カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-2017 『人生は気合で決まる』

2018年03月24日 | 日記





 『喰っちゃいな』 2018年3月24日







今日の天気予報では15度ってなってるけど日中10度だね。道理でなんか寒いなと感じてたよ。空は晴れてるけどベランダの前が

工事の足場で覆われて透けてはいるけど防塵幕も張られてるから暗いんだね。空が曇ってるようにしか見えないしお日さんの差し込みも弱い。

天気も悪かったから、また、最近、散歩サボってるけど、此の調子だと工事が終わるまで外歩きしてお日さん当たらんとあかんね。





最近、前が見通し悪くなったせいかな? しれた発想なんだけど、それすら湧いて出てこないみたい。底をついたかな?

まあ、そういうことで、今日の駄文は終わり。「コラ、待て」 放っておいて。「何も書いとらんやないか」 

噴き上がるものがないんだよ。此の調子だったら、ちょうど、下界をうろつくにはもってこいだよ。 「下界?」 世の中のことだよ。 





何も考えないで脚の向くまま気の向くまま、風にふられて出かけよう。パタパタ、パタパタと閉じるような音が聞こえたような気がするよ。

シャッター閉まったお店が軒を並べて閑散としてる田舎の商店街って感じだね。「おっちゃん、やってないの?」

ああ、悪いねえ、仕入れも滞って商売できる状態じゃないの。 「何でもええねんけどなあ~」 スーパーで買って来てた日本盛りがあるよ。


















「ええなあ~」 ほな、燗したげるわ。 「嬉しいなあ~」 ほな、出し巻き巻いたるわ。 「ええっ?おっちゃん、ええんかいなあ?」

カラリン、カラリン、カリカリカリン、ジュッジュジュジュ~、「おっちゃん、上手いもんやなあ」 昔取った杵柄(きねづか)よ。

出し巻きはね、出汁を冷蔵庫で冷やして取ってあるからちょうどいいよ。オレの出し巻きは、そこらの出し巻きとは、ちと違うよ。


















文句は云わせねえっ、云いやがったら包丁やら銅製たまご焼きなんかパンパラパーンッと投げ飛ばして放り出すんだよいっ。「コ、コワイ」

料理はな、気合よっ。気合の入ってない料理なんかクソだよっ。「そ、そうですか」 ジュ~ワ~ウワウワア~、あらよっ。

「う、美味そうやなあ~」 こうしてよ、突然、出てきたもんはなあ、美味いもんなんだよお~。おう、熱燗で頂いてよ。「は、はい」





「燗が利いてるう~、だ、出し巻きが活きてる~」 だろっ? 此れが解らん奴なんかはなあ、コンビニの惣菜でも喰らっとけっ。

「おっちゃん、ホンマア、最高に贅沢な美味さやっ」 だろっ? また、気が向いたらおいで、今日は、奢りや。 「ええ~っ?」

喰うたもんも、作ったもんも美味さに酔う、此れが料理や。 「おっちゃん、ごちそうさまっ美味しかったわああ~、人生に香って消えないよ。」 





まあ、そんなお話しでした。 「なんやねん?」 駄文と一緒だよ。気合が入ってないと、ただの活字だよ。以上、終わり。


































カメレオンの独り言-2016 『ビールのない餃子なんてクリープの無い珈琲と一緒だよ』

2018年03月23日 | 日記




 2018年3月23日






今のオレは、特に何を食べたい此れを喰いたいってのがないから腹が大きくなれば何でもいい。多くを喰わないから胃袋も小さくなってんかね?

此れが無いと駄目ってのは、茶漬け、朝ごはんに味噌汁、漬物、それに煎茶だね。出来れば、二週間に一回は自家製の餃子があれば最高かね。

此の時は、発泡酒ビール360mml 2缶、喰ったあ~と満足できる。隣の奥さんの餃子は美味い。551とか、眠眠とか、王将とかで土産を





買って来てくれるけど、少し食べたら胸焼けして多くを喰えない。ラードかな? 息子が居る時は、あちこちのいろんなお店で食事して

歩いたけど、そんな折に、此処のは美味いって餃子もあったけどね。今となっては、滅多に外食なんかしなくなった。

隣の奥さんが座骨神経痛で買い物や食事の用意もままならないから、メモ書き渡されて買ってくるんだけど、此の前、3割引きの張り紙を





見落として隣の定価のを買って帰って来たらしい。 「何処を見てるのっ?」って怒られた。 「幼稚園かいなっ」 おかしいなあ~なんて

呆けて誤魔化してる。ミンチ肉なんて買ったことないよ。シャブシャブ用の肉、そんなのも知らないよ。

「こっちは脂身が多いやろ?」なるほど。 「餃子の皮は?」 ちゃんと買ってるよ。お米もちゃんと買って来たよ。





白菜4つ切り、キャベツが丸玉一個、ニラが一括り、食パン2斤、牛乳2パック、「誰が食パン2斤って云うたん?」 此れは、棚に並べたやつが

ホンワカ柔らかかったから、今が買い時と思って追加したんだよ。オレの買ってくる食パンはいつも柔らかいだろ、抜かりはないんだよ。

「これ、賞味期限3日後やないかいな、二人で2斤も食べられへんで」 オレが喰う。「日にちを調べてるか?」 柔らかかったからだよ。





3日後、「此の食パンおいしいなあ」せやろ。云っちゃあ悪いけど、おまえが買って来た食パン、いつもホンマにマズイよ。「そう云うたらそうやな」


















「今日は、あんた、教えたるから餃子作るの手伝いや」 あいよ。なんてことだよ。料理は作ったのを食卓に出されて美味いんだよ。

「ほなら、また、今度にするか?」 キャベツを刻めばええんやろ? ニラも刻めば済む話だよ。ポールにミンチ肉200ブラムにゴマ油を

トロリとひとかけ、塩少々、胡椒を少々、お砂糖少々、醤油がひとかけ、なにやら(忘れた)を絞り出して其の半分弱を、うん? 此れなんや?






「ニンニクやがな」 へえ~、チューブに入ってんのん? 「今はな、なんでも揃ってんねん」 此れを練る訳やな。

「キャベツの水を切って、ニラも入れる」 ホイホイ、ゴネゴネ、ネリネリよく練り込んで具の完成やな? うん、ええ~匂いが漂ってるよ。

隣の奥さん、食卓テーブルでノーパソ広げて、何やら調べとるな? カウンターから覗いてみるところ座骨神経痛の治し方を






ユーチューブ観ながら足腰捩じって苦痛に耐えとおる姿勢やね。「ああっ、痛あっ」 ゴネゴネ、ネリネリしながら、オレ笑ってる。

あのなあ、習って治そうってのは悪くはないけどね、治そうとする優しさと厳しさの執念がないと治らん。  

自分の身体が反応する癖とかは自分が意外と知ってるもんだよ、痛みの許容を知ってるから限度も解ってる。治す時は限度の境界線の戦いだよ。


















まずは、痛みに慣れることから始まるみたいだよ。痛みで緊張して優しさで緩和して無理を強いて気を抜く。此の繰り返しで気づくことがある。

治すって気で治るってのを感じるんだよ。肉体労働で肩の力が抜けて腕を上げることも叶わなかった。無理をしたら突っ張って激痛で

硬直した。限界を知ったらじわじわと慣らすんだよ。小指を骨折した時も同じだね、怒ったら許す、許したら怒りの原点に気付いて笑いが湧く。






そんなのと同じだと思うよ。戦いを放棄すると痛みは増して苦しみが増える一方、上がらぬ腕を僅かなりとも上げる努力が痛みを和らげる。

おまえも頑張ってるけど続かんね? 「痛いがなあ」 云うといたろか? 痛みの上には痛みがあるんだよ。逃げたら続くばかりだよ。

其の痛みを越えるってのがポイントだよ。 「あんたは、なんでも独りで黙って治してたなあ」 運が良かったのかも知れんけどね。


















でけたで。大きなお皿に餃子を包み終えてならべる。 「ほう、上手い具合に包んでるがな」 ああ、そう。火加減と水の注ぎ量加減、なるほど。

パリパリと焼き焦げも程々で美味そうではないかいな。此のパリパリ加減がいい。ご飯と頂く人が居るけど、オレは、ビールだけでいい。

お腹に飛んで入るよ、美味いっ。 「あんた、ビール冷やしてないわっ」 ええ~っ? ホンマア~ッ、なんで毎度、必ず、何かを忘れるってのは、






病気か? 「ごめん」 最後に一本だったのか? 「ノンアルコールやったらあるわ」 ノンアルコールを誰が飲むねん? 放ってまえっ。

そんなもん冷やすんやったら発泡酒を冷やしとけっ、アホンダラッ。美味しいクライマックスに水差すような展開だよ。

ええわ、無いよりはマシかな? 今頃、冷蔵庫に発泡酒並べてる、遅いんじゃ。こいつは、なんなんだろうかねえ~? 忘れるのが愉しいんか?






最初の最後の一本を大事に呑んでて良かったよ。最初に勢い込んでゴクゴク飲んでたら、あとは水呑んでるような按配だよ。

今日は、ニンニク多めにしたから効くねえ。キムチを添えるとうま味が増すよ。ああ、美味しかった。結構でした。何を加減すれば味を〆るかって

容量も理解した。今度は、オレが拵えてあげようか。ビール、チェックが肝。ご馳走さんの後、牛乳を飲んでおかんとあかん。


































カメレオンの独り言-2015 『8年目の春』 

2018年03月22日 | 日記





 2018年3月22日






今日は、春分の日でお休みか、知らんかったね。オレは、もともと、山ん中の狼育ちだけど、最近、もうひとつ秘境の中に奥まってしまって

社会がおぼろげにしか見えない老け狼になってしまったよ。困ったもんだよ。天気が悪いね、気温も落ちて冬山かよ?

長いこと買ってない煙草が切れかかってるのに気付いて里に出て買って来たよ。 「何処の里や?」 都会の外れだよ。





ヤマト宅急便も佐川急便も毎度走ってるけどね。そうだ、昼過ぎにヤマトさんが配達持って来てくれたよ。ありがとう。

ふっふふふ、さて、思い通りのが届いたかな? プッシィ~とカッターナイフで梱包を切り開く。ナイロン袋に収まったGパンが綺麗に

畳まれて入ってるよ。 「本格の風合いと履き心地の良さを合わせ持つ、13.5オンス(ウォッシュ加工前)のデニム」 うーん、いいね。





「メンズらしい力強い印象のデザイン」 何処がや? ポケットが大きいんか? 「加工無しワンウォッシュなので生地に光沢も有り

3990円でこの出来は流石だと思いました。オンスは薄すぎず厚すぎずオールシーズンストレスフリーな厚みです」  うん、うん、そうねえ。

今ね、3990円が2990円になってるの。無理してハゲさせたんじゃなくて、たしかに加工無しで生地に光沢も有ってしっかりしてるよ。





クニャクニャして伸び縮みしたようなGパンは好きじゃないから、此の昔ながらの年代物、ヴィンテージかね? 其の生地の腰を維持して

ヴィンテージ・レギュラーフイットジーンズシリーズがお気に入りだよ。オカマ好みみたいな柔らかいのは要らん。

15~6オンスぐらいが昔ながらのGパンの厚みになるのかね? 昔は、そんなGパンが主流だった。西部劇で馴染みのタフなGパンがいい。





硬くて厚くて、暑いのなんか、どうってことない。ユニクロは、そんなのに近いのも造ってくれてるから嬉しいよ。













『ヴィンテージ・レギュラーフイットジーンズ』  デニムのアタリやほつれを研究し、現代に甦らせた本格の1本 ユニクロより






オレが、欲しいなあと思ってた通りのが届いたよ。早速、履いてみたらユニクロ製なんて見えないよ。オレが恰好良すぎるからかなあ~?

「一人で云うとれ」 1990円なったら、もう1本買っておいてもいいね。ホンマにピッタシ、ユニクロはストレスフリーだよ。「真似か?」

1290円になるまで待ってもいいんだけど、サイズが売り切れるのがストレスだよ。万が良ければ破格でラッキーなんだけどね。


















さて、彼岸過ぎたら季節は変わるって、毎年、間違いなくホントだね。来週からコロッと春日和になるって予報に出てる。

衣装は万事整った。リュックの中身もOK、一眼レフもバッテリー充電OK、来週からは、気温も上がって海も待っててくれてるぜ。

田舎の用水路もオレが来てくれるのを待ってるぜ。まあ、待っててくれても昔ながらに思うさまとはいくまい。


 


実際は、面倒臭いから気慰め程度かね、其の場に身を置いて景色など眺めてゆっくりとしてるのが関の山だろうね。そいで結構。 

8年目の春、暫くは、夢や希望は棚ん上に飾って置いて捨て身の覚悟で残る命を我が身のために使い切ろうか。

帰りには、美味しいラーメン屋さんに入って豚骨か味噌ラーメン、腹を膨らませて帰ろうかい。ついでに都会の写真も撮り足しておこうかい。


















まあ、そんな思いを春の陽気に誘われて外の世界を放浪しようかい。 「ホンマかいな?」 そうね、予定は未定の人生だからね。 
 

































カメレオンの独り言-2014 『映画 ハイドリッヒを撃て』 40年ぶりに再び 『暁の7人』

2018年03月21日 | 日記





 『ハイドリッヒを撃て』 2018年3月20日







今日は、ちょっと間に合わせです。



アマゾンプライムのBlu-rayの販売に目を通してたら 『ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦』 なんてのに目が止まったよ。

第二次世界大戦中、ユダヤ人大量虐殺の実権を握り、その冷酷さから「金髪の野獣」「プラハの者」と呼ばれたナチス親衛隊の大物幹部

ラインハルト・ハイドリヒを暗殺したエンスラポイド作戦を描いた映画って解説されてる。 アレ? 覚えがあるねって思ったら





『暁の7人』の再映画化だね。今回は、2016年制作のチェコ、イギリス、フランスの合作映画らしい。

カメレオンの独り言-1442 『映画 暁の7人 観てないんだけれど昔のTV洋画が甦る』で、以前に駄文で書いてるよ。

此れは、観なくちゃいかん、でも、¥4027って高いではないか。Blu-rayか。遠い昔、TVの番組で、此の題材をドキュメントタッチで





描いたドラマを放映してたの。もう、何十年も昔になるかね? TVドラマで当時としてはリアルなタッチでかなり力が入ってたよ。

其の時の印象が強烈だったのかしてオレの記憶に深くとどまってた。オレんちがテレビを買ったのは、たしか、1958年頃だったかね?

皇太子明仁親王と正田美智子さんとの結婚の儀は1959年(昭和34年)オレ、パレードを観てたね? 此れがテレビの普及を促した。












『東芝真空管テレビ MODEL 14EP』  おふくろと一緒に映ってるテレビ、探したら同じのを(左)見つけたよ 今に残る最後の一台みたい






東芝の14インチ白黒だった。此のドキュメント風の映像は、其の2~3年後辺りだったかなあ? 「此れ、ホンマに迫力あるなあ」ってのが

感想だったね。映画館で洋画を、毎度、観てた頃だったから目が肥えて、作品の出来不出来を厳しくチェックするのに慣れてたよ。

其の後、10数年後1976年(昭和51年)に公開された 『暁の7人』で同じ題材の映画の看板に気付いた。梅田グランド劇場だったと思う。





で、40年後に、また映画になったんだね。あちこち探してたら1964年にも映画になってたらしくて白黒作品でドキュメンタリな雰囲気。

テレビドラマで遣ってたやつかなって思ったよ。でも、覚えてるシーンと重なった部分が無いから違うみたい。

地下に追いつめられて水攻めになって教会の地下で自決する展開は変わりない。悲愴な最期を遂げるまでを描いてるようだね。









『アテント』 (1964年制作未公開?) 此れは、ちょっと長いのしかなかったので暇な時にでもどうぞ。



Atentát (1964) - Atentát na R. Heydricha, Heydrichov pohreb a prestrelka v kostole














『ハイドリッヒを撃て』 2017年公開 チェコ、イギリス、フランスの合作映画  










『ハイドリッヒを撃て』 2017年公開 チェコ、イギリス、フランスの合作映画









『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』映画オリジナル特報











『ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦』(Blu-ray)のポスター、題名 『ハイドリヒを撃て! 』 だけでいいんじゃないの?

「ナチの野獣」暗殺作戦なんて要らんのじゃないの? 安っぽくなるよ。

敵地に侵入して死ぬまで戦う使命を背負った男たちの物語、相手はそら怖ろしいドイツナチ親衛隊。其の司令官を暗殺するのが任務。












『ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦』  ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ親衛隊大将






ハイドリッヒが暗殺(手榴弾の炸裂で重傷を負い後日死亡)に倒れた日から親衛隊がチェコ全土に戒厳令を敷き、大々的な捜査と報復に

乗り出した。襲撃からハイドリヒが死亡するまでの一週間程だけですでに157人が射殺され、暗殺部隊を匿(かくま)ったとして

リディツェ村村民虐殺、レジャーキ村村民虐殺、その他、報復や捜査のために大勢のチェコ人が拘束され1357人が即決裁判で殺戮された。





虐殺村の女子供らは強制収容所に送られてガス室の露と消えた。7人の決死の英雄たちはラインハルト・ハイドリヒ親衛隊大将を

倒し使命を果たし立て籠もった教会で華々しく抵抗の上全滅したけれど、其の巻き添えで2000人以上のプラハ市民が無抵抗で犠牲になった。

英国チャーチル首相をはじめ連合軍が立案する暗殺計画は、こののち、ナチの報復を恐れて決行は見合わされ全て中止されたとある。





そんな悲惨な事実を引きずって描かれた実話だね。











『アテント』 (1964年制作未公開?)









『アテント』 (1964年制作未公開?)









『アテント』 (1964年制作未公開?)









『アテント』 (1964年制作未公開?)











『実際のラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ親衛隊大将』









『実際のアドルフ・ヒトラー(中央)向かって右側が、ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ親衛隊大将』

































カメレオンの独り言-2013 『汗で土を潤わせて気心撒いて芽が吹き笑いの花が咲く』

2018年03月19日 | 日記





 2018年3月19日







玄関に自転車を置くのは好きじゃないんだけど、此の玄関は通常より広いから一台立て掛けて置いても邪魔にはならないから助かってる。

ウロウロ散歩に出るようになってから自転車を全然使わないし、雨で濡れることもないから買ったままの綺麗さでピカピカ光ってる。

隣の奥さんは、買い物でよく利用して頻繁だから玄関の外側共用廊下の壁際が気に入ってる。ドアを開け閉めして出し入れが面倒らしい。





此処は共用廊下なんだけど階上が天井替わりで雨や風に影響されないから自転車も濡れずに汚れることがない。裏手が広い吹き抜けになってて

空を見上げて花壇も在って開放的な構造になってるから息が詰まるようなこともない。お住いの皆さんも揃って気さくで静かなもんだよ。

共用廊下もお隣とうちだけが専用で使うのみの端っこの角周りで、突き出た柱の分で目に刺すこともない。至って自由度が高いとこ当たったよ。





吹き抜けの下が駐輪場になってて、其処へ停めれば玄関広く使えるんだけど雨滴が跳ねて濡らすから止めてる時間が長くなれば錆が回るだろうね。

そう思って玄関の中に入れてる。散歩でウロウロが癖になってから離れたスーパーへでも歩きで行くから乗ることがない。

此の前、店じまいの時間になって其のスーパーへ食パン買うのを頼まれて珍しく自転車転がせて行ったんだけど、な、なんと速いことかと驚いたよ。





いつも、サッサカ、サッサカ、と素早い歩きを表現してんだけども、あれは、ただの口だけであったようなイメージの話のよう。 「当たり前やろ」




















隣の奥さん、座骨神経痛でヨボヨボしてんだけど口だけ達者で 「〇△✖□◇✖✖△っ」 「〇△✖□◇✖✖△っ」って怒ってんだけど

これが可笑しくて聞いてるオレは聞こえないから解らない。何を云ってんだか解らないから、

ええ? ええ?って聞き直してんのに 「△✖□◇〇△✖□◇✖✖△っ」 ええっ? 「✖✖△っ △✖□◇✖✖っ」 怒ってばっかしだよ。





こいつもおかしいんだよ、身内の連中と電話で喋ってる時は、「キャアハッハハハ、せやがなあ~ほいでなあ、いつものこっちゃがなあ」って、

馬鹿話は、遠く離れた洋間まで響いて聞こえてるがな。で、オレに話す時は、トーンを落としてボソボソボソボソ、嫌がらせか?

「誰と話しても、聞き直しなんかされたことないわっ」 ああ、そう、これから、オレには受話器持って話してくれる? 「病院へ行きっ」





仕事を離れる数年前から聴覚に危なげ感じてたけど、オレ自身は感覚で人さんの気配を感じ取って対応をそれなりにこなしてたから不自由は

ないと思って気にもとめなかった。会議などの時は、確かにマズイねって、終わりが近づいてることを意識はしてた。

ヘッドホーンで洋画を観てても字幕がホローしてくれるから、なんら不自由などないんだけど好きなバックグラウンドの音楽の微妙な響きが





薄っぺらになってるなあとは思える。其れはそれで致しかたないと諦めれば、別段、取り立てて不満もないんだけどね。

足らぬところは想像力で補えば音は活きてるように捉えることもできてると思うよ。ホントより行き届いてると思ったりする。 「嘘つけ」




















いい天気だったね。でも夕方頃から冷えてきて薄着してたら寒いよ。モンベルのクリマプラス200 ジャケットを羽織るとちょうどいい具合。

8時頃かな、ブログを書いてたら、おかしいな? なんか矢鱈眠たくなってうたた寝してたよ。

そういえば、仕事を終えてブログを書いてた頃は、毎度、パソコンの前で睡魔に襲われて、起きてる積りが、ふう~と意識失って、暫くすると





ハッと跳ね起きてはの繰り返しだったね。あの頃を思い返せば、今は完全に気合が抜けてるよ。仕事から離れて、流石に、船を漕がねば

ならんほど眠気に襲われることなんて滅多に無くなったなあ。リビングの隅に衝立で仕切って狭い空間に、机、設(しつら)えて、毎日、

深夜の2時~3時まで頑張ってたよ。勢い込んだら4時~5時まで書いてたね。そのわりに成長しないのは悲しいね。






















パソコンの前に居る時間が大方でキーボード打ちまくってた割りに、全然、上手くならないままってのも呆れて笑ってしまうよ。

前にも書いたかね? ひらがな打ちを続けておけば良かったと思ってしまうよ。ワープロから打ち続けてたからひらがな打ちは下手なりに

速かった。カチカチカチカチカチカチカチカチって澱みもなく打ち間違いも少なくて、いっちょ前の腕前もどきだった、自分ではね。





ローマ字打ちしてからテンポが狂って、カチカチカチ、ポチポチ、カチポチン、カチカチカチ、カチコキンって躓(つまづ)いてコケだした。

歳を考えてりゃマヌケはしなかったろうね。今となれば、ひらがな打ちに戻るには遅すぎた。今、戻ったら、今以上に辛気臭くなって、

老人臭くなって、手の施しようがなくなって、お手上げなって、疲れ果ててパソコンの前で常に死んだように寝てるんではなかろうかね? 




















誰かさんが読んでくださってると思えばこそだろうね、緊張感が最後の線を維持して崩壊を防いでくれてる。人は独りじゃ成し得ないことばかり。

絞り出して言葉を紡ぎ出し伝える労で生産の真似事こなせてるんだろうね。腹立たせたり嘆かわしくて情けなくていろいろ考えさせられたりして

人のふり見て我が振り直せと気付きを与えて人の為。 「なんか他人事のような表現やね」 我が身を守る傷を負わない表現方法だよ。 「セコイ奴」





様式美っていうのかね? 社会に出て習い身に着く共通の姿勢、大方は会社員になって習い覚えるんだろうけど、さまに対して人は敏感に

習い覚える習性があるんだろうね? 簡単に云えば恰好つけだよ。人は、恰好つけから中身に至ってバランスを追及して成熟した人となる。

恰好つけは、人間の欲望の所産だね、会社は給料払って、まず、人となりを教育して看板に恥じない人間を養成してる。





一般に社会様式に則って人物像に幅を持たせて応用が利くんだね。此れに個人の個性を上乗せして活かせば魅力が、益々、活き易くなる訳だね。

そんな人たちがスマートに生きるさまで社会の見てくれは成り立ってる。侍に刀を与え、兵士に銃を与え、身分を与え、

組織の規約を守って看板を肩に背にして責任を全うして生きる、まあ、そういう立場の人が圧倒的に社会を形成するんだね。




















そういう社会で、野蛮人のまま成長したオレなんか一匹狼で生きんことには生きようがない。全く活かしようが無い訳ではないけどね。

まあ、あと僅かの辛抱で、此の世とも開放される予定だから顧みても忘れて澄まし顔して誤魔化せる歳になったことは幸いだね。

諸に馬鹿にされたり無視されたりなんてことは、幸か不幸か、皆無に等しい人生だったけど、其の分、内なる底から噴き出る恥のマグマの沼地を





這いずり回ることが進む道の術になったね。それなりに鍛え上げて貰ったんだろうね。オレには、とても似つかわしくない偉いさんに縁があって

見よう見真似で習った礼儀を下地に狼男の無礼を味付けして、大手の会長さんや社長さん、社員さん、労働組合の長さんやらインテリさんらが

礼儀を返して付き合って頂けた。笑いで癒してくれるから、アホには効かない劇薬を混ぜて育てて頂いたのかも知れない。





オレの救いは、笑いの中から生まれ出たような一匹狼かもね。大事にして頂いたとしか思えない成り行きの中で笑いを撒いたかして、元気を

喜ばれて居たようだった。傍(はた)まで笑わせて笑い転げてるような奴だった。其の不思議を、出来るなら、あと僅か、活き通して終わりたいね。

其の意味合いでは、此の駄文は、活字を通してオレを活き通させてくれてるように思えなくもない。此れ幸いと礼に伏して感謝します。



















想い起せば、オレってなんなんだったろうかねって自分の存在に首を傾げて不明だね。いろんな人たちの顔が浮かぶ、誰も彼もが笑ってんだね。









追加 ー なんか、あとから読み返したら間違いだらけで申し訳ないです。思いつくまま書いたら、すぐに更新してしまうから後の祭りに

なってしまう。言葉は大事に扱わねばならんと反省します。なんで、急ぐんかねえ? 「おっちょこちょいか?」 さもありなん。

題も汗が涙に変わってた。 「水気に捉われたか?」 かも知れん。ぼちぼち拾って修正してます。


































カメレオンの独り言