『大脱走』 2017年4月30日
仕事を離れると休みってのが希薄になる。いつも休みだから日にちは意識に有っても曜日が薄らボケるのかね。
仕事をやっていてこその休みの有難さってのを思い知るよ。緊張と緩和が上手く調和してんのかね?
時間割り通りに管理されて気ままを制御されて常識に従順なる日々を生きる。お任せって云う約束事に保証された自由だね。
まあ、オレは、休みに越したことはないけどね。「退屈だろ?」自分で自分を管理する気概を忘れなければ狂わずに済む。
常に己に厳しくあるべしだよ、そこから程よい緩和に身を委ねる喜びを知るんだろうね。
まあ、一般的には、定められた休みの自由感ってのを満喫出来る悦びは捨てがたいものがあるね。
其処で気づいたんだけど、もう、ゴールデンウイークが目の先に来てたんだね。テレビのニュースで、あらまあと気がついた。
また、大きな会社の人は、10日ほどの海外旅行なんかへ出掛けるんかね?
北朝鮮が核弾頭のミサイル発射しよって、帰ってきたら日本が焼野原ってなことになってたら彼らは何処に住めばいいの?
戦争から平和になる、平和から戦争に転んでいく、其の変わり目の切り替えは、後者の方がぬるく鈍感ではないのかね?
『大脱走』 スティブ・マックィーン
ゴールデン・ウィークか、土日休んで、2日出て5日間の連休となるんだね。列島大移動で都市部は静かなビル街になるから
ウロウロのんびり散歩でもしようか。そうだね、歩いて行ってもいいね、無理が祟れば電車で帰ればいいことだし。
一眼レフを取り出してレンズを嵌めて、重たいけど持って行こうか。デジカメもポケットに入れて持っとこかな? 「なんでや?」
簡単に撮れて気が楽だから。「デジカメだけでええんじゃないの?」 おまえもそう思うかあ?
「おまえの駄文を読んでる人は、皆、そう思うよ」 ああ、そう、じゃ、そうしようか。ゴールデン・ウィークは天気に恵まれそうだね。
去年、安くて品物がしっかりしてるTシャツのお店を見つけて束ねて買ったんだけど、厚目の生地がお気に入りだから追加注文したよ。
ユナイテッドアスレっていう日本の生地屋さんが販売してる。5.6、6.2ozぐらいが悪くは無いけど7.1ozの厚目が好きだね。
時折、バーゲンで200円程度で売り出してるね。まとめ買いはこの時が狙い目だね。でも、みんな知ってるのかしてすぐに売り切れだよ。
オレが、いつも思うんだけど、トレーナーも扱ってるんだけど、なんで袖広の7分袖を売らないのかね?
袖広の7分袖のトレーナーの格好良さを解ってないねえ、『大脱走』のスティブ・マックィーンが着てオートバイで走ってただろう?
ダダダダン、ダダダダン、ターターターン、ダダダダンって、エルマー・バーンスタィンの勇壮な音楽に乗って、知らんか?
男のトレーナーは袖広の7分袖だよ。解ってないのを相手にしてると疲れてしまうよ。 「解らんのはおまえじゃ」
『大脱走』 スティブ・マックィーン
『大脱走』 スティブ・マックィーン
『大脱走』のエルマー・バーンスタインの主題曲は映画のサウンド・トラックになってたけどね、あれはあれでいいんだけど
昔、ラジオで 『大脱走』が騒がれてた頃は、負けず劣らず格好いいマーチが主題歌で常に流れていたよ。
かの有名なミッチー・ミラー合唱団の勇壮なマーチだった。『黄色いリボン』『騎兵隊』『クワイ河マーチ』『ナバロンの要塞』
1963 Mitch Miller - The Great Escape March (with vocal chorus)
『テキサスの黄色い薔薇』『史上最大の作戦』なんてのは、みんなミッチー・ミラー合唱団だった。もう夢中だったよ。
今想うと、あの頃のハリウッド映画は最盛期だったんだね。役者も揃いにそろっていたよ。
フランス映画もイタリア映画も頑張っていたね。そういう意味合いでは賑やかな映画エンターテイメント夢舞い踊る時代って感じだったね。
娯楽が集中していて世間の人たちが同じ想いで愉しんでいた時代で映画館は常に満杯だった。
そんなのを比べると、もう、今はバラバラだね。其々が好きなことに夢中で、そんなの知ったこっちゃない。味気ないな時代だよ。
出て来る役者や歌手やらは、其処らに転がってるような近所の兄ちゃん姉ちゃんばっかしだよ。「おまえが勝手に、そう思ってるだけだろ?」
男か女か解らんのやら、れっきとしたオカマやら滅茶苦茶だよ。なんでオカマがお茶の間に居るんだよ? ホンマに不思議だよ。
鬱陶しいことは見なけりゃいいことで知らぬままが身体にいい。それが愉しい人もいるんだから邪魔をせぬことだね。
そういう気持ちも簡単なようでそうでもないもんで、余計なことを云って相手を不快にさせる。
オレもよく貶(けな)すことに忙しいとこがあったよ。成長が遅いから解るまでに時間がかかる。何度か繰り返して己の気ままに気づく、
オレの救いは、解るまではアホのままだけど非を解したら同じことで相手を不快にはさせなくなる。
何事も、おおかた、非ってのは自分の浅はかさからでるもんだから納得できないほど頭に来たら、如何に愚かであることの因に
気づく機会と知って素直に改善すべしだね。無駄な腹立ちが減って人間らしくなっていくよ。
「いつ頃から気づきを得た?」 つい最近だよ。「じゃ、ずっとアホだったのか?」 う~ん、もうちょっと前からかなあ?
そんなのいちいち記憶に留めてないよ。オレも少しはまともになったかなって振り返り思いつつ成長を知るんだろ?
「それは、タダの年の功だろ?」 う~ん、そう云えばそうかな? 「じゃあ、努力じゃなしにアホを飽いてきて解ったのか?」
う~ん、いや違うね。オレの場合はだね、アホなオレを少しはまともに改善しようと努力してきた記憶はちらほらと。「僅かやな?」
しかしね、ホンマのところ、アホの為に誤解の屑に埋もれて愚か繰り返して回り道をしてきた部分も多分にあるよ。
アホの根は深い、そいつを掘り起こすのに労力も時間もかかる。手っ取り早いのは根を埋めたままアスファルトで地をならすんだね。
スマートで賢こそうで無難にことは進むだろうね。アスファルトが割れずに進めば此れに越したことはない。
でも、人ってのは根が命だからね、被せたままで大丈夫かね? 今の世の中、そういう人たちが矢鱈と多いんじゃないのか?
まあね、そんなに頑固な癖を持った根ばかりじゃないから多くの人はアスファルトで無事に進み往くのが世間の
おおかたなのかも知れない。くっだらん人生を生き過ぎるとね、老婆心だけが盛んになって見えぬ足元ばかりが気にかかるんだろうね。
なんでこんな話になるんだよ、明日からのゴールデン・ウィークの予定はどうなっておるのかね? 「おまえは、いつも休みだろ?」
なんだよ、其の云いかたは。なんかずっと遊び人で生きて来た粋な男に聞こえるじゃないか。 「ふつう、そんなの云うかあ?」
そうかな、じゃあ、もとえ、今は群れから外れた一匹狼は、時折、人恋しくなってだね、人影途絶えたビル街をうろつく。「?」
「おかしいんじゃないか? 人恋しい奴が、なんで人影途絶えたビル街をうろつくんだ、完璧な狼男じゃないか」 なんでもええんじゃ。
『大脱走』 スティブ・マックィーン
ゴールデン・ウィークは、人さんも何処ぞへ出かけられるかと思いますので、10日の間、まばらな更新になると思います。
気が向いたら書きます。「どっちやねん?」 だから、自由なんだなと取ってくれ給え。
オレは、身体を立て直すべく、歩く、歩く、歩くが予定だよ。今日ね、昼飯時、テレビを観てたんだけどね、
山ん中、走りまくってレースしてるんだよ。断崖絶壁もなんのその、止まらないんだね。あんなのは、馬鹿だね。
こんなの見てたら歩いてる奴なんか馬鹿だね。 「どっちやねん?」
5キロや10キロなんて恥ずかしくて人には云えん、だから黙って歩くことにする。世の中には、いろんな奴が居るんだねえ。おわり。