カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1150 『映画 ゼロ・グラビティ(無重力)』

2014年05月31日 | 日記







 無重力空間 5月31日







ツタヤで先週借りた5枚の内、残りの『ゼロ・グラビティ』は、楽しみに置いていたの。宇宙飛行士が、宇宙に投げ出されて彷徨う物語だね。

宇宙からすりゃあ人間なんて塵どころかウイルスぐらいなんかねえ? 生きても死んでも解らん存在だね。

予告編では、面白そうに感じたんだけど観んことには解らんね。明日は休みだし、今日は、此れを観てのんびりしようかな。










『ゼロ・グラビティ』






いつも時間に追われてカラスの行水に近いんだけど、ああ~、気持ちいい、今日は、ゆっくり風呂に浸かったよ。ふやけちゃった。休み前の贅沢だね。

夕食を頂いてから『ゼロ・グラビティ』を観たよ。凄い映画だね。緊張の連続のまま最後まで突っ走って終わったって感じだね。

人類の領域を超えても人災は着いてまわるんだね。無の空間に漂うアメリカの宇宙船の故障機器を船外に浮遊しつつ修理する飛行士たち。





青い地球が目の当たりに浮いている。とんでもないとこだね。ナサからロシアが衛星を破壊したと連絡が入る。破壊された衛星の破片が飛び来るんだね。

起動はズレているので緊急ではないが、修理を切り上げて船内に戻るよう指示がある。サンドラ・ブロックは、あと、もう少しと修理を続ける。

再度、ナサから、緊急避難の連絡。破片群が、他の衛星を破壊して、その破片が、軌道上に乗ったという。此れからが大変の凄いの雨あられ。「なんやねん?」














同じく船外のジョージ・クルーニーがサンドラ・ブロックに「急げっ避難しろっ」 暗黒の向こうに破片の煌(きら)めき、そのスピードたるや瞬きもんだね。

空間移動は、スイスイといかん。とろとろしてるうちに衛星の破片が辺りを擦過しだすんだね。バラバラの部品や機体の破片などが、隕石みたいに飛んでくる。

サンドラ・ブロックが、命綱を固定していたロボットアームがへし折られる。折れたアームが回転して彼女を振り回す。「命綱を外せっ」 クルーニーが叫ぶ。















船体から外れたら止ることなく飛んでいく。アームは船体から外れて破片群と同じく走り出す。アタフタ命綱を切り離したら、今度はサンドラも飛ぶ。

少しの勢いで止らず飛ぶから燃料は安くつく。「アホか、ブレーキ代わりの逆噴射装置が無ければ永遠に飛んで行くんだぞ」 

なんじゃらかんじゃら飛んで来るものが、船体に直撃してボロボロにする。初っ端から、もう、あかんわあって感じ。ハチャメチャなの。















オレは、宇宙もんは、あまり好きではないんだけど、予告編に釣られて期待して観た。今度の予告編は、嘘をついてないわ。

オレと同じく、宇宙もんに興味のない人も一見に値するよ。宇宙のジェット・コースターだよ。終わりまで、出来不出来の文句云ってる暇がないよ。

しかし、開拓者の勇気には脱帽するね。宇宙も怖いけど、こいつらもコワイよ。






いずれは、猫も杓子も、飛行機乗るよな気分でゾロゾロと行き交う時代が来るんだろうね。人の行くところ、必ず、ゴミが着いてまわる。

いろんなゴミが周り出すんだろうね。そして事故が起きたら死体も永遠に地球の周りのあちこちを飛び続けることになるんだろうね。

お化けも宇宙空間に広がって賑やかなことになるんだろうなあ。そうして夢は現実に壊されていく。夢を追って現実は、何処まで往くんだろうかねえ?






其の頃には、宇宙のタコも正体現してんだろうね。「タコじゃないっ俺はイカだ」なんてね。オレは、こんなのに、なんの興味も湧かんわ。























カメレオンの独り言-1149 『お茶でもいかが?』

2014年05月30日 | 日記







 5月30日







熱い煎茶を呑むと心が落ち着くんだね。ほおお~っとする。湯飲みを口元に持って行くと茶の香りを鼻孔に溜めつつ頂ける。

でも、最近、お茶はお茶でも安もんなんかして香りを愉しんだことがない。哀しいね。

口に含めばお茶ではある。なんかまずいよって云ったら、暫くは、茶の香りを愉しめるけど、暫くすると、また、香りが消えている。





しつこく文句を云うのが面倒臭いから、お茶のようなお茶を呑んでいる。此れがお茶だと思って呑めば、それなりにでも美味いと思えなくもない。

無ければ無いで構わない。いつか、毎日、美味しいお茶を呑めるようになろうって思うんだね。不満が愉しみに変わるよ。

「今でも、お茶ぐらい美味いの買えるだろ?」 買えるよ。「じゃあ、貧乏臭い悟りごとを云ってないで買ってこいよ」 素人だねえ。





「素人? どう素人なんだよ?」 お茶如きだけの話じゃないよ。定着のゆとりの話だよ。常に其れが当然のようにある境遇だよ。

大きなことが出来なくても、此れだけはと思うものは、常に備える拘りだよ。そのためにって京都へでも出かけて買い揃えるゆとりの話だよ。

今日は勢いつけて買いに行くってのは、今でも出来る。で、今度は、めんどいから近くのスーパーじゃ駄目なんだよ。





味を愉しむ時間のために、多くの時間を費やしてでも、ここぞと決めた処へ買いに出る。一つの生活のパターンだね。そうなりたいって云ってるの。

「そんなの、みんな、そうしてんじゃないの?」 してれば結構だよ。オレもそうなりたいって云ってるの。これは、オレの話しだよ。人は人だよ。

オモロイのは、なんで、いちいち人と比べるの? 自分の問題は自分だろ? 見知らぬおっさん交えて考えるかあ? あんた誰え?ってなるがな。





「おまえの歳で、未だに、そんなこと云ってるようじゃ駄目だね」 ああ、そう。駄目なら諦めればいいんだよ。香りの無いお茶で我慢しよう。

















いつも、似たようなこと云ってるけど、オレはね、いつも、物語の中に自分を置いてるの。そういう役柄なら、其れらしく芸を極めて生きるまでだよ。

でも、美味いお茶を呑みたいねえ。うちのお茶は、最初から出涸らしみたいだよ。「どんなお茶やねん?」 笑ってしまうよ。

食は拘りだからね、拘りもたないと味は崩れゆくばかりだよ。此処だけは妥協しないってのが要るね。「そういうおまえは、妥協してるじゃないか」





美味いものは美味い、不味いものは不味い。境界線では首を傾げる、不味い領域に入れば妥協で救うしかないよ。

喰えたり呑めたりできるだけ、ましっていう価値が残ってるよ。お茶、熱くしてね。ふう、ふう、吹いて呑めば、誤魔化せる。

熱いのをって、云わなければ、温(ぬる)いのが出てくる。なんやねん、これえ? 昔の虫下しの薬かよお? 不味さが際立つよ。





「100グラム、なんぼのお茶やねん?」 奥さんの価値観に委ねてるから知らん。ケチっておるんだろうねえ。

親父もおふくろもお茶が好きだったから、昔、呑んでたお茶は美味かったねえ。土瓶の口から上がる湯気が茶の香りに包まれていたよ。

オレは、今はこれだから仕方ないって割り切るから、なんでも、すぐに諦めるところがあるよ。諦めると、其れは、お白湯(さゆ)じゃないね、お茶だよ。

















スペインの映画なんて観た覚えがない。5枚1000円の数合わせで借りた『悪人に平穏なし』って映画なんだけど、スペイン映画だったよ。

役者も初めて目にする人たちばかりで、うわあ、こらあ失敗したなあって思っちゃった。

どうでもいいやって、放った積もりで観てたら悪徳刑事が、やおら、酒場で男女三人を撃ち殺す。殺す動機が解らない。汚い風体の刑事。










『悪人に平穏なし』 スペイン映画






証拠隠滅を図る刑事は、防犯カメラの映像に現場から逃げ出す目撃者の姿を見つける。目撃者の若者はバイクで逃げる。

顔を見られたから、刑事は、その男を執拗に探すんだね。捜査を進めるうちに、自分が殺した男女は麻薬売買に絡んでおり、テロにも関わっていることを知る。

意味なく撃ち殺した相手が悪者だったなんて都合が良すぎだよ。逃げた若者は、テロを企てるメンバーの一人なんだね。





麻薬がテロ組織の資金源となっている上に、大規模なテロ計画が始動していることを知った刑事は、忘れていた刑事としての職務と正義感を甦らせる。

ああ、こらあ、最後は死ぬねって思って観てたら、独りでテロメンバーを皆殺し。でも、自分もナイフで脇腹何度も刺されて死んじゃったよ。

悪徳刑事が、街の害毒をお掃除して、衝動で人を殺す危険な自分もついでに片付けたというお話しでした。アクションは、ハリウッドなみだね。






映画も、傑作(美味しい)の領域と駄作(不味い)の領域がある。その境界線辺りの作品かね? 観れないことはない映画だったよ。お茶の味はしてるね。





























カメレオンの独り言-1148 『疲れて意気阻喪(そうそう)』

2014年05月29日 | 日記







 5月29日







今日は暑かったね。外を歩くと汗ばむ陽気だよ。今年の春は、雨が少なくて春らしい春で、これなら秋と変わらず好きになるね。

長ったらしい残業を終えて一日は終わった。日々変わらぬことを繰り返して月日は経っていく。

ふふふふ、もういいかなあ。疲れてくると、働き終える一日の繰り返しも、そろそろ、おさらばするかなんて、妙に真剣に考えてしまうね。





文句を云わない魚を相手に遊ぶ一日を繰り返そうか。「まだまだ早いわあ」って、皆が云う。それは、見た目の話だろ? 中身は爺だよ。

漠然とした夢を追うと云うか、引きずられて来たと云うか、目標が有って無いような道を歩いて来た。

あと、もう少し、もう少しって自分を騙して引っ張ってきたんだろうね。解っているのに、敢えて騙されて来たって感じかね。





自分の生きるテリトリーの活性化を図ってたんだろうと思うよ。誰も好まぬ沼地ばかりの湿地帯、取り得は樹木が生い茂って枯れることがない。

不快のマイナスも取りようによっては、プラスに転じることもある。そんな思いが馬力になってたみたいだね。

でも、もう、騙して引っ張って歩くばかりの生きざまも、そろそろかなって思ったりするんだね。疲れるとマイナス思考になるよ。おんどりゃあっ。

















マイナス思考から、なにかプラスに転じる発想が浮かばんかいなあ? そういうことで、今日は、これで失礼します。疲れたよ





















カメレオンの独り言-1147 『映画 スクワッド こけたついでに、そのまま寝る』

2014年05月28日 | 日記







 『スクワッド』 5月28日







少し気温が落ちたのかして涼しく感じる一日だったね。「はっ」って気がついたら、マウス掴んだまま1時間寝てたよ。

仕事終えて帰って来たら風呂入って夕食済ませてパソコンの前に着く。此の後が、なんともかんとも云えん眠気に襲われるね。どうしようもない。
 
座った姿勢で固まってんだろうかね? 垂れ落ちてるときもあるけど、そのままの姿勢の時もある。なんにも解らないよ。





表現法が貧乏だから、上手くは云えんけど吸い込まれるんだね。漏斗(じょうご)に顔面から吸い込まれて真っ暗だよ。「もっと他に言い表し方があるだろ?」 ない。

なんだったかなあ? 「スクワッド」だったと思う。此の前、紹介した「フルメタル・ジャケット」で鬼教官を演じてた人が主役のベトナム戦の映画。

此の人は、実際の米軍の鬼軍曹で歴戦の勇士なんだね。俳優の兵隊指導で撮影所に来たんだけど、あまりのリアルさに、そのまま役者になって出演したらしい。









『スクワッド』





そいで、「スクワッド」も撮ろうってことになって俳優になったんだね。まあ、そんなのは、どうでもいいんだけど、この映画でベトコンがいつ攻め込んで来るやも

しれない深夜の防御線、「油断するな、寝るな」の臨戦態勢で、オレみたいに漏斗に顔面から吸い込まれて眠った兵士が、ベトコンに寝首をかかれる。

例の軍曹が、切り落とされた首二つをぶら下げて「油断したり寝たりしたら、こうなるっ」って、他の兵士に見せしめるんだね。目が覚めるだろうね。









『ロナルド・リー・アーメイ』







『ウインザス・ハウザー』





生きるか死ぬかの場所でも抗し難い睡魔、寝てもいいよ的なところだったら寝るわなあ。「なんやねん、長ったらしく散歩して、それが云いたかったんか?」 

まあ、そうだね。しかし、起きても寝てるようなもんだね。なんにも浮かんで来ないよ。

この映画 『スクワッド』だけでいいのに、『スクワッド・地獄の軍団』なんて、サブタイトル付けて、自らB級映画ですって云ってるようなもんだよ。





1989年度作品だったと思う。テレビの洋画劇場で観たよ。敵のベトコンは3万人、相迎えるはアメリカ海兵隊300名なんて無茶な設定やね。

撃って撃って撃ちまくる映画だったね。ベトコンと云うより、ベトナム正規軍が主だったような気がするよ。

米軍が陣取る丘に駆け上がって攻めて来るのを、M16アサルトライフル連射してなぎ倒すんだけど餌に群がる蟻だね。切がない。














歴戦の猛者のウインザス・ハウザーなんだけど、激戦中に子供を庇ってチンポコ撃たれて「イッタアアッ」って、当るところが斬新やねえ。「なにが斬新やねん?」

「殺してくれっ」って軍曹に頼むんだね。チンポコ失くして国へ帰っても仕方ない。軍曹は、拳銃を取り出し、不憫ながらに引き金を引く。

ハッチャカメッチャカの戦争映画なんだけど、何故か、此処だけ妙にリアルなんだね。「雨あられと飛び来る弾の中、場所を選ばないよ」 まあ、そうだけどね。



























自分の銃の弾丸が切れると、撃たれて転がる味方の銃を拾っては、撃ち尽くし、撃ち尽くし応戦するんだね。観た当時は、興奮してたね。  













また、映画にこけちゃったね。躓(つまづ)く程度にしておこうと思ったのにこけてしまったよ。ついでに、このまま寝ヨ。「ズボラなおっさんやで」




















カメレオンの独り言-1146 『家路』

2014年05月27日 | 日記







 『ブラインド・マン』 5月27日








新作1本を含む5枚で1000円の数合わせで借りた 『ブラインド・マン その調律は暗殺の調べ』って映画を観た。

フランス映画の刑事ものだね。此の手のフランス映画の雰囲気は好きなの。ドタバタしないのにテンポよく展開するんだね。

盲目の殺人者ってのに無理があるし、内容も雑な感じを受けるんだけど、主役の刑事、女刑事、殺人者をそれぞれ演じてる役者がいいね。















妻を交通事故で失ってから自暴自棄的な生活を送る中年の刑事、その刑事を恋い慕う女刑事の絡みが、あっさりしてるのに大人のムードだよ。

「なんやねん、どんなんやねん?」 だから、分別ある大人のムードだよ。女刑事の想いは熱烈なんだよ。でも、押さえ込んでるの。

相手は、優秀なんだけど冴えない風体の中年刑事なんだよ。盲目のピアノ調律師を事情聴取してると女刑事が入って来て、中年刑事に情報を伝える。





彼女が出て行くと「彼女は君に恋してるね」って盲目の男が云う。中年刑事は聞き流すんだけど「あの香水は、君へのためだよ」 

視覚を失うと、感性が研ぎ澄まされて漂う雰囲気で、見えぬものが見えるものらしい。

バラバラ殺人、爆破殺人、撲殺、と事件が連続するなか、中年刑事は長年の刑事の勘で犯人は盲目の調律師と絞って捜査に奔走する。















漂う大人の雰囲気のわりに筋立てが、雑で子供っぽいんだね。犯人捜して捕まえるのが仕事、仕事以外の時間で救われた映画だね。











「最近、映画ばかりじゃないか?」 そうだね、あまり偏るのは好きじゃないんだけど、今ね、ネタが湧いてこないんだよ。

休んでるって、とってもらってもいいよ。ネタが無いから休むってのは、気に入らんから続けてる。

気泡がネタとするとだね、底をいじって石などを引っくり返せば気泡が噴き上がる。見渡せば、オレの底の石は引っくり返したヤツばかりだよ。





そこで思うにだね、水が綺麗だと気泡は立ちにくいんではないか? ガスが無いんだよ。ドス汚れた水は、底の石をひっくり返さなくても泥から泡を噴く。

メタンガスかね? ガスの養分に満ちているんだよ。ものを書くってのは、その養分が欠かせない。

オレの水は、意外と綺麗な清流なのかなあ? 「何処が清流やっ、ドブ川じゃっ」 ああ、そう。じゃあ、ガスの気泡が、途切れなく噴き上がらねばおかしい。





「そこらの放り込まれた自転車や靴やゴミを引っくり返せ」 汚い川だね。ガボッ、ゴボッ、バコッ、おっ、ボコボコと気泡が噴き出したよ。「そら見ろっ」

「おまえは、そういう努力を怠っておるんだよ」 ネタが、ガボ、ガボ上昇して水面で弾けて消えていくよ。「消したらあかんやろっ」

くだらん泡もあるわいな。「ネタにならんのか?」 お話ししようかいなと、思えるものがないんだよ。





大きな壁だね。ゾンビみたいにワジャワジャ上がれたらねえ。「仲間がおらんがな」 仲間も糞もあるか、仲間がおらんかったら出来んならダンゴで一人じゃ。

「なんやねん、それ?」 束ねてダンゴの中の一人ってこと。「おまえは、表現が憎たらしいね」 よく云われるよ。

「一人で、なにが出来る? 意地張っても一人の枠は限られるぞ」 素晴らしく遠回りの人生が出来るだけだね。「解ってんねんやろ?」 





「なんで、返事がない?」 返さねばならん決まりはない。「壁をどうする?」 ちょうどいい、もたれて考えるさ。

















人類は、未知を解明しつつ未知に向って突き進む生き物だね。解明に至るまでの無知の時代に受け入れられずに虐げられるばかりの人も多かっただろうね。

オレも、理解を得ずに変わり者って烙印押されて、もう少しで堵殺場へ送られるところだったよ。「牛か、おまえは?」 オーバーな例えだよ。

はるか昔、「おまえは魔女だっ」ってだけで、火あぶりされて殺された美しい女性が可哀想。「美しくない女性はどうなんだ?」 知らん。「なんちゅう奴やっ」





おならが、やたら多かったり、腹痛、下痢と便秘を繰り返す。臭い奴って烙印押される。心身症の過敏性大腸症候群なんて名がつけば立派な病気だよ。

「おまえ、やる気あんのかっ?」ってどやされまくりで首を吊る。現代病と云われるうつ病だよ。「大事にしろよ」「無理すんな」なんて、理解が、そうさせる。

病名が付いたら、こっちのもんだよ。「そんな捉え方をするか?」 解明されてるんだよ。誤解で首吊るまで追い込まれないよ。病気なんだよ。





こんなのを考えると、未知多かりし頃の人々は気の毒な時代を生きられたもんだね。医学書読んでたら、もう、今は、なんでも病気だよ。

「おまえは?」 なんか患って入院して、のんびりしたいんだけど、なんにもないね。ひょっとしたら、オレは無自覚症候群じゃないのかなあ? 

オレなんか、何処其処痛い、勝手に治る。ウンコが出ない、出るとき為ったら出る。無呼吸症候群、死ぬときは死ぬって解釈で生きてるよ。





あっ、そうだ、オレも有るよ。無呼吸症候群と不整脈、ふふふふ、仲間外れじゃないよ。「喜んでる場合か、過度な運動は良くないだろ?」 

奥さんと息子が「風呂の前は良くないで」って云うけど、風呂の前の腕立て伏せ70回、続けてるよ。やめとけ、云われると意地でも遣る。「馬鹿だね」

今だったら100回も苦しくないみたい。だんだん、楽に70回こなせてるよ。はあ、はあ、息切れないよ。其の分、心臓は弱ってるのかね? 「止るぞ」





死ぬのは癌ばかりじゃないよ、なにかしらの障害で人は死ぬんだよ。無呼吸症候群で寝たまま死ねたら楽だろうね。「苦しいわ、アホ」















あっちの人が、キリストの教えで人の死を神に召されたって云ってるだろ、オレはね、死は、元へ帰ると解釈してる。疲れて家路につくんだよ。寝まくりだよ。





















カメレオンの独り言-1145 『映画 エンド・オブ・ウオッチ』

2014年05月25日 | 日記






 『エンド・オブ・ウオッチ』 5月26日







世界で最も危険な街、ロス・アンゼルス・サウス・セントラル。年間犯罪数103480件。5分に1度、事件が起きる街。









日本と違って、どいつもこいつも拳銃を持っている。油断も隙もありゃあしない。コワイとこだねえ~。






命が幾つ有っても足りないね。日本のTV「警察24時」なんて平和だよ、良かったねえ。久ぶりにドキドキ、ハラハラの映画だった。

『エンド・オブ・ウオッチ』 アメリカのパトロールカーとともに危険な街ん中を走るんだけど命懸けだね。

身体も格闘技も射撃も、怠りなく上達を励まないと長生きはできない。映画だから、事件のてんこ盛りってのは解るけど、あながちオーバーとも云えないね。





日本人とは気質が、全然違ってるよ。人種が入り乱れて一通りじゃないから収拾がつかないって感じだね。

ニグロやメキシカン、南米系の貧困層の人々の荒んだ生活。其処から生まれ育つ若者たちの暴走を未然に防ぐには、警官の数が全然足らないんだろうね。

仕事がないから危ない稼ぎに足を踏み入れる。一旦、その世界と通じたら抜け出せないから、その道のプロに育っていく。









『向って左、ジェイク・ジレンホール、マイケル・ペーニャ』





人身売買、麻薬、売春、暴力、強盗、殺人、なんでもござれで闇の世界に金が転がり込んでいく。

メキシコ、南米の麻薬カルテルが暗躍してアメリカ南部を中心に蝕んでるんだろうね。怖い世界だね。民家に踏み込んで、銃を構えて各部屋を調べる。

拷問されてバラバラにされた死体の山が、床下に詰まってるんだね。 倒れそお~。「人間のすることじゃないっ」って、ゲロ吐くんだね。















片目にナイフが突き刺さってる。「相棒はっ?」 応援に駆けつけたジェイク・ジレンホールが聞く。

そのままの状態で膝間づいてる警官が指差す。銃を構えて、其の方向へ突き進む。大男が、女性警官の上に跨りおもくそドツキまわしてる。

ショットガンで狙い定めて、威嚇して制圧、手錠を填める。女性警官の顔面は潰れてる。あっちの奴は獰猛だから素手でも怖い。





ニュースで、時折、黒人を寄って集ってドツキまわしてる警官が問題になってるけど、現場を生きる彼らにとっては解るような気もするよ。

机上の綺麗ごとで治まる奴等じゃないからね。命張って取り締まる警官にしか解らん腹立たしさがあると思うよ。

実際、法の裁きは矛盾が多い。こいつが遣ったって現場の勘は無視されて証拠不十分で解放しよる。イタチゴッコなんだね。





会社でも、そうだよ。末端の現場サイドの声は、上には伝わらない。末端だけでは、なにも回らないけど、末端が居るから完了するのも事実だよ。















始めから終わりまで「ファッカアー」「ファック」「ファッカアー」「ファック」「ファッカアー」「ファック」のオンパレードだよ。

向こうの奴は、ホンマに好きだねえ。警官も悪どもも、こればっかし。パトロール中の車内の会話もこればっかし。

「突っ込む」「オカマを掘る」「奴のはデカイ」 なんやのん? おまけにパーティでも変態的体位について細々と、こればっかし。





オレも嫌いじゃないけど露骨過ぎて食傷ぎみになるよ。夢も糞もない破廉恥常識当たり前って感じだね。オレ、日本人で良かったよ。着いていけんわ。 

「生まれ変わったら、アメリカの警官になるんじゃないのか?」 その予定だけど、今日の映画を観てだね、全てが、無理っぽいね。

オレは、ゲテものに弱いからバラバラ死体なんか見たら気ぃ狂うよ。それに、毎度、これだけ露骨にエロ話を聞かされたら精神的ダメージ喰らって欲望が失せるよ。





オレの精神はナイーブだからね。アメリカ人は、そのぐらい動物的なタフさがないと生きにくいんだろうね。裏返せば甚だ逞しい。









『向って左、マイケル・ペーニャ、ジェイク・ジレンホール』






最初のうちは手持ちカメラで彼らを追う撮影でリアル感を狙ってんだけど、こんなの終わりまでやられたら酔いそうになるよ。

だんだんと映像も落ち着いてきて「ホッ」としたよ。事件の現場に急行して連携よろしくテキパキ片付けていく。

このコンビの警官を、ジェイク・ジレンホール、マイケル・ペーニャが演じてる。





メキシコ系のマイケル・ペーニャは、高校時代に知り合った奥さん一筋の真面目な旦那。赤ちゃんが誕生して明るい家庭を営んでいる。











ジェイク・ジレンホール、マイケル・ペーニャはロサンゼルス市警察でコンビを組む制服警官のパトロール隊員。

結婚を間近に控えたジェイク・ジレンホールは携帯型ビデオカメラを持ち歩き、自分の仕事を撮影しながら勤務を行っていた。

ある時は路上犯罪者を取り締まり、またある時は炎上する民家に取り残された子供を救出して表彰されたりと、華々しい活躍の日々を送る二人。









『ジェイク・ジレンホール』






そんなさなか、彼らはメキシコ系麻薬カルテルのアジトを偶然にも数回発見し摘発に成功。

ところがその活躍ぶりから組織に目を付けられ、殺し屋に命を狙われることになる。組織の罠に嵌まった二人は激しい銃撃戦を展開。

応援の警官隊によって殺し屋たちは制圧されたが、時すでに遅く、現場には銃弾を浴びたジェイク・ジレンホール、マイケル・ペーニャの姿があった。




てのが、紹介されてる粗筋なんだけど、此の前に、このブログに書いた麻薬カルテルの恐怖が頭にあったから、二人がエロ話しながらパトカーを流すシーンも、

なんか、緊張したね。と、前の交叉点で出会いがしらの衝突を避けて乗用車が走り抜けるんだね。二人は、此れを追う。二人を誘い込む囮だったんだね。

車を棄ててアパートのビルに駆け込む男、後を追う二人。吹き抜けの1階のロビーに走り出た、瞬間、上階の渡り廊下から一斉銃火。

















AKアサルトライフルで武装したカルテルの殺し屋たちなんだね。此処からが凄いね。雨あられと打ち込まれる中を突破して廊下を走り逃げる、

相手は機関銃だから形勢は不利、逃げ場を失って部屋に飛び込む。住人のメキシコ女が金切り声を挙げる。無線が通じない。

部屋にあった携帯で署に応援を求めるが、女が絶叫挙げて喧しいから伝わらない。「女を黙らせろっ」 




渡り廊下から各部屋の窓の内部の様子を窺がう殺し屋たち、女の絶叫がカーテン越しに響く。

マイケル・ペーニャがカーテンを少し開けて外の様子を窺がうと同時に機銃の乱射を受けて部屋は蜂の巣だらけ。「脱出するぞっ」

外は夜の帳が落ちて暗い。路地を伝って逃げる。各所に殺し屋の見張りが居るが、反応よろしく確実に射殺する。




ジェイク・ジレンホールの左手の平は弾丸が貫通して負傷している。暗い路地向こうから車のライト「応援かっ?」 半信半疑で駆ける。

発砲されて 「奴等だっ」 抗戦して相手を倒す。マイケル・ペーニャが振り返るとジェイク・ジレンホールが血を噴出して倒れている。

「死ぬなっ」「死ぬなっ」 必死で介抱するが、マイケル・ペーニャの腕の中でこと切れる。兄弟以上に仲のいい相棒だった。









「ドジったなあ・・・・・」 「重傷だけどっ・・・・助かった奴もいるっ、死ぬなっ」






まだ、終わっていない。泣き伏すマイケル・ペーニャの背後に4人の殺し屋たちが、ニヤニヤしながら機銃を構えていた。

至近距離から情け容赦の無い機銃掃射を背中に受けてマイケル・ペーニャは、蜂の巣にされる。倒れた友の上に被さり即死する。

嘲笑いながら、引き上げがてらに、とどめの射撃を食らわす。こういう、悪そのものって人間になるのも、非常に難しいと思うけどねえ。




誇れる街の在りようではないけれど、怯まず、諦めずに治安に当る警察官の正義感と勇気には敬服するものがあるね。

日常語に 「ファッカアー」って、云いまくるのは、「生きてるっ」って、裏返しの言葉なんだろうね。

明日に約束は無いのは、全ての人に通じるけど、目にも止らぬ弾丸が飛び来る前線で生きれば、尚更のこと、今、生きているが切実だろうね。




アメリカには、お子様や老人相手専門の警官ってないのかね? 「あるかっ」 脂のってギラギラしたような悪(ワル)とは縁遠いほうがいいよ。
























カメレオンの独り言-1144 『金曜日のつまらん妻たち』

2014年05月25日 | 日記






 5月25日







いい天気だね。行楽日和だよ。今日は、仕事とばかり思ってたけど休みだったよ。儲けたね。

あまり、暑くならないうちに、お墓参りに行かんといかんなあ。親父も、おふくろも、何十年経っても、オレん中で生きてるよ。

今でも、どうにもならんことを抱えると「お母ちゃん」って、呟いてるもんね。「あのなあ、幾つやねん?」 いいじゃないか。





ガキの頃があって今がある。何ほどの成長かよ。「おまえはな」 子供の頃の自分を忘れたような人が居る。ある意味、キモイね。「なんでやねん」

「お迎えが近くなっても子供を臭わすお前の方がキモイわ」 ああ、そう、どちらにしてもキモイということにしておこう。





最近、会長職を退かれて、今は隠居されている93歳の御仁とお話ししたけど、なんと矍鑠(かくしゃく)たることか、生き切るとはこのことだね。

95歳を回って杖をつけども、身だしなみ整え、いつも目的をもって歩いて行かれるご老人の笑顔にも畏れ入る。

願わくば、くたばるまで我が身のことは我が身で処して逝きたいね。人は、死ぬまで戦う姿勢が大事なのかも知れんと感じるんだね。





四十頃までは、美しい女優さんで居た人が、車椅子に倒れこみ表情失ってる。50過ぎかね? ご主人が化粧して綺麗になろうねって云うと涙が垂れ落ちる。

華やかなる世界なればこそ、その裏側の暗さが引き立つから哀しいね。夢が転げて現(ううつ)に驚くよ。

こんなのを見せられると、人生の明日は、解らないって改めて思い知るんだね。今を感謝して生きる、それしかないね。










『エンド・オブ・ウオッチ』






昨日の映画 「ワールド・ウオーZ」は、気晴らしにも気分転換にもならんかったから、今日は、「エンド・オブ・ウオッチ」ってのを観ようかな。

ロス市警のパトロール隊員の物語だね。昔、テレビで、此の手のシリーズものを追っかけて観てたなあ。題名、なんだったかなあ?

昨日の「ワールド・ウオーZ」で、云うのを忘れてた。あっちの映画は、死に際は、実にあっさりしてるのに、夫婦愛とか家族愛ってのが、やたらしつこいんだね。





ややこしい切羽詰まったところでも欠かさないんだね。携帯使って念が入りすぎだよ。またかよってうんざりだよ。其のわりに離婚率が高いんだね。

音に反応して暴れだすゾンビを避けるため自転車に乗って飛行機まで行くシーンがある。足音を消すためなんだね。

其処へ海上の軍艦に避難してる奥さんから携帯が鳴る。腹が立つんだね、なんで、こんなときに電話してくんねんっ。軍艦で寝てろっ。





些細なことで、すぐに壊れる夫婦間、そんなのに病めるアメリカなりゃこその理想像かあ? オレだったら、こんな空気読めない間抜けな電話で離婚だよ。

おかげで、あと少しの処でゾンビどもが暴れだす。空気読めない夫婦愛で護衛の兵隊が噛まれたがな。どないしてくれんねんっ、可哀想に、ホンマア。

電話切られた奥さん、子供に添い寝しながら眉間に皺寄せてる。信じて待つってことができないの? 夫は、今、まさに生きるか死ぬかの戦いの真っ最中なんだよ。





ベタベタされてたら安心で、どうにも手が放せない状態で疎遠になったら愛は冷めるの? パトロール隊員や刑事ものでも、こんなの多いんだね。

夫は、家族のために日夜、命懸けで働いてるのに、寂しさでヒステリーなって、揚句、他に男をつくってる。なんやねん? それは、どういうことなの?

働かない男がいいのか? ベタベタしてるだけで飯喰えなくてもいいのか? 家賃も払えんぞ、服も買えんぞ。こんなの相手にアメリカの男も大変だね。





女の心理は謎々だね? オレは、謎々が弱いから、即、アウトだね。 もし、アメリカ人に生まれ変わったら一生独身でいこ。










『エンド・オブ・ウオッチ』












昔、刑事ものの映画で 『刑事マディガン』(1968年公開)ってのがあった。リチャード・ウィドマーク主演だったね。このウィドマークは良かったねえ。












「夜のニューヨーク市街を仰角で捉えた導入部から、夜明けの街路に立つリチャード・ウィドマーク達へと連なるアバンタイトルのムード感と、「アバンタイトル?」

パースペクティブ 「パースペクティブってなんなの? 辞書で調べヨ」 の活きた構図が生むリアル感。 「ホンマかいな?」

本編中のブルックリン、ブロードウェイ、コニーアイランド、イーストリバーといった

ロケーションの空間もまた奥行きが強調され臨場感に満ちている」 「空間の奥行きが強調され臨場感に満ちているって、どんなんなの?」













「雑然としながらも見事に活写された屋外ロケと、主人公宅の(不似合いな)カラフルな屋内セットとの対比も家庭不和を仄めかしており面白い」 「?」

「同一設定の黒澤明『野良犬』と同様、都市の情景や捜査過程の何気ないエピソードの積み重ねが素晴らしく、

情報屋、ポン引き、酒場の主人らとのやり取り自体が主人公の優れた人物描写となっている」 「ふむふむ」













「とりわけ、旧知の元ボクサーの通報による酒場の場面などは、結果的に人違いに終わり本筋には直接的に絡まないにも関わらず、

ウィドマークの人間味を感じさせ非常に印象深いシークエンスだ」 「シークエンスだと云われてもねえ、解んないよ、調べヨ」

「アクション場面自体は少ないものの、犯人役スティーヴ・イーナットが、ウィドマークの隙を衝き一瞬で形勢逆転するアクションや、

警官に職務質問されたとたんに紙袋の陰から発砲するアクション、クライマックスの至近距離での銃撃戦など、スピード感と瞬発性がやはり見事である」 「・・・・」













こんなの、オレ、一生懸けても、よう書かんわ。これ、素人さんの感想なんだね。賢いんだろうねえ、横文字が多いよ。ちょっと、キザッペか?

この方が、解説してくれたので手間が省けるよ。この映画でも、ウィドマークの妻が、寂しさから浮気一歩手前まで行ったりするんだね。不届き女だね。

ウィドマークは、仕事に追われるなか、あれやこれやと気を使って気の毒だったよ。そいで、ラストは、撃たれて死ぬ。つまらん妻は、一応、泣いてはいる。










『エンド・オブ・ウオッチ』






気侭を云い換えれば欲求に正直なんかねえ? 若い女性は、直球タイプなんだろうね。投手も歳が増すと変化球を多用する。

女性も歳とともに練れれば変化球を覚えるんだろうね。老けた分、引き算するんかね? 其の分、欲は足し算するんだろうね。

こんな計算高い女を奥さんにしてまで家庭を持って気を使う。馬鹿なのは、男じゃないのかな? これからの時代は、生涯独身がいいよ。





自由気侭の何処が悪い。とっかえひっかえ数当っても浮気じゃないし責任ないし、老け往くババアどもには投げキッスでサヨウナラ。「なんちゅう奴や」





















カメレオンの独り言-1143 『映画 ワールド・ウオーZ  素手のゾンビごときに負ける、今時の軍隊』

2014年05月24日 | 日記







 『ワールド・ウオーZ』 5月24日








昼を回った頃、公園の植木を眺めて煙草吹かしてたら、傍らに某私立大学付属の高2の女子がニッタラ、ニッタラ笑って立って居る。

あれえ、早いね、あっそうか、試験だね。「あと二日やねん」 どや、調子は? 「まあまあやわ」 おまえのまあまあは、かなり上のまあまあやね。

おまえ、一日、勉強漬けやなあ? 「いややあ」 嫌でも、まあまあなら結構なことだよ。





事務所に戻ると着いて来る。「★★ちゃん、★★ちゃん、聞いて、聞いて」 どうした? 「此の前、駅降りたら前に〇〇〇〇さんが歩いてんねん」

「ほいでなあ、急に振り向くねんっ」 「よっ」って云ったか? 「なんでやのん、そんなんようせんわ」

慌てて視線を逸らして「横向いてんっ」 顔は笑ってんか? 「なんでやのん、★★チャンの前やから笑ってんねん」 澄ました顔を作って仕草してる。





おお、そらあええぞ。「ほんまかあ?」 それは効いたぞ。好印象だよ。「それは、★★ちゃんがやろ?」 男は、一緒だよ。

しかし、最近、あいつ、彼女と居るとこ見ないなあ~フラれよったかなあ? 〇〇、これはチャンスだぞ、狙うなら今だぞ。「あかんわあ~」

振り向いたときに笑い返せば良かったんだよ。「そんなん、★★ちゃんもそやろ?」 まあ、不思議だね、此の人って思ってしまうと素直さが消えるね?

















「せやねん、全然、あかんわあ」 態度が想いと逆になるね。「せやねん」 然程、皆と変わる訳じゃないのにねえ、何故か、その人が全てってなるね?

「なんでやろお~?」 それが恋じゃないのか? 狂っちゃうんだろうね? 最近、会わないけど、今度、会ったら云っといてやろ。「ええっ?」

「★★ちゃんが、勝手に云ってるようにやでっ」 解ってるよ、おまえに云わされたなんて云わないよ。「どう云うの?」





悶えてるって云っとこか? 「そんなんっあかんわあ~」 じいっと一点見詰てる。 なに考えてる? 「〇〇〇〇さん、わたしに興味ないみたいやしい」 

おまえな、日頃、身を構わないって云ってるけど、構わずに、其処まで綺麗だったら結構な話だよ。色白でポッチャリしてて、清潔感があって可愛いよ。

「★★ちゃん、ほんまあ~?」 ホンマだよ。 両頬に手を添えて様子してるよ。おまえ、自信を持てよ。自信はね、人を輝かせるからね。「・・・うん」





勇気が出てきたみたいだね。「ほなあ、★★ちゃん、もし、会ったら、お話し、したいみたいだよって云ってね」 あいよ。頬をピンク色に染めて帰って行ったよ。

















若い子達は、春だね、でも、もう梅雨がそこまで来てんだろうかね。笑ったり泣いたりしながら、やがて燃える夏が来るよ。

















久ぶりにツタヤを覗いて来たよ。「ゼロ・グラビティ」「エンド・オブ・ウオッチ」「ワールド・ウオーZ」に、あとは選ぶのが面倒だから何でもいいや。

数合わせで「悪人に平穏なし」「ブライント・マン」なんてのを借りて5本で1000円也。

ツタヤへ行ったら、今度は、此れを借りようって思ってたのを全部忘れてる。先の3本は、ケースの写真を見て思い出したよ。





しっとりするようなのがないね。「ケースの写真でわかるやろ?」 そうだね。ブラット・ビットの「ワールド・ウオーZ」を観たよ。

アメリカ人の解らんとこは、ゾンビ好みなとこやね。何が面白いのか訳解らんわ。世界中で、ゾンビが暴れまくって、噛みまくるからどんどん増殖して

ゾンビだらけになって地球危うしだって。至るとこでゾンビどもが群れ為して走りまくってる。















何十メートルもある塀でも群れて、てんこ盛りなって、それを階段がわりに上がって来る。凄いね。ヘリの重機関銃で打ち砕けばどうってことないのに

撃ち方が粗い。ホバリングして落ち着いて粉砕しろよ。兵器を持たずに牙剥くだけで走って来るだけの輩なんか目じゃなかろうがっ。射撃練習じゃないか。

かのズール戦争を知らんのか? 単発銃の交互射撃で、槍持って襲い来る土人どものボタ山を築いたではないか。最新式の機関銃持っててなにしとんねん?























弾丸で、牙、折ってもうたれっ。牙が無ければ噛めないフガフガの、ただの群集ではないか。こんなのに負ける軍隊なんて軍隊じゃないで。

襲い来るゾンビの数に圧倒されて負けるなら、撃っても撃っても切がない、弾がないってシーンを入れとけよ。初っ端から逃げるなっアホがっ。

くだらん映画だねえ。映画の筋立てに添って頼りない軍隊なったり、とんでもない強力な軍隊になったり、都合が良過ぎるで。






もう、パニックものはネタ切れやね。ネタ切れで搾り出しても駄作しか生まんで。それは、オレが、一番よく知ってるよ。「いつも駄文だもんね} そうだよ。









これが、ホント、馬鹿らしいんだね。



















カメレオンの独り言-1142 『千日デパート火災・2』

2014年05月23日 | 日記







 5月23日








ここで、今、書かなきゃならんことでもないんだけど、千日デパートって、あの火災の後、根こそぎ取り壊してんだね。知らんかったなあ。

改装しただけと思ってたよ。プランタンって呼ばれてた時は、もう、新しいビルに生まれ変わってたんだね?

火事のあと、ずうっと放置されていたのは、、実際、横を通って何度も見ていたんだけど、其れからの展開が、全く解らんかった。






『昭和の大阪』って、昔の写真集を見ていたら、そんな当時の写真が載っている。そいで話してるんだけど、まあ、いいか、このままいくか。






1980年(昭和55年)前後に取り壊され更地になって、1984年頃には、エスカールビルっていう新しい建物に生まれ変わってるんだね。

ビッグカメラになる2001年(平成13年)まで、「プランタンなんば」だったんだねえ。 

長くご無沙汰してたから、この辺りの状況が、全然、解らない。じゃあ、怪しげな話しってのは、建替えたビルでの出来事になるんだね?






此のプランタン屋内に限らず、周辺でも怖い話が噂されているね。彷徨える霊魂のなせるものなのかね? 話し半分に聞いても相当数に上るよ。











『昭和40年代の千日前、千日デパート』








1972年(昭和47年)5月13日、大阪市南区(現在の中央区)千日前の千日デパートで起きた火災は、

死者118名・重軽傷者78名、日本のビル火災史上最悪の大惨事となった。煙にまかれて、はっきり目撃できんかったけど、現場に行って知ってる。

道路にまともに落ちた人、虹の街地下出入口(工事中)の屋根の上に落ちた人、アーケードを突き破って地面に叩きつけられた人、多くの人が飛び降りて死んだね。

















最上階のプレイタウンの一部で間仕切りの改装工事が行なわれていたらしい。其れを知っていた店員さんが、逃げ場を失った人々を誘導して

「ベニヤの養生をめくると廊下に出られる」って、必死で剥がしたら、もう、其処には、コンクリートの壁が出来あがって塞がれていたんだね。落胆極みだね。

実際に見たけど、窓から噴き出す猛煙は凄かったからね、あんなのが、逃げ場なしの空間に噴き上がって押し寄せて来たら終わりだよ。






追い詰められて、のたうって、開かぬドアや壁を掻き毟って90人ほどの人々が死んだ。阿鼻叫喚の地獄だね。

3階のニチイの布団売り場だったかな? 工事関係者の煙草の不始末から地獄が顔を出した。火種が燃えなければ、日常のままに夜は更けてたろうね。

酒に任せて馬鹿騒ぎの時間を愉しみ終えて、それぞれが、いつものように三々五々と家路について、変わらぬ朝を迎えていたろうにね。






隣りが火事になって、オレもアタフタ大変な目に遭ったことがあるけど、そん時に思ったよ。大変なのは、其の現場と僅かな周辺のみに限られた範囲なんだね。

其処の横丁を曲がれば知らぬことなんだね。大きな平常の中の、ほんの一部の非常にしか過ぎないんだよ。

影響は、情報が拡大させるけど、今日のお話程度で忘れられていく。大きな川の中の藻屑だね。川は、構うことなく流れ往くから世を冷たく感じるんだね。

















だから、残るのかも知れないね。忘れて振り向かぬ人々に悔しさの丈を訴える。

明日の連続を突然断ち切られたものたちが、藻屑の側から必死に訴えているのかも知れないね。生と死の垣根がどのようなものか知りようもない。

此の世に残して逝くには、情愛、忍びないこともあるだろうね。生活には、あれもこれも気がかりで為らぬことが多すぎる。






素直に垣根を跨ぐことなど出来ない思いが残るんだろうね。残って当たり前だろうと思うよ。

一枚の短冊がある。手に持ち、中ほどをハサミで切り落とす。はらりはらりと落ちていく。言葉にならぬ短冊が手に残り、言葉を繋げたい片方が落ちていく。

言葉を繋げたい、思いを繋げたい、愛するものに伝えたい。人の在り様は、藻屑に過ぎなくても、人の思いは藻屑ごときじゃないからね。










『昭和40年代の夜間営業中の千日デパート』







独りは寂しいと人は云う。独りほど気楽なものはない。おのれ一人を処して生きればいい。短冊の片方を残して逝くを泣かずに済む。

「完全な藻屑か?」 そうだよ。 「手にした片方の短冊を握り締めて、落ちた言葉を創り出す人を残せるよ」 う~ん。

「藻屑が、藻屑ごときじゃない物語を紡げるぞ」 う~ん。 「繋いでいくんだよ、それが、生きとし生けるものの努めだよ」 う~ん。





「よく喋るおっさんが、う~ん、う~んばかりで、何故、抵抗しない?」 一理あるからね。 思いは、種で、涙が、其れを育てるのかねえ。












『1972年(昭和47年)9月11日 撮影とある』







上の写真は、同年5月13日の火災から4ヵ月後に撮られてるね。子供の頃は、写真左手前の広告が貼られた塀(囲いの中は三っ寺墓地)沿いの歩道を

歩いて手前角ビル(ユメノクニ)を曲がって学校に通ってたよ。千日前の交差点だね。

このユメノクニや千日デパートのプレイ・タウンにお勤めのホステスさん等が、タクシー拾って帰るのがここだね。





帰るに帰れないのかねえ? 生前は、慣れ親しんだところなのに迷い迷って彷徨うようしかないのかねえ? 

生きてる奴に問いかけても彼の世のことは解らないよ。




























カメレオンの独り言-1141 『映画 ティファニーで朝食を・・・ムーン・リヴァー』

2014年05月22日 | 日記







 『ティファニーで朝食を』 5月22日









1961年11月8日公開のアメリカ映画 『ティファニーで朝食を』 オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード出演。



















ニューヨークの安アパートに、名なしの猫と暮らすホリー(オードリー・ヘプバーン)の日課は、一流宝石店ティファニーのショー・ウィンドウを見ながら、

朝食のクロワッサンを食べることだった。ある日彼女のアパートの隣室に、作家志望の青年ポール(ジョージ・ペパード)が越してきた。

ポールはたちまち、不思議な魅力をもつホリーに惹かれ、ホリーは、純真さを失わずにいるポールのことが気になる。






どこまでも魅力的なヘプバーンとペパードの都会派センスが溢れる洒落たラブ・ストーリーなんて粗筋が紹介されてる。

ティファニーの名を一躍世界に知らしめた作品らしい。H・マンシーニの名曲“ムーンリヴァー”もヒットさせた。

昔、テレビの洋画劇場で観たね。覚えてるのは、オードリー・ヘプバーンが窓の桟に腰掛け「ムーン・リヴァー」を歌うシーンとラストだけだね。








Moon River - Breakfast at Tiffany's









Moon river,wider than a mile
はるかに広がるムーンリヴァー

I'm crossing you in style some day
いつかあなたを渡ってみせる

Oh,dream maker,you heart breaker
おお、夢を与えるのも貴方 砕くのも貴方

Wherever you're goin',I'm goin' your way
あなたが何処へ行こうとも 私はあなたに付いて行くわ

















Two drifters,off to see the world
二人の流れ者が 世界を見に旅立った

There's such a lot of world to see
見たいものが沢山あるの

We're after the same rainbow's end,waitin''round the bend
追い求めるのは 同じ虹の向こう 虹の上で待ち合わせましょう

My huckleberry friend,Moon river,and me
ハクルベリーの友人、月の川、そして私





































アンディ・ウィリアンスが歌ってる、この「ムーン・リヴァー」は好きだね。昔は、よく聴いたよ。





ラスト、雨が降るニューヨークの街の路地裏に姿を消した名なしの猫をホリーが、泣きながら、雨に濡れながら探すんだね。

それを見守るポール、やがて、名なしの猫が現れ抱きしめるんだね。

バックにムーン・リヴァーの歌が流れて、雨の中、意地を張ってたホリーが、ポールに抱かれてハッピーエンドだったかな? よかったね。





アンディー・ウィリアムスの意訳は、また、違うんだね。オレは、こちらのほうが好きだね。







ANDY WILLIAMS - MOON RIVER - LIVE 1970 (HQ-856X480)









Moon river,wider than a mile
果てしなく広がるムーンリヴァー

I'm crossing you in style some day
いつの日か渡ってみたい

Oh,dream maker,you heart breaker
夢を追いながら 傷つきながら

Wherever you're goin',I'm goin' your way
何処までも流れていこう

















Two drifters,off to see the world
未知の世界に憧れて

There's such a lot of world to see
旅をつづける漂流者

We're after the same rainbow's end,waitin''round the bend
虹の向こうに広がる夢が いつか叶うことを願って

My huckleberry friend,Moon river,and me
ハックルベリーの世界に遊ぶ ムーンリヴァーとわたし





We're after the same rainbow's end,waitin''round the bend
虹の向こうに広がる夢が いつか叶うことを願って

My huckleberry friend,Moon river,and me
ハックルベリーの世界に遊ぶ ムーンリヴァーとわたし










果てしなく夢が広がって明日が明るいね。叶おうが叶うまいが、夢を追い続けて生きたいね。

現実は追わなくても追って来る。逃げても逃げ切れない。沼に脚をとられて居ても、想いは空を舞う鳥だよ。























カメレオンの独り言-1140 『映画 フルメタル・ジャケット』

2014年05月21日 | 日記







 『フルメタル・ジャケット』 5月21日







『フルメタル・ジャケット』Full Metal Jacketは、1987年のアメリカ映画で、ベトナム戦争を題材にした戦争映画。監督はスタンリー・キューブリック。

フルメタル・ジャケットとは、被覆鋼弾、意味は弾体の鉛を銅などで覆った弾丸のことで貫通力が高まるらしい。























此の映画は、1960年12月から1975年4月30日まで続いた、第二次インドシナ戦争と呼ばれたベトナム戦争を背景に描かれてるね。

アメリカ海兵隊に志願した青年たちは、サウスカロライナ州パリス・アイランドの海兵隊訓練キャンプで厳しい教練を受ける。

キャンプの鬼教官・ハートマン軍曹の指導のもとで行われる訓練は、徹底的な叱責と罵倒、殴る蹴るの体罰が加えられ続けるという、心身ともに過酷を極めるものだった。















ハートマン軍曹が浴びせる叱責と罵倒は、尋常じゃ使わない下品極まりない言葉の氾濫だね。其れも狂気に満ちてるんだね。





さらに連帯責任による懲罰、訓練生の間で行われるいじめなど閉鎖的な空間で受ける社会的ストレスが次々と描かれていく。

落ちこぼれだった訓練生レナードは、これにより精神に変調をきたし、卒業前夜にハートマン軍曹を射殺し自らの命を絶つ。

戦争行く前に死んじゃった。此のデブのレナードは、至ってまともな人間だよ。























狂気でマインド・コントロールするんだろうね。個人的には、恨みつらみの無い人を殺さねばならないから社会の常識を破壊すんだろうね。





厳しい訓練を耐え抜き一人前の海兵隊員となった彼らは、ベトナムへ送られる。

前線での取材を命じられた報道部員のジョーカーは、訓練所での同期であったカウボーイと再会し、彼の部隊に同行することとなる。

ある日、彼らは、情報部から敵の後退を知らされ、その確認のために、戦火で荒廃したフエ市街に先遣されるというような話の展開なんだね。















映画は2部構成になってるね、後半は、ベトナム戦地での、過酷な状況下に在る彼らの姿を描いてる。















記憶が定かじゃないけど、殺伐としたシーンから、暫しの休息をサイゴンかなあ? ベトナムの街に憩うジョーカーたちに街の女が言い寄る。

此の女性が、画面に現れるところで、当時、1966年2月ビルボードヒットチャート第1位にランクされたヒット曲『にくい貴方』が、バックに流れる。

日本でも、ラジオで、毎度のように流れてたね。そのシーンがあったよ。ナンシー・シナトラだね。











Full Metal Jacket - Me love you long time - Papillon Soo Soo











These boots are made for walkin'  邦題『にくい貴方』 Nancy Sinatra





Are you ready, boots?
ブーツの準備はいい?

Start walkin'!
さぁ、歩き始めましょ!




You keep saying you've got something for me.
あなたは私に何かを感じていると言い続けているわ。

something you call love, but confess.
あなたが愛と呼ぶ何かを、でも白状してよ。

You've been messin' where you shouldn't have been a messin'
あなたは心を許してはいけないところで心を許してる。

and now someone else is gettin' all your best.
そして今や他の誰かがあなたの一番なんでしょ




These boots are made for walkin', and that's just what they'll do.
このブーツは歩きやすいからそれで今ちょうど歩こうとしているの。

One of these days these boots are gonna walk all over you.
そんなことしていたらそのうちこのブーツであなたを踏み倒すわよ。




You keep lying, when you oughta be truthin'
あなたは本当のことを言わなきゃいけないときに嘘をつき続けてる

and you keep losin' when you oughta not bet.
そして賭けてはいけないときに失敗し続けてるわ。

You keep samin' when you oughta be changin'.
あなたは変わるべき時なのにいっこうに変わらないまま。

Now what's right is right, but you ain't been right yet.
ねぇ、正しいことは正しいの、でもあなたはまだ正しくない。




These boots are made for walkin', and that's just what they'll do.
このブーツは歩きやすいからそれで今ちょうど歩こうとしているの。

One of these days these boots are gonna walk all over you.
そんなことしていたらそのうちこのブーツであなたを踏み倒すわよ。




You keep playin' where you shouldn't be playin'
あなたは遊んではいけないところで遊び続けてる

and you keep thinkin' that you'll never get burnt.
そしてあなたは決してお尻に火がつかないだろうと考え続けてる。

I just found me a brand new box of matches yeah
私はちょうど真新しいマッチ箱を見つけたのよ、

and what He knows you ain't had time to learn.
それに彼はあなたがちっとも学ぶことがないのも知ってる。




These boots are made for walkin', and that's just what they'll do.
このブーツは歩きやすいからそれで今ちょうど歩こうとしているの。

One of these days these boots are gonna walk all over you.
そんなことしていたらそのうちこのブーツであなたを踏み倒すわよ。











戦争と平和、天国と地獄を行き交う人々の気持ちは、どんなだろうね? 他国の有事に自国の若者たちを送り込む。

無事に帰還しても精神を破壊されて平和に馴染めない若者で溢れ、自殺者も相当数に上ったらしいね。皆、嘘のつけない、まともな人たちだよ。

日本は、平和だったよ。稼げ、稼げ、良い暮らしを目指して、ひたすら稼げの時代だった。死というものに遠かった。





日本が憧れるアメリカの人々の生活には、平和の中に在りながら死が近かったね。国を愛し自由を愛する思いに忠実で熱い人々だね。















ナンシー・シナトラが、父親のフランク・シナトラと歌ってる。フランク・シナトラは粋な男だね。モテるはずだよ。

これも当時流行ってた「恋のダウンタウン」だったかね? ペトウラ・クラークが歌ってた。

此の頃、オレは、洋楽のヒットパレードをラジオで追いかけてた。そして、新聞には、ベトナム戦争の記事が常に報道されてたよ。








Frank Sinatra & Nancy Sinatra - Downtown/These Boots are Made for Walking (1966)








Downtown 邦題『恋のダウンタウン』






When you're alone and life is making you lonely
You can always go - downtown
When you've got worries, all the noise and the hurry
Seems to help, I know - downtown
Just listen to the music of the traffic in the city
Linger on the sidewalk where the neon signs are pretty
How can you lose?



もし独りぼっちで寂しい暮らしてをしていたら

いつも行くところがある ダウンタウン

心配事があるときも 騒音やらせわしさやらが

救いになるみたい ダウンタウン

街の往来の音楽に耳を傾けてみて

オンがきれいな歩道をぶらついてみて

どうして気落ちなんかするかしら



The lights are much brighter there
You can forget all your troubles, forget all your cares
So go downtown, things'll be great when you're
Downtown - no finer place, for sure
Downtown - everything's waiting for you



ライトはずっと明るい

悩みもみんな 気がかりなこともみんな 忘れることができる

だから ダウンタウンに行きましょう すべてがステキ

ダウンタウン こんなステキなところはない そうよ

ダウンタウン あらゆる物があなたを待っている



Don't hang around and let your problems surround you
There are movie shows - downtown
Maybe you know some little places to go to
Where they never close - downtown
Just listen to the rhythm of a gentle bossa nova
You'll be dancing with him too before the night is over
Happy again



時間を無駄にしちゃダメ 問題かかえて身動きできないなんてダメ

映画があるじゃない? ダウンタウン

たぶん行って見たらいいちょっとした場所があるでしょう

年中無休のそんな場所 ダウンタウン

優しいボサノバのリズムに耳を傾けてみて

夜が終わらないうちにきっとその人と踊っているでしょう

また幸せになれる



The lights are much brighter there
You can forget all your troubles, forget all your cares
So go downtown, where all the lights are bright
Downtown - waiting for you tonight
Downtown - you're gonna be all right now



ライトはずっと明るい

悩みもみんな, 気がかりなこともみんな 忘れることができる

だからダウンタウンに行きましょう すべてのライトが明るいところ

ダウンタウン 今夜あなたを待っています

ダウンタウン きっと元気になるはず



Someone who is just like you and needs a gentle hand to
Guide them along



あなたみたいな人がいて 優しい手を必要としている

いっしょに導いてくれる手を



So maybe I'll see you there
We can forget all our troubles, forget all our cares
So go downtown, things'll be great when you're
Downtown - don't wait a minute for
Downtown - everything's waiting for you



だからたぶん私はあなたとそこで会うでしょう

私たちの悩みも心配事もみんな忘れることができる

だから ダウンタウンに行きましょう すべてがステキ

ダウンタウン こんなステキなところはない そうよ

ダウンタウン あらゆる物があなたを待っている

ダウンタウン ぐずぐずしないで

ダウンタウン すべてがあなたを待っている






























カメレオンの独り言-1139 『器(うつわ)』

2014年05月20日 | 日記






 5月20日







ここ最近、疲れてしまって頭が回らないね。だから、映画観たり音楽聴いたりして時間を潰してるけど、今日は、矢鱈と眠たい。

なんなんだよっ、怒っても眠気が覚めないね。こらあ、あかんね。日曜日は、すんなり休ませたれよ、ほんまあ~、もう、若くはないんだから。

なんて、独り、文句云ってたら、知らぬ間に、マウス掴んだまま寝てたみたいだよ。





若い時は、丸一日ハチャメチャ働いて、休み一日、死んだみたいに寝るのがサイクルだった。それで体力取り戻してた。

店が、ビジネス街に在ったから、幸い、週休2日制だったので、日曜は、一日中、釣りでストレス発散してたね。

横になったら爆睡は、今も変わらんけど、最近、馬鹿寝(長時間の睡眠)しなくなったなあ。オレの健康の秘訣なんだけどね。

















此の前、テニスが趣味の一級建築士の方が、事務所覗かれて世間話してたら「〇〇〇〇さんは、お幾つですか?」って聞かれるから、歳を云うと

「ええっ?」って、驚きように、こっちも驚いたよ。「ウソでしょっ?」 頭使わずに生きて来たら、このざまですわ、世間じゃ通らんですよ。

「いや、これは失礼しました」 この方は、五十前後と云うところかな? 今まで、オレを青年と間違っていたなあ? 「アホか」





其の方は、鍛えてるのかして身体つきもがっしりしてる。身体は負けませんよ、肉体労働で鍛えられたからね。嬉しそうに笑っておられる。





「何が結構かって云うと、〇〇〇〇さん、健康が一番ですよ」 (財産)有る人は、軽々しくそう云いますね。大笑いだよ。

ちょこを呑む手振りして「〇〇〇〇さん、今度、一緒に行きましょうか?」 インテリさんの話しに着いて行けるのは、此処までですよ。

テスト受けながら付き合ったら悪酔いするよ。オレは、下戸(げこ)なんですよ。「ええっ、本当ですかあ?」 イメージから外れてんかね?

















「あの人、いつも怖い顔してるのに信じられへんわ」って、話を聞いていた従業員の女性が云ってる。オレは、よく話してるよ。いつもああだよ。

「横を通りはったら緊張するわ」 「そうやろ、ギロッて睨むやろ」 此の人たちからすると、あの人もイメージから外れてんだろうね。

人は、安心感から緊張を解く、寛(くつろ)ぐんだろうかねえ? 皆さんが、古い付き合いの仲って感じで接してくださるから結構なことだよ。





意図してる訳じゃないのに、何故か、皆さん、俺と話すときは素になるね? 青年だからかなあ? 「死ぬまで生きてろ、アホが」 



















いい人ばかりでは生きてはいけない。でも、厳しくなければ生きれないってこともない。選り分けしないで器に受ければいい。大きな器が要るだけだよ。





















カメレオンの独り言-1138 『懐かしのサマーワイン』

2014年05月19日 | 日記







 『山猫』 1963年の伊・仏合作映画  5月19日







人は表面ばかりを見せて生きているね。赤裸々に裏側をも見せる人も居なくもない。正直なのか、恥さらしなのか紙一重に人はとる。

普通の人から特異な人に分けられる。裏側の無い人は居ない。曝せば特異、隠せば普通、単純な秤が忙しい。

戸や窓を開け放って生きるか、其の都度、閉ざすかだけの違いだね。できるなら開け放ったままにして、新しい空気と出会いたいね。







√? Nansy Sinatra & Lee Hazlewood √ Summer Wine √ Lyrics








N. Sinatra & L. Hazlewood (ナンシー・シナトラ&リー・ヘイズルウッド) Summer Wine 『サマーワイン』を久ぶりに聴いたよ。







SUMMER WINE

Nancy:
Strawberries, cherries and an angel's kiss in spring
My summer wine is really made from all these things

Lee:
I walked in town on silver spurs that jingled to
A song that I had only sang to just a few
She saw my silver spurs and said let's pass some time
And I will give to you summer wine
Ohh-oh-oh summer wine

Nancy:
Strawberries, cherries and an angel's kiss in spring
My summer wine is really made from all these things
Take off your silver spurs and and help me pass the time
And I will give to you summer wine
Ohh-oh-oh summer wine

Lee:
My eyes grew heavy and my lips they could not speak
I tried to get up but I couldn't find my feet
She reassured me with an unfamiliar line
And then she gave to me more summer wine
Ohh-oh-oh summer wine

Nancy:
Strawberries, cherries and an angel's kiss in spring
My summer wine is really made from all these things
Take off your silver spurs and and help me pass the time
And I will give to you summer wine
Mmm-mm summer wine

Lee:
When I woke up the sun was shining in my eyes
My silver spurs were gone, my head felt twice its size
She took my silver spurs, a dollar and a dime
And left me cravin' for more summer wine
Ohh-oh-oh summer wine

Nancy:
Strawberries, cherries and an angel's kiss in spring
My summer wine is really made from all these things
Take off your silver spurs and and help me pass the time
And I will give to you summer wine
Mmm-mm summer wine






翻訳は、直訳しか紹介されてないので、内容は意味不明。1967年のリリースとある。出会った男と女の夏の日の物語だね。

イチゴ、チェリー、春の天使のキス、これらで造られた夏のワインを貴方にあげる。ブーツに填めた銀の拍車(乗馬して馬の腹を蹴るためのもの)を

外して、わたしに時間をください。二人して呑めば、もう、脚もおぼつかずに夢見心地。要約すればこうなるかね? こういうのを官能的な歌っていうのかなあ?







Ville Valo & Natalia Avelon -Summer wine








『サマーワイン』 映画音楽:ヴィレ・ヴァロ&ナタリア・アヴェロン  ドイツ映画「Das wilde Leben」『波乱の人生』の挿入歌 になってるよ。






なにか、物語を連想する、そんな曲だね。好みじゃない方は、ごめんなさい。

「The Corrs & Bono - Summer Wine」 Bonoって、U2のメンバーだね、Corrsの女性と歌ってるのもある。みんな、いい声してるね。

声だけで彼女ができるよ。寂しくなったら歌えばいい、いくらでも寄ってきて選び放題だよ。





最近、ちょっと、疲れたのかして、悪い頭が、なお、悪くなったような感じだね。ネタを搾り出そうというエネルギーも湧かん。

こんなときは、映画や音楽がいい。忘れていた昔懐かしい曲が、遠い昔に誘ってくれるね。

面白いことに、生活に追われて苦しかった頃の思い出の曲ってのが、寂しいほどにまばらにあるだけだね。全ての誘惑に目を閉じていた。





併せて耳も閉じていたんだね。見ずに聞かずに居れば知らぬことだ。







 『山猫』







昔、学校帰りだったかなあ? 御堂筋を歩いて難波に足を延ばして南街劇場で公開してる映画を確かめに周ったことがある。







 1963年(昭和39年)の南街劇場







其のときに公開されてたのが、この『山猫』だったね。壮大な雰囲気に描かれた看板を見上げてたよ。

1964年1月公開の伊・仏合作映画だね。バート・ランカスター、クラウディオ・カルディナーレ、アラン・ドロン 主演の大作だった。

当時は、観ずままだったね。上映されている南街劇場の前で、暫し、立ち止まって看板に見入ってたね。






 『クラウディオ・カルディナーレ』







当時は、マリリン・モンロー(MM)ブリジッド・バルドー(BB)そして、クラウディオ・カルディナーレ(CC)って、横文字並べて呼んでたね。

ラテン系に見えるけどイタリア人だね? あの頃は、いろんな映画によく出てた。此の人は、「ブーベの恋人」でデビユーしたんだったっけ?

ジョージ・チャキリスって、ひ弱なオカマみたいな役者が相手役だった。こいつは、「ウエスト・サイド物語」だったかなあ? ダンサーかなあ?





逞しい役者ばかりの外国映画の中で、お呼びじゃない奴だった。チャキリスって名が、キリギリスみたいに感じてた。

モスキート爆撃隊を描いた 「633爆撃隊」を難波大劇場で観たら、こいつが出てた。飛行帽被ったら笑ってしまうような顔になるんだね。

舞台で踊ってりゃ格好いいんだろうけど芸の無い男だったね。「ようも、そんなけ云いたいこと云うね」 心配しなくても見てないよ。





この『山猫』の映画は、舞踏会のシーンが、やたらと長い時間をとってるらしい。いいねえ~。あちらの人の独壇場だね。ツタヤに有ったら借りて観たいよ。







Alain Delon & Claudia Cardinale & Danube Waves
 『山猫』







此れには、バート・ランカスターが、全然、出てないね。残念だね、綺麗に映ってるのに。彼女とあの人とのダンスを観たかったんだけどね。






















カメレオンの独り言-1137 『映画 アメイジング・グレース』

2014年05月18日 | 日記







 『アメイジング・グレイス』 5月18日 








今日も残業、明日も日曜出勤、なんやねん、疲れてるから仕事は、ほどほどにって云ってるやろっ。

「云うたんかえ?」 心の叫びよ。「解るかっアホ」 疲れたよ。

昨日は、映画を観て、のんびりした。選んで観た訳じゃなかったけど、いい映画を観たよ。














『アメイジング・グレイス』 罪無き多くの人々の救いの道を拓いたイギリス人、ウィリアム・ウィルバーフォースの物語だね。

18世紀のイギリス。交易で富を築いた家に生まれたウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)は成長すると、

父と叔父が残した財産を多くの慈善事業に使うほどの優しい青年となる。




















イギリスの主たる収入源である奴隷貿易に心を痛めた彼は、世のために祈る聖職者になるか、世を変える政治家になるかで心が揺れる。

彼の師で、『アメイジング・グレイス』の作詞をしたジョン・ニュートン(アルバート・フィニー)に背中を押されたウィルバーフォースは、21歳の若さで議員に選出される。

彼は英国最年少の首相ウィリアム・ピット(ベネディクト・カンバーバッチ)と共に、奴隷貿易廃止を訴える。













ウィルバーフォースの苦難に満ちた活動は、名曲『アメイジング・グレイス』によって支えられ、奇跡の結末を迎える。此れは、実話だね。














奴隷たちは、両手、両足、首に鉄枷を填められ、大きな鉄球に鎖で繋がれ、身動き一つできない船底の閉所に詰め込まれて運ばれる。

関節が腫れ上がったり、脱臼したり、病に犯されたりして商品価値が落ちれば大海原に棄てられる。

女奴隷は、長い航海の間、脚を枷で吊られて船員達の慰み者として扱われる。彼らは、家畜以下なんだね。





1ヶ月程の航海を経て港に着く頃には、積荷の600人の奴隷は三割ほどの数に減っているんだね。

其の頃まで、イギリスの経済を支えていた奴隷貿易は、アフリカ人の断末魔の苦しみの上に築かれていたことになる。

アメージング・グレースは、此の奴隷船の一隻の船長を務めていたジョン・ニュートンが、自責の念に駆られて神にすがり、

付きまとう亡霊に苛まれつつ痛恨の思いで書き上げた歌詞なんだね。





ウィリアム・ウィルバーフォースは、この奴隷船の事実に心を痛め、廃止への戦いに生涯を懸けることを誓う。

独りの目覚めに依る行動は、何十万、何百万のアフリカ人の命運を左右する働きの第一歩となったんだね。

なんと崇高なることだろうかね。その戦いに立ちはだかるのは、母国の経済の基盤を揺るがしかねない大逆の汚名だね。

















Il Divo - Amazing Grace(+ 再生リスト)










Amazing Grace
アメイジング・グレース




Amazing grace how sweet the sound
アメージング・グレース何と美しい響きであろうか

That saved a wretch like me.
私のような者までも救ってくださる

I once was lost but now am found,
道を踏み外しさまよっていた私を

I once was lost but now am found,
神は救い上げてくださり 今まで見えなかった神の恵みを

Was blind but now I see.
今は見出すことができる



















'Twas grace that taught my heart to fear,
神の恵みこそが 私の恐れる心を諭し

And grace my fears relieved,
その恐れから心を解き放ち給う

How precious did that grace appear,
信じる事を始めたその時の

The hour I first believed.
神の恵みのなんと尊いことか




















Through many dangers, toils and snares
これまで数多くの危機や苦しみ

I have already come.
誘惑があったが

'Tis grace hath brought me safe thus far,
私を救い導きたもうたのは

And grace will lead me home.
他でもない神の恵みであった




















The Lord has promised good to me,
主は私に約束された

His Word my hope secures;
主の御言葉は私の望みとなり

He will my shield and portion be
主は私の盾となり 私の一部となった

As long as life endures.
命の続く限り













幾度と無く敗退を繰り返しながらもウィルバーフォースは戦い続け、奴隷貿易は「正義・博愛・健全な政策の原理に反する」との主張が議会に浸透、

支持者が増加する。やがて、20年間にわたって尽力してきたウィルバーフォースへの賛辞がなされる中、

法案は283対16で可決され、奴隷貿易廃止法は1807年3月に国王の裁可を受けて成立した。




















Yes,when this heart and flesh shall fail,
そうだ この心と体が朽ち果て

And mortal life shall cease,
そして限りある命が止むとき

I shall possess within the vail,
私はベールに包まれ

A life of joy and peace.
喜びと安らぎの時を手に入れるのだ
































The earth shall soon dissolve like snow,
やがて大地が雪のように溶け

The sun forbear to shine;
太陽が輝くのをやめても

But God, Who called me here below,
私を召された主は

Will be forever mine.
永遠に私のものだ









































When we've been there ten thousand years,
何万年経とうとも

Bright shining as the sun,
太陽のように光り輝き

We've no less days to sing God's praise
最初に歌い始めたとき以上に

Than when we'd first begun.
神の恵みを歌い讃え続けることだろう

























































人は言葉で解り合い、心で通じ合い、情熱で揺り動かされる。  そんな、映画だったね。












Amazing Grace (Christian Music Video)(+ 再生リスト)























カメレオンの独り言-1136 『疲れた』

2014年05月16日 | 日記







 5月16日の分です。







道を当てどなく歩いても喉も渇けば腹も減る。山を登れば、尚更、疲れて休みたくもなる。今、オレは、そんな状態みたいです。

このまま歩き通して坂を下れば転げ落ちるやも知れん。岩に顔面、ぶち当てて死んだら元も子もない。

暫く、小休止致します。兎に角、腰をおろそ。元気回復したら、また歩き出しますので、ちょろちょろと、覗いてやってください。





と、今日のオレは、そんな気持ちで云ってます。だから、明日のオレは解らない。「エエ加減な奴やのお~」 黙って休むのは堪えられない。



















カメレオンの独り言