カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-746 『復活』

2013年04月30日 | 日記









深夜、映画を観たり、ネットを散策したりしてるうちに気がついたら朝の5時になっちゃった。

あははは、オレって歳のわりに、丸一日、パソコンの前に張り付いていてもなんともないね。気が充実して、なお健康って感じ。

パソコンは面白いね。これほど面白いもんはないで。印刷技術とかCG、写真、動画技術等々、プロの真似事が個人で出来るなんて最高やね。






切り出した動画を編集して、BGMや字幕など挿入して簡単に短編の作品が仕上がる。嘘みたい。

今度は、アルバムと文庫版の本(内容はクズよ)を作成したろと思ってるの。つまり、創るのが面白いね。

パソコンに精通した人からすれば子供が遊んでる程度なんだけど、オレは、自分が必要とする範囲の知識が揃うと、その範囲で満足して酔ってるの。






どうしても、もう少し技が必要になったら「おい、〇〇〇〇、助けてくれ」って、息子にすがるの。





















ブログも、この一環なんだろうね。何かを発信する行為がいいね。オレの場合は、アホと恥を発信しているのが悲しいけど、まあええか。

もっと、凝ったブログスタイルを考えてるんだけど、毎日、書き上げなあかんことに忙しいので止まったまま。

気侭に自分流に仕上げるなら、ホームページなんだろうね。此れは、作成技術が、ちと難しいんじゃないのかなあ? 頭が割れるだろうな。






オレは、昔から勉強は苦手だから、これがネックだよ。生きていく上で、勉強は不可避だね。勉強に陶酔するきっかけを掴まなあかんね。






頭の中では、漠然とではあるけど構成されたものはあるんだよ。

其れを具現する段階で、越えられないハードルが姿を見せると、また今度ってなる。「クリアせんかい」 云うのは容易い。

点として頭に置いておく。いつか偶然に知り得たものとの線が繋がって解明されるときが、不思議と来るんだよ。「いつのことやら」 だね。





















目覚めたら昼じゃないか。深夜粘ると日中を損するよ。寝んといたろか。「おまえの場合は無理だろうね」 そうだろうね。

昼風呂入ってスッキリして、また、パソコン起動してる。「病気か、おまえは?」

コーヒーが美味いね。こんないい天気が続いたから、家でパソコン開いてる人は少ないと思ってたけど変わらず居られるね。






そうそう、うろつくもんでもないんだね。「なんで解るねん?」 いやいや、ブログ開いてくださる皆さんが、減ってないよ。

ホンマにホンマッ、休みますって、念押しでお断りしたのに減ってないよ。読んでないのんか?「アホ、ついでやがな」 ああ、そうか。

こうしてしぶとく開いてくださる皆さんが居られるから休めないんだよ。「それは、文句云ってんのか?」 ちゃうがな。有り難いことですよ。






「おまえ、このブログで皆さんに何を提供してるつもり?」 う~ん、突然、難しいことを問うね?

そうだね、この広い世間で、こんなのも生きているよ、だから、自信を持ちなよって感じかね。「なんやねん、それ?」

人間、長い人生、笑ったり泣いたり、いろいろあるよ。自信が底をつくような思いになる時もあるよ。






そんな時、こんなんでも生きとおるねんなあ~って、復活の材料になればいいねえ~と思うんだよ。人生を生きる術は、気の持ちようだよ。





















解らん奴は、解らんで放っておけ。通じ合える人は必ず居る。通じん奴は、君にとってあかの他人さんなんだよ。礼儀をもって接すればいい。

それ以上を求めなければいい。孤軍奮闘せねばならん時もある。孤軍奮闘すればいい。一生懸命すればいいんだよ。

捨てる前に、捨て身の戦いをしろ。恥かき、汗かき、涙して、がむしゃらに頑張れ。脚色のない自分を知れば、原作の味わいを取り戻すよ。






誰かが、君を見ているもんなんだよ。その人は、あんたと通じるものを持っているよ。世の中とは、そういうもんなんだよ。
























カメレオンの独り言-745 『TPO』

2013年04月29日 | 日記









のんびりするね。ゆっくり眠って体が軽いよ。

奥さんは、早くから出掛けて、家ん中は静かもよいとこ。窓から窓に爽やかな風がやんわり流れてる。

日差しが部屋に差し込んで畳や壁に陰と陽のコントラストが鮮やかだね。





















パソコンで遊んで気侭な一日、熱いコーヒー呑んでリラックス、手が空いたら、なぜかブログを書いてたよ。

「ホンマにホンマッ、休みますって云ってたのとちゃうんかい?」 云ってたね。

休みと思って書くのと、仕上げねばならんと思って書くのでは、全然、しんどさが違うんだよ。遊びの気持ちだよ。






昨日の土曜日が夜遅くまで仕事だったので今日の休みは嬉しかったね。






仕事を終えて遅い夕飯頂いてたら、「おとん、〇〇〇が居てたよ」 ああ、ホント、頑張ってるね。

「それが、どないしたん、嬉しいんかいな?」って、奥さん睨んでる。まあね、一生懸命頑張る娘(こ)だよ。たいしたもんだよ。

わたしはわたし、あんたはあんたって、この前、云ってたとこじゃないか。気にすんな、気にすんな。






「気にしてへんわいな」 「〇〇〇が袋に入れて手渡してくれてん」 そうかあ。「いちいち云わんでもええやろ、この子も」






「〇〇〇の話したら、このおっさん、鼻の下伸ばしとおるわ」 グフッ、ご飯が詰まるじゃないか。 

「〇〇〇は、包容力があるな、おとん」 そうやね、あの娘(こ)は、こころが大きいよ。「おかんは?」 隣でギロッて横目で睨んでる気配。

おかあさんも、こころは大きいね。片頬だけ笑ってる。






「おかんの包容力と〇〇〇の包容力は、ちょっと違うなあ」 「どこがいな?」 「おかんのは、身内意識が強い、〇〇〇は、幅が広いなあ」

こいつ、オレに似て読みが利くね。「そんなことないわいな、おかあさんも誰にも優しいわいな」「おかんは、好き嫌いがはっきりと顔に出るやろ」

「・・・・・・・・・」 〇〇〇とお母さんが似ているとこは、正直さやね。どちらも、正直やね。






「でも、おかんも優しいとは思う」「せやろっ、せやけど、嫌いなんは、はっきり嫌いやな」 自覚あんのかよ。

「〇〇〇が正直って、えらい詳しいな?」 そう、感じるって話だよ、鬱陶しいおばはんやね。

息子よ、なんで、彼女の話をするんだよ。TPOを心得ろよ。ご飯もおかずもビールも、何処へ入ったか解らんじゃないか。






「煙草買いに行けへんのんかいなっ?」 いや、まだ有るよ、それに、もう、とおに上がってるよ。

「まあ、わたしはわたしの人生愉しむわ」 そうだよ、自分の人生を有意義に生きる、夫婦で縛るもんじゃない。これ大事だよ。

「あんたは、あんたの人生を生き」 なんか、悟ったの? 「そうや、おかんは、もっと自分を愉しみ」「そう、思うやろ、フンッ」






おまえ、そのフンッってのはなんやねん? 「もうな、あんたの面倒みるのもホトホト疲れたわ」 おまえ、それはお互いさまやで。

オレが、ずっと前から云ってるだろ、自分の好きなことをしろって、実家の連中や友達やらと遊んで気晴らししいやって、昔から云ってるよ。

今なら、もう、気ままが出来るよ。若さが有るうちだよ。「せやな、歳とるまでに愉しまななあ、したいこと、よおけあんねん」  






出掛けて遊んだら気が晴れるやろ? 「うん、この三日ほど忙しいわ、明日も行くねん」 明日も、暖かくていい天気だよ。























部屋に篭ってる息子が、時折、でかい声で歌を歌ってる。あいつも、オレもなんにも食わないね。

パソコン遣ってたら何にも欲しくならないんだね。横っちょの窓を振り返ると、いつの間にか日が落ちてるよ。

激流であろうと大河のようにゆったり流れようと流れは止まらない。人も昨日の自分は戻らない。時に押されて進まねばならん。






終わり良ければ全て良し。まだまだ、終われない、まだ、遣らねばならんことがある。全てを綺麗に結んで終わりたいね。






















カメレオンの独り言-744 『一匹狼』

2013年04月28日 | 日記









いつもニッチャラ、ニッチャラ笑みを浮かべて帰って来る某私立大学付属の高1の女子が、この前は真剣な顔して帰って来た。怒ってるね。

どうした?「・・・・・」 フラれたのか?「ちゃうわっ、フッテん」 誰をや?金色か 「うん」

金色ってのは、この娘(こ)を追いかけてる高1の男子なんだけど、男子仲間から云わすと学校では、ヤンキーの暴力男で通ってるらしい。






金色に塗られた趣味の悪い自転車に乗ってくるから、いつしかあだ名が金色になってる。大柄で、いかにもヤンキーって感じだね。






男日照りで腐ってるとこへ現れて押しが強いんだね。小学校当時の級友だったから馴れ馴れしいったらありゃしない。

簡単に諦める奴じゃないでえ、あいつは。「そいでもあかん」 なにがあったんや? 女か?「うん、二日だけやって云うねん」

見たの? 頷いてる。「一杯、メールしてきてんねん、★★ちゃん見て」 ほほお~相当、慌てているみたいやね。 






なんや、これ、終われへんがな。「何百回もきてんねん。知らん顔や」 凄い奴やねえ、口説き落としの術を心得ているね。

「せやろ」 おまえも嫌いじゃないんだろ? 笑ってる。ああ、こら、金色が勝つわ。

「あの人、自転車、今、赤色に変えてんねん」 求められて気分が悪いもんじゃないんだろうね。粘り勝ちと云うやつか。誰もが出来ることじゃないね。



















翌日、「★★ちゃ~ん」 ニッチャラ、ニッチャラ帰って来たよ。あれえ、金色、後ろに居るよ。仲直りしたか? 「してへん」

「★★ちゃん、こいつ、なんぼ云うても聞きよらん」 おい、行ったぞ。放って帰っていく。「あっ、待てよお~★★ちゃん、行くわ」 おう。

なんなんだろうね? 子供から少し成長したら、皆さん、その方面に活発になるんだね。その行く末は、神のみぞ知るだね。






早婚は、幸せになる確率が極めて低いね。短絡なんだろうね。オレの知ってる範囲では全滅に近いわ。

上辺で付き合う段には、誰しも、そうそう悪い奴は居ないだろうね。まだ、それなりに純なものを失ってないから可愛げがある。

そんなの同士がいい仲になってから、ジワジワと互いの自我が顔を出す。新鮮な奴は、周りにごまんと居る。






我慢して理解し合うには鍛錬が利いてない。遊びの世界だね。間に出来た子供が割を食う。パターンは変わらんね。

極端な話、じれてる間が華だね。許しあって夢中が過ぎれば飽きがくる。夏が過ぎれば秋がくるのと似てる。

冬場を耐える力がないから春を待たずして他人に戻る。親父の居ない子が残る。困ったことだね。





















不幸ばかりが人生じゃないから、不幸を知らぬまま人生を閉じる人も少なくはないんだろうね。

誰しもが、そう有りたいと念じている。では、それだけの努力をしたかと問われれば返事に困る。

素直になれない、若さの関門だろうね。此処から人生が始まるね。僅かな過ちが尾を引いて向かう先が狂ってしまうこともある。






自我というものが、その人の人生を創り上げるんだろうね。自分に忠実に生きると、受け入れがたいことは山ほどになる。

共存を重きに生きれば平地を共に固めるようにして歩いて行き易い。

こんな単純な解釈で云えば、オレみたいに能もないのに一匹狼タイプは、独り苦を背負い込んで徒労の山を築くんだろうな。






右に倣えはいと容易い、右に倣えに左を向けば責められる。何故責めを受けねばならんと自己主張の牙を剥く。独りの道に踏み込むんだね。

大通りを歩まず、わき道、荒れ道、回り道、徒労の山の頂に満月が被って稜線を浮かすとき「あ~ほおおお~」って、一匹狼が遠吠えするんだね。

「誰に遠吠えしてるの?」 徒労の山には、それなりの薀蓄(うんちく)が、マグマのように溜まってる。





















天に向かって遠吠えするんだよ。右に倣えが出来ないから始まって、オレはオレのように生きているってね。

「じゃあ、何故、あ~ほおおお~って啼くの?」 いろんな思いが交錯するんだよ。

右に倣って行列して大通りをロボットのように生きてる奴等、能もないのに我が道行く自分、馬鹿したかなあ?って思いもチラホラと重ねて啼いてるんだよ。






「後悔してる訳だね」 馬鹿者っ、一匹狼に後悔は無いのっ。おまえのように客観的に見てだね、世の流れに対して抗することの叶わぬ

自分の想いに啼いているんだよ。「自分の無能さに啼いてる訳かあ」 おまえなあ、随分と酷い捉え方をするね。

悲哀って捉え方をしろよ。孤高の虎、孤高の狼なんて聞いて、栄えてドンチャン騒ぎって、イメージするかあ? 「せんなあ」 解っとおるやないかっ。























気がついたら、また、書いてたね。

今日もいい天気に恵まれて行楽日和だね。あちらこちらの行楽地は、人出で賑わって華やいでいるだろうね。

愉しめ、愉しめ、嘆いて始まるものはない。笑う門には福来たるだよ。「おまえは、何処も行かないのか?」 此処で笑ってるよ。





















カメレオンの独り言-743 『ボロボロ』

2013年04月27日 | 日記










なんで、こんなによく寝れるんだろ? 爆睡って表現が、ぴったしだよ。

深い谷底へ落ちていくようにって云うけど、ちゃうね、闇の波に呑まれると云うか、う~ん解らん、兎に角、なんとも云えん快感だね。

箍(たが)を外して寝てるって感じだね。「見っともないね」 寝ててもさまを気にするのかよ?







「女性なんか気にかけてるんじゃないの?」 どうだろね? 無理なんじゃないの? ドラマなんか、起きてたのが起きてきたって感じだね。

でも、女性は、男ほど乱れてはいないね。男は、ハチャメチャだね。「おまえはだろ?」 他所の奴は崩れてないの?

睡眠の浅い人ってのは崩れようがないんだろうね? 






オレは、ハチャメチャになろうが、ボロボロになろうが、爆睡がいい。生き返るよ。

寝てるときまで気品なんて云うなよ。自分を完全解放してやる時間じゃないか。

自分に言い聞かすってのは、寝ていても効果はあるようだけどね。気構えってのかね? 







積み重ねの習慣、我れが失せても気は起きているってね。怖いね。その気になれば、目覚まし無くても、決めた時間に眼が覚めるもんね。

しかし、オレは、全身の箍(たが)外して寝るのが好きだよ。

爆睡後、いつも、体内の機能が復活してるって感じるんだね。オレが欠かせないのは睡眠と水分だね。此れを充分補給してたら健康みたい。





















今日もいい天気だったね。子供がシャボン玉飛ばしてる。暖かい日差しを反射して虹色に光る球が風に乗って舞って行くよ。

幼い頃、飛ばしてた球とダブって昔の光景が蘇るよ。女の子が両手を挙げて追いかけてる。ふふふ、一緒だったね。

もう、ゴールデン・ウィークが始まったね。そこらのご主人さんの、リラックスした姿を多く見受けられる。






オレは、今日は遅くまで仕事だよ。なんだよお~。休みにしろよお~。まあ、一応、文句云っておこう。






外で煙草吹かせてたら「★★ちゃん、これ振ってシャボン飛ばして」 小1の女の子がシャボン玉の容器を手渡してせがむ。

よし、よし、こうして振るのか?「うん」 それ、ポキッ、ゲッ、なんやのん、これ。優しく一振りで折れたよ。

よう、こんなもん売りよんなあ、粗悪品も、ええとこやないか。「★★ちゃんが壊したわ」って、上級生どもが騒いでる。やかましい、アホ。






仕方ないから修理してあげたけど、粗悪品のくせして微妙やねんね、振ってもシャボンにならんがなあ。

おせっかいの女子が「★★ちゃん、隙間がもっと広かったで」 ああ、この隙間か?「そう」指で挟み持ったら、ポキッ、ゲッ、なんやねん。

「★★ちゃん、バラバラにしたわあ」 喧しい、大きな声出すなっ。ちょっと、焦るわ、汗でるわ。






なんやねん、ポキポキ折れるやないかいな。「★★ちゃん、ボロボロやん、さら買ったり」 そのほうが楽やねえ。

其処へ女の子のお父さんが通られたので事情話したら「ああ、いいです、いいです」って、笑って許してもらったよ。

迂闊に、よしよしなんて云ってやるもんじゃないね。






手は洗剤でベタベタになるは、事務所の床は濡れて滑るは、大変な目にあったよ。










  忌々しいシャボン玉の玩具










都会の田吾作、長くやってると梅田なんか、相当、様変わりしてるみたいだけど他国のことのようだよ。

ちょっと気になるね。「ちょっと、出歩けよ」 だね。

男前あげて、一丁出掛けるか。「なんで出掛けるのに男前上げなあかんねん?」 世の女性たちに刺激を与えるんだよ。「よく云うね、おまえ」







それはそうと、ゴールデン・ウィークは、カレンダー通りお休みさせて頂きます。(28、29飛んで3、4、5、6日)

こうしてお断りしても、休んだことがないんですが、今回は、ホンマにホンマッ、休みます。「力入れてるね」 ホンマッにホンマッ!!

「なんで休むの?」 ええ?GWだからだよ? 「何処か予定があるの?」 べつにないけど・・・そう思うから、いつも休まず書いてしまうんだよ。






ちょっと、のんびりします。「どちみち、パソコンで遊んでんだろ?」 そう思うから、いつも休まず書いてしまうんだよ。おんなじこと云わすな。

























カメレオンの独り言-742 『プレゼント』

2013年04月27日 | 日記









ピンからキリまでってよく使う言葉なんだけど、どちらが上なの?っていつも思いつつ使っては忘れてる。

ピンは、ポルトガルの(pinta)が語源。この単語は「点」という意味で、サイコロの1の目を表し、そのため最上、最高を意味するんだね。

対して、キリは、ポルトガル語の(cruz)十字架から10を意味するという説と、日本語の「限り」を意味する説があるらしいね。







仮にジュエリーを選ぶとする。其のものの材質や付属したものの材質、造りの精巧さ、デザインなんかに差があって、

お値段もピンからキリまで勢揃いなんだね。べつに当たり前のことなんだけど、選ぶ側にすれば、どの辺が頃合なのか判断しよもないね。

ピンもしくはピンに近しいものがいいのに決まってるがな。親しみのない桁が並んでるよ。





















其の差も、物に依って、とんでもない値段の開きがあるよ。馬鹿だね。「何が馬鹿なんだよ?」 値段つけた奴だよ。

此れを身に付けて歩いたとするね、誰が、ピンとキリの差が解んのん? 「着けてる当人だよ」 当たり前やないか、当人が解らんでどないすんねん。

周りの人たちだよ、例えば、イヤリングとかネックレスとか指輪とかだよ。そんなの解るかあ? 「解る人は解るんだろうね」






そんな奴が、どれほど居てる訳? 「ごまんと居るとは云い難いね」 そんな僅かな奴等との遭遇のために無理するのか?

高価なイヤリングとネックレスが歩いてるって思われてもいいのか? 「それは、どういう意味やねん?」

衣服でもそうだよ。高価な洋服がウロウロしてるだけだよ。「着たり着けたりの人と一体だよ」 豚に真珠か? 「もろだね」






ころころのおばはんが、よく光らせておるがな。何も着けなくても綺麗な人は綺麗、何を着けても冴えない人は冴えない。

「女性と光物ってのは、昔から切りがたい仲なんだよ」 まあ、そうだろうね。じゃあ、種類は、庶民と金持ちの二通りにしておけばいいんだよ。

「それでは、夢がないがな」 プレゼントする奴なんか、相当、苦しむんじゃないのかね? 





















「まあ、ケチったわねえ」とか「馬鹿にしないでよっ」とか「だから貧乏人は嫌なのよ」とか、汗かいて買って、こんなの云われたら泣くで。

「わたしをこの程度に見てるわけえ?」なんて、勝手に秤持ち出す女だったらどうする? 

其のうえに「センスが悪いわ、捨てちゃいまっしょ」なんてやられたら、もう、笑うでえ。「普通、泣くか怒るかだろ?」






オレだったら、どのくらいのが欲しいのって、聞くで。「そんなの聞くかあ?」 意外と高かったら、ちょっと待てよって猶予を貰うよ。

そいでもって用意が出来たら「買っておいで」って、お金を渡すの。「おまえなあ、それは、マズいんではないかえ?」

そのほうが失敗がないよ、本人が選ぶんだから。「おまえの心は?」 心は金と共に去りぬだよ。「なんやねん、それえ?」






なんか足らないような気もするけどね、そんなの選ぶのは苦手なんだからどうしようもないよ。

「おまえ、ロマンチストって云ってるわりに、肝心のとこが抜けてると思うよ」 映画でも、スッと出して渡してるね。「だろうが?」

お金をスッと出して「買いな」ってのは、ロマンチストじゃないのかな? 「プレゼントって感じにくいんじゃないの?」





















云ったのより安いの買って、残りをお小遣いにすることも出来るじゃないの?「そんな、狡(こす)いのが好きなの?」 いいじゃないか。

キラキラしてりゃ、いいねって褒めてあげればいいんだよ。オレの目には、三万の物も一万の物も同じにしか見えないよ。

オレは考えすぎるのかな? 「おまえは、ありとあらゆることを、深く考えすぎて間が抜けてるんだよ」 そうかねえ~?






じゃあ、一万のものを三万だったよって、逆に利用することも出来るわけかあ? 「最悪の奴だね」 例えばだよ。

「おまえが解らんから相手も解らん思うのが浅はかだよ。女性は、こんなのよく知ってるんだから、其の考えはドツボだよ」

自分の質を一万円熨斗(のし)つけて渡したようなもんだろうね。全ては、ゴミ箱行きだよ。




















金に執着しない奴は金が無い、金のある奴は金に執着して小汚い。小汚いから金は残る。そして残った多くの金に寂しがり屋の金が寄り集る。

この方程式は間違いがないね。意外とね、一万のものを三万だったなんて手をつかうのは、後者のほうに多いんだと思うよ。

で、やっぱり振られると、「ふん、一万をドブに捨てたね、三万でなくて良かったよ」なんて云うんだろうね。






こんなんなら、次は五千円の物を三万って云おうなんて反省がないんだね。「金持ってる奴、怒りよるど」

「何を云ってるんだよ、一万とか三万とか、桁間違いもいいとこだよ。例えでも、せめて十万、三十万の世界の話にしろよ」 なんて云いよるで。

すんまへんなあ、想像がつきまへんねん。「君たち、貧乏人の話はセコいのがいかんよ」 なんて金にもの云わせて反り返りよるで。






世の中は、ピンからキリまでの層があり、ピンからキリまでの人間が、それぞれ、同じようなことをして生きているんだね。
























カメレオンの独り言-741 『塵も積もれば山となる』

2013年04月26日 | 日記









スポーツの世界、日本人も外国人と五分で戦える人が増えたね。

野球もサッカーもゴルフもバレーボールも参加してるだけじゃなくなった。しっかり、自分を売ってるよ。

世界に通用する人たちが、ようよう出てきた。嬉しいことだね。子供たちの夢が大きく膨らむよ。風船は大きいほうが高く飛ぶからね。







昨日と打って変わって今日はいい天気だね。

この2、3日、仕事の合間に書類の整理を挟んで一日が暮れたので、なんか疲れたよ。

毎日の積み重ねってのは、気がつけば凄いね。毎日千円づつ貯めておけば良かったなあ~って思ってしまうよ。「後の祭り」







ゴミ書類の山だよ。何でもかんでも処分しちゃったら後で困るから目を通さなきゃならん。「当たり前やがなあ」 此れがめんどい。

ブログも、毎日、更新し続けてたら800以上になってる。戻って修正せんといかんところが沢山あるんだけど多すぎて嫌になる。

まあ、いつでも出来るなんて思ってるうちに、駄文が山になって、とても出来ないに変わってる。







毎日毎日、こつこつと遣り続けるってことは馬鹿にできないね。塵も積もれば山となる、誰が云ったのかな? その通りだね。





















昨日は眠気に勝ったけど、今日は負けそう。画面を見て考えてるつもりが、知らぬ間に船漕いで吃驚して跳ね上がってる。

ここまで書いて(PM8:00頃)、はははは、本格的に寝てしまった。今(PM11:20)眼が覚めたよ。

半分寝た状態で操作したみたいだから、中途半端なまま、更新になって出てしまってるわ。パソコンは消してたね。







何度か吃驚して跳ね起きてを繰り返したあと、何も覚えてないよ。よ~く寝たよ。腕に乗せてた顔が痛いよ。腕が痺れてるよ。

おお~今日の夕食は、オレの大好きなサンドイッチだったのね。では、此れを頂きながら、もうちょい書き足して再更新とするか。

「あんた、起こしても起けへんねん」 ああ、そう、全然、解らんかったよ。





















ああ、美味かったあ、ご馳走様。人間は、卵とハムと胡瓜とトマトを挟んだパンを食べているって解る。

いつも、思うんだから、パソコンのキーを叩いて調べれば、すぐに解るのにやらずに思ってたことがある。

砂場や土の上や草の上で、せわしなく頭を上下して啄(ついば)んでるスズメたちは、いったい何を食べてるのんかね? そして、それは美味しいんかあ?







処構わずおもくそ寝たら幸せ、美味しいものを頂いて幸せ、熱いお茶をすすれば幸せ、幸せは辺り一面に転がっているもんだね。


























カメレオンの独り言-740 『無題』

2013年04月25日 | 日記







久しぶりに、何も浮かんで来ないね。あはは、ホンマに底ついたかなあ?

兎に角、眠たいわ。眠すぎて涙が滲んでるよ。

考えたら、眠いときは、いつも、浮かんで来ないね。







脇にある日本刀の鞘を掃って刀身に目を這わす。暫くの時間、あかんわ。「当たり前やがな、玩具の刀で何を期待してんねん?」

雰囲気なりとも味わってだね、心鎮めて瞑想すればだね、余計に眠たくなってくるんだね。

なにか、書かねばならん、映画でも観よ。「なんやねん、書かねばならんって云って、映画かよ?」 眠気覚ましだよ。





















天気予報通り、今日は雨だね。久しぶりかな? 街の草木も水分潤って喜んでるんだろうね。

仕事の起伏(きふく)をいえば平野だね。山も無けりゃ谷も無い。

日々が滞りなく流れているよ。記憶に残らない日々なんだろうね。







では、プライベートでは、どうかと云うと、此れも、別段、波も無く穏やかだね。十数年前と比べれば雲泥の差だね。

個人的には、ずっと靄(もや)がかかって晴れないけど致し方ない。

靄った中を彷徨っても何も見えない、だから、なにかに集中していたいのかな? 脇目もふらずにね。そのうち、くたばるだろう。 







しかし、オレって、自分の人生にあんまり文句を云わないね。ロクでもない人生なのに嘆いたり恨んだり妬んだりしないね。







悩みの相談室なんかを読んでると、底なしの欲求に狂ってる奴が居る。文句ばかり先行するから結構さに気づかないんだよ。

今が悪くても、それは自分に宛がわれた試練なんだよ。受け入れれば人間大きくなれるよ。嘆くばかりが能じゃないよ。

何から何まで思い通りに行くほど世間は甘くない。上手くいかなければ、今度は上手くいくように頑張ればいい。

















最近の人ってのは、皆と外れぬよう外れぬようにとの思いがきついらしいね。

話題に乗れぬことのないようにテレビの番組追いかけて吸収するのに余念がないらしい。其れを同質化って云うんだね。

同質になることで安心するんだね。自分を出さないって、ある意味凄いね。日本の若者たちが、特にそれが顕著らしい。







同じようなのが寄って集ってるとこなんか気持ち悪いと思うけどね。興味がないなら興味がないでいいんじゃないの?

話題から外れたら聞いてりゃいいんだよ。聞いてりゃ話題の輪郭ぐらい掴めるよ。

其の中で面白いと思ったら笑えばいいんだよ。







知ったかぶりして目立ちたいのかな? 競ってるのか? 競う内容に依るんじゃないの?

昔の御茶屋の太鼓持ちみたいなのが憧れなのかな? 面白いから好きなんて云われてコメディアンじゃないだろ?

誰とも違うって独自性を持てよ。そして、仲良くなれよ。互いの独自性に反感もったり、引かれたり影響し合って成長するもんだよ。







多くを共有してもたれあう中に学ぶものは、あまりないよ。嘘を競ってるからだよ。求める価値が低俗なんじゃないの?

外れてることを喜ぶべきだよ。おまえは遅れて面白くないって干されたことを喜ぶべきだよ。

おまえたちとは、違うんだよって、胸を張れ。そして、自分を磨け。独りを怖がるな。生まれたときも、死ぬときも人は独りだよ。







低俗に浸って笑うことも、たまには悪くはないけどね、溺れて、そこで光っても嘘の世界だよ。意外と切り分けはいいんだよ、そういう手合の大方の奴は。


























カメレオンの独り言-739 『誕生日』

2013年04月24日 | 日記








公園で遊ぶ子供たちを見ていると、止まらないんだね。常に動いてるね。

花から花へ、とまるでもなしに飛び続ける蝶々とよく似てる。

疲れを知らぬ子供たちを見ていると、こちらが疲れてくるよ。







週末は、ゴールデン・ウィークか。予定は組むまい、組んでも組んだ通りになった例(ためし)がない。

いっぺん、丸一日寝まくったろか、溜まった疲れを落とす。そんなどうでもいいよなのに限って予定通りにいく確率高いんだね。

風呂に長く浸かってサッパリして、ビールを呑んで、いい具合になって、明日も休みだ、嬉しいなあと、布団に寝そべれば心地よく夢の中。よし、決めた。







「そんなの、いつもの土日休みでも出来るじゃないか」 いいじゃないか、本人の満足が一番だよ。

息子も出不精だし、部屋に篭って遣りたいことに精出してるし、煩い奥さんは身内の連中と寄り合って一日居ないらしいから静かだよ。

窓から窓に抜ける風、煙草の二、三本ぐらいは、その場で吹かせることも許される。寝ては起き、起きては寝るの気侭し放題。よし、決めた。







「まあ、一日ぐらい有ってもいいだろうね」 だろ? 次の月曜は休み、3日間仕事して4日間休み、ゆとりだよ。



















長期の休みは入る前が華だよ、入ってしまえば、すぐ終わる。虚しいんだね。これは、何処かへ出掛けようが出掛けまいが一緒だね。






いい天気だね。近くの公園の木や草花が生き生きとしてるよ。ちょっと、昼休みにカメラ持ち出してパチパチ撮ってやる。

木や花の名前など解らない。赤やら黄色、紫に桃色、新鮮な若葉の薄緑の葉っぱ、元気に茂って咲いてりゃいいよ。

お前たちは、黙っていても、見るものの心を癒してるね。凄いことだよ。



















有るってことと、無いってことを考えると有るに越したことはないだろうね。

有るってことは持ってるってことだから困らないけど負荷にもなる。無いってことは備えがないから困るけど身が軽い。

有るってことは守らねばならない。無いってことは守るものがない。






勝負は無が力になる。無欲は勝機を呼ぶ。欲を絡めると勝機は遠のく。喧嘩でも、悪い奴は捨て身が利くから強い、守らねばならない奴は弱くなる。

無いから意地が湧く、ハングリー精神なんてのは、それだね。どちらにも、得手するところが有るもんだね。

無から有に昇華する。無の効用は、若いときに知って使いまくる。此れが理想的なんだろうね。






そういうことか、そうだったんだね。「なにを云ってんの?」 自分を照らして解りきったことを考えているんだよ。



















なにか、なにか、なにか、なにか、なにか、なにか、なにか、なにか閃けよ。

これだ、これだ、これだ、これだ、これだ、これだ、これだってのが浮かんでこいよ。

馬鹿にならんと駄目だね。「これ以上、馬鹿になってどうするんだよ」 怖いか? 「怖いよ」 オレも怖いよ。






「もう、底なんじゃないの?」 これでかよ? 「もう一度、絵を描いてみろよ」 絵かあ?描いて描けないこともないけどねえ。

「ボケた写真ばかりで逃げてないで、生産してみろよ」 一口に絵と云うけどね、絵には絵の理屈があるんだよ。

「発想は理屈じゃないんだろ?」 そうだね。壁乗り越えられずに落ちて脚折ったままだね。「もう、治っただろ?」 複雑骨折だよ。重症だよ。






「最初は、描いておったではないか」 あんなもん、複雑骨折の足の指に筆挟んで描いたようなもんだよ。「大きく出たね」 大きいほうが面白いよ。





















人間は考える葦だよ。思考をめぐらせば見えぬものも見えてくる。あれえ?もう、底見えてるやんかあ。「じゃ、終わりだね」





















今日は、彼女の誕生日だね。お祝いのメールを送ろうかなって思ったけどやめておこ。

若い男どもに混じって馬鹿みたいだからね。

中学の頃は、少し影のあったおさげの女の子も、今年で十九か、元気な娘さんになったよ。






ここで「おめでとう」って云っておこ。「解らないじゃないか」 送っても送らずとも気は心だよ。



























カメレオンの独り言-738 『肥溜めの蠅』

2013年04月23日 | 日記








横手で喋ってる声を聞きながらパソコン遣ってると、よ~く喋るなあって感心するね。

奥さんと息子が、泡飛ばして喋ってる。聞くでもなしに聞いてしまうんだけど、なんか、同じことを周期的に喋っておるね。

解決しないの?と、思ってたら、話題が飛んで、映ってるテレビの内容に変わるんだね。







で、暫くすると、また、先に話していたことがらに移行してる。話す調子で解るんだね。

笑っていたと思ったら、怒ってる。「おかんは、俺の話を聞いてるか?」「聞いてるがなっ」声の感じで上の空、テレビに気が行ってるね。

そのうち、「ああ、もう、聞こおへんがなっ」 「ほらな、聞いとらんがな」 「あんたの声で聞こへんがな」 やっぱりね。







話してる時に、なんでテレビを挟むのかね? だから、いつも中途半端で終わるから周期的に同じこと言い合うんだよ。

そのうち、「この人は、自分のこと以外興味ないねんっ」「おとんには遣らせておいたって」「もっと息子の話を聞くもんやっ」

なんか、此方に飛び火してるような気配だね。「いつまでも子供では周りに迷惑かけるわっ」 オレのことかよ?







考えたら、オレって無口だね、特に、この2年間は、喋らんねえ。パソコンせん時は、ボ~と考えてる。

リビングの脇の一角に構えた書斎もどきで別世界の男だよ。集中したら周りなんか無いに等しい。

しかし、息子の言動には、常に注意を払ってる。己の進む航路の羅針盤を見て暮らしているかどうか、オレの鋭い?感性で見守っている。







親たる器がなくても、親たるべき責任の姿勢を忘れてはいかん。説教染みたことも云うけれどしつこくは云わない。

考えろって時間をおく。親父が、オレに云った台詞を知らず知らず息子に云ってるよ。

考えさせなくてはいけない。考えも無く答えを知ってはいけない。あとは、行動だね。体当たりで覚えていくんだね。





















ちょっと外の空気を吸いに出ると、来る人、行く人、誰も彼もが、嬉しそうに声かけ話していかれるから、有り難いけど疲れてくるの。

こんなおっさん無視しろよって、贅沢な文句も出て来るのね。そのうち、子供たちが周りに蠢(うごめ)いてる。

なんやねん、オレを独りにさせてくれよ。オレは夜中の街灯かよ。なんで寄って集(たか)ってくるんだよ。







気晴らしに、外の空気を吸いに出ると疲れて帰って来る。なんやねん。だから、パソコンの前が別世界なんだよ。ホッとするわ。

外気は、机の横っちょの窓を開け放って吸い込めばいい。

しかし、オレって、不思議な生きもんやね。独りになりたいのにさせて貰えない、なんか、背負ってるんかな?






遠くへ出かけても、見ず知らずの人と友達みたいに喋ってるね。愛想が良すぎるんかなあ? 自分じゃ解らんしねえ。

オレからすると、無愛想な振りしてるつもりなんだけど、よく道聞かれるね。ようけ居るのに、なんで、オレを選ぶんかねって思うよ。






「★★ちゃん、加齢臭してるわ」 嘘つけ、鼻のいい息子は「おとんは無臭やな」って、云うとるわ。

「親子やから解らんのんとちゃうか?」 細かい分析しよるね。「臭いわ」 嫌な奴やなあ、臭かったら寄るな。「でも離れない」 なんやねん。

「★★ちゃん、口臭い」 鬱陶しいガキどもやなあ。「煙草やめっ、臭いから」 臭い、臭いって、おまえらは、肥溜(こえだ)めに集(たか)るハエか?





















そのときは、なに云うとんねんなんて思ってるけど、帰ったら、フンフン自分の臭い嗅いでるがな。おっさんの心を傷つけよってからに。

歯も磨いてる。嫌やねえ。この前なんか、フランスのサムライ、シュッと振りかけて行ったら「★★ちゃん、臭い」 なんでも臭いんかえっ?

これは、アラン・ドロンが悪いんであって、オレではないんやね。ホッとするよ。







オレは、なんでも、あまり気にしないほうなんだけど、女の子がぞろぞろ着いて歩きよるのは、ちょっと困る。

それも少6、中1くらいの子達なんだね。最近の子達は発育がいいのかして大柄だから目立つんだね。

「ようけ、ファンを引き連れて、よおう~モテルるねえ」なんて、近所のご主人が云う。「危ないなあ~」 なにが、どう危ないねんっ?







今の世の中、たしかに危ない奴が多すぎるからね。気をつけんと、自動的に変態にされてしまうがな。





















オレは、誰でもいいってタイプじゃないの。誰にでも優しくできるだけ。相手選ばずだね。だからモテるもどきに見えるんだろうね。

好きな女性(ひと)は滅多に居ない。昔から、そんな女性(ひと)の前では、いつもの陽気なオレがオレじゃなくなる。

顔には出さないけど、やたら緊張してしまって、言動がぎごちなくなって重くなるのかなあ? そして、振られるんだよ、悲しい男だよ。







相手の気持ちが読めてしまうのかなあ? 引いてしまうんだね。この歳なっても変わらんよ。だから、独りがいいんだよ。

























カメレオンの独り言-737 『隕石』

2013年04月22日 | 日記






都市に直撃しないから大きなニュースにはならないけど、隕石が地球に当たる数も馬鹿にならない。

それにこまいのが多いから助かってる。

隕石も直径10キロ級になる奴が、地球に直撃すると我々人類は滅ぶんだって。






地球の直径が12.742キロらしい。ドッチボールが地球なら隕石はBB弾より小っちゃいんじゃないの? それで人類は滅亡するんだね。






生物の頂点にいる奴が滅ぶらしい。6500万年前だったかな?うろ覚えだから桁が間違ってるかもね?

恐竜が絶滅したのも、大きな隕石がユカタン半島に直撃したのが原因らしいよ。気象自体が狂ってしまうんだね。

直径10キロ級で広島型原爆数億倍の衝撃を喰らうらしい。ピンとこないけど、実際きたらアホでも解る。






このブログで、もう2回程書いてるけど、17~8年前、西淀川区に千船(ちぶね)ってとこがある。

其処に住んで居たんだけど、深夜、大和田通りの千船公園前辺りで目の先を飛ぶのを見たんだね。

濛々(もうもう)と煙を噴いて、バチッバチッバチッと火花を発しながら、鮮やかな赤、黄、柿、紫色の炎に包まれた隕石が、手の届くような高さで

北の空から南の空へ向かって凄い勢いで飛んで行ったの。






あれは、恐らく大気圏外だから、素人感覚で直径1キロ級以上の大きさだよ。兎に角、デカかった。地球を擦過したって感じだったね。

最近、ロシアに落ちた隕石の飛行を写真で報道してるけど、全然、違うね。もっと、緊迫して目の前って感じだった。

煙を引きずる先端の燃える円球状が、はっきり見てとれたよ。バチッバチッと火花飛ばしてんだよ。ホンマに吃驚したよ。







(注)~大気圏外だったら燃えないね? 大気圏スレスレだったのかなあ? 擦っとったんかなあ? 大気圏内だったら数百メートル級だよ。

   「じゃあ、何処かに落ちてるよ」 なんでニュースにならなかったのよ? あいつは、何処へ行ったんだあ?

    目撃者はオレだけじゃなかったからね。幼い息子と、タクシーの運転手さんも身をのけぞらせて見ておった。







直径10キロ級の隕石、映画「アルマゲドン」の世界だね。

地球直撃のコースにある巨大隕石に着陸して爆薬仕掛けて二つに割り、地球を挟むようにして直撃をかわす、なんて

映画のような映画だったね。「なんやねん、もともと映画じゃないか」だから、内容が映画のような映画だったんだよ。「う~ん?」








  迫り来る直径400キロ級隕石







  太平洋に直撃







  地殻津波







  地殻津波が日本を襲う








6500万年前で合ってるね。ユーチューブで調べたんだけど、直径400キロの隕石だと地球全体が黒こげになって全生命絶滅だね。

激突した部分が、溶岩とともに膨れ上がり(岩石蒸気)超弩級の溶岩津波(地殻津波)が地球全体を総なめに覆っていき最終的に溶岩一色になってしまう。

海は蒸発してヒマヤラの雪は一瞬に溶けて無くなり、全てが溶岩と化して壊滅するらしいよ。神も仏もないね。








  地球最期の日








 








  岩石蒸気







シュミレーションでは、太平洋に落ちて膨れ上がった後、溶岩津波が円形状に広がり行くんだけど日本なんかメラメラで終わりだよ。







  ヒマヤラに迫り来る溶岩津波








  溶岩津波が地球を包み込む








  全ての生物の種は燃え尽きる








「YOU TUBE http://www.youtube.com/watch?v=uwByasaVeLA 6500万年前の隕石衝突時の地球を再現 から写真をお借りしました」









絶対来ないとは云えないんだね。近年では、1908年にロシアのシベリアに直径100メートル級の隕石が大気圏に突入し空中爆発。

爆心地から20キロ以内は炎に包まれ、すべての森林を焼きつくしたという。

放出したエネルギーはTNT火薬20メガトン、広島に投下された原子爆弾の1000倍の衝撃だったと云われてる。






成分が石(隕石)か、鉄(隕鉄)かにもよるが、直径が120メートル以下だと、地上に衝突する前に空中爆発する。

大気との猛烈な摩擦熱で固体を維持できなくなるらしい。

同じ隕石が東京上空で爆発した場合、関東平野が全滅する。

都市に落ちたら1000万人が死亡する。頭上で広島型原爆1000個分が爆発して気化蒸発(燃える間もなく蒸発)で消えて死ぬ。






運命は切り開くものなんて、人間の世界の話で、其れを取り巻く運命には抗しようもない中で人間は生きているんだね。






地震もコワい、津波もコワい、細菌も食料危機も核戦争も皆コワい、そろそろ富士山もコワい。

「UFOもコワいぞ」 ああ、タコか 「誰がタコじゃっ、おまえたち人間より知能が優れているんだぞ」 そのぶん、見た目が無様。

「おまえ、侵略の時は一番に光線で溶かすっ」 いつでも来い、タコ。おまえは、出たり消えたりしてるだけでコワくない。「何を云うてんねんなあ~」









こうして宇宙規模で見ると人間なんて塵(ちり)に等しいんだね。掃除機で吸い込む埃(ほこり)だよ。

塵如きなのに宇宙規模でも、ものごとを考えることが出来る、奇奇怪怪なる生き物ではある。

塵如きなのに、宇宙に繋がるほどの心をもって生きているんだね。此処に、人間の生命の謎があるような気がするよ。





















人のこころは宇宙だね。大きく大きく膨らませたいね。

人をも救えば自分も救う。世界中の人々全てを包み込むことも出来る。語らずあるもの全てに命を与えることも出来る。

身は汚れても心を汚してはいけない。身は病んでも心を病んではいけない。身は滅んでも心を残すことは出来る。






生きとし生けるものすべてに心を施し暖めてやれることができるんだね。そんな凄いものを人間は持っているんだよ。ただの埃じゃないね。



























カメレオンの独り言-736 『なんの苦も無き水鳥の足に暇なき我が思いかな』

2013年04月21日 | 日記










暖かくなると虫が湧いて出るね。そこらの花々に群がってちょっかい出してるよ。

人間も同じくで、おかしな奴が徘徊しだす。

この二日ほど、駅前にサイレンけたたましくパトカーが駆けつけるのが続いてる。







何があったのかと駅前まで行くと、野次馬が遠巻きに周りを埋めている。

バイクや自転車でも駆けつけて、多くのの警官が、あっちへ行ったり、こっちへ来たり「何してんのかね?」

引ったくりやとか、麻薬所持やとか、駅で暴れよったとか、野次馬の云うことが、みんな違う。当てにならんね。







警官だらけの駅前を近所の大学生の娘さんが帰って来た。「★★ちゃん、なにしてるの?」

おまえ、この状況が目に入らないの? 振り返って「気がつかんかったわ」って、女優の武井咲みたいな顔して笑ってる。

「なにがあったの?」う~ん、なんか解らんの。「じゃあ、わたしと一緒やん」なんて、顔して笑ってる。







次の日のパトカーは、ヨロヨロしたおっさん捕まえて、なにやら説教してんだろうかね? 暫くしたら解放して行っちゃった。

そのあと、おっさん、ヨロヨロしながら歩いて来て、道の真ん中でズボン下ろして、長い時間ボ~として立ったまま動かない。

なんやのん? おっさん、家へ帰って寝てろ。 





















アメリカじゃボストンのマラソンゴール付近で爆弾テロが起きてる。その後、川向こうのマサチューセッツ工科大学でも銃撃戦、派手だね。

道の真ん中でズボン下ろして、ぼ~と立ってるアホなおっさんなんか事件のうちに入らんわな。まだ、居(お)るわ。

春の陽気に誘われてフラフラと出てきたんだろうね。何を考えておるのかねえ? 「往来でズボン下げて考えるかあ?」 人それぞれだよ。







こうして書いてるうちに、ボストンのテロ犯人の兄弟の兄が射殺されて、弟が捕まったらしい。

罪なき人々を道連れに、一生を棒に振ったね。

普通、出来ないこと、遣らないことを遣る、なんなんだろうね? そんなの遣るために生まれて来たのかなあ? 悲しい宿命だね。







動機はなんなんだろうね?思想的なもんじゃないんじゃないの?個人的な憂さ晴らしかね?やっかみか?







悲哀をあからさまに出して人は生きないよ。押し殺して笑って生きているんだよ。

明日に希望を持って生きているんだよ。それが、幸せな人たちに見えるんだね。

なんの苦も無く生きている奴等に見えるんだろうね。だから、憎くさ覚えて出来ぬことを遣れるんだろうかね? 浅はかだね。







「だったら、いつも笑ってるおまえなんか、真っ先に狙われるぞ」 相当、可哀想な人生なのにね、間違うなよっアホ。迷惑千万(せんばん)だよっ。

なんの苦も無き水鳥の 足に暇なき我が思いかな こんなのを頭ん中に印刷しとけ。

金持ってる奴は、意外なんだよ。くすんだなりして目立たない、霞のような人の中に居るんだよ。「ホンマかいな?」 意外なやつに多いんだよ。







あそこでズボン下げて動かないおっさんなんかも、実は解らないもんさ。「充分、目だってるで」






























カメレオンの独り言-735 『長柄橋』

2013年04月20日 | 日記






昨日は、いつものように0時回って今日の分を掲載したんだけど、番号間違って書きかけのやつを載せてしまった。

あっ、間違ったって引っ込めるつもりが、消去しちゃった。なんなんだよお~っ。

思いついたら、書いておかんと忘れるからと8割がた仕上がってたのに、アホだよっ、だからアホは嫌いなんだよっ。






gooも、取り消しか元に戻すかの機能を設けとけよ。「削除のボタンは二つだろ?普通、ひとつ目でミスに気づくで」

おまえは、どちら側の奴や? 「客観的に見ておまえが悪いと云うことだよ」 そう云うことなの? 残念だね。

「思い出して書けよ」 思い出せなくもないけど、なぞって書いても面白くない。



















ネットの普及は、いろんな世界に変革をもたらす影響を与えているね。

雑誌の売れ行きが落ちてるらしいことは、前々から云われているけど、プロのカメラマンにも、その波が押し寄せてんだね。

機器とレンズで、素人にも玄人はだしの絵を撮ることが出来る時代だから、雑誌が受ける波どころじゃないだろうね。






街ん中出かけて、素人の野球やサッカー、テニスや陸上などの催しに参加して、プロの腕で写真を拾いネットで売る商法に流れてるらしい。

プロの選手のように我が子が写ってるから、親はこぞって写真を買い漁る。

ある意味、権威主義の崩壊の序曲だね。市場を守るための狭い門戸が、内から崩れて線引きが無くなる。実にいいことだね。






特定の奴等の温床を蹴散らせ。山の裾野で夢の花咲かせぬ奴等に機会を拡げろ。

機会に恵まれず、IQ150の名も無きただの人も目覚めろ。クリエーター(創造者)の世界に新風を吹かせろ。

受け取り手に直で繋がる機会均等の波を起こせ。クリエーターの根源は自由な発想なんだよ。垣根など踏み潰せ。



















知識をなぞって創り上げる発想ばかりが大手を振るってるって感じだよ。

発想なんてのは縛るもののない自由なところから噴き上がるもんだよ。今までに無かったものを生むんだよ。理屈で生むもんじゃない。

設けて貰った枠に収まるな。破壊だよ、破壊から新しいものが出(い)でるんだよ。






世の規制枠に填まらぬお宅や引き篭もりの若者たちよ、あんた等の時代だよ。世界に通じる機器が手元にあるだろ?

思いを発信しろ、あんたらは声無き自由人なんだよ。社会に迎合せず染まらず無垢なんだよ、その引き波の返しの力を見せて遣れ。

戦わずして成るほど世の中は都合良くはない。無様でもいいから思いを形にして見せろ。骨のある奴は居らんのか?






「おっさん、やめとけ」 うるさい。






相手がどれほど巨大でも、何事にも弊害ってのは着いて周る。それは築き上げたがために喪失するものだよ。

規格化された人々が大勢を成して、知らず知らず決まったレールの上でしか走れない踏襲品しか生まないんだよ。

芸術は爆発なんだよ。誰かが云ってたね? 「岡本太郎だろ」 あっ、そうだった。おかしな奴だよ、そんな奴から新しいものが生まれるんだよ。






既成概念を破壊する意味をこめて爆発なんだろうよ。

オレが、こんなの気侭に書き流してるのは、校正にかかったら赤ペンで真っ赤っかになるよな文も、読み手の皆さんに解釈任せておれるからだよ。

幸いにして現代は、読み手の皆さんは学もあれば教養も高いだろうから、稚拙な文でも読み取る力に心配はない。あなた任せよ。「なんやねん」






学校じゃねえんだよ。文の構成も糞もない。云いたいことを云う、これだよ、これなんだよ。「なにがいなあ~?」






「ちょっと、おっさん、もし、仮に、おまえの云うことに乗って波が起きるとするわなあ」 ふん 「どうすんねん?」 ふん? 「ふんじゃないよ」

「言いだしっぺってのは責任が生じるんだよ」 ふん? 「キジも鳴かずば撃たれもすまい、父は長柄の人柱ってのを知ってるか?」 知らん。

「昔、何度架け直しても橋は流される、そこで、今度は人柱に願をかけて橋を架けようってなった。でも、誰が人柱になる? となった」ふむ、ふむ。












「大阪 淀川に架かる長柄橋」









「そこで、此処に集まる者の中で、袴(はかま)にほつれのある者がなろうってことになった。で、それぞれが、調べあったら、

それを提案したおっさんの袴にほつれがあった」 げっ、「で、おっさんが人柱になったって話だよ」 げげっ、酷い話だねえ~。

人柱ってのは生贄(いけにえ)のことだろ? いつの時代の話や? 「600年頃の大阪淀川の長柄橋だよ」 へえ~。






その人は、吹田の巌氏(いわじ)って人で、娘さんが「ものいわじ(巌氏) 父は長柄の人柱 鳴かずば雉も射られざらまし」と詠んだんだね。

「大きなことを云う時は、人柱になる覚悟がいるんだよ」 「だから、会議では、誰も意見を云わないんだよ、眠たくなるほど静かだろ?」

なるほど、鉾先向けられないように黙ってんのね。「どうする?」 オレも、もう、歳だからねえ~。「逃げるなっ卑怯者」






オレも、独りで、よく遊ぶよ、馬鹿らしいね。



























カメレオンの独り言-734 『泣いてたまるか』

2013年04月19日 | 日記











正月が終わればゴールデン・ウィーク、次は夏休みの終わリが来て、続いて歳の暮れが来る。一年は三等分だね。

其れだけ月日の経つのが速く感じるよ。ブログを書き出してから、なんか、余計に速くなったように感じるね。

歩いてんだね。流れに乗って歩くから速いんだろうね。






あれ、なんて云うのかな?エスカレーターみたいな通路に乗って歩くやつ、歩く歩道って云うやつだね。トラベーターか?

あれと似てるよ。止まっても流れて進んでいく。歩けば、流れに乗って、なお速く進むね。






今年いっぱいは歩き続けよう。来年になったら歩みをゆるめてのんびりしようかと思ってる。

もう充分に自分にムチを打った。駄馬が悲鳴をあげてるよ。

草原でのんびり草でも食(は)んで、寝たいときには、好きなところで転んで寝よう。いいねえ~。






穏やかに流れる時間を愉しみたくなってきたよ。「えらい、弱気だね?」 そんな時もあるわいなあ~。 



















一般の人も参加できるマラソンで、上の順位にいけそうもないのに、忘れた頃に、ようようゴールまで走りぬく人がいるね。あれと同じだよ。

自分と戦うことを知ってる人たちだよ。オレも、遣ることはちがうけど似たような思いだよ。

何もしないで諦めるのを良しとしない、自分なりに精一杯戦って終わりたいんだね。それだけのことだよ。






観客は居なくても、自分は漏らさず見ているからね。「そうだよ、オレはおまえを見ているよ」 だろ? だから歩き続けるんだよ。

「走れないの?」 足が弱いの、頭も弱いの。「気の毒だね」 だろ?

他人(ひと)なんて、どうでもいいんだよ。敵は自分だよ。オレは、一生、此の自分と云う敵と戦って死ぬんだよ。この糞野郎ってね。






自分を御(ぎょ)せたら、他に御せないものはない。「相当の手強い敵だね?」 煮ても焼いても喰えないのこいつ、臭い奴なの。

おまえも常に客観的に見てたら解ってるだろ? 「たしかに困った奴だね」 一生かけて戦うべき奴だよ。「どんな奴やねん?」

「最近、駆逐する勢いではないのか?」 う~ん、勝利が見えて来たよな、来ないよな、負けないよ、負けてたまるかっ。






天(そら)が泣いたら雨になる 

山が泣くときゃ水が出る 

俺が泣いてもなんにもでない 

意地が涙を 泣いて泣いて堪るかよ とおせんぼ




海は涙の貯金箱 

川は涙の通り道 

栓をしたとて誰かがこぼす 

愚痴と溜息 泣いて泣いて堪るかよ 骨にしむ  




上を向いたらキリがない 

下を向いたらあとがない 

サジを投げるはまだまだ早い 

五分の魂 泣いて泣いて堪るかよ 夢がある   






渥美清の「泣いてたまるか」 心に染みる唄だね。若い頃、よく、口ずさんでたよ。

山田洋二監督で、週一時間の完結ドラマだった。人間の心の機微を描いて教えられるような内容のドラマだったね。



















オレの場合は、泣いてたまるかは、なんとか貫ける根性はあるような、ないようなところだね。 「どっちやねん?」

しかし、笑ってたまるか、なんてのは不可能に近いね。ここで、もう、独りで笑ってるもんね。

なんか、訳もなく笑ってしまうんだよ。箸がこけても娘さんは笑うらしいけど、箸がこけなくてもオレは笑うもんね。「アホやないか」






どうしようもなく笑ってしまうんだよ。昔、テレビで漫才観て笑い転げておったら、

隣の部屋から「あんたの笑い声だけ聞いてたら悲しいなるわ」って、おふくろが云ってたよ。「おまえ、親不孝やなあ」 うん、そうだね。

笑ったら、損、みたいな人もいるね。鬼瓦みたいな顔して歩いてるよ。






こんな人はね、ケタケタ笑う奴は馬鹿だって思いがあるんだろうね。お父さんに、そう教えられて大人に成ったんだろうかね?

そういう人の相は、ドローイングで口をへの字に書くように、総じて唇の両端が下がってるね。愛想がないんだね。

愛想使わなくていい仕事に就けば困らないけど、間違ってもサービス業なんかに就いてはいけない。






オレみたいに自然と笑いが浮かぶ奴ってのは、唇の両端が上向いてるんだね。まあ、男はへの字が似合ってるけどね。



















それはそうと、なんか元気が失せてきたなあって、思ってたら、ひょっこり彼女が顔を出したよ。

大学行くようになって、顔を会わせる機会が無くなってしまったからね。昨日の会長さんのお言葉じゃないけど、元気がなりよりだよ。

でも、二人の話は、「やっぱりお金やわ」 「お金がないと駄目だね」 「何をするにもお金やわあ」 






お金が全てじゃないなんて云う人は、お金に恵まれた身の上で云ってんだろうね。そらあ、云えるわなあ。



















しかし、不思議なことに、彼女の顔見ると元気がでてくるよ。もうちょい頑張るか。此の勢いで、なにか閃かないかなあ~。




































カメレオンの独り言-733 『愛別離苦』

2013年04月18日 | 日記







歳喰ったら余生を退屈しないよう、何か趣味を持ちましょうなんて、よく耳にするけど、遊び心を養わないと続かないよ。

退職して腑抜けになったような人を見るけど、此の人たちは、仕事の環境と其の連続の時間に人生があったんだろうね。

帰りに一杯やったり、同僚等と語ったり、馬鹿したり、群れの中の自分に慣れきった人たちなんだろうね。






それら周りが消え失せたら自分の存在自体が成り立たなくなるんじゃないのかな?

自分を確認できないのかも知れない、知らず知らず、回りの人たちに反射してこそ自分の存在を意識できてたのかも知れないね。

完全な会社人間になってしまってたんだろうかね。






歳ながらにも溌剌としていた人が、嘘のように覇気がなくなり背中が丸くなる。

こうも極端な変わりようになるんものかと我が目を疑う人が居る。

悲しいことだけれど、そんな人に限って、余生も糞もない「ええっ?亡くなられた?」と、突然のご不幸を聞いて我が耳を疑う。






幼稚園から小中高大の学校生活を経て会社に至り会社で終わる、一生、管理社会に生きた人って、オレには信じられない存在だね。

大方の人々が、この流れの中で人生を送られては居るんだけど、オレのように浮浪癖のある奴からすると、

疑わないの?なんて馬鹿なこと思ってしまうんだね。疑っても、正体見えるよな問題じゃないけどね。





















一般の好みがピンと来ないってのもシラケるね。オレって、そのタイプだね。総じて、どうでもいいんだね。

海外行きまくり、豪華ホテル利用しまくり、異性に囲まれて花盛り、お家は豪邸、お庭は広大、稼ぎは仰天、エトセトラ。

一応、「へええ~」なんて表現するけど、それがどうしたの? そらあ、そんな奴等も居るわいな、世の中広いって証だよ。






貧乏人ばかりじゃ国が成り立たないよ。うんと贅沢して金を世に回して景気を上げてくれればいいんだよ。それが役回りの人たちだよ。






有名人が来たからとか、会ったとかで騒いでるのなんか、一応、「えっ?ホントを~」って反応はしとくけど、ただの人間じゃないかってアホらしい。

映画好きだから、ひいきの役者はいる。でも、スクリーンの中の彼らに魅力があるんであって、普段の彼らの生活なんか興味がない。

誰それと引っ付いたよ、離れたよ、知ったことかよ、どうでもええわ。こんなの騒ぐ奴等の気が知れんわ。






気に止まれば静かに反応しとけばいいんだよ。境遇違ってもやることは一緒なんだねえなんて思いつつ、我がごとのほうが忙しい。

兎に角、傍(はた)が気になる奴等ってのが解らん。謎だね。結構にいけてる人なんか、気にしなくてもゆっくり生きていくよ。

「おまえみたいにシラケた奴ばっかしやったら、世の中、寂しいで」 まあ、シラケも、行き過ぎたら無味乾燥だろうね。






そうだね、この人は、若いまま、永遠に死なないなんて聞いたら、ホントに吃驚して興味湧くだろうね。

でも、大変だろうなあ~、永遠に働き続けんとあかんのかいなあ?と思うと、しんどいわってなるね。オレだったら、要らんわ。

人生は、愉しいことばかりじゃないからねえ。映画の題名じゃないけど、積み木崩しの繰り返し「死にたいよお~」って、何度泣かねばならんの?






最も辛いのは、愛するものが、次から次へと老けて死んでいく。そんなのが延々と続く、疎外感が耐まらんでえ。地獄やないの。やっぱり、興味ないわ。





















90歳を周っても矍鑠(かくしゃく)として現役の方がいる。長生きするんだったら、此れが条件だね。

久しぶりに、某企業の会長さんから電話を頂いた。声も凛として張りがある。「わたしも、今年で92歳になりました」って、仰ってる。

毎日、会社に出ていますよだって。「★★★★さんも元気そうでなにより」 恥ずかしながら、オレの場合は、それだけだもんね。






数年前に、わざわざ挨拶に来られたときは、「腹が出ましたよ」って笑っておられたけど背筋も伸びて泰然としておられた。

あのときで、もう80代後半だったの? 信じられない人が居るんだね。

終戦当時、江田島出身の海軍中尉で、特攻志願を生き残り家業を継いで大会社に育て上げられた。






高ぶる気配もなく、実るほど頭を垂れる稲穂かなのとおりの人格者だね。

そのような方をつかまえて、オレは、馬鹿だから、いつもと変わらず高笑い、甚だの無礼もんだね。

「いやあ、★★★★さんは元気だねえ」 上(のぼ)り詰めた人ってのは、総じて、人間が出来ている。畏れ入る方々だと思うね。






もし、長生きできるなら、甲斐性はなくても、この会長さんのように元気で泰然とした姿勢で生きたいもんだね。


























カメレオンの独り言-732 『葉っぱの下』

2013年04月17日 | 日記









中国の大気汚染で123万人が死んでいるって、ホントか嘘か知らんけど、とんでもないことだね。

エリートの半分ほどが海外へ脱出を図っているらしいんだね。

海の向こうで見えないのもあるけど、中国は、昔のソ連みたいに鉄のカーテンで内情を隠すから不明が多いんだね。






食料品も、とてもじゃないけど安心して喰えたもんじゃないらしい。輸入するのはいいけど検査基準を上げないとヤバイよ。






其の国の人の気質が、国づくりに大きな影響をもたらすんだね。大陸型で大まかなのは結構だけど、全てに波及しておおまかでズサンなんじゃないの?

其の家に住む人の人柄は、トイレを見れば解るって云うけど、中国のトイレは、総じて惨憺たるものらしいね。

上から下まで、気の行き届いた配慮を持ちたいね。つまり、隙が生じにくい。その意味合いでは、日本人は及第点だね。






創意工夫と美意識が優れているんだろうね。そして情緒を解するから古き善きものの極端な破壊にも至らない。バランスがとれてるよ。



















金曜日や土曜日、仕事を終えて自分の時間に戻ったとき「なんとも云えん開放感」に浸れるね。最高だね。

そして、明日が仕事の日曜日の夕方辺りには「なんとも云えん憂鬱」に落ち込むね。毎週、何度繰り返しても変わらんね。

「さあ、明日は仕事だ、学校だ」なんて溌剌とする奴なんて信じられないよ。嫌なやつだね。







自由をこよなく愛するオレからすると、群れの中に安らぎ感じて生きてる人って理解に苦しむんだね。なんて、云うほど考えないけどね。

人は人ってのが、下地にあるから、それはそれでいいんであって、比べることはあまりしない。ただ、理解できないだけ。

自由の位置取りで群れるに関しては、然程の抵抗はないけどね。疎通を図るのに苦労しないほうだから、それなりに愉しいもんだろうとは思う。







でも、独りは気楽だよ。気を使わなくていいからリラックスできるよ。晴れた日の芝生の上で素っ裸で寝転んでるようなもんだよ。

当然、誰も来ないところ限定だよ。いつ誰が来るかも知れんとこでは落ち着かんがな。「当たり前やろ」

対人を想定すると大きな葉っぱ一枚でも乗せなきゃならん。煩わしさの第一歩だよ。「おまえの場合は、小さな葉っぱでこと足りる」 普段はね。







なんの話だよ、葉っぱの話じゃねえんだよ。「大きさの話だよ」 ああ~そうか。 此れも対人に於ける問題だねえ。自信ないわ。恥の第一歩だね。





















こうして考えると、対人関係と云うのは、自分の全てが対象となって、知らず知らず気を張らねばならんもんなんだね。疲れるもんだねえ~。

まず、葉っぱの下からコンプレックスっていう奴が発生するんだねえ。なるほど、コンプレックスの起源を発見したね。うだといもんだねえ~。

「ワイのは大きいでえ~」 誰やねん、おまえ? そういう、いや、其れだけの問題じゃあないんだよ。うっとうしいねえ~。







人と人、男と女の間には、大きな闇が遮って、凝視しても見てとれるのは、ほんの僅かに過ぎないから善くも悪くもベール越しだね。

ベール越しってのは、透けて見え隠れするからエロティック、だからクラクラいってしまう。

いってしまってからは、よく見える。こんなはずじゃなかったよ、がっかりだわ、なんてことになる。







勘定のうえの感情からくる愛なんて、引き算繰り返してばかりでゼロになるのも速いよ。少しは足せよ。







錯覚に触発された期待から始まり、裏切りの興醒めで失望して、諦めと妥協と惰性で終わる。相手も悪いけど自分も悪いで相殺関係だね。

男と女ってのは、まあ、おおかた、こんなもんなんだろうね? 「味気ない捉え方するんだね」  

映画もそうだよ、一作目は興奮の坩堝(るつぼ)でも、二作目は、トーンが落ちて、三作目にはクソになる。





















特に女性は、正体を隠し過ぎるんだよ、嘘で飾りすぎるから剥げて幻滅喰らわすんだよ。賢いのは、その逆がいいんだと思うよ。

日頃見せない虚飾の魅力ってのは、驚き与えて新鮮さに酔わす、そのほうが、遊びが入って息が長いと思うけどね。裏切りがないでしょ。

男は、アホに見せて実は賢いってのがいいんだけど、オレみたいに、アホに見せて、実は、もっとアホだったなんてのは最悪だね。







始めから、理想的なんてのは実際にはないんだね。あるとすれば、結果が良ければ、それが理想的なんだろうね。



























カメレオンの独り言