カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1613 『暗黒は、或る日、突然に来る』 

2016年04月30日 | 日記







 2016年4月30日







病気や不幸ごとってのは、或る日突然だから、オレは弾丸飛び交うのは戦場だけじゃないって解釈してる。

平和の中でも飛び交ってる。そいつに当たれば病気だ、事故だ、事件だってことになる。地震なんてのは大型爆弾が破裂したようなもんだよ。

今日も就活の帰りに立ち寄った彼女を送りがてら外に出て、いつものように笑ってバイバイして戻って来てファイルの整理を始めたら、アレッ?






書類の字が見えないんだね。ええっ? なんでなの? ちょっと慌てたね。落ち着いて見直すと焦点を置く左斜め上の部分が消えるんだね。

何度見直しても消えてる。寝とぼけ眼(まなこ)で見るような感覚だね。書類に太字の表題があるのに無いんだね。ええ~っ?

チラッと見えては消える。目をこすって慌ててる。でも、やっぱり、見えないんだよ。 お母ちゃん、恐いっ。 「なんやねん」






こらあ~弾丸(タマ)喰らったなあって覚悟したよ。体調は悪くない。頭ん中を疑ったよ。 「頭は、前から腐ってるだろ?」

違うがな、こんなのは脳の疾患から来るなんてのは常識だよ。血管詰まったかなあ? 意外とあっさり終わりが来たなって思ったよ。

まあ、まずは眼科へ行って診て貰おう。木曜日って町医者は休みが多いんだね。みんな休んでるよ。明日からGWだからまずいねえ。






調べてみると開業してる眼科があったよ。しかし、雨降ってるよ、めんどいね。 「そんなの云ってられないだろ?」 正直な思いだよ、邪魔臭い。

テレビを見ると人の顔が消えて無いんだよ。「怖いね」 即、入院ってことも考えられるね。云い渡されてから考えよ。

でも、やっぱり、ドキドキドキドキって鼓動が激しい。ママ、コワイッ。「おまえって不真面目やね」 表面上の演技だよ。

























沢山の人が待ってるよ。カウンターで症状云って初診の問診書いて待つ。待合席の前の壁に眼ん玉ひっくり返したような写真が貼られてる。

看護師の指示通り視力や何やら検査が続いて、「視力はいいですね」だって。この症状は頭が原因じゃないですか? カルテを見ながら首を傾げてる。

診察室で医師の検診を受けて 「まず、頭のほうに疾患がないか調べたんですが、疑わしい症状はないですね」 ホンマかあ?






「それに目にも異常はありません」「視野も広く感知して綺麗なもんですよ」「強いて云えば眼底検査で毛細血管の2個所に微小の詰まりがあります」

「今回の症状が初めてということから考えられるのは、血圧は高いですか?」 少し高めかなあ? 

「血圧、コレステロールの影響で毛細血管に詰りを生じたことから視界に影響が出たと考えられますね、しかし、それは時間で解決します」






なんか薬とか対処方法なんてのはないんですか? 「要りません、診断の結果から判じて健康な目ですよ」 なんか、釈然とせんね。

当たったと思った弾丸(タマ)は、擦過音のみだったのね。しかし、ドキッとしたけど助かって良かったよ。

もう、彼女の笑顔も、今日を限りに見ることはないかもねって悲観的になってたのに楽観的になったよ。「なんやねん」






こんなのを経験すると、ホンマに明日は解らないって思うよ。今日なんか突然の出来事だよ。なんの前触れもないからね、来たら100年目だね。


























歳からしたらパソコンに向き合ってる時間なんて、もう、滅茶苦茶だからね。平日は、仕事から帰って来て平均7~8時間、

休みは、休憩時間を抜いて16~7時間が当たり前。なのに目が疲れたなんて滅多にないね。時間が足らん。「そら、毛細血管も詰まるわ」

椅子に座り詰めなのでエコノミー症候群を気をつけねばいかんから一服に立ったり、茶を沸かす時とかには、爪先立ちを200回あまり、






脹脛(ふくらはぎ)が張って痛くなるまでやる。そして、寝る前には腹筋を数十回、腹の筋肉が痛くなってからが勝負よ。

でも、ゴリゴリの腹筋が露わな姿は好まない。昔、誰だったかな? あまり腹筋を鍛えすぎると癌になり易いって聞いてから余計に好きじゃない。

細く筋肉で絞った腹回りって臭いんだね。ある程度鍛えて肉がのってるほうがいいよ。男は、寸胴型のほうが恰好いい。






腕立て伏せは、もう、何年になるかね? 毎度100回は軽いよ。無茶苦茶なことを続けるなら、それに負けない体力作りも続けねばならん。

継続は力だよ。自分を虐めるんだよお~「変態か?」 長生きしたいからなんて臭いこと考えたこともないわ。

見えない弾丸(タマ)が当たるか逸れるかは運任せ、今日を元気に維持するための戦いだよ。






ちょっと見え方が戻って来たみたいかね。ここまでボヤボヤでキーを打ってたんだけど霞が薄れてホヤホヤに変わってるね。「どんなんやねん?」

























しかし、このアクシデントは、頃合いからして休めというお告げかも知らん。素直なオレとしては、今回は従うべきだね。「素直かあ?」

明日からのGW、勝手ながら29日から5月8日まで休ませて頂きます。話しのネタが軽やかに浮いて出た場合には、随時、更新致します。

ちょっとパソコンから離れて目を休めます。耳は聞こえが悪いわ、目は見え辛いわなんてなったら、ホンマに使い道ゼロになるからね。






「そんなのになったらどうする?」 ふっふふふ、口が残ってたね、まだ、語ることはできるよ。
































カメレオンの独り言-1612 『映画 チャイルド44・森に消えた子供たち』 泥んこみたいな映画

2016年04月29日 | 日記






 2016年4月29日







もう、今月は16回書いてるから一か月分をクリアしてんだね。一日置きに更新するって約束は数の上では果たしてる。

今日は搾っても話しのネタが出てこない。少し書き出してたけど油のノリが悪くて消しちゃった。

映画でも観たら、なにか刺激になってネタが浮かぶかもと、観ずまま放っておいた数合わせの映画を映したんだけど糞駄作ばかりだよ。






「ザ・ゲスト」と「エヴァリー」と「?」 題名忘れたよ。 観てられない内容だね、即、消去だよ。こんなもんで金とるな、泥棒じゃないか。

損した分を取り返そうかと 『チャイルド44・森に消えた子供たち』を観たんだけど此の映画も鬱陶しい内容なんだね。

映画の質は悪くないんだけど赤軍ロシア時代の息が詰まりそうな暗黒時代(1950年代)が背景なんだね。スターリンの独裁政治だよ。






「共産主義国には殺人事件は起こらない」 指導者スターリンの 「殺人は、資本主義の病である」という言葉を以って、

政府がプロパガンダ?「政治的宣伝」(この場合、こう表現するのかね?)を掲げてるから、

事件が起きてもうやむやにかき消されるんだね。殺人犯なんか野放しなんだね。変態殺人鬼が増殖する国になっちゃうよ。















『チャイルド44・森に消えた子供たち』 少年に声をかける連続猟奇殺人犯










男の子が殺されて素っ裸で路上に放置される事件が後を絶たない。捜査及び検視の結果は列車事故として片付けられる。

「列車に轢かれて裸にはならないっ」って、母親はまともなことを云って憤るんだけど皆がとめるんだね。

しつこく殺人だなんて訴えたりすると反逆罪で拷問、強制労働、死刑なんて、とんでもない目に遭う。頭おかしいんではないか?















『スパイの容疑者、獣医のブロツキー(ジェイソン・クラーク)を逮捕に向かうMGBの捜査官レオ・デミドフ(トム・ハーディ)』










被害者は、その後も増え続け男の子が同じ状態で発見される。MGB(ソ連国家保安省)の捜査官であるトム・ハーディは、

スパイの嫌疑をかけられた妻を告発するよう上官に指示されるが、「無実」と庇ったために民警に降格されて片田舎のヴォルスクに飛ばされる。

民警の長官ゲイリー・オールドマンの協力を得て子供殺しの犯人を追う。そのうち、各地で子供の被害者は44人に達していることを知る。















『民警の長官ネステロフ将軍(ゲイリー・オールドマン)はMGBから民警に降格されたレオ(トム・ハーディ)に半信半疑』










変態猟奇による子供殺しの事件よりも1950年代のロシア赤軍時代の国の異様さのほうが色濃く感じる映画だよ。

赤軍ロシアについては、皇帝ロシアを殲滅した折から、おかしいのを通り越してる事実がワンサカあるけど国民もこんなの選んだ責任があるよ。

英雄も人間だってことを肝に銘じろ、偉大なる指導者なんてのは一時の華で、任せたらとんでもない奴に変身するもんなんだよ。解らんか?






大きな改革の行動を起こす奴は、其の逆も秀でているんだよ。後は腐っていく林檎だよ。こういう手合いは無知の信頼から発生するね。

人は尊敬しても崇めてはいかんもんなんだよ。奴隷的僕(しもべ)になることに自ら挙手するようなものだよ。

スパイや反逆者の摘発、尋問、拷問などのシーンは、怖いって思わせる描写だね。ナチス・ドイツの親衛隊やゲシュタポを連想させるよ。






MGB(ソ連国家保安省)ってKGBの前身かなあ? 「プーチンに聞いてみたら」 軽く云うてたらプーチンがプッチン切れよるぞ。















『スパイの容疑者、獣医のブロツキー(ジェイソン・クラーク)はMGB本部で拷問ののち銃殺される』










悪いことは、なんでも西側の影響に被せて自国の民の口をも封じてマインドコントロールだね。そんな国の有り様が泥臭く描かれてるよ。

「子供たちの事件はどうなった?」 観れば解るよ。「映画紹介してんだろ?」 紹介とは云ってない。

書くネタが浮かんでこないから解説出来る処だけピックアップしてだね、字数を稼いでるだけだよ。「それにしても切れが悪いだろ」















『連続猟奇殺人犯がロストフのトラクター工場で働いていることをつきとめたレオは強行に工場に侵入、逮捕に向かう』










MGB(ソ連国家保安省)の捜査官を演じるトム・ハーディって役者は糞重たい奴だね。この人は、たしか『欲望のバージニア』で観たよ。

三人兄弟の長兄役だった。こんときも矢鱈重たい演技だったよ。「重厚なのか?」 いや、喋りも動きも、ただ重たいって感じの臭い男だよ。

ヘタじゃないんだけどね、もうちとメリハリつけろよ。壁に泥をこすりつけたような男だね。 「どんなんやねん?」






ゲイリー・オールドマンが出てるから箱からサッと取り出して借りたんだけど、べつに彼でないとできない役どころでもなかったよ。

トム・ハーディの奥さん役の女優さんは誰かね? ブス故に灰色の赤軍ロシア時代を彷彿とさせるものがあったよ。 「どういうことや?」

こんなの取り合いしてどうすんだよ。「なんのことや?」 謎の多い映画のお話しだろ? 「説明不足なだけだろ?」 そうとも云う。















『レオ(トム・ハーディ)と妻のライーサ(ノオミ・ラパス)』 人は、生まれた国が我が家なんだね、そんなのを痛切に感じるよ 日本で良かった













映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』予告編














GWが目の先だね、ちょっとお休みを貰おうかなと思ってる。「そんなこと云って休んだ例(ためし)がないだろ?」 気の休みだよ。

「気の休み?」 そう、休んでも平気という休みだよ。話しのネタが浮かべば変わりなく書き続けるけど、今日みたいにどうにも浮かばない日は

あっさり諦めて休める日だよ。そのための休みのお断りだよ。大きな安堵感なんだね。 「なるほど」 休みの日を選んでおこうかな。






今日(27日)ね、仕事で毎日メモ風につける日誌を処分していたんだけど溜まれば溜まるもんだね。 

A4の半分程度のコピー紙なんだけど積み上げると80センチほどの高さになるんだよ。6~7年分ぐらいかなあ? 次から次からシュレッターに

かけるんだけど、うんって手が止まる。落書きが多いんだよ。事務所に入っては子供たちが机にもたれかかって書き入れてるんだね。






いろんな子の落書き見てたら彼女のが沢山出て来たよ。当時は、中学時代だったかね、他の子とは違って真っ黒に塗り潰したようなのばかりなんだね。

絵は、それを書いた人の心裡を表すって云うけど、当時、彼女は悩み苦しんでいたんだろうね。「なにをや?」 解らん。

それを見ていると其の頃の彼女を思い出したよ。毎日のように立ち寄っては、黙り込んで項垂(うなだ)れてんだね。声をかけても駄目だったね。






そうかと思うと 「★★ちゃ~ん」「★★ちゃ~ん」ってデカい声で呼んで笑ってんだよ。あの頃の心の中の落書きだね。























用事で席を外していて携帯が鳴った。「何処?」 彼女だね。事務所に戻ると黒のスーツに身を包んで就活から帰って来たね。

今日も行って来たんやね? 「内定貰ったあ」 そうか、やったね。「これで無職にはならへんわ」 

ゆとりになるねと云いながら横を見ると明るい顔した娘さんになって笑ってるよ。陰が消えたね。いつの頃からか、彼女の顔から陰が消えてたね。






人は自信を身に着けると強くなる。負けていた自分に克つんだろうね。あとは羽ばたくだけだよ。 「おまえは?」 地に潜って土に還るだけさ。























「死ぬということか?」 ゴロに合わせて云ってるだけだよ。「死なないのか?」 なんで、慌てて死なねばならん?」

これからの彼女と、そろそろお役御免のオレとの対比をだね、格好良く云い表しているつもりだよ。解らんかあ? 

「死なないなら、地を這うだけさ、のほうがいいだろう?」 アホか? 其処まで落として、まだ生きんのかよ、せめて潔いところが華だろが。






なんで、また、この歳なって地に這うような生き方せなあかんねん? もう、充分やって来たわ、アホンダラッ。 「すまん」

しょうもないこと云うから最後がダラつくじゃないか。切れの悪い終わりかただよ。

「でも、何も浮かばなかったのに3500字以上いったよ」 なにかしら話し出したら続くんだけどね、まだ、話せるよ。「次に残せ」 あいよ。
































カメレオンの独り言-1611 『明日は来るのではなく創って往くもの』

2016年04月27日 | 日記






 2016年4月27日







ブログも今日(24日)から6年目に入るよ。想いのままに駄文を書き続けてるけど成長しとるんかねえ?

なんか、少し、昔よりマシになったんじゃないかと思うときもあるんだけど、基準の置きようによっては駄文の底を突き破ってゴミ箱に墜落するよ。

そう感じた時って、普通、立ち直りに凄いエネルギーを必要とするね、しかし、オレの場合は、まあいいかって諦めが早すぎるんだね。






所詮、其の程度さ、なんてゴミ箱に妥協してる。「それがいかんのだよ」 そうだよ、「そうだよって、解ってるなら意地を持て」 持ってるよ。

「持って、それかよ?」 泣き言ゴタゴタ云わずに書きまくれって声がするんだよ。 「何処からや?」 内なる声だよ。

それを何度も繰り返してんだけど人間だからやっぱり振り返る。そうすると 解らん癖して迷うな、なんて声がするんだよ、失礼な奴だよ。






「でも、その通りだね」 おまえもそう思うかあ? オレもそう思うんだよ。良いか悪いか、正直、解らんもんね。「それが解ってたら苦労せんわな」

そうなんだよ、其処だよっ、解らないのに悩むって根拠が希薄で曖昧だよ。何かしら満足感が得られないから不満が不安になって悩むだけだよ。

不満を解消するには書き続けるしかないって内なる声が云うんだよ。 「勉強は?」 書くことが勉強だって嘲笑って云うんだよ。






オレは、いつも、こいつにケツ煽られて此処まで来たよ。人生、あと僅かかも知れない貴重な5年を家に籠って書き続けてきたよ。






















 
「後悔してんのか?」 いや、オレの辞書に後悔なんて字はない。 「ナポレオンを真似てるね?」 そうだよ。オレはカメレオンだよ。「なんやねん」

よしんば、このまま放浪の道を迷い死のうとも悔いはないのだよ。「なんでや?」 

道は数えきれないほどに在っても身体一つが歩ける道は一本だよ。あの道も此の道も同時には歩けない。そのために沢山の人が居る。






他の道は、他の人たちが歩くために在るんだよ。「おまえの道は冴えない道だね」 何故解る? 「おまえが歩いてるから」 随分だね。

歩き往く道の先は誰にも解らないんだよ。有るのは歩き易いか歩きにくいかの差だよ。「お前の道は歩きにくい道だな」 何故解る?

「おまえが歩いてるから」 随分だね。歩きにくい道ばかりを歩いて来た、ふっふふふ、獣道だよ。狼の道だよ。「また恰好つけてるね」 そうだよ。






「一つ、聞くけどね、おまえは、此の道の先をどう捉えてる? つまり、読みだよ、笑えるか?」 成る成らぬかか? 「そう」

成らんだろうね。「夢を切り裂いて、はっきり答えたね」 夢は切り裂いてなどいないよ。「成らぬと断じて夢の続きはないだろ」 馬鹿め、一般人。 

成ると思って見る夢など見ない。歩きにくい道を照らしてくれる夢を信じて進み往くだけさ。 「懐中電灯か?」 






あのなあ、この場合 「松明(たいまつ)をかざしてか?」とか云えよ、いい雰囲気になってるのにズッコケだよ。「LEDか?」 まだ云うとるわ。

























なにごとも返しを望んでことを起こすな。思いのままに弛まず一生懸命だけでいいんだよ。そこから生きている実感を貰ってるよ。

明日は解らない。解っていれば地震などの災害や事故や事件や病気などで泣く人など居ない。明日の約束など無い。

「借金返済の約束は?」 その約束は不思議とあるね、なんでだろ? こんなので追われてる人は、明日など無くなってしまえって願ってるよ。






逃げたら追われる、追ったら逃げる、だから向かって行く姿勢だよ。「返す金が工面できないんだぞ」 隠れるか? 「見つかるよ」

生活相談の窓口へ行けば知恵をくれるかも知れん。「相談に乗れるような額面じゃないんだよ」 なんぼやねん? 「三千万っ」 ゲッ。

これは弁護士だな。「頼める金がないっ」 後払いではどうか? 「三千万返してその後か? そいつも弁護士も寿命でこの世に居らんわ」 






そんな話をしてるんじゃないだろ。そんなの解決するまで書いてたら終わらないよ、第一、解決策なんか出てくるかあ? 借りたら返すしかないだろ?

オレも、商売こけてデカイ借金必死に返したからねえ。こじんまりと終わろうと思ってたのに、ややこしいこと云いだしよってからにっアホッ。

「すまん、ふと疑問が湧いて問うてしもた」 そんな大問題の辻褄合わせて書けたら松本清張じゃないか。「なんで松本清張やねん?」 






馬鹿じゃないのかっ? オレは、ただのカメレオンだぞ、無理を云うなっ、相手見てもの云えっ。

間に割り込ませたから後のが続かんじゃないか。どうすんだよっ。 「この場合、無理やり引っ付けておいたら?」 貼り合わせかよ?

よろず相談を承(うけたまわ)ってんじゃないんだぞ、間違うなアホめ。「おまえも問いかけにすんなり乗ったじゃないか」 迂闊だった。 

























混乱を排除して話しを元に戻してだね、約束はないけど夜が明ければ明日は来る、未来に繋がる今をどう生きるかが全てだよ。

その積み重ねの向こうに未来は創られると信じて在るだけさ。今日が昨日に廻って明日が今日になって明後日(あさって)が明日に変わる。

そんな変わらぬサイクルだから、人は飽きぬように愉しんで喜んでを織り交ぜながら今日一日を汗して頑張って精一杯に生きてんだよ。






松明(たいまつ)かざして足元照らして見えぬ向こうへ歩いてる時が生きてる証さ。それが人生だよ。

































カメレオンの独り言-1610 『文に短し話に長し』 なんのこっちゃ?

2016年04月25日 | 日記







 2016年4月25日







今日は、土曜出勤で、お客さん相手に2時間、そのあとのお客さんと一時間、接客で気も口も疲れた上に残業でいいことなしの一日でした。

「そんなもん仕事やから仕方ないやろ」 一日の有り様を掻い摘んで感想を述べてんだよ。しんどかったあ~滅多に飲まないグロンサンを服用したよ。

オレは、ホンマに疲れたって思ったときは、このグロンサンに決めてるの。小っこい瓶なのに、なんか、よく効くんだね。





最近、とみに思うんだけど一言かけた程度なのに、その相手さんがホンマに嬉しそうになるのはなんでかね?

ちょっとのことでモメそうな雰囲気のあんちゃんなんだけど用事済ませて、帰り際、ニコニコ笑って丁寧に挨拶されて帰って行くんだね。

毎度のことなんだけど、そんなのを改めて感じさせる人が居るんだね。「可愛い犬ッコロに見えるんだろ?」 それはオレを馬鹿にしてるのか?























若い頃、此れからって時に未熟が故にポッキリ折れて人生を彷徨ったけど、振り返れば、他人(ひと)さんに守られて生きて来れたように思うよ。

いろんな仕事を転々としたけど、何処へ行っても上から下までの人に大事にされて来れたよ。「生意気さが無いんじゃないか?」

わりと我は強いんだけどねえ。思い当たるのは、誰彼なしに相手さんを大事に思うからじゃないかねえ? それが姿勢に出るのかも知れないね。





其れとは逆に、相手を敵対視モードで視る人が居るね、なんで、初めての人をそう視るのかが解らない。

オレもそんな目で視られたこともあるけど、一言二言話すと仲良しモードに変わるんだよ。そのあと、ずっと仲良しモードだよ。「なんやねん」

人を、まず、秤に掛けるんじゃないかね? そんなのは、お互い様だよ、掛けてる積りが掛けられてる。人の重みは作られていくもんだよ。





















今の重みなど仮の宿で、ともにそう在るんだよ。今在る其の人を受け入れればいいんだよ。それぞれに、それぞれの想いの道に生きて在る人だよ。

人は、狭いところに取り込んではいけない。自由で広いところに招くもんだよ。そんな心がけでどうでしょうか? 「うん、いいんじゃないの」

だから、皆さん、決まったように心地いい顔をされるのかも知れないね。 そんな答えらしきものを見たような思いの土曜日の夜。「なんやねん」





















では、おわり。「なんや、えらい短いね?」 帯に短し襷に(たすき)に長し、そんな話でした。「なんのこっちゃ?」 深く追求すんな。

































カメレオンの独り言-1609 『映画 ゼンダ城の虜(とりこ)』 夢の河を渡って現実を歩く

2016年04月24日 | 日記






  『ゼンダ城の虜』 2016年4月24日






『ゼンダ城の虜』 1952年(昭和27年)アメリカ映画 この映画は、後、まだ白黒テレビの時代にTV放映されたのを観たんだね。

1960年(昭和35年)代前半頃だったかなあ? 東芝製の14インチの画面だったね。















『ゼンダ城の虜』 デボラ・カー  スチュワート・グレンジャー 当時は、デボラ・カーの主演作が多かったんだねえ。









時は、1897年、国王ルドルフ5世(スチュワート・グレンジャー)の戴冠式を間近にひかえた欧州の王国ルリタニア(架空の国)が舞台。















『ゼンダ城の虜』 ジェームズ・メイスン  スチュワート・グレンジャー









休暇を過ごしにやって来た英国の青年ルドルフ・ラッセンダイル(スチュワート・グレンジャー二役)が、

かねてから王位を狙っていた異母兄弟マイケルの陰謀で拉致された国王ルドルフ5世の救出と美しいフレイヴィア姫(デボラ・カー)を

守るために快刀乱麻の活躍をみせるなんて粗筋なんだけど、なかでもマイケルの腹臣ルパート(ジェームズ・メイスン)との一騎打ちは素晴らしいものがあったよ。














『ゼンダ城の虜』 ジェームズ・メイスンとスチュワート・グレンジャーのゼンダ城内での一騎打ち 長い時間の対決が見どころだったね。










其のシーンの動画をユーチューブで偶然見つけて50年以上ぶりに見ることが出来たよ。映画は総天然色(カラー)だったんだね。

当時は、主役のスチュワート・グレンジャーもさることながらマイケルの腹臣で軍人のジェームズ・メイスンが格好良く思えたんだね。

現代の映画に慣れた目で観れば流石に古さを感じてしまうけど、当時は、甚だ、格好良く見えたね。





たしか、城門を開いたあと、ジェームズ・メイスンは何やら台詞を残して堀に飛び込み姿を消すんだね。

「勝負は先に預けた、また会おう」なんて云ったような記憶だったかねえ? 「記憶だったかねってええ加減やね」 そうだね。

つまり、格好良く消えた訳だよ。悪なのに悪でない悪なんだね。 「どういうことや?」 そういうことさ。












The Prisoner of Zenda 1952 Final fight













若い時ならいざ知らず年老いてからこんな目に遭うと肉体的に相当堪えるだろうね。九州熊本を中心に地震が頻発して落ち着かない日々が続いてる。

なんで九州なのかね? 早くから、来る、来ると云ってる東海でもなければ南海でもない。関東でもない。

地震の揺れは恐怖に尽きるけど、ホントに怖いのは、そのあとだね。手が付けられない状態の中、被災者は長い我慢辛抱を強いられる。





通常の生活に戻れるのはいつになるんだろう? 弱り目に祟り目、激しい雨に追い打ちかけられ為す術もない。春の雨は、まだまだ冷たい。

怒れる地べたに吸い込んで熱を冷まして静まれ。いつまでグチグチと収まらんとは女々しいぞ。人々は辟易しておるわっ。

オレも口では達者なことを云ってるけど、こんな目に遭ったら歳を思い知って極端に萎えるだろうね、塩を盛られたナメクジだよ。





九州の人は強いって定説だけど口だけ達者な大阪人なんか辛抱我慢3日でアウトだよ、みんな疲労で死んじゃうよ。ひ弱だと思うよ。

でも、いつも思うんだけど、日本人って、とんでもないことが起きても助け合うことを忘れない優しい民族だね。これは国の宝だよ。

「行けるものなら行って力になってあげたいね」 通勤の足を止めて降る雨を仰ぎながら、インテリさんが、そう仰(おっしゃ)ったよ。



























なにごとも度を越してはならぬの戒めかねえ? 自然がそれを教えてるのかも知れない。空も地も海も川も平静ならば人のため。

時折、荒れては日々の有難味を教え、忘れた頃に暴れ狂って取り返しのつかぬことを気づかせる。なんか、そんなサイクルの趣でもあるね。

空も地も海も川も人を生かして癒して其処に在る。同じく、その向こう側には破壊という境界線も持ち合わせているんだね。



























今、少し駄文を書くことから気を抜いてる。他に考えねばならんことが背中を押しよるからね。

押されても前に道を造らないと進むことが出来ないんだけど気だけが先行して道の無い処で往生してるよ。

夢にいろいろドレッシングをかけて勝手気ままな絵空事を食して遊んでるけど、現実を無視して生きては往けん。





オレは、現実の道と夢絵空を混ぜ合わせて日々を彩り愉しく生きる癖がある。生真面目だけで折れずに行くには難しい人生だったからね。

生真面目だけで遊びの無い人生なんて生きる価値がない。現を(うつつ)を抜かさぬ程度に人生は愉しむためにあるもんだよ。

そう思って夢を喰らって生きてんだけど、ちょっと目覚めて足元をみる。今、そんなとこだね。





思うように進まぬから苛立つのは簡単、思うように進まぬなら進むように床に油でも撒こうか、「危ないじゃないか」 滑って転ぶね。

進めようと思える機運を創ればいい、「どのように?」 それを考える時間が欲しいんだよ。

「なるほど、だからブログから少し気を抜くのか?」 そういうことだね。「どう抜く?」 暫く、短編で逃がして貰おうか。

























今の入れ替え制の映画館なみだね、最初から入って観終わって出ると次の回の人が流れ込む。

オレのブログを開いてくださる皆さんの流れも、そんなサイクルを感じさせるよ。

常に大入り満員のサイクルになれば万々歳だね。


































カメレオンの独り言-1608 『映画 マイ・インターン』 こころ、和む映画だね

2016年04月22日 | 日記






  『マイ・インターン』(原題 The Intern) 2016年4月22日







ロバート・デ・ニーロの笑顔は実にいいねえ。人を優しくさせる笑顔だよ。オレもこういう風に笑いたいんだけど、かけはなれて無理だね。

長年連れ添った奥さんを先に亡くしてやもめ暮らし、買い物から何から一人でこなしてはいるものの優雅に暮らしてる。

クローゼットを開ければ衣類一式、靴までが区分けされて仕舞われてる、オレの憧れだよ。こんなのが大好きだよ。嬉しくなるね。





ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長のアン・ハサウェイは、短期間で会社を拡大させることに成功する。

公私ともに順調な毎日を送るなか、彼女の会社にシニア・インターン制度で採用された70歳の老人ロバート・デ・ニーロがやってくる。

若者ばかりの社内で浮いた存在になってしまうんだけど、いつしか彼は、その誠実で穏やかな人柄によって社内の人気者になっていく。














『マイ・インターン』








一方、その頃、アン・ハサウェイには、公私ともに大きな問題が立ちはだかって双方において大きな決断を迫られていた。

彼女は誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々を送っていた。そんな彼女を救ったのは、他でもないロバート・デ・ニーロだった。

ロバート・デ・ニーロの温かな励ましを受けていくうちに、いつしかアン・ハサウェイは彼に心を開くようになっていく。





彼の言葉から勇気をもらったアン・ハサウェイは、目の前に立ちはだかる数々の難問に立ち向かっていく決意をする、なんて粗筋だね。











映画『マイ・インターン』予告編(120秒)【HD】2015年10月10日公開












平和な映画もたまにはいいね。こういう風な展開の映画は好きだから最後まで愉しく観れたよ。明るくて綺麗でスマートで夢があるよ。

オレは、殺し合いの映画ばかり追いかけてるけど別に殺し合いが好きなんじゃないよ。恰好良さに酔ってるんだね。「人殺しをか?」

違うがな、命を懸けて正義を貫く、使命を果たす、筋を通す、眠たい裁判なんか待ってられないけじめの着け方だよ。そんな人たちの恰好良さだよ。















『マイ・インターン』









若い社員たちと対比すると、やっぱり歳が出るね。ロバート・デ・ニーロでこれだから、ふつう一般の70歳なんてもっとおっさんに見えるんだろうね?

オレも、近しい歳になってんだね、いやんなっちゃうね。若く見られたいなんて努力は一切してないから惨いかも知れん。

自分の内では若いのと一緒って気だけどね。ロバート・デ・ニーロなんか綺麗にしてるよ、こういう人は得だね。





この映画で、気を良くしたのは、別れ際に決まってロバート・デ・ニーロが軽く敬礼して「サヨナラ」を云うんだね。オレと一緒だよ。

オレの仕草を何処かで見たなあ~、勝手に盗るなよ。相手さんが感化されて真似るとこまでいってんだぜ。ここだけロバート・デ・ニーロだよ。

皆が普段着のようなスタイルなのに、キッチリ、ひとり背広姿で仕事する姿勢もオレと似てるよ。昔気質の男だね。















『マイ・インターン』









アン・ハサウェイの亭主役してる役者、何処かで見た人なんだけど思い出せないね。映画では、若いのに仕事から身を引いて娘の面倒見ながら

主婦の仕事をしてる。羨ましい奴だね、オレの理想のスタイルを生きてるよ。なのに浮気するんだね、馬鹿だね。

アン・ハサウェイは、其の浮気に気づいて悩んでる。経済面が順調だと、もう片方が上手くいかないんだね。世の常だね。





風を引いた亭主に代わって娘を幼稚園に送迎する役を頼まれたロバート・デ・ニーロが、車で娘と帰って来ると亭主が女と出掛ける姿を目撃する。

社長の家庭の内情を知る処となるんだね。最初は、アン・ハサウェイに疎ましく思われていたロバート・デ・ニーロだったんだけど

彼の実務能力や人柄に接するうち良き相談相手にと慕われる。社内でも人気者になって、すっかり若い社員たちに溶け込んでるんだね。















『マイ・インターン』









日本でも長く勤めた有能な退職者を、また、こうして迎え入れる職場作りが大事だよ。経験豊富な知識や技量を腐らせては勿体ない。

若者では回らぬ知恵を育んで血となってる。まだ現役を望む人には機会を提供するべきだよ。無駄にしてはいけないと思うけどね。

給料をどうたらこうたらじゃなく持てる力を還元しようって思える人が沢山居るよ。そういう人たちは、人間ができてるから疎まれることはない。





若者たちからすれば生き字引だよ。仕事で迷子になっても手取り足取り導いてくれる。そんな人たちを企業は粗末にしてはいかん。














『マイ・インターン』  アン・ハサウェイ 美人じゃないんだけど格好いい女優さんだね









金じゃなく、生きがいを求めてる人が沢山いるとオレは思うけどね。オレみたいにのんびりしてたい人ばかりじゃないよ。

「おまえはのんびりできたらいいのか?」 そうだよ。「生きがいは欲しないのか?」 オレの場合は使い道がないんだよ。迷惑はいかんよ。

オレの場合は自分の時間が欲しい。放っておいて欲しいんだよ。死ぬまで自分は自分で処して風の如く消える意気込みだよ。





会社に30年、40年と勤め上げ、その分野ではエキスパートな人が居るだろ? 悲喜交々の中で身に着けた知識や技量には愛着がある。

それとともに生き抜いた事実があるんだよ。企業秘密に触れない分野で、生き抜いた其の事実を形を変えて活かしたい。あるだろ?

年季が入ってるんだよ。「もういいやって思ってるかも知れんぞ」 それは、それでいいんだよ。余生を思うままに愉しまれたらいいんだよ。















『マイ・インターン』









ロバート・デ・ニーロも退職して、一時期、海外旅行やらなにやら愉しんでいたんだよ。でも、なにか足らないって感じて動いたんだよ。

何かしら社会に役立ちたいとか、忘れられない会社勤めを続けて充足した日々を生きたいとかを求める人たちだよ。

ネクタイ締めて知的労働をしてきた人が、退職後は、サービス業とか軽い肉体労働系の職種に馴染むってのは無理だよ。「プライドか?」





そんなのを感じる人も居るだろうけど餅は餅屋の世界だよ。どんな仕事にも、それなりに年季が入って一人前になる壁がある。

経験を活かせる仕事が理想的だろうね。ロバート・デ・ニーロは、前向きな性格で人に馴染んでいける柔らかさを備えてラッキーだったね。

物語は、然程の内容ではないんだけど何かしら心が和んで観ていて愉しくなる映画だったよ。














『マイ・インターン』 車内を自転車で駆け抜ける女社長のアン・ハサウェイ









まだ、もうちょい話を足そうと思ってたんだけど、画面に 「ネットに接続できません」なんて出て、また慌てさせよったから汗かいたよ。

息子が無線ランのルーターを購入してeoのモデム機器と交換してたんだね、知らんかったよ。

eoへ電話してヘルプをお願いしたんだけど指示通り辿っていくと「バッファローの機器の接続方法に問題がありそうですね」って解ったよ。





当方の問題で長く引きずりまわして申し訳ないですって謝って切ろうとすると「構いませんよ、こちらでもバッファローの接続確認欄が出せますので

ご案内します」だって。恐縮しつつ教えて貰う。云われる通り、なんとか辿ってやれたけど、「接続に失敗しました」なんて何度も出る。

「契約時のパスワードを変えられていた場合は、息子さんにご確認されて、もう一度試されてください」 親切な方やねえ~この人は出世するよ。





ちょうど、息子が風呂からあがって来たので、〇〇〇〇、おまえモデムを替えたんか? 「ああ~無線ランにしたよ」 ネットに接続出来けへんねん。

バッファローのパスワードは解ったけど、契約時のパスワードを替えたか? 「いいや、そのままやで」 オレのパソコンを調べてる。

そこまではeoさんが教えてくれたんやけど、それ以上進まんねん。「おかしいなあ」って自分の部屋に戻って、暫くすると「おとん、直ったで」 ナヌ?





あれっホンマや、直ってるがな、肥えた腹に一発喰らわせて、おまえは、天才やねえ~。笑ってるよ。オレは、こんなの弱いから疲れ果ててしまうよ。















『マイ・インターン』 』(原題 The Intern) 2015年米映画  ロバート・デ・ニーロ  アン・ハサウェイ
























































『ロバート・デ・ニーロは、いい役者だね』 素晴らしいよ。






























カメレオンの独り言-1607 『如何(いか)に生きて死ぬべきか、其れが問題だ』

2016年04月20日 | 日記







 『 Logicool Washable Keyboard k310 K310』 2016年4月20日







カメラとレンズを防湿庫から取り出して磨いてたんだけど、ふっとキーボードに目を落とすと、あれまあ、エラい汚れてるのに気が付いたよ。

拭いて取れない垢がこびり付いてる。よし、あんまり信用してないけど丸洗いできるって謳い文句だから試してみるか。

Logicoolのツートン・キーホルダー、ナイロンタワシに洗剤を少し垂らして洗う。泡だらけになったのを水道水流して丸洗い。大丈夫かあ?





新品の同じのが予備に有るから出来るんだね、タオルで拭いてベランダの棚に干す。暫くして見るとキーの下辺りから滴が流れ出てるよ。

待ってられないから手洗いへ持って行きドライヤーの風で乾かす。新品のような真っ白とはいかないけどキーが綺麗に白く蘇ったよ。

USBを繋ぎ打ってみる、異常なし。ほおう~いいねえ。お気に入りのロジクールのキーボード、宣伝に嘘はないよ。














『 Logicool Washable Keyboard k310 K310』 








此れだったらコーヒーやジュースなどを零しても平気だね。その都度洗ってりゃキーは綺麗な真っ白なままだよ。

ツートンのデザイン、キーの反応、全てお気に入りだよ。オレは気に入ったら浮気しないからね。長くお世話になるよ。

時折、取り出すカメラとレンズ、ズッシリと重い処がいい。いつまでも真っ新(さら)けだね。「猫に小判だね」 そうだね。





仕事を辞めたら時間が出来るかも知れん。そん時には、おもくそ使って元を取るよ。武器は、蓄えて在るべきだよ。























今日(16日)は、休みでのんびりできるよ。あと1週間でブログも5年を経過する。穴籠りも、そろそろ終わりにしよう。

没頭して年月経てば全てを変える時期に来た、必ず、変えてみせたる。「どう変えるねん?」 変わるように変わっていくのさ。オレは、焦らない。

「呑気に構えてたら死ぬぞ」 抗しきれないことには逆らわない、どうにでもして頂戴。全ては、生きてりゃの話しさ。






それにオレは自分の運を信じてるね。最悪の人生を生きて来て未だに最悪なのに笑ってる。最悪の真っただ中に在っても人を笑わせ自分も笑ってた。

それでも苦労とは思ってない。未熟な自分が情けないから苦しかっただけで、其の苦しみの記憶は鮮烈にあるけど苦労と云えるものじゃない。

オレが泣いたのは、オレ以外のことに関わる哀しさにだけだよ。人の悲しみや苦るしみを見るのは辛い。救える器じゃないからね。






どんな生き方をしてきても人の愚かをせずに曲がらず生きている。これで自分の運を信じないわけにはいかんだろ? 生かされてんだよ。

オレを虐めて喜ぶ奴が居るならば気の毒だね、堪えないよ、いや、そうじゃないね、残念ながら諸に堪えるんだけど負けないんだね。

そろそろ虐めるのも飽いてだね、気前の善い奴とバトンタッチしろよ。うんと愉しんであげよう。 「おまえって、憎たらしいね」 





思うようにならない奴は、そう思われるもんだよ。思うようになって堪(たま)るかっ。何でも来い、高笑いよ、うわあっはっははははあ~。













『バス停留所』 1956年米映画 原題『Bus Stop』  マリリン・モンロー  ドン・マレイ








なんで、気の弱い恐がりのオレが、こんなに堪(こた)えないで居れるか、其の種明かしをしてやろうか? 「興味ないけど気になるね」

と、云うことは知りたいってことだろ? 「どうでもいいから云ってみろ」 それが、人に対して頼む姿勢か? 「聞いて欲しいんだろ?」

字数を稼ぐ上では語りたい。 「みろ、おまえの都合だろ」 どうでもいい問答でも字数は稼げる。「だから、ダラダラと長くなるんだよ」





オレはね、オレの人生は映画が非常に影響してるんだよ。昔、TVの洋画に『コンバット』とか『ララミー牧場』とか『ローハイド』なんてのが

毎週、放映されてた、『ライフルマン』『シャイアン』『ブロンコ』『ガン・スモーク』『名犬リンチンチン』『ローン・レンジャー』いろいろあったよ。

オレは、そんなのを目を輝かせて観てたよ。それらが揃って毎週、大変な事件に巻き込まれて物語が展開するんだね。





大方、主役に関係する人がエライ目に遭ってる。関係ない人たちは、そんなの他所事みたいに平和に暮らしてる。一番大変なのは主役なんだよ。

でも、不思議と死なないんだね。こんなの本当だったら息つく間もない超重労働だよ。危険手当も馬鹿にならない。 「なんやねん」

そいで、オレは、ひとつのことに気づいたんだよ。「何を気づいてん?」 一生懸命なんだよ。主役は、常に一生懸命に生きてるね。





一生懸命に正義に忠実なんだね、素晴らしい。波立たぬ穏やかな生活を維持してる人たちは、常に、自分の立場に流動的なんだよ。

つまり、安全を最優先するから正義を風呂敷に包んで日和見的に動くんだね。糞卑怯な奴等だよ。「生きるためだよ」 根性なしの有象無象の奴等だよ。

でも、オレも率先してその有象無象派になびきたい。でも、主役は、我が身を窮地に落としてでも人を守るために毎週闘うんだね。大きな感動だよ。













『ローハイド、ローン・レンジャー、シャイアン、ブロンコ、ライフルマン』 1950年後半~1960年代放映








そんなのを毎週何本かは、必ず、観て育った。そして、『コンバット』 のサンダース軍曹(ビック・モロー)の実に都合のいい戦争映画があった。

雨霰(あめあられ)と飛び交う弾丸は、ドイツ兵にはよく当たるけど不思議とサンダース軍曹には当たらない。

でも、毎週、生きるか死ぬかの苦労は連続する。でも、生きているし笑いもしてる。皆には一目置かれて悠然と構えてる。これだよ。





苦しみや悲しみは人を強くする。オレは、そう捉えたんだよ。苦渋なくしてホントの喜びはないってね。「ホンマかよ?」 

言葉で思ったんじゃないよ。今のオレも馬鹿だけど、其の頃のオレは、もっと馬鹿だったからね。心に染みになって理解したんだろうね。

だから、オレは、自分を維持する強さを意識して育てたんだと思うよ。そして、どんな時も笑って居るんだよ。





それを支えるのは自分を信じる力だよ。信じられないような展開の中でも信じて疑わない、何故か? 自分を信じずして誰を信じる?

自分を信じれるから人をも信じれるんだよ。ここまで行くとね、自分の在り様を人の在り様と比べることなど、然程の意味を持たなくなるね?

「俺に聞くな」 オレなりに、不完全なりに、人間の中身を揺るぎない信念で構築する努力に汗してるとね、そんなのは、どうでもいいことに思えるんだね。





人間は、苦痛、悲痛、困難、逆境、悲哀、不快なんて鬱陶しいマイナスから大事なことを学んで成長、つまりプラスに転じるものだと解釈したんだよ。














『エルダー兄弟』 原題『The Sons of Katie Elder』 1965年米映画  ジョン・ウェイン  ディーン・マーティン  









オレは、学校なんて糞喰らえで蹴飛ばして生きて来た。学ぶということの意味さえ解らずにね。でも、嫌なことから逃げきれないんだね、追ってくるよ。

お返しのほうがきつかった。肌身に教えられたよ、無知にはムチだね、痛かったよ。

己れのマイナスを見せつけられるんだね、その作用が理解できていたから、オレは、殊更、愚痴や文句や泣き言は云わない男になってたよ。





机並べてロボット製作所で造られるよりは遥かにいい。受けて立ってやるってね、蹴飛ばしたマイナスは受けて転がし活かしてやるって腹に決めたんだよ。

だから、山中鹿之助の 「我に七難八苦を与え給え」が座右の銘になったんだね。オレにとって苦しみは教材だね。

責め来るマイナスは、尽くプラスに替えいでかえの心意気が凄かった。「しんどい人生を生きて来たねえ」 なんでもねえ、慣れってのが救ってくれるよ。





生きる道が曲がらなかったのは正義が軸だったからだろうね。それを映画が教えてくれてたよ、ありがとう。オレにとって映画は、本だったね。

彼らが生きていた頃は、オレみたいな無教養な人たちが圧倒的だった。人の道を心得て生きたんだよ。艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えて開拓して生きたんだよ。

正義を標(しるし)に生きたんだよ。だから世界は発展したんだよ。 「おまえはいつの時代に生きてるの?」 生きる時代を間違ったかね?





今の世は、どこそこの大学出身がステータスになって知識の豊富さを誇ってるね。知識が支える人間の社会だよ。

その中に、オレはオレが支える人間でしかないのが混ざってるだけの話しさ。劣ってるのを嘆くな、生きる道が違うと思え。歩き往くのに変わりはない。

社会になんの貢献もできない人間でも、せめて社会の足を引っ張ることのない生き方を模索しろ。それで充分協力してんだよ。立派な社会人だよ。















『たくましき男たち』 1955年米映画 原題『THE TALL MEN(背の高い男』  クラーク・ゲーブル   ジェーン・ラッセル  ロバート・ライアン









今で云えば人生たかだか80年如きを我が知恵で生きれずして万物の長なんて偉そうにすんな。「野蛮人やね」

まあ、そうも偉そうなことも云えん、気付かぬだけで何かの導きや救いを貰って生きて来れたのかも知れん。

万よく生きながらえて居るのかも知れないからね。大きなことは滅多に云わぬほうが賢明だね。「よおう、解っとおるやないの」





自由を旗印に国を創ったアメリカが好きだねえ。オレの心の第二の故郷だよ。何もないところから生み出す力の象徴だよ。オレはそれで生きて死ぬ。































カメレオンの独り言-1606 解ったような講釈、のち 『映画 サバイバー』 

2016年04月19日 | 日記



 


  『サバイバー』 2016年4月19日


 





震度7の大揺れの地震だったわりには被害が小さかったんじゃないかねえ。被害に遭われた人のことを考えれば何とも云えん。

ただ、阪神大震災や福島の大津波のような、とんでもない状況ではなかったことが救いだね。

明日は我が身の地震だから大きくても小さく済むことに越したことはない。来たら100年目、運を天に任せるしか術がない。





話はコロリとひっくり返って変わるけどね、ホンマッに皆さん読んでくださるねえ。毎度、読まれる枚数が半端じゃないよ。

毎回、ダラダラと長い駄文をだね、なんでこんなに読めるもんかね? オレは、知らぬ間にいいことしてるかも知れんよ。「なにをや?」

きっと、日頃、読むってことが面倒な人までを、ついふらふらと読ませてるなあって感じるんだよ。





「良い子の皆さんのための良い子の文です」じゃないからだろうね。文(話し)ってのは、聞き耳を立てる、其処から始まるもんだからね。

オレは、そう思ってる。そのわりには、毎度、怠くなる出だしなんだけど、皆さん、ここを突破したら笑えるかな、怒れるかなって解ってきたね? 

オレは作為は用いない。事実の強さに勝るものは無い。「おまえは云うことが大層なんだよ」 やかましいっ。





正しいことばかりが意見じゃないよ。間違ってることが良いんでもないけどね、それぞれに意見は生きてるよ。

オレはそれを書いてるんだよ。云いたいけど云えない意見を探してる。その思いが伝わってるんじゃないかいな、と思ったりするんだよ。

話は、話すものが、聞く者の思いを代弁するって向きもある。それが出来たら読まれる枚数が天井知らずになるかもね。皆さんの留飲をさげるんだよ。















『サバイバー』  ピアース・ブロスナン 










映画『サバイバー』を観たよ。なかなか面白い展開でハラハラさせるよ。細かくケチをつけたら無いこともないけど流れがいい、

ロンドンの大使館に赴任した国務省職員のミラ・ジョボビッチが、突然発生した爆弾テロの犯人に仕立て上げられ、

挙句にはピアース・ブロスナン演じる殺し屋にまで狙われ逃亡しながらニューヨークでのテロ計画を防ごうとする、とあるね。





「とあるねって他所のを盗るほどのもんか?」 オレはね、余程でない限り粗筋は自分では書かない。「なんでや?」 邪魔臭い。頭、痛くなるよ。















『サバイバー』  ピアース・ブロスナン 










冷酷な殺し屋のピアース・ブロスナンが、007やってた時より遥かに魅力的だよ。いつも善人面してる奴の裏の顔だね。

面白いんだよ、この逆転の発想ってのかね? インパクトを計算してるよ。日頃、悪い奴が善いことをする、その優しさは光り輝くね。

日頃、善い人ってレッテル貼られた奴が悪の顔を見せる、イメージを覆したぶん、恐さが倍増するんだね。そして、不思議と魅力に繋がる。











映画『サバイバー』予告編













映画の善し悪しの肝は流れだね。物語の展開に澱みを持たらさないから少々の矛盾や拙さなんかも妥協させて流されゆく。

そして、最後に裏切らぬことが仕上げとなる。ラスト、ニューヨークの100万人単位の人々を巻き込むテロが突き進む。

テロに対しては、あらゆる防御体制に守られたニューヨーク、破壊の目的地で実行は困難、では、其の裏をかいて圏外から実行する。





歳の暮れ、大通りには新年の祝いをともにしようと無数の人々が繰り出している。高層ビルの上に超大型の照明ボールが飾られている。

ガスを利用して発光するんかね? 「観たんだろ?」 創ってる奴が一方通行で突き進むから、観てるほうは、いまいち解らんままに付き合ってる。

そのガスを特殊ガスにすり替える。「すんなりか?」 意外とね。「おかしいんじゃないのか?」 ここだよ、文句を云わせない流れだよ。





爆破魔で冷酷な殺し屋のピアース・ブロスナンは特殊な弾丸を装填した超ウルトラライフルで警戒圏外のビル屋上から、それを狙い撃ちするんだよ。

国務省職員のミラ・ジョボビッチは、爆破テロ犯と疑われて大捜査網が敷かれる中、空路、ニューヨークに戻って来る。

これもあまりにも都合よく簡単な入国なんだけど流れ去るんだね。「厳重警戒してんか?」 なんでも隙間ってのがあるんだよ。





何十万人もの人々が通りを埋めてる中、偶然、ピアース・ブロスナンの姿を見つけて後を追う。目の付けどころが違うんだろうね?
















『サバイバー』  ミラ・ジョボビッチ










後を追うミラ・ジョボビッチ、ボーイに聞き出した部屋には居ない、屋上に駆け上がる。今、まさに狙撃の瞬間を阻止して激しい格闘。

格闘の末に手摺から飛び出したピアース・ブロスナンが急斜面の屋根に落ちて縁(へり)にしがみつく。

ここがいいね。上と下、睨みあう二人、ミラ・ジョボビッチは靴でピアース・ブロスナンのしがみつく指を踏みつける。





指が縁から離れてピアース・ブロスナンが急斜面の屋根を滑り落ち、それが途切れて落ちていく。殺すものは殺される。

戦う女ミラ・ジョボビッチは、ゾンビやらなにやら相手に凄まじい戦闘の熟練者だからけじめを知ってるよ。へんな良い子はしない。

人道的も糞もあるか。善悪揃ってハードボイルドの味わいがいいね。スカッとするから不思議だよ。この手の映画は急流に限るよ。怒涛の流れだよ。















『サバイバー』 オレが求める「007」の方向転換は、このような雰囲気なんだね。そんなのを、ほんの少し漂わしてくれて嬉しくなるよ。











時間が経つにつれて 『熊本地震』の惨状が露わになって来たね。被害に遭った人は地震の規模など関係ないね、その場が全てだからね。

地震は不意打ちから始まって生き埋めなったら救われるまでが全てだよ。肝に銘じておこう。

激しい余震が何度も起きてるから地盤が弱ってる。熊本城の石垣も崩れて支えが弱くなってるみたいだね。





弱り目に祟り目でかなりの雨が降るような予報も出てる。土砂崩れが起こりやすくなる、靴底で踏み潰される蟻如きことにならぬよう祈るよ。

































カメレオンの独り言-1605 『映画 007/スペクター』 熊本大地震で中途半端

2016年04月17日 | 日記







  『007/スペクター』 2016年4月17日







仕事を終えて、其の足でツタヤへ寄って来たよ。新作がこんなに連続で揃うのは珍しいんじゃないかあ? 新作ばかりでも5本千円、安いよ。

なんでもいいみたい、『007/スペクター』『マイ・インターン』『サバイバー』子供じみてるけど予告編で観れるかなって思った『PAN』

最後に 『ジェラシック・パーク』を抜き取ったけど、どうも恐竜ものは気が進まん。ロバート・デ・ニーロのギャングものかな? これにしよ。





やっぱり 「ジェラシック・パーク」にしとくべきだったかなと思いつつレジーへ。「お客さま、あちらの機械でご自由に借りて頂けますが?」

振り返ると大層な機械が並んでる。オレ、ああいうのは苦手なの。「はっははは、そうですか、こちらでも構いませんよ」って笑ってるよ。

客に負担を被せるなよ。なんでも新しいのを喜ぶとは限らんよ。店員さんが笑って勘定してくれる方が借りたって気がするよ。人から人へだよ。





ありがとう。今日は、あっという間に5本が揃ちゃったよ。退屈な時、気分転換がしたい時、感性を刺激したい時の弾丸(たま)の補給だよ。

「おまえ、まだ、前のが残ってるだろ?」 残ってるね、昨晩は『Ted2』を観て、あと『チャイルド・森に消えた子供たち』が有る。

でも、ちょっと重たそうな内容みたいだから日を選ぶよ。こんなの観るのは、明日が休みの日がいいね。















『007/スペクター』 レア・セドゥ   艶めかしいドレスやねえ









で、今晩は『007/スペクター』だよ。悪くなかったけど 「007は殺しの番号」なんだから最後に一発おでこに撃ったらんかえ。

銃をスライドさせて装填された弾丸弾きだして弾倉も抜き取って「弾丸(タマ)が切れたよ」って、冷酷非情のボンドは何処へ行った?

良い子の時間の番組じゃないんだから、ゴキブリ踏み潰すみたいに片付けて彼女とスマートに消えろよ。それでも充分正義じゃないか。














『007/スペクター』 ダニエル・クレイグ









おっそろしい悪の組織ってのを売り込んでるけど、映画って、それが崩壊しだすと、途端に、そこらの安もんの悪(わる)に変わっちゃうんだね。

これ、何とかならんかねえ? もうちとだね、しつこい組織の怖さちゅうのを維持して欲しいよ。

タイトルもいまいちだね。タコがグニャグニャは雰囲気出てるけど場外れな歌が気に入らん。 ダニエル・クレイグが女々しく見えるよ。





「ボンドのテーマ」も、もっと随所に入れろ。エピローグで鳴らしたんでは遅い。Mのレイフ・ファインズが、なんか覇気を失ったねえ。

なんで、こんなに年寄り臭くなったのかな? イギリス紳士たる威厳を示せよ、一枚看板だろうが。オレは、おまえをしっかり観てるよ。

ダニエル・クレイグは悪くないんだけど、この人は、男の色気が不足してるね、ヘソ下三寸人格なしっていう女好きの匂いが欠けてるよ。





女性との絡みを見てると、ぎごちないと云うか、堅物的な匂いが勝って女たらしの柔らかさがないね。役者も難しいね。

素人の世界でも遊び慣れた奴は、独特の柔らかさってのを漂わせてるね。女はそんなのに敏感で危ないのに気になって仕方ないんだね。

スケベな血が騒ぐんだろうね。「解ったようなこと云って、おまえは?」 オレか、ママッコワイッだよ。「子供か?」 そうだね。「論外男だね」














『007/スペクター』 レア・セドゥ  








そうした部分を我慢すれば、面白い映画になってるよ。凄いシーンのアイデアを盗まれないように隠密撮影してまで創った昔と違って、

今じゃ何を遣っても観客の目は凄いに慣れてしまって驚かない。オレの思うには、ここらで原点復帰してだね、イアン・フレミングの

原作に近い「007」を撮ったら世界中の客は驚くと思うね。スペクタクルじゃない「007」の魅力を地味に格好良く描くんだよ。難しいけどね。





本格的なハードボイルドだよ。いい子ぶらない冷酷非情の007だよ。音楽は「ボンドのテーマ」を活かしてね、其のままに使うんだよ。














『007/スペクター』 ダニエル・クレイグ








昨日(13日)書いた続きを書こうかとパソコンに向かった頃、9時26分、TVが緊急警報を発したよ。九州全域、熊本に震度7の地震が発生したとある。

映像を観ると、ビル屋上に備えたカメラの揺れが激しい。新聞社内部の映像も相当な揺れだね、でも、阪神大震災の揺れを越えるもんじゃないね。

火災は、今のところ起きてないのが幸いだね。もう、夜間だから田舎の方の情報が入ってこないから被害の程は明日になってからだね。





地震だけは、起こってからの物語で起こる前は至って平常だからね。どうしようもない。一度、デカいのを喰らってエラい目に遭ったら暫くは安心できる。

阪神大震災で吃驚するような目に遭った。直接喰らった訳じゃないけど凄かった。あれから21年かな? そろそろ安心の終わりが来てるかもね。

あの地震も、未明から昼近くなって、信じられないようなとんでもない被害の情報が流れ出した。日本列島は、地震最盛期に入ってるってのは納得できるね。





こんなのが起きると馬鹿らしいこと書いてるのが悪いような気がしてキーを打つ手が止まるよ。今日は、これで終わり。(2016年4月14日)
































カメレオンの独り言-1604 『騙すなら死ぬまで騙し通して頂戴』

2016年04月15日 | 日記






  『ケイトリン・オズモンド』 2016年4月15日








昼休み、昼飯頂いてたらTVで「主人以外の男の子を産んだ、どうしましょ?」なんて馬鹿らしいことを相談してる犬猫みたいな女が居る。

「主人以外の男の子を産んで悩んでます」 ずっと、死ぬまで悩んどけ。赤ちゃんは、「主人とは全然似てません」 当たり前やないか。

「家を新築しています。生活も困らず、このまま新築に住んで暮らしたい」 どういう神経細胞をしてんかねえ? 誇りを忘れても打算は健在やね。





そこへもって、「今度は、主人に女が出来ました」 漫画か? 新築の家と主人は、その女のもんやね。あんたは赤ちゃん大事に他で暮らしなさい。

其の赤ちゃんのお父さんも他の女ができて、あんたのことなど、もう、頭にないよ。一丁頂きの仲やね。そんな男は、一丁どころじゃないの。

現在8丁目辺りで数読んで何人斬りできるか腕を磨いてるよ。あんたは、その中の一人で、果たして男の記憶に残ってるかどうかを心配しなさい。





「今の夫と別れようかと悩んでます」 悩める立場かよ? あんたの貞操観念の無いだらしなさを悩め。解らんかったら其のまま往く気なの? 

あんたの浮気相手の子を黙って夫に育てさせる気か? 新築じゃなしにペット屋の檻(おり)に入って安う売って貰え。この脳足りんめっ。

ああ~いやだねえ。飯が不味くなるよ。誓いをたてて一緒になって、まだ、年数も経ってなければ取り立てて夫に不満もないんだろ?















『ケイトリン・オズモンド』










貞操観念ってのは女の誇りだよ。そんなの知らないのかも知れないね? 悲しい人だね。

夫に女が出来ようが出来まいが、もう、あんたの問題じゃないよ。ことここに至れば、あんたが黙って身を引けば、まだ、誇りは守られるんだよ。

「夫も浮気してるわっ」 お前が先で赤ちゃん作ってんだろうがっ 「なんで新築の家が浮気の女のものになるのよっ」 おまえが捨てたんだろうがっ。 





「権利は、私にあるわっ」 何処にあんねん? 「妻だわ」 他所の男に股開いてガキ作って妻かよ? 「なっなっなんというストレートなっ猥褻っ」

覚悟の上なら、それはそれで通らぬ話じゃないよ。元の鞘に戻って新築に住んで赤ちゃんはどうすんの? 「夫の子として育てるわ」

夫に話すんだな? 「そんなの云ったら蹴られるわ」 じゃあ、どうすんの? 「あんたが、どうたらこうたら云うことないわっ」 煙たいか?





おまえの相談の目的は、「赤ちゃんの行く末考えたら内緒にして新築住んで何もなかった顔して暮らしなさい」 なんて都合のいい答え貰って

一つの最善策に倣ったなんて言い訳の材料探しだろ? 罪悪感に水足して薄まるか? 「読みが深いわね、いいとこ突いてるわ」 呆れてもの云えんわ。

相談事にタレントの連中が意見をそれぞれ云ってる。そのあと、何処ぞの坊さんが解答するんだね。
















『ケイトリン・オズモンド』










「一から出直しなさい。赤ちゃんは、あなたが育てて生きなさい、育った子があなたに感謝して人生の喜びを知るでしょう」なんてことを云われてる。

残念だったね、坊主の説教が身に沁みたか? 「なによっ、糞坊主、解っちゃいないわねっ、もう少し、気の利いたこと云えないの?」 

こんな女を相手にする男も男だね? 化けて微笑んで慎ましくされたら解らんからねえ。化けるのは構わない、その代わり、死ぬまで化け通せ。
















『ケイトリン・オズモンド』










それが出来る人は、まず、頭がきれるね、根性があって精神力も並みじゃない、いつしか化けた姿が本質になって、いい女の人になるだろうね。

































カメレオンの独り言-1603 『中身軽薄な、しょうもない男ほどモテる』 

2016年04月13日 | 日記






 『サムソンとデリラ』  2016年4月13日







誂えのスーツを着てビシッと決めて出かけようか。「何処へいくねん?」 何処だろうかね? ちょっと、いつもの自分じゃない人になってね、

街ん中彷徨うのさ。「スーツ着てか?」 何を着ようがオレの勝手だろ? 

昔風のオーソドックスな風情のなかに、今流のスマートな趣を加味したような喫茶店に入ってだね、「何処に在るんねん?」 





馬鹿だね、何のためのネットだよ? キーを叩けばズラッと並んで 「来て頂戴」って時代だぜ。「まあ、そうだね」 行ってあげよう。

「スーツ着てか?」 そうだよ、あのね、お店はね、利用する客で、其のお店の雰囲気が作られるもんなんだよ。「なるほど」

オレが、いつもの普段着でサンダル履いて行ってみろ、お店の人は内心ガッカリだよ。もうちと服装及び履物を考えて来てくれよとは云えない。





そんな思いをさせては気の毒だよ。まあ、オレの場合は、仮にそんな姿でお邪魔してもね、店員の女の子は、皆、ドキドキするだろうけどね。

「なんでや?」 オレにも解らないことを、なんでやと聞かれても答えようがないね。 「このおっさんは、だいぶんおかしいで」

そうだね、この前、注文したのに、奥さんが怒ってキャンセルしよったチャコールグレーのスーツね、いい色合いだったよ。





あの色合いで濃いめ、少し艶のある上等ものがいいね。生地としてはイタリア製が良いらしいけど、オレはちょっと堅めの英国製の生地が好みだね。

シャキッとした線が好きだからね。心がヨナヨナだから生地の加減で隠すのさ。「弱強弱そうな自分をか?」 そう、強弱強そうに変身するのさ。

オレはね、オーダー屋さんでもお願いしたんだけど二の腕(肘から手首にかけて)の部分を心もち細目に仕上げて欲しいってね。





『二の腕について』 元々は肩から肘にかけての部分が「一の腕」、肘から手首にかけての部分が「二の腕」と呼ばれていた。

それがいつの間にか誤用され、「一の腕」が「二の腕」と呼ばれるようになったらしい。

そして次第に「一の腕」という言葉は使われなくなり、やがて死語になったという。ちなみに、肩から肘までを上腕部という。













『北北西に進路をとれ』 ケーリー・グラント  エヴァ・マリー・セイント  ジェームズ・メイソン








背広を着てね、腕を下すと袖がストーンと落ちて手の甲まで隠すのが我慢できんほど気に入らん。「なんでや?」 ガキの制服じゃないわい。

「ゆとりだろ?」 宛がい口で生きてろ。オレはね、二の腕に袖があるだけでも邪魔に思える性質(たち)なんだよ。

捲り上げたい衝動に駆られるの。ワイシャツは薄いもんだから気にならないけど、其の上にドテエ~と背広の袖が被さるとイライラするんだよ。





スーツを着ても行動的な姿が理想だよ。二の腕の袖周りをやや細目に作ることでワイシャツに絡んでドテエ~と落ちるのを防ぐのさ。「そういうことか」

映画なんか見てるとね、袖が落ちずにあるんだね、まあ、あちらの奴だから二の腕の筋肉がそれを止めるのかも知らんけどね。恰好いいんだよ。

それに袖丈を少し短めに拵えてるね。オーダ屋さんは、決まって手首の下の甲にかかるまでサイズをとる、待てよ、手首のところにしてくれないか。





「いや、これがベターですよ」 ベターもバターもないんだよ、着るのはオレだよ、ベターが着るんじゃないんだよ。「そんなん云うたんか?」

オレが、そんな糞生意気なこと云う男か? ああ、そうですかで、決まりごとの犠牲者だよ。「よう云わんのか?」 うん。「あかんわ、こいつ」

押して云って、出来上がりを試着して 「そらみたことか」なんてベター破りの失敗だったらどうすんだよ。 「我慢して着ろよ」 腕が通らんのだよ。















『エル・シド』 チャールトン・ヘストン  ソフィア・ローレン この映画のソフィア・ローレンは綺麗だったねえ









そんなのを経験してだね、其処でメジロは考えた。寸法どりで拵えるのがパターン・オーダーなんだね。云わばオートメーション式だよ。

フル・オーダーってのは、一番贅沢な誂え方式で、中間にイージ-・オーダーってのがある。これは、仮縫いがあって、出来具合を確認できるんだね。

拵える時は、このイージー・オーダーでお願いするよ。「高いだろ?」 背広なんてのは、天井知らずの値段まであるらしいよ。





そんなの着ても服が笑いよるから、そこそこのでいい。日本人なんか、大方、服に笑われて着てる奴ばかりだよ、猿に衣装だよ。 「おまえは?」

馬子(まご)にも衣装だよ。アホで貧乏人でも磨いて着飾れば見た目は一般人だよ。恰好なんてのは、その程度のもんさ。

それを解って、暫し、余所行きの自分に浸ってだね、出された熱いコーヒーを頂く。錯覚の世界に酔うんだよ。























さまを気にせず頂くコーヒーも、さまを作って頂くコーヒーも味は似たようなものだけど、其処に漂う気取りの香りが違うね。「気取ってるの?」

気取ってると思うよ、家で呑んでるオレではないと思うけどね。何気に目線を落とせばチャコールグレーの背広の袖口からワイシャツの白い袖が覗いてる。

007と一緒だね。 「なに?」 いや、007と同じだねって云ってんの。「そんなもん、ほんの一部分だったら背広着たら誰でも一緒やないか」





解ってないね、其の一部分に酔ってんだよ。「こんなおっさん珍しいで」 ワイシャツにも、いろいろとレベルがあるんだろうね?

ワイシャツでも誂える人って、かなり居るらしいねえ? 「そらあ、居るやろ、誂えに馴染むと既製品は着れないらしいよ」

煎餅(せんべい)みたいな身体に誂えたワイシャツ、其の上に、誂えたイタリア製の50万円の背広を着て 「これが誂えた背広や」って、見せてる。





いつも、人を見下すような物言いが癖みたいな人だったね、若い頃は、社長に可愛がられて出世も早く、次から次へと女をつくり

奥さん泣かせを豪語する人だった。大きな屋敷に住んで、公認会計士で先生、先生と呼ばれるような息子に恵まれ優雅なもんだったね。

人を選んで媚びいる姿に若い頃の、その人柄を見たような思いがしたね。身体が歳とともに弱り、今度は奥さんの力が増大して立場が逆転したんだね。














『クレオパトラ』 シーザーのレックス・ハリスン クレオパトラのエリザベス・テーラー アントニウスのリチャード・バートン









云ってはなんなんだけど致し方ない展開ではあったね。親戚の結婚式だったかなあ? 「それように、また、背広を誂えたよ」って云ってたね。

イタリア製の靴にイタリア製の背広が昔からのパターンだって。「パ(バ)ターン死の行進」みたいな身体して、尚、張り付いたスタイルが好きらしい。

スルスルの生地を好んでたね。なんか、この人の趣味は気持ち悪いんだね。なのに、「今日は、このスーパーの卵が3円安い」って買いに行くんだよ。





オレからしたら理解不能だね。金持ちほど日頃は始末でケチで見苦しいってのは、よく聞くけどね。で、格式ごとには金を惜しまない。

惜しまないから、あんな煎餅みたいな身体に50万円の背広が買えるんだね。いいねえって感心して褒めてあげたけど

衣装が人を作るのかも知れないけど、衣装を台無しにする人も居るね。50万円の背広が泣いてるで。笑われるより惨いよ。





見た感じ、新世界のジャンジャン横町の古着屋の吊るしの背広にしか見えないよ。勿体無いねえ。オレだったら、前から狙ってる

パソコンとモニターと自転車を買ってイージーオーダーでスーツ二つとブレザー拵えて貰っても、まだ小遣い残るよ。

服に贅沢するときは、よくよく鏡に我が姿を映して、それに見合うものを身に着けるべしだよ。せめて服に笑われる程度に抑えるべしだね。





オレが、自分で、まだ見れるうちに、一発、張り込んで誂えても、せいぜい、7万円前後が最高品だろうね。ごっつい贅沢だろう。

「そんなの身に着けて、其の服は、どう思ってる?」 そうだね、もっと張り込んでも価値があるよと云ってるよ。「よく云うねえ」 

夢で泣きごという奴居るか? 「10万円のでも惜しくないね」って云ってるよ。「3万アップしただけやないかえ」 軽く云うな、アホ。














『アラン・ドロン』 なんの映画だったかなあ?









オレは、他人(ひと)さんを見てる、人はオレを見てる。だから、オレにはオレは解らん。解ってるのは、オレの中身だよ。軽いねえ~ってね。

しかし、毎度、仕事で着てるサラリーマンにとっては、スーツに新鮮味を感じられないのは解るね。

休みまで着たくはないかもね。オレも、こんなのが毎度だったらしんどいかも知れん。時折だから、お洒落で着たくなるんだろうね。





オレは、織目は別として無地のネクタイが好きだね。黒っぽいのがいい。大きな柄ものは論外で細かな柄入りも好まないね。

そんなので独り静かに窓の傍らの椅子に腰かけ流れ来る音楽聴くでもなしにのんびりできる喫茶店がいい。

のんびりしつつ身を引き締めて在る自分が好きだね。だらしないのは好きじゃない。何かに緊張した部分がある時のほうがいいね。





日頃の自分から離れたところに、日頃の自分ではないオレをおいて、のんびりしたいって欲求があるんだろうね。違う自分探しかね?














『大列車作戦』 ジョン・フランケンハイマー監督 バート・ランカスター









昔、オレが店を独立して、なんとか昼の営業が軌道に乗った頃、本店のお店で常連のお客さんだったOLの女性が、オレの居所聞き出して

追いかけるように新しい店に来てくれたらしい。生憎(あいにく)、其のころは、まだ、夜の営業まで手が回らなかった頃だね。

何度も足を運んでくれたらしいけど時間が合わずに、結局、顔を会わすことはなかった。





誰だろって思ってた。義姉から「いつも昼の忙しい盛りが引いた頃、一人で来て、決まって奥のテーブルに着く女の娘(こ)やん」って云う。

ああ、あの艶やかな長い髪の毛の女性(ひと)かって解ったよ。何処ぞの偉いさんの秘書って感じの人だった、そういえば、よく目が合ったな。

其の頃のオレからしたら、なんか妖しい雰囲気の女性に思えたよ。いつも髪も制服?も靴下もヒールも黒で統一してタイトスカートが恰好良かったね。





女性の黒い靴下の後ろにラインが入ってるのがあるね、オレはあれに弱いの。クラクラとしてしまうよ。黒の網目のタイツも鼻血もんだね。

綺麗な人だったね。追いかけて来るなんて想いもしなかったよ。オレとは住む世界が違う人って感じで居たよ。初心(うぶ)だったからね。

オレはね、不思議とこういうタイプの女性に目をつけられるんだよ、それも少し個性っぽい人が多かったね。ママ、コワイって感じ。 「馬鹿やで」





女性から見たら、オレはどんなタイプの男に見えるんだろ? あまり考えなかったね。オレが知ってるオレでしかないと思ってたからね。

この歳なって、そんなのを考えるんだね。 「遅いわ、アホ」 なんでも遅いのがオレだよ。意外とモテるってのは解ってたけどね。

「なんでモテるねん?」 それだよ、それが解らん。なんでだろね? ひょっとすると、オレを独占したい弄びたいって衝動に駆られるじゃないか?





女の妖しい欲望だよ、こんなので良ければ好きにして。 「しょうもない男ほどモテるって云うけど地で行ってるね」 それって、オレのことか?














『砲艦サンパブロ』 スティーブ・マックィーン キャンディス・バーゲン リチャード・アッテンボロー リチャード・クレンナ









そんなことを霞(かすみ)のように思い出しては窓の外に目をやりながら、独り、頬を緩めてんだよ。「スーツ着て、そんなのを考えてんかよ?」

車のライトやテールランプの明かりが交錯する夜の大通りの交差点、ビルの窓の明かり、看板や陳列のネオン、色とりどりに明かりの数が矢鱈と多いのに、

不思議だね、信号の赤黄青の明かりだけは混じることなく目立ってる。それぞれに人も自分が混じらず目立ってると思って生きてんだろうかねえ。





「お客さま、お代わりしましょうか?」 あっ、ありがとう。ウェイトレスさんがニッコリ笑って綺麗な手つきでコップに水を足してくれてる。

気の置けない好きな人と一緒になってもね、そうして気持ちを込めてご主人に接してあげれば夫婦円満、家庭円満で幸せに人生を送れますよ。

気をおかねばならない人たちに囲まれて人は世の中を生きていく。お金や生活のためだけに、その綺麗な優しさをついやするのは勿体ないですよ。





唯一、気を置かずに付き合える人だから慣れて流れる日々の中、時折、心を込めて接してあげても罰(ばち)は当たらないですよ。

「余計なことを」 べつに口に出して云ってる訳じゃないよ、女性はね、こうして働く中では美しくあろうって意欲は盛んなんだけど

慣れた家に帰ると疲れて出し殻になって本性出し切って理解におんぶに抱っこで崩れる。無理のない処だけどね。女性に限ったことじゃないけどね。





空気と水の有難味と同じくで、有って当たり前の姿勢がね、いつしか空気も水も澱んで汚れて息苦しくなって飲めたものじゃなくなるんだね。














『陽のあたる場所』  シェリー・ウィンタース  エリザベス・テイラー  モンゴメリー・クリフト









「そんな矛盾をどうしたら防げる?」 溢れる愛情と感謝と思い遣り、互いの理解力だろうね、そして、其の隙を埋める相性の為せるわざだろうかね。

相思相愛の男女で互いが一生を愛しぬく人生もあるには在るね、相性に恵まれて互いの価値観が合体してんだろうね。

もう一つは、男と女は他人であるべきだね。他人が好き同士になっても他人としての礼儀を重んじて在るならば防げるかも知れないね。





神前に誓う、教会で互いが誓い合う、形式に倣って笑ってしまう。見えぬ明日からは、気が遠くなるほどの未来に繋がってる。よく誓ったもんだよ。

「おまえは?」 見よう見真似の展開だったね、神をも畏れぬ不埒(ふらち)な行為だよ。蛮勇行為だよ。

奥さんにして家に縛り付けて守らせて、主人の威厳で口封じよろしく我が身は勝手なことを平然として生きてる奴も意外と多く居るみたいだね。





奴隷制度みたいな意識の奴も居るからね。仕事やり手の奴にこういうのが多く生息しておるね。とんでもない奴だよ。「何不自由なく喰わしておるわいっ」

オレなんか、このセリフには弱い。諸に精神を突き破られるよ。「甲斐性なしのオカマは黙っとれいっ」 再起不能だよ。

また、こういう奴に限って横柄で口が達者なんだね。どんな顔して愛を語って結婚したんだろ? 「金だよ、地位だよ、貧乏人など知らぬ世界だよ」





なるほど、そんな世界に憧れて、純な男を袖にして奴隷になったんなら、それはそれで致し方ないけどねえ。「純な男?」「そんなの居たって誰か云ったか?」 

よくある話だよ。「おまえが勝手に創っとんかっ無礼者っ」 そうカッカッすんな。 「なにい~っ」 居たからって、おまえが慌てることはないだろ? 

「許さんっ」 自分は、そこらにバラ撒くのは良くて、奥さんのは許さんのか? 「貧乏人の癖して聞いたような台詞ぬかすなっ」「ゴミがっ、クズがあ~っ」 














『熱いトタン屋根の猫」 ポール・ニューマン  エリザベス・テーラー









傲慢極まりない奴だね、この手の男は気をつけないとDV男になる可能性もあるね。 「名誉棄損で訴えるぞっ」 縁とは繋ぐのも切るのも大変だよ。

こうした諸々の矛盾を防ぐには、味気ないけど契約結婚が一番理に適ってるよ。当てにならない誓いじゃなしに契約だよ。3年更新が頃合いだね。

署名、捺印が、その責任の意識を重くするよ。更新して続けて居ようって同意を確認し合える。そこには互いの愛情が生きていることを確認できるよ。





もしくは、独りで生きる。これが一番良いかも知れないね。今の若い人は結婚をしたがらないらしい、背中を見て習い知ったのかね?

カップの冷めたコーヒーを飲み干す、ほんの暫く、口に含んでゴクッって喉を通すとフウ~と溜息を漏らす。

我が意を通したければ、人も、また同じくだね。人の話を真摯に聞けて理解して、まず、意を通してあげることが大人なのかも知れないね。





杞憂に負けて人は狼狽が先に立つ。それに伴う心配事などは、ともに呑んであげればいいことで、ともに生きるってことはそういうことだろうね。

気心は一つになっても身は二つ、一つになり切れない。互いの意思を尊重して守り合う、愛情を誓うってのは、そういうものかも知れないね。

人の自由を束縛してはならない、常に自由でなくてはならない。人は人であることを忘れてはならない。独り、生きるに似てるね。












『007 ロシアより愛をこめて』








煙草が吸えないのが辛いね、身を正して背広に目を落とす、いい艶だね、品のある艶だよ。ポリエステルの艶とだいぶん違うよ。

よしい~、行くか。立ち上がってガラスに自分が映ってる、いいねえ~、オレは、シルエットのほうがいい男だね。「影やないか」

オレが見えない方が恰好いいよ。「袖は?」 ふっふふふ、落ちずに頃合いで止まってる。白いワイシャツの袖が際立ってるよ。「オッケーやな」 そう。





レジーでお店の女の子にニッコリ笑って、ありがとう。たまには、お洒落して街に出るのも悪くないね。
































カメレオンの独り言-1602 『映画 トランスポーター・イグニション』 焦点定まらない顔の男

2016年04月11日 | 日記






 『トランスポーター・イグニション』  2016年4月11日







次が控えてるから、オレにしたら消化が早いほうだよ。昨晩もツタヤで借りたDVD『トランスポーター・イグニション』を観たよ。

「次に控えてるって、何が控えてる?」 『007 スペクター』 『サバイバー』 『マイ・インターン』 なんかが新作で出てるよ。

『マイ・インターン』って、アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロだよ。デ・ニーロは歳をとっても衰え知らずだね、ホンマモンの役者だよ。















『マイ・インターン』  ロバート・デ・ニーロ  アン・ハサウェイ










次の日が土曜休みの夜はのんびりするね。気分もリラックスして気ままなもんだよ。感性を磨かなくてはいけない。「大層なこと云うとるわ」

馬鹿め、なにごとも磨いて光るんだよ、放ったらかして何もしないから燻(くすぶ)っていくんだよ。身体もそうだよ、

最近は、一念発起、糞邪魔臭いけど腹筋を出来る数から遣りだしてる。布団に横になったら30回ほどやって寝ると爆睡一直線だよ。





それとキッチンに立って湯を沸かす時とか、換気扇回して煙草を吸う時とか、ちょっと水を飲む時など100回ほど爪先立ちを繰り返してる。

なにもせずとも元気に居られるなら、敢えてしんどいことをすることもないけどね、なにごとも、何もせぬよりはいいだろう? これだね。

「ついでに運動」 を癖にすれば僅かな時間で身体に刺激を与えて、それなりに日々の積み重ね効果ってのも馬鹿にならないと思ってんの。





こんなことを始めたらね、一年後を目標にしなきゃ駄目だよ。すぐさまの効果なんてない。僅かな額の貯金を始めるのと同じだよ。

一番いかんのは、何もせずに薬で解決を図る習慣だろうね、ろくなことないよ。薬物中毒だよ、生きものには自然治癒力ってのがある。

これを意識して活用する癖をつけるんだよ。負けないって根性を養うんだよ。孤島で、独り、生き切るイメージを焼き付ければいい。





「そんなの野蛮な発想だろ?」 なんでもね、それなりに良い処があるんだよ。野蛮を棄てても拾い取るものは拾い取る。これが賢いの、知恵だよ。

無駄と思えることの中に宝が眠っているよ。めげずに掘り起こせば、やがて、気づくものがわんさか見つかる。

答えが見えてるものにしがみつく。今の世の中、あまりにも価値観が短絡だね。だから、ロボットみたいなのが増えていくんだよ。















『トランスポーター・イグニション』 エド・スクライン この人、やけに唇赤いね、口紅塗ってんか?









しかし、この 『トランスポーター・イグニション』の主役の兄ちゃん、焦点が定まらない顔してるね。「人のこと云えるのか」 そうだね。

この人の顔を見てると救われるよ。「どういうことや?」 だから、おまえが云うように、オレの顔に安心感を持たせてくれるよ。

ハッキリ云って主役の顔じゃないよ。身体はごついんだけど細く見えるね。格闘も強いんだけど相手を倒すまで、かなり時間がかかる。






メリハリが弱いよ。ジェイソン・ステイサムのような切れを感じさせないね。格闘ってのは、しつこくしてはいかんのだよ。

創ってるってのを感じさせたらアウトだよ。昔、「アッキャア~、アッホオオ~」なんて悲鳴を挙げて上半身裸で暴れてたカンフー映画があったね。

馬鹿らしい極みだよ。強いし頑強なのは解るんだけど、いつまで経っても相手が倒れない。ただのアクロバッットだよ。遊んどんかよ?














『トランスポーター・イグニション』 どつきまわしても堪えてないのかよ? 力不足だよ











『トランスポーター・イグニション』










恐さってのを感じさせてこそ格闘技が生きるんだよ。瞬間で印象付けるシーンが無いと、ただ暴れてるだけで、早よお~次へ行けよって怠くなる。

技を掛けて決め所を早回ししてるのが解るようじゃ駄目だよ。此の映画の格闘シーンは、それが目立ち過ぎだね。

だから、こいつ、強いねえって思わせないよ。やっと、なんとか勝ったねえ~って思わせる。編集が下手糞なんだろうね。気合入れんかっ。





アウディS8が恰好いいねえ~。ブオロロロロ~なんて排気音轟かせて走るさまは素晴らしいよ。カーアクションは前作を引き継いで凄いものがあるね。













『アウディS8』










『アウディS8』










『アウディS8』








悪の商売が意外とチンケなんだね、売春婦を街にばらまいて稼いでるんだけど、そんなぐらいでごっつい稼ぎになるんかね? 

売春婦の反乱で組織が崩壊して撃たれて崖から落ちて水没する。「なんやねん、どういうことや?」 その程度の内容ってことを表してる。

「こんなええ加減な映画紹介、今まで見たことないわ」 だからいいんだよ。ネットを開いて見ろ、どれだけ映画紹介されてる?





皆さん、それぞれに書かれてるよ。コピペがコピペを並べたようなものもある。それでも、何か書きたいって気持ちが察せられる。

「お前もよくやるな」 そうだよ、事実が変わらない部分はコピペでなくてもコピペだよ。なら、コピペで充分だよ。或る意味、教育と似てるよ。

大事なのは、自分が感じたままの意見だよ。自分の想いを書かなきゃ自分じゃないよ。だから俺の感じたままを書いてるんだよ。














『ジェイソン・ステイサム』









オレがね、此の映画が好きなのは、ジェイソン・ステイサムが黒っぽいスーツを着こなして、汚れたら、また、キリッと真っ新なスーツに着替える。

常に恰好いいんだね、真っ白なワイシャツにネクタイ締めて紳士然とした姿勢が好きなんだよ。そして強くて優しい。男の中の男だよ。

こんなの見るとね、感化されて黒っぽいスーツを拵えようかなって思ったりするんだよ。弱くて優しい男の中のオカマだよ。「情けないね」 





で、車は好きだけど乗ったら眠くなるから運転をやめた男だよ。もっぱら自転車だよ。「大きなひらきを感じさせるね」 

綺麗な女性に運転を任せて助手席で居眠ってたらいいんだよ。困った時だけ変わってやればいいんだよ。「余計に非常事態になるんじゃないか?」

「此処狭くて抜け出せないわ」 変わろう。座席を変わってステアリング捌きも軽やかに脱輪してる。溝へ落ちたね。「どないすんねん?」 知らん。














『トランスポーター・イグニション』








この 『トランスポーター・イグニッョン』の焦点定まらん顔の兄ちゃんも、同じく黒っぽいスーツに身を固めてんだけど、なんか違うね?

ジェイソン・ステイサムの着こなしの張りがないんだね。その辺の腹を減らしたサラリーマンって感じだよ。

この人の主役だけでは、ちょっと弱いから、今回はお父さんが出てるよ。悪の強いロマンスグレーのお父さんだよ。レイ・スティーヴンソンだね。













『レイ・スティーヴンソン』








『キル・ザ・ギャング 36回の爆破でも死ななかった男』なんて映画に出てる人だよ。オレが、借りようかなって思って箱から抜きかけてやめた映画だね。

大画面に負けない存在感のある役者だね。いい味出して邪魔にならない程度にホローしてるよ。おかげで、なんとか観れる映画にはなってるよ。

沢山の女が裸みたいな恰好で居るのを悪どもがスケベそうに眺めるシーンがある。どんな映画でもよくあるシーンだね。





紅一点って言葉があるけど、男と違って女は束なってはいかんね。女の存在感ってのが逆に安っぽくなって価値が低下するね。「どういう意味や?」

あんなので喜ぶってのは、つまり誰でもいいっていう動物感覚だよ。ミスユニバースかなんか知らんけど、時折、TVでやってる時がある。

沢山の綺麗どころが、これでもかって足反らせて余所行きで立って並んでるね、オレはあれを見ると、オレは男で良かったって思うんだよ。





売れば売るほど安っぽくなるのはなんでかね? 「お前だけの感覚だろ?」 そうかね? なんか、臭いんだよ。「失礼だろ」 正直云ってすまん。

この映画も娼婦の女性が沢山出てくるんだけど邪魔って感じだね。男が束なって出ても醸さない、独特の臭い匂いがあるんだね。「まだ云うとるわ」

女には根っから同性相手と張り合う気質が存在してんじゃないかね? そんなのが数寄ると醸し出されるのかも知れんよ。嫌だねえ~ 「勝手に決めるな」














『トランスポーター・イグニション』 娼婦たちの中の反乱軍、「なんか他に云いようがあるだろ?」 言葉が出てこない










長ったらしい格闘のあと、車の前で上の写真の女たちを待たせていて主役がビルから出て来る。「なにをしてるの?」 「早くッ」 

急かす女たちを乗せ発進しかけたら、車の前にぞろぞろと追手が出て来る。ビルとビルの間の狭い通路なんだね、車をスローで走らせるようセットすると

「触るな」って云って車から降りる。車がじわじわと進む前で襲い来る暴漢を叩き伏せつつ、ともに進んでいく。













『トランスポーター・イグニション』







通路の出口は鉄扉に鎖が通されて錠がかかって塞がれている。次から次から襲い来る暴漢を、やや手間取りつつ倒して行く。「止めてっ」「危ないっ」

「触るなって云ったわっ」 車の中で女どもが騒いでる。主役は、車の前で進みつつ歯切れ悪く戦って倒して行く。「ブレーキを踏んでっ」「駄目よっ」

やがて主役が車の天窓から 「天窓?」 運転席に躍り込むなり急発進、「キャアア~」 鎖に繋がった鉄扉を粉砕して飛び出す。おかしいんじゃないの?














『トランスポーター・イグニション』









「サンルーフとかスカイルーフとか云うだろ?」 そんなことはどうでもいい。微速で進む車に必死にキャーキャー騒いでて

爆走する車が鉄扉に激突粉砕するのは黙ってる。なんやねん、こいつら。訳解らんお子様か? 

主役を名もない奴から抜擢するのはいいことだけど、あくまで冷静沈着で紳士然とした恰好良さが売りなんだから焦点の合う顔の奴を選べよ。





このエド・スクラインっていう人は、嫌な印象は受けないけど、どう贔屓(ひいき)目に見ても脇役に適したタイプだよ。

もしくは、娯楽ものでないシリアスな物語なんかのほうが向いてるよ。軽い映画は、見せて酔わす華がないと無理だね。

華がないから独りで押せる力も無いよ。 「華ってなんや?」 う~ん、オーラかね? 実力云々より、そういう才能を持ってる人を云うんだね。
















『ジェイソン・ステイサム』










素人の世界でも、其の人が居ると居ないとでは、その場の雰囲気が締まらず抜けるってあるだろ? 存在の影響力なんだろうかね?

然程の実力を兼ね備えていなくても存在することで場を決める人が居る。持って生まれた魅力なんだろうね。

スクリーンを通して、そんなのを感じさせるってのは、やっぱり凄いもんなんだろうね。同じ役柄で対比すると、それがハッキリ解るよ。

































カメレオンの独り言-1601 『映画 コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』 心を酔わせてなんぼだよ。

2016年04月09日 | 日記







 『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』 2016年4月10日







今日(7日)は、春の嵐が吹き荒れたね。ゴオ~ゴオ~って唸りを挙げて狂ったように強風が突き抜けるよ。

カタカタカタ、バタバタバタと、何かが煽られ叩かれけたたましい音を合唱して喧しいよ。春は雨も多いし突風も多い、何処がええねん? 

桜の花も引き千切られて飛び狂ってんじゃないか? 安もんのビニール傘がバラバラなって転んで行くよ。





今日は始業式なんだね、雨は本降り、強風混じりで散々だね。「★★ちゃ~ん、ただいまあ」 おう、早いね、まだ降ってるか? 「降ってる」

おませな中3の女の子が帰って来たよ。連れはどうした? 「放っといて帰って来た、ああ~、なんか暑いわあ」

それは湿気のせいだよ、暑さも寒さも湿気が厳しくさせるんだよ。 「ふ~ん、★★ちゃん、団扇(うちわ)ないのん?」 その棚の上。





パタパタパタパタ煽いで 「なんかイライラすんねん」 腹減ってんじゃないの? 「せやな、減ってるわ」 パタパタパタパタ、夏かよ?

笑って振り返って顔を見たら、パッてスカートまくって煽いでる。おまえらおかしいんじゃないの? 人の目の先でスカートまくるかあ?

「暑いねん」 最近の女子は、ちょっとおかしいよ。運動用のパンツを身に着けてるから、どうってことないって云うけど、男は、吃驚するで。





「あっ、帰って来た」 誰が? 「★★ちゃ~ん」 連れの女の子と芸能界志望の女の子が帰って来てドカドカ入って来る。

ぎゃあはっははは、いやあ~ん、女が3人寄ったらけたたましい。こんなのを相手にしてると、春ってのは、喩えて女の子だね、うん、そう感じるよ。

変におしとやかになったり、陽気になったり、騒いだり、泣いたり怒ったり忙しい。夢見て笑う顔は春爛漫だよ。

























そういえば、映画に出て来る女性も男顔負けの暴れようをするね。おしとやかな美しい女性が股はちかって男を蹴り倒す。

実際はなかなか無理っぽいんだけど様良く創られてなかなか勇ましくて納得してしまう。このアンバランスな姿勢が、凄く魅力になってんだね。

「バットマン」のキャット・ウーマンや「それ行けスマート」の99号を演じるアン・ハサウェイが実にいい。





アン・ハサウェイって女優は、あまり好みのタイプじゃないけど抜群のプロポーションだから観る男どもを圧倒する迫力があるよ。

ツボを押さえる演出ってのがあるんだけど、それを心得ない監督が居るんだねえ、女性選びを間違えるってのがある。

見るからに気性が激しくて気の強い女が暴れても特別の感動は得られない。実際に、充分、有り得るからね。逆にぶっ飛ばせって気になってしまう。





女性であることを心得た女性でなくてはならない。考えられない、想像できない、そんな女性が男をなぎ倒す、此れでないと駄目だよ。

「ジョン・ウィック」の前に観た 『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』に出て来るヒロインを観てると、この監督は馬鹿だねって思ってしまう。

この女優は、もともと、そんな性質を持ってるよ、ブスだしね。「それは、おまえの好みを優先した偏見だろ?」 世は偏見に満ちている。





綺麗ごと並べる奴など相手にしない。「そんなのは認められない」 誰に認めて貰うねん? 「世間だよ、社会だよ」 個性を疎(うと)んじる処だね。















『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』  ナポレオン・ソロ イリヤ・クレヤキン









世間や社会に媚びる作品におもろいものが出来ると思うか? こなくそにぶっ潰せ。優等生なんぞに何の面白みがある? ただのロボットじゃないか。

発想は常に自由でなくてはならない。心躍るようなものを創る、創造とは、それが基本だよ。

内容が単純であろうとも、あくまで単純なりゃこそ魅力が失われずに続くってこともある。『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』は、





遠い昔、TVの『0011 ナポレオン・ソロ』のリメイク映画だよ。役者は、それなりだけど、何がいかんか、ずばりテーマ音楽だよ。

解ってないんだね、リメイクに求める観客の思いが解ってないよ。夢をもう一度だよ。それを裏切ってどうすんだよ。

『0011 ナポレオン・ソロ』を知らない世代に全く違うものを見せてどうすんだよ。親父は、こんなの観て大人になったのかって馬鹿にされるよ。





音楽ってのは、目に見えて存在しないんだけど、その影響力ってのは、存在してる奴より強烈なんだよ。格好良くアレンジして出さんかえ。

「007」が何故終わらない? 役者をコロコロ変えてもファンは追いかける。イメージだよ。変わらぬイメージを音楽が繋いでるんだよ。

音楽の中にショーン・コネリーが居るんだよ。007に似ても似つかん奴がジェームズ・ボンドを真似ていても「ボンドのテーマ」で007になるんだよ。





観客の心を掴むってのは、それだよ。映画は、心を酔わせる時間が命だよ。単純でもいいんだよ、それが命なら守らねばならんのだよ。生かし続けて蘇るんだよ。















『0011 ナポレオン・ソロ』 1966年~1970年 日本テレビ系列TV放映









「ミッション・イン・ポッシブル」 的を射抜いて魅力は落ちない。「スパイ大作戦」を殺さないからだよ。昔のスパイ大作戦が成長してんだね。

擦られたマッチの炎が導火線に火を点けると同時に「スパイ大作戦」の音楽が鳴る、格好良くアレンジしたスパイ大作戦に人は酔うんだよ。

映画を何本も寄って集って創ってんだろうがっ、何が命かも解らいで間抜けなリメイクなんか出してくんな。死んどるわ、アホッ。





名前だけじゃないか、其処等の公園で子供たちがオモチャのピストル振り回して「オレがナポレオン・ソロだ」って恰好つけてるのと変わらんじゃないか。

焼き付いて離れない昔のシーンのバックには、必ず、その映画のバックグラウンドミュージックが流れてんだよ。

脈々と生き続けて 「0011 ナポレオン・ソロ」の命を繋いでいるんだよ。それを忘れてどうすんだよ。風呂敷にまとめて田舎へ帰れっ。





南米系かね? いまいち解らんけどそんな音楽鳴らして誰が酔う? オレの云ってることはズバリ的を射てるよ。

『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』 昔のテーマ音楽をアレンジして、ここぞというシーンに流してみろ、もう、それだけでシリーズ化になる。

今じゃ古ぼけた「0011 ナポレオン・ソロ」だけど命をバトンタッチしてくれるんだよ。そして格好良くなって蘇るんだよ。





「出て来る女性の話だったんじゃないか?」 お決まり通りにことは進まない、それが世の中だよ。飛んだら落せばいいんだよ。「滅茶苦茶やね」















『コードネーム U.N.C.L.E.(アンクル)』 冷酷非情な女ボスに薬を飲まされたソロ









元々が軽いタッチのスパイものなんだから、やたら1950~1960年代に拘らなくてもいいんだよ。現代に飛ばしても差し支えないよ。

出て来る女性のファッションも当時のものでスマートさに欠けるんだね。そのうえ、選びぞこないのブス女優では盛り上がらないんだよ。

ここで気の利いたいい女を配置しておけば、アレンジしたテーマ音楽とミックスしてだね、主役の二人の男の株も上がるんだよ。急上昇だよ。





主役を格好良く見せるのは周りなんだよ。盛り立てる周りが悪いと全てが悪くなっちゃうんだね。そんなのの見本みたいな映画だよ。



























「★★ちゃ~ん」 うん? あれ、また、彼女が来たよ。春爛漫の顔して笑ってるよ。今日も就活だったの? 「無茶苦茶な風やわ」

少し小降りになってるかな? 「降ってるでぇ」 そうか、かなわんねえ。「今日はバイトないねん」 そらあ良かった、のんびりできるね。

外に出ると、風が暴れてるよ。 「傘ささんほうがええで」 そうみたいだね、「きゃあ~」 云っててさしてる傘が潰されそうになってるよ。





おまえ、ささないほうがええみたいって云ってさしてるの? 「服が濡れるやん」 そうか、就活用のスーツだからね。

「きゃあ~」 ささずに歩くオレは然程のことはないよ。しかし、この風は、オレの髪の毛飛ばして禿げを目立たせよるね。笑ってるよ。

「電車止まってんで」 ああ、ホント、迷惑な風やね。コンビニで買い物しながら、なんか云ってるよ。チンプンカンプンな返事したら怒ってるよ。





「〇〇〇、最近、見るかって云ってんの」 ああ、そうだね、おまえと同じで就活のスーツ着て出かけるのを2度ほど見たかなあ? 

あとはバイトと学校だよ。笑って、敬礼して行くよ、あの子は変わらんよ。レジーを済ませて外に出る。

「★★ちゃん、降ってるか?」 やんでるよ。満面笑みして 「また行くわ」 おう、まあ、のんびりしとき。彼女、以前より気長になったかね?



























考えたら、オレは、この娘(こ)をはじめ、周りからの盛り立てを貰ってんのかも知れんね。だから、恰好いいのかなあ~? 「おまえって幸せやね」

彼女なんか格好いいよ、アン・ハサウェイと似たようなスタイルしてるからね。なんか守って貰えるような強さを感じるよ、オレ、安心。

これでバック・グラウンド・ミュージックが鳴ったら映画だよ。やっぱり、恰好いいブレザーを買おうかなあ。 「死ぬまで生きてろ」 当然だよ。

































カメレオンの独り言-1600 『映画 ジョン・ウィック』 チャンバラのような銃撃戦 迫力あるよお~

2016年04月09日 | 日記







  『ジョン・ウィック』 2016年4月9日







此の2~3日は忙しい日だったよ。そこへ持ってきて帰ったら帰ったで用事は増えるしオレの時間が無くなってしまうがな。

なんでも分散して来いや、なんで偏るのかねえ? お陰で駄文を書く時間が無いんだね。

話のネタの浮きも悪いからいいよなもんだけど、「じゃあ、ちょうど良いじゃないか」 そう思うだろ、ど素人が。





浮かばない時に絞り出す、これだよ。これがホンモンだよ。でも、昨晩は、もう疲れ果てて浮気して映画を観てしまったよ。「ど素人がっ」

ホッとするんだね。そうしてクリックすると映画が並んでる。こんな時は、考えなくてもいい映画、『ジョン・ウィック』これだね。

予告編で観たんだけど、そん時、どう捉えたのかね? 奥さんや子供が殺されて復讐の物語って思いこんでたんだね。





違うんだね、愛車を盗られて愛犬を殺された元殺し屋(キアヌ・リーブス)が、その復讐のために暗黒街に復活すんだよ。

「たかが車と犬コロのために?」なんて台詞があるんだけど、それはだね、暗黒街から足を洗う切っ掛けになった恋人(奥さんになる)が病気で死ぬ。

奥さんは、キアヌ・リーブスのことが心配で、自分が死んだら、孤独を癒すためにワン公を届けるように手配していたんだよ。





ダックスフンドかな? まだ、子犬なんだけどキアヌ・リーブスになついて可愛いんだね。寝起きをともにしてるうちに、その生活に馴染む。

或る日、ガソリン・スタンドで給油してると隣に車が止まりガラの悪い男たちが下りてきて「良い車だな、幾らだ?」 「売らない」

相手にならずに車に乗り込むと窓から覗き込んで「おおう、良い犬だな、幾らだ?」 「値はつけない」 この野郎なんて顔して睨みつけてる。















『ロシアン・マフィアンのボスは、元殺し屋のジョン・ウィックを怒らせた息子を叱り飛ばす』










深夜、覆面の男たちがキアヌ・リーブスの家に忍び込む。ワン公の鳴き声で目覚めたキアヌ・リーブスは、ワン公に続いて階下に降りる。

突然なんだね、覆面男たちにボコボコにやられて動けぬ目の先で「犬を黙らせろっ」 ボコッって鉄棒でどつき殺してしまう。

気が付くと目の前に引きずられて横たわるワン公の死体。感情を表さないキアヌ・リーブスが抱き寄せて蹲(うずくま)る。





車を盗みワン公を殺した男たちが身を潜(ひそ)める暗黒街に彼は戻って来るんだね。暗黒街で「ジョン・ウィック」の名を知らぬ者は居ない。

ジョン・ウィックとは旧知の仲のボスが、自分の息子が働いた悪事で彼が戻って来ることを知って愕然とする。

出来の悪い息子が犯した罪は、暗黒街を揺さぶる事件に発展していくんだね。
















『相手を撃ち倒し苦悶する間に次を撃ってとどめを刺す、立て続けに現れる敵とは接近戦、攻撃は最大の防御を地で行くジョン・ウィック』










兎に角、撃っては殺し、殺しては撃つって感じの映画だね。容赦なしの射殺、接近戦の射撃の応酬、確実なとどめを忘れない。

前に後ろに右に左に撃ち倒す、倒して間髪入れずに次を撃つ、其の間隙に必ずとどめを喰らわせて完全に殺す。

昔の映画によくあった何発撃っても弾丸(タマ)切れしないなんてのじゃない。頻繁に空になった弾倉を抜き取り充填された弾倉に交換する。















『銃を持った殺陣(たて)だね 目にも止まらない敏捷な動きの中で射撃が連続する』










常に動いて挑んでいく。陰に潜む相手の爪先を撃つ、つんのめって出させて殺す。何発撃ち込んでも脳天をぶち抜く。凄まじいよ。

支え持つ側の左手のひらの構えが絵になるね。銃を身に引き寄せることで角度の変更が小さくなって至って俊敏にして多角的だね。

名もなきやられ役が実に上手い。弾丸を喰らった衝撃を嘘と思わせない。脳天撃たれて首から頭が跳ね飛んでるよ。職人芸だね。















『殺し屋で凄腕のウィレム・デフォー』 友のJ・ウィックの危機を救いボスを裏切って殺される









「ジョン・ウィック」の凄さの7割がたは、この殺され役の人たちのリアルな芸に支えられてるね。

同じ殺し屋で凄腕のウィレム・デフォー、キアヌ・リーブスとは顔馴染みの仲、此れが災いして殺される。気の毒なだけの出演だったよ。

細々(こまごま)と物語の筋を話さねばならん映画じゃない、凄さを見せる映画だよ。キアヌ・リーブスは寡黙であまり語らない。















『ジョン・ウィックは、ボスの息子を追い詰め無言のまま射殺する』









その代わり銃が甚だ饒舌(じょうぜつ)なる映画だった。アメリカ映画は、何故か消耗を感じさるものが付きまとうね。

















『ジョン・ウィック』 キアヌ・リーブス











スマホの「ZenFone2(ZE551ML)』 オレが、ここで書いてすぐだね、楽天モバイルで申し込もうとしたら16GBが注文殺到で受付中止になってるよ。

オレのを見て刺激されたのかなあ? 「ええように云うな」 書くまでは受付OKだったから、そう思ってしまうんだよ。

32GBモデルを買おうか? しかし、そんなに容量必要ないからね。OKなるまで待ってようか。













『ZenFone2(ZE551ML)』 中国産は、神経質に疵から守らなくていいから気楽なだけが取り柄かな? 使ってみなくちゃ解らないけどね。








そうだ、SMSだったかな? アルファベットの略が矢鱈と多いね、70文字以内のメモ交信、これとメールとどう違うのかね? 

彼女の電話なんか、鳴って携帯構えたら切れてるよ。あとは鳴ったことの意味を判じろってなもんだよ。

長くて 「★★ちゃん、何処に居てんのん?」 15文字、これだけだよ。無駄の無い娘(こ)だよ。SMSで充分だよ。





で、オレは「此処に居るよ」だって、「何処に居てんのん?」 「此処に居るよ」 終わらない会話だね。













今日も間に合わせみたいなもんだよ。開いてくださる皆さんも、そろそろ入れ替えの時期に来てるみたいだから 「どういうことや?」

目ぼしいのに目を通してしまうと減っていくんだね。で、暫くすると、また、何かの拍子にドバッと来られて数字が上がる。

此の繰り返しだよ。今が、其の入れ替え時期に来てるんじゃないかね? だから、抜くんだったら今なんだよ。 「なるほどね」





用事が落ち着くまで、ちょっと休憩がてらで続けます。































カメレオンの独り言-1599 『信用ゼロの中国産スマホでも、一応、スマホだもんね』

2016年04月06日 | 日記






 全然、関係ないけど 『ヴェラクルス』 2016年4月6日






サイトを変更クリックしたら 「このページは表示できません」なんて真っ白な画面になるから、元に戻ると「このページは表示できません」

なんや? またかいな? この前の時は、アンテナ線のソケットの差し込みがガタついてたので押し込むと直った。

でも、今度は何度やってもアカン。なんなんだよ、電源ソケットを一旦抜いて差し込み直す。パソコンの前に戻って来てクリックする。アカン。





アンテナ線のソケットの止が折れて抜き差しが容易になってるのが行かんのかも知れん、もう一本新品があったはずだから、この際、替えようか。

引き出しに仕舞ったはずなんだけど無いね? 何処へやったかな? 思い出せない。

動いたれやってクリックすると「Google」が出たよ。おちょくってんか? オレはトラブルには至って弱いから此れだけで疲れてしまうよ。





こんな些細なトラブルでも、もう、そろそろ買い替えの時期かな?なんて真剣に考えてしまうよ。それはそれで嬉しいけどね。

ケチな奥さんなんだけど、不思議とパソコンの故障だけは対応がスムーズなんだね、「壊れたん? もう、買いいなあ」って、ストレートだよ。

人間は、なんかで救われるところがあるんだね。DELLのi5で動きは、何の文句もないけど今度買うならi7だね。 「必要ないだろ?」





ゆとり感を味わうんだよ。ついでにモニターの27か40インチも買いだね。こんなの考えてたらご機嫌だよ。















『5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 クアッドコアCPU ASUS ZenFone 2 ZE551ML』 こなくそ評価の人も居るけどね。










「iPad mini 4は、買わんのか?」 いろいろと検討したけどね、使用頻度を考えるとオレには必要ないね。

iPod touch を所有してた頃を思い出すと無駄に終わる公算が強い。それなら、二つ折れの携帯からスマホに乗り換えて持つ方がいいかもね。

スマホも内容を調べてると国産とアチャラの差は、然程の違いはないみたいだよ。信用ゼロの中国産でも充分に使えるものがあるみたい。





「ZenFone 2」なんか1300万画素の写真も撮れるしHD画面で綺麗に映るらしいよ。値段も安い、SIMカードセットで買えばいいんだよ。

今使ってる二つ折れの携帯と比べれば機能なんか遥かに凌いでるよ。オレなんか電話も必要最小限の利用で用を足すし、

メールみたいな面倒臭いもの打たないし、ネットは、家でパソコン遣りまくってるし、あとはだね、音楽、此れもイヤホーン通せばいい音らしい。





カメラ、ビデオ、音楽、此れがメインだよ。あとは付け足しでいいんだよ。「ZenFone 2」のデザインが格好いいよ。

中国産だから守り倒さなあかんなんて思わずに済む。画面は常に観るから疵つかないようにフィルムは貼るけどケースなど要らん。

画面以外は疵つきまくってもどうってことない、気楽に持てるよ。今、持ってる糞二つ折れの携帯なんか何の神経も使わないよ。でも生きてるよ。














全然、関係ないけど 『ソロモンとシバの女王』 ユル・ブリンナー ジーナ・ロロブリジタ









それより服を買っておくよ。ちょっとしたブレザーを拵えて貰おうと思ってんの。吊るしの既製服でもいいんだけどサイズが合わないんだね。

腕を組んだりしたら苦しいんだよ、肩幅と腕、胸周りが普通の人よりゴツイからね。

何処かへ出掛けるときに困らない衣服は揃えておきたい。「この前、もめた略礼服は?」 あんなものは吊るしの安もんでいいんだよ。





今どきダブルの略礼服なんか流行らないんだろうね? 6万ほどする冬物ウールの略礼服を1万円で買ったのがあるんだよ。

都合良く親戚のおばさんが亡くなって式場へ行ったら 「そんな場合、都合よくって云うか?」 万が良くか? 「一緒やないか」 どう云うねん?

「折しも、なんか失礼じゃないよ」 折しも親戚のおばさんが亡くなって、「そうそう」 そのダブルの略礼服着て式場へ行ったんだよ。





誰も値段なんか解らないから「恰好いいねえ」なんて云われっ放しよ。まるで映画俳優みたいだったよ。「何処がやねん」 

サインを考えておかんといかんよ、色紙を出されたらサラサラと書いてあげないといけないからね。「また、葬式で場違いなことしてきたな?」 

世話になった叔母さんだよ。何処か冷たいような雰囲気を醸してんだけど、冴えない人生を生きてるオレには、温かな笑顔を見せてくれてたね。















全然、関係ないけど 『ソロモンとシバの女王』 ユル・ブリンナー ジーナ・ロロブリジタ










人は、くたばった後に生前の自分がクローズアップするんだね。どう自分を捉えてくれるか、全て、人任せだよ。

オレは、情けない男だったからボロンチョンだろうけど、せめて、優しい温かな人だったって、そんな印象を残して貰えるようになりたいね。

「今は違うのか?」 違うだろうね、情けなくて弱虫で、それでいて我が強い煮ても焼いても食えん男だったなんて云われそうだよ。





死んじゃえば解らんことだし、喩え、魂がそれを聞いたからって、もう別世界の話なんだけどね、終わりには、解って貰いたい。そんな思いがなくもない。

































カメレオンの独り言