カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1980 『映画 イモ堀り男』 ああ、違ったね、グレート・ウオール

2018年01月30日 | 日記




 2018年1月






29日、大阪市中央区午後1時30分摂氏8度、体感6度、気温も緩んでベランダに出ても寒くない。ダウンを羽織ることもない。

「アマゾンからアイリスオーヤマ デスクヒーター DEH-45-T」 が届いたよ。既存の机の下にマグネットをシールで止めて

簡単に取り付けOK。胡坐をかける椅子に片脚胡坐で腰掛け、吊るした布の中に入るとポカポカ暖めてくれるよ。こらあ、ええわ。





うん、脚を擦り合わせねばならん程の冷たさから解放されたよ。火燵(こたつ)を四方から包む布を工夫すれば(継ぎ足せば)

足先まで熱が届くんじゃないのかね? 素人の下手な細工は見た目がむさ苦しくなるからやめておこ。

今日は、まあ、見事に頭ん中空っぽ。清々(すがすが)しく「無」だね。こういうのをお手上げって云うんだろうね。


















仕方ないからアマゾンプライムの無料映画をば紐解けば観てない映画はゴミばかり。懲りずに此れでいくかとクリックちょん。

で、また、失敗しちゃったね。『グレート・ウオール』 2017年のアメリカ・中国合作映画。

マット・ディモンの悪いとこが全部出たね。イモ堀り男って感じが丸出しだよ。 「それはどういうことや?」  感じたままさ。












『グレート・ウオール』 2017年アメリカ・中国合作映画。





此の人は 『ボーン・アイデンティティーとかスプレマシー」とかのボーン・シリーズは文句ない、全部観てるよ、素晴らしい。

「金や名声のため、強力な武器を求めて世界中を旅する男、ウィリアム(マット・デイモン)。

彼はたどり着いた万里の長城で、巨大な地響きとともに圧倒的な数で迫りくる謎の生物に遭遇する。それは、饕餮(とうてつ)と呼ばれる、





人間の欲深さを罰するために60年に一度現れる伝説の怪物であり、万里の長城が築かれた最大の要因だった」とあるね。

饕餮(とうてつ)と呼ばれる怪獣が寄って集(たか)って万里の長城に襲い来るシーンはCGならではの映像だね。

こんなの一個、一個、粘土の怪物動かして造ってたら、此の手の映画は60年に一本しか作れないよ。其のぐらいのもんだよ。












『グレート・ウオール』








『グレート・ウオール』   ウィレム・デフォーがなんでこんな役で出てるのかね? 観光を兼ねてかね?





しかし、オレの目がおかしいんだろうけど、完全に近い怪獣の饕餮(とうてつ)なんだけど、なんか存在感ってのを感じられないんだね。

うじゃうじゃ居るんだけど役者との間に見えないバリアみたいなもんが在るのを感じるんだね。

大口あけて襲いかかりよるんだけど他人事って見えるのはなんでかね? 縫い包みの嘘八百のゴジラのほうが存在感があるんだよ。





映像技術の手間暇抜いてんかね? 同じCG映画のジェラシックワールドなんかの怪獣は存在してるって感じで観てるんだね。

来よる、来よるって怖さを押し売りして来よる。観てても身体揺らして気分は走って逃げてるもんね。いや、ホンマ、恐いんだよ。

イモ堀り男も、ボーンじゃないと、ただ、モッサア~とした男ってだけでしかないよ。芸の手間暇抜いとるなあ?





それとも東洋人に囲まれて、借り物の猫的意識で気が乗らんのか? 一種独特の馬鹿らしさにアテられて本調子が出ないのか?

映像の世界に於いては、西洋人と東洋人の間には、どうにもならん見えないバリアが存在してるね。

此の映画のCGの怪獣、饕餮(とうてつ)と人間の間にあるバリアと似てるよ。どちらも馴染み切れない壁ってのが存在してるね。












『グレート・ウオール』  





まあ、そういう映画でした。 「なんやねん、物語は?」 有って無いようなもんだよ。ご苦労さん。

































カメレオンの独り言-1979 『昔から今に繋がる道』 

2018年01月29日 | 日記




 2018年1月







予報通りだと来週は、気温が上がって7度~8度ぐらいに持ち直すみたいだね。散歩もサボりまくりだよ。4日程行かずだね。

爺みたいなこと遣ってられないわ。防寒着上も下も身に着けてベランダで煙草吸ってたら南極探検で休憩してるみたい。

7~8度になったら普段着で普通の人になれるだろう。オレ、デカいから、そんなので目立ってるから周りの人は、なにかしら





云ってんだろうね? 「仕事もせんと、あのおっさん、することないのんかえ?」 じやかっしいわい、放っとけ、クソがっ。

此の勢いを忘れたらあかんよ。「なんでや?」 意思表示だよ、自分の思いをもった上で相手さんと疎通を図るんだよ。

で、前の会社の人と顔会わせると 「いやあ、寒いですなあ」って、ニコニコ笑って挨拶したらニコニコ会釈で返されて嬉しそう。 





オレの声は、デカくて響くんだけど、相手の方の声がちいちやいから聞こえないんだね。聞こえないけど聞こえた顔して、

さも解ったような顔で頷いて笑って反応するんだよ。そしたら意思の疎通は図られてるような按配だね。其れから互いが

逸らすこともない。謂わばあうんの呼吸の付き合いが完成されるみたい。袖触れ合うも他生の縁、笑顔の会釈で通じて近所の人となる。


















28日、大阪市中央区午後1時摂氏4度、オレの洋間は11度。世間の気温は少し緩んだけど、逆にオレの洋間の温度は下がってるがな。

どういうことや? なんか冷えがきついようなので暖房のリモコンスイッチを入れる。モワ~と噴き出る空気感が好きじゃないけど

冷え方が厳しいので我慢しとこ。暖かくなってきたので身体を動かし易いからタンスの中を、もう一度、点検しておこ。





買って少し着ただけで長くタンスに仕舞ってたヘンリーハンセンのブラックの旧ウィンド3ウェイコートを出して羽織ってみた。

デカいねえ、なんでこんなデカいコートを買ったのか? ハーフコートで尻を隠し切る長さだよ。防寒着のダウン効果は高いね。

羽織った瞬間、こらあ温いわと思える。一見、生地の表面はレザー調の光沢を感じる。光沢が品のなさには繋がらず見栄えはしっくりと





いい感じではある。でも、普段、着るかといえば着ないだろうね。好みってのは、どのへんで境界線を設けておるのかねえ?

人には気づかない自分だけの微妙な拘りなんかが大きく影響して個人のスタイルが出来上がっていくんだろうね?

よく聞くもんね、「其れの何処がおかしいのん?」 「よう似合うてるやんか」って、何処に重きをおいた評価なのか解らない。


















いまいち満足してない場合は、全体像見た目のままの評価なんだろうけど当人は些細なことが気になってることが多い。

気になりだすと、其処だけが際立って気に入らない。どうにもこうにも気に入らない。良いと云われたら余計に反感して気に入らない。

でも、日が経つと、其の評価は的を得てることに気づくこともある。其の逆もあるけどね。いまいち似合ってないなんて云われると





其の思い込みのほうがきつい。拘りから抜けられない染みみたいな思い込みになる。拒絶が烙印されて迷いなくポイと捨てても後悔ゼロ。

目障りだから無いほうがいい。ほんの些細な色合いや風合い、拘りのデザインや模(かたど)り、選んだ自分が馬鹿らしい。

目障りだから無いほうがいい。其のぐらいに好みってのは、良いも悪いも、人の批評は影響が大きい。だから、自分だけで決める。





だから、とりわけ個人で出来上がった個性は、どうにもならないスタイルが生み出されて脚色が困難。知らん顔してるのがいい。

「それホンマかいな?」 知らん。オレの場合は、気に入らないと思ったら忘れるほど見向きもしないけど、

或る日、見向いて、ええやんかあって新発見で大満足することが意外と多いみたい。時代を無視して自己評価で決めてるね。





「脚色困難で知らん顔されるタイプやな?」 そうみたいやね。30年前の衣服が物語ってるよ。 「もう、やめろよ」 ええではないか。


















トロイのブレザーね、北区の天満橋に在った松坂屋デパートで買って、もう、40年近く経ってるよ。新品みたい。「嘘つけ」

此れ、あまり着ることなかったから、まだ、現役だよ。袖を通してみて、うん、いける。 「腐っとんちゃうんか?」

買ったとき大き目だったから、下にワイシャツだけならOKだよ。今なら、Gパン履いてカジュアルにどおう? 





「縫製が弱っとおたら、ビリッと恥かくぞ」  急いでアスペンパーカを羽織ればどうってことないよ。 

オレは、若い頃はおおかた釣り一色だったからね、衣服に凝ってどうのこうのが無かったよ。そんなもん着て、街ん中ウロウロするなら

竿持って川辺や海辺で岩か石になってたほうが愉しかった。其れから商売コケて、とんでもない借金抱えて、頭が無いから肉体労働で





悪戦苦闘の年月潰してたからお洒落も糞もなかった。今となれば、ようよう、そんな未体験の時代に突入しておるんだろうかね。

「遅いな、遅すぎるやないかい」 そうかい、此れがね、面白いもんで神さんもおちょっくっとおるで。

歳に似合わね美体形と女性を惑わす不思議なマスクを用意してくれてんだよ。 「おまえ、ふつう、云えんことを平気で云うな」





それと恥ずかしながら心は子供のまんまだよ。どうしようもないね。つまり新鮮さを失わない男ではないかいな?  「独り云うとれ」


















オレはね、学校もホンマに骨の髄まで嫌いだったからサボくり回して縁がないまま、こんなんになっちゃった。オレに謂わせれば

後年、映画 「大脱走」を観て感動して、オレのイメージにダブらせておったよ。嫌な処から脱走するのが男じゃないか、素晴らしい。

サボくり回して親父の仕事の配達をオートバイじゃなくて自転車転がして走り回っておったよ。其処がチャリチャリとヤボいけどね。





其のスティーブ・マックィーンには負けるけど、しかし、ジェムズ・コバーンは、自転車漕いでパリまで逃げ切りよったがな。

どんな人生が良い、こんな人生が良いなんてのは行くとこまで行かねば解らない。

どんな人生が悪い、こんな人生が悪いなんてのも行くとこまで行かねば解らない。解らないから、自分の意思で決めて生きるんだよ。





社会で生きるには蹴ってはいかんものがある。おふくろに云われて性根が座った。蹴ったら蹴られても起き上がって生きねばならん。

後がないってのが性根に焼き付いて常にあったね。でも、何も見えない道を歩き出したら、其れは其れで救いがあった。

人生は苦楽ともに在って運不運の石コロ転がる道だね。生き抜いて来たとは、よう云わん。なんとか生きて来れたと思える人生に過ぎん。





苦労したとも、よう云わん。ただ、苦しかったとしか云えないのが実感だね。なのに何故か愉しさに包まれて生きて来れたのも実感だね。


















自分の不出来を反省するのは大事だね、馬鹿で愚かと自覚があれば是正する機会だね、人が大きく変われる機会だと思うよ。

馬鹿も愚かも薬に変えれば人を救うことも出来ると思うよ。馬鹿と愚かを知らぬ人よりは人間らしく成長しうる。

人の道を外さぬよう在れば立ち直りは効く。救える後悔ならば顧みて学びの肥やしとして活かせばいい。





群れから外れて頼りない子犬が成犬になって我を押し通して夢中で一匹狼もどきで生きて来た。想えば棄てたものは大きかったけどね。

学校での思い出なんて糞喰らえだったけど、オレが不思議に想うのがね、若い女の子らとの語らいなんて極僅かだったんだけど、

其の当時は、脱走に重点置いてたから付き合いなんて考えもしなかった。いい歳なってからね、若い女生徒たちが、毎日、毎日、





次から次から来てね、オレが知らなかった時代の抜け落ちた部分を埋め尽くしてくれたよ。オレはスケベなんだけど心が

子供かして救われて恥ずかしながら純なままだよ。オレの心の中の青春時代ってのは、当時の男子生徒や女子生徒が

今に形を変えて華やかに彩ってくれたよ。今も、ずっと心に娘さんが居る。その娘(こ)とは、今も10年来の友達だよ。


















毎日、毎日、一緒に帰り道を送ってやったよ。長いおさげを背中に垂らして 「わたしは美しい」 なんて笑って云う娘だよ。

































カメレオンの独り言-1978 『頭寒足熱、櫓炬燵(やぐらこたつ)が最高』

2018年01月28日 | 日記




 2018年1月






26日、大阪市中央区午後1時摂氏4度、ちょっとましかね。洋間は13度、我が家の洋間は冷蔵庫みたいに脚が冷えるよ。

パソコンに向き合ってたら脚を擦り合わせたり絡めたり吸着したり堪らんではないか。 「暖房入れろ」 貧乏人は我慢だよ。

リビングでは大きな櫓炬燵を据えてテレビ点け離しで奥さんいつも入って寝てるよ。「櫓炬燵が一番身体が温まるわ」 頭寒足熱や。





夕食の時だけ、櫓に入ってんだけど燗したお酒なんか頂くと食後温もって寝てしまうよ。足を温めたら全身が暖まるから暖房より

櫓炬燵が絶対にええよ。そいで、アマゾン調べたらええのがあったよ。木製の机の下に小型の炬燵はないのんかいなって探してたら

枠ごと揃えたら4万近くなる。既存の机の裏側に機器を取り付ければ良いことではないかと思ってたら、理想型なのがあったよ。





『アイリスオーヤマ デスクヒーター ブラウン DEH-45-T ¥5200』の机の裏側に取り付け用炬燵、毛布も付いてええやんかあ~。

『クレオ ヒーターユニット600Wファン付 型番:NN8044ACE¥3500』 なんてヒーターユニット器機を机に取り付けて自前で毛布を

張り巡らせれば簡単に櫓炬燵が出来上がる。レビュの評判も皆さん感動してる。オレの場合、どちらでもいいよ。











『アイリスオーヤマ デスクヒーター ブラウン DEH-45-T ¥5200』( 上写真3枚、下右側1枚 )





此れは八甲田山から脱出できそうだよ。貧乏臭い動機ばかりじゃないんだよ、オレは暖房回した空気が苦手だから昔から使わないの。

クレオ ヒーターユニットは、取り付け出来ないことはないけど手間がかかるから 「アイリスオーヤマ デスクヒーターにしとき」って

隣の奥さんのOK出たから購入したよ。オレの胡坐かける椅子は片膝折って座面に片脚乗せられるからちょうどいいみたい。





洋間で長く冷えた状態で遅くまでパソコンやってて寝間に入ったら身体の芯の底まで冷えとるかして震えで寝付けないんだね。

一昨日も朝方まで半分震えた状態だった。「なんで、毛布を出してて云えへんのやっ」 隣の奥さん、其れを云ったらえらい怒っておったよ。

羽毛の布団は暑くなると鬱陶しいから、其れが嫌だから、まあええやろって我慢してた。 「我慢にも程があるわっ」 そうみたいやね。





一昨日、隣の奥さんの友達が来られたみたいで 「あんた、前より相当酷くなったはるわって云うたはったで」 突然、洋間に入って来て

声かけはったことかいな? 「全然、反応がないから吃驚したわって云うたはったで」 ああ、あれはな、耳も確かに頼りないけど

寝が足ってないから寝とぼけ状態っだったの。パソコンの操作も、アレ?アレ?アレ?っておかしくなってる時に声をかけはったんや。





半分夢見てた感じやね、操作がままならんで狼狽えておったんだよ。アレ? あかんわ、ホンマにボケてしまったかと慌ててたんだよ。

「ホンマかいな? ホンマにボケたんとちゃうか?」 虚ろな状態だったよ。虚ろってのは、ああいう状態を指して云うのか? しかし、

第一、なんで、他所のおばはんが急に入って来るんだよ。おまえの声か誰の声かも解らんかったよ。腕を揺さぶられて気が付いたんだよ。


















思うに、毎日の駄文ね、相当、負担が掛かってるのかも知れん。中身が有ろうが無かろうが、しんどさは一緒だね。

これもだね、簡単には匙(さじ)は投げない根性鍛えておるんだよ。倒れるまで遣り通すんじゃ。 「アホやで」 放っとけ。

「そんなもん意地張ってどうすんや?」 知ったことか、どうなるかなんて掛ける天秤持ち合わせておらんわ。敵は我に在り、これだよ。





脚擦り合わせて暖を取りつつ書き続ける、身体は冷えても気は燃えて居るんだよ。スリスリスリスリスリッ摩擦だよ。 「困ったもんやね」

沸き立つアイデアが有れば困ることはないんだけどね。もしくは余るほどのお金が有れば何も考えなくても日は登り日は暮れる一日有難い。

そういえば、長いこと宝くじご無沙汰してるね。当ててくれるなら買ってあげるで。もう、ゴミなど要らん、当たるのが欲しい。















で、昨晩は布団の上に毛布をかけてくれた。此れが、毛布一枚のことでえらいもんで暖かいもええとこ。おかげで、ぐっすり眠ったよ。

「我慢が美徳やと思ってんかいな?」 其れもないことはないけど、別に好きではないよ。我慢をしてて、其の苦痛から解放された時の

歓びは格別の感謝だよ。毛布一枚で生き返ったほどの歓びが味わえるよ。朝なんか熟睡から目覚めたら嘘みたいにスッキリ快適だよ。





アイリスオーヤマ デスクヒーターがアマゾンから届くのは月曜日か、どこまで温めてくれるかね? 無いよりはマシだろうかね?


















27日、大阪市中央区摂氏2度、午後5時55分、西の空が夕陽がかって茜色かな? まだ日が残ってる。冬至の頃からしたら1時間は

日が長くなってるよ。































カメレオンの独り言-1977 『堺筋本町、船場センタービル着工の頃』 

2018年01月27日 | 日記




 2018年1月 『0011 ナポレオンソロ 消された相棒』





今日は、何を書こうかと其処らの地べたを掘ってんだけど冷えて固まった土と石コロばかりだよ、最悪だよ。涸れぬ泉は何処にある?

「無いよ」 おまえは黙っとけ。 「徒労に終わる無駄なことはやめておけ」 藁をも掴む思いなんだよ。

「無駄が見えておるではないか」  じゃあ、どうすればいいのだ? 「何も考えるな」 何も考えない? 「そうだよ」





考えなかれば何もないぞ。「何も無い処から湧いて出て来るもんだよ」 遠い昔が出て来るよ。「だろう?」

あれはね、3階建ての家に挟まれて平屋の屋根から隣の3階建ての家の2階部分が渡り廊下になってる処がある。其処を足場にして

後ろの2階の屋根に上がるんだよ。瓦を割らないように出っ張りの部分を踏んで進むと表通り側はみんな2階建ての屋根になってる。





男漁りのスケベ猫の福が屋根伝いに何処かへ行きよる。其れを見送って表通りの屋根の上の看板の後ろまで行くとトタン板になってて

其処に薄黒く変色したすのこが置かれてる。お日さんに暖められて居心地がいいんだよ。其処で腰を下ろしポケットから畳んだ紙を

取り出す。周りを見回してから拡げてる。週刊誌の一部を抜き取ったものだよ。う~ん、言葉にならない感動に身を震わせてる。





なんてことだっ。訳解らんけど本能が疼くよ。此れは秘密の宝ものだよ。辺りを見回しポケットに仕舞ってる。そんな光景を思い出したね。










『0011 ナポレオンソロ消された相棒』 1966年(昭和41年)公開アメリカ映画





「何も考えなかったら、そんなのが思い出されるのか?」 そうだね。4ページあったね。あられもない若い女性の写真だったよ。

やらしい記事も難しい漢字を飛ばして読んでたね、えっへへヘ。小5~6頃辺りのオレだったかね。

時代が変わったからかどうか解らんけど、そんな頃の写真とは比べものにならない諸出しの露骨な写真が道路でも落ちてるね。





オレが、まだ仕事してる数年前かな、事務所に学校帰りの小6の男子が覗いて 「★★ちゃん」って呼んでるから、どうしたって聞くと

「凄いのが落ちてんねん」 凄いの? 「女の人がチンチン口に入れてんねん」 吃驚したわ。なんやねん、其れはっ? エロ写真やな?

「そや、わたしら帰る道やねん」 「あんた見たあ?」 「広げて落ちてんねん」 なんて学校帰りの他の子たちも聞きつけて騒いでる。





「俺、何枚も広げて見たよ、ペロペロ舐めてんねん」 アホッ。何処や、何処に放ってあんねん? 「★★ちゃん、拾うんか?」 アホッ。

「学校の先生が処分しはったわ」って、後から来た女の子らが教えてる。そうか、そらあ、処分せんとな、誰や、ほんまあ。

〇〇、おまえも、そんなもん広げて繰って見るな。帰って、よう手を洗えよ。 「えっへへへ」 あの時のオレと同じ笑いしとったなあ。





思い出したら50年以上の年月過ぎて、其の頃のオレと似たようなの見て騒いでる。人生長いようで短いようで、短いようで長いね。










『0011 ナポレオンソロ消された相棒』 1966年(昭和41年)公開アメリカ映画 センタ・ヴァガー  ロバート・ボーン






大阪市堺筋本町に船場繊維センターってのが1970年(昭和45年)、大阪万国博覧会の開催に合わせて御堂筋に面した地下鉄本町駅から

堺筋本町駅を超えて東西にのびた船場センタービルが完成した。ショッピング店、飲食店、事務所などが入った複合ビルだね。

船場ってのは一般的に、北は土佐堀川から南は長堀川(現在の長堀通り)、東は東横堀川(現在の阪神高速南行線)から





西は西横堀川(阪神高速北行線)まで南北2km、東西1kmの地域を指して云う。其の工事対象となった区画が立退きになって行くさまが

ほんの部分的ではあるけれど写真に残ってる。親父の仕事の配達で自転車で走り回ったあと、いつもよく通りかかるところだった。

もう、此の頃には、親父も亡くなって商売やり出してた頃で、数年後、此方の方へ店を移転して働きまくったね。財布にお金が詰まってたよ。










『堺筋本町、左空き地になってる処が工事対象区画』 1966年(昭和41年)南から北方面を望む (1966年4月1日堺筋市電廃止) 







『堺筋本町、右手空き地工事対象区画』 堺筋市電が廃止されてる 1966年(昭和41年)4月以降頃  北から南方面を望む







『堺筋本町、上の写真部分の遠望』 北から南方面を望む







『堺筋本町、船場センタービル建設中』 1969年(昭和44年) 北から南方面を望む 長堀の丸善石油ビルが見える







『本町船場繊維センター』 1977年(昭和52年) 撮影






26日、大阪市中央区午前11時摂氏3度、体感温度0度、晴れだね。今日は、駄文、此れで逃げておこ。もう、苦しいんだよ。

午後5時10分雪が空を覆って降り続いてる。
































カメレオンの独り言-1976 『映画 プロフェッショナル』 公開当時のチラシ

2018年01月26日 | 日記





 『プロフェッショナル』 2018年1月






24日、大阪市中央区午後12時摂氏1度、これは凄いわ。体感温度が3度か、オレの洋間は暖房なしで12度、お日さん照ってるけど雲が多い。

まさしく真冬だね。イーグルのダウンパーカ着込んでコンバース履いて臨戦態勢でパソコンやってるよ。 「暖房つけろよ」 

稼ぎのない者は耐えねばならん。 「アホやで」 えらいもんだね、湯呑の熱っいお茶が、すぐに冷たくなっちゃうよ。





ボ~としてる間に冷えてしまうの何とかならんかね? 冷たくなったお茶をゴクゴク飲んだら身体が冷える。

雲の間からお日さん照ってるけど雪がチラホラ舞ってるね、ちょっと近場を散歩して来ようか、と気分転換に外へ出たけど、

おお~、さ、寒いねえ。風は吹いとおるわ、空気は冷え切っとおるわ、久々の厳しさだね。此れはスーパーでお買い物して直ちに帰ろ。





防寒最強のイーグルのダウンパ-カで身体には寒さ全く影響なしだけど懐寒い心は寒い顔が冷たい鼻水垂れるはで無理して歩く意味がない。

北海道、東北、山陰全般の厳しさは別格にして、今回の列島寒波の波及はホンマものだね。

しかし、中年頃までは、吹きまくれ、冷えまくれって、頑として堪えなかったけど、あんな頃からしたらオレも歳を喰ったねえ。





野蛮人が山の手育ちになったぐらいにひ弱になっちゃったよ。クソッ、なんてこった。いつまでも変わらないのはか細い心だけかねえ?












『プロフェッショナル』 1966年公開のアメリカ西部劇映画






昨日は、もう、何にも浮かばない。涸れ果てて干からびた地面だよ。雪が積もって溶けて水になって潤わせてくれんことには言葉も湧かん。

仕方ないからアマゾンプライムで映画を探してたら 『プロフェッショナル』 1966年公開のアメリカ西部劇が目に付いた。

久し振りの昔の西部劇、此れでも観て感性を蘇らせねば乾いた地面からは何も生まれない。





「1917年、メキシコ革命の時代。数百名の革命派くずれの無法者たちが、山賊となって国境付近で暴れまわっていた。

その頃テキサス油田の持ち主グラントの妻マリア(クラウディア・カルディナーレ)が彼らに誘拐され、身代金10万ドルを要求されていた。

グラントは妻をとりかえすため4人の男を雇った。彼らはそれぞれの特技をもつ戦争専門家だった」とある。











『プロフェッショナル』   バート・ランカスター  リー・マーヴィン





バート・ランカスター、リー・マーヴィン、ロバート・ライアン、カルディオ・カルディナーレ、ウディ・ストロード、ジャック・パランス

懐かしい顔ぶれだね。懐かしい顔ぶれの映画だったけど、映画自体は、ちょっとお粗末だったね。

誰も彼も殺しまくって最後に助けてやるんなら誰も殺さなくても良かったんじゃないのんか? なんちゅう無駄な映画ではないかいな。












『プロフェッショナル』   バート・ランカスター  カルディオ・カルディナーレ  リー・マーヴィン 






バート・ランカスターがいいね、此の人の演技はいつも躍動しておるよ。頼もしい男そのものだね。

其れに引き換えてロバート・ライアンは、なんとかならんのか? こいつは、昔から弱弱しそうで弱弱しいハッキリせん男やね。

4人の男は、其々が拳銃使いとか、火薬に手慣れてるとか、弓矢が達者とか頼りになりそうなのが仲間に入ってプロフェッショナルって





題名にもなってるのにロバート・ライアンは馬の世話係で灼熱の砂漠で作業してたら、今で云う熱射病になって倒れて介抱されてる。

ひ弱い男しかできんのか? 「誇り高き男」で主役をやっとたではないか。そういえば、其の時から、なんかハッキリせん男やったね。

バート・ランカスターなんか危険な仕事はテキパキこなすわ、最後には皆を先に逃がして一人追っ手を迎え撃って戦うわ、





しかし、こらあ、死によるなあ? と思わせるけど、どっこい追っ手を皆殺しして生き延びた首領を取っ捕まて引き連れて帰って来よる。

此れがプロフェッショナルちゅうもんやで。おまえは、何もせんのに撃たれて、また、介抱されてる。

1作品で2回も介抱されて世話焼かせてホンマに恰好悪いど。なのに、なんか物解りのいいインテリチックな雰囲気だけ醸して幅してる。











『プロフェッショナル』








『プロフェッショナル』






煮ても焼いても喰えんタイプやね。カルディオ・カルディナーレは、観た映画によく出てくるんだけど、ハッキリ云ってブスだね。

リーダー役のリー・マーヴィン、悪役専門の役者だったけど主役で名を売ったね。『北国の帝王』だったかな、あの映画の彼は良かった。

1933年の世界恐慌の嵐が吹き荒れる大不況下のアメリカ。職の見つからない求職者たちは当所もなく各地を放浪するしかない時代だね。





移動手段は、貨物列車に無賃乗車。そんな彼らの中では決して乗ってはいけないと恐れられているオレゴン州に拠点を置く19号列車があった。

その列車は、シャックという腕利きの鬼車掌が指揮をとり無賃乗車は見つけたら容赦なく事故に見せかけて惨殺した。

そんな中で、唯一19号車に敢えて挑戦する伝説の男がいた。仲間たちは希望を託していた。其の男は北国の帝王と呼ばれていた。





鬼車掌役のアーネスト・ボーグナイン が凄いね。オレだったら姿見ただけで恐怖で硬直して馬鹿にされて蹴られてボールのように飛ばされるわ。











『北国の帝王』 1973年公開アメリカ映画





メキシコの反政府軍のリーダー役ジャック・パランス、本格的悪役のプロだね。ウディ・ストロード、黒人俳優では、此の人が最初の

名のある役者になったはずだよ。「バッファロー大隊」「スパルタカス」出演作も多い。シドニー・ポワチエは其のあとだね。黒人では

二人目のスターになったと記憶する。時代を感じるね、今じゃ黒人俳優は当たり前になって主役も努め、合衆国の大統領にもなった。











『プロフェッショナル』





1973年公開時の『プロフェッショナル』当時の映画チラシ。大阪道頓堀の松竹座でオールナイト上映。チラシが残ってたね。

仕事を終えて南に出てオールナイトの映画をよく観たよ。此の映画は、昨夜、初めて観たね。

アメリカ西部劇が下火になる頃の映画だよ。マカロニ・ウエスタンの 「荒野の用心棒」に続いて「夕陽のガンマン」を公開してた頃だね。

























THE PROFESSIONALS









25日、大阪市中央区午前11時30分摂氏0度、体感温度ー4度、厳しいね。オレの洋間は暖房なしで13度。ベランダ越しに

雲間からお日さん照ってるよ。パソコン遣ってるけどイーグルのダウンパーカにコンバース履いて堪えない。ええ具合やね。

昨夜は、ベランダに出た時、Gパンの上にウィンドブレーカパンツ履いてダウンパーカにニット帽も被って煙草を吸ったよ。重装備だよ。





おかげで、全然、堪えないから煙草が美味くて気持ちいい。今日も此れで通さんとあかんね。

































カメレオンの独り言-1975 『此の寒波はモンベルのダウンパーカのお出ましだね』 

2018年01月24日 | 日記





 2018年1月






コンバースのホワイト真っ新け履いてパソコンの前、冷えないねえ、足先が冷えないと脚にも熱が伝わって寒さも緩和されていい具合。

なんか行動している気分でいられるね、パソコンやってても動きの一環として感じられるのが不思議。仕事してるみたい。

この場合、レザーよりもキャンバズ生地のほうがホンワカ優しいよ。洋間だけに限っての間に合わせだけど、昔から、家ん中は木の床に





して土足で生活できるスタイルが憧れだったから、オレ的には実に快適だよ。隣の奥さんが、「家相に良くないわ」なんて云いよるけど

真っ新のまま下ろしてない新品だから問題はないだろ? 「此れにしたら?」って、毛布で包(くる)んだようなスリッパ出してきよる。

なんなの、それ? エスキモーか? イメージ台無しじゃないか。オレは中身が無いから恰好から入るのがパターンなんだよ、ウフッ。





大阪市中央区午後1時摂氏10度、西高東低で関東は、積雪で真っ白けに染まってる。オレの洋間は15度、ベランダにお日さん

が照ってるよ。明日から数日、更に厳しくなって3度なんて予報が出てる。

今日なんかは、都会でも寒冷地に適した防寒着を安心して着用できるね。モンベルのホワホワダウンなんか最高だろうと思うよ。





オレも明日から数日はイーグルのダウンパーカ羽織って散歩に出よう。「アスペンパーカは着ないのか?」 寒い寒いって云うけどね、

実際、大阪なんか堪らんような寒さって日は限られてるよ。イーグルのパーカは寒冷地御用達の強者だから此の一週間は世話になろう。

アスペンパーカは、イメージ的には生温い都会冷え程度が合ってるように思えるんだね。実際は相当の防寒力を有してるんだけど





包み込むようなホワホワ、ヌクヌク感ではない処が惜しまれて微妙なんだけど不思議な防寒能力はしっかり備えてる。


















お話しも同じことばかりしか浮かばないからアマゾンプライムの、オレとしては、あまり興味ない映画を敢えて選んで観てみた。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』って、2017年のSF映画を観たけど、なんなの? 気分が悪るくなるだけの映画だったね。

未来都市がこんなのだったら、オレは完璧な没交渉のオタク最先端穴籠(あなごも)り男になるだろうね。趣味が悪る過ぎて最悪だよ。





東洋人の出てる西洋映画ほど、どうにもこうにもならんもんはないね。英語は字幕で理解できるけど同胞の北野タケシの日本語が解らない。

何を云ってんだか、全然、皆目聞き取れない。 「馬鹿野郎ぅ」 天才か何か知らんけど映画に出て来るタケシは、

みんな 「その男凶暴につき」のまんま。なんで、こんなのがいつまでも映画で続けられるんだろうかと七不思議だよ。 「馬鹿野郎ぅ」





強いて云えば持って生まれた強運だろうね。こういう醸し出される世界観が好きな人も居るだろうから貶したりするのは本意じゃないけど

しかし、あくまでもオレ的にはだね、超馬鹿らしいクソ映画でしかないよ。無料でもお金を返して欲しいよ。 「馬鹿野郎ぅ」

悪の白人のボスかね? 社長かね? 相手が日本人だと殺されるほうも東洋的にヤボくなるのが解せん。なんでやろねえ~? 「馬鹿野郎ぅ」












『ゴースト・イン・ザ・シェル』 2017年公開アメリカ映画 スカーレット・ヨハンソン 「馬鹿野郎ぅ」の北野たけし、他






こんな映画では字数を稼げないよ。選択の大失敗だったね。コンバース脱いでべランダに出る。おおっ、此の冷えようは3~4度って、

ところだろうね。寒っい。これはいかん、今日は散歩パス。煙草吸うのが辛いね、くそっ、背筋伸ばして負けいでかっ。あかん、味が解らん。

そそくさと部屋に戻ってコンバース履いてる。ちょっと、おかしいね、なんて言葉出かけるけど鼻水が垂れてきて呟けない。シュンッ。





オレにしたら珍しく中華料理を食べたいねって思ったね。ちょっと名の有るお店で贅沢に食事したいなあって思うよ。

料理の名前がうろ覚えだから出て来ないけど卵のあんかけかな? あれの熱々が溜らん、若鳥の揚げ物、餃子、ニラ炒め、いいねえ~。

梅田の頑固寿司の一品料理も美味いからね、贅沢慣れしてないから何を喰っても美味いんだろうけどね。





滅多に欲しいなって思わないから思う時は、ホントに欲しいんだろうんね。今、欲しいんだろうと思うよ。また、今度って延ばしたら

忘れてしまうだろう。口が寂しくならないから良いようなものの、若い頃の食欲なんか考えたら食の文化に疎遠になって寂しい話だね

なんかいい匂いがするなあっと思ってたら 「あんたあ、ご飯やで」 おおーっ、餃子やないかいな。実にええタイミングではないかいな。





うちの隣の奥さんの数少ない美味い料理のひとつ、グットタイミングやないの。冷え冷えした洋間と違って暖かいリビングの

櫓炬燵(やぐらごたつ)でポッカポカ。眠眠や551のラード漬けのより遥かに美味い。此れは食が進んで360mmj発泡酒ビール2缶やね。

結構、結構、ホンマに美味いわ。小型液晶のニュースで群馬県で火山が爆発、糞寒い処へわざわざ行ってアタフタしとるんやね? 





アホやねえ。こちとら、ポカポカ炬燵で温もってビールが美味いよ。餃子が美味いよ。2缶呑んだらクルクル回って気持ちがいいよ。


















大寒波の到来、今回は記録的なレベルになる怖れがあるって天気予報が脅してるよ。北海道、東北、北陸云うに及ばず関東も、

此の寒さは、ちょっと厳しいんじゃないかね?  火山なんて他所事みたいに思ってるけど、列島全般が冷凍庫みたいになってる深夜に

まかり間違って、こんなので南海大地震なんか来よったら、仮に生き延びても震えまくって改めて凍死するんではないかいな?





そんなの来たら100年目よ。今日は、餃子とビールが美味かった。ポカポカ、クルクル回って眠たいよ。





冗談云うてたら、アラスカ州コディアックの南東から280キロ沖合のアラスカ湾内で、M7.9地震発生、震源の深さは約10キロなんて

大平洋挟んで大地震が起きておるがな。アスペンパーカかイーグルのダウンパーカ、枕元に置いて寝よかな。

































カメレオンの独り言-1974 『映画 ONCE  ダブリンの街角で』  

2018年01月23日 | 日記





 『ONCE ダブリンの街角で』 2018年1月






今日は寒い。大阪市中央区午後1時摂氏5度かよ。暖房も何も点けてないけど部屋の中は23度、どういうことやねん? なのに寒い。

どうしても足の先が冷える。カーペット敷いて畳んだ膝掛の毛布、足元に置いてんだけど応えない。

其処でメジロは考えた。まだ、下ろしてないコンバースの真っ新を出して履いてみる。暫くすると冷たさ消えて快適ではないか。





ああ、こらあええわ。此れはホワイトだから冬場は仕舞っておこうかと思ってたけど洋間専用の家履き用で活用しておこ。外人みたい。

しかし、ベランダに一服するのに靴を脱いで外に出るってのは、ちょっと、おかしいね? 

雨が降ってるね。ベランダのサンダルに履き替えると冷たさが身に沁みるよ。其の上、雨の滴がピョンピョン飛びよって足元濡らしよる。





空は鉛色、道路は濡れ光って泣いてるみたい。オレの懐(ふところ)も泣いてるみたい。吹かせた煙草をもみ消してそそくさ部屋に戻る。

映画でも観るか、アマゾンプライムの無料映画の棚をスライドさせたら観た覚えのあるほんのりするよな映画を見つけたよ。

アイルランド映画の 『ONCE ダブリンの街角で』ってやつだよ。2007年か、たしか、当時、ツタヤで借りたやつだったかな?











『ONCE ダブリンの街角で』 2007年公開 アイルランド映画






アイルランド・ダブリンを舞台に、ストリートで出会った地元の男とチェコ系移民の女が音楽を通して心を通わせていく淡いラブストーリー。












主演の男も女も演じる役者さんは、外国の普通の人って感じで脇に出る人々もどこにでも居る普通の感じ。至ってリアルだね。

音楽のイロハなど全く解らないけど音楽に魅かれて奏でられる旋律に酔うことは出来る。感性がホローしてくれるね。

メロディは、ある高さと長さを持ついくつかの楽音が前後に連続して、それがリズムに従って連続的に進行(演奏)することに





よって何らかの音楽的内容をもつもの。従って、一連の音の高さの比率が同じならば最初の1音の高さが違っても、

同一のメロディーとなる。メロディを和訳すれば旋律。節(ふし)のこととある。 布団被って寝ようかな。

音楽を聴くことに問題は生じないけれど、その発生源に触れられると赤子の絶叫に狼狽えて、どうしていいのか解らないのと同じだよ。





街の通りでギター爪弾き歌を歌ってる、足を止めて聴き入る人たちが、其のお礼に僅かなお金を置いて往く。

或る日、通りも静まり閑散とした頃、一人の女性が前に立ち聴き入ってくれる。チェコ系移民の女性とのめぐり合いだね。

ダブリンで修理屋を営む父親宅に居候して音楽に夢を追いかける男との淡い恋を絡めて爽やかに、活きてる時間に胸をときめかす。





そして、それぞれの人の人生の流れに添って物語は爪弾くメロディの歌声のように人のこころに優しく響いて届くんだね。











『ONCE ダブリンの街角で』    グレン・ハンサード    マルケタ・イルグロヴァ






男は曲も詩も自前でレコーディングしたCD持って英国へ売り出しに行く準備に追われてる。女もピアノを弾き語りの才に長けて

レコーディングの伴奏の応援を引き受ける。同じく街頭で歌う連中にも頼んで用意は着々と進むんだね。

女には幼い子があり母とアパート暮らし、亭主はチェコに残って別居中。生活は楽なものではないけど花売りやヘルパーなどして





健気に頑張ってる。或る日、男は父親のオートバイを借りて女を誘ってドライブするんだね。互いに惹かれ合う仲になってるよ。

「別居中の夫を今も愛しているのか?」 と尋ねてる。海の見える高台で、男は 「チェコ語で海は?」 女が教える。

そして、女はチェコ語で 「私が愛しているのは貴方よ」と云うんだね。でも、男には伝わらない。





繋がる縁と繋がらない縁、彼方此方と摘み食いの達者な男女も多い今の時代でも繋がらない人は繋がらない。なんなんなのかねえ?

身を焼く思いでも伝わらない時は伝わらない。此の映画の男女は、自分を律して乱れず純だね。

男の曲に作詞して切れた電池買い求め、プレーヤーの音楽イヤホーン通して夜の街、メモった詩を歌いながら歩いて帰るシーンがいいね。











『ONCE ダブリンの街角で』   マルケタ・イルグロヴァ   HDでも写りは悪かったね









ONCE ダブリンの街角で(字幕版)(プレビュー)













『ONCE ダブリンの街角で』   マルケタ・イルグロヴァ  グレン・ハンサード   









『ONCE ダブリンの街角で』   グレン・ハンサード    マルケタ・イルグロヴァ
































カメレオンの独り言-1973 『遠い昔の雨降る道』

2018年01月22日 | 日記




 2018年1月






長い年月、貧乏に追われて、書いたり考えたりする気のゆとりを失って居たから、最初のうちは、何を書けばいいのかサッパリ解らないまま、

落書き程度の駄文しか書けなかった。溢れんばかりの夢想、空想、妄想、想像力も、とんと影をひそめて忘れてしまってた。

1年を棄てて2年目が過ぎる頃かな、なんか、昔の自分が 「お久しぶり」って顔を出しよった。おお、腐らずに居ったか。





其れから、ぼちぼちと自分が出て来たかね? 拙さは昔のままだけど想いの程を口から出任せの言葉にしてつらつら打てるようになったかね?

昔は振り返らないってのが、オレのモットーだけど、時折、過去の駄文を読み返す時がある。

馬鹿丸出しの駄文は、今も変わらないけど、心に響く言葉が活きてるって感じる時もある。涙が零れて鼻水すすって笑い転げてる自分が居るよ。





稚拙、拙劣、何するものか、人のこころに伝わる想いを言葉に乗せて感じ取ってもらえれば御(おん)の字だよ。

オレからすれば、そんなのが意外と散らばってあるのを発見して、余(よ)は嬉しく思う。 「なんやねん、余は嬉しく思うって馬鹿殿か?」

昔をほじくり返せば溢れるほどに話は尽きないだろうと思うけど、話せば自分の愚かを際立たせることばかりで恰好のつけようもない。





ナルシストが泣くよ。 「おまえナルシストか?」 おまえが云ったんだろが? まあ、其々に何かしら癖はもってるよ、無くて七癖って云うからね。


















毎日、十数時間をパソコンと睨めっこして過ごしてるから目がやられても仕方ないんだけど、今の処、別段、おかしな支障も出て来ない。

老眼鏡は、もう、十年は使ってる。なのに度数1.5は変わらず不自由はない。ただ、眼鏡のレンズが雲って幕張って見通しが悪い。

劣化して、ホンマ、きちゃないね。前々から買い換えて貰おうと思ってんだけど面倒臭いから延び延びで使い続けてる。





隣の奥さんが買って来てくれたんだけどガラスのスタイルが気に入らない。何かの折りに鏡に映る自分が猿みたいだったから嫌なんだね。

使用してる分には自分では解らないから忘れてるけど外ではようかけんわ。今度は老眼度付き色眼鏡で男前を上げようか?

オレの思うには、薄っすら紫色なんかがスケベそうでええんじゃないかね? ついでにパソコンの光線を排除するブルーライトカットも





注文して欲しいよ。眼鏡の大きさも微妙だね、眼鏡枠の長さが肝みたい。耳掛けの蝶番(ちょうつがい)の両端の長さが

オレの場合 140mmが理想だよ。オレの顔には小さめなのは駄目だね、ホンマに猿みたいになってるよ。

ネットで注文してやろうかと思うんだけど失敗したらオレの負担になるから隣の奥さんに任せたい。「都合がええのう」 そうそう。


















来週は月曜日から寒さ厳しい一週間になるみたいだね。明日は雨も降るみたいで、今、ベランダ覗くと雲ってるよ。

雨の日は休みにしろよ。行楽日和の晴れの日も休みにすべきだよ、そう思わんか? 「いつ働くねん?」 働きたい時に働くんだよ。

オレは、常に、こんなの想いながら働いてきたね、クソが。気の乗らん仕事で、人生、おおかたを踏み潰して来た。





ロボットが働く時代になって来るなんてニュースで云ってるけど、オレは、とうの昔からロボット労働で喰って来た先駆者だよ。

「おまえがロボットなのか?」 そうだよ。考えずに決まったことを遣ってりゃ日が暮れるんなら文句も云わん。

どんな仕事もそうじゃないだろ? なんだらかんだら負担を被せて来よる、どうたらこうたら僅かな損も削って来よる。





アホ臭いストレスの種も持ち出して来よる。ロボットなら、スイッチョン、スイッチョン、スイッチョンって終わって一日の

仕事であるべきよ。気持ちよく働かせて気持ちよく帰らせろ。でも、そうじゃない人たちが多かった。「おまえもか?」 

オレは、アホだけど、そういうのは、何故か蚊帳の外だったね。言うなれば、何処でも、不思議と一匹狼通して貰えたから救われた。





何が違うかと云えば、スイッチョン、スイッチョンの動きじゃなくて、スイッチョチョン、スイッチョチョン、スイッチョチョン、

の機械の動きにムラがなくて高速化されておったね。人手が足らなくなったら、スイッチョチョチョン、スイッチョチョチョンって

臨機応変プログラム型ロボットだったからね。いつもニコニコ文句も云わないご都合ロボットだったよ。 「仮面ロボットやな?」





グネグネ文句を云ったり聞いたり鬱陶しいから働き止めずにバタついてた。知ったこっちゃない、遣るべきことを遣ったらお疲れさん。


















働きに出た職場では自分の存在に重きを置かなかった。オレの存在は自分自身に在ったからね。腹ん中では文句は一つ、

休みたい時は休ませて。社会では出来得ないことを本気で文句を云ってたね。休ませろって。職場が勝手に消えて貰っては困るから黙ってた。

「職場が勝手に消えるんではないだろ、おまえが消える身だろ?」 吹きっ晒しのホームに凍える吹雪が舞うんだよ、これでもかって。





声は吹雪に掻き消されて舞い狂っても消えるのが労働者なんだね。「よう、解っとおるやないか」 そういうことだね。

オレは、其の頃から変わらず甲斐性なしだけど、今が一番愉しいのかも知れんね。

心を割れば寂しいことも零れ出るけれども、今を生きてる、この時間が一番愉しいと思えるよ。もうちと成長すれば、尚、愉しいだろうね。

































カメレオンの独り言-1972 『ホントの歓びってのは苦しみの中に在るのかも知れない』

2018年01月21日 | 日記




 2018年1月






仕事を離れてから日にちと曜日が頼りない。今日も金曜日を木曜日と取り間違ってた。机の上、目の先にデジタル置き時計があるのに。

アマゾンや楽天に商品を注文した時は、配達予定日はキッチリと把握してんだけどね。

今日も久し振りに、早朝、目覚めて寝直し効かないから起きたんだけど4時半で、まだ、真っ暗ではないかいな。一日が長いだろうね。





日の出は確認しなかったけど、昨夕、ベランダに出て、日の長さが30分程延びてるって感じたよ。小春に入ったね。

お日さんが雲の間から覗いて明るくなった頃、ベランダに出て一服したんだけど、然程、寒くないから、皆さん、出勤は助かるね。

そうだな、おれ、散歩2日ほどサボってるね? 散歩はサボるけど、腕立て伏せ80回、腹筋40回は苦なく続けてる。





息切らしてゼエゼエ歯を食いしばって己に鞭打って頑張り通すと、呼吸の仕方とか数の数え方とか気の負担を軽減する方法が身に着くよ。

さあ、もう、眠いから寝ようと横になってから腹筋思い出す時がある。これは、堪らんねえ、気も身体も弛緩してるから

気を持ち直すのが大変だよ。そんな時は、おんどりゃって意地でも遣るの。そんなのを繰り返してると打ち勝てる術が身に着くよ。





必ずしも遣らねばならんものでもないけどね、嫌だなあとか、邪魔臭いとか、しんどいとか、怠いとか、楽に流れる怠惰な自分に

歯止めを覚えさせるには心身ともに益になるとは思うよ。自分自身に喝を入れて泣き言や文句は自分自身に云って自分自身が聞く。

遣るも遣らぬも誰のせいでもない何事も自分の責任ってのが身に沁みて解るよ。



















昨日の寝不足は、今日、ぐっすり眠って回復したよ。10時前に目が覚めたよ。死んだみたいな熟睡であった。「生きてて良かったな」

あんなので死ねたら結構この上ないよ。目が覚めたら閻魔大王が目の前に居って 「おぬしは何方(どちら)に往く積りかなあ?」

勿体ぶってないで往かせたい方へ往かせ。 「ほおう、では地獄へ行け」 云わなきゃよかったよ。





今日は早めに散歩に出る。今日は汗をかくのを目的にしたよ。歩きまくるというか、サッサカ、サッサカ、スピード上げて遠慮なしだよ。

ヨタヨタ、前を遮(さえぎ)りやがったら蹴とばすぞ。猫がウロウロ慌ててる、オレの気配に急ぎ足、脇の家と家の隙間に飛び込むように

身を隠してるけど片足(前足)溝に踏み外して落ちかけてる。振り返ったら、もう、風のようにオレは遥かに遠い。 「嘘つけ」





ブラック&ホワイトのコンバースが颯爽と互い違いに歩いてる。 「当たり前やないか、ピョンピョン揃えて飛ぶんか?」 

そんなの構って相手にしてられない。一丁、二丁、三丁と町並みは後方へ飛んでいく。

ヒョコヒョコお婆さん、通り過ぎるオレの突風で震えて柵にしがみついて睨んでる。 「どんなんやねん?」 風如きに大仰な婆やで。





公園前を急カーブ減速で右に折れつつ加速しかけて澄まし顔、綺麗な女性が前から来てるから静かに歩いて通り過ぎる。「なんでやねん、

お婆さんやったら風速で震わせておいて、おかしいやないか?」 そんなの聞いてない、其処には、もう、オレは居ない、アクセル踏んで

風になってる。ふっふふふ、もう、加熱して茶瓶の蓋が踊っておるわ。チャンカリンコ、チャンカリンコ、もう、誰も止められない。



















ふた駅ほど歩いて帰ってきたぞ。そうだ、コンビニで煙草を買っておかねばと、道路を横断で店に入ったら、ダッバアア~と汗が滝のよう。

「ケント1mmね」 ニット帽の額や首筋から汗の玉が流れ出てる。 「暑っいねえ~」 お勘定しながら店員さんが笑ってる。

動きが止まると汗は止めどないね。帰って来て玄関入ったら上着のパーカ脱ぎ捨てて、ダッハア~、衣服の中で雨が降ってるよ。





風呂場へ直行、シャワーを浴びて生き返る。新陳代謝のカスども流れ出ろ。スッカアッとして水たらふく飲んで着替えてベランダに出る。

買ったケントの封を切り、一本取り出し火を点ける、此の一本が命を救うよ、フウウウゥ~、素っ晴らしい。 「命を奪うんじゃないのか?」

奪うなら奪え、くれてやるわ、しがみつくほどの人生ではないよ。苦を絞り出すような人生なのに懲りずに今も我が身を絞って汗出して来た。


















まあ、しかし、此の一本の煙草の美味さは、汗を流して生きていてこそかも知れないね。苦しみの中から絞り出る歓びかも知れないよ。
































カメレオンの独り言-1971 『映画 プリンス・オブ・ペルシャ / 時間の砂』

2018年01月20日 | 日記




 『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』 2018年1月







アマゾンプライム無料映画のSFものを観ようかなと思ってたけど、ジェイク・ジレンホールのファンタジー活劇映画に目が止まった。

ファンタジー映画なんて、滅多に観ようなんて思わないんだけど大きな魅力もなくはない。怖くないんだね、これが実に大きい魅力だね。

オレは心配性だから、気を揉んでハラハラするような物語は、実際、疲れ果てるんだね。完結するまでに老婆心が青息吐息だよ。





悪魔とか腹黒い邪(よこしま)な悪者とか化け物や怪獣や妖怪やらと出て来よるんだけど、何故か負けない主人公等で守られてる。

綺麗な娘が捕まって生贄(いけにえ)されそなハラハラ、ドキドキの状況でも、主人公が、必ず、助け出しよるからね。

透け透けのエロチックな衣装で縛られてたりしてると、ふつう、変態が乳揉んだりしよるんだけど遠慮してしよらんからホッとする。













『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』  ジェマ・アータートン






此の時代の女どもは、なんで、あんな妖艶なアブナイ恰好をするのかと疑問だよ。挑発してんかよ? 揉まれて弄ばれても文句は云えんで。

女どもも我が身を考えんといかん。危険が及んで捕まる時は事前に不細工な衣装に着替えとけ。

艶めかしい姿を見て欲しい願望があるのかね? でも、じっと見てたら変態扱いするだろお~? 男も目の遣り場に困って疲れるよ。





いつも気になって疑問とするところをだね、行を多めに取ってクローズアップでヒートアップだよ。 「疑問は解けたんかい?」 

女は、どんなところでも、兎に角、綺麗に見せたいってのが動機かね? 男は、機会があれば揉みたいってのが動機だろから

互いの欲求の擦れ違いということだろうね。 まあ、そういうことで、腹立つけども男は我慢するしかないんだろうね。





其れは別として、此の手の映画は、「正義は勝つ」 が大前提にあるから、わりとリラックスして鑑賞できるところがいい。













『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』  ジェイク・ジレンホール   ジェマ・アータートン







古代ペルシャ帝国の時代。「時間の砂」を使えば、時を戻し、過去を変え、世界をも支配する究極の力を得る伝説の短剣を

神から授けられた王女タミーナ(ジェマ・アータートン)は、ペルシャ帝国の王子3兄弟の部隊に聖なる都アラムートを征服されて従属の

憂き目に遭ったことから、其の伝説の短剣をもってペルシャ帝国の王位の奪取を謀る叔父ニザム(ベン・キングズレー)の陰謀渦巻く





物語が展開するんだね。王子3兄弟の一人、ダスタン(ジェイク・ジレンホール)はペルシャ王の養子となって逞しく育ち

ペルシャのライオンと異名をもつ勇猛果敢な戦士。ニザムの陰謀で王毒殺の濡れ衣を着せられたダスタンは王女タミーナとともに城を脱出、

二人は、ファンタジー活劇の世界で縦横無尽に暴れるんだね。王も兄弟も死んじゃうんだけど、結局は、伝説の短剣の魔法で生き返り、





天罰喰らって死ぬのは叔父のニザムだけというウオルト・ディズニー映画の定番スタイルなんだけど凄く安心。

ジェイク・ジレンホールは若いから相当危険なシーンもCG噛み合わせながら頑張ってる。青いシートの前でトランポリンなんか利用して

背景画面と合わせ馴染ませて創り上げてんだろうね? 廃墟が潰れて崩壊するなか滑りゆく斜面との狭間で間一髪の離れ業、よくやるよ。














『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』  ジェマ・アータートン






此の映画でも王女タミーナ(ジェマ・アータートン)が綺麗どこ搔(か)っ攫(さら)って魅力振り撒いてる。とてもグラマーだね。

此の女優さんは、見た目、定番美人じゃないと思うけど潰しの利く芸達者かも知れない。何処かで観た人だと思ってたら『パン屋と菓子屋』

だったかな? 違うな? 『ボヴァリー夫人とパン屋』だよ。 此の映画の役どころでは大胆なシーンを演じてたよ。





そうね、豊満で妖しい雰囲気のある美女を演じてたね。向かいの空き家に引っ越して来て近くに出してるパン屋さんにも顔を出す女性に

年配のパン屋の主人が気になって仕方ないって、間接的に入れ込むような映画だったよ。好みが分かれるタイプの色気のある女優さんだよ。

007にも出てたらしいけど気がつかなかったなあ? 此の「P・オブ・ペルシャ』 王女役は活発なタイプの女性で明るいタフな感じだったね。













『ボヴァリー夫人とパン屋』  ジェマ・アータートン   パン屋のオッサン






ジェイク・ジレンホールも一般的な男前じゃなしに印象濃いタイプかね? 好みが分かれるかも知れないね。此の人の映画はよく観る。

『ジャーヘッド』 『ゾディアック』 『デイ・アフター・トゥモロー』 『エンド・オブ・ウォッチ』 『プリズナーズ』 なんてのを観たね。

『プリズナーズ』の刑事役、いい雰囲気出してたよ。ニット帽がよく似合ってた。オレは、此の人のニット帽姿に触発されたんだよ。










プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂










『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』って、いつか観た覚えがあったねえ? 「今頃、何を云うとんねん」 いや、そうじゃいかなとは

思いつつ、やっぱり、観てたね。予告編で観てたのかなって思ったけど、やっぱり、数年前にツタヤで本編(DVD)借りて観て居ったんだよ。

まあ、いいや、記憶では真っ新(さら)って感じだったから観てなかったのと似たようなもんだよ。お粗末でした。





何故か、昔の古~い映画のほうが記憶に新しく残ってるよ。忘れられないシーンが、其の前後も繋げて引きずり出て来るんだろうかね?










『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』







『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』








『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』







『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』







『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』 2010年アメリカ映画





























カメレオンの独り言-1970 『四方山(よもやま)話で穴埋める』 

2018年01月19日 | 日記




 2018年1月






今日、雨降るとは知らなんだね。ベランダのガラスドア際に立って雨の滴の跳ね返りを避けている。前の目隠しの塀の桟に滴が落ちて

当たって跳ね返りよる。其れをじっと見て時間を潰してる。気温が優しいから寒さを感じないで済むね。

駄文がひとつ終わって、また、ひとつの繰り返しで朝が来る。底の浅い駄文を積み上げて飽きもせず、苦にもせず、





何故か、愉しいねって、独り、呟いてる。目の前の、春も、夏も、秋も、そして此の冬も、何事も、ちょっかい出すことなしに

静かに通り過ぎて往く日々が続いてるよ。結構なことだと有難く思ってる。

落ちてくる滴の合間を縫って首を伸ばして辺りを見渡す。居ないね。此処に移り住んで気がついた。真っ黒けが姿を見せない。





いつも溜め置かれたゴミ袋を狙って電線にたむろする烏(カラス)どもは、濡れるのを嫌うのかして雨の日は飛んで来ない。

雨の日は、巣の中で腹を空かして我慢してるのかね? 雨の日が続いたらどうすんのかね? 

人も見えない処でいろんな事情を抱えたり縛られたりして我慢して生きて居るんだろうかね。見えているよで見えないもんだからね。


















今日は、薄晴れって感じかね、10度程度で寒さもゆるいね。来週の後半には摂氏4度や2度なんて日々の予報が出てるよ。

お昼ごろになってきてお日さんが照って青空が広がってきたよ。ポカポカするね。書くことないね。天気しか書くことないみたい。

「そんなに毎日書けるもんじゃないだろ?」 おまえもそう思うか? 「話題提供は行動範囲と比例してんじゃないか?」 だろうね。





興味とするところが広くて旺盛な貪欲タイプなら語ることも多くなるけどね。「おまえの興味あることって限られてるだろ?」

限られてるね、興味も無いのに拾って歩くほど物好きじゃないしね、穴に籠って寝てるほうがいい。

「其の割には話が絶えないほうだな」 どちらかと云えば、お喋りじゃないから溜まってるものが増えていくのかね? 「鬱積か?」





鬱積じゃないね、苦になることを抱えてるのは好きじゃない。どちらかと云えば忘れていくほうが得意だよ。

どんなことでも捉えようで救われてきたってのがあるね。 「おまえに謂わせればポチチブ志向だな?」 ポディシブと云えんか?

「ようよう覚えたな?」 楽を追い求めれば苦の根が張る、苦を刈らねば草ぼうぼうの苦を増やすところがあるから刈らねばならぬ。





苦は苦に慣れれば苦ではないけれど苦から楽を育む労を惜しめば苦の沼から抜けられない。良しにせよ悪しきにせよ因果応報の種は尽きまじだね。


















さて、今日は散髪をして散歩して怠惰に時間を潰すを許さずなんて思ったりしてるけど駄文を書き上げねば椅子から立てずだね。

話するネタも浮かばぬ時は、浮かばぬネタの話をすれば話になるかと思ったけど、それすら語る言葉も浮いて来ない。

熱いお茶を入れて机の上に置くんだけど、このところ、其の熱いお茶を熱いまま呑むことも忘れて思考の迷子で行き先定まらんから





冷えてしまった不味いお茶ばかりを飲んでるよ。今も冷えたお茶の湯呑に手を伸ばし、しまったと舌打ちしてるとこ。 

そうだ、思い出した。あまり意味ない話だけど、常日頃、決まった動作ってのには不自由を感じないんだけど、最近かね? 玄関で

靴を履いて出かけしなに靴の踵にGパンの裾が引かっかて外そうと、脚の膝を後ろに折って身体を捩じって左右どちらかの手を伸ばしたり





すると、うっ、おおっ、い、痛たたって肩の辺りが攣(つ)るんだね。此れは鈍(なま)っておるのかね? 若い人は、そんなのないだろうね?

爺特有の無様だね。其れに似たので、頻繁ではないから忘れてんだけど身体を捩じったり脚を無理して裏返したりの際にも、

上体の何かの拍子が連動して、ううっ痛いって動作停止せざるを得ないというか、動けない状態になる時があるね? ないかね?





「爺の運動不足だろうが?」 クソッ、これは関節が関係してんだろうかね? こんな時、全体屈伸運動の必要性を痛感するよ。


















こういう何でもない動作で生じる身体の支障を思う時、オレは映画を観ていて、ホンマに、大方が嘘ばっかりではないかいなと疑うね。

飛んだり跳ねたりぶら下がったり、若い役者は遣れるだろうけど40代を回ると有り得ないんではないかいなと思うよ。

矢鱈めったら強いのはいいけど、実際は全滅に近いんではないか? 身体中、引き付け起こして痙攣しよると思うで。





人間の身体は弱そうで強いけど強そうで弱いもんだよ。役者もハングリーな時代を乗り越えて一端のスターになったら生活贅沢なって

呑んだり食ったり底無しだからね。成人病の宝庫になってるはずだよ。其れが身に着いた芸力で別人に成り切っても

常日頃の生活姿勢は肉体的動作に現れるからね。カット、カット、カットの繋ぎ合わせでないと、あの恰好良さは出来上がらない。





其処へ持ってきて観る側は、恰好良さを応援してる向きがあって嘘を賛美して憚らない。なんでも良い方にとらねばならない変な気持ち。

映画ほどまやかし此の上ないものはない。髪の毛一本垂れ具合如きも、カット、カット、カットで仕上げてる。

お化粧直しも、歩く姿も、手を振る所作も、カット、カット、カットで仕上げてる。ええ加減にせい、嘘八百野郎どもらめ。


















其処へ行くと舞台の役者は、本番命で身体張って頑張って素晴らしいものがあると納得させられるね。歩いていて、カックン、とか、

靴が脱げて飛んだとか、こけたとか、引き付け起こして動けないとか騙しが利かんから性根の入りようがちゃうだろうね。

素人の世界でも、社会に出たら余所行き通さねばならない時間は長い。場所がら弁(わきま)えずにプッとかましても仕方がない。












『此れはワンダーウーマンかね?』    アマゾンプライムで映画版を観ようかなと思ってんだけどね? 






























カメレオンの独り言-1969 『映画 スイッチバック 追跡者』 

2018年01月18日 | 日記





 2018年1月






もう、何と云うか、かんと云うか意味不明なお客さんの大入りが続いて 「満員御礼」の札が出てますけど、どういうことなのかね?

此れは相当おかしいで? 何かの間違いではないのかいな? 考えられないことあるよ?  「何処の国のおっさんや?」

gooの解析集計表が壊れてんじゃないのかいな? それとも、ヤケクソかいな? 「それは、おまえの駄文の出来のことやろ?」 





驚きと不安を三行では済まされへんで。 「驚きは解るけど不安ってどういうことや?」 おまえ、宴の後の寂しさを知ってるか?

今は有難いの通り越して喜々驚愕として浮かれて居ればいいわいな、其のあとやがな、拍子が抜けて倒れるで。

侘しい風が吹き抜けて「満員御礼」の札が枯葉の如く舞い転がって踏まれて千切れて足形ついて惨めな姿で潰れてる、想像してみい。





280万件余りのブログが犇めいてる中で2千から3千位の中に割り込ませて貰ってるだけでも有り得ないことだと驚愕しておるのに

此の数カ月の間に1千の枠ぶち切って600位台なんてのが続いてるなんて、当駄文に於いては考えられられられない。「おかしいぞ?」

とてもじゃないけど冷静沈着ではおられられられられない、ワナワナワナワナワナワナ 「震えてんか?」





昨日なんか2部構成の継あての駄文で、もう、こらぁあかんわと思って、其の日が来たかと諦めの境地であったが、続いてる。

「今日が、其の答えとちゃうんか?」 ああ、そうか、結果は今日か? そうか、解るか? ホンマ、しんどいで。

「そんなもん、気に病んでたら身が持たんぞ、成るようになるを忘れてんじゃないか?」 うん、そうだな、そうだった。












『スイッチバック 追跡者』 1997年アメリカ映画






昨日は昨日、今日は今日、明日は明日だと心得よう。 「そうそう」 昨日は、感性に刺激を与えてるべく映画を観たよ。

アマゾンプライム無料のラインナップを見てたら 『スイッチバック 追跡者』って映画があった。此れは1997年公開の

作品なんだけど覚えがないね。連続殺人犯を追ってるFBIの捜査官が幼い息子を誘拐されたまま行方不明で消息も解らない。





私情が絡む故、捜査から外された捜査官は単独で捜査に没頭するんだね。既に18人もの被害者がでてるらしい。「らしい?」

最初、飛ばしたかね? 「おまえ、最初飛ばしてあとを観るってのは、おかしいだろ?」 よく解らんね、ラストで観てないシーンが

回想されて、こんなのあったかなって首を傾げてる。「最初に飛ばしたシーンにあったんだろ?」 かも知れん。











『ダニー・グローヴァー ウィリアム・フィクナー 一人置いて R・リー・アーメイ』  





「そんなので映画の中身が把握できんだろ?」 いや、きっちり理解は及んでる。「嘘つけ」 ただ、連続殺人犯が、何故、捜査官に

的を絞ったかが解らない。留守中のベビーシッターの女性の大腿部を切って失血死させ幼い息子を誘拐して意味ありげに数字を残して誘い出す

のかが解らない。解らないけど捜査官は追い続けてる。「解らないだらけじゃないか」 事件なんてのは、そういうもんさ。 「ホンマか?」











『スイッチバック 追跡者』   ジャレッド・レト  捜査と観客を惑わすために出てた若者  





現に主役が全く解らないままアタフタ彷徨うシーンがあるだろ? でも、何故か、お菓子食べながら観てる者たちはちゃんと解ってる。

其の逆ではないか? ふつう、解ろうはずがないことまで懇切に説明されてるのもあるよ。解らないのは主役ばかりっておかしいね?

そんなので捜査官なんて笑ってしまうよ。此の映画でね、ちょっと意外だったのは、他の映画でもよく準レギュラー役で顔を見せてる





黒人俳優のダニー・グローヴァーが陽気なおじさんしてんだけど実は怖い殺人鬼だったことだよ。他の映画では、人間的に信頼されて

優しく明るい陽気な人ってイメージが固定化されてるから、こいつ怪しいかもと、ふっと疑っても、「いやあ、其れはないだろ」なんて

否定して観てるものを騙す訳だね、罪深いよ。実は、殺さずにはおれない衝動を抱えてる奴なんだね。





でも、身に着いたイメージを払拭しようともがいてる役者の壁ってのを感じさせるね。なかなか破り辛いところだろうね。

ダニー・グローヴァーも頑張ってるんだけど壁を乗り越えるには至ってないね。もっと、善から悪に変貌させる芸を磨かないと覆せない。

黒人の場合、表情の芸に頼ったら駄目だね、本人は「これだよっ」って顔芸で決めてるんだろうけど、暗い処で其れはないわ。」





真っ黒けじゃないか。何が何だか解らないじゃないか。「それは差別だろっ」 馬鹿か、背景の黒と同色だってことを云ってんだよ。

照明の拙さも手伝ってんだろうかね? 運が悪いね。其れから主役のデニス・クエイド。独特の個性してんだけど暗いんだね。

FBIの捜査官ってイメージは伝わるけど、捜査官というよりも孤島の巌窟王みたいな男だね。 「どんな奴やねん?」












『スイッチバック 追跡者』 渓谷の中、犯人が乗った貨物車  列車追跡は面白いね






此の人は、流れに乗れない澱みの中の主って感じがするよ。動きにキレがない人だね。昔、深夜テレビの映画劇場で観たんだけど

ボスニア紛争の悲惨さを描いた2000年公開のアメリカ映画『セイヴィア』で大使館に勤める男が、

イスラムテロリストに妻子を殺され、其の報復で相手を殺して外人部隊に入隊、転々として紛争下のボスニアへ渡り、其処から





自由国へ脱出するような物語だったけど、その間のボスニア、セルビア、クロアチアの紛争に巻き込まれて悲惨な現状を目の当たりに

しつつ殺された女性の赤子を抱いてバスで脱出してたけど、暗いんだねえ。どっぷり澱みの中の大ナマズだよ。

『スイッチバック 追跡者』の翌年に公開されてたんだね。FBIの捜査官のほうが、まだ、許せるよ。身を挺して、よく頑張ってた。












『スイッチバック 追跡者』 列車に飛び乗り犯人を追う捜査官 デニス・クエイド






クロアチアの部隊に捕まった一般の人たちが、次から次から鉄のハンマーでどつき殺せれていくのを見るしか術が無いんだね。

デニス・クエイドは、身を隠して与かった赤子を抱き抱え息を殺して見詰める前で、其の母親も引き出されてどつき殺される。

此のシーンは衝撃だったね。人が殺し合うのが戦さの常だろうけど、巻き込まれた人々は悲惨この上ないよ。





民族紛争ってのは、そのなかでも惨たらしさは飛び抜けてる。『スイッチバック 追跡者』の殺人鬼となんら変わらないよ。












『セイヴィア』 1978年制作アメリカ映画  デニス・クエイド






まあ、そんな映画でした。「どんな映画か内容がごちゃ混ぜになって訳解らんがな」 まあ、観れば解るよ。「そればっかしやね」

































カメレオンの独り言-1968 『継ぎ当てみたいな駄文で逃げる』 続きがこれか? そう

2018年01月16日 | 日記





 2018年1月






今日は、大阪市中央区で日中14度、夕方には10度とある。洗濯物が乾くね。お日さんに顔を照らして自然の温もり

暖房より熱の浸透率が高いね。身体も衣服を通して肉体がふんわかと温められて疼(うず)くよ。 「やらしいね」 

欲望も求めて成るものあれば求められても成らぬことも有る。男も女も気儘の所業だね。 「なんの話しや?」 人間を語っておるんだよ。





「そんなの語り出したらおまえの苦手とする処だろ?」 敢えて挑戦しておるんだよ。「また、ピタッと止まるぞ」 実は、止まりそう。

ホンマに止まっちゃった。「ボ~としてる時間が長いと思ったら、もう、止まってんのか?」 昔懐かしいフリーズだよ。98の時代だね。

男と女の物語も蓋を開ければ蟻どもと変わらぬ戯れに過ぎない。涙なくしては観れない物語も同じようにバラ撒けば





似たような境遇多すぎて見慣れて鈍感になって、一途に捉われている馬鹿らしさに笑いを誘うかも知れない。 「シラケの発想やね」

事実だよ。事実は不快なものさ。垣間見る美しさかね? 見えて見えないトリックの中で人は此の世の果ての如く苦しむ。

要所、要所の部分どりの舞台の上で衆目浴びて成り立つ世界だね。オレに謂わせればテレビの中身はゴミ箱だよ。「なんちゅうこと云うねん」





「じゃあ、おまえは?」 常に粗大ゴミのシールを貼られて在るのに引き取りに来ないだけさ。 「何故か、投げやりな心境やね?」
















表も裏も知り尽くして在るのに、何故、世の中は変わらず動き続けるのか? 「何故だ?」 また、今度にしようか。

「収拾でけんようになるなら問題提議すんなっ」  能力が着いて行かん。貶(けな)すのは簡単だけどね。 「最悪やね」

そんなのはね、田原総一郎とかなんとか、かんとかが居るだろ? 「なんとか、かんとかって誰や?」 そんなのが達者で好きな奴等だよ。





なんか今日は危ないね。 「自覚があるな?」 時は無情だね、時計ばかりがコチコチと動いているのも情けなや。「なんかの歌やな?」

モンベルやコンバースなんかを書いてるのは、思いつけば思ったままに書いて終われるけど何もない時は困ってしまう。

モンベルもコンバースも、今は充分揃ってるから買うものもないし、そうそうお金も無い。貧乏人の悲哀ばかりを書いても華が無い。
















今日は、外は暖かいのに家ん中は寒いね、どういうことかね? 困ったね、おかずのない夕食みたいな駄文だね。 終わり。

































カメレオンの独り言-1967 『止まって二進(にっち)も三進(さっち)も行かん』 

2018年01月16日 | 日記





 2018年1月






今日はお昼で11度、夜になって8度ってなってる。お日さんポカポカ暖かくていい按配だよ。駄文も早く仕上がって散歩に出る

には打ってつけだよ。ブロードシャツを着た上にサーマランドパーカ羽織ってスカスカで出掛けたら、これもいい按配だよ。

しかし、今日は、何故か、身体が重いなあって感じで脚を延ばして距離を稼ぐのを躊躇った。なんでかねえ?





で、帰って来て気がついた。昨晩、深夜の2時まで起きていて寝間に入ったらブルブル震えて寒くて仕方なかった。

半分眠ってんだけど震えが止まらない。脚を抱え込むように背を丸めて小っちゃくなってんの。

ああ、そうか。暖房付けぬまま寒い洋間で脚擦り合わせつつパソコンに没頭してたから身体が冷え切ってたんだね。





「なんで暖房をつけない?」 忘れてる、邪魔臭い。「毛布を脚に巻けよ」 其の方が邪魔臭い。どっちにしてもめんどい。

布団の中が温もって脚を伸ばせたのが、朝方の6時前頃だったと思う? 起床したのが8時半だったから寝が足ってないんだね。

若いって錯覚して大胆してたら心筋梗塞、心不全、脳溢血、癌なんてのにやられても仕方ないね。「癌は関係ないやろ?」





オレが遡って思う処、喫煙歴史と癌とは悪友みたいなもんだよ。体内、体外、煙の中で生きて来た。侵食の門は開放されてるよ。
















まあ、そういうことでベランダに出て一服するか。厳しい冬の続くなかでホッと一息穏やかな一日をありがとう。

ふう~と遠慮なしに吹けば副流煙が外気に溶けて飛んでいく。誰も気に留めないね。歩きながらのスカ屁と似たようなもんだよ。

話しの出だしでビタッと止まって二進も三進も進まん展開ってのがあるね。毎度、同じような出だしなんだけど、何故か、止まって動かない。





此れが意外と時間を喰って大幅な遅れに繋がっていく。今が其れだね。回路遮断、回復不能。こんな時はカッターでチョン切る。終わり。

「ちょっと待て、終わりって、もう、終わりなのか?」  終わりは終わりだよ。

「書き直せばいいだけではないか?」 馬鹿め、素人が何を云いやがる。ただ、ピ-チク、パーチク、囀(さえず)ってると思ってんのか?





「思ってるよ」 ふっふふふ、その通り。 「なんやねん?」 終わり。 















今日は、2部構成で乗り切ろうかと考えてます。 「どういうことや?」 時間があれば、今日中に続編で繋げばいいことだよ。

「そんなの手間かけずに書き直せばいいことだろ?」 それが難しい。「なんでや?」 微妙なもんだよ。「何処がどう微妙なんだろ?」

オレにも解らん。 「おちょくっとんか?」  其のぐらいに途中で止まるとしんどいと云うことだよ。じゃっ。
































カメレオンの独り言-1966 『真っ暗闇の中で途方に暮れて何を探す?』

2018年01月15日 | 日記




 『あっ、コンバース履いとおるわっ』 2018年1月






映画も、すぐに観ようと思えば観れそうなもんなんだけど、なかなかゆっくり観れないもんだね。何やらかにやら他に用事が有るような

無いようなことしてる間に、また今度ってなってしまうね。時間の使い方が下手なんだろうね。

頭の中では、常に思考してるのは解ってる。行っては戻り、戻っては戻り過ぎて、また行ったりしてるうちに迷子になってるね。





此れも纏まりが下手なんだろうね。そいで筋道狂ってしまって、ご破算に願いましては、なんて意味のない思考で時間が潰れてしまう。

こんなことしててええのんかいな? 成長してんのかいな? 疑う自分を見て笑ってる。 「俺か?」 おまえの仕事だろ?

「よく頑張ってるんじゃないか?」 おおっ、貶すだけが能じゃないな? 「頑張ってるけど、ただ頑張ってるようにしか見えん」





辛辣なことを簡単に云ってのけるな? 「何がしたいのか? 此れだよ、此れが、おまえの場合、見えないんだよ」 う~ん、深いねえ。

答えてやろう、オレも解らないんだよ。「なんじゃいな、じゃあ、解らんままに、何を標にして頑張ってる?」 

胸が熱くなる思いだよ。目頭潤んでくるよ、迷子がジャングル彷徨ってるようなもんだろうかね? ママ、ママッ、何処なの~?、





なんて感じかね。「死にかけのオッサンがそんな悲鳴を挙げるか?」 心細さは一緒だよ。オレは子供の気持ちがよく解るよ。
















当て所ないところで迷えば子供はじっとしてないんだね。親の姿を見つけるまでジャングルの中を彷徨い続けるんだよ。

疲れ果てて倒れるまで親を求めて彷徨うんだよ。まあ、謂わば、今のオレは其の可愛い娘とおんなじだね。「なんで女の子やねん?」 

哀れっぽいからかな? 「男の子だったら哀れじゃないのか?」 男の子は、まだ、なんとかしよる。 「じゃ、おまえも男だろ」





ああ、そうだね。「ああ、そうだねじゃないだろ、男なら気合を入れて往くべき道を決めろ」 無理を云うな。

無理を強いるほど安易なものはない。 「じゃあ、無理のない処で、せめて旗印を背中に背負(しょ)えよ」 云うねえ~客観氏(視)くん。

オレは、何をしたいのか? さて、答えてくれ給え。 「オレが答えてどうすんだよ」 鞍馬天狗でも出て来んかいね?





「自分の行く道すら解らんで人の道説くな」 云うねえ~。オレは人の道など説いた覚えはないぞ。問いかけてるだけだよ。

こうじゃないかね? ああじゃないかねって。この際、スーパージャイアンツでもええぞ。 「モッコリ男に縋(すが)るんか?」

宇津井健が怒りよるど。 「なにを云うとるうんなぁ?」 「あれ?」  「そげえなこと、傍(はた)のもんがケツ煽っても、どもならん」





「ここはぁ~おやっさん」 はあ、オレですか? 「いずれぇケジメなぁつけんと男が立たんけのう?」 ご尤もです。「そうそう」

「男いうんは、道はひとつじゃ、死ぬ気になったらでけんもんはないで」 し、しかしぃ~どうすればいいのか解らんのでです。 「です、やろ」

「云うといちゃるがのう、守るもんより攻めるほうが強いんじゃ」 はい。 「捨ててこそ身が立つ時があるど」 ありがとございました。
















「此の駄文はいろんなのが出て来るね」 押さえる処は押さえて、流石、菅原文太やね。言葉、身に沁みて、覚悟の心得は解した。

「どうすんねん?」 時来たらば青いリンゴも熟してやがては落ちる、そん時じゃ。 「其れ、解って云うてんか?」

「ただ、雰囲気に酔うてのんとちゃうんか?」  其れも少しある。 「あかんわ、こいつ」 





まあね、正直なところ、オレを活かせるのは、自由気ままに、今、書いてる駄文を書き続けて見知らぬ人さんに、未熟ではあるけども

笑いを振り撒くことが取り柄じゃないかなと思うんだよ。笑いなど軽いもんだけど、人さんの心の琴線に触れて明日に勢いの欠片でも

届くなら意味あることと思えなくもない。ただ、中国みたいに肖像権?無視したような写真も混じってると思うから、此のままでは続かん。





いずれ、塗り替えねばなならん時が来るだろうと心得てる。駄文を積み重ねて小高い丘から山らしき高さになってきた、結果、

其れを無にして代えて、其の時のオレが成長を伴なって、在るか、どうか、思い知る時が来るだろうね。

掲げる標は、其の向こうの話になる。大仰な標など風呂敷広げて寅さん同じく口ばかり、おこがましいからこじんまりだよ。
















今、とんでもない多くの人さんが飽きずに毎度覗いてくださる。ホンマは、もう、それで充分、満足させて貰ってるんだね。

しかしながら、生きていくには生活を守らねばならん。ブログは、其の練習台にさせて貰ったから感謝してる。

オレが、無い知恵絞って考えてるのは、ホームページを立ち上げてアフィリエイトなど、「覚えたてやね?」 そう、物真似してだね、





まずは、僅かなりともお小遣いにかわる収入が出来たらいいなと思うんだけどね。「ホームページは立ち上げなど難しいぞ」 そうらしい。

息子が居たら鬼に金棒だったけどね。息子に負担になるような話はしたくない。心配するな、お父さんの底力を見せてやる。ハレホレ。

「ホンマにできるか?」 出来なきゃスケベな思惑など捨てればいい。一匹狼は伊達じゃないよ。





此のブログでもアフィリエイトできるらしいけど今は書き続けるだけだよ。日々の些細な努力が活きるか、知恵なき男が徒労の末に

ドツボに落ちるか、二つに一つ、ええねえ~。 「何処がええねん?」 人生は物語よ。

右へ行けと云うなら右へ行く、左にしろというなら左にしよう。命ある限り、其処から、また、道が続いてるもんだよ。
















そうだね、君に云っておいてやろう。 「何をや?」 真っ暗闇の中で途方に暮れて何を探す? 

狼狽えて探さずとも己は間違いなく其処に在るだろ? 要は、自分だよ。自分を見失わなければ、やがては見えてくるもんだよ。

































カメレオンの独り言