カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1897 『映画 ハイエナ』 コワイ映画だねえ~

2017年10月30日 | 日記




 『ハイエナ』 2017年10月






昨晩は、間に合わせの駄文で逃げるような仕上げに感性の衰えを悲観しつつアマゾンプライム無料映画で浮気してた。

映画も、なかなか満足させてくれるのに行き当たらないね。こういう風に次から次から馬鹿らしいのを目の当たりにしてると

そんなに悲観することもないねと思ったりする。





で、何とはなしに観だして、此れはちょっとヤバイのではないかいなと、野生の触覚が反応してる。「おまえは野生か?」 一匹狼だよ。

人を人とも思わぬ者たちの狂気だね。オレは、恥ずかしながら野生の質(たち)なんだけど怖がりなんだよ。 「一匹の子犬か?」 クン。

力のない弱い女性を四の五の言わさず売り飛ばしてしまうなんてのは相手のことを考えることなどないんだね? 理解不能だね。





画面に漂う雰囲気が、麻薬のカルテルで有名なメキシコやコロンビアみたいなとこと似てるよ。

此処は何処の国や?って、疑ってしまうほどイメージから外れてる。でも、イギリスなんだね。何処でもおかしなのはいるだろうけど

刑事も悪人も獰猛な奴等ばっかし。麻薬取締官の刑事が主役なんだけど持ちつ持たれつで悪人どもと繋がってるんだね。












『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画 ピーター・フェルディナンド






出て来る奴が、皆、悪人みたい。刑事たちが机に盛った麻薬を鼻から吸い込んで、皆、揃って普通じゃない。

取り押さえた犯罪者からドラッグや金品を奪い、自身もドラッグに溺れた凄腕でありながら最悪な汚職警官のマイケル。

ロンドンに世界最凶と謳われるアルバニアのギャングが進出し事態は一変する。





常に一歩先んじて自身の汚職を隠ぺいしてきた彼だったが、アルバニア・ギャングとの闘いの中、徐々にそれが崩れていく。

そして、追い詰められたマイケルは地獄の底を見ることになるなんて粗筋。 『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画。

主演は、ピーター・フェルディナンド、スティーヴン・グレアム、ニール・マスケル等、あまり馴染みの無い役者ばかりだね。





イタリアからアドリア海を跨いでボスニアヘルツゴビナ、セルビア、モンテネグロ、コソボ、マケドニア、ギリシャに囲まれた

位置にアルバニアがある。アルバニアを含む周辺国では、1990年代、民族紛争で何十万人もの惨たらしい数の犠牲者を出した。

其の殺戮は、女子供老弱男女見境なしのホロコーストと呼ばれるほどの惨状だったらしい。













『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画    しかし、リアル通り越して、其処まで描かねばならんもんかね? 






血の気が多いんだろうね? 此の映画も惨たらしい殺人の描写が多い。バスタブの中でバラバラにしてるシーンなんか恐怖で倒れそお~。

命に対する憎しみよりも肉に対する恨みのようなものを感じさせる、破壊せずにはおかんって感じなんだね。

敵対する相手の倉庫かね? いきなり入って来て山刀(やまがたな)を振り回してズタズタに殴り斬りしてる。怖さは充分に伝わるよ。





オレはね、自慢じゃないけど此の手の映画は観ないことはない。しかし、真っ直ぐに画面を観るのが辛い。斜め斜交いにちょろ見だね。

だから、パチパチ消したりするから筋を飛ばしてしまうことがままある。どうなるねんっ? パチ、もう行くなっ、パチ。

「今から行くっ」 来るなっ、パチ。 「すぐに出ろっ、急げっ」 パチ。 「あんた風呂どないすんのん?」 婆の声でほっとするよ。





内容の濃い映画だよ。「何処が濃いねん? 観てないだろ?」 想像力でホローしてんだよ。いや、想像力で衝撃に潰れるんだよ。

最後、上司が裏工作してんのが解ったマイケルが森の野原に上司を連れ出し自白を迫る。「妻も子も居るっ」 「それは良かった」

テープに事実の声が収録されてる携帯を投げて声の主が自分だと吹き込むよう促されるが、ヤケクソなって出鱈目云って見苦しいから













『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画   ピーター・フェルディナンド






脳天一発で射殺する。 「見苦しいからじゃないだろ?」 似たようなもんさ。ピストルで殺されるのは怖さがないのが不思議だね。

救い出した売買された女性と、もう一人の女性、誰か解らん? 「観てないのかよ?」 二人が部屋に隠れてマイケルが帰るのを待ってる。

其処へアルバニアの悪どもが押し入って来る。「マイケルに電話しろ」 逆らえる相手ではない。





高速を飛ばして帰る途中で携帯が鳴る。受け応えする二人の女性の様子がおかしい。万事休すの雰囲気が伝わってくるんだね。

部屋に凶暴なアルバニア人が待っている。どうなんのん? ビルの前に車を停め、窓の部屋を見上げる。麻薬を吸い込み身震いして覚悟する。

脇には、ヘッケラー&コック(H&K)の自動銃、行かねばならん。ドックン、ドックン、ドックン、ドックン、ドックン、暗転。












『ハイエナ』 2015年公開 イギリス映画   ピーター・フェルディナンド






アラッ? 終わっちゃった? ラストの無いラスト、あと、どうなんのん? 観たあとの爽快感なんて微塵もないね、そんな映画でした。










映画『ハイエナ』予告編










雨が小降りながら降り続いてる。台風は速度を上げて、今、四国沖を通過、潮岬沖辺りの太平洋の海上を北東に進んでる。

上陸の心配もないまま海上を北東に進んで温帯になって消えるね? 雨レーダーを見ると近畿に被ってる雲が北東に流れ去ったら

この分だと夜には晴れ間が覗くかもね。明日から、紅葉に誘われて秋の行楽日和で観光地なんか人出が賑やかになることだろう。





あらっ、雨がやんで空に夕焼け空が覗いてるよ。雨や嵐があっても最後には、やっぱり晴れ間が広がってスカッとする映画のほうがええで。








































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