カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1850 『もう、あかん~』 

2017年08月30日 | 日記





 2017年8月30日








「トランプの話し方は、実に幼稚だが力技で迫力があり、嘘でも間違いでも平気で本当のことのように言い切る」 此れは自信だろうね。

「また、複合的に文章を組み立てることができないので単純な言い回しに終始する」 通じりゃいいんだよ。

「途中で、何を話していたのかわからなくなるのか、話がどんどんと飛んでいくことも多い」 そうそう、オレも一緒でホッとするよ。





「だから、主語と述語が一致しなかったり、文章をきっちりと終らせなかったり、という発言が多い」 教科書開いて喋ってんじゃないよ。

「しかし、その未完成の文章を聴衆が自分の言葉で埋めて完結させることにより、(此処んところがトランプ大好き)

トランプと一部の聴衆との間には共感が生まれる、と分析する学者もいる」 そいでいいんだよ。解る人に解ればいいんだよ。













『ドナルド・ジョン・トランプ第45代アメリカ合衆国大統領』







今日は、朝早くに目覚めて、もう少し寝なおそうかと思ったけど、なんか目覚めが良くて起きちゃった。5時半かよ、早すぎたね。

カーテン拡げたら、あらまあ、雨が降ってるよ。夜明けのコーヒー沸かして、ついでに食パン焼いてモーニング。

パソコン起動してMSNとBingのニュースに目を通して、外の様子に目をやれば雨はやんで曇り空、いつもより暗い。





でも、雲が疎(まば)らに散り出して此れは晴れるね。ベランダに出て一服、気温が下がってて珍しく涼しいよ。

此れは歩きに出るには打ってつけだよ。8時半、スニーカー履いて外に出る。何処でもいいからスタコラ歩いて時間を潰す。涼しいから楽だよ。

電車のひと駅ちょい、何もせぬよりは、日々重ねれば脚の運動にはなる。帰って来る頃になったら薄っすら晴れ間が覗いてる。





日中のような酷暑じゃないからド汗まではいかん。よし、今日の予定は済ませた。9時15分、シャワー浴びてスカッとする。

昼過ぎ、チャイムが鳴ってる。「あんた、何か(宅配)頼んだか?」 いいや。 「誰かな?」

ドアを開ける音。「ああ~なんや、来てくれたん」 誰かいな? 洋間から出て覗くと、おお、〇〇〇、来たんか。「★★ちゃん」 おう。





「★★ちゃん、携帯放ったらかしやな? 出てくれへんねん」 あら?ホンマかいな。携帯確かめたら、おお、連絡入っておるね。「あかんわ~」

若者が一か月ごとに顔をみせてくれるよ。どや、会社は慣れたか? 「せやな、まあまあ、それなりに」 そうか。

奥さんは、ペラペラ喋って止まらない。オレは、思うに緊張と緩和の中に在ってこそ話題がしみ出て流れに変わるタイプだから、





日々変わらぬ朝晩過ごして出て来る言葉は見つからない。ニコニコ笑って聞いてるだけだね。




















日々変わらぬ朝晩繰り返して無為に時間を潰してるうちに、暑い、暑いと云いながらも暦の上では秋の入口まじかに差し掛かってる。

早いもんだね、9月かよ。一年は三等分、このぶんだと、次は暮れと正月も遠くはないね。

ちょっと気を吐いて駄文に力を込めて、オレなりに許せて読める話を書こうかとは思うんだけど残念ながら脳味噌腐ってるね。





日々流れ消えるような話を拾って、ただ回数を延ばしてなんになる? 糞ッ、糞ッ、糞ッ。

想うに夢の花が萎れてるようだよ。暑さのせいではないね、じょうろで水をやらねばいかんけど心の水が涸れてきてんじゃないかな? 

絵であれ、歌であれ、言葉であれ、其れに、たとえ駄文であっても水の潤いなければ育たない。なんか、今、そんな感じがするね。





「どうすんねん?」 解らん。愈々、年貢の納め時が来たのかも知れん。役人どもが表で待っている。「百姓、用意は出来たかっ」

なにお~小癪(こしゃく)なっ、汗水垂らして育てた米を取り立てるだけがおのれらの能かっ。「なあにい~っ」

「下郎っ、お上に対してっ無礼者っ、たたっ斬ってくれるわっ」 こんな無慈悲な狡猾魔めらがっ、おらが糞壺のババを受けてみろっ。





バッバッ、バッバア~ッ、「うわっ」 「クサッ」 「ふっ不潔っ」 「なんやねん?」 追いつめられた心境を物語風に語ってるんだよ。












『もう、我慢ニャらんっ』







昔ね、難波南街劇場の地下に在ったニュース館で、あれは東宝映画だったと思うけど伴淳三郎がね、最後、トラックに積んだ糞桶

の糞尿を大きな杓で掬って振り撒きながら町ん中走るんだよ。実に臭くて爽快なラストであった。

其処しか覚えてないんだよ。親父が隣で 「汚いなあ~」って笑って云ってたよ。此処で最初の第一作 「ゴジラ」を観た頃だった。

































カメレオンの独り言-1849 『椅子に腰掛け考えるヒト』

2017年08月28日 | 日記






  『エクス・マキナ』 2017年8月28日







一日のおおかたを椅子に腰掛けて机に向かってるオレなんだけど脚に不満を抱えて、もう、何年越しになるかねえ?

イタリア製(偽物)のオフィスチェアを7~8年程かね? 見た目はいいんだけどケツは痛くなるわ、太ももの裏側を圧迫して

脚はむくみが出るほど不健康だわ、ロクでもないんだけど平気で我慢してた。「おかしいんではないか?」 なんでも平気さ。




しかし、引っ越しの際に処分して清々したよ。で、今度は太ももの裏側を圧迫しないよう座高の低げな椅子を慎重に考慮して買って、

今使ってるけど(安もん)座面が早々にペチャンコになってケツに変な圧迫を感じて不快なんだよ。まともな椅子を造れよ。

今使ってる椅子は座面で胡坐をかけるなんて写真紹介して幅持たせて期待させて怒るで。座っとるモデルは大人の仮面被せた子供か?




背もたれとひじ掛けの設け方にゆとりを持たせた工夫があるのかなって無理して期待してたけどスケベ心は裏切られた。

胡坐なんか、どうやって組めるんだよ? 背面に食らいつくほど背中を押しやって無理して組んでも座面から脚が落ちるではないか。

「短い脚でも落ちるか?」 うるさいわ。昔ながらの椅子の寸法規格に填まり込んで想像力が湧かんのかね? 




こういう人の創った椅子は、仕事は真面目の一辺倒って面白みのないロボットみたいな人用だよ。

大は小を兼ねるって云うだろ、大きな座面で胡坐もかければ婆ちゃん座りも横座りも体育座りも好きなようにしてっていう椅子を造れ。

正しく姿勢で腰掛ける時には背面の隙間はクッション備えて置けば埋められるだろうが。「クッションが邪魔になったりするだろ?」




クッション一つで疲れた身には救いだよ、抱きついたり脚に挟んだり枕にしたり自由な心を隣に仕事が出来るよ。















『HA-1000WH smtb-tk』 ¥13,166    ( 寸法 Widthは、幅(横 × Depthは、奥行き × Heightは、高さ(縦) )








オフィスチェアに拘らずソファも含めて机の前でパソコンが気楽に出来る椅子、兎に角、座面の広い椅子を探したけど、なかなか無いもんだね。

デザインなんか二の次なら二つあった。一つは、嵩の高い暑苦しい社長好みの椅子で造りは安もんなのに2万弱。要らんわ。

もう一つも中国製。正体バレバレなんだけど座席と背もたれのみの必要最小限の造りで座面のデカさが特化してる。此れは魅かれるねえ~。




サイズ W645×D710×H790~865 mm 座面の高さW430~505mm カラーはホワイト・ブラウン

素材・仕様は背、座面は、合板 樹脂 張り地:ポリウレタン100%(PUレザー) クッション材:ウレタンフォーム、スチール
         
高さ無段階調節 背座連動ロッキング機能付ロッキングの強さは調整できる。またロッキング、固定をレバーで選べる。
         



座面正面幅645ってド広いではないか、背もたれまで奥行710ゆとりではないかっ。これは滅多に無いサイズ。13,166円安くはないね。

ひじ掛けなんて無くてもいい、膝に当たって邪魔になるだけ。思いのままに胡坐で座れる。写真紹介が一方向だけなので他の販売店のも覗くが

どれも皆一緒。奥行710ってのが解せん。写真では、そんなに座面が大きくないんだね? ゲッ、此方では座面サイズ W500×D470mmっ。




なんで、こっちには座面サイズがあって、あっちには無いんだ? 第一、W645×D710×H790~865 mm って、何処をっ測ってっ表示しとんねんっ。














『AGURA CHAIR』 ¥18.990 LOWYA (ロウヤ) あぐらがかける ゲーミング・パソコンチェア ロッキング ワイド座面







こんな訳の解らん寸法で売っちゃえば、あとは知らんみたいなとこ相手にしないよ。其れなら暑苦しい社長好みの椅子のほうが

懇切丁寧に写真に倣って寸法表示して納得できるよ。しかし、値段が其の分厳しいね、其の分、写真の通り胡坐かいてゆとりだよ。

此方は座面が、W635×D590、ちょっとした座布団級だよ。寸法には文句ないね。18.990円か、考えどこだね。此れ日本製かな?




椅子のせいばかりに押し付けて脚の運動おろそかになってんじゃないかなあと反省もしてだね、最近、また、歩き出してる。

日中は35度近くは上がってんだろうけど汗をかいて老廃物も流し出して健康に留意が正しいかも知れん。

七千から八千歩を目安に歩けばいいらしい。無理なく飽きて腹立つまでに抑えて爺歩きに精を出そうと言い聞かせてる。




それがだね、滴る汗の凄いこと、乾かぬよう水分補給しながら歩くから垂れ流しだよ。「汚ねえな」 格好も糞もあるかよ。

一時、腰から大腿部にかけて脚が攣るような痛みに、こらあ、もう、あかんなあって終わりを悟った時もあった。

でも、10日ほどで治っちゃった。そんなのは、もう、嘘みたいに活発な歩行姿勢だよ。「壊れたんとちゃうんかえ?」 残念でした。




帰ってきたら、汗拭き拭きの大きなタオルがベトベト。衣服もベタベタ。脱いで絞ったらボトボト。「くっさいおっさんやね」














『エクス・マキナ』2015年イギリス映画  AIが進化して人間顔負けの次世代の幕開け でも男と女は何ら変わらない処が馬鹿らしい








もう、何日も続けてるよ、うん、体調はいいね。奥さんが買い物の帰りに、オレが放ったらかしにしてた検診の結果を貰って帰って来てよ。

「あんた、肝臓の数値、正常に戻ってるわっ」 ああ、そう。「せやけど、腎臓の数値が悪いでっ」 ああ、そう。

「あんた、腎臓はコワイでっ透析やでっ」 血液入れ替えるんやな? 「そやで、そんなんなったら面倒めえへんで」 ああ、そう。




「あんたあっ」 煩いなっ何処から声出してんや? 「脚がむくむのは、腎臓やでっ」 かもね。しかし、オレの診断では原因は椅子やね。

「甘いでえ~」 いつも座っておる者が一番知っておるわいな。エコノミー症候群だよ。

7~8年ほど前から我慢して使ってたイタリア製の椅子からだよ。ああ~しんどお~って見たらむくんでおったよ。




「あんな椅子の何処がええねん、やたら重たいし動かへんし掃除しにくいしっ」 3万やぞ。「あんなもんイタリア製とちゃうわっ」

じゃあ、何処のや? 「中国製やわ」 まあ、充分有り得る話ではあるね、騙しよったかなあ?

「椅子の加減とは限らんでえ~」 よしんば、ホンマに腎臓が悪いなら相手になったろうやないかい。運命ならば仕方ない。




どうでも好きにせいよ。しかし、沈黙の肝臓は、なんで正常に戻っとるんや? オレは、何もしてないで、気まぐれか? 「ほんまやなあ?」

考えたら腎臓も沈黙の臓器らしいで、深く静かに潜航して気の向いた時にてんごしよるんだろうよ。

腎臓の数値の上げ下げはね、街のお医者さんの検診では、よくあるらしいって何かで読んだことがあるよ。




まあね、何もせずに運任せではないよ、遣れることは遣ってだね、立て直しをすれば、また、元に戻るわいな。無駄に汗はかかん。














『エクス・マキナ』 2015年イギリス映画  映画の出来は凄いね でも、アマゾンプライム(無料)でなきゃオレは観ないね 








しかし、椅子ねえ、いつも世話になる椅子だから少々高くついても健康のためには座布団大座面は価値があるかもね。












特大座面椅子、LOWYAって会社がデザインしてんだね。日本製か? だったら掘り出しの買いものかも知れん。

何処をどう探しても、こんなデカい座面積は無い。脚の裏側の圧迫から解放されるかもと、正直、期待してしまうよ。

来月のお小遣いを足して買おうかなあ、此れは無理してでも買うべきだろうね? 胡坐も膝立てもお好み自由な椅子は魅力だよ。




大方、パソコンの前に居るんだから楽な姿勢で向かってられるメリットは大きい。アマゾンとヤマトに、また、世話になるか。

































カメレオンの独り言-1848 『想い起こせば、コワイ世界だと思ってた』 

2017年08月24日 | 日記





 『怒らないでね』  おまえ、目つき悪いね 2017年8月25日







1466回 『昭和の千日前筋を歩く』を何気に読んでたんだけど、其の話に出て来るサーカス云々の話の裏を取ってやろうと

しんどいのにネットの中を探しまくったんだけど、誰も相手にしよらんね。

木下サーカスをはじめとするシバタ、矢野サーカスなんてのも当たってみたけど 「忙しいんだよお~」なんて愛想も糞もない。




「木下サーカス100年史」を見た処、発祥地は岡山県なんだね。他の探しものしてる時、垣間見るけど岡山にも千日前ってとこが在る。

で、戦後、大阪千日前の歌舞伎座(のち千日デパート)でサーカス興行してんだよ。おっ、此れは脈絡っぽくて臭いね。

しかし、暫くしてアメリカへ行っちゃった。気を持たせてうっちゃりすんなよ。なんてことだよ。




こうなってくると昭和31~32年の頃の千日前のサーカス小屋は、オレしか知らんことになるね。「夢でも見たんやろ」 馬鹿かっ。

木下サーカスに関わらず、何処の興行主か知らんけどゾウとかオートバイの曲乗りなんてのは、はっきり覚えてるよ。

獣たちの体臭や糞尿の臭さとか曲乗りの喧しい騒音と裸電球の柿色っぽい明かりの物悲しさを、忘れようと、忘れ果てようとしても




忘れられるものではございませぬ。「なんやねん、また、映画の台詞に酔うとおるな。ちょっと、おかしいんとちゃうか?」













『今のサーカスでは、オートバイ野郎が横に設(しつら)えた樽型の円周を遠心力利用して走り回るんだね』










『昔、千日前で見たのは、網で囲んだボールの中を遠心力をもって轟音立てて縦横無尽に走ってたよ』 なんか雰囲気コワイんだね。








昭和31~2年頃は、まだ千日前筋は南に往くほど暗かった。道路の舗装も悪くガタガタしてたね。お店は連なって在るんだけど、

裸電球なみの照明が主だったように記憶する。南海通りを越して南の道具屋筋に向かうと右手には神社が在って暗い。

其の前にサーカス小屋があったんだよ。想うに興行の期間は短かったんだろうね? こういう催しは、あちこち巡業されてるみたいだから。













『其れらしい雰囲気の写真を貼ってるけど、なんというか、油断してたら子取りに捕まってサーカスへ売られそうな按配だったよ』










『この写真の子達は大丈夫だったろうかね?』  「アホか、未知の世界に目を輝かせている子供たちだよ」 それで釣りよるんだよ







今の人は、なんでもかんでもスマートに解釈して、さも現代人面して偏見極悪みたいに云うけれど、ちょい、時代を遡ったら

どいつもこいつもあからさまに偏見尊重だらけだよ。時代ほど常識の当てにならないものはない。

此の千日前に在ったサーカス小屋を、なんかの記録で見つけてやろとしたけど記憶の中でしか再現は無理なようだね。





そんな遠い思い出に 「そういえば、あの頃、千日前にサーカス小屋があったなあ」って懐かしんでる方もおられるかと思うよ。

それには、此の駄文に行き当たらねば話にならない。 「なんでや、自分なりに記憶に留めてる人もおられるよ」 誘ったけど駄目だね。

ああ、そうだ、もうひとつ、記憶の証明を発見したんだよ。場所は、ほん近くの千日前通りの並びだよ。 「首斬り場か?」





おまえね、オレがなんで首斬り場の記憶を証明できるんだよ。そんな古~い人間じゃないよ。べつにコワイ話しを探してる訳じゃないよ。

まあ、しかし、此の値千金の地ながら誰一人一向に手出しせずに葬られて祭られている三津寺墓地がすぐ近くだよ。

三津寺墓地前の相生橋筋を北へ千日前通り(道路拡幅工事前)を渡って左側ガソリンスタンドがあって其の隣り辺りなんだけどね。












『千日前通り(拡幅工事前)の千日前 向かって左側沿道に「食道園 千日前支店」が写真に映るか映らないかの辺りに在る』










『食道園 千日前支店』 昭和27年当時  手前、千日前通りを挟んで向かい側に三津寺墓地がある







其処に「食道園 千日前支店」が在ったんだよ。昭和27年頃と在る、写真はほん小さくて、其のままじゃ解らないから拡大したよ。

懐かしいね、戦後すぐにオープンして、ずっと拡幅工事で立退きなるまで営業されてた。

此の周辺の写真は、もう出ないだろうと諦めてたら出て来るね、いいことだよ。





家で眠らせてる写真を放出してね、遠慮は要らないから。「誰が遠慮するか」 軒並み写真で再現したいよ。

まあね、「勝手に貼るなっ」って、怒られるまでだけどね。

































カメレオンの独り言-1847 『またしても懐かしの南街劇場』 

2017年08月23日 | 日記





 『慕情』 2017年8月23日







ベランダに出てサンダル履いたら皮革表面が火傷しそうな熱さになってるよ。うっ、これしき何のことはっありそうっ。あっつう~。

お日さん、ヤケクソに照ってるよ。日光浴もさねばならん、照れ、照れ、照れ。

二の腕に汗が噴き出てきてる。紫外線を吸収して体内の黴菌を殺す。 「ホンマかいな?」 そんな感じで日光を浴びる。




身体にいいと思ったらいいんだよ、自分で決めろ。昨晩は、なんか矢鱈と喰ったから腹破裂しそうだった。

日頃、あまり喰わないから胃袋が吃驚しよったかね? 奥さんが出かけて土産を買って帰って来た。551の豚まんと餃子と饅頭。

豚まんは2個、餃子が一人前、360mlの缶ビールひと缶。それだけで満腹。お茶を入れて喜八洲のぼた饅頭2個追加で破裂寸前。




「少食じゃないのか?」 解らん、腹一杯になったら大食だろ? 寝しなに腹筋頑張って30回が限界、もう、やめとこ、で寝た。 

朝、スッキリ目覚め良し。夜明けのコーヒー飲んで 「何時や?」 8時だよ。「夜明けとは云わんだろ」 

おまえも馬鹿だね。朝、目が覚めたらオレにとっては何時であろうが夜明けなんだよ。喩え11時頃起きても夜明けのコーヒーだよ。




いい天気だねえ、空は真っ青、一番好きな天気だよ。ただ、矢鱈と暑いのが難だね。何処かへ出かけようなんて考えられない。






















溜め込んだ懐かしい写真を見てんだけどファイル(アイコン)の小さな写真を、繰っては、繰っては、拡大しつつ確認してると疲れ果てる。

で、何気に「表示」をクリックして特大アイコンなんてのを発見して見易くなったのを忘れてた。ああ~楽になったよ。

で、もう何度も書いてるけど、今はもう無い難波の南街(劇場)会館の閉館(2004年2月1日)を遡って、其の開業日が解ったよ。





1938年(昭和13年)戦前当時の平屋の三角屋根の南街劇場の写真(当時は南街映画劇場)がある。














『難波高島屋前 南街映画劇場』 1938年(昭和13年)











『難波 南地演舞場』  明治の頃  当時は向かいの高島屋は建ってない 








此の南街映画劇場の前身は、南地演舞場という芸妓さんの練習場だったらしい。其の跡地に上の写真の南街映画劇場を開業したとある。

施主は、阪急電鉄そして東宝や宝塚歌劇団の創業者でもあるお名前を小林さんというらしい。「馴れ馴れしいね」 財閥だよ。

劇場は、大阪空襲で焼けたのかどうかは解らないけど1938年当時と変わらなく在るみたいで終戦を迎えたようだね。





戦後も三角屋根は健在で隣向こうの精華小学校と並んで長く此の地に根を張って在り続けたんだね。

時は流れて 「鬼畜米英」 は何処かへ消えちゃったみたいで、なんでもエエのはアメリカになっちゃった。

変わり身早いのは 「忍者」の血だな? 「英霊に申し訳ないっ」 「そいでいいんだよ」 「しかしっ」 「誰と話してんねん?」















『難波高島屋前 南街劇場』  1953年(昭和28年)公開当時の『アパッチ砦』 右手に遠い太鼓の予告看板が見える












『アパッチ砦』 1953年作品   ジョン・フォード監督ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ主演








1953年(昭和28年)1月15日公開の『アパッチ砦』(ジョン・フォード監督ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ主演)の

公開当時の写真に続いて、其の次回作品『遠い太鼓』(ラオール・ウオルッシュ監督ゲィリー・クーパー、マリー・アルドン主演)の

公開当時の写真を見つけたよ。仰ぎ見るような大きな看板が否が応でも観なくちゃ堪らんように迫ってくるよ。





『アパッチ砦』の公開日と 『遠い太鼓』の公開日は正確ではないね。 『アパッチ砦』は1953年1月15日公開なのに

『遠い太鼓』は同年1月10日となってる。 『遠い太鼓』は 『アパッチ砦』公開時の写真の脇に次回作品として予告看板を出してる。

『アパッチ砦』上映の劇場前には、「1953 賀正」とあり、『遠い太鼓』上映時には、「1953 お正月映画は南街へ」って書き換えてある。





想うに『アパッチ砦』は、去年年末辺りから正月跨いで公開してたんじゃないかね? 誰かが間違ってる。「おまえじゃないか?」 アホ。

待てよ、劇場前のテントの文句は、「賀正」だけが消されてるね、あとは 「年号」も 「お正月映画は南街へ」も其のままだよ。

と、いうことは、どういうことかね? 賀正は元旦のことだったか? で、消したのかね? なら、辻褄が合うね、でも、どうでもいいね。





「なんやねん、ええ加減やのお~」 後か先かの違いだけだよ、細かいことに拘るなよ。「賀正とは、新年を祝賀する意だよ」

じゃあ、『遠い太鼓』は、新年を祝賀しないってことか? 「ふつう正月15日で平日に戻るということではないか?」

正月気分は1月一杯は大目に見ようってことで 「お正月映画は南街へ」の部分は残していると考えられるね。「なるほど」 ホンマかあ~?
















『難波高島屋前 南街劇場』  1953年(昭和28年)公開当時の『遠い太鼓』










待てよお~、写真を拡大して確かめると『遠い太鼓』の公開時にも「賀正」の字はそのままだよ。光線の具合で消えて見えるみたい。

「と、いうことはどういうことなんだ?」 『アパッチ砦』の上映期間が終わって『遠い太鼓』に入れ替わった。

公開日なんてどうにでもなるんだろ? 『アパッチ砦』に花を持たせて先行したってことだろうね。





「よく調べてから書けよ、くだらないことばかりで長々無駄じゃないか。まあ、そういうこともあるわいな。

其れよりも、此の三角屋根の劇場をとり壊して同い年の暮れには、オレの南街(劇場)会館に生まれ変わったって突貫工事か?。

「なんで、おまえの南街劇場やねん?」 其れほどまでに慣れ親しんだ劇場だったってことだよ。





ふつう解体や周りの建物の近隣交渉とかで、実際の工事にかかるまでには相当の準備期間を要すると思うけどね?

ふつう7階建て複合商業(劇場集合)ビルを完成させるのに、どのくらいの期間を要するものかが漠然として解らんもんだね。

しかし、1年弱の期間に諸々の準備をこなして、実際、完成してるんだから当時としては凄いんじゃないかなあ? 














『遠い太鼓』 1953年作品   ラオ-ル・ウォルッシュ監督 ゲィリー・クーパー、マリー・アルドン主演








そして、此の三角屋根の南街劇場は、此の年、一旦休館して取壊し、南街(劇場)会館として生まれ変わって同年12月18日に竣工。

会館内には、東宝映画とかスカラ座 「なんでスカラ座だけ名がでる?」 とかニュース館とか沢山の劇場が入館して

表玄関口に大型劇場1488席を擁する南街劇場が開業したんだね。素晴らしい。此の映画館は大好きだったよ。





しかし、ネット情報も当てにならないのがあるね。南街劇場の席数は816席だよ。ついでに南街東宝417席、南街シネマ452席

南街スカラ座567席、南街文化劇場が232席となってる。間違うなら少なめに間違ってよ。

1488席が816席に減ると、なんか、ガックリ感をどうしてくれるんだよ、まったく。まあ、オレもよく間違うからね、お互いさんだね。













『難波高島屋前 南街劇場』  1953年12月18日竣工 同26日に 『聖衣』 開業記念公開中 










『難波高島屋前 南街劇場』  1953年12月~『聖衣』~上映、年を跨ぐ  劇場の東側壁面が新築でスッキリしてる










『聖衣』 1953年(昭和28年)12月26日公開 リチャード・バートン、ジーン・シモンズ、ヴィクター・マチュア主演  










『聖衣』 1953年(昭和28年)12月26日公開 










『聖衣』 1953年(昭和28年)12月26日公開 







同年12月26日 『聖衣』(ヘンリー・コスター監督リチャード・バートン、ジーン・シモンズ、ヴィクター・マチュア主演 )を

開業記念として公開してる。「もう、影も形も無くなってしまったものを思い起こして何になる?」 オレも解らん。

解らんけど写真が、唯一、昔の思い出を偲ばせてくれるではないか。南街劇場、万歳。「もうないねんで」





そして、またもや懐かしい写真を掘り出したぞ。 「どこからや?」 其れは聞き流して次に往こう。

1955年(昭和30年)の南街劇場、オレは南街会館とは云わないね、どうしても南街劇場って云ってしまうんだね。

全体像が映し出されてるんだけど、拡大して、よ~く見ると、此の時公開してる映画は、『慕情』 なんだね。そうだったのかあ~。














『難波高島屋前 南街劇場』  1955年(昭和30年)公開中の『慕情』 開業から2年で劇場横手の壁面に看板が激増しておるね。











『上の写真、南街劇場前の看板を拡大すると題名が読み取れる 絵と映画シーンを合わしてる』 「そんなんせんでも見えてるで」 そうか?











『慕情』 1955年(昭和30年)公開  ジェニファー・ジョーンズ、ウイリアム・ホールデン主演









『慕情』 1955年(昭和30年)公開  ジェニファー・ジョーンズ、ウイリアム・ホールデン主演







ジェニファー・ジョーンズ、ウイリアム・ホールデン主演の 『慕情』 だよ。サウンド・トラックの歌声が懐かしい。

此の頃は、幼かったから男と女の物語なんか何がなんやら解らんかったけど、

のち、我が家にも東芝モノクロブラウン管テレビが導入されて 「導入?」 或る日、観たのを覚えてる。感動したよ。




「其れは学校サボって親に隠れて観たやつだろ?」 そうだったかねえ? 「駄文の 『慕情』に書いとったぞ」 忘れた。

劇場横手の大型看板には カーク・ダグラスの 「海底二万マイル」 シネラマだね。

全く、覚えがない、深海のタコと深海艇の闘い? 駄作だろうね。他に 「吉野の盗賊」 「ヘソクリ社長」とか、ゴミ映画だね。




「それより、よく見ろよ、シネラマじゃないだろ、シネマスコープって書かれてるよ」 細かい字がね~疲れるんだよ。「単なる間違いだろうが」
















『難波高島屋前 南街劇場前』 1964年(昭和39年)『大列車作戦』 公開中 












『大列車作戦』  1964年(昭和39年)公開










『大列車作戦』  1964年(昭和39年)公開







そして、1964年(昭和39年)南街劇場前の珍しい写真には恐れ入った。なんと 『大列車作戦』が公開されてるじゃないかっ。

信じられないっ。 「なんでや?」 衝撃だよ、かのジョン・フランケンハイマー監督作品だよっ。 「知ってんのか?」 知らん。

「リキ入れて知らんのか?」 あのね、当時、オレは監督なんか眼中にないから知ってる監督なんて些細なもんだったよ。





しかし、こいつの名前は語呂的に恰好良すぎて忘れられない。其の響きをもってオレの悪い脳味噌に印刷されたんだよ。

ジョン・フランケンハイマーっ、顔も知らんけど素晴らしい。 映画も凄かったよ。バート・ランカスター、名優だね。

ジャンヌ・モローって、なんでこんなのがと思わせる女優だったね。 「なんでや?」 なんかコワイんだよ、破壊寸前の顔だよ。






そのほかの看板 「怪談」 「駅前医院」 何をか云わんやだね、「勇者のみ」東宝映画? 三橋達也が出てる。

フランク・シナトラ、クリント・ウォカー共演の大東亜戦争ものだね。

やめとけ、日本人の出てる洋画ほど馬鹿らしくアホらしい映画はない。なんでかねえ? 作る前から駄作だよ。観る前からゴミだよ。













『海底二万哩』1955年公開    『東宝映画 勇者のみ』1964年公開 







何故か洋画には不似合いな人種だね。「どういう意味や?」 感じたままだよ。まだ 「駅前医院」のほうがいいよ。似合ってる。











慕情 [日本語訳付き]  マット・モンロー






























カメレオンの独り言-1846 『映画 ボーダーライン』 カルテルものは怖い

2017年08月20日 | 日記






 『ボーダーライン』 2017年8月20日








関東では此の15日間ほど雨天の日が続いてたらしい。そうだったかな? 昨日なんか土砂降りの雨だったけど

ニュースでは、最近、カンカン照りの東京の様子が映ってたように思うけでね? 

大阪は概ね晴れの日が続いてる。今日は曇り空なんて予報だったけど雲流れる空は晴れて熱い日差しが道路を光らしてるよ。





ユニクロで買ったチノパン、奥さんが 「細すぎるわっ、歳考えや、今どき白やて、いつの時代や」なんて難癖つけよる。クソッ。

では、此のチノパンを参考にGパンを買っておこうか。気になったわたりの部分がもう少し欲しいなとは思った通りだったね。

でも、家ん中なら履き心地がいいから文句は無い。では、レギュラーフィットジーンズにするか。わたりにゆとりがある。





チノパンのサイズを参考に決めたよ。裾周りがチノパンのように細いほうが好きなんだけど1.5センチ程広いね。

ストレートじゃなしにテーパード風だから好みに近いと云えば近い。参考品に倣ってお買い上げクリックチョンで今日、明日には届く。

届いたよ。 「今、クリックチョンしたところだろ?」 3日かかったよ。間引いてる訳だな? 「そう」





レギュラーフィットジーンズの濃紺、ウエスト32の股下78、丁寧な梱包で¥4.795、此れは奥さん払いで助かるよ。

うん、バッチシだよ。脚がスマートに長く感じるよ。「感じるだけだろ?」 まあ、そういうことだね。上から見下ろせばスマート。

オレはね、Gパンのケツポケットに柄の付いてるのは大嫌いなんだよ。許せるのはラングラーやエドウィン止まりだよ。





其処へ行くとユニクロのポケットはあっさりと無地なんだよ、素晴らしい。ヤスモン万歳。これでお気に入りのGパン二つになったよ。














『ボーダーライン』  2016年公開アメリカ映画








映画 『ボーダーライン』 アマゾンプライムで¥500は痛いけど、前々から観たかったので辛抱堪らん。

I-ODATAの31.5インチのモニターで観たよ。画面が凝縮されてんのかしてホンマに綺麗に映って充分愉しめる。

大型液晶の55型アクオス、あんまり観ることないのが悲しい。「買わなきゃ良かったんじゃないか?」 今更云っても仕方ない。





今、現在其処に有る怖さが迫ってくるね。2010年ブラジル作品の 1814回『エリート・スクワッド ~ブラジル特殊部隊BOPE~』と

同じく麻薬カルテルが巣食うメキシコとアメリカアリゾナ国境付近を舞台に人を人とも思わぬ残虐なカルテル(組織)同士の縄張り争い。

此れにCIA、FBIが介入し取締りを強行するんだけど、アメリカに流入する麻薬量の制限と収益を謀る裏作戦が同時進行する。





壊滅、殲滅作戦は、メキシコ政府の軍警察も躍起ではあるが頭のすげ替えの繰り返しで組織は名を変え消えては現れるの鼬(いたち)ごっこ。

1970~1990年頃までコロンビアの首都ボゴタに続く第二の都市メデジンでパブロ・エスコバルが結成したメジデンカルテルが

メキシコから当のコロンビアに至る広範囲に於いて絶大なる勢力で他のカルテルを支配下に治めていたんだね。





此の映画でも実際のカルテルの名がでてくる。のし上がろうとする組織が敵対して抗争に明け暮れ、其の残虐さは日増しにエスカレート、

殺すまでに恐怖を刷り込ませて恐ろしさで抑え込もうとするから拷問の果てはバラバラの肉団子、此れを街に曝して日常茶飯事なんだね。

此の映画は、其のメジデンカルテルが消滅(実際は活動を継続)したことから力のバランスが崩れてアメリカに流れ込む麻薬の量は天井知らず。





アメリカ合衆国との間で暗黙の約束ごとが交わされた制限で均整をとっていたものが崩れ、つまり持ちつ持たれつがご破算になったんだね。















『ボーダーライン』  エミリー・ブラント








其れほどまでに麻薬を壊滅することは限りなく不可能なのが現実で、トランプ大統領が壁を造ることに執心な事情も理解できるところがある。

巨大な軍隊ですらゲリラで対抗すれば対等なる力を発揮するに似てる。民衆、官民が隠れ蓑であり手下であり協力者でありを浸透させれば

これすなわち敵は国民であることになる。フイリッピンのドゥテルテ大統領が、通常出来ないことを強硬に遣り通した場合はどうなるのかね?





金とスケベな打算と癒着と脅迫が無くなれば民のこころは移ろい易い、こいつら当てにもスッポンにもならん処が情けない。

絶対権力で取締りを徹底すれば片っ端からどつきまわして捕らえるか射殺するかで秤を一方的に偏らせて問答無用だろうね。

「間違いだっ」なんてのも通らない、「あんまりだっ」ってのも耳にも入らない、「味方だっ」と撃ち殺したから、もう遅い。





こんなので平和になるか? 対等に戦わねばならない、犠牲の向こうに正義がある。世間も人間も、究極、問われるのは正義だと思うよ。















『ボーダーライン』  エミリー・ブラント







テキサス州エル・パソにあるフォートブリス陸軍基地。CIAのジョシュ・ブローリン、正体不明の元検察官ベニチオ・デル・トロとともに

FBIから参加した女捜査官エミリー・ブラントは、デルタフォース(陸軍特殊部隊)、DEA(麻薬取締局)等と合流。

車両に分乗してメキシコ国境を越えフアレス市の裁判所でカルテルの首領ギレルモの身柄を引き取って基地へ帰るのが作戦なんだね。





映画は、此の車両部隊が列を崩さずかなりのスピードで目標フアレス市に向かうんだけど、なかなかリアルな描写に引き込まれるね。

メキシコ警察のジープ数台が5台の車両前後に警備・誘導に付き物々しい。ベニチオ・デル・トロがサングラス越しに 「フアレスだ」

完全武装して臨戦態勢にある。「屋根に気をつけろ」 裁判所でカルテルの首領ギレルモの身柄を引き取って車に乗せるなり発進。














『ボーダーライン』











『ボーダーライン』









逮捕された首領ギレルモの口封じのため襲撃が予想される。高速に入る手前で高架の柵に4人ほど首を切リ取られたり腕を斬り落とされた

死体が裸でぶら下げられてる。人通り盛んな町ん中なんだけどね。実際、ネットの実写で見たことがあるよ。

国内捜査でも酷い現場には慣れてるFBIの女捜査官エミリー・ブラントの目には信じられない光景なんだね。





「以前、フアレス市で検察官だった。この作戦前にはコロンビア・カルタヘナで働いていた」と、ベニチオ・デル・トロが語る。

メキシコ警察は重武装のうえ全員顔を隠して任務に当たっている。アメリカの部隊もサングラス着用するものが多い。

顔を隠すんだね、面が割れると自身の危険ばかりか家族にも危害が及ぶ。空恐ろしいことではないかいな。














『ボーダーライン』








高速手前で護衛のメキシコ警察車両が隊列から外れて見送る、5台の車両がフリーパスで突っ走る。此れらシーンの描写が凄い。

暫く行くと渋滞で動けなくなる、危険な匂いが充満してくるね。身体中入れ墨の男たちが乗った車が2台接近してる。

状況把握は5台の車の連中にも行き届いてる。機銃を構えて臨戦態勢、渋滞の一般車両が道路を埋めてるけども構わない。





気配に反応してデルタフォースの射撃は無駄なく正確、撃ち漏らしなく容赦なく確実に射殺する。ちょっと敵わんね、凄いよ。















『ボーダーライン』  ベニチオ・デル・トロ







矢鱈めったら銃撃戦があるでもない、矢鱈めったら残酷なシーンがある訳じゃない、けれども怖ろしい背景が常に在る。

ベニチオ・デル・トロがテキサス州エル・パソにあるフォートブリス陸軍基地に向かう機内で眠っている。

離れた座席で女捜査官エミリー・ブラントがベニチオ・デル・トロの打ち震える拳に気づき、そして跳ね起きる姿に驚くんだね。





何も語らず、また眠る。得体の知れない男なんだけど頼りにはなる、ただ、獣臭いんだね。危険な匂いを発散してる。

ベニチオ・デル・トロはメデジン(コロンビア)・カルテルの殺し屋(SICARIO)だった。かつてはフアレス市の検察官だったが、

ソノラ(メキシコ)・カルテルに妻の首を切断され娘は酸に沈められて殺された悲惨な過去を背負ってる。





ベニチオ・デル・トロは、妻と娘を殺したソノラ(メキシコ)・カルテルの首領を殺害するためCIAに協力し

国防総省のコンサルタントの肩書で今回のチームに参加してるんだね。

此のベニチオ・デル・トロって役者は、あまり見覚えがないんだけど映画の全編を引っ張るだけの存在感が凄いね。















『ボーダーライン』  ベニチオ・デル・トロ








物語ではあるんだけど事実が彼の手を引いて現実の怖さに導いてるような映画だったね。











映画『ボーダーライン』本編特別映像


































カメレオンの独り言-1845 『此の世は、生きるものと死ぬるもののふた通り、お隣同士のお盆だね』

2017年08月17日 | 日記





 2017年8月17日







お盆休みに入って後半は天気が下り坂になるような予報だけど当たるも八卦当たらぬも天気予報、蓋を開けてみないと解らない。

初盆で身内が供養に訪れてくれて仏壇の前は賑やかなことだよ。

長く顔を会わせていない甥が昔のままの笑顔を見せてくれた。子供のままと思っていたのに、もう、中年のおじさんになってるよ。





大手の会社に勤めて立派になったもんだね。「やっと、叔父さんの顔を見れました」って、何度かタイミングが合わず終いだったね。

変わらず元気で在ればいい。「おまえに、いつも会いたい、会いたいって云うとったんよ」 会わせる顔がなくてな、すまん。

いろんなことが有り過ぎて水が涸れると舟も浮かばん、ようよう浮いて漕げるようになったら、今度は息子が沈んで消えてしまったよ。





〇〇〇〇(甥)、おまえも粗方知っておるやろ? 「はい」 オレは、あまり泣き言は云わん、こういう展開になるとね、宿命と解してる。

実際、きつ過ぎて半年ほど体調悪くしたよ。 「せやろなあ」って兄貴。 此れが宿命(さだめ)なら其れに倣って行くまでよ。 

悪くなれば良くすればいい、今は体調も戻ったよ。〇〇〇〇、オレは諦めないよ、宿命ならば往くべき道は迷わずに済む、そう思ってる。





オレが笑いを失わないのは、人生、人は人、オレはオレだよ。なんでも来い、大したことではない。幸も不幸も上には上がある。




















親子二人して聞いてくれたね。「うん、よく解る」って甥が頷いてる。本当は、全て黙って糞人生償却して消えたいけどねって笑うと

兄貴が 「もう、ホンマに、おまえもなあ~」と言葉窮したのかして 「元気出そう」って笑い返してるよ。 

「望遠のレンズが壊れよった。やっぱり、キャノンかニコンやないとあかんなあ」って話題を振ってる。





あかん時はキャノンでもニコンでも壊れよるで。そうだ、オレ、使ってないから、此れ使えばいい。「おまえ、其れ高い奴やがなあ」

高くても使わなければ意味がない、持って帰り。 「20万以上するがな」 定価はな、今は手振れ補正が利くのが主流や。

世話になってばかりやからな、たまには出来る世話するよ。「そんなんええがな、せやけど、確かに真っ新(さら)やなあ」 





綺麗に写るよ。70~200ミリだから、そうデカくは写らんで。「ええのんか? ええのんかあ?」 手にして、しげしげ見てる。

兄貴は写真達者やからレンズが喜んどおるわな。望遠やったらデジのニコンCOOLPIXP900、あれ持ってたら望遠のホロー利くで。

光学83倍や、止まりもん限定やけどね。う~ん、飛行機は、どうやろなあ? 予備に買って持ってたら心強いで。「そんなん、よう買わんわ」 





嘘つけ、こいつもタフな働き蜂やったからなあ、お金貯め込んで持っとおるやろ? 持ってる奴ほど細かいっていうから地でいっとるよ。





















エライ喜んで帰りよったよ。お互い、あと何年生きるや解らん。仕舞い込んで腐らして誰が喜ぶ? 今日から明日へと笑って生きるべしだよ。

何処ぞへ行く予定もないからどうでもいいよなもんだけど、願わくば、スカッと晴天が続いて欲しい、洗濯物もよく乾くし気も陽気になるよ。

ブログも少しお休み頂いてのんびりするかと思ってたけど、なんでかね? なんかブログ覗く方が矢鱈と増えてるよ。





休みを家でのんびりされてる方が意外と多いのかも知れん。搾りたての駄文をどんどん更新できるものなら苦しまずに済むんだけどね。














『仏壇に明かりを灯し、線香を上げ、花や供物を添えて供養する そんな供えを一般的に五供(ごく)といわれてる』








夜、奥さんと息子の話を長々と語り合って時間を忘れてたよ。初盆で息子も帰って来て二人の話を聞いてるだろう。

オレは、大方、洋間で一日を過ごすから奥さんと話す時間も滅多に無い。話ししたら必ずと云っていいほど喧嘩になる。

お盆の夜なべに思い出話しに付き合って泣いたり笑ったりで深夜の3時半になってたよ。息子への供養になってくれたかなあ。





夕方頃だったかな、スピッツかな? 息子の好きだった歌を聴きながら、また奥さんが泣いてた。おまえの横っちょで一緒に聴いてるよ。

「そうかなあ」 心根の純な優しい子やったからな、おまえの傍らにいつも居るよ。 

母親の子に対する愛情ってのは、男親には解らんほどの想いらしい。しかし、あまり悲しむばかりでは息子が泣きよるで。「せやな」





奥さんが寝たあと、洋間に戻り、暫く独りで考え込んでた。目が冴えて寝れそうにないからパソコン起動してニュースなど見てたら

カーテンの隙間から夜明けの明かりが差し込んでる。6時頃、カーテンを開けると雨が降ってるよ。

あらまあ、天気予報当たってるがな。帰省のUターン始まってるだろうにね、降らなきゃいいのに。無事にお帰り。





あらまあ、8時頃かな? 雨やんで曇り空になって降る気配じゃないみたい。

































カメレオンの独り言-1844 『ユニクロ ネット注文は眼力任せの運任せ』 

2017年08月15日 | 日記





 『ユニクロ』 2017年8月15日







山の日なんてあったんだね? 昨日の山の日からお盆休みに入ってるのかね? 世間からズレたから鈍行逆向きで走ってるみたい。

ニュースで毎年のように海や川でおぼれて亡くなる人が後を絶たない。なんで危ないところで泳ぐのかね?

プールか風呂にしときなさい。帰省やドライブで交通事故も増えるね、電車で歩いて行きなさい。足腰鍛えて身のためだよ。





自分の順番が来るまで気づかず自分には有り得ないと高をくくってる人ばかり。見えない運命の道を歩いてるんだろうかね?

「おまえは?」 明日をも知れぬ身の上だよ。考えたらオレも勝手に歳とってなんとか勝手に爺になってるようなもんだよ。

「見た目は?」 無理して聞いてくれてるのか? ひと頃、心身ともに軟弱になったけど、最近、また復活してバリバリだよ。





オレはね、多くの人に囲まれていようが、独りぽっちになっていようが、想いのままに駄文を書いてたら独り笑い転げて馬鹿々々しい男だよ。

食べることも着るものもあまり興味はないんだけど、あまりに宛がい口では芸がないから、ユニクロを覗いてだね、知ってるかな?

「知らん人はおらんだろ?」 ネットって便利だねえ、至れり尽くせりだよ、スタイルからサイズから色から生地から、ないものは無いっ。





独り者になっても何も困らんだろ? 金だけだよ、落ちてないかね? 落ちてないなら降って来い 「悲しいことを云うなよ」 













『ユニクロ』







チノパンって何なのって調べたら綿パンのことだよ、ふざけてるよ。Gパンなんか有りとあらゆる品数揃ってる。

細いのから太いのからジャンボまで、パッチみたいなのも有るよ。 「スキニーフィットっていうんだよ」 知ってたか? 「知らんかった」

「スリムフィット、レギュラーフィット、ルーズフィットなんて、皆、英語だぞ」 其れを、尚、細分化して揃えてんだね。恐れ入るよ。





脚が太くて入らない、腹もケツもデカくて苦しい、そんな諸々の悩みを一手引き受けて全て受け入れようなんてユニクロは人助けだよ。

オレも、30年前のGパンを活用してばかりでは何をかいわんやだから、「恰好悪いのお~」 ひとつお世話になろうかと考えた訳だけど、

あのな、服ばかりに頼って格好いい姿になると思うか? 腕立て伏せや腹筋に日夜弛まぬ努力は何のためだと思ってる?





健康然りだけど身体作りも兼ねている訳だよ。短い脚にひょろっとした姿では全体像のバランスが悪い。此処は上体にウェイト置いてだね、

短い脚に重しを載せる視覚的バランスが重要になってくる。 「そうかあ?」 そうだよ、なんで洋画を観てんだよ。

全体のバランスは其処から発生していることを知らなさすぎるよ。オレはこれでも女の子たちが口揃えて恰好いいってお墨付きなんだぜ。





「もう、終わりだろ」 馬鹿め、まだ、なんとか髪の毛も残ってる。汗かいたら髪の毛濡れて隙間だらけになるけど乾かせば誤魔化せるっ。













『ユニクロ』  「おまえって、ホンマにアホやね」  行から外してもの云うなっ







其処で気がついたんだけど外人さんは髪の毛が細いのかね? 此の前も観たけどケヴィン・コスナーの髪の毛、乾燥してフワフワなんだよ。

此の人は、『ボディ・ガード』の時は櫛の入った恰好いいセットだったけど『ラスト・ミッション』では構わずに雑なんだね。

つまり油を垂らして櫛を入れると隙間が目立つからじゃないかね? まあ、此の人は男前で恰好いいからどうにでもなるんだろうけどね。





オレの髪の毛は乾燥型の天然パーマだから、なんとか世の中欺いてるけどね、しかし、そうは長くは持たないだろ、「何の話やねん?」

そんなのは流れの中の一ページに過ぎん、「次のページではどうなってる?」 馬鹿め、めくらなければいいんだよ。「苦しいのお~」

くだらん話で字数を稼いで行を増やして一回分を仕上げる、此れだよ。此れこそが駄文の強みだよ。





其処でだね、願わくば白いGパンが欲しいなあって思ってたんだよ。流行りも糞もなくていいから昔ながらの白いGパン探してて目に止まったよ。

チノパンなんだけどGパン風の造りでスリムフィットノータックチノってのが、オレの眼力でピッタシと照準合わさったよ。

82サイズ、これが難しい、実際は85なんだけどサイズ表を見るとウエストヌード、ウエスト仕上がりサイズ、首を傾げる表示なんだね。





ウエストヌードサイズよりウエスト仕上がりサイズを重く見るべきだろうね? ヒップ、わたり幅、股上、裾幅、其々当てもんみたいだよ。

しかし、ポイントは解った。オレの眼力に狂いはない、決まった。裾上げまで完備してるよ。じゃあ、78センチでお願い。 

「エッ? おかしいだろっ」 なんでや? 「180の背丈に股下78はないだろ?」 大きくザックリ傷ついたよ。 「ざまあ、みろ」





常識を弁(わきま)えてものを云え、裾を引き摺るかあ? 足の部分は当然浮かすだろ、実際は81だよ。「それでもおかしい」 糞っ。














『ユニクロ』  此の写真の娘(こ)、踵の高いハイヒールを履いたスタイルは、彼女と一緒だよ








股下の寸法の話をすると、ずっと、いつも一緒だった彼女の顔が浮かぶよ。スマートな娘(こ)だったよ。いつか、「わたしは80よ」って

こともなげに云う。待てよ、おまえは168ぐらいの背丈だな? それで80。ハイヒール履いたら半分じゃないか、信じられない。

実際、Gパン履いてたら脚ばっかしだったよ。バランスのとれたスタイルで小顔で長い髪の毛なびかせて常に姿勢がいいんだね。





「股下無理して81のおまえは19もオーバーしてるのか? 信じられない」 しかし、彼女は 「★★ちゃんは恰好いい」って、救いの言葉。 

「無理してんじゃないのか?」 オレには遠慮なしに気が粗かったけど、人のこころを大事にする娘(こ)だったからね。

「じゃあ、ホントは、信じられないって思ってたかも知れないぞ」 うるさいわっ、じゃあ、他の女の子たちはどうなんだ?





わりと云いたいこと云う娘たちだったぞ。「★★ちゃん、臭い」なんて平気で云うぞ。しかし、恰好いいって云うんだぜ、残念だったなあ~。













『ユニクロ』  考えたらオレの歳で、こんなの若すぎるんではないかな、と少し不安な気持ちもあるけどね







ユニクロは、そうした品揃えとサービスが長けたうえに安い処が魅力だね。オレの眼力の程、¥2.990円を2.145円で試してみたよ。

「なんで安くなってる?」 それが解らんのだよ、どういうことなんかね? 「しっかりせいよ」 へんだね。

で、届いたよ、裁断、ミシン、検品、裾上げ78センチに其々検印して万全だよ。履いてみる、うん、生地の当たりが柔らかで優しいね。





太ももの当たり、わたりサイズに、もう少しゆとりが欲しいところだけど、苦しくない、すんなり通してウエストも理想的。

30年前のラングラーのGパンと同サイズでありながら窮屈感が全くない。裾上げもピッタシ。縫製もしっかりしてるよ。

此の生地は張りが有りつつ柔らかさも併せ持ってるのでポケットの収容能力が大きい。Gパンの窮屈なポケットの比じゃないね。





此のサイズを参考にすればチノパンもGパンも思い通りのものを見つけ易い、安心して注文できるよ。此れは先々心強いことだね。

オレは、昔からお店に行って品物吟味してあれやこれやと迷いまわして、挙句、狭い試着室でゴソゴソしてまで衣服は欲しくない。

男にとって衣服の買い物は、ホンマに疲れ果ててしまうんだよ。 「好きな人も居るぞ」 好きでない人の話をしてる。 「あ、そう」





失敗しても実際の参考品になればいいだろって買ったんだけど万事抜かりはなかったね。オレの眼力は伊達じゃないよ。

































カメレオンの独り言-1843 『映画 ローマの休日』 遅まきながら観たよ

2017年08月13日 | 日記






 『オードリ・ヘブバーン』 2017年8月13日








前々から一度は観ようかなと思ってはいたけど、ビデオからDVDへ移り変わってツタヤで世話になりつつも借りることはなかった。

オレのお好みは、大方、西部劇とか戦争ものスパイもの刑事ものが主だからね。撃ち殺さんことには気が済まん。

今でも好みは変わらんけど、此の前、アマゾンプライムの無料映画案内の中に並んでるのが目に止まった。





部分部分のフィルムは予告編だとか映画紹介などで目にしてたけど、恋愛ものは気が進まんから観る機会が無いままこの歳になっちゃった。

今日は優しい気持ちで一度観ておこうかなって気が向いたから映して見た。

オードリ・ヘブバーンの出演してる映画は、他に何本か観てるんだけど、此の 『ローマの休日』は生まれて初めて観たよ。













『ローマの休日1954年(昭和29年) 大阪千日前のスバル座で上映』 (現ラウンドワン・スタジアム千日前店)







此の映画の公開当時は、まだ大阪北区西天満に住まいしてた。翌年に南区(現中央区)日本橋筋一丁目に引っ越したんだね。

まだ、幼い頃だったから当時の記憶は断片的に薄っすら残る程度だね。西天満隣の梅田界隈へは、

親に連れられて毎度散歩するような趣だったけど、当時の様子は、もう、まばらもいいところで憶えていても記憶がごちゃ混ぜになってる。












『ローマの休日封切り当時の梅田』 1954年(昭和29年)








『ローマの休日封切り当時の梅田』 1954年(昭和29年)

 






『ローマの休日封切り当時の梅田』 1954年(昭和29年)手前、阪急百貨店の屋上から








珍しい写真があったから貼っておこう。年代は3年後の1957年(昭和32年)野田阪神商店街、映画看板が目を引く。

上映、予告の看板だね。上映館は、千日前のスバル座が梅田の梅田劇場、阿倍野の近映大劇場と並んでる。

左を行く人の向こう側、「明治天皇と日露大戦争」のポスターが貼られてる。千日前の国際日活劇場隣、国際シネマで観たのを覚えてる。













『野田阪神商店街』 1957年(昭和32年) 「東京上空三十秒」「ベビイドール」 右側の人の並びにも大きな「明治天皇と日露大戦争」の看板









映画「ローマの休日」予告編






















『ローマの休日』に戻ろう。まあ、なんというか、60数年の半世紀以上を経ても褪せることない名画と謳われてるだけのことはあるよ。

モノクロのビスタビジョン、タイトルも昔ながらの添え物って感じなんだけど、実際、素晴らしい映画だったね。

オードリ・ヘブバーンの気品溢れる娘が、ローマで見る二夜の夢の物語だね。オレは、こんなの大好きだよ。「嘘つけ、誰も死んでないぞ」





撃ち殺すだけが能じゃないよ。「おまえやないか」 ローマを散歩しただけで名作になる映画の創作の芯ってのを学ばなあかんで。















『ローマの休日』  まるでお姫様だよ  「お姫様だよ」  











『ローマの休日』









『ローマの休日』











『ローマの休日』 綺麗な女性(ひと)ってのは、とことん綺麗なんだね








古い歴史と伝統を持つヨーロッパ某国の王女アン(オードリ・ヘブバーン)は、ヨーロッパ各国を表敬訪問、最後の滞在国であるイタリアのローマで、

過密なスケジュールと疲労感、自由のない生活への不満でヒステリーを起こしてしまう。

その夜、密かに城を抜けだした王女は、直前に医者から打たれた鎮静剤のせいで無防備にも路傍のベンチでウトウトし始める。













『ローマの休日』







そこに通りかかったのが、アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレー(グレコリー・ペック)だった。夜中の街ん中、

見かねて介抱するうち、いつの間にか王女はジョーのアパートまでついて来てしまう。眠くて仕方のない王女は詩を朗読して寝てしまう。

翌日の昼になって、彼女の素性に気づいたジョーは、王女の秘密のローマ体験という大スクープをモノにしようと




友人のカメラマンであるアーヴィング(エディ・アルバート)を引き込み特ダネ記事独占に意気揚々。















『ローマの休日』












『ローマの休日』  目覚めて、一応、警戒するんだけどジョー・ブラッドレーの人柄に安心するアン












『ローマの休日』  迷惑かけたのは自分ってことも思い出す










『ローマの休日』  絵に描いたような清楚な女性(ひと) 貼る写真の枚数が矢鱈と増えるがな







アンは世話になった礼を述べて家路までローマの街を見物したいと云う。郵便でお返しする旨断って小遣いをジョーから借り受けるんだね。

解放感の爽やかな風に吹かれるように自由の羽根が付いたようなアンは独りローマの街を散策するんだね。

まずサンダルを買い、美容院で髪の毛を短く切ってもらいスペイン広場へ。ジョーの尾行にも気づくことなく王女は天真爛漫。











『ローマの休日』  陽気な理髪師が美しい長い髪の毛を切るのを躊躇う でも云われた通り切っちゃうんだね









『ローマの休日』  ショートカットでスペイン広場へ  頃を見計らってジョー・ブラッドレーが偶然の再会を装う









『ローマの休日』  アンが手にしてるのは、ジェラートっていうアイスクリーム















『ローマの休日』  失敗したね 写真ばかりに捉われると終わりを見失うよ まとめ貼りに切り替えよ 「芯を学べ」 せやね













『ローマの休日』  ジョー・ブラッドレーは、勘ぐられないように職業を偽り、今日は休みだから一日付き合うよと誘う。















『ローマの休日』











『ローマの休日』








どうにか王女を連れ歩くことに成功する。その様子をアーヴィングが次々とスクープ写真を撮っていく。

永遠の都ローマで自由と休日を活き活きと満喫するアン王女。心地よくテンポよく一日は瞬く間に過ぎてゆく。

ベスパに二人乗りしてローマ市内を廻り、真実の口を訪れ、サンタンジェロ城前のテヴェレ川でのダンスパーティーに参加する。
















『ローマの休日』













『ローマの休日』  撮影のスナップ写真












『ローマの休日』










愉しければ愉しいほどに消えゆく時間は寂しく切ないもんだろうね。幸せならば幸せなほどに終わりの切なさひとしおだろうね。

別れの時は来た。帰るべき宮殿が目の前に在る。王女に戻らねばならない。

二人が互いに感情抑えて見つめ合う、アンにすれば其処らの男前など取るに足らんのだろうけど、慕情かね? 「表現がおかしいで」 




限られた僅かな時間、いろんな思いが錯綜するんだよ。愉しい時間を満喫して気の合う男前に淡い恋ごころでアバンチュール。

「おまえに似合わん台詞やね」 オレも初めて使ったよ。心が通じ合ってしまうとね、信号機のようにはいかん。「どういうことや?」

解らんか? 赤や黄色や青に倣って進んだり止まったりは出来んと云うことだよ。抑えがたい感情に二人は思わず抱き合うんだね。




「お互いが振り向かないで行きましょう」って、アンはドアを開けるなり小走りで駆け出し宮殿の見える街角曲がって走り去る。














『ローマの休日』 一夜明けて編集長がスクープの仕上げを期待して来訪、しかし、ジョーは、駄目だったと答える。







スクープの報奨金も無ければ借金の返済も取り立てるからなって編集長は怒って帰る。カメラマンのアーヴィングも「どうなってんだよっ?」

「写真は、君のものだから好きにしたまえ」 アーヴィングもことの事情が解せずに首を振って一旦は帰るんだね。

今日は、王女の記者会見。ジョーはアーヴィングとともに宮殿に向かう。アンには、職業を偽り新聞記者であることを伏せていたんだね。














『ローマの休日』  記者会見の場に現れたアンは高貴な品位に満ちた王女そのものだった。












『ローマの休日』  ジョーもアーヴィングも、暫し呆然としてるんだね。







記者たちの質問を受けつつ目をやれば新聞記者たちの前列にジョー・ブラッドレーの姿に気づく王女アン。

ことの事情を察知して心穏やかにおれなくなったアン。ローマでの奔放な自身の姿に不安がよぎるんだね。

「記者の皆さんにお礼がしたい」と付き従う僕を制止してアンは壇上を降りて居並ぶ記者たちに挨拶を交わしてゆく。












『ローマの休日』  アーヴィングの前に立つ王女アンに アーヴィングは畏まって 「此れをお納めください」と云って封筒を手渡す






友人のジョーの気持ちを察してアーヴィングは、撮りためたローマの思い出の写真を王女アンの土産に差し出す。

封を開き見て不安は霧のように晴れて二人の気持ちが心に通じるんだね。 「ありがとう」 アンは二人の厚情に感謝するんだね。

新聞記者の身分を自己紹介してジョー・ブラッドレーが挨拶を交わす。アンは手を差し延ばしジョーと握手を交わして瞳を合わせる。












『ローマの休日』  









『ローマの休日』 













『ローマの休日』  厚い信頼と愛情を捧げてくれたジョー・ブラッドレーに王女アンは声にならぬ思いを瞳で語りかけるんだね。












『ローマの休日』  


















































久し振りに貼りまくって疲れてしまった。「馬鹿やで」 間違いだらけかも知らんよ。





























カメレオンの独り言-1842 『映画の中の強い女たち』 に惑わされるおっさん 「ムチでシバいて貰え」

2017年08月10日 | 日記





 『ラスト・ミッション』 2017年8月10日







台風5号が太平洋をクネクネ周りつつ、いつもの定位置から本来の北上スタイルをとってるね。列島を掠めて北東方向に進んでる。

毎度の寝とぼけ目を覚ますようなコースで大阪に来んかえ。家ん中に隠れとこ。「なんやねん、口だけかよ」 大阪人たるところだよ。

ちょっと雨が降り出して雰囲気出てきたかなあ? 「アホ、お湿りやないかえ」 まともに来るなら今日の夜辺りになるかね?





ちょっと退屈なってくるとヘッドホーンつけてパソコンのドライブに入れっ放しのDVDを回す。

I-ODATAの31.5インチモニターに 『ラスト・ミッション』が映る。もう、何度観てるかね? ケヴィン・コスナーご苦労さん。

幾つになっても男前だね、CIAの名うての工作員ながら、非常、日常の日々を織り交ぜて短い時間の中のミックスジュースみたいな物語。





今日は、この『ラスト・ミッション』を書くつもりだったけど、いつか書いたんじゃないかと気になって戻ってみたら1290回で書いてたね。

出鱈目書いてんじゃないかと目を通したら、オレ流で仕上げてそこそこ出来てたよ、良かったあ。

何度も書いてる 『ゲット・スマート』と勘違いしてたみたい。此のDVDも机の脇にいつも置いてよく観るね。此の映画もお気に入りで大好きだよ。





どちらの映画の女性も綺麗で強くて守ってくれる、頼りがいあって安心して観てれるよ。「おまえが守ったれよ」 守られる方が断然いい。














『ラスト・ミッション』  アンバー・ハード








『ラスト・ミッション』のCIA女工作員をアンバー・ハードって女優さんが演じてる。此の映画で観る限りは綺麗だし魅力があるよ。

「他では?」 そんなもん知らん。オレはね、気に入った映画の中の女優さんは、良いねえって云うけど他所では知らんままだよ。

まして女優業以外のプライベートなんて、なんの興味も湧かん。早い話が死のうが生きようが、こちとら知ろうはずのないことだよ。





作って創られて個人の魅力で勝負してんだよ。それが当たれば、いいねえって讃えて其の魅力に酔えばいいんだよ。

どこそこの相手と恋愛しようが、結婚しようが、不倫しようが、そんなの役者でなくても其処らで極自然に遣りまくってることだよ。

まあ、便所の中で済ませることと似たようなもんさ。「そんな表現は許せない」 許せないなら許せないで勝手に気を揉んでろ。





恋愛だの結婚だの花園気取って挙句は行き着くところ裏切りと失望と諦めの墓場だよ。「どういうことや?」 そういうことだよ。

「夢も希望もない展望だね」 救いは、みんながみんなじゃないってとこだろうね。

そういう人たちはね、相手を思いやる心が旺盛なんだろと思うよ。無償の愛と優しさが溢れてんだろうね。





映画を観てると、そういう心根のある人が人を救ってくれてるよ。それを見て人は心を洗われる。忘れてる心に気づかされるんだろうね。
















『ラスト・ミッション』  アンバー・ハード  ケヴィン・コスナー 












『ラスト・ミッション』  アンバー・ハードは、ケヴィン・コスナーに気がある でも 「俺のタイプじゃない」 なんて冷たいね 









『ラスト・ミッション』のアンバー・ハードは出どころ心得て存在感出して、ついでに色気も出して印象に残る役まわりだね。

『ゲット・スマート』のアン・ハサウェイは、わりとお目にかかる女優さんで、その都度、美人じゃないんだけど美人に見える女性だね。

意味のない暑苦しいコスチューム身にまとい強そうで弱いバットマンの映画を観たけど、馬鹿か、こいつ?と、馬鹿にしたよ。















『ゲット・スマート』  アン・ハサウェイ









「ファンがいるんだぞ」 知ったことか。そんなのはどうでもいい、その映画に彼女がキャット・ウーマンで活躍してたね。

この人のコスチュームは魅力に輝いてるよ。「依怙贔屓(えこひいき)だろ」 美しい身体にピッタリのコスチュームが魅力的だね。

そして頼りになって優しくて強い。バットマンみたいに終始ヨロヨロの役立たずではない。「おまえ、何処のバットマンを観たんだ?」





何処のバットマンって、アメリカのバットマンだよ。ゴムで出来たようなコスチュウームで嵩高いんだけど普通に戻ると普通なんだよ。

「おまえも表現おかしいで。バットマンの見てくれより嵩が低く見えるってことか?」 そうだよ。サブタイトルを忘れてしまった。

いつだったかね? 積み重ねた駄文の中に埋まってるよ。キャットウーマンのアン・ハサウェイが出てなかったらゴミ糞っだよ。















『キャットウーマンのアン・ハサウェイ』 最近のフィギュアって出来過ぎだから、これ本物かな? 紛らわしい写真を映画画像に混ぜるな









バットマンとかスーパーマンとかスパイダーマンとか子供向けだね。「おまえも子供だろ?」 オレの場合は、大人向けが好きだよ。

だいいち、あんなの着てたらトイレに行くとき面倒だろうが、急いでる時なんか汗かくよ。きっとね、やってられないよって後悔すると思うよ。

まあ、そんなことはどうでもいいんだけど、『ラスト・ミッション』のお話が、えらい遠くへ行っちゃたね。















『ラスト・ミッション』  アンバー・ハード  この女は、用無しの相手を容赦なしに簡単に撃ち殺すね 其処が、また、溜まらんねえ









世界を股にかけてあちらこちらで任務とは云えども相手を殺しまくって心痛める時間も無ければ、留守の家族のことまで手が回らない。

そんな工作員のケヴィン・コスナーなんだね。手慣れたもんで殺す手段に躊躇が無いから仕事は無駄なく片付く。

しかし、或る作戦中に倒れて手配の病院に収容され脳腫瘍で後2~3カ月の余命を宣告される。 「クリスマスは無理か」





「残念だ」 と医師も言葉が無い。遠い建物の屋上から作戦の一部始終を見届け病院に手配をしたのはCIA女工作員のアンバー・ハード。

パリの街をタクシーに揺られてサングラス越しに眺めるケヴィン・コスナー。CIAを退職、残る時間を家族の為に生きようとする。

しかし、放ったらかされて育った娘と妻は自分たちのことで忙しい。ようある話やね。思い浮かぶ娘の顔は、遠い昔の幼い頃の笑顔ばかり。





非情の世界で生きて来て残り僅かの人生を愛情に生きようとするんだけどもアンバー・ハードに誘われて命と交換に再び銃を持つ。















『ラスト・ミッション』  ケヴィン・コスナー  ヘイリー・スタインフェルド









暗くなった8時頃かね、台風の吹き返しの風音が町の通りを吹き抜けるよ。夕方遅くに和歌山市辺りに上陸して東北に向かって進んでる。

ベランダは雨が降り込んで床が濡れてる。小雨が風に巻かれて吹き込んでくるけど煙草を吹かすのに邪魔はさせない。

ブオオ~、ブオオ~なんて風が一応吹き荒れてるようだね。電信柱に繋がった電線がブ~ラリン、ブ~ラリン揺れ続けてる。





「休憩か?」 そうだよ、今日のDVDは此処まで。「なんでや?」 いつもそうだよ、ちょっと観たら、次、続きから観るんだよ。

駄文の続きはだね、また、DVD回したら書くことにしよう。

「なんやねん、そんなズボラな映画紹介なんかないぞ」 ここにあるよ。 「中途半端やねえ~」

































カメレオンの独り言-1841 『七日ごとにクルクル回って、人生、生きて来たね』

2017年08月07日 | 日記





 2017年8月7日







いかんねえ~、仕事辞めてから一週間に一度は曜日を間違うよ。まあ、急いて急かれることもないから、別段、しまったあっなんてないけどね。

「痴呆の一歩じゃないのか?」 残念だね、もともと痴呆がかってるからね、免疫ってのが進行を妨げて、至って一般人の顔してるよ。

「一般人の顔?」 其処らに転がってる顔だよ。いつも其々が其々なりに目標見失わずに生きてる人さんたちの顔だよ。





オレはね、今は山ん中の一匹狼で生きてるけど夢の標(しるべ)を忘れない。成るならぬなど二の次三の次だよ。

死ぬまで標に向かって歩き続けることだよ。其れを忘れない限り自分を見失うこともない。「そんなのは甘いんじゃないか?」 

じゃ、塩でも舐めろ。 良薬、口に苦(にが)しって云うだろ、己を虐めて倒れて起き上がる。そうして懲りずに歩き続けるんだよ。終わり。













『親父の仕事の配達走りまくってた頃のオレさ』 「犬だろ?」 其の頃は、おぼこかったけど、流れる血は一匹狼だよ 終わり








「待て、何が終わりだよ」 そういう時もあって当たり前だろ? ダラダラ馬鹿らしい話で人さんを引きずるだけが能じゃあない。 

「ズルいだろ?」 何がズルいんだ? 「苦しくても書け」 おまえが書け。 














『広島原爆投下』








1945年(昭和20年)8月6日は月曜日、午前8時15分、広島の空は青く晴れていたらしい。まあ、そういうことで、今日は終わり。


































カメレオンの独り言-1840 『映画 キングコング 髑髏島の巨神』 もう二度と出て来んな。

2017年08月05日 | 日記






  『キングコング・ 髑髏島の巨神』  2017年8月5日







白と黒のツートンカラーのキーボード(Logicool K310)を久し振りに洗ってみた。意外とキーの裏側に綿埃が溜まってるもんだね。

柔らかめの束子(タワシ)に石鹸伸せてジャバジャバ擦って洗う、汚れた泡水が浮かび出て垂れ落ちる。

シャワーで洗い落とすと、あらまあ、やっぱり真っ新けになってるよ。洗ったのは4年で3回目だったかね? 





粗方水切してから、お日さんに照らして乾かして、一時間かね、振りたくっても一滴の水気も浮かないからUSBに繋いで打ち試す。

なんら支障はない、今まで通り快適だよ。人さんの好みだから一様じゃないけど、

キーの刻印もハゲてないし、見た目は新品同様になるし、安いし、いいんじゃないの、これ? もう一個買って仕舞ってるから死ぬまで持つね。














『Logicool K310』  綺麗になったよ  ちょっと造りが全体的に子供じみてるところがオレっぽいからお気に入りだよ



















『キングコング・ 髑髏島の巨神』 2017年アメリカ作品










此れは自分好みじゃないと解っているのに299円出してアマゾンプライムの映画を観てしまった。展開が見え見えなのに馬鹿だよ。

本当は399円ってなってるのに請求欄には299円に値引きしてる。なんでかね? 馬鹿らしいからまけてくれたのか?

『キングコング・ 髑髏島の巨神』 映画って、なんかどうでもいいから気楽に観たいって欲求の時があるね? そんなときは観ない方がいい。














『キングコング・ 髑髏島の巨神』 








此の手のCG怪獣ものって、もう驚かないね。人間とリアルな絵の融合って感じではあるんだけど、互いが余所余所しく映ってるのが鼻につく。

猿のキングコングは特に馬鹿らしい。「なんでやねん?」 昔からキングコングはスケベなんだよ。

何十年経っても未だに人間の女性にはつぶらな瞳で近づいて色気売ってる、おまえは、生きてるフィギュア人形おたくか?





フィギュア人形でもホンマにリアルに色気のあるエロチックなコスチュームで誘いよるのがあるね。「なんの話やねん? おまえも猿か」 

いやいや、ディスクトップパソコンの上に一つ飾ってやろうかなんて思う時がある。 「歳を考えて恥を知れ馬鹿者」 すまん。

オレはね、今回は、そんなバカげた猿ではないと思ってたけど、アメリカも、この点に関しては治らない病気を持ってるね。














『キングコング・ 髑髏島の巨神』











『キングコング・ 髑髏島の巨神』








勇敢なアメリカ海兵隊の兵士をヘリコプター諸とも粉微塵に粉砕して殺しまくって雄叫び挙げて胸を叩いて勝ち誇ってる。

時は1975年だったかね? ベトナム戦争を放棄してベトナムからアメリカ軍が撤退する時期で、戦いの場を失って意気消沈の部隊の指揮官

サミュエル・L・ジャクソンは、人類未踏の島に調査隊の援護支援の要請を受けて、俄然、闘志に燃えるんだね。













『キングコング・ 髑髏島の巨神』  サミュエル・L・ジャクソン











『キングコング・ 髑髏島の巨神』







こんなのに付き合う兵士たちが気の毒だよ。国へ還れば何処もかしこもアメリカンチックな自由の世界だよ。人生は上司で運命決まるね。

しかし、兵士は文句も云わずに付き従う。島に突入してキングコングと鉢合わせ、死にに来たようなもんだよ。

島には、定番の最強肉食恐竜ティラノサウルスを筆頭にトカゲやイモリみたいな奴等が、また走りまくるんかいなと思ったけど





趣向を変えて、おどろおどろしい地底獣が身を隠してる。他にタコとラドンの小型ども、それから巨大なクモに水牛の化け物が出演。

何でもええけど、アオコに一面覆われた大きな湖みたいなところから巨大な水牛の化け物が現れる。なんか宮崎駿のアニメもどきだね。

こいつがね、慌てて機銃を向ける兵士の銃口を目立たない役者が押し下げると、物静かに物分かりした顔で去っていく。













『キングコング・ 髑髏島の巨神』  向かって左一人おいて ブリー・ラーソン  トム・ヒドルストン







「解りにくい説明やね」 隊列組んで調査隊と兵士が水辺を歩いてる、其処でザバア~って巨大な水牛もどきが姿を見せる。「そこは解る」 

驚いた兵士が機銃を構えるっ。「其処や、其の目立たない役者って誰や?」 知らん。「観たんやろ?」

主役かな? 通行人ではないね。 「おまえ、其れは失礼やろ、名があるだろ?」 トムなんとかという人だけどオレは知らんなあ。





そいつが兵士の銃口を押し下げて水牛もどきの様子を窺うなんて馬鹿みたい。「で、物静かに物分かりした顔で去ると、いうことか? 馬鹿みたい」














『キングコング・ 髑髏島の巨神』











『キングコング・ 髑髏島の巨神』








こんな映画を解説する奴も馬鹿みたい。299円の映画だね。こんなのはトイレでプスンッとこいて水洗流したら全部消えちまうよ。

ああそうだ、この巨大な水牛がね、墜落したヘリコプターの尾翼の下敷きと云うか、尾翼の下に顔を覗かせてると云うべきか、

そんな恰好で動けないらしいの。調査隊のどうでもええ女が独り出張って来て尾翼を押して助け出そうとしてる。「誰や?」 知らん。





「知らんってことはないだろ?」 お呼びじゃないよ。「どういうことや?」 ブリーなんとかだよ。「邪魔臭いんか?」 そうだよ。

オレは笑ってしまうよ、トンボで云えばヘリコプターの尻尾の部分だよ。テールローターが後尾に在るだろ? 其の尻尾の細い部分だよ。

押したら少しは動くんだけど女一人じゃ無理だね。それはいいんだけど巨大な水牛の化け物の癖して、こいつ、こんなのも、よう蹴散らさんのか?





物静かに物分かりした顔して撃ち殺しておけば良かったんだよ。 「なんちゅうことを云うねん」 













『キングコング・ 髑髏島の巨神』










『キングコング・ 髑髏島の巨神』








部隊の指揮官サミュエル・L・ジャクソンは、キングコングに沢山の部下を殺されて怒り心頭、復讐の鬼と化すんだね。

キングコングと対峙して睨みつけて仁王立ちだよ。こころなしかキングコングがたじろいでるよ。「嘘つけ」

そのぐらい怖い顔してんだよ。顔剃りしたゴリラみたい。こいつだけCGに馴染んでる。 「おまえ、どつかれるぞ」













『キングコング・ 髑髏島の巨神』  サミュエル・L・ジャクソン








「サミュエル・L・ジャクソンって黒人俳優だろ?」 キングコングのほうが普通の顔してるよ。

それがだね、こいつ、どうなったのかね? 死んだか? 「おまえが観たんだろがっ」 不思議だね、記憶にないよ。

ラドンの小型みたいな怪獣が空を覆うばかりに襲って来る。兵士が爪立てられてさらわれてる。腕もがれてる。





機銃を撃っても撃っても次から次から襲って来る。下では地底獣が暴れてる。もう、てんやわんやの大混乱ぶりだよ。

地底獣の見てくれは、トカゲもどきの様相なんだけど何故か他でも見慣れてんのかして飽きてる。ベロをクニャクニャ出して爬虫類めがっ。

若い兵士が弾き飛ばされて危ない、話せば長くなるからカットして 「貸せっ」って目立たない役者がオジサンから日本刀を取るや否や













『キングコング・ 髑髏島の巨神』  昔、此の島に閉じ込められ日本兵と二人脱出を試みるも、挫折、日本兵の形見の日本刀が守り刀








襲い来るラドンもどきをスパッスパッ斬り落として若い兵士を救いに走る。スパッスパッ斬り落として闘ってたオジサンはどうするの?














『キングコング・ 髑髏島の巨神』  怪獣どもに襲われるなか、どさくさに現れてオジサンの日本刀を手にして戦ってる











『キングコング・ 髑髏島の巨神』  こいつ、M16持って撃ちまくってたのに、なんで急にガスマスクして日本刀で戦ってるの?












『キングコング・ 髑髏島の巨神』  「訳解らんわああ~っ」ってキングコングも怒ってる











『キングコング・ 髑髏島の巨神』  外人はオクトパシーを怖がるけど日本人はタコ好きでキングコングと、一緒、舌が合うね








水中から躍り出て来たタコの怪物、キングコングに纏わりついてグネグネ。雄叫び挙げてタコをバラバラにして食べてる。

そのシーンを離れた岩陰で迷子になった兵士が驚愕して見てんだけど臨場感が全くないね。オレの思うに明るい処での化け物は似合わないね。

オレは、SFほど相性的に合わないものは無いんだけどエイリアンのような限られた空間で暗めのシーンで現れるのには違和感がない。





頗(すこぶ)る怖いし役者らと次元を同じくしてCGに溶け込んでるよ。もしくは実際に其処に居ると思わせるね。

もう、動物園みたいな化け物ショーなんかやめろ。「おまえが観なけりゃいいんだよ」 そういうことだね。

ヘリコプターからの機銃掃射でキングコングも腕に傷を負ってるのはいいけど一か所どころじゃないだろ? そこら穴だらけではないか。





どの程度が負傷の対象となるのか定かじゃないね? 地底獣なんか親玉も子分も撃っても撃っても傷を負わない。バリアーでも張ってんのか?

1975年当時の米軍突撃銃はM16が主体じゃなかったか? 1965年ベトナム戦争勃発の頃には既にM16が米軍正式銃だったはず。

其れから10年経ってるからマイナーチェンジされて、より強力になってるよ。なのに、きゃつらは、全然、堪えないなんて有り得ない。





長いベロ出して裂けそうな大きな口拡げてんだから、その口内へぶち込んだれ。ベロを撃てっ、ベロを狙い撃ちでぶち切ったれっ。













『キングコング・ 髑髏島の巨神』










『キングコング・ 髑髏島の巨神』







キングコングと地底獣の親玉が渓谷の入り江みたいなとこで戦ってる。生き残った調査隊や兵士が即席のオンボロ船に急いで逃げてる。

キングコング危うし、暴れる最中(さなか)鎖が巻き付いて身動きできない。ノオオエエ~って地底獣が乗っかてくるんだけど

逃げる人間どもに目がいく。一人の兵士が銃を捨て 「早く行けっ」って仲間たちを急かせてる。両手の手榴弾のピンを抜き捨て身の覚悟。













『キングコング・ 髑髏島の巨神』










『キングコング・ 髑髏島の巨神』










『キングコング・ 髑髏島の巨神』










『キングコング・ 髑髏島の巨神』  










『キングコング・ 髑髏島の巨神』  身体に巻いた爆弾もろとも吹き飛ばしてやるっ







地底獣が此方に向かって来る、振り返り海兵隊の意地をば見せてやるっ 「来やがれっ」の勢い。この地底獣は、なんでも喰いまくるんだけど

この時だけ背中を捩じって長い尻尾を振り回し海兵隊員を遥か彼方の断崖へ叩き払う。叩き払われて断崖にぶち当たって破裂してる。

こんな無礼なことがあるか? 仲間を守って命懸けて自爆の覚悟の見せ場もない。その他大勢の捨て駒か? 





此の破裂の衝撃で崖の天辺に居た調査隊の女が真っ逆さまに水中へ落ちたかな? 「誰に聞いてんや?」 後先混乱しておるんだよ。

こんな崇高な行動をとった海兵隊員の無駄死にを黙って見てはおれない、キングコングが許さないっ。「おまえじゃないのか?」

怒りに雄叫び巻き付く鎖をぶち切って地底獣に追いすがるや引き裂けんばかりに剛腕振るって、たかが爬虫類などなにするものかっ。















『キングコング・ 髑髏島の巨神』











『キングコング・ 髑髏島の巨神』  キングコングは怒り狂ったら何するや解らん








こいつ、ベロ2枚あったかな? 2枚舌やな。ネトネト、グニャグニャ縋り付くよな鬱陶しい奴めっ、顎引き裂いてベロの奥の内臓ともども

引っこ抜くなんて野蛮もいいとこ。中身抜かれた地底獣はヘネヘナ顔面潰れて死んじゃった。しょうもない映画でした。

キングコングの左手の掌を拡げると調査隊の女が倒れてる。どさくさの最中に水中に沈む女を救っていたんだっけ。





女を掌から立たせてキングコングは去って往く、振り返り一瞥してあっさりとさようなら。好みじゃないんだな? 「がっかりだぜ」















『キングコング・ 髑髏島の巨神』








口から出任せで書いてたらダラダラ長い解説でしたけど書いてる尻から観た映画の中身が消えていく。後腐れが無くていいね。















『キングコング・ 髑髏島の巨神』  サミュエル・L・ジャクソン  ナヌ?

































カメレオンの独り言-1839 『ICBMで首根っこ絞められてるのに明日を夢見る』

2017年08月02日 | 日記





 2017年8月2日







長く使ってたマウスが壊れたよ。間に合わせに引き出しから出て来たオレンジ色のマウスを代用したけど手に慣れないわ、ケーブルが何故か

邪魔になるわ、でイライラする。革製のマウスパッドもいまいち滑りが悪いのを我慢してた。どちらも替え時だね。

『Logicool 静音マウス M220BL ワイヤレス』 と 『global I mall アルミ マウスパッド』(total¥1.700)を購入し、今日届いたよ。





ワイヤレスのほうがいいね。アルミのパッドも滑りが良いわ。嘘みたいにスルスル滑ってストレス無しの操作感は抜群だね。

パッドの裏(四方5ミリ程残して全面に天然ゴム)には滑り止めが施されて浮きを排して安定してて、どちらも合格だよ。

Logicoolの製品は相性がいい。白と黒のツートンカラーのキーボード(Logicool K310)もお気に入り。丸洗いできるのがいいね。





2013年3月に買って、ずっと使いまくってもいい調子、そうそう汚すことも無いんだけど、そろそろ、また洗ってあげようかな。















『Logicool 静音マウス M220BL ワイヤレス』 こんなのに1万も2万も出して買う人って、お金が余ってんだね











『global I mall アルミ マウスパッド』 アルミパッドって、ちょっと不安だったけど空滑りはしないんだね なかなかええよお~





 


外は暑いねえ、夏だから仕方ないけど暑さには弱くなったよ。気が負けてしまって、この糞って勢いが出んのが悲しい。

時折、出かけるけど休日でも世間の人々は、此の暑さの中、何が用事でウロウロしてんのかね? 「おまえは?」

用事が済んだら寄り道せずにスタコラ帰って来るよ。若者たちは他所行きの顔して笑顔振り撒いて無理して汗かいてるよ。「放っとけ」





そんなの見てると、おっさん、おばはん連中は、なんかで絡んで噛んだろうかなんて顔してる。 「嘘つけ」

此のマウス、握り具合がいいね。 「話の途中で関係ないこと云うな」 与太話なんだから尖るな、パッドの滑りも快適だよ。

オレの思うにね、何でも揃うってことは寂しさに通じてるね。 「どういうことや?」 一通り揃えて、そんなのを感じるんだね。





あれも、此れも欲しいなあって、思って夢に描いてる時が華だよ。花畑に転がって青い空見上げてるようなもんだよ。

しかし、あれも此れも欲しいなあって思ってたものをだね、欲求の規模は小さくても粗方手にできたようだよ。「じゃあ、もう枯れるのか?」

そんなに早く悦びすぼんで枯れ落ちるか? 少しは、満足に浸たれる時間はあるよ。今も意味なくマウスを滑らせてニタァ~って笑ってるよ。























今日は、早起きして朝から出かけねばならん用事がある。クソ暑いねえ、タイミングよろしく電車に乗ると冷房が利いてるから心地いい。

ずっと走ってろ、しかし、いずれターミナルに到着、ドアが開いてホームに出るとムアア~と空気が燃えてるよ。

朝食とってないからターミナルのコーヒーショップでも入って軽く食事しようかなと店を覗くと満杯だね。もう9時を回ってる。





通勤や仕事の外回りの人たちには見えない老弱男女がくつろいでる。まあ、いいか。用事を済ませてからでも構わない。

地下鉄乗り継ぎ飛行機降りたら南国よ。「何処へ行って来たんや?」 プッシュウウ~って大きなガラスドアが開いたら其処は花園だよ。

豪華なカウンター越しに綺麗なお姉さんたちが 「いらっしゃいませえ」 ニコッと笑って挨拶交わしてる 「暑さでボケとんなあ?」 





そうして用事を片付けて戻って来たよ。 「えらい早いな」 ターミナルに入ってるお店ってのは、一見(いちげん)さんの水が出しっ放しで

止まることがないみたい。次から次から来ては去り、去っては来ての一日で明け暮れるのかね? よう儲かるだろうね。

まあ、そうでもせんことにはデカい賃料払って店は維持はできん。 「どうでもええことは長いな」 もう、冷えたコーヒーでいいわ。





朝食は、帰ったら茶漬けを用意して頂こう。南部鉄器の急須(きゅうす)で注ぐ茶が美味いからね。























今日は、懐かしいのんじゃなくて、最近の作品で常に見続けてる映画のお話を書こうかと思ってたけど粗筋を書くのが面倒なので

また、次の機会に書くことにしたよ。「ローンサバイバーか?」 う~ん、それも割と観るね。

「柘榴坂の仇討ちか?」 それもね、よく見なおす。沢山観てんだけど、いつも、ふっと観たくなる映画ってのは、実際、少ない。





そんな中でね、何故か心地の良い映画がお気に入りで、其のDVDをパソコンのドライブに常に入れっ放しにしてるのがある。

時間の合間に映しては、僅かな時間でも悦に入って満足してるよ。

まあ、そういうことで1839回も、ちょうど時間となりました。いつも、ありがとうございます。


































カメレオンの独り言