カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1577 『見えない崖っぷちも、そのうち見えて来るんだろうね』

2016年02月28日 | 日記







  『The Gunman (2015)』  2016年2月28日







時折、過去に書いた駄文を読み返して「馬鹿だねえ」と思うんだけど「う~ん、なるほど」って頷く自分も居るよ。

考えたらオレが書いたんだね。ケッサクだよ。オレには、記憶力なんて無いに等しいから、みんな忘れてるよ。

その時、その時、思いついたことを、そのまま書いてる。とりように依れば正直な人だね、書かずにおけばいいことも書いてるよ。





「人って、自分のことだろ?」 今はなき過去の人だね。「またや、過去も今もおまえや」 そんなことはどうでもいいの。 「ええことあるかい」 

こんなのも居るんだなあって思われてんだろうね。そう、こんな奴も居るんですよ。世の中は広いからね。足元で蠢(うごめ)いて生きている。

世界地図で見れば小さな島国で端から端まで一目で見ることが出来るね。でも、実際は、自分の居場所から見れば近所しか見えない。





見えない処が圧倒的に多い中で情報を頼りに地図で見渡す如くに解ったつもりで生きてるね。大局に視点をおき過ぎて足元を見ない。

会社は、大きなビジョンで仕事に取り組む姿勢が求められる。現役で浸透する。退職で近所に戻る。架空の大空から現実の足元へ戻るね。

近代戦に召集された兵士と同じだね。戦場と平和な母国の落差に戸惑う除隊兵士、足元の近所でさえ迷わずに居られなくなる退職者。





















身を預けて生きたなれの果て、足手まといと切り離されて仲間外れ、元居た近所に馴染めない、架空の大空は誰のためにあった?

と、まあ、企業戦士の終焉を、こんな具合に喩えられることがあるね。ふざけるなっ、そのぶん、架空の空を舞って優雅に生きて来たわい。

これからも蓄えや年金で優雅な老後が待っている。そうあるべきだね。なのに、そうでない人が少なくないのも事実だね。





人生は事実であって理想ではない。決まっていないんだね。退職と同時に亡くなられた人を複数人知っている。

退職に至るまでに廃人同様になった人が多いんだよって聞いたこともある。生きるということは、皆が忌み嫌う戦争と同じなんだね。

足元で爆弾破裂するか銃弾が頭を吹っ飛ばすかの地獄の中でも生き抜く奴も居る。平和でも戦争でも状況は変わらないものがあるよ。





と、まあ、ここまで書いたけどやめた。「なんやねん、落ちを入れんかえ」 貧乏人しててもね、マイナス思考は、あまり好きじゃないんだよ。

そうせざるを得ないから始まってる人が圧倒的に多い。報われるよ、捨てて生きた分、報われて然るべきだよ。

「なにを捨てた?」 誰しもが持っていた其の人、其の人の夢だよ。こう在りたいとの想いだよ。





「じゃあ、なんで書き出した?」 云ってるだろ、思ったことから書き出すんだよ、しかし、話の流れが気にいらん。

「じゃあ、消せ」 馬鹿かあ~こいつ? 一から書き直すより二から始めた方が完成は早いだろ。

苦労を知らんなあ、おまえは? 「苦労じゃなくて、単なるズルだろ?」 そうとも云う。「地に蠢いてろ」 人間が滅びてもゴキブリは生き残る。



















今日も、中2の三人娘が学校からの帰りにキャッキャッと騒いで事務所に入って来たよ。テスト終わるまで続くみたいだね。

「★★ちゃん、昨日の約束は?」 ああ、しまったね、すまん、今日はね、昨日と同じく肉体労働してたから時間がなかったんだよ。

「チョコが欲しい」って、昨日、云ってたね。オレも調子いいから、あいよって安返事したかねえ~? 「した」 ああ、そう。





飴ならあるよ。「飴よりチョコがええねん」 そうか、じゃあ、明日は買っといてやろう。「ホンマやで、ほなあ、飴」 喰うんかえ?

「なにを云うてんねんや?」 また、新聞配達のおじさんが覗いてるよ。「ああ、おっちゃ~ん」 後ろから連れの子が声かけてる。「おう、おう」

おませな中2の女の子は、このおじさんが苦手なのかして窓際から離れてす~と場所替えしてる。





「おっちゃん、チョコが欲しいっ」 連れの子が、ねだってる。こいつも、計算高い奴で、キモイとかクサイとか陰で云いまくってるのに愛想がいい。

そんなの知らないから、おじさんはバイクの籠からチョコを取り出し 「あいよ」 気前がいいね。「おっちゃ~ん、ありがと~」 声だけ。

あとは知らん顔して3人で向こう向いてはしゃいでる。なんちゅう奴等や。 おっちゃん、飴あるで。「二つ貰っとこ」 横っちょにマルコメミソが居る。





「なんやねん、そのマルコメミソって?」 お味噌のコマーシャルにくりくり頭の男の子が出てるのあるだろ? よく似てんだよ。「飴か?」 頷いてる。

そら、持って行きって袋ごと出してやる。「これが欲しいんかえ?」 なんか云ってるね。「要らんのかえ? はっきりせい」 恐がっとるやないか。

このおっさんのいかんのは、女子にはネコナデ声で喋るのに男の子には高飛車になりよるんだね。「行ってまいよった、ハッキリせん奴や」 可愛そうに。



















このおっさんの大人気ない処が着いていけんわ。もうちと、分け隔てのない姿勢ができんかね? 3人娘が 「★★ちゃ~ん、帰るわあ」 おう、

「★★ちゃん、バイバイ」 「★★ちゃん、ありがと」って行くのはええけど、おっちゃんにも云うたれよ。チョコ貰ったんだろうが。

「★★ちゃん」 おませな女の子が小指を出して 「約束やで」 小指を絡めて、あいよ、「ほなあ、帰るわ、バイバイ」 




「昔と違ごうて、みんな大きくなったから嵩高いこっちゃあ」 だんだんとオレたちは、崖っぷちに追いやられて行くんだよ。「ホンマやなあ」



















煙草買いがてらチョコも買ってきて引き出しに仕舞ってたら 「★★ちゃん」 おませな女の子が着替えてステップ踏んで、また、来たよ。

おう、「コンビニ行くねん」 おやつを買いにか? 「うん」 試験勉強に甘い物はいいらしいよ。「コンビニ行くねん」 うん?

こいつ、お小遣いか? 笑ってるよ。ポケット探ると、おう、500円玉があるわ、「ありがと」 「★★ちゃん、戻って来るから居ててや」





あいにく、仕事が入って場所を離れてる間に戻って来たみたいだね。おませな女の子は、オテンバだったけど、最近は、おっとりしたね、

高校生になったら綺麗な娘さんになるだろうね。オレは、子供が出来るなら女の子が欲しいって思ってたけど、今の息子が可愛い子だったから

忘れてしまった。今になったら、代わりに沢山の女の子たちが 「★★ちゃん、★★ちゃん」って寄って来てくれるよ。





「★★ちゃん」 おう、すまん、すまん、仕事で出たよ。「家へ帰って、また来てんで」 そうか、ア〇〇、どちらがいい? 好きなほう持って帰れ。

さっき買ったチョコを差し出すと 「こっち」 喜んでるよ。なんだらかんだら話してる、幼い頃は、オレの膝にちょこんと座って 「お話しして」って

正座姿勢で待つんだね。 ちょっと、エロっぽい話をすると、ニタア~て笑うんだよ。それがおもろかったねえ。



















もう、背は160超えてるね、綺麗な女の子になったよ。「ほなあ、★★ちゃん、勉強頑張るわ」 おう、そうしい。 「バイバイ」
















臭い、身体に悪いって煙草を目の敵(かたき)に排斥するのに、車が歩道を突っ走って次から次へと歩行者を跳ね飛ばしても車排斥の声は挙がらない。

挙げようにも挙げられないから諦めてる。実際は、目も当てられない悲惨なことになる。煙草どころじゃないよ。

あちらこちらで、うかうか歩道も歩けない事故が起こってる。ついに大阪の番が来たね。




鉄の塊を人が走らせて人が止めるんだけど、其の人がおかしくなったら鉄の塊が自分で走る。障害物に当たるまで走り続ける。

走らせていいから車体をプラスチックにして布団で巻いとけ。そんなもん誰が乗りたい? 知るか。

歩道に柵はもとより歩道の出入り口に誰でも 「気づきやすい」車止めを設けることだね。気づきにくいものは躓いて怪我して藪蛇(やぶへび)になる。













『ショーン・ペィンのガンマン』 この映画も面白そうだね。






The Gunman (2015)



The Gunman Official Trailer #1 (2015) - Sean Penn, Javier Bardem Movie HD

































カメレオンの独り言-1576 『更新日先行の穴埋め』 「なんやねん?」 兎に角、書いて縮める

2016年02月27日 | 日記






 2016年2月27日






リビングと畳の間を行ったり来たりして、なにやら親子で必死になって集中してる雰囲気だから衝立から覗くと息子がダウンパーカーを着てる。

奥さんが買って来たみたいで「あんた、ここをこうして持ったらスイスイと上がるがな」 「いや、これはファスナーがおかしい」

「これは、こうして嵌めて、これを内側に直して上げるもんやで」 「いやあ、これはっ、やっぱりおかしいでっ」





「あんた、モンベルのファスナーは大きいか?」 なんや、ファスナーが調子悪いんか? よう似合ってるやん。「ありがと」 顔上げて笑っとるわ。

モンベルのファスナーはやや大きめかなあ? 「これは服の嵩のわりに小さいねん」 うちの息子は、自分でも、俺はどんくさいって云うくらい不器用。

チュイ~ン 「ああ、上がったわ」 「ああ、ええがなあ」 うん、よう似合ってサイズもぴったりやね。「それでも閉めにくいわ」





「これ2万6千が1万5千やねん」 へえ~元値はオレのアスペンと一緒の値段やがな。「どや?」 「う~ん、悪くはないけど、ファスナーがなあ」

「あんた、ちょっと要領教えてやって」 あいよ。書斎から出て 「なに?」 すまん。自称、書斎もどきから立ってだね、息子に指導してあげる。

自分の目線が楽なところまで上げてだね、ファスナーの引き手のスライダーが下止めから上がらぬように指でしっかり摘み、





もう片方の下止めをしっかり挿し入れて上げるねん。「こうか?」 そう、「ああ、上がった」 呑み込みが早いね。「子供じゃないんだろ?」

どん臭いってこんなもんだよ。「あんた、モンベルのもそんなんか?」 いや、モンベルのは大きいわ、これ小さいね。

「せやろお? なんか遣りにくいわ」 こいつ、よう肥えよったからモンベルのXLサイズが丁度とちゃうか? 























洋服箪笥から出して、お父さんのモンベル着てみい。サッサッと着てファスナーも素早く上げて 「ええなあ」 「この子、これやったらスイスイやな」

モンベルは、大き目やから、こいつピッタシやね。「これぐらいのが要るかあ」 ちょっと待て、この薄手のサーマランドパーカー着てみい。

これはリバシブルやからレッドで着れるで。サッサッサッ、チュ~インと、えらい早い着こなしやね。 「これ、ええわあ」 似合ってるね。





ファスナーで苦しんでた人に見えんわ。ついでや、このエーグル(AIGLE)のダウン着てみい。サッサッサッ、チュイ~ン、早いね、何を苦しんでたんか嘘みたい。

洋服ダンスの鏡に映して 「これもええわあ」 フランス製やど、しかし、こいつ何食うてこんなに肥えてん? ピッタシやないか。これも似合とんな。

「よう似合うてるわ、あんた、これ、この子にやり」 オレのが無くなるよ、よし、ここへ吊ってるから寒い日に出るときは着て行け。「うん」





「おかん、これあかんわ、ごめんな」 買ってきたやつ返品やね。「おとん、このリバシブル貰うわ、おとんのは、軽いなあ~楽やわあ」

「あんた、仕事の寒い日は困らんのか?」 ああ、仕事の時は、パーカーが邪魔なの、気に入っとるみたいやからあげるよ。

着て被さるようなのが嫌みたいやね、こいつは、外国ブランドのXLサイズやで、もしくはモンベルが合うみたいやね。























今日(24日)は久しぶりに寒いね。昼下がり、「「★★ちゃ~ん、久しぶりやわ~」 おませな中2の女の子が連れの子と芸能界志望の子の

3人連れ持って事務所に入って来る。あれ? 「テストが始まる云うてたやろ」 連れの子が云ってる。ああ、そうだったね。

寒くないか? 「ちょっと寒いなあ」 「★★ちゃん、飴は?」 はいよ、引き出し開けてやる。ワイワイと賑やかなことだね。





しかし、おまえたちは嵩高くなったねえ。「そらあ、そうや」 人いきれで空気が温もるよ。「★★ちゃん、ホンマ、久しぶりやな」

嘘つけ、昨日、前を通って行ったやないか。「見てたん?」 おまえら、「★★ちゃんバイバイ」云うて行ったで。舌出してるよ。

「お客さんがおったやん」 そうだね。しかし、ア〇〇は、よう頑張るね。いつも遅いんだろ? 「うん」 後ろから 「わたしも頑張ってるで」 





おうおう、おまえたち、皆、頑張ってるよ。「★★ちゃん、もうすぐ誕生日やな」 この歳なるとね、誕生日は要らんね。

其処へ 「おお、今日は、揃っておるな」 新聞配達のおじさんが覗いてるよ。こいつら、背中向けて無視して騒いでるよ、感じ悪いね。

「★★ちゃん、わしな、スマートホーン買おうかと思てんねん」 おう、ええやん、オレもな、今度はスマホに交換してくれそうなの。





おっちゃん、写真を見るのにええで、釣った魚、指で開いたら大きく見えるで。「そやがな、あれ、綺麗に映りよんねん」 そうや。

おっちゃん、操作はできるか? 「そんなもん解るかいな」 オレと一緒やな。女の子が相手になってくれないから、解らんもん同士でスマホの話し。

「★★ちゃん、ネットで買い方調べてんか」 あのね、ネット見てもね、何のことやら、さっぱり解らんねん。疲れてしまうんだよ。





「解ろうとせんねやろ?」 図星やね。1Gや2Gや3Gやって訳解らん略語がパラついたら読む気せんわ。まあ、なるようになるよ。























ツタヤへ長いこと行ってないね、そろそろ、いいのが出てるかなあ? 毎度のように「新作情報」をgoogleから開いてみる。

毎度、思うんだけど、この 「TSUTAYA新作情報」のサイトは不親切だね。こちとら洋画の新作もしくは準新作を知りたいんだけど

開いたら、気持ち悪いアニメばっかしが並んでるんだね。で、検索に新作、準新作って打ったら 「該当する商品はありません」





「TSUTAYA新作情報」って銘打ってんのに 「該当する商品はありません」って、どういうことなの? おっさんをおちょくっとんかっ。

あちこち出鱈目にクリックしてたら出て来る時もあるんだけど、今日は、出てこない、糞っ。気分を取り直して、

其の下にある 「TSUTAYAランキング DVDレンタル/全ジャンル」 をクリックしたら出てるね。「おまえが入るとこ間違ってんだろ」 





で、その下の 「近日リリース DVD - ツタヤ ディスカス」をクリックしたら近日公開の作品も出てるね。「看板に書いたあるやないか」

今は、観たいのは 「ジョン・ウィック」と「TED2」ぐらいだね。近日公開では、「007スペクター」「トランスポーター・イグニッション」

「コードネーム・アンクル」ってとこだね。もう、ちょい待っておこうか。
























しかし、今日は身体使ってやる仕事を午前中詰めてやったら、オレも劣化したねって思わざるを得んほど疲れたよ。鈍(なま)ってるね。

「鈍ってるんじゃないよ、ズバリ歳なんだよ」 いや、鈍ってるんだよ。「いや、歳だよ」 どうしても年寄りにしたいのか?

「もうすぐ誕生日だろ、幾つになる?」 忘れた。オレは、人より10年遅れて生きてんだよ。「10年引いても、それでも歳だろ」 





そういう云い方はやめろ、読んでる皆さんが「こいつ、幾つやねん?」って思うじゃないか。まだ、青年です。「50年前か?」 どついたろかっ。

風呂入る前に、黙々と腕立て伏せをやってたら、人の気配で顔を上げると 「おとん、凄いなあ」って、息子が驚いてたよ。

いつも静かにやってしまうから息子は、あまり気付かなかったんだろうね。「100回は、いってるな?」 うん、80回で控えてるけどいけるよ。





その話を聞いた奥さんが 「この人、歳忘れて生きてんねん」って向こうで云ってる。「それでも凄いで、息切れしてないやん」 

鼻で息をするのがコツや。口でハアハアやったらもたんわ。

不思議なもんでな、嫌だあって思うことを、こなくそって、やり続けるとね、自分に克っていけるぞ。「うん、おとんは、そんなんが多いな」 せやねえ。





オレは、嫌なことが多すぎる。息子は、何故か、それを知ってるね。 「因果な親父と思われてるよ」  かも知れん。













ハーマン・メルヴィルの「白鯨」の裏側に迫るナサニエル・フィルブリックのノンフィクション「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に

描く驚異のサバイバルドラマ。19世紀を舞台に、白い大型のマッコウクジラと捕鯨船の乗組員たちとの壮絶なバトルを描く。





昔、グレコリー・ペックの『白鯨』を観たけど映像表現は格段に優れて『白鯨との闘い』って、映画が近日公開されるんだね。愉しみだね。










In the Heart of the Sea - Final Trailer [HD]


















『白鯨』 (Moby Dick)1956年製作アメリカ映画 ジョン・ヒューストン監督 グレゴリー・ペック主演































カメレオンの独り言-1575 『衝動買いのイングレス と 棚ぼたのヘッドホーン(PIONEER SE-MJ542-R)』

2016年02月26日 | 日記






  『PIONEER SE-MJ542-R 』 2016年2月26日






昼下がり、奥さんから電話で 「あんた、今、ヨドバシに来てるからヘッドホーン買ったげるわ」 はは~ん、貯まったポイントで買いよんな。

性能なんか解るんかいな? 「赤と白と黒があるねん、綺麗やで」 色で選ぶか? なんでもいいよ、良さげなの頼むわ。

儲けたね。待ってりゃ、いつかは当たるもんだね。 「イングレスより重宝するだろ?」 使用頻度は圧倒的だね。 





いつも使ってるオーディオ・テクニカの安もんのヘッドホーン(TH-380AV)、もう、何年使ったかね? 耳に直接当たるクッションが

ボロボロに剥げてきてんだけど聴覚が劣化してるから新品買っても、然程、違いが判らんだろうと買い替える気にもならんかったの。

オレは、気に入ったら、しつこく使うからね。聴こえりゃいいわの範疇だね。気になるのは頭を挟むからね、フィット感は圧の弱めがいいよ。





家でしか使わないから、少々、音漏れしても構わない。奥さんが買うんだから安もんに決まってる、無駄な期待はしないでおこう。

夜、外で食事済ませて帰って来たよ。「あんた、今日の夕食は、KYKのとんかつ弁当でええやろ?」 ああいいよ。

「あんた、これやで」 息子が、「オトンはこれがええ」って選んでくれたらしい。ホント、それだったら期待できるね。





パイオニアのだね。「綺麗な色やろ?」 箱から出して、ワインレッドかなあ? 「ピンクレッドとちゃうか?」 早速、試聴してみよ。

おお、明らかに違うね、いつも聞いてる音楽鳴らすとよく解るよ。音域は広くはないけど音をよく拾って楽器の数が増えてる、独立して存在してるよ。

コードが一体型じゃないんだね、ヘッドホーン側もジャックが施されてるから付属の1.2mのコードが短かったら長めのを買って交換が出来るね。














『パイオニア PIONEER SE-MJ542-R  密閉型ダイナミック ステレオヘッドホン 通常¥7,714 が ¥3,360』 これで充分だよ、ありがとう。









また、更新が先行してしまったね、ちょっと穴埋めせんとあかん。昨日は、買って貰ったヘッドホーンでユーチューブの音楽を沢山聴いたよ。

ボリューム上げなくても音がよく通るね。オーディオ・テクニカのヘッドホーンは、もう、ガタがきとったのかなあ?

イングレスが届いたよ、大層な元箱に飾られて高級品って感じだね。アイポッドなんかと同じみたい。





写真に撮るのにナイロン袋から出して元箱から覗かせたけど慌てて出しても使い道無いから新品のまま仕舞っておこうか。

「イルミネーションを試さないのか?」 使うときの楽しみにしておこう。重みは270gほどだったかな? 持ち運びが苦になる重みじゃないよ。

しかし、使うかなあ? 「使わんだろうね」 まあ、いい、封しておけば新品のままだよ。





「しかし、おまえの衝動買いは治さねばいかんね」 貧乏人で良かったよ。「貧乏がブレーキか?」 そんな勘定なしでもないよ。

貯めようって決めたら貯めまくるで。昔ね、何もかんも我慢して小遣い貯めまくってた時があった。貯めだすと増えることが嬉しくなってくる。

物よりお金に意識が行って貯金に専念するんだね。そんな時、商売の事情で、どうしても揃えなくてはいけないお金の入用が起きた。














『アマゾンから届いたイングレス(cheero Ingress Power Cube 12000mAh )』








息子のその貯金も出さねばならんほどに切羽詰まる事情だった。泣いて怒ったよ。「わけの解らん子やなあ」って伯父さんに説教されたよ。

事情は解しても納得できないんだね、でも、おふくろに全部渡したよ。当時で相当の額だったよ。

泣いて怒って訳解らん奴って落とされて、挙句、出すんなら、笑って「あいよ」って協力すべきだったね。





後に、おふくろの心を痛めずにすんだものをと後悔したよ。素直になれぬほど貯金に専念してたから訳の解らん男になったんだね。

それからだよ、お金に執着(しゅうちゃく)しなくなった。役に立てばいいって思うようになった。

「返して貰ったか?」 いいや、家の大事は家族の大事、自分も、その一人だよ。執着は、当たり前のことを盲目にさせるよ。





見苦しいさまは、一回は許される、また、許すべきだよ、解らんのだから。解ったら、その後は人間性に拘わってくることになる。

「幾つの頃や?」 18~9だったかね。「そいで泣いて怒ったの?」 そう。「おまえ、少し遅れてるね」 かも知らん、脳味噌の加減ではないか?

オレは、何事も思うようにならないと怒るんだよ。「出来の悪い奴やね」 一回は、怒って訳解らんのだけど、解ったら執着を捨てる。





その繰り返しで、ようよう、大人らしくにはなったよ。喚(わめ)き倒すほどのものかよって見えぬ向こうが見えて来たんだろうね。














『イングレス(cheero Ingress Power Cube 12000mAh )』








人が悲しんだり苦しんだりするより喜んでるほうがいいって思い出したよ。その分、オレが苦しんでやるって腹に決めたの。

まあ、物事も人間もいろいろあってこそ進化していくもんだろうと思うよ。考える機会だよ。見えて見えぬ枝分かれの道に気づくんだろうね。

「何本ほど気づいた?」 3本ほど。 「おまえ進化したか?」 ほんの少しはしてるだろ? 猿のままってことはないだろ? 





しかし、このパッケージ、高級感に満ちてるね。大きさと重みが難点なんて評価だけど、見た目と重みが高級感に加算されてるよ。

そうだ、どちみち使わないだろうから彼女にプレゼントしてやろうか? 持ってたかなあ? あいつは 「イングルスしてる!」ってタイプだからね。

あれだけ使ってたら充電が要るよ、携帯命って趣だよ。今度、そんな話が出たら、新品が余ってるよって、さりげなく渡してやろうか?





「なんで、さりげなくや?」 さりげなくでいいんだよ、もったい付ける程のもんかよ。うん、そうしよ。

こうして人を喜ばせて無用の物も生かしてオレも幸せ。 「寺の坊主か?」 あのね、最近の坊主にホントの坊主は少ないと思うよ。「失礼だろ」

煩悩にのたうつ坊主が多いんではないか? 「坊主も人間だ」なんて云う坊主が主流じゃないか? そのように感じさせる坊主をよく見るよ。





苦労なくして人を創らずだよ。 馬鹿を通り越して、やがて人となるってのが人間形成の相場だから時間がかかる。














『イングレス(cheero Ingress Power Cube 12000mAh )』 撮影のためにちょい引き出したよ 「おまえってホンマに写真下手やね」








今の時代は贅沢が人の成長を足踏みさせることに加担してる。今時の坊主の親坊主も苦労してると思うよ。おふくろに苦労をかけたからよく解るよ。





























カメレオンの独り言-1574 『イングレス(cheero Ingress Power Cube 12000mAh )衝動買い』

2016年02月25日 | 日記






 『cheero Ingress Power Cube 12000mAh』 2016年2月25日






スマホが安くなってるから、今度はスマホに替えって奥さんが云ってるよ。アイホーンからスマホに変更されて、結局、二つ折れの携帯に落ちて

ダサい黄色のオモチャみたいな携帯使って2年が過ぎた。今度は、もう、気分任せに変更はさせんぞ。よし、もう、その気になってるからね。

そんなのを昨日聞いたもんだからアマゾンに入って充電器が目にとまったよ。綺麗だねえ~。持ってるだけで満足なんて人も居るよ。





「cheero Ingress Power Cube 12000mAh 大容量 モバイルバッテリー CHE-058 」 レビューを見ると皆さん文句なしにベタ褒めだね。

本日の特選商品なんて書かれて、通常、7.800円の品物が2.980円で送料なし、何処のメーカーのものかも知らないけど縁がありそう。

これは、使い道があるねってポンと買っちゃった。「おまえ、まだスマホ買ってないだろ?」 もう、替えたも同然だよ。「縁がありそうって?」





特選商品なんて安くできる利幅がデカイんだよ。安くした値段が正規だよ。「白けてるね」 でも、売る方が良心の呵責で差し出してる間に買う。

用途は、携帯に拘わらずiPod(アイポッド)とかフニャフニャミニとか、USB機能を備えてれば万能だよ。「フニャフニャミニって、なんや?」

そんなもん商品名なんか覚えてるかよ、音楽聴くやつだよ。「滅多に外へ出かけない奴が充電器なんて飾りだろ?」 飾りにもなるらしいよ。














『cheero Ingress Power Cube 12000mAh 大容量 モバイルバッテリー CHE-058』 と 『光る充電ケーブル』なんて別売りしてる。付けとけよ。





















オレって用意のいい男だね。「そんなもん、ただの衝動買いの銭減らしだよ」 そうかも知らん、でもね、このぐらいだったら、それが出来る男になったよ。

面白いんだよ、【利点】派手、「すごくいい。イングレスしてます!」感が半端ない! 本体を入れる袋(巾着袋)も最高!

【欠点】無し! イングレスをしている方は問答無用に買いです! 【まとめ】光る充電ケーブルと使うのがオシャレです!  





みんな、ビックリマーク付けてるよ。「感嘆符って云うだろ?」 雨垂れとも云うよ。エクスクラメーション・マーク とも云うんだよ。「知ってたの?」

オレはね、変わり者だから「!」は使わないね。「っ」で代用してんの。「なんでや?」 解らない、日本人だからかな? 「?」は使ってるやないか。

気分的なもんだね。「イングレスしてます!」って、どういうことや? 機器の名称が、そうだから充電してるってことか?





「そんなの喜んで云うか。モバイルオンラインゲームのことだろ? ゲームしてるってことだろ?」 は~ん(スゥ~)。

「その、は~ん(スゥ~)ってのはなんや?」 別世界の話だから気が抜けてるの。チャラチャラ族の持ち物かなあ? 「そうであっても、もう、遅い」

下の写真から判ずるにだね、おっさんが持つもんじゃないんではないか? 「そうみたいだね」 ライトは消せるらしいけどね。
























機器の表面が傷つき易いから保護シートがあれば、尚、グーなんて云ってるけど、アマゾンで980円で売ってるよ。

「残り7点 ご注文はお早めに」って急かしてるよ。このシート貼りも疲れるんだね。

アイポッド、コンデジ、デジタル一眼と貼りまくりだよ。埃が舞うと駄目だから沸かしてない風呂場で貼るのがいい。神経使うんだね。





レビューを読んでるうち 「大きくて重い」なんて声が多いね。「でも、綺麗だから許せる」だって。「携帯は鞄がお勧め、ポケットではキツイ」だって。

「おまえ、そんなの持って何処へ行くねん?」 考えたらアイポッド、オークションで売っちゃったね。

「携帯、電池切れるほど使うか?」 有り得ないね。「スマホに替えても電池使い切るほどの操作もせんだろ?」 ゆっくりと贅沢に迷えるよ。





オレはね、飛んだり転んだり走ったりするようなゲームはせんけどスロットマシーンだけは得意なんだよ。不思議とコインがザックザクになるんだよ。

イングレスについていろいろ検索して調べたら、オンラインゲームの参加者をエージェントなんて云うらしいよ。なにがエージェントやねん。

「いいではないか、放っといたれ」 エージェントの目印がイングレスなんだって、迷惑だね。「おまえが悪いねん、調べてから買え」





イルミネーションを3色に変更できるらしい、あっ、あの子、緑色に光ってるっ仲間だよ、なんて喜ぶらしい。「おまえは何色に光らすねん?」

こんなの解って光らすか? 常に消灯だよ。「じゃあ、重くて大きい、ただのバッテリーじゃないか」 要らんかったね。

「オレは、もうパソコン以外何も要らんって云ってたのに馬鹿だよ」 だから、衝動買いだったんだよ。衝動買いにロクなのないね。

























砂漠の砂に足を取られつつ重い一歩一歩を踏み歩んでるような思いだね。遅々として進まぬ現状を憂いても仕方ない。「なんじゃい」 

今は無駄な足掻きでも止めないってのが精一杯だね。焦りや苛立ちなんか溜めても何か買える訳じゃないから垂れ流しよ。

気はね、そうして持たすんだよ。利にならぬものを溜め込むな。大小便と同じだよ。心身ともにガスは無用だよ。





排泄が身体を守るように鬱積なんかは垂れ流して楽しいことで忘れることだよ。気に病まぬことだね、それが精神を健全に守ってくれるよ。、

嬉しいことは早くから楽しみにすればいい。鬱陶しいことは、その時が来た時点で顔色変えればいいんだよ。

瞬発の力だね、その時に全力で対処すればいい。常に自分に言い聞かせてんだよ。





そうして生きていても 「深夜に眠れず背中に汗をかくんじゃないのか?」 時折、大きなため息が漏れるもんだからね、トイレの逆流だね。

「無用なバッテリーなんか買って気が晴れたか?」 2.980円、煙草ワンカートンより安いがな。

キラキラと照り輝くイルミネーション見てだね。癒されるかもしれないよ。 「それで自分に充電しとけ」 出来るものならしたいね。





これでだね、今度こそスマホに替えなければイングレスバッテリーが無駄になるって、変更を阻止する材料にするよ。「それは利くかもね」






























カメレオンの独り言-1573 『映画 捜索者 (The Searchers)  ジョン・フォード監督作品』 いいねえ。

2016年02月23日 | 日記







 『捜索者』1956年製作、公開アメリカ映画   2016年2月23日







昨晩は、のんびり映画を観たよ、もう、何回観たかね? ジョン・ウェインの『捜索者』 ジョン・フォード監督作品だね。

奇岩のメサが聳(そび)える広大な西部、懐かしい古き良き時代の西部劇。この監督の映画独特だよ。

この映画のジョン・ウェインは、いつもの温厚な雰囲気の男じゃなく気性荒々しく執念深い男を演じて出色(しゅっしょく)だね。





尤も、ジョン・ウェイン自体が醸し出す人間性ってのは変わらない。いい男だね。

インディアンと白人娘との混血青年マーティンを演じてるジェフリー・ハンターがいい。何度か観たころから、いいねって思わせるよ。

映画の本筋からは、外れた役なんだけど、マーティンを幼い頃から慕ってる娘ローリー役のヴェラ・マイルズが華になってるね。





もう、この映画に出てる主だった人は、ヴェラ・マイルズを除き、皆、亡くなってるんだけど信じられないよ。みんな、オレより元気だよ。












『ジョン・ウェイン』









『ジェフリー・ハンター』









『ナタリー・ウッド』









『ワード・ボンド』









『ヴェラ・マイルズ』







1868年、南北戦争が終わって3年後のテキサス。南軍に従軍していたイーサン(ジョン・ウェイン)は数年ぶりに故郷の兄の家を訪れる。

兄のアーロン、兄嫁のマーサ、ルーシーとデビーの姉妹、長男のベンが迎える。

おしゃまなデビーを抱き上げて「おおきくなったね」って喜ぶイーサンは、長い戦争と放浪の日々の疲れを癒す。













『イーサンを迎えるマーサ』










『イーサンの兄の家族 左からデビー、マーサ、イーサン、アーロン、ルーシー、ベン』










『デビーとイーサン』










『イーサン、ルーシー、デビー』








皆が食卓を囲んでいる時、アーロンに家族同然に育てられたインディアンと白人娘との混血児マーティン(ジェフリー・ハンター)が

出先から帰ってくるんだけど、インディアンに強い憎しみを抱くイーサンは偏見の顔を隠さない。

程なくして、テキサス警備隊の牧師のクレイトン大尉(ワード・ボンド)が、牛泥棒の捜索に向かうのでアーロンに応援の要請に来る。





 




















『イーサンと兄嫁のマーサは好き同士だったようだね』 牧師のクレイトン大尉は、それを薄っすらと感じ取ってる様子











『イーサン等を見送るマーサとデビー』








イーサンは「兄貴は家に居ろ、オレが行く」マーティンも同行、盗まれた牛の奪還に向かう。

警備隊は、40マイル(約64km)を進んだ処で殺されて放置された牛の死体を発見する。牛に突き刺さった槍は、コマンチ族のものだった。

彼らは、警備隊を遠くへおびき寄せるためのコマンチ族の罠だと悟って慌てるんだね、























牛を盗られた牧場主の家が標的なのか、アーロンの家か、いずれにしても危機が迫ってる。

クレイトン大尉は、まず、牛泥棒に遭った家へ向かって、その足でアーロン宅に廻ることを告げて引き戻す。

マーティンも我が家(アーロン宅)に急ごうって逸るが「40マイルも駆けて来た、馬を休めないともたない」 イーサンが制するのも聞かず























マーティンは一人引き戻すべく馬を駆る。気付くのが遅すぎた。イーサンは、嫌な胸騒ぎに襲われる。

アーロン宅に程ない処で、案の定、馬を失ったマーティンが鞍を引きずり歩き往くのを追い越してイーサンは全速で駆けていく。

丘の上に出て不安は的中していたんだね。彼方、アーロン宅から火が上がっている。ライフルカバーを払い落としてイーサンが丘を駆け下る。
























『なんてことだっ、遅かったっ』










『イーサンは、ライフルの銃袋を払い落として丘を駆け下りて行く』





















『マーサの着衣を手にイーサンは小屋を覗き見て呆然とする』








兄の家族はコマンチ族に襲われて虐殺され、生き残ったルーシーとデビーの姉妹も連れ去られてしまうんだね。

遅れて駆け付けたマーティンが家の中へ駆け入ろうとするんだけどイーサンが制止する。聞かないマーティンをぶん殴る。「見ちゃあいかん」

イーサンは、兄の家族の復讐のため、そしてコマンチ族に誘拐された姪たちを救出するために捜索の旅に出るのだった。























捜索の道中、残忍なコマンチ族が現れるんだね。この映画の見せ場だね。テキサス警備隊が進む両サイドを隊列を組んだコマンチ族が並行して進む。

イーサンの兄家族を虐殺した奴等だね。先頭のクレイトン大尉が「遅れるなよ、合図をしたら突っ走れ」


































































































両サイドからじわじわと間合いを詰めて迫って来るんだね。もう、限界、「突っ走れっ」






















激しい銃撃戦を交わしながら川向うに向かって警備隊は走る。猛追するコマンチ族。景観が凄いから、尚更、迫力あるね。

渡河して迎撃態勢をとり応戦する。河を挟むと馬のスピードが落ちて狙い撃ちの的だね。

劣勢になったコマンチ族が引き上げる。それでもイーサンは、狙い撃ちして射撃をやめない。「やめろっ」クレイトン大尉が制止する。





なんで止めるの? この時とばかりにオレでも撃ち倒して数減らしに没頭するけどね。追いかけられてる時なんかに撃ち返さない。

ただ只管(ひたすら)におもくそ逃げることに専念するよ。振り返って撃ってる間にスピードが落ちる。

向こうが不利な時に全力でやっつける。「なんか卑怯な感じやね」 そんなこと云ってるから調子に乗りよるんだよ。






















































イーサンも怒ってるよ。こんな時に人道的も糞もあるか。ゴキブリ殺しだよ。兄貴や義理姉、それに甥を惨殺されてんだぞ。













『ブラッド(ハリー・ケリー・ジュニア) マーティン(ジェフリー・ハンター) イーサン(ジョン・ウェイン)








イーサンは単独で捜索するって怒る。クレイトン大尉は、負傷者が出たので連れ帰らねばならない。

イーサンは、これ幸いと本隊と別れて、マーティンとさらわれたルーシーの婚約者ブラッドの三人でコマンチ族を追跡する。

やがて、コマンチ族が二手に分かれた足跡に出くわし、イーサンらも二手に別れて追跡するんだけど戻って来たイーサンの様子がおかしい。





「なにかあったのか?」マーティンやブラッドが気遣うが、「なにもない」 イーサンはとりあわずに追跡をはじめる。

実は、イーサンは、ルーシーの惨たらしい遺体を発見して、その亡き骸を自分のコートに包んでひっそりと埋めて来たんだね。

それから暫くして、コマンチの集落を偵察して帰った来たブラッドが、恋人の「ルーシーが居た」って、安堵してる。





マーティンが 「デビーはっ?」 「デビーは解らない、ルーシーの青い服を見た」 黙って聞いていたイーサンが 「それはルーシーじゃない」

「ルーシーは、もう、この世にはいない」 「でも、確かに青い服を」 「殺した奴が着てるんだろ」

ブラッドは、それを聞いて、「あの時、あんたは見たのか?」って絶望して自暴自棄になってコマンチ族のテントに突っ込んで行き撃たれて死ぬ。





















イーサンはマーティンと共に何時果てるとも知れないデビー救出のための追跡の旅を続ける。それは長い旅の始まりだったんだね。























そして、年月は流れ6年後、コマンチ族に物資を売買する男の仲介でコマンチ族の酋長に出会う機会を得る。

闇売買の商人に身をやつしコマンチ族の集落に行った二人は、アローン家族を虐殺したあの酋長と対面する。

酋長のテントの中で大人になったデビー(ナタリー・ウッド)を見つけるが何も手出しが出来ない。しかし、デビーの生存を確認できた。



































コマンチ族の集落から出て、仲介した男は、イーサンのただならぬ雰囲気に、今後は一切関わらぬと言って去って行った。

其処へデビーが砂丘の斜面を走り来て 「もう来ないで」と哀願する。

インディアンに染まったデビーにイーサンは逆上して殺そうとするがマーティンがそれを許さない。「やめろっ」








































誰も助けに来なかったことで、すでにデビーはコマンチ族の娘として生きて行く覚悟をしていたのだった。

それがまたイーサンの怒りを買った。「もう、デビーは白人じゃない、インディアンだ」 その時、空を切って飛来した矢がイーサンを射抜く。

そこへ、酋長率いるコマンチ族が大挙して襲って来る。二人は、馬を駆って逃走、態勢的には有利な洞窟に身を伏せ迎撃、これを撃退する。





「デビーはインディアンだ」「それでも死んでるよりはいいっ」「酋長のテントでデビーが見せた槍に括られた頭髪の皮を見たか?」

「それがどうしたっ?」「おまえの産みの母親のだ」 マーティンは言葉を失う。やがてイーサンの傷が癒えた頃、二人は久しぶりに故郷に戻る。

長い間、待ちくたびれたマーティンの恋人ローリー(ヴェラ・マイルズ)が別の男性との結婚を決めて結婚式が開かれるところだった。





















マーティンは呆然。花婿とマーティンは殴り合い。挙式の牧師を務めるクレイトン大尉が揉め事の間に入って収める。

そして花婿は、諦めて去って行った。男らしくてあっさりしてるね。ローリーは、自分を取り合い殴り合う二人を見て喜んでんだね。

この映画のローリーの存在がいいね。「どう、ええねん?」 怖い事件からかけ離れて、一人バラ色なんだよ。












『マーティンの下手な手紙が年に2回程届くだけで、6年の長い間、じっと待ち続けるローリー(ヴェラ・マイルズ)』










『マーティンの手紙の内容を誤解して打ち沈むローリーに、ギター弾きながら云い寄る気持ち悪い男』







式はご破算して一段落する。その時に騎兵隊からグリーヒル少尉(パトリック・ウェイン)が伝令としてやって来て、

コマンチ族の動向の情報が入り騎兵隊のコマンチ族掃討への協力要請を伝える。先程までの浮かれ気分が一気に緊張感に変わり、

取り急ぎイーサンもクレイトン大尉らも共に行動してコマンチ族のテントを騎兵隊と共に一気に急襲することとなった。





警備隊は、コマンチ族がテントを張る場所が見下ろせる崖の上に到着、しかし、合流すべき騎兵隊の到着が遅れているため

警備隊だけで急襲することになる。急襲を前に「デビーを救い出す」と云うマーティンに、「我々は、君を撃つかもしれないぞ」とクレイトン大尉。

「構わない」 引き下がらないマーティンは、単身、闇夜に乗じてコマンチ族のテント群の中に忍び込みデビーを見つける。


































































其処へ現れた酋長をマーティンは射殺する、間髪、イーサン、クレイトン大尉率いる警備隊が突入して来るんだね。夜襲に慌てるコマンチ族ども。

イーサンは、酋長のテントに馬ごと突入、死んでいる酋長の頭の皮を剥ぐ。「恨み深し野蛮人め」って、こんなのをするジョン・ウェインも野蛮人。

テントを出ると銃声鳴り響く混乱の中、デビーが逃げていくのを見て追いかける。「やめろっイーサン」って阻止するマーティンを蹴散らして行く。























インディアンを憎悪するイーサンは、馬を駆って、逃げ往くデビーを追う。「やめろっイーサン」マーティンが追う。

デビーは急斜面を転げるように逃げる、イーサンは、其処を騎馬のまま駆け下りる。追いつかれて倒れるデビーに下馬して歩み寄るイーサン。






















イーサンが、昔、兄宅で喜び慕う少女だったデビーを抱き上げたように彼女を掲げ上げる。























































身を固くして震え慄くデビーに、「Let's go home, Debbie. 」(家へ帰ろう」) デビーは、イーサンの胸に顔を埋めるんだね。

































青空の下でイーサンの馬に乗ったデビーの姿を見て、故郷に帰ってきたことを喜ぶローリーの家族が彼女を暖かく迎える。

6年間一緒に行動したマーティンは、恋人ローリーと抱き合い家の中に入っていく。

皆が家の中に入って行くのを見送り、イーサンは、独り、去って行くんだね。

















 


























 















ジョン・フォード監督の映画は、何度観てもいいなあって思えるんだね。筋運びは単純なんだけど人の思いってのかね、

そんなのを深く感じさせてくれるんだね。心の機微を優しく紡いで映像化してるように思えるよ、

大西部に生きた人々の人生を謳いあげて、其処に眠る多くの魂を安らげてあげるような温かさを感じるようだよ。

















































































ジョン・ウェインは永遠だね。

1979年6月11日、夕刻5時23分、ジョン・ウェインはこの世を去った、72歳。

人は、命尽きれば魂はあの世に召されるって云うけれど、ジョン・ウェインの魂は、昔懐かしい大西部に息づいてんじゃないかねえ?












The Searchers: John Wayne returns to his family's homestead.











Let's go home, Debbie.

















『ヴェラ・マイルズ』










「久しぶりに貼りまくっちゃったね」 暇に飽かしてやっちゃったね。これが意外と時間も食うし疲れるんだよ。もうええわ。

見直しは、また今度、間違いはご容赦頂戴。「なんやねん」 しんどいねん。





後日、見直して間違ってるところを訂正してたけど、オレって、いつまで経っても「ジョン・ウエィン」って書いてしまうね。

ホントは、「ジョン・ウェイン」なんだね。

何十年間、同じ間違いを通して立派なもんだよ。「何処が立派やねん、恥ずかしいの~」 全然。































カメレオンの独り言-1572 『疲れて酔って訳解らんけど今日の分』

2016年02月21日 | 日記






 2016年2月21日






中古のパソコンもよく売れてるね。価格コムの中古ディスクをよく見るんだけどDELLのi5、i7なんかパッパラ売れてる。

オレも、食指が伸びるんだけど、すぐに掻っ攫(かっさら)いよるね、考えてる時間もないよ。みんな、お金を持ってるんだね。

貧乏人に置いとけ、貧乏人のテリトリーを荒らすな。「なにを云うてんねん、情けないねえ」 金持ちは新品を買えばいいんだよ。越境行為だよ。





外観Sランクの2010年製、Core i7 、メモリ8Gー12Gなんて涎が出そうなのが4万6千~4万9千で手に入る。サブに欲しいんだけどね。

まあ、いい、今は黙って金を貯める時だよ。金が無ければ話にならん。「それなら、はじめから黙っとけ」 そうだね。

I-O DATAの27インチグレアモニターも欲しいね。まあ、いい、待っとけ、金を貯めたら掻っ攫ってやる。「やりかえすのか?」 そう。





I-O DATA『LCD-M4K401XVB [39.5インチ ブラック] 4K対応の大画面40型ワイド液晶』てのが出てるね。40インチか、この改良版を狙おう。

「幾らや?」 88.445円だよ。I-O DATAの液晶の良さは実証済だよ。4K UHD(3840×2160ピクセル)解像度に対応だって。

しかし、なんで 『LCD-MF272CGBR』のスタイルにせんのかね? 人気が高いのに訳解らんなあ。フラットな画面のデザインはピカイチだよ。














I-O DATA   LCD-MF272CGBR』                         『LCD-M4K401XVB』








「しかし、これしきの物も、さっと買えないなんて情けないと思わんか?」 思わなくもないけど仕方がないよ、我慢するしかないね。

人は、何かしら我慢して生きてるもんだと思うよ。そうそう、全てが思い通りになるなんてないと思うけどね。

それに、人は人、我は我だよ。人が満ててるからオレもって考えが馬鹿げてるよ。「そんなもんだろ?」 いいことばかりが目に着くね。





いいことばかりを秤にかける、浅ましいと思わんか? 誰もが嫌う汚い仕事の中に大儲けが眠ってるって云うだろ?

誰もが遠慮する貧乏の中にも取るものなど無いとは云えんよ。「あるかあ?」 そんな答えは、そう簡単には姿を見せんだろうね。

いいものは、すぐに目に着くけどね、なにごとに於いても取るところの無いものなど無いんだよ。向かう気持ちが気づかせるんじゃないかね?





「おまえの人生を簡単に述べてみよ」 そうねえ、実にくだらん人生であった。しかし、其処かしこに幸せは散りばめられていたかね。

まあ、謂わば、スモッグに覆われた都会の上の宇宙だね。万点の星とは、とても云い難い晴れた都会の星空と云うところかね。

輝く星は数えるばかり、あとは真っ黒けの空だけだよ。「寂しいのう」 そうでもないよ。その真っ黒けのキャンバスに夢を描いて飾るんだよ。
















『ダンディー少佐』








今日(18日)は、残業で帰宅が遅くなった。熱い風呂に浸かってふやけて350ミリの缶ビールを2本飲んじゃった。

何を書いてるのかも定かじゃないよ。昨日に続いて今日も飛ばそうかと思ったけど、それでは愛想がないから書いたけど、ちょっと危ないね。

「何が危ないねん?」 今日の駄文がだよ、もう、フラフラだよ、





昨日は、アマゾンから 『ダンディ少佐』が送られてきたよ。夜、早速、観たんだけど、なんと、ダンディー少佐の曲が流れないんだよ。

あの勇壮なるミッチーミラー合唱団の歌が鳴り響かないなんて信じられないよ。この映画と一体もんじゃないか。

今どき流行らなくても、そん時は流行っていたんだよ。「モディ~ディアイサレンジャー、ソユゥ~ディアイサ~レンジャアー」 「なんやねん?」





ダンディー少佐の歌だよ。聴いたままだよ。なんか、間に合わせの眠たい音楽流しよってからに、映画の世界に何年生きとんねん? 

ただただ喧しくても血沸き肉躍る勇壮なるマーチではないかっ、そんなのを抜くなんて考えられないよ。「ただただ喧しいんかえ?」 そうともとれる。

136分もんかなんか知らんけど音のない屁ではないかっ。プス~、臭いだけじゃないか。チャールトン・ヘストンが怒ってるよ。





















リチャード・ハリスが泣いてるよ。虐殺された牧場の人たちや駐屯していた騎兵中隊が全滅、生きて捕らえられた騎兵隊員が逆さ吊りされて火あぶり、

まだ、生きている。馬上から 「俺の名はチャリーバだ、次はだれが来る?」 なんてインディアンの族長が吐き捨てるように云うと、

手綱を取って走り去ると同時にダンディー少佐のマーチが鳴り響くんだよ。この切れ味が解らんか? オレも泣くよ。



















結局、併せて載ってる封切りされた映画の方に切り替えて観たよ。 「モディ~ディアイサレンジャー、ソユゥ~ディアイサ~レンジャアー」歌ってるよお~。







『ダンディー少佐』マーチ



Sierra Charriba (1965) - Soundtrack: Major Dundee March









Major Dundee - Trailer


































カメレオンの独り言-1571 『意に添わぬ人生なら自分で道を創れ』

2016年02月19日 | 日記







  2016年2月19日







昨日の強風で駐輪場の自転車が重なり倒れて、タイヤのスポイクに隣の自転車のペダルが入って抜けなくて往生したよ。

自転車一つ立てかけて置く行為にも、其の人、其の人の配慮の奥行ってのかね? 人となりが窺えるもんだね。

身を着飾って、なりを澄ましても、なんでもないことが其の人の中身を判じられる材料になることがある。





吹き曝しの駐輪場に自転車を止めると、列などお構いなし、周りになんの配慮もなしに立てかけてサッサッと行く人が居る。

自分の自転車が周りの人にとって、出し入れの邪魔にならないよう考えられる人って少ないね。

自分のことしか考えられない底の浅い人の感じがするよ。必ずなんて云えないけど、まま、日頃の自分の姿を覗かせるね。





そんな自転車に限って風に押されてすぐに倒れる。列に車体を中途半端に差し入れてるから将棋倒しだよ。

自慢じゃないけどオレの立てかけた自転車は強風に吹かれても倒れないよ。他のが総倒れしてても立ったままに在る。

混んでいて隣から倒れ掛かって来たら駄目だけどね。風の向きを考えて、風に向かって少し斜めに立てれば倒れない。

























場所をとる場合はしないけどね。ママチャリは、カゴにカバーを付けて子供席も設けてるから風をもろに受けて倒れ易い。

其の上、倒れたら車体が重いから横に並ぶ自転車を将棋倒しで軒並み道連れにする。列に並べて止めてあるのは持ち応えるんだけど

こんなのに限って列から外れて突き出して止めてあるんだね。風が当たると一発でひっくり返る。





きっちり並べて止めてある自転車を巻き添えにするんだね。

こんなのを見てると、人は自分で気づかぬうちに他人(ひと)さんを不快にさせてることってあるんだなと思うんだね。

その人たちのひっくり返った自転車は、其の人柄を曝したままにそこに在るように見えなくもない。





そんなことをフッと思って、オレも気づかぬ間に、それと似たようなことをバラ撒いてんじゃないかと人のふり見て我がふり直せだね。

「おまえは、この駄文でバラ撒いてるんじゃないか?」 はっははは、そうだね、でもね、これは自分の意思で書いて自覚があるよ。

宣伝行為も一切してないからね、来るもの拒まず去る者追わずで他人(ひと)さんの日常を邪魔などしないよ。
























此の4月で5年になるよ。早いねえ、オレなりには、駄文も幾分か成長したかなって思えなくもないけどね。

一般並みに捉えればなんにも変わってない、駄目だね。自分に愛想が尽きる思いだね。アカン、おもくそっサジ投げたろかって思う時がある。

苦手な勉強だけど語彙(ごい)だけでも増やそうと努力らしいことはしてんだけど、なんか漏れてるね? 穴空いてんか? 「蓄(たくわ)えろっ」





すまん。此処でだね、何か変えたいんだね、同じ駄文なんだけど、う~ん、方向性かな? それが思いつかん。

「毎度、続けることは一歩の長だけど、一遍、長期的に休んでみろ、書き続けてるから見つからないってのもあるかも知れんぞ」

日々追われて目先で片付けるの繰り返しかねえ? 「それでは、先に目をやるゆとりなど生まれないのとちゃうやろか?」 





その云い回しは自信がないな? 「客観視の俺からお前を見て5年もの生活を駄文で埋めても進展がないようじゃ、もうアカンでえと思う」

じゃあ、どうすればいいのだ? 「もう、大人しく鉾(ほこ)を収めて死ぬのを待て」 死ななかったら? 「余りを寝て生きろ」 

よく云うねえ、大した度胸やねえ。そげなあ~こと口任せに云うとったらぁ、おんどれっささらもさらにすんどっ。「久しぶりに出たねえ」

























しかし、あれだね、男男したさまを作る人ってのは意外と小心者が多いのかも知れないね。「男男?」 こわもてするタイプの人だよ。

清原和博なんか男以外何ものでもない風体してたからね、自分の弱さを隠す心理が働くのかも知れない。

コワイ兄さんって感じで飾って物言いから仕草まで迂闊に近づけない迫力を醸してた。 実際、暴れたら凄いんだろうけどね。





自分を支える芯というところが脆(もろ)いのかも知れない。天、二物(にぶつ)を与えずなんだろうね。

順風満帆に行く人生こそ惧(おそ)れて油断せず気を引き締めて謙虚に生きることを求められるんじゃなかろうかね。防御だね、

不運の連続を行く人生なら、萎えず嘆かず、これは試練と受け取ってとことん闘って諦めない意志力を磨くことだね。攻撃だよ、答えは逆にありだよ。





受け継がれし魂の導きで今世があると思えば成る成らぬなど二の次だよ。我が身の芯たる魂の納得が答えかも知れない。肉体なんて仮の宿だよ。

人間力では御し難しことってあるだろ? 魂の働きでならぬことも成る場合がある。其の導きを感性で受け取るんだよ。

「そんな受け取り方をするならば、単純な魂を抱いてる奴は楽だろうね?」 そう、物語にならぬ一般向けの穏やかな魂なんだろうね。





だから、オレがいつも云うように難しい魂を抱いた奴は、今世で魂を慰め満たしてやるべきなんだよ。

負を清算して身軽な魂に戻れるように導きに倣って貫いてやるんだよ。「じゃあ、おまえは操り人形か?」 似たようなもんさ。

そしたら、一般向けの穏やかな魂になって、次に生まれる奴に宿ったら、そいつを楽な人生に導くんだよ。「そんなのホントに思ってるの?」 思ってるよ。























何処かで確かに見た場所だってふっと思う時ってあるだろ? 何処かで会ったような、そんな人に出逢うときがあるだろ? 

そして、どちらも、懐かしさを覚える。それはね、魂が感じてるんだよ。前世か、そのまた前世か、受け継がれた魂の記憶の残像だよ。

人間なんて鈍感だよ、でも、魂は敏感なんだよ。この世を何百年と行き来した歴史の中の記憶の欠片に反応してんだよ。偶然、奇遇の瞬間だね。





「じゃあ、お前の魂は狼か?」 アホか? おまえは。アホはオレ一人で充分だよ。「俺もお前の一部だよ」 気の毒に思う。

狼の魂なんか抱いてたら満月の夜に狼男にならねばならんじゃないか。なったことないで。一匹狼なんてのは、オレの生きざまを恰好つけて云ってんだよ。

しかし、ひょっとしたら、そういう気質の魂なんかねえ? 魂の導きで、そういう男にならざるを得ない働きが作用したんだろうかねえ?





「じゃあ、人間はなにをするねん?」 歩み往く努力だよ。歩み往かねばならん宿命(さだめ)の道を生きる努力だよ。人間の仕事だよ。

「解ったっ」 何が解った? 「人間の寿命は、長寿と云ってもたかだか100年だよ、しかし、魂は永遠に生きるんじゃないか?」

そうかも知れん、しかし、役を終えるってのかね、負を清算して眠りにつくってのもあるかもね? 





人間は何代にも渡って、一つの魂を共同体で洗い清めて眠りにつかせる仕事をしてるのかねえ? 

そう思うとね、オレの代で、うんと綺麗に洗い清めて負を清算する協力を惜しまない。オレのために苦しむのではなく魂のために苦しんでやるって、

思えなくもない。この魂を次に受け持つ奴の人生が明るく楽しく優雅なものになるよう最後まで逃げずに戦ってやる。























「そんなのを本気で思う根拠はなんだ?」 人生とは、自分で咀嚼(そしゃく)して解釈して、意に添わなくても前向きに生きるもんだと思ってるからだよ。































カメレオンの独り言-1570 『映画 ダンディー少佐に乞うご期待』 それは、おまえの話やろ?

2016年02月17日 | 日記






  2016年2月17日






今日(13日)は土曜休みで馬鹿ほど寝たよ。目覚めたら10時回ってる。あれ?晴れてるね、雨って予報だったんじゃないのかね?

まあいいや、晴れてる方がいいよ。暖かいねえ、16~7度はある、布団から出ても寒くないよ。

珍しいね、奥さんも息子も、もう起きておるよ。顔を洗ってベランダに出る、お日さんが照って暑いくらい。よし、カメラをパチリ。

























賃貸物件を探していて、おっ、これはって目が止まった。いいねえ、地の利も悪くないなんて思いつつ「大島てる」の曰くつき物件と

照らし合わせたら、あら、まあ、該当物件ではないかいな。やっぱり、当て嵌まるのがあるんだね。これはパスだね。

いい値で出してるよ、「あの世のことなんかこの世じゃ知らん」オーナー、負けん気だね。入って住むほうが負けるよ。





「もう、決まって契約段階に入ってます」なんて云ってた物件がまだ出てるよ。相手するのが邪魔臭いのか? 気合入れて仕事してよ。

これは、もう一度、当たってみよ。しかし、引っ越しシーズンに入ってるのに、こんなに沢山の空き物件が在るもんだね。

なんて、真剣に探してたら時間の経つのは早いね、外を見たら朝の晴れ間が嘘みたいにどんよりと曇ってるよ。





そのうち、雨がパラついて降って来た。気象庁、名誉挽回だね。もう、3時近いよ。ベランダの外に出る、暗いねええ、気分が沈むねえ。














『去年の名残の楓が濡れてるよ』









煙草を抜き取り火を点ける、ふ~と吹かせて煙の往く手を目で追うと、向こうで小さな男の子が手を振ってるよ。おう、何処も行かないのか?

聞こえないのかして手を振り続けてるから振り返してやると笑ってるよ。小降りの中、女の子と遊んでるね。

大阪北区の寺町時代の自分も雨もくそもなかった、多くの仲間たちと遊び狂ってたね。蘇(よみがえ)れば、それは遠~い昔のおぼろな絵だね。





昔は 「〇〇〇ちゃん、〇〇〇ちゃん」って、呼ばれて、今は「★★ちゃん、★★ちゃん」と、人は寄り来て昔も今も変わらずに

人さんに囲まれて寂しい思いをせずに済んだね。 害のない人たちの輪の中で、もう、充分に楽しんだからね、

これからは独りで残りの人生を気ままに生きて幕を引こうかと思ったりするんだよ。





「夢は?」 追うよ、追いつつ生きるのさ。うっふふふ、なんか、また、一匹狼になって山の中で暮らそうかなあ。これ、あくまでイメージだよ。

実際に山ん中に籠ったら餓死してしまうがな。「そこまで逞しくはできてないなあ?」 其の通り、至ってひ弱で頼りない。「なんやねん」

オレは、逞しくて怖いものなしなんて無理しない。そんなのはジョン・ウエィンに任せておくよ。





夜になって雨が本降りになってきたね。風も強そうだね。バタン、ガタンってなにやら強風に煽られて物が倒れるような音がしてる、深夜が暴れてるよ。























夜中、暑くて何度か目覚めたね、気温が高くて布団が暑いよ。毛布を畳んで羽毛布団だけで充分だわ。

頭空っぽにして横になったけど、あかん、思考が目覚めて目が冴えてしまったよ。こうなると寝れないんだね、無駄な抵抗になるから

無理に寝ようなんて思わず引っかかる事柄の進展方法を考えていたよ。でも、名案浮かばずだね。





でも、改めて気づいたよ、オレの場合、悩みごとの全ては金があれば片付くことばかりだよ。至って、単純な悩みなんだろうね。

焦点にブレはない。しかし、肝心の金が無いから、もつれた糸を解けない。締めたろか。「そんなのしたら切って捨てねばならんだろ?」

釣り糸の仕掛けのようには切って捨てられないね。そんなの考えてたら、何もかも諦めて釣り一筋に生きようと思っても目の問題に気づいたよ。





仕掛け作りが出来るかなあ? 老眼鏡かけて釣りかよ、完璧な爺じゃないか。計算違いだったよ、死にかけの自由人じゃないか、イメージが悪いよ。

オレは歳とったって意識が希薄だから若い時の自分のままに妄想するところがある。「馬鹿やで」 

身体が熱くなってくるんだね。あれもこれも遅すぎたのではないか? 呑気過ぎたのではないか? なんとかなるさが祟ってきたかね? 焦燥感が走ってる。























布団を蹴り飛ばしたい衝動に駆られるね、熱いよ、身体が熱吹いてる。はあはあはあ吐息が荒い、もう駄目だっ。なにもかも遅かったっ。























晴れてるね、カーテン日差しで明るいよ。「寝たんかえ?」 よく寝たよ、もう駄目だって諦めたら寝てしまったね。「変わってるねえ」

焦燥感が走って疲れたんじゃないか? 「焦燥感が走るってどんなんやねん?」 居てもたってもおれない気持ちだよ。

焦りで動くとろくなことがない、ここはだね、どんと腰を据えてゆっくりと歩むときだよ、一つ一つ丁寧に確実にこなしていく時だよ。





理想は先走りする、しかし、オレの動きはとろい、なにに焦点合わせるか? オレに焦点合わせて歩調をとる。オレが行かねば始まらない。



















『ダンディー少佐』 チャールトン・ヘストン 1965年(昭和40年)公開 アメリカ映画 格好良いってのは、こういうのを云うんだよ。











『ダンディー少佐』  アメリカ合衆国騎兵隊とインディアン、それにフランス槍騎兵との戦いを描いたサム・ペキンパー監督作品だね。

難波ロキシーで封切りを観たけど、当時、劇場公開時の上映時間は123分だったらしい。

それが、DVDでは、136分の修復版、更に152分のディレクターズ・カット版があるらしんだね。観たいねえ~。





サム・ペキンパー監督が隠し持ってたフィルムを追加して仕上がってるらしいんだね。そんなのを思いながらアマゾンをうろついてたら

修復版が中古で出てるじゃないの。「とても綺麗です」ってのをポンと買っちゃった。配達は、少し遅くなるみたいだけど愉しみだなあ~。

このダンディー少佐のチャールトン・ヘストン、タイリーン大尉のリチャード・ハリスの恰好良さは、もう、最高だね。幸せ気分になるよ。





修復版を鑑賞したら、また、ここで紹介しよ。「前に書いたろ?」 もっと丁寧にダイナミックに書くんだよ。「どんなんや?」 気持ちだけだよ。














『ダンディー少佐(チャールトン・ヘストン)が落馬して河ん中に叩きつけられるんだね、駆け寄るタイリーン大尉(リチャード・ハリス)



















此の一週間は、『ダンディー少佐』が来るのを愉しみに糞仕事に精を出そう。「罰(バチ)当たるぞ」 もう、充分当たってると思うよ。

































カメレオンの独り言-1569 『僻(ひが)んでとるか笑いでとるか、それが問題だ』

2016年02月15日 | 日記






  『ブリジストン電動 \106.250』 2016年2月15日






ネットのニュース欄を見てると、日が経つにつれて清原和博の逮捕前の素行が明るみになってきてるね。17年前から遣ってたって載ってるよ。

巨人に移籍して2~3年後かね、オレがテレビ観てて、なんか清原が変わったなって思った頃だよ。

当時、在籍していた野村なにがしっていう選手に貰ったのが病みつきの第一歩だったらしい。この人も、当時、薬物容疑で逮捕されてる。





清原の件で、テレビのインタビューに答えてる姿は、現役当時の面影はなく崩れ落ちれば、ただの人だね。

「野村元選手の現在の姿に言葉を失いました。伸ばしっぱなしのヒゲ、ギョロリとした目つき、呂律の回らない話し方‥‥

変わり果てた姿には、薬物使用の恐ろしさしか感じられませんでした」なんて諸に書かれてるよ。





清原は、家庭内でもホテル内でもサウナでも怒声をあげて暴れてたらしい。幻覚に狂うのか、溜めが利かないのか、あの身体で暴れたら手が付けられない。

テレビの出演時には薬を飲んで正常を保っていたんだろうね。「もう、廃人ですよ」って云って「悲しくなる話やね」って、インテリさんが仰る。 
 
もう、駄目ですかね? 「17年ですよ、その間、薬漬けでしょう、アスカのあの人も駄目だろうね」 





「僕が知ってるのはね、昔、知り合いの女性がコンパでワイワイと仲間と飲んでいてね、知らぬ間に飲み物に薬を混ぜられたの」 映画みたいやね。

「記憶障害になって治らないんですよ、たった一回ですよ」 悪いとこへ入ったのかねえ? 指で頭をトントンと叩いて 「脳でしょう」 

「23~4だったかなあ? 未だに治療に通ってますよ」 知らなかったけど、麻薬の中でも覚醒剤が一番怖いらしい、科学薬品なんだね。























日本も麻薬は他所の国での話なんて云ってられなくなってきたね。なんか簡単に手に入る雰囲気だよ。

飲んで気分がハイになって強気になって、その快感が忘れられずに、また手を出す。こんなのを、沢山、作り上げれば我慢が利かないから

無い金絞り出しても買いに来る、売る方は、専売特許的な商売だから儲けは確実で早いね。買わなきゃ狂うだけだからね、楽になりたいから買って飲む。





清原も早くから脅されてたらしいね。薬とのパイプを切れないから云いなりになるしかない。麻薬をやるということは、自分を売るということだね。

「人一倍寂しがりやで、気持ち的に落ち込みやすい人ですから、親しい仲間には長い期間を空けず電話で連絡を取るんですよ」 これが昂じて

一人欠け二人欠け段々疎遠になって独りぼっち。振り回して親分気分も続かない。なんでもいつまでも続かないもんなんだよ。





「清原は自由すぎるところがありますからね。多少、何か欠けるところがあるのかもしれません」なんて、本人が逮捕されて居なくなったら

みんなが云いたいこと云いだして堰を切ったようだね。流れ出す水は止めどないね。

現役の時代は、清原軍団なんて持ち上げて記事の繋ぎに利用してたんじゃないの? 軍団なんて云われるのが嫌だった人も居たらしいね。まともな人だね。





人の輪を広げなければ機会を掴むことは難しい、人に囲まれて成り立てば、其の維持を図らねばならない、そして、また、輪は広がる。

点と線が繋がり、それに付随して繋がらなくてもいい人たちにも線は延びて接点する。可愛がられて利になれば切るに切れない縁となる。

手を引かれて上がり道、愉悦の道の向こうには、止めようのない下り坂道にも繋がってることを肝に生きねばならん。























そういう世界なんだろうね、残りし者、新たに上り来る者が夢を売る、絶えることはないから堕ち往く人など誰も気にもとめない。

アスカも清原も、いつかは忘れ去られる。 禁断症状を克服して復活は、「無理でしょ、世間は冷たい(厳しい)相手になってくれませんよ」

見えないところ、隠して見せない弱さってのがあったのかね? 「清原は、意外と気の弱い男かも知れないですよ」 オレと一緒やね。笑ってるよ。





煙草も似たようなもんでしょうね? 「そうだよ」 なんか気が落ち着くもんね、で、また吸う。吹き出して笑ってるよ。

吹き出して咳を誘発したのか止まらない。風邪ですか? 「いやあ、ちょっと怠くて、夜になると熱っぽくなるんですよ」 疲れからやられるからね。

あっついお茶、煎茶か緑茶ね、これ毎日水代わりに飲んでたら風邪ひきませんよ、それと煙草やね、スパスパ吸ってたらひかないね。





これにアホを調合すれば完璧ですよ。だから、オレ、風なんか引かないですよ。呆れて笑ってるよ。























ブリジストン、パナソニック、アサヒ、フジ、ミヤタ、マルイシ、オッソ、トップワン、ヴァクセン、ハイエイト、レイチェルなんてのが

国産自転車メーカーなんだね。フォーイング、アラン、ドッベルギャンガー、ANデザインワークスなんてのもあるね。

これ以外のメーカーは大方、中国製みたい。アマゾンで安い自転車購入した人が口を揃えて不満を唱えてる。





これが中古で安く買ったら、あまり文句も出ないんだけどね。まだ、いいものを安く買えたって満足感が幅を利かしてるからね。

ペダルを踏んだら滑るような出だしを見せる快調な自転車を、長い間、乗ってないね。新車で満足できるのは、やっぱり、3万以上が相場だね。

昔は、ブリジストン自転車が馴染みだったけど、今は遠いところへ行っちまった。「手が届かんのか?」 足も届かん。 「こけるやろ?」














『Villettaビレッタ・コンフォート27インチ8段変速・点灯虫モデル [VN78BT] ブリヂストン2015年モデル 価格58,579円(税込)』









同じ新車買うならこのくらいのは欲しいね。「盗られるぞ」 3年間盗難補償付きだよ。チェーンカバーが施されてないんだけど

スラックスの裾を噛まないのかね? 気になるところだね。みんな、似たようなスタイルなんだけど微妙な違いがあるにはある。

跨ぎ易いように車体の軸棒を下げた自転車は、総じて地面を這うような走り方ってのかね? 乗って見下ろすと車体が低く感じるんだよ。





オレは、軸棒が真っ直ぐに伸びた奴の方が好きだけどね。走ってるって感じで乗れるんだよ。「歳を考えろよ」 だから、この自転車にするよ。

変速機は付いてるほうがいいね、坂道やぶっ飛ばすときには効果があるよ。「たかだか、30キロ程度でぶっ飛ばすってもんか?」

車だったら這ってるようなもんだけど自転車では、ぶっ飛ばす速さだよ。普通自転車では、おもくそ漕いでも40キロにはいかん。





よし、宝くじ当たったら買おう。「なに?」 オレの現実だよ。「ケチで云ってるんじゃないところが哀しいね」 何が哀しい? 笑いじゃないか。

錆びてても転がる自転車はある、ペダルが重くても脚の運動と思えば、なにくそって闘う気力を養える。

楽を欲してる訳ではない。恰好良さを追い求めてるんだよ。「歳を考えろ」 考えてるよ、だから恰好良さが欲しいんだよ。





人は見てくればかりを云うと軽薄に捉えるけどね、見てくれに拘るから若さが着いてくるんだよ。

若く在りたければスタイルを気にしなさい。「ホンマかよ?」 錆びて重たい自転車は、オレを鍛えてくれているんだよ。「ええとりやねえ」

苦痛に慣れろ、慣れた頃に軽快な自転車に乗ってみろ、その軽快な心地よさを数倍の価値で味わえるよ。身に受ける風は解放感だよ。





しかし、早めに宝くじ当たってくれんと苦痛のまま死なねばならんよ。「そうなるぞ」 馬鹿め、死ねば自転車など要らん。「棺桶やね」 糞っ。





























カメレオンの独り言-1568 『モンベル アルパイン ダウンパーカは、どうだろうかね?』 

2016年02月13日 | 日記







 『Panasonic ウェアラブルカメラ HX-A500-D』 2016年2月13日







いい天気だね、2月の気候じゃないよ、春じゃないか。今日(11日)は、なんかの休みだね。「なんかの休みってなんや?」

ああ、建国記念日だよ。アメリカだったら7月4日が独立記念日なんてのは、記念日にする根拠があるけれど、我が国、日本では、実際の建国日が

明確ではないんだね。建国神話をもとに建国を祝う日として「建国記念の日」が定められた。1966年(昭和41年)に制定されたんだね。





建国記念の日は、終戦後、米軍の意向で、一旦、廃止になって復活したんだね。1874年(明治7年)から「紀元節」と称して祝日とされてたらしい。

初代天皇とされる神武天皇の即位の日が、日本書紀に紀元前660年1月1日 (旧暦)と記録されていて

その即位月日を明治に入り新暦に換算した日付が2月11日なんだね。こちとら、なんでもいいから、祭日、祝日、大歓迎だよ。「子供か?」





昨晩は、アマゾンをうろついてたんだけど、ダウンのところに戻って来て『アスペンパーカ』や『パーマフロスト』のレビューを読んでた。

総じて満足されてるんだけど、最近のモンベルは、昔と違って総体的にダウンの羽根の量を減らしているんだね。

それに代わって防寒機能が向上して温もりを維持して、尚、軽く仕上げられてるらしい。皆さんも実際の着心地に頷かれてんだけど、やはり、





極寒地では、着ていても寒いって、正直な声がある。他社のダウンはモコモコで少し重いけれどもモンベルより遥かに温もりは上だなんて仰ってるよ。























事実、あのふんわりと膨らみ包み込む温もり感がないのは寂しいよ。極端な表現でモンベルのダウンを表すならペラペラだよ。

「なんや気に入らんのか?」 いや。気には入ってるけど、アスペンのほかにダウンも要るって思わせよるね。「不満なんだろう?」  

不満じゃないけど、もう一つ買おうかなって思わせよるね。今度は違うブランドを探そうと思わせよるね。「やっぱり、不満なんだな? 不満と云えっ」





「云わないよ」 今年は、暖かな冬だったからいいけど、来年は、お返しが来て厳しいかも知れんだろ? そんな老婆心が、そう思わせよるんだよ。

妹の婿さんに貰ったエーゲル(フランス)のダウンハーフジャケットも薄手なんだけど、こちらは薄くてもホンワカして着心地がいいし軽いんだね。

モンベルと軽さは変わらない、表も裏も生地の肌触りが良くて高級感があるよ。色が山吹色に近いかね? 好きな色じゃないけど気に入ってるよ。





値段は、アスペンパーカの倍ほどの5万以上はするだろうね。繊維会社だから見本品が余るのかね? 新品だったよ。

今度、モンベルを送って来て欲しいよ。ダークブルーかブラックだね。 パブリカ(赤系)でもいいよ。パーマフロストのXL。 「厚かましいわ」 

なんでかと云うとペラペラがコワイ。もう、ペラペラは要らん。「遠回しに不満だと云ってんだろ?」 モンベルの今のダウンは、





危なっかしくて通販では買えない。「そらみろ、素直に不満だと云えっ」 云わないよ。「モンベルに義理でもあんのか?」 ないよ。












(モンベル)mont-bell アルパイン ダウンパーカ Men's 』 ブラック パブリカ







でも、『(モンベル)mont-bell アルパイン ダウンパーカ Men's 』の評価は、悪くないね。 ¥19.800 手ごろな値段だよ。

この羽根仕切りの縫い目があまり好きじゃないんだけどホンワカ感は味わえそうだね。凄く軽くて厚すぎるってこともなく、程々の膨らみ具合らしい。

「アルペンパーカも、そう評価されてたんじゃないか?」 モンベルに気を遣うんじゃなしに選んだ自分に気を遣うってあるからね。「スカ踏んでか?」





もう、ホッカホカで柔らかくて軽くて温もりが身体一杯包んでくれます、なんてベタ褒めのがないんだね。

まあ、こんなもんでしょうかって、自分に言い聞かせるような評価に受け取れなくもない。「おまえがアスペンパーカを評価するとどうなる?」

う~ん、手にした時のペラペラ感に戸惑う、しかし、暫く着るとホワホワ浮いてきて厚みを増してきてるかなあって思いたい。「思いたい?」





でも、まだかなあと期待感も薄くなってくる。洋服ダンスに仕舞って、半信半疑、出かけるときに取り出して着ると仕舞った時と一緒だね。

「あんた、温(ぬく)いかあ? 薄いなあ」 と奥さんが云うから、いや、厚みが出て来るんだよ。少し厚みが増してるかなあと思いたい。

外は、6度、冷え込んでる。寒くない。風が強い、寒くない。バタバタと服を叩くような強風、寒くない。「温くないのか?」 う~ん、寒くない。





まあ、冷えた強風の中、2~3時間、用事に出て帰って来たけど寒くはなかったよ。「温くはないのか?」 そう、寒くはなかったよ。























思うに、昔、愛用していたデサントのリバシブルダウンジャケットは、下に薄手のセーター一枚でもぬくぬくだったことを思えば

モンベルのアスペンパーカは、寒くない域を超えないダウンだね。「ギリギリか?」 温くならずに寒くならない範囲の微妙なダウンだね。

洋服ダンスに仕舞う時、一杯ぶら下がってる隙間に吊るし易い、「薄いままやな?」 そんなペラペラのダウンパーカです。「最後で決めたなあ」





名の有るブランドのダウンと、名もなき安もんのダウンの違いって、重いか軽いかがメインだね。モンベルのは、兎に角、軽いね。疲れないよ。

そして、寒さを防ぎ、温(ぬ)くならない、平温維持に努めてんかね? ふつう、人情として、寒くて冷えた屋外に出ると温くなって欲しいんじゃないか?

ポカポカし過ぎて不快になってくるってのもあるけど、まずは、温い~ってのを欲すると思うけどね。





雪山登山の経験から得た知識を生かして生産した防寒着なんだろうけど、運動量からくる発熱を加算して羽根を抜いたのかなあ?

街ん中や郊外程度へ出かけるのに然程の運動熱なんて発生しないんじゃないの? 「走ればいいんじゃないか?」 アホか、しんどいやないか。

モンベル着たら走って温もるんかえ? そんなん要らんわ。しかし、モンベル製品は、軽い、生地がいい、発汗作用がいいってのが強いね。














『モンベル アスペンパーカ インディゴ』








オレが、なんで不満だと云わないのは、スタイルがいいと云うか、このアスペンパーカのデザインがオレ好みなんだよ。

オレのは、カラーがインディゴなので、パッと見は青なので、悪く云えば作業着のように見えなくもないんだね。それでも好きなんだから仕方ない。

作業衣ってのは、何故か青系が多いもんね。オレは、チャラチャラしたのは好きじゃないからセーターでも柄物は滅多に着ないんだよ。





昔、なんの映画だったかあ? 刑事役の高倉健が、寒い現場で羽織ってた紺色のジャケットを、いいなあって思って観てたことがある。

なんか、それに似てるように思えるんだね。ちょっと真似しいだね。鏡に映して見ると、着てる奴は、全然、似てないけどね。

息子がね、「おとん、なかなかええな」って云ってくれたしね、寒くなくて生地が良ければ合格の代物だよ。





皆さん、ユニクロのダウンを比較対象に評価されてるけど、やっぱり、製品のレベルが違うってのが総意みたいだね。

他に『ザ・ノース・フェィス』ってブランドのダウンも恰好いいのがあるね。ただ、ここのは高いねえ。

アマゾンで、バーゲン品も売られてるけど2~3点いいのがあるね。3万9千が2万ほどに値下がってるよ。ちょっと重いようだね。












『THE NORTH FACE(ザノースフェイス) SUMMIT SERIES ダウンジャケット900 メンズ 価格: ¥ 38,800 セール品: ¥ 19,800』

























自転車は、不思議といい具合に誰かさんに貰って、乗り換えて来れてるんだけど、一丁、張り込んで良いのを買ってやろうかなあ?

車買うより安いもんね。「そんなんと比較すんな」 国産でなきゃ買う意味ないしね、そうだねえ、3~4万ぐらい張り込もうか。「大きく出たね」

云ってるだけだよ。「云うなっ」 転がりゃいいんだよ、1万でも転ぶよ。「中国製は傷むのが早いぞ」 そうだね。 





また、暇に飽かしてアマゾンを探して歩くか。自転車買ったらダウンは来年だね。ダウン買ったら自転車は、今在る錆びた奴で我慢しよ。「侘しいねえ」































カメレオンの独り言-1567 『映画 ワイルド・アパッチ』 時代に正直な西部劇だよ。

2016年02月11日 | 日記






 『ワイルド・アパッチ』  2016年2月11日






『ワイルド・アパッチ』が公開された1973年は、長く隆盛を誇った西部劇が衰退して製作本数が落ち込んで久しい頃だね、

1965年にイタリア製マカロニ・ウエスタン 『荒野の用心棒』の人気爆発から派生した糞駄作のイタリア西部劇が蔓延(はびこ)って、

本家アメリカ製西部劇を凌駕しちゃったんだね。4~5年は続いたかね? ホンマッの糞駄作だよ。リキ入れてもいいよ。






クリント・イーストウッドの『荒野の用心棒』『夕陽の用心棒』フランコ・ネロの『続・荒野の用心棒』ぐらいかね、まともなのは。

時折、公開されるアメリカ西部劇は、もう、昔の西部劇の情緒も失せて、新感覚とでも云うのかね? 衣装もコートなんか羽織ってスタイルが変わったね。

そうこうするうちにいつの間にか善い者はインディアン、悪者は白人なんて西部劇が出てきたよ。やめろよ、着いていけんじゃないか。













『当時のホンマのインディアン』 こいつ、たしかアパッチ族の酋長ジェロニモだと思うよ








なんでフンドシ野郎が善い者なんだよ、理解に苦しむよ。「おまえなあ、人を見てくれで判断すんな」 聞いたような台詞やのお~。

あほんだらっ、なんで、一世紀前の西部劇の時代に今の解釈を押し付けるんだよっ。過去に今があるか? 歴史をなめるのもええ加減にせいっ。

1966年の『砦の29人』は、当時、最後の抵抗を見せて野蛮人らしいインディアンと闘う騎兵隊を描いてたよ、男だよ~。「そうかあ?」






1967年 『カスター将軍』では、物解りのいいインディアンが相手、1970年 『小さな巨人』では、第7騎兵隊が悪者になってるがなあ~。
























『テレビで観るとなんでもないシーンなんだけど映画館で観ると、僅かな、このシーンなんか格好良くて痺れそうになるんだよ』








しかし、アメリカにも骨のある奴が居た。1973年、バート・ランカスター主演の西部劇 『ワイルド・アパッチ』が公開されたね。

先住民居留地から脱出した残忍なアパッチ族(インディアン)が農家や牧場を襲って残虐の限りを尽くすんだね。

殺せば殺すほどに死人の力が身体に宿るという迷信に囚われて躊躇(ためら)いのない殺戮を働くんだよ。





















大方のインディアンは白人の女性を犯さないんだけど、種族数ある中でアパッチ族はスケベなのかして強姦、輪姦して殺すんだね。コマンチもだったかな?

此れは、実際に起きた事件で、アパッチ族の最後の反逆となった「ウルザナの襲撃」を、当地のアリゾナの平原と山岳地帯をロケ地に描いてる。

1880年代頃には、アメリカ騎兵隊の圧倒的な攻勢にフンドシのインディアンでは歯が立たなくなり
































白人社会に抗するシャイアン、スー、コマンチ族等は、ことごとく戦に敗れて武器を捨てた。時代の波には勝てず居留地に収まって

静かに暮らす道を選んだんだね。賢い選択だよ。しかし、アパッチ族の酋長ウルザナは、これを良しとせずアリゾナの居留地から脱出する。

居留地暮らしで鈍(なま)った精神を再び強固にするためには、「殺して殺して殺しまくる」なんて云って困ったもんだよ。





此の映画は、残念ながら映画館では観てないんだね。TV洋画劇場で観たの。かなり面白い出来の映画だったので、しまったなあって思ったよ。























いつか書いたことがあるんだけど、インディアンの蜂起で農場や牧場っを営む人たちに砦に避難を促し、身の回り品を一頭立ての馬車に載せ、

母と娘を護衛しつつ砦に向かう騎兵隊員、その道中、折り悪くインディアンに遭遇して逃げきれず 

「わたしたちを殺してっ」って哀願する母親と娘を躊躇いながらも射殺、その躊躇いが時間を奪って万事休す、その騎兵隊員も自殺する。





捕まれば残忍な生殺しの拷問を受けて殺されるんだね。その苦痛を回避するために母娘を射殺し自分も自殺したんだね。

この映画が、なんだったか解らないんだね、TV洋画劇場で観たんだけど覚えてないんだね。切羽詰まった描写が印象に残ってる。

で、この『ワイルド・アパッチ』にもよく似たシーンがあるんだけど、こちらは母親と男の子なんだね、一頭立ての馬車では逃げきれない。 





騎馬で随行する隊員に 「お願いっ、殺してっ」って叫ぶ母親を射殺、男の子を我が馬に抱き抱えて乗せ逃げるんだけど落馬、騎兵隊員は自殺する。

男の子は、殺しても強い魂の力を期待できないからウルザナは殺さずに放置する。

この映画だったかなあ?って被さるんだけど、記憶にあるその情景が全然違うしねえ? 「ホンマか?」 だと思うよ。「頼りないね」


































残酷な時代だったんだね。手足を縛って即死しない程度にあぶり焼くんだね、口に犬の尻尾を詰め込み跨ぐらの前で火を起こす。

苦しめば苦しむほど強い魂が自分たちの身に宿るなんて本気で思ってる。こんなのを野蛮人と云わずして何と云うのかね?

もとは土地を奪ったのは白人だなんて、初めて知ったような正義面すんな。世界の歴史を紐解いてみろ。






















何処の国でも、奪い奪われ、殺し殺され、繰り返して、ようよう、賢くなって、なんとか落ち着いてきたところじゃないか。

オレは、オレが生きてる間は、オレの視点でものを見て、オレが感じたことを書いてるから、野蛮人は、やっぱり野蛮人なんだよ。

教科書無ければものが云えんのか? 「ビール呑んで、なにをクダまいてんや?」 主観、主体性について述べてんだよ、ういぃ~。





現代のインディアンを野蛮人とは云わない。オレより社会人だよ。「ソマリア辺りのアフリカ人は?」 野蛮人に近い、云わすなアホッ。























オレはね、この『ワイルド・アッパチ』の最後が印象深いんだね。狡猾に知恵走るウルザナの罠に嵌ったように見せかけるんだね。

バート・ランカスターのスカウトが先導する騎兵討伐隊は、ウルザナ追跡の途中、ウルザナたちに輪姦されておかしくなった白人女性を保護する。

バート・ランカスターは、ウルザナが女性を生かして保護させたのは、追跡隊を二手に分けるための罠だと見抜く。





ふつうアパッチは犯した女性は惨殺して晒しものにする。傷ついた女性を砦に連れ帰るために隊を分けさせて弱体化を謀ってるんだね。

決着をつけるため、敢えて隊を分けさせたバート・ランカスターは、ブルース・デイヴィソン演じる少尉にウルザナ等の監視の目が離れたら

急ぎ引き戻して加勢の態勢に備えるよう打ち合わせて出発する。騎兵隊って、なんで、こんなに格好良く感じるんだろうかねえ。




























『この写真は、撮影時のものだね、ワゴンの向こうに撮影関係者のスニーカーが見えてるよ 沢山の人の前で尤もらしくやれたもんだね』









かくして戦いの火ぶたは切って落とされるんだけど撃ち合いを書いても仕方がないので気になる人は映画を観てください。「なんやねん」

「何処が印象深いねん?」 ああ、前置きが長くなって忘れてた。「忘れるな」 バート・ランカスターは、戦闘で重傷を負うんだね。

騎兵隊員も多くの犠牲者が出たんだけどウルザナらアパッチを殲滅(せんめつ)する。少尉は、担架を用意するよう手配するんだけど



































バート・ランカスターは断るんだね。「もう、いい」 インディアンを追ってスカウトする時代は終わった。熟練の腕を見せる機会は去った。

此処が死に場所と悟って「ここに置いて往け」って少尉に云う。少尉は、せめて日陰でもとテントを張って別れを云う。

隊員から貰った煙草の葉を紙に巻きつつ少尉らが去ってゆくのを見送るんだね。このラストが哀愁を漂わせてよかったね。























長く栄えたハリウッド西部劇の終焉を被せたようなラストだったよ。























バート・ランカスターが66~67歳頃の作品だね。この人は息の長い名優だったね。何をやらせても他を圧倒する個性が強烈だよ。

此の人は、昔、「アパッチ」って映画でインディアン役をやってんだよ。この映画を、オレは観てんだね、道頓堀の東映地下劇場だったよ。

まだ、子供だったから字幕が満足に読めず流れる絵を追いかけて観てた頃だよ。













『映画 アパッチ バート・ランカスター』 1954年アメリカ映画











『映画 アパッチ ジーン・ピータース』 1954年アメリカ映画








「インディアンも恰好いいじゃないか」 なにを云うとんねん、バート・ランカスターじゃないかっ。女性は、ジーン・ピータースだよ。

ホンマのインディアンちゅうのは、冒頭で貼ってあるだろ、あれがインディアンなんだよ。「そのために貼ったんか?」 そう。

事実というのは不快なもんだよ。「死んだインディアンは、善いインディアンなんだよ」 「おまえ、トマホークでどつかれるぞ」














『ワイルド・アパッチ』 バート・ランカスター









この映画は、アパッチ族の野蛮性を惜しげなく描写して大したもんだよ、監督はロバート・アルドリッチだね。「知ってんか?」 知ってるよ。

オレが観たこの人の映画は、バート・ランカスター、ゲリー・クーパーの『ベラクルス』 マイケル・ケィン、高倉健の『燃える戦場』 

砂漠からの脱出を描いた 『飛べ、フェニックス』 『特攻大作戦』 『北国の帝王』 『ふるえて眠れ』なんかだね。





スリラーなんだろと思うんだけど、ベティー・ディビス主演の 『ふるえて眠れ』は観てないんだけど、映画主題歌は、よく聴いたね。

ベティー・ディビスって、何もしなくても怖いオバハンだったよ。この歌の音色と、全然、合ってないよ。

1966年(昭和41年)だったかね? 「ハッシュ、ハッシュスウィート、シャーロット」って、ところが耳に残ってるよ。パティ・ページだね。










Hush, Hush, Sweet Charlotte







『ふるえて眠れ』  HUSH HUSH SWEET CHARLOTTE   Patti Page






Hush hush, sweet Charlotte
よし よし 可愛いシャーロット

Charlotte, don't you cry
シャーロット、泣かないで

Hush hush, sweet Charlotte
よし よし 可愛いシャーロット

He'll love you till he dies
彼は死ぬまであなたを好きになる





Oh, hold him darling
ああ、彼の最愛のひと

Please hold him tight
彼を抱きしめてあげて

And brush the tear from your eye
そして、あなたの涙で振り払えばいいわ

You weep because you had a dream last night
昨夜見た夢は、あなたを泣かせる

You dreamed that he said goodbye
彼があなたに別れを告げる夢ね




He held two roses within his hand
彼の手には二つのバラが花開いてる

Two roses he gave to you
彼があなたに与えた二つのバラ

The red rose tells you of his passion
あなたへの思いは情熱の赤いバラ

The white rose his love so true
白色のバラは彼の真実の愛なのよ





Hush hush, sweet Charlotte
よし よし 可愛いシャーロット

Charlotte, don't you cry
シャーロット、泣かないで

Hush hush, sweet Charlotte
よし よし 可愛いシャーロット

He'll love you till he dies
彼は死ぬまであなたを好きになる





And every night after he shall die
そして、毎晩、最後には彼は死ななければならないの

Yes every night when he's gone
そう、毎晩、彼は逝ってしまうのよ

The wind will sing to you this lullaby
風のように この子守歌を歌って

Sweet Charlotte was loved by John
スウィートシャーロットはジョンに愛されたの





Hush hush, sweet Charlotte
よし よし 可愛いシャーロット

Charlotte, don't you cry
シャーロット、泣かないで

Hush hush, sweet Charlotte
よし よし 可愛いシャーロット

He'll love you till he dies
彼は死ぬまであなたを好きになる







今も昔も、あちらの言葉など解ろうはずもない、なのに感じるんだね、自分に都合のいい物語が湧いてくるんだよ。

そんな優しい歌声とメロディが子供心に響てたね。ラジオから流れる歌声だけ聴いてたから、もっと、美人かと思ってたよ。

「美人じゃないか?」 好みというものがある。


























カメレオンの独り言-1566 『有名人に弱い無名人』 それが、なんでか訳解らん無名人

2016年02月09日 | 日記







  『ブリジッド・バルドー』 2016年2月9日







自分が木の一本の枝に在るならば太陽に向かって伸びたいね。そんな人生を希望するよ。 「現状は?」 解らん。

あんまり、いい環境で育った木じゃないことは解るね。木は運命であり枝もその運命の一本であるからね、選んで出てきた訳じゃない。

今からでも遅くはない、急カーブを切って太陽の上る方に向きを変えてやる。 「日陰に伸びてたな?」 諦めの惰性だよ。





太陽の光を燦々と浴びる方向に伸びて栄える枝を我が手で日陰に向ける奴もいる。ならば、日陰から日向に向けることも可能だよ。

「無理したらポキッて折れるぞ」 歳が歳だからね、有り得るね。しかし、惰性で生きて日陰で枯れるよりはいい。

「それよりも実ができたら鳥や虫に頼んで日向の地に撒いて貰えよ」 ウンコで独立か? 肥し替わりでいいんじゃないの?





鳥や虫たちってのは、介在する他人(ひと)たちなんだね、「そうだよ」 人は独りじゃ広がらないからね。「そうだよ、世は持ちつ持たれつだよ」

新しい運命か、撒けば芽を吹く可能性がなくもないね。「自然界は、そうして潤い育ってきたんだからね」 理に適ってるね、自然の摂理だね。

鳥や虫たちが寄って来てくれなければ 「どうする? なんて考えるな、おまえに可能性があれば、やがては風が吹くんだよ。春の突風だよ」





「風がおまえを日向の地に撒いてくれるよ」 ええねえ~、「恵みの雨も降ってくれるぞ」 ええねえ~、「やがて芽となり花となる」 ええねえ~。























話のネタが浮かんでこないから、ボ~とそんなことを妄想しておったよ。最近、チョコレートをよく食べるな。「疲れてんかなあ?」

ロッテのバッカス、ラミー、明治のアーモンド・チョコ、美味いね。でも、オレは、なんでも食べ続けるってことが、ホンマにないね。

一時、喰ったら、もう、忘れたように食べなくなるよ。途絶えないのがお茶と梅干しと、それと煙草だね、「ええことないやろ」 ええとは云ってないよ。





ホントのところ、煙草を我慢したからって、然程の禁断症状にはならないみたいだよ。「じゃあ、やめろよ」 なんでや? 

「身体に良くないし煙も迷惑だって云ってるだろ?」 馬鹿どもには云わせておけばいいんだよ。「なんで馬鹿や?」 此処だけの話だよ。

今の世の中、身に良くないことなんて溢れてるよ。自己責任でやらせておけばいいんだよ。人口も減って土地も広くなる。「なんちゅうこと云うねん」





アスカって書くのかね? 飛鳥か? 絶叫あげて歌う人だよ、覚醒剤で捕まって出てきたけど療養所で地獄の禁断症状と闘ってるらしいね。

何かで読んだけど凄いらしいよ、幻覚、幻聴に責め苛(さいな)まれて震え怯えてのたうち回る、その苦痛は死んだ方がましらしいね。

清原も、知人を売る売らないで闘って、挙句、同じ苦しみに身を置く日々が待っている。この苦しみは、身体がごっついからって役には立たないよ。





快感を薬で味わい地獄の苦痛と破綻を金で買ったようなもんだね。幸運の上に、尚、楽を貪(むさぼ)ってはいかんのだよ。

「おまえも煙草で泣く日が来るぞ」 来たら死ぬまで吸いまくる。男の意地だよ。「馬鹿やで」 そうして人は流れて消えていくんだよ。

華舞台に立つから偉人のように捉えるけれど降りて転べば普通の人となんら変わらない。華舞台に居る奴は、それを常に知ってるはずなんだけどね。





中には、華舞台の上で舞い上がって錯覚よろしく金の勢いで高慢ちきになる馬鹿も居るんだろうけどね、中身の問題なんだろうね。















『ワイルド・ギース』 1978年イギリス映画 此の映画は、梅田のグランド劇場(今はない)で観たね ラストの野蛮人相手の戦闘が迫力あった










偶像をこれでもかって持ち上げて煌(きら)びやかに囃(はや)し立てるコバンザメ商法が如き芸能情報誌がいかん。

持ち上げて儲け、こき下ろして儲け、挙句は素っ裸にして大通りに放り出して、尚、儲けて、あとは知らぬ顔、ホンマに悪い奴等だよ。

だから、オレは、芸能界ってところは好きになれないんだね。映画でもフィルムに在る役者は大好きだけど、その裏側には、なんの興味も無い。





誰それが好き同士で、誰それが別れて、誰それが不倫で子供ができたなんて、人間も動物も、どこでもやっておるではないか。なにが珍しいねん?

60数億の人間が、あちらでもこちらでもやりまくってるから人口が減らないんだよ。

そんなの追いかけるのは、やたら、他所さんのことが気になる馬鹿どもだけだよ。古びた歌手や女優が、連れ持って温泉巡りする番組観るだろ? 





嘘の成れの果てじゃないか。罰金もんだよ。こんなので騒いで喜んだり悲しんだり勇気を貰って浮気したりする手合いは、なんなんだろうかね?

憧れってのは凄い力を発揮するんだね。逆に偶像視に囲まれて生きる人ってストレス溜まるだろうねえ。屁もこけないよ。

そういう世界が好きで生きる人と、そういう世界に憧れる人々。好きと憧れの要素が混ざりあって創り上げる魔法の世界なんだろうね。





「しかし、おまえも夢を追って、そういう世界に憧れてんじゃないか?」 そういえば似通ってるけどね、オレの場合は、規模が至って小さい。

自己探求の世界だよ。映画で影響されてるところは大いに有るし、歳取ったなあって感慨深げに役者を見たりするけどね、

その人の生活までには意識がいかないよ。市場が広くなればなるほど儲けも大きいのは当たり前のことだしね、それに似合った生活もできる。





力がついて磨きがかかり金に埋もれれば美男美女の寄り来る世界だよ、互いに摘み食いして役得に酔う、これも当然の成り行きだよ。














『アルバレス・ケリー』 1966年アメリカ映画 この映画は、御堂筋の南御堂(北だったかな?)のホールの試写会で観たよ










此の世界で堅物(かたぶつ)押し通す奴は、ホントに鉄板みたいな奴か、それが昂じて全然魅力に欠けるかの二通り、もしくは、

そういう魔法の世界で、尚、芸をして身上を守ることのできる人だろうね。芸力は、人間性が柔らかでないと吸収力を失い伸びがない。

鉄板の堅物に発展性のある奴は少ないね。とてつもなく真っ赤に熱くなったときに伸びるってのがある、最初だけだよ、一発屋だよ。





焼きは何度も入れられない、重ねるとポッキリ折れる。それはそれで使い道があるから芸能界のサラリーマンみたいな人になるね。
























『シャラコ』 1968年製作(72年公開?) イギリスの007ジェームズ・ボンドのショーン・コネリー最初で最後の西部劇。 

フランスのブリジッド・バルドーが共演してたね。此の映画は、南海通りのA&Pスーパー2階の弥生座で観たよ。

記憶に残らない内容の映画だったね、なんにも覚えてないよ。チョロチョロと場面が散らばって残ってるだけだね。






ショーン・コネリーは007からの脱皮に苦労したんだろうね。何をやってもジェームズ・ボンドだからね。

この人は、その苦労も生きて年輪の渋みが救いとなり、禿げてから幅広い役をこなせる芸達者になったね。堂々としておるよ。

禿げて押しの利く恰好良さってのは、向こうの奴の強みだね、なんの恥じらいもなく堂々たるもんだよ。毛の有る奴がたじろぐよ。






自信と主張が生きて歩いてるよ。羨ましいね。オレは、そんなのが欲しいよ。




























カメレオンの独り言-1565 『精気を吸うエロ爺(じじい)なんて云われて喜ぶエロ爺』

2016年02月07日 | 日記







  『ゴッド・ファーザー』  2016年2月7日







昨日の就業間際、近くの駐車場で変態が出たらしく女子高生の通報で警官が沢山来てたね。何事かって思う物々しさだよ。

女子高生らの前で尻を見せたとか云ってたね。以前、オレが叱って放り出した奴は、下半身全部おっぴろげてやがんの。若い奴だったね。

しかし、ふつう、こういうのが出没するのは夏場のもんだろう? 毎年、暑くなってくるとおかしなのが出るんだけど冬場でも出るんだね?





防犯カメラの映像を見せて欲しいって警官が来たので、どうぞって協力したよ。通報を受けた手前、徹底的にやらんといかんのかね?

尻見せた変態男を相手に7~8人の警官、それにパトカーが押し寄せて1時間ほど辺りを調べてる。大仰じゃないの? 

通報した女子高生たちも暮れて冷えてきた駐車場で実況検分に付き合わされて長いんだね。これを短縮しないと、段々、協力者が減るよ。





見たくもないもの見せられて気分害して、その上、寒いところで検分に付き合わされて、犯人捕まらずじゃ散々だよ。

長い時間、録画を調べてるから、こんなので時間取らされて録画部分を持ち帰るのにもいちいち書類を用意してたら、1万件かね? 

捜査も放置したままで、証拠品の杜撰(ずさん)な管理を責めて、どうたらこうたらニュースになってたけど、そらあ、溜まっていく一方だよ。





「はあ、申し訳ありません」って、謝られるから 「お前らが遣ったら解るっ」て、云い返してやれって慰めてあげたよ。笑っておられたよ。














『今日の写真は、特に、駄文となんの関係もありません』








今日も、朝から昨日の警察官が来て、操作を間違ったかして録画が録れてないので、もう一度ってことでお願いに来られた。

そのための防犯カメラだから、どうぞ、どうぞって協力は厭わない。画面にそれらしい迷惑な若い男が写ってるね。二十歳くらいかな?

運が良ければ二の次三の次、他の重犯罪優先で捜査も後回しになるかもね。改心して、もう、馬鹿な真似はやめておけ。





















「★★ちゃ~ん」 昼過ぎ、某私立大学付属の高3の女の子が自転車押して来て笑ってる。おう、何処かへ行くのか? 「行って来てん」

自転車立てかけて事務所に入って来ると、お洒落してヒールの靴履いてスマホを持ってカウンターを背にもたれて、なんやらかんやら話してる。

さ〇、おまえ、引っ越し、あと一か月やね? 「うん、★★ちゃんもやろ?」 そうだね、予定通りことが進めばね、長かったねえ。「うん」





しかし、オレは、いつも思うんだけど何も解らない子が、毎日学校で習ってたら一人前の人間に成長するっていう行程が不思議だね。

幼稚園児でチョロチョロしてた子が、もう、オレなんか遥かに超えて賢くなってるなんて魔法だね。「せやなあ」

おまえは、苦痛味合わずにトントン拍子だろ? 「苦しんでるわあ」 ホンマかよ? おまえ、苦しんでたかあ? 「ちょっとかなあ~」





親に感謝しろよ。「お母さん、アホやで、体育会系やから」って、自分で云って笑ってる。なのに、おまえより遥かにしっかりしたはるやろ? 

「せやねん」 学校と同じだよ、実践の毎日で身に着く知識、知恵、経験値ってのも馬鹿にならないよ。生きていく力だね。

「せやけど、★★ちゃんは変わらんなあ」 それを云うタイミングが悪いんじゃないの? オレはアホのままかよ? 















『馬上の二人』 ジェームズ・スチュワート リチャード・ウィンドマーク










壁にかかったカレンダー見て 「★★ちゃん、〇月〇〇日が誕生日やな?」 そうだよ。ア〇〇が、日付の下に「誕生日オメデト~」って書いてるよ。

「〇〇歳やったか?」 そうだよ。「おかしいわ、〇〇歳のはずや」 いいではないか。深く詮索すんな。

カレンダーめくって裏側から透かしてる。「やっぱりや、修正液で消して書き換えてるやん」 鋭いね、おまえは女刑事か?





「★★ちゃんがいつまでも若いのは、子供やわたしたちが寄って来るから、そのおかげやでえ」 そうかなあ? 

「★★ちゃんはあ~わたしの精気を吸ってるねんでえ~」 なんか、やらしいねえ。オレは、エロ爺かよ? もうちょい、表現方法があるだろ?

まあ、しかし、若い子たちが寄って来て明るく笑いが絶えないのは、知らず知らずの若返りの効用かも知れないね。アホやからって云われるよりマシだよ。















『バッファロー大隊』 









「★★ちゃん、〇〇トンって知ってるか? 聞いたようなあだ名だね、ああ、〇〇〇君じゃないか? 「せや、その人に会ったら、何処のサークルか

聞いて欲しいねん」 「さ〇の電番教えてあげて」 ああ、いいよ。 「わたしのはなあ」って、オレの脚押して、また、こいつ擦り寄ってきよるなあ。

机のメモ用紙に電番書いてる。 お前の電番入ってたかな? トロトロ携帯弄ったら、素早く取り上げて 「わたしが見たる」 





「入ってる、あっ、〇〇(妹)も入ってる」 自分で入れよるんだよ。こいつ、脚に擦り寄って、おまけに片脚、膝の上に置いておるよ。

男女の間というものを説教せぬままにお別れだね。愛くるしい顔して笑ってるよ。よしんばだね、吸われるおまえも悪いよ。

じゃあ、向こうへ行ったらお前に電話してやるよ、死んだよって。「そんなん要らんわあ」 大笑いだよ。 「★★ちゃん、なかなか死なへんわ」 





オレもね、ホントは人並みに呑気に死んでられないの。遣らねばならぬことが多過ぎる。死にたくても死ねないかも知れないよ。

おまえね、背をもたげて胸反らして上から見下ろしてニッチャラニッチャラ笑みを零して特有の瞳してるね。それは、妖しい目つきだよ。

そんなのは彼氏にしてやれよ。「せやっ、★★ちゃん、あの子も同じとこに住んでるねん」 ほおう、この縁はホンマもんやなあ。





「学校は違うねん、私の方が上(レベル)やねん」 自慢してるよ。胸を尚反らして 「お父さんの会社継ぐねん」 そうか、女社長やな。「うん」














『騎兵隊』








幼子(おさなご)たちが成長して大人になっていく過程を見守ってると、人となりが創られていく行程を感じ取れるところがあるみたいだね。

それぞれの人生の往く姿が浮かんでくるようだよ。誰も彼もが幸せに生きて往ければばいいね。そう願う。

苦労が人を創るって云うけれど苦労なんてせぬほうがいい。幸せを貪(むさぼ)らなければ返しを喰らわずに済む。欲は向上の原動力、はたまた破壊も同じくだね。





ほどほどに喜び、幸せの余りを人に回せば、尚、行く末守られて安泰の人生となるよ。情けは他人(ひと)の為ならず、回り回って己が為ってね。
































カメレオンの独り言-1564 『昔、心斎橋北筋の駸々堂で見たヴァージニア・メイヨ』

2016年02月05日 | 日記







 『ダーティーハリー』 2016年2月5日







最近、映画を観ないし映画紹介も遠のいてるね。「ツタヤも云わんな」 観てない映画も無いことはないんだけど観ようって気にならない。

気分が重いね、物は考えようで、思うようにならないってことは、時期尚早を形を変えて教えられているのかも知れない。

そう取り直してんだけど、オレの歳も考えろよ、これ以上、待ってたら寿命で死ぬではないか。「あの世で独りになれるのとちゃうか?」





そんなおちょくったことしやがったらあの世で暴れまくったるわ。「誰を相手にや?」 弱そうな鬼の野郎だよ。

「強そうな鬼だったら?」 擦り手揉み手で愛想笑いだよ。なんでも相手を見てやらんと後悔先に立たずだよ。「計算高い奴やね」

ここは、我慢のしどころかも知れん、我慢ってのは、できる我慢は我慢じゃない、できぬ我慢が我慢だというからね。





下調べを続けよう、奥さんがここなら替わりたいって思う物件が見つかるかも知れない。そんなのを探しだしてやる。















『クリント・ウオーカーとヴァージニア・メイヨ』










清原和博が覚醒剤使用で逮捕されたって騒いでるね。この人は西武で無冠の帝王を貫いて終わるべきだったとオレは思うよ。

巨人に移籍してから人が変わっように感じたよ。詳しくは知らないけど、新聞配達のおじさんに云わせれば「桑田に負けたくない」ってのが

根にあって、そこから抜け出せないものを引きずってたらしい。巨人への憧れが強かったんだね。





有名人は知名度で稼げるけれど、道を外すと其の知名度で隈なく広がり知れて隠しようもない。

「キャンプ中にまるでそっちの筋の人のようなド派手なスーツで球場入りし、横柄な態度で取材していたのも仕事がなくなった一因・・・」

なんて書かれてるけど、黒テカリな顔にサングラス、意識しての身なりなんだろうね? この人は、巨人時代に何かが狂ったね。





大阪岸和田の気性も影響してんかなあ? あれこれ他人は云うけれど人の思いの内までは解らんものがあるからね、やめておこう。















『ヴァージニア・メイヨ』










今、『アディダスの中綿ウォーマーロングパンツ』ってのを愛用してるけど、冬場は、これほど気楽な防寒パンツはないね。

オレは、昔からアディダスの3本白ラインが好きでトレーニングパンツはこればっかし。ブラックかブルー系だね。

寒さがきつければ重ね履きも出来るし、これ一丁でも、パソコンしつつ横手の窓を開け放っていても脚が冷えるってことがない。














『adidas ウォーマーロングパンツ(中綿) メンズ  ブラックとシャドウ』









他のジャージーを履いてると震えるほどに冷えるんだけど、これを履くと寒さを忘れるよ。そこで、もう一本着替え用に買い足そうと思ってる。

今のは、ダークブルーに白の3本ラインだから、今度は黒だね、『adidas ウォーマーロングパンツ(中綿)』¥9.720。

「もう、ほとんどバーゲン終わったろ?」 ああ、そう、じゃあ、来年だね。 「書くことないのか?」 そうなの。
 




今ね、ホンマに思い悩んでるんだよ。考え込んでたらね、時折、身体が少し痙攣するように息を吸い込んで2段式のため息を吐いてるね。

ネガティブにはならない、ポディシブにもならない、中間を維持して真剣に考えているんだよ。でも、答えが見つからない。

だからと云って覚醒剤など吸って救われたいなんて思わないよ。こんなのに手を出す人ってのは、耐えられぬ苦しみ、悲しみ、寂しさの上に、





まだ、気取りが捨てられないんじゃないかね? 「恰好つけてるのか?」 なんか、そんな感じがするんだね。それが弱さに拍車をかけるのかもね?















『ヴァージニア・メイヨ』










昔、大阪心斎橋筋の長堀川(長堀通)に架かる心斎橋を北(ドブ池方面)へ渡ると駸々堂(しんしんどう)って本屋さんがあった。

少し大きなお店で間口が広く入口辺りでいつも立ち読みの人で一杯だったね。

兄貴とオレも、そんな人たちと混ざって映画の本を見てたことがある。今、思うに「スクリーン」か「映画の友」の映画雑誌だったね。





当時は西部劇花盛りでページをめくってもめくっても西部劇映画が紹介されてたね。その中で、クリント・ウオーカーの西部劇の写真があって

大きなクリント・ウオーカーにしなだれかかる女優を見てた兄貴が 「この女性(ひと)綺麗やなあ」って云ったのを、よく覚えてるよ。

当時、テレビで「シャイアン」と「ブロンコ」って、1時間ものTV西部劇を週ごと交互に抱き合わせで放映してたんだね。





クリント・ウオーカーは「シャイアン」の主役なの。真面目なタイプの大男だったね。それが映画の主役で出てんだね、題名は忘れたなあ?

兄貴が思わず口に出して褒めた女優は、ヴァージニア・メイヨだったよ。うん、たしかに綺麗だねって、オレも思ったけど黙ってた。

それから、外国の女優の名は、このヴァージニア・メイヨ一点張りだったね。当時は、女優なんて興味ないから覚えないんだね。





オレが映画の写真で追いかけてたのは、騎兵隊ばっかりだったよ。格好いいのは、騎兵隊一点張りだったね。















『クリント・ウオーカーとヴァージニア・メイヨ』 この写真だったと思うよ 不確かだけど 「お前の記憶だからねえ~」











「なんでコロコロ話が転んで変わるねん?」 話のネタが浮いてこないから引っかかったもので埋めてるんだよ。しんどいぞ~。

気分的に乗らないんだよ、なんか意気消沈してんだね。今度は、勢い乗るまで時間がかかりそうだよ。

昔のオレだったら、もう、やめたって、投げ出してるかも知れん。でも、今はね、オレだけで遊んでる訳じゃないから、そうもいかん。





誰かさんが見てくださってるからね、裏切れないんだよ。書き続けねばならん。其の責任の種を撒いたのはオレだからね。

字数は、いったかね? 「まあ、頃合いまでは来てるね」 ああ、そう、じゃあ、今日は、このくらいで堪忍して貰おうか。

ついでに「ブロンコ」の写真も貼っておこう。















『ブロンコ』 タイ・ハーディン 日本では1961年春から放送されたね (アメリカでは1958~1962)モノクロ














『シャイアン』 クリント・ウオーカー 日本では1960年春から(1955~1962)モノクロ































カメレオンの独り言-1563 『口から出まかせで今日を凌(しの)ぐ』 いつもやろ?

2016年02月03日 | 日記







 2016年2月3日







人は、光輝くものに気を取られ易いんじゃないの? 目の先でピカッって何かが光ると大方の人はその方を見るね。

それからするとね、オレは、この駄文の中に光るものを書き入れたいって思いが強い。それもさりげなくね。

3000~4000字の駄文の中にだね、命一つを入れ込むとね、あら、不思議、すべてが活きて輝く魔法になるみたい。





オレの感性では、少しだけ叶ってる部分も無くはないけど、まだまだ遥かに遠い道だね。

このところ、我がごとを書いてる駄文に目を通して貰う数がかなりの量に上(のぼ)ってる。実に嬉しいことだね。

何処の馬の骨か解らんおっさんの駄文で時間を過ごす人がおられる、実に有り難いことだと思うんだね。話を聞いて貰えるんだよ。





腹ん中に溜め込んで生きていた頃からしたらオレの独り意識も変わったもんだよ。思ったことや感じたことを話せる相手が居るよ。

何処のどなたやお顔は知らぬけど、いつも、オレの周りには多くの人が取り巻いてることになる。

裏手の山の野を駆けてた一匹狼は、今じゃ、みんなが目にする大通りを駆けてることになる。あまり好みの絵じゃないけどね。























変わらぬ物事を変えるのはね、自分でしかないね。変えたければ曝(さら)け出す勇気かね?

つまり、大通りへの道は解っていても勇気で其処を通らねば変わらないってことだろうね。「で、どうなった?」 それだけさ。

「変わらぬことを変えたんだろ?」 そういうことだろうね。「で、どうなった?」 人と人の間の責任の幅を知ったよ。





人と交われば責任が生じる。互いに、それがあるから足元に在る線を心得る。線を越せば責任に重さが加わる。裏切らぬことだよ。

だから、真実で生きていかねばならんのだよ。作れば作り続けねばならん、長くなれば辻褄(つじつま)が合わなくなってくる。

辻褄が合わぬところまで作ってはいかんのだよ、だから、誰にも見えぬ処の自分に責任を持つということになる。





昔から一匹狼と自認するオレだったのに、この駄文を書きだしてから、だんだん、ワン公に変わってきたよ。「そう云えばそうだね」























私用が忙しくなって駄文のネタの浮きが悪いよ。「いつもだろ?」 そういえばそうだね、更に悪いと云うべきか? 「そう」

ことは上手く運ばないものと捉えていれば腹も立たないんだろうけど、あの婆には腹が立つ。

引っ越しは、暖かくなってからでいいっ、バタバタ慌てても、お金、一切出さへんなんて云いだすんだよ。何様のつもりなのかね?





昨晩、少し書きだしたけど気分が萎えて先に進まないからやめたんだよ。ホンマに独りになりたいっ。

もう、誰彼に気を使って疲れる人生は願い下げだよ。自分だけに集中して生きたい。もう一度、本格的な一匹狼に戻ろうかと思ってる。

「世間が狭くなるぞ」 カメラ持って出かけるよ。「そんなんじゃない、人の中でこそ気づくことが多いもんだよ」





「お前の駄文は人間に関する意見が軸だろうが?」 遠くでも見えるよ、近くないところから傍観して感じ取れることもあるよ。

だから大局的な見地でものごとを捉えることができるんだろうが? 斜めはすかいからでも見えるよ。 「根性がひねくれとるね」

まあ、燃え上がる怒りに氷水ぶっかけてだね、ブッルルルルと震えれば冷めるけどね。「風邪ひくだろうが」 そうそう引くもんじゃないよ。





で、なきゃ、八甲田山の兵隊さんなんか死ぬまでに全員風邪ひいたはずだろ? 冬山登山で迷って身が固まった奴らなんかも風邪ひくはずだよ。

でも、そんな話は聞かないよ。「そういえばそうだね」 ここで思い当たるのはだね、人間は、気だよ、緊張して気を張り詰めれば風邪などひかん。

すぐに風邪ひく奴は、虚弱体質か、もしくは、気合が足らんのだっ、根性入れたるっ、ボコッ。これだよ。「なんの話やねんな?」














『突撃』 1958年度作品 アメリカ映画 監督スタンリー・キューブリック 主演カーク・ダグラス










まあ、そんなのは、我が大日本帝国陸軍の精神論だね。脅迫で強さを維持した軍隊は、組織が瓦解しだすと極端に弱くなるのが致命傷だね。 

「なんでや?」 恐い奴が居なくなるんだよ。強いられた緊張が途端に緩和して軟弱になるんだよ。解放の時だよ、自由に酔うんだよ。

だから、自発的に立つ奴でなくてはいかんという考えがあるの。人に指示されて動くようでは自分が無いに等しいんだろうね。





オレなんか「行けっ」って云われても動かないよ。動くべきじゃないと思ったら梃子(てこ)でも動かん、これだよ。自分の意思で決める。

「反抗罪で将校にピストルで射殺されるタイプだね」 糞っ、そいつを睨みつけて行くしかないね。

映画だったら飛び来る弾は人を選びよるけど、実際は、男気見せて将校がたじろぐほどに睨みつけて壕を出た瞬間に頭に穴空いて死ぬんだろうね。





化けて出たるわっ。「男の幽霊は怖くない」 映画だったら生前の厳しい顔で死んでるけど、幽霊なって自分を見たら、アホみたいな顔で死んでるわ。

将校に腹立てるより自分の無様な顔に腹が立つわ。蹴り入れたろかっ。「幽霊に足はない」 恥かきに出てきたようなもんだよ。

「これは、いったい何の話やねん?」 知らん。最近の地下鉄と一緒だよ。「どういうことや?」 地下鉄なのにモノレールみたいに高架を走ってる。





「なんやねん? おまえ、口から出まかせで喋ってるやろ?」 なんか、落ち着かない今日此の頃、そんな日もあるわいな。
































カメレオンの独り言