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暖かいねえ~ポカポカだよ。オレの洋間は17度、ひんやりとして、ちょっと寒そうな感じ。14日、大阪市中央区現在摂氏20度、体感20度。
洋間は南向きでベランダガラスドアはお日さんポカポカ日差しが当たってんのに17度、ベランダへ出たほうが暖かいではないかいな?
考えたら此の部屋は全体的に寒く感じる。其の代わり、去年の夏場は涼しくて冷房を点けなくても、然程、堪えなかった。
真っ青な空見上げてると、なんか出かけたくなるね。菜の花咲き乱れる京都の亀山だったかなあ、綺麗だったなあ。田んぼの畦道歩いて
息子と 「綺麗やなあ」って嬉しそうに笑ってた顔を想い浮かべるよ。もう、一緒に歩くこともなくなった。
もっと、もっと遊んでやればよかった。ボ~と空を見上げて空白の頭ん中に青い空が被さって畦道の脇をキラキラと光って水が流れてる。
オレの心の中の菜の花畑でポケモンの少年になり切って独り恰好つけて天真爛漫な笑顔で居ろよ。いつも傍(そば)に居てあげる。
「おはようございます」 ああ、ご苦労さんです。ベレンダの前で工事の人が笑ってる。視点定まらずボ~としてたかね? なんか笑っとおるよ。
オレは、想い出したり思い耽ったりすると周りが見えなくなるみたい。聴覚が鈍いから余計だよ。ホントは、無視してて欲しいんだけどね。
では、影に隠れて一本吸うか。しかし、変われば変わるもんだね、ベランダに居るほうが、とても暖かくて気持ちいい。
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オレ、最近、女の人を意識する感覚が変わったね? 「どう、変わってん?」 何と申しましょうか、一言、どうでもいいって感じだよ。
「それは、歳喰ってボケてきたからだろ?」 もともと、其の方面は、がっつかないほうだけど意識に留める感覚がシラケたような感じだよ。
テレビや映画を観ていても瞬間だね、写真で捉えた瞬間が魅力であって、其れ以外は嘘八百、創りもの、永続性のない、ただの生きものって感じ。
誰を見ても可愛いくて綺麗なんだけど他方面に対して綺麗なだけって人が矢鱈目ったら多いみたいに感じるよ。底が浅いまま流れてるって感じ。
損得が最優先で生きてる人が目につき過ぎて、其の綺麗さが逆に見苦しいってのが目立ってるのに気づかず、其の上、わざわざ背中にのぼりを
立てて歩いてるような人が多いように感じるの。正体見たりって感じでシラケるんだろうかね?
嘘が習性になっていつしか本質になって、其の嘘が正体になる人が本物なんじゃないかね? そういう人が気を魅かれる女性だと思えるよ。
つまり、綺麗に惰性で飾って中身に変化をきたさない一本調子の棒みたいなのではいかんのじゃないか? 「どういうことや?」
戦いのない人だよ、自身の中で闘争することを知らない人だよ。常に自分を真正面から見て許せない人、緊張感が背筋を伸ばして
妥協しない人だろうね。そういう心得を身に着けて生きている人は自身にとても厳しくあると思うよ。そして、其の反動とも思えるほどに
他に優しく微笑みを失わない人が魅力を発散するんじゃないかね? そんなのあんまり居ないけどね。
オレが、いつも無責任に云ってるだろ? 藤田まことの 「嘘から出た誠」 此の言葉は、遠い昔、ラジオで聴いて、未だに記憶に鮮明だよ。
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マイナスからプラスを生じる。嘘に常に対峙して事実を意識づける、癖として意識づけて繰り返し習性として身に着けて本質になる行程から
誠を知る。オレはね、嘘八百から真実の重さを学んだのかも知れない。臭さから生きるという生理を学ぶ。汚れることから清さを知る。
愚かから正しさを知る。間違いから直すという努力を知る。欠けたることから学ぶを知り積み上げる尊さを知る。
愚かを知らぬ人は情に疎い、袋を持たぬ鷹揚さや度量の無さに、包み込む優しさを忘れて叱責のみ忙しくなる。上げれば切りがないから
ここらでやめておこう。人が人となることは何もないことがもっとも美しいことと知る。 「そうかあ?」 其の方が楽だろ?
解ったようなことを云うにも言葉足らぬことの多かりき。知識の底のないのを露呈して我が身を馬鹿にして笑う、みんなで笑えば心も晴れる。
「なんやねん、お笑いか?」 短い時間に無理を書かすなよ。まともに学んで納得いくほど話し終えるには時間が足らんから寿命が尽きる。
「勉強が足らんかったのお~」 そうじゃのう~。しかしね、活字にせねば伝わらないから汗をかくけど、オレは、大凡は解ってる積りの錯覚。
「どれほど解ってる?」 こんなのは全て謎だよ。生命(いのち)とはそんなもんだよ。答えなど無い。何事も欲をかいてはいかんもんだよ。
ちょろ出しでいいんだよ。伝えたいのではない、では何が云いたいのだ? これだよ。 其れだけでいいんだよ。人は考える葦だよ。
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オレは、思いついたら書くんだけど、後先、知ったこっちゃないから確かめるのも疎かで傍迷惑な男だよ。間違いだらけなのに
皆さん、気長く読んでくださるから此れ幸い。 「おんぶにだっこか?」 愚かが独りで何が出来る? 助け合わねばならんだろ?
「其れをおまえが云うことか?」 知らん。 オレは、毎度、こんなの考えてる訳ではない、思い至ったらキーに任せて書いてるだけだよ。
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たとえ一人でも、言葉につられて考える葦になり、風にそよいで流れる記憶の波間のほとりで活字一つひとつを浮かせてくれれば、それでいい。
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