カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1477 『911・アメリカ同時多発テロの日 ニューヨーク世界貿易センター崩落』

2015年09月11日 | 日記







 『ワールド・トレード・センター・ツィンビル』 2015年9月11日







2001年9月11日、もう、14年前になるんだね。其の日が何曜日だったかも忘れちゃったし其の夜の記憶も怪しくなってるよ。

もう、深夜で日付も変わろうとしてた頃かなあ? いや、もう日付は変わってたかも知れない。

まだ、我が家にはパソコンはなかったね。さあ、そろそろ寝ようかと思いつつもソファに腰掛けリビングのテレビを何気に点けた。






当時で42型のテレビを観てたね。リアプロジェクションテレビと云って、画面に見立てたスクリーンの背面から内蔵プロジェクターで投影する形で

表示する大型テレビの一種なんだね。今の液晶と比べたら薄らボケた画像だったよ。

その画面にニューヨークの摩天楼が映って、ひと際高いビルの頭頂部から煙が上がってんだね。なにか深夜映画でもやってるって思ってた。






音量は、下げたままだから音声は聞こえない。暫く、ぼ~と眺めるように観てたんだけど映画じゃないね? なんて思ってる。

なんか記録物のフィルムでも流してるのかな? 欠伸が出て、寝るかとリモコンをテレビに向けて消す仕草、でも、おかしいね?

音量を上げたら、あちらの言葉で実況してる、「oh No」「oh my Good!」なんて悲鳴に近い声。 ニュースか? ニュースだよっ。
   













『まだ、無傷の貿易センター南棟の脇腹目掛けて、ユナイテッド航空175便が突入寸前』









ボストン発ロサンゼルス空港行きアメリカン航空11便(ボーイング767ー200型機・機体記号N334AA)は、

乗客81名・乗員11名を乗せて、現地時間、午前7時54分に遅延出発した。午前8時14分頃にハイジャックされコックピットを乗っ取られた。

午前8時23分に進路を南に変更、午前8時46分にニューヨーク世界貿易センターの超高層ビルツインタワー北棟(110階建)に突入し爆発炎上した。














『ボーイング767ー200型機・機体記号N334AA』(同型機)は、世界貿易センターの超高層ビルツインタワー北棟へ突入。









機体の残骸はほとんど原形をとどめなかったとあるね。11便衝突の瞬間をフランスのテレビ局から取材に来ていた兄弟のカメラマンが偶然撮影した。

このときのニュースの映像は、貿易センターの110階から上階が煙に覆われ、あたかも煙突から煙が風に流されたなびく風情だったね。

映像自体には、スワッ大惨事って緊迫感は無かったように思う。しかし、超高層ビルに飛行機が衝突した事実は衝撃だったね。






落ち着いた物言いで日本のアナウンサーが事態を説明してる。ええーっ?えええーっ? ホンマかよっ。眠気が昨日に飛んでったよ。これは一大事っ。

リアルタイムでアメリカのニュースが流れてる。何があったっ? 航空機が世界貿易センターの頭頂部に激突したって云ってるよっ。うわああ~。

息子や奥さんに、大変やぞっ、ニューヨークの貿易センターに航空機が激突したぞっ。「おとうさん、なんやなんやっ?」 「あんた、なんやっ?」














『ユナイテッド航空175便が、南棟へ突入爆発』









これはあ~エライことやぞおお~。「ツィンイビルやがなあ」 「おとうさん、みんな、死んだんか?」 いやっ、まだ、解らん。

「あんた、向こうは朝やで」 通勤時間か? 「おとうさん、燃えてる窓から仰山手を振ってるわっ」 ああっ、ホンマや、あらあ、もう、あかんで。

放映されてるニュースにモウモウと煙を噴出す北棟の状況をあらゆる角度で捉えた映像が多くなってきた頃だったかね? 






「現地時間11日午前9時過ぎ、アメリカニューヨーク市の貿易センター南棟に航空機が衝突した模様です」 「oh no」 あちらの音声もダブってる。






モウモウと煙を吐き出すビル上階の様子が映ってる、空はからりと晴れて青空が広がってる。そこへ 「ドドド~ン」って轟いたんだね。

あろうことかっ、今度は、南棟の脇腹に航空機が突っ込んだ。事故じゃないのは、遠い海の彼方の日本の寝とぼけ男にも解ったよ。テロやっ。

映像は、今、まさに信じられないことが起こっている現場を生中継してんだね。「うわああ~」 「いやああ~」 「どないなんのん?」






ボストン発ロサンゼルス国際空港行きユナイテッド航空175便(ボーイング757-200機体記号N612UA)は、

乗客56名・乗員9名を乗せて、午前8時14分に遅延出発した。午前8時43分頃までにハイジャックされコックピットを乗っ取られた。

直後にアメリカン航空11便を追うようにニューヨークへ進路を変え、午前9時03分に世界貿易センタービル南棟(110階建)に突入し爆発炎上した。






アメリカン航空11便と違い、強引な左旋回中に衝突したため多くの階を巻き込み、衝突時における犠牲者の数は多大だったらしい。













『ボーイング757-200機体記号N612UA』(同型機)は、世界貿易センタービル南棟へ突入。










911 米国同時テロ事件 あの時の衝撃中継映像




『画面の脇の字幕は、時間が経ってからだったと思うよ』 この映像は、編集されてる。後先バラバラだね。

『最初の場面は、もう、既に2棟ともに突入されているね。旅客機が飛行して突入の場面は南棟(北棟の影)へだね』










こんなのは、一生に一回、あるかないかの目撃者やでっ。もう、ニューヨークのマンハッタン区は地獄の中だね。逃げ惑い絶叫してへたり込む人、泣き叫ぶ人、

阿鼻叫喚の地獄絵巻だよ。遙か天井から噴き上げる恐ろしい猛煙、轟々と吐き出す猛煙に押し出されるように身を投げて舞い落ちる人々、

また一人、また一人、次から次から人が落ちて、ただただ逃げ降りたかったであろう地面に叩きつけられて粉砕される。















『死のダイブ』









ニュースでは、マンハッタンの顛末が放映されたあとだったと思うけど、このテロは、貿易センターへの攻撃だけではなく、

午前9時38分、バージニア州アーリントンにあるアメリカ国防総省本庁舎(ペンタゴン)にも航空機が激突し爆発炎上したんだね。この旅客機は、

ワシントンD.C.発、ロサンゼルス空港行きアメリカン航空77便(ボーイング757-200機体記号N644AA)乗客58名・乗員6名が搭乗、





午前8時20分に出発した。午前8時50分頃までにハイジャックされコックピットを乗っ取られた。直後に進路を北に変更、そして南へ転回、その後東へ進路を変えた。

最初の進路離脱から3分間は管制塔と機長が交信していたが通信不能となった。

激突の瞬間の映像がペンタゴンの駐車場の監視カメラによって記録されており、付近を通行中の多くのドライバーや歩行者によって激突の瞬間が目撃された。





映像によると機体は水平の状態で地面を滑走しながらペンタゴンに衝突。高速で建築物に激突炎上したため機体の残骸はほとんど原形をとどめなかった。














『ボーイング757-200機体記号N644AA』(同型機)は、ペンタゴンへ突入。








また、ニューヨーク発サンフランシスコ行きユナイテッド航空93便(ボーイング757-200機体記号N591UA)は、

午前8時42分、乗客37名(テロリスト4名を含む)乗員7名が搭乗、滑走路の混雑で30分遅延で出発した。

93便離陸の僅か数分後、アメリカン航空11便が世界貿易センター北棟に激突してるんだね。





この93便は、乗客の機内電話からの通報に依り、午前9時27分にハイジャックされコックピットを乗っ取られた。

オハイオ州クリーブランド付近で進路を南に変更、更に南東へ向かった。

ワシントンへ向かうことを管制官に通告、標的はアメリカ合衆国議会議事堂かホワイトハウスであったと推測されている。













『ボーイング757-200機体記号N591UA』は、ワシントンへ向うが、乗員、乗客の反撃にあい航行不能墜落。








93便では、乗員乗客がテロリストに反撃を試みた武勇伝が残っている。反撃の際に「Let's Roll.(さあやろうぜ)」を合図にしたと言われているね。

しかし、午前 10時03分、ペンシルベニア州シャンクスヴィルに時速580kmの速度で墜落、

高速で地上に衝突したため機体は粉砕して原型留めず粉々に散ったとある。此の93便は、後に映画にもなったね。





空から、地上から、取り巻く摩天楼の高層の屋上から、ハドソン川を挟んで対岸のホーボーゲン辺りの海岸から、生々しい現場の中継が映される。

もう、寝るなんて忘れてる、親子三人がお膳の前に座って画面に食い入ってる。「これは、酷いなあ」 エラいことしよるなあ。

「あああ~っ」「うわああ~っ」 なんとっ、貿易センターが崩壊するっ、突然だったね、度肝抜かれるような信じられない場面を目の当たりにして、
























まだ頭の整理ができずに居る目の前で、想像もしていないことが起こったんだね。それは、一瞬だったけど、スローモーションの映像を見るような

脳裡に烙印押されるような光景だった。折れて崩れるでもなく、横倒しになるでもなく、上層階から下層を押し潰すようにして崩れ落ちてる。

「ああああーっ」「いやあああーっ」 ありゃああーっ、なんやこれはっ。盛り上がって膨れ上がって覆い潰すような噴煙がマンハッタンにとぐろを巻いてるよ。























凄まじいの一語に尽きるね。周辺を埋め尽くす消防車やパトカーの群れ、予想だにしなかった事態に消防隊員も警官も多くの人々も必死で逃げ惑う。

もう、滅茶苦茶なんだね、「oh No」「oh my Good!」って、悲鳴をどれだけ聞いたかね? 

そして、息つく間もなく北棟も噴煙を吐き散らしながら崩落したんだね。 「oh No」「oh my Good!」「oh No」「oh my Good!」





「うわああ~、あんたっ、これはっただ事やないでっ」 た、ただ事やないわっ。「うわああ~」 す、凄いなあ~此の世の終わりみたい。























日本時間、22時59分、世界貿易センタービル南棟が崩壊、23時28分、世界貿易センタービル北棟が崩壊。





北棟、南棟のいずれにも取り残されている人々が沢山居たと推測される。エレベーターは当然ながら階段の利用も叶わず、煙突と化した

超高層の上階で救助を待つ人の思いはどんなだったろうかね? 南棟では、最後まで電話で消防隊に現場の状況を連絡し続けていた人もいる。

重い石を持ち上げて足の甲に落せば、その痛さは誰でも解る。持てるものから持てぬようなコンクリートの瓦礫が渦巻くような中で砕けて死ぬ。





中継する画面から報道を忘れて、此の世の終わりのような悲鳴が続いたよ。誰もが信じられない光景だった。

遙か彼方、遠く離れた日本の大阪の我が家の三人も、もう、声を失って呆然としておったよ。信じられないってのは、こういうのを指して云うんだろうね。

寝とぼけ眼で思いもしない事件に遭遇し予想だにしない結末を一方的に見せ付けられたよ。凄い衝撃だったね。





後から衝突を喰らった南棟が先に崩れ落ちた。耐火被覆を施したコンクリートは破壊されて炎上する高熱で鉄筋が加重を支える強度を失ったのかね? 

ドスンッと上階部分が落ちれば、其の衝撃と加重を受ける階下に、それらを受けて立つ力は備わってないんだろうね。

ドスンッ、ドスンッ、ドスンッって感じで上階が階下に落ち沈み、我と我が身で押し潰すが如くだね。





「あの人たちはどうなったっ?」 センタービルの真下辺りに大勢の消防隊や救出に当たる人々が映っていた。

当時、少年だった息子にはショックがきつかったかも知れない。なるべく、遠くへ逃げたい人々の中、なるべく、多くの人を救いたいと向う人。

そんな勇気ある多くの人たちが瓦礫に潰されて亡くなったんだね。同時刻、画面の向こうで、今まさに押し潰されて引き千切られて多くの人の明日が消えた。























この無差別テロ事件の犠牲者は、すべての死者を合計すると3,025人とされている。

判明している内訳は、ハイジャックされた4機の旅客機の乗員・乗客が246人、アメリカ国防省(ペンタゴン)で125人。

世界貿易センタービルで2,602人とされている(確認された人数)





このうち世界貿易センタービルでの死者数には、ニューヨーク市消防署の消防士343人、ニューヨーク市警察の警察官23人、

ニューヨーク港湾管理委員会の職員37人が含まれている。世界貿易センタービルでは、この事件の被害者と思われる24人の行方不明者がいる。

なお、ビルの残骸に含まれていたと考えられる約1,100人の遺体は最後まで発見できなかった。





遺体はもちろんあらゆるものが粉々に破壊されて散乱した。近隣のビルの屋上で発見された遺体の破片もあったという。





地球の裏側にせよ、今、この時間、この瞬間、何千人の人々が、まさに信じられない状況下に置かれて亡くなった。極めて重たい事実だね。

この時、ニュースでは、NHKの記者が、次々と起こる惨劇を報道する中で「信じられないような映像をご覧いたただいていますけれど、これは現実の映像です」

って伝えていたようだね。目に飛び込んでくる衝撃の映像が、其れを補足する人の声など受け入れる余地がなかったよ。





此の貿易センターの北棟、及び、南棟の崩落による影響で、敷地内の他の4棟のビルも崩落し炎上した。

8時間後には、敷地北隣の高層ビル 世界貿易センター7号棟もともに崩落したらしい。

道路は完全に封鎖、世界貿易センターの地下をターミナルとしていた地下鉄やパストレインもトンネルの崩落で走行不能に陥ったとある。























21時46分、1機目のアメリカン航空11便が世界貿易センタービル北棟へ衝突。

22時03分、2機目のユナイテッド航空175便が世界貿易センタービル南棟へ衝突。

22時45分頃、3機目旅客機? ペンタゴン(国防総省)へ衝突。

22時59分、世界貿易センタービル南棟が崩壊。

23時28分、世界貿易センタービル北棟が崩壊。

23時40分頃には、4機目ユナイテッド航空93便がペンシルベニア州西部に墜落した。





日本時間での経緯だね、オレが、テレビを何気に点けた時間は、まだ、日付は変わらず、今で云うなら宵の口で起きてて当たり前の時間だったんだね。

考えたら、当時は、まだパソコンを所有してなかったから善い子の寝る時間が、オレの就寝時間だったみたい。

この日は、テレビに釘付けで深夜遅くまで中継を観ていたね。何千人の人々が一瞬にして亡くなっても、明日有る者の世の動きは変わらない。





でも、14年経っても衝撃の事実として歴史には残る。

後世に伝えられる事件に名を連ねて多くの人々よりも長く記憶に留められる。

そんなのは、生きてる奴等の、ただの慰め言葉だね。 










911【無念にも落ちていった人々】The falling man











上の動画は、ことの始まり、アメリカン航空11便(ボーイング767ー200型機・機体記号N334AA)が、

午前8時46(日本時間21時46分)、世界貿易センタービルツインタワー北棟(110階建)に突入し爆発炎上の瞬間を偶然にも撮影されている。

逃げ場を失った人々が、噴煙と熱に堪えきれずか、はたまた絶望故か、次々と飛び降りて亡くなった。









INCREDIBLY FOOTAGE OF 9/11 WITH SOUND WHEN PLANE FLIES INTO BUILDING!!










上の動画は、『ボーイング757-200機体記号N612UA』が、世界貿易センタービル南棟へ突入の瞬間を捉えてる。

北棟が『ボーイング767ー200型機・機体記号N334AA』に突入されて人々はパニックに陥ったけれど、報道陣、カメラマンが現地に飛んで

隈なく撮影する時間が得られたんだね。だから、南棟に突入する瞬間は、いろんな角度から撮影されている。











「テレビでは事件発生直後から、さまざまな場所・方向から記録された映像が放送された。

特に旅客機が建物に突入する様子や、建物が崩れ落ちる衝撃的瞬間をとらえた映像は1週間近くにわたり何十回、何百回となく繰り返された。

しかし、これは数千人が殺害された瞬間にほかならず、遺族や関係者、さらには子どもにショックやトラウマを与える可能性が懸念され、

次第に自粛を要請する声が上がった。





やがてニュースで、この事件の映像が放送されるときも、こうした衝撃映像は少なくなった」とあるように放出されている写真や映像の数が減ったね。

此の事件から3~4年後にパソコンを購入して操作や機能に慣れた頃に検索した折には、溢れていたよ。

崩落の瞬間を捉えた写真や動画が少なくなったね。 まあ、面白おかしく観るものではないから、それでいいのかも知れない。





目先の日常の中の一日を終えようとしていて、突然、世界の中に在ることに気付かされる。

時代の先端を行くようなマンハッタンの超高層ビルに働く人々が災いの惨禍に在る。目立たず冴えない人生に感謝の気も湧くね。






























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1 コメント

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イスラエルこそ真のテロ国家であり、イスラエルの公務員は全員テロリスト (芋田治虫)
2019-09-12 22:48:39
https://youtu.be/R5i9k7s9X_A
https://youtu.be/ss2FuoFHkIc
https://youtu.be/sSFvbAboySs
https://youtu.be/AhyifvjSHbU
↑これと同じか、これより残虐な蛮行をどこにでも躊躇なく行うイスラエルこそ真のテロ国家。
イスラエルの公務員は全員テロリスト。
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