターが釣り始める。「こんな池でデカイの釣ったら主かも知れないよ」「祟るかな?」「かもね」

小魚でいいわと、小物針つけて浮きを立てる。「主なんか釣って祟られたくないよ」

暫くすると浮きの周りに波紋が広がったと思ったら「わっ」ギューンと竿がのされて道糸が水面を切って走った。






でかい背びれが水面を割って出る。其れが潜った瞬間、ハリスがプチッと切れた。「デカかかったでっ」「それ主やで」「アホな」






道糸に新しいハリスを結んでいると、足元から1メートル程低い段差のある田んぼに土煙がたっている。「うん?」

田んぼは干上がって乾燥しているからお日さんに照らされて白く見える。「わっ、カラス蛇やっ」マスターの甥っこの悲鳴。

真っ黒でど太い2メートル近い蛇が、ザワザワと凄い勢いで土煙立てて向って来てる。「ゲッ」






三人とも竿も道具も放ったらかしで池の横手に必死で逃げる。此方の移動に合わせて方向変えて遣って来る。「なんやねんっ」

直角の段差をいとも簡単に這い上がり足元かすめて池の中に突進してる。ザボッって、音がして水面をくねって泳いで行きよる。

「もう、萎えてしもたわ」薄気味悪い雰囲気の池に、どす黒くてデカイくそっ蛇、釣り場環境重視のわたしの好みが受け付けん。






「祟りやったなあ~」なんて、マスターと甥っこが笑って云ってる。確かにタイミングが合ってたな。

来た早々「帰ろ」なんて云えないから「どうでもいいや」って、竿を振ってウキを飛ばす。浮き下計る気もしない。

蛇が渡った向こう岸と、背中の田んぼも気になるがな。






「うん?」ウキがチョコンと動いてス~と沈んでる。竿を反射的に立てるとグ~ッと重い。めちゃ重い。マスターと甥っこが「なんや?」

「解らんわぁ」竿が折れそうなぐらいに曲がってる。「なんか重いだけやで」「寄ってる、寄ってる」0.8のハリスって、意外と強いね。

ガボッっと出た。「なんや?」「亀やっ」「え~なんやねんなあ~もう~」ドデカイ亀。30センチ超えてるがな。





















「やめてえな~オレ、亀嫌いやねん。針取れるか?」 グロテスクな亀、針糸に引っ張られてチンポコみたいな首が伸びてるがな。

「針が伸びて外れそうやわ」 「こんな大きな亀見たことないわ」「コケ生えとおるわ」って、口々に云ってるとブチッって針が外れて

竿がヒュッと後ろにしなった。「蹴ったれっ」甥っこが足でボコッ。のそのそ池ん中へ潜っていく。「ああ~気味悪る~」






長いこと釣り遣って来たけど、こんな鬱陶しい釣りは、此れっきりやったね。

疲れきって眠ると悪夢にうなされることがあるけど、そんな雰囲気の釣りでした。

ネタが何も浮かばないから、記憶の片隅の昔の釣行を書いたけど、ただダラダラで「落ちも浮かばんわ」






遊びも気の乗らん時はやめたほうがいい。ブログもネタ浮かばんときは無理して書かないほがいいみたい。「疲れ損やね」































休憩-93 『泡沫の華』

2012年03月29日 | 日記







春たけなわになると、あちこちで華やかに花が咲き乱れるね。

どの花もそれなりに綺麗だし可愛いし、見る人の気持ちをはんなりさせてくれる。

















若葉の新鮮な緑を背景に色際立って映えるね。






昔から、あまり花には興味がなかったから花の名前なぞ知らないに等しい。

視界に入ると「綺麗だな」「可愛いな」って思うぐらいで、もう一歩踏み込もうって気はなかった。

着かず離れず程度で心が和めば、それで良い。






やがては、しおれて枯れる。「桜の潔さ」って云うけれど私は嫌いだね。

濡れた路面に踏みにじられた花びら見ると、もてはやされて遊ばれて忘れられる、泡沫の華を連想して「哀しさ」を覚えるよ。

だから、花々は時折目にすれば良いもので、大方は「知らぬままがいいね」って思ってた。




























独り言-362 『陽の当たる階段』

2012年03月27日 | 日記








此の歳なるまで、出かけた海外なんて淡路島と四国と九州だけだよ。本州も関東から上には縁がない。

縁が持てないうちに東北はとんでもないことになっちゃったね。松島なんか「いいねぇ」って思っていた処だった。

某私立大学付属の中学2年の女子が春休みになってからよく顔を覘かせる。







「ちょっと話していく」って、椅子を引っ張り出して腰掛けてウキウキ、ニコニコしてる。「なにが楽しいんかね?」

「★★ちゃんは、ジェットコースター好き?」アホかいな。そんなもん乗ったら目が回ってゲロして泣きながら彼の世往きやね。

「凄いのん乗ったで。めちゃ迫力あるねん」「女の子は、ああいうの強いらしいね」ディズニーランドかシーかって聞いたらオーストラリア。







「なに?」「オーストラリアの遊園地やねん」「おまえは何処のお嬢様や?」







国内の海外しか知らん奴からしたら吃驚するわな。小6まで毎年グァム島へ旅行が恒例やったって。「あっそう」驚くよりアホらしいわ。

生まれた境遇ってのは怖いね。スタートの時点からおっさんを遙かに出し抜いておるがな。

オレを追い越し「先行くおまえの背中が遙か遠くに見えるよ」



















「そうだねぇ、くたばるまでにハワイへは行って見たいなぁとは思うね。海が綺麗だろうね」「わたしもっ行くっ」って、興奮してる。

私のは夢話し。「☆☆は、近いうちに行けるよ」おっさんにはダイヤモンドヘッドのビーチの砂でも持って帰って来てよ。







勉強、勉強で追い立てられて毎日遅い時間にヘタヘタで帰って来る。帰って来たら夜間は塾や習い事で寝る時間しかない。

「聞いてくれる?哀しいわ」って、日頃の小遣いも、ほんの僅かしか貰えないって嘆いてる。

其れを聞いたら「そんな家に生まれずに良かった」って思うしね。彼の世にオーストラリア持って行ける訳じゃないしね。







妹も有名大学付属中に受かったって云ってる。猛烈勉強家族やね。「ぞっとするね」

でも、この女子は嫌味のない明るい性格に育ってるね。そのまま大きくなっていきなよ。頭だけの人間なんかになるなよ。

この春休みはディズニーランドへ行くらしい。何処へでも行って頂戴。持てる者が、惜しまず消費せんことには経済は上向かんからね。





















彼女は意外なときに現れるね。制服姿で昼前に帰って来たよ。「あれ?」「・・・・・」なんか云ってるね。

「あっそう」なんて解ったように返事してる。「オレの聴力ヤバイね」

「よく頑張るね」「忙しいねん。明日もバイト」「そうか」「給料貰ったあ。でも使えないけど」「使えなくても、貰ったって実感が嬉しいね」「そう」







「考えたら、塾も行かず勉強もせずでクリアしてる。おまえは大したもんだね」階段上がりつつ振り返って「塾行く子は自信がないねんで」

「方向性が決まったら、おまえは相当の能力を発揮するだろうね」笑ってる。そういうのを不敵な微笑みって云うんだよ。

春から高3になるんだね。「うわあ~大学やあ~」明るい表情して輝いてる。







めげようが凹もうが、歩みを止めない姿勢を貫くね。前途を照らすのは、男も女も詰るところは「根性」だからね。











































独り言-361 『昔のヘボ純情男』

2012年03月26日 | 日記







猫が子を産むと、虎やブチや白や黒など、母親とは似ても似つかぬ色とりどりの子が混じることがある。

さかりがつくと虎男やブチ男、白介や黒介と、お構いなしに交尾して、其々の精子を取り込んだ胎児が宿るらしい。

調べた訳じゃないので断言できないけど、物知りの人に言わせると、そうらしい。










( 全ての牝猫に嫌われて「ひとりぽっち」何故か犬とは相性がいい。デカイ犬近づいても平気で寝ながら見てる。異端児の猫。)








高2の女子が「★★ちゃん」って、入って来て机の横っちょの壁を背につくぶると「別れたで」「えっ?」

気に入ってデート始めたばかりじゃないの? 「喧嘩したんか?」「違う、子供が居ってん」「ゲッ」また吃驚させよる。

前に付き合ってた女子の間に子供が出来ていたらしいことを、彼(B)と敵対している男(C)から聞いたという。






「なんで云わんかったん?」って、聞いたら「被害者ぶるのはやめろよ」って、返してきたから「へっ?」となったと云う。

「なに云うとんねん」って怒ってる。まあ、彼(B)の人となりを聞いてる限りでは、吃驚することもないようなお人柄ではあるね。

「ほんでな、彼氏できてん」「ゲッ」なんやのん、こいつもこいつやで。「そらぁ~また、電撃やねぇ」






子供の件をちくった男(C)と付き合うらしい。「なんで敵対男(C)となの?」「★★ちゃんに云ったやろ。あいつと付き合う前に知ってたやん」

誰でもええのんかいな? デレデレ仲良かった男(A)をふって、また、彼(B)と別れて、で、また違う男(C)が彼氏になるの?

おまえら皆(みんな)繋がってんのん? 雑魚寝族やね。「他人じゃない奴があちこちウロウロする訳ぇ?」人間は犬や猫じゃないよ。











( 他所の犬が鼻先寄せると、こんなふうにして相手になりよる。犬も怒らないから不思議。こいつは絶対にへんな猫。)









昔のヘボ純情男の、わたしには着いていけないね。自分で言うのもなんだけど、オレも若い頃はモテまくったよ。不思議なくらいにね。

でも、好きになってくれた娘(こ)の人生を大事に考えると無責任なことは出来なかったよ。

モテまくったわりには、未だにオボコイのは其のせいだね。しかし、其の実体は、スケベで変態もどきなんだけどね。






人をオモチャには出来なかったよ。そういう男つかまえて、よく「根性なしっ」なんて云う奴居るけど「根性なし」でいいよ。

一度、情をかけたら知らん顔など出来んよ。だから、モテた分ふられたね。ふられた数も負けないよ。

女は男じゃない。男勝りの女でも男じゃない。女の子は守ってやらねばならない。守ってやるのが男だと観念にある。



















守ってあげると云っても、守るには守るだけの「諸々の力」が無くては守りきれない。思いだけでは、どうしようもない。

どうしようもない「思いだけ」しかなかった。此の歳になっても、未だに、どうしようもない「思いだけ」しかない。





















独り言-360 『誰かが儲けて肥える』

2012年03月25日 | 日記







福島の原発に近い浪江町で耳の無いウサギが生まれたと騒ぎになっているらしい。






浪江町は復興を目指しているが、町の青年部や町役場の幹部の中には「住民が戻って来ない町に展望はない」代替地に移住して新しい浪江町を

興すべきとの主張を町長に訴えているという。尤もな意見だと思う。

住民の健康、経済などを親身に考えるなら、気休めの洗浄に大金を浪費するより代替地の確保に用いるべきだ。






放射能被害は、精神論や感情論では太刀打ち出来ない。町長さんも、其れに気づきはじめたようだね。






国は、瓦礫処理を全国の自治体に協力要請するよりも、原発周辺の市町村の住民受け入れの土地提供を要請すべきだ。

瓦礫は運搬の容易な原発周辺に集積してコンクリートで固めてしまえ。

癌は転移すれば症状が最悪になる。放射能汚染を人工的に転移させれば国民の健康、日本の経済に大きな禍根を残すことになる。






わたし如きでも解るようなことを一年費やしても解らんのんてホンマなの? 憂いを広めてどうするの?

全国津々浦々に汚染瓦礫をばら撒くことで「誰かが儲けて肥える」算段じゃないやろね? 「地獄へ堕ちるぞっ」



















立ち入り禁止の浪江町は、地震の被害もさほどではない様子。春ともなれば若葉が萌えて生き生きと町が手招きするように見えるだろうね。

頑なに戻りたいって願う人々の気持ちも解るような気はするけれど、其れは地震と津波の被害だけであれば十分可能な話だったけど

放射能はブルドーザーやシヨベルカーを駆使しても片付く被害対象じゃないですよ。






そういう人たちの声に便乗して国の方針は復興一点張り。利用するんですよ。早く納めてしまいたい。復興して戻して終わりにしたいんですよ。

気づかねばならない時が迫っていますよ。「皆さんが戻りたいと仰った」なんて、責任逃れの材料にされますよ。






東電、政府、そして福島県、其々に責任の所在を明確にして、先々起こり得る後遺症対策の補償義務について交渉するほうが大事ですよ。

福島県は被害者ではあるが、危険のリスクがあるからこその莫大な誘致料を受け取り続けていた。原発の恩恵は小さくはない。

起こり得ないことが起こってしまったら「覚悟の上」の一端。被害者面ばかりではおかしいのではないか?






肝心の福島原発の収束に向けての進捗は「ホントに収束に向ってるの?」メルトダウンかメルトアウトか、どちらなの?アウトなら収束は不可能

なんじゃないの? 此れが、はっきりせんのに洗浄して住民を戻すって「所詮、ひとごと」って臭いがプンプンするけどね。

脱出しなさい。展望のない町に戻って徒労に終わるより、一から種蒔くような労働は大変ですが、健全な実がなる労苦は報われますよ。




























独り言-359 『歴史に生きて死ぬ』

2012年03月25日 | 日記







ああ~仕事は暇もよいとこ、ただただ長ったらしいだけの土曜日「休みにしろよ」

大阪の今日は一日中、強い風が吹き荒れていましたね。ビル風伴うと歩いても前に進まない勢いで吹きつけよる。

オモロイから「なにくそっ」って、逆らって進むと、パタパタパタパタパタ、パンパンパンパンッって叩かれてるみたい。






でも、寒くはない。彼岸を境に流石に冬の気配は去ったね。

洋画の「アラモ」をDVDで観た。2004年公開の作品。1835年テキサス、サン・アントニオ。有名な“アラモ砦の戦い”をより史実に忠実に

壮大なスケールで映像化した戦争ドラマ。圧倒的に不利な状況の中、メキシコ軍相手に13日間にわたって壮絶な攻防戦を繰り広げたテキサス義勇兵の物語。










 2004年公開作品










1960年に親父に連れられて映画館(なんば大劇場)で観賞したジョン・ウエィンの「アラモ」は「ビックリもののカルチャーショック」を

もろに受けて、以来、洋画崇拝亡者になっちゃった。70ミリ大画面に繰り広げられる映像は想像を絶していたね。

小学生のわたしには、信じられない程の戦争スペクタクルシーンと俳優の格好良さが印象に残ったよ。






デイビー・クロケット役のジョン・ウエィン、ジム・ボウイ役のリチャード・ウィドマーク、トラビス役のローレンス・ハーヴェイ。

「なんで、此の人たちは揃いも揃って皆が格好良いのぉ~?」って、当時は、真剣、真面目に正直思ったね。










 1960年公開作品










今日観た「アラモ」は、昔のような名だたる俳優が演じている訳ではないけれど、史実に忠実に描かれて、それなりの味わいがあるね。

戦いの描写もなかなかいいですね。廃墟の教会を砦にして立て篭もる義勇軍に押し寄せるメキシコ軍、倒しても倒しても際限なく攻め込んで来る。

「なんか、今日の強風のような感じだね」パンパン、パタパタ、パンパン、パタパタ切が無い。






昔の男は、本当の男だったんだね。信じることに命を捧げる。自分が確認できない明日を信じて命を賭ける。史実だから重いね。





















休憩-91 『元気になりよ』

2012年03月23日 | 日記







朝が来て、昼が過ぎ、夜が訪れて一日が終わる。

朝が来て、昼が過ぎ、夜が訪れて二日が終わる。

朝が来て、昼が過ぎ、夜が訪れて三日が終わる。四日目が来て、五日目が終わり、六日目が来る。






止まることの無い時間の流れに身を任せて七日目の朝を迎える。

人生の大半を、此の繰り返しで削っていく。鉛筆削りで一回転、木の皮削ぎ落としていくように、日々は木屑と化して落ちていく。

有意義であろうが無かろうが木屑になって落ちた過去は、再び、木の皮には戻らない。時は無情だね。





















落ちた木屑の中には日々の思い出がある。拾い集めて懐かしんでみても、日々の消化に過ぎぬ程度のことばかり。

どれだけの他人(ひと)さんのためになれたろう? 大して力になれる甲斐性もないから然程のことが出来るはずもない。

ニコニコ笑って「元気になりよ」って、思いをあげる程度が関の山だね。







そんなので良かったら木屑の中に「意外とあるね」良かったねぇ。










































独り言-358 『倉庫』

2012年03月23日 | 日記







何も浮かばないから机の周辺を片付けたり、風呂入ったりしてるうちに日にちが変わっちゃった。何でも棚に置くからテンコ盛りになっていく。

いつもスカッっと出きんもんかね。捨ててもよいようなものが場所をとって居座ってる。

一年間に触ることもない不要品を後生大事に置いている。「馬鹿だね」







地震が来て、ぶっ潰れたら思い出すこともないような物の方が多い。「いつか使うかも知れない」は、使うことは無いと云ってもよい。







家のメーンとするところは倉庫だよ。一部屋分の倉庫が生活空間を美しく維持してくれる。

捨てるに忍びぬ物を放り込んでおける倉庫を建築家はもっと重きにおいて設計すべきだよ。

新居は当然美しい。引っ越して家財道具を配置すると「?」ってなる。







一切合財を備え終わると生活空間が物置場と化すから「??」ってなってしまう。

高いローン組んで手に入れた新居が、今までの住まいと変わらない雰囲気になる。

綺麗なところは大方隠れて、さほどの変化ももたらさないない家にローンだけが増えただけなんて「泣けてくる」







新居のパンフレットのイメージとは程遠い。月日が経つと新鮮味は消えて、前のお家と同じで、結局、物置の中で暮らしてる。

室内から雑然とする物一切をを排除すれば、空間は広まり整然とした落ち着きを味わえる。パンフレットにある趣を真似ることも可能だよ。

部屋数減って不自由を強いられても、一部屋殺して倉庫に利用するほうが他のすべての部屋の価値を高めるよ。







「新居なんて叶わぬ夢話だけど、わたしだったら迷わずそうするね」



































独り言-357 『水仕事一切致しません』

2012年03月21日 | 日記







「働けど、働けど、我が暮らし楽にならず、じっと手を見る」だったかな? 思いは違うけれど、じっと手を見るときがあるね。

別段、此れって理由はないんだけど目の前に広げた両手の手の平や甲をじっと見やりながら「ふうー」って溜息ついてるときがある。

肉体労働を長く遣ってたわりには、きれいな手をしているかな? あまり痛んでないね。






爪もピンク色してるしね。油にまみれた部品なんかを素手で握って常に手は真っ黒だった。

子供の頃「仕事で汚れた手を汚いなんて思うな」って、汚れた手で飯喰ってた職人の親父が言ってた。

「はい」って素直に頷いて、そんな親父が男らしくて格好よく思えた。






親父の言葉が未だに染み付いて仕事で汚れた手を汚いと思ったことがない。オレも真っ黒けの手で弁当喰ってたね。

腹壊したことも無ければ身体の何処其処が弱くなったこともない。

今の子達が花粉症だとかアトピーだとかに遣られるのは、生活が潔癖過ぎて抵抗力がないせいなんじゃないかな。






ある程度は大胆さも必要だと思うよ。昔なんか、飯こぼしたら「ひらって食べなさい」が当たり前だったもんね。





















テレビの料理番組なんか見てると調理する人の手が大写しになる。きれいな手をした人も居れば、潰れたような爪が薄汚れて見える手の人も居る。

人の口に入れるものを扱う人の手は、きれいであって欲しいね。デジタル放送になって、より鮮明に映るから調理人さんも気を使うだろうね。

料理にかかる前にはアルコールで消毒するから見てくれ悪くてもきれいに殺菌はされているんだろうけどね。







其処へ行くと女性の手は、何方も綺麗に手入れされて美しい。

「水仕事一切致しません」って、ラベル付きやね。此の見てくれ綺麗な手が実は、一番汚い確率が高いらしい。

手を洗わない。顕微鏡でみたらばい菌だらけって、何かの記事で読んだことがある。







男は平気で手を洗うけど、女性は見てくれ綺麗を保つがためにゴシゴシとは洗わないらしい。おトイレのあともそうらしいって、ホントなの?

雑菌に慣れ親しんで生きているから「女は強いし長生きできるんじゃないのかね?」こんなの読んだら女性は怒るだろうね。







手の話で思い出したんだけれど、映画のラブシーンで女性を抱擁する男が、女性の足の爪先から舐めあげていくシーンがあるね。

「水虫は?」なんて思ってしまうのはオレだけか? 「もう、水虫でもタコでも魚の目でも頂きます」ってぐらいに燃えてるんでしょうね。

男もアホやね。萌え出したら流れは止まらないんですね。
































休憩-90 『あてがいぐち』

2012年03月20日 | 日記








人があちらへ此方へと動き往く。人それぞれに目的に向って動いているんだろうね。

車も人の意思で右に左にスイスイ流れるように行き交うね。

忙しいことだね。みんな何処へ行くんだろうね?







フラフラ当て所なしにぶらついて「オレって目的のない男やね」なんて思ってる。

何か見たいものもない。何か買いたいものもない。何か食べたいこともない。何処へ行きたいとこもない。

バッとスズメが群れで飛び立って、空に浮き立つ電線に集(たか)るように並んでとまって見てる。






「ああ、オレが近づいたから吃驚したんだね」なにもしやしないよ。からはでかいけどおとなしいよ。






袢纏はおって歩いてる奴なんか居ないね。

格好なんかどうでもいいよ。「でも、ちょっと暑いね」

一眼レフを右手に持ってるけど「写したいものってないね。なに写すの?」





















何かの雑誌なんかで見たような部分撮りで「カシャッ」感動もクソもない。

撮ってから時間が経過して忘れた頃に見ると「いいね」なんて思うときがある。

料理は、人さんが拵(こしら)えたものが美味い。自分で拵えて「なにが美味い?」






写真も人さんが写したものの方が、素直に「いいね」って思えるんだけど「そんなもんじゃないのかね?」





















外食にしても、土産にしても、奥さんが「美味しい」って、なんでもかんでも感動する。

自分の手を煩わさずに食せる出来合いのものに飢えているんだろうね。「なるほどね」解るような気がしたね。

思い遣りに目覚めて「なにか美味しいもの買って帰ってやろか」しもた。財布持ってないよ。「コメンナサイ」

































独り言-356 『人生の担保』

2012年03月20日 | 日記







「ああ~よく寝たねぇ」人間、眠ってるときは「無」だね。此の心境は、なかなか会得し難いけれど眠れば簡単だね。

時計を見上げると「あらまぁ、日付が変わってる」何も浮かばないね。寝るのはいいけど深夜に目覚めてブログを書く奴なんて居るのかな?

「明日じゃなかった、今日は休みではないかいな?嬉しいね」休んで仕事して、また休みなんて最高やね。






ずーっとこうだといいだろうね。生きる苦痛が激滅すると思うけどね。






「休みなんて、そんなに要らない」と云う仕事人間は、行き続けて貰って「みんなの分も頑張って貰う」って、二通りの方式がいいね。

「アホかっ」って、怒るだろうね。世の中は、こういうタイプの奴等に合わせてカレンダーが作られたのかね? 

好みに合わせてあげてるのに、怒ることはないと思うけどね。奉仕の心を養えよ。「アホかっ、なまくらものがっ」なんてもめるだろうね。






「間違ってない」「正しい」「正当」なんて旗印に生きてる奴ほど扱いにくいものはない。

四角四面で転ぶこともないから、いつも同じで存在自体が鬱陶しい。こんな奴居るね。

黙って、わが道に徹する人ならいいんだけれど「私は正しい」なんて出張ってくる迷惑な奴。殺虫剤かけたれ。






そんなの忘れて休みはいいね。暖かくなってきたら何処かへ行きたいな。























「あれ?」「終業式」「あっそうか」春休みが終わるまで顔を見れないと思っていた彼女が学校から帰って来た。此の娘の顔を見ると嬉しくなるね。

「行こうか」送る道も、すっかり暖かくなってきたね。「弟も同じコンビニでバイトするねん」「ほぉう、良かったね」

出勤日が増えて、それに応じて収入も増えるけど「お給料、銀行に入って使われへん。お母さんに通帳渡したまま」お母さんも心強いね。






大学行く費用に貯めているのかな? ニコニコ笑って「此れから春になったら服が欲しいやん」「そうだね」若い娘さんなら当たり前の欲求だね。

彼女の家の前にお婆さんが立っている。「おばあちゃんだね?」「うん」「いつもお世話になります」「いやいや」ってご挨拶。

何処かへお出かけの様子だね。






門扉に入る彼女と入れ替わって、お婆さんが「わたしが一緒に行きますわ」って、笑いながら走り寄って来られる。

「おばあさん、走っちゃ危ないですよ」って慌てるがな。もと来た道をおばあさんと歩く。しっかりした昔気質のお婆さんだね。

僅かな距離で話も出来ないけど、眼光鋭く私を観察されてるみたい。「やだねぇ」






息子と年子の娘を流産で亡くし「彼女が、その生まれ変わりかなって思えましてね」って、長い付き合いの動機をば話して安心させてあげる。

大事な娘さん、大事なお孫さん、心配されて当たり前。家族とはそういうもんですからね。気を揉めさせてごめんなさい。

働いて貰った給料を好きに出来ない話を聞いて、おっさん臭いこと言いかけたけど、実際、徳を積んでいるんだよ。






我が身の欲求を殺して為すことは、必ず、いつか形を変えて自分の益となって戻ってくるんだよ。人生の担保だよ。君はいい人生を生きていけるよ。

































独り言-其の参百五十五 『本音の部分』

2012年03月18日 | 日記







一足飛びの幸せは、一足飛びの破滅に転じる可能性が大きいらしい。「かまわないから来て頂戴」で、宝くじを買っているけど「全然来ない」

何処かの誰かが当っているんだろうに順番がまわってこない。

相当の年月と資金を費やしているから、よしんば当っても「一足飛びじゃないと思うけどね」期待と失望をどれだけ繰り返したことか。





此の努力を軽々しく云うなと、云いたい。「そうだ、そうだ」と、同調する人の声を背中に感じる。ホンマかいな?





時計を見ると5時半、昨日の5時半頃は何してたっけ?毎日、変わらぬ生活スタイルの中で「あの時は?」の問いに答えがはっきり出てくることは珍しい。

垂れ流しのような生活サイクルに「生きる」という行為の意義を見失ってる思いがする。

変化が無いってことは「結構」なんだけど「実に退屈でもあるね」と、云って毎度、変化の連続に追われて落ち着かないってのも忙しないしね。





おっさんの私が、そんな思いになるんだから、若者たちはエネルギー持て余して目的無くてもじっとしてられないんだろうね。

中学の野球小僧たちが公園で遊んでいる。互いにふざけて叫んで遊んでいる。煙草吸って見やってると、近所の家から「じゃかましいっ」って怒声。

クモの子散らすって、こういうのを云うんだろうね。あっと云う間に逃げ去って誰も居なくなっちゃった。虫の居所悪い人が居るね。





沢山の家の屋根が見える。其々の人達が本音を閉じ込めて居るんだろうね。お外に出たら社会人。





お家に入ったら別人なんてね。会社の中ではトイレの中が本音の自分で「ほっ」とする。二重人格なんて珍しくもない。

「頭の中だけだったら、何人殺したかな?」って数えてる。「ストレスが溜まってつい」なんて捕まった痴漢が決まり文句を云う。

「人間の屑だね」なんて云う奴が「オレなんか、頭の中だったら、何人の女性をレイプしたかな?」って、数えてる。「本音の部分って、コワイね」



















春ってのは、なんで雨が多いんだろうね。何処行くこともないんだから降っても構わないんだけれど鬱陶しいね。

ブログのネタも浮かばないし、映画も観る気しないし、ネットうろつく気も起きないし退屈だね

























カメレオンの独り言