2017年10月
レンズEOS EF24-70mm.f2.8L USM のレンズ・フードは、購入時から使用せぬままレンズケースに入れたままと
思い込んでたんだけど、考えたらそのケースは引っ越しの時処分してた。カタカタと音がするだろうから、其のまま捨てたとは思い難い。
では、何処へ仕舞ったのかと、ずっと気になってたの。新しく買えば高いものではないから、まあ、ええかと諦めかけて、あっ。
空箱に仕舞ったかなと思い出した。オレは、カメラもレンズも空の元箱は汚れぬようにラップで包んでタンスの上に積み上げてる。
椅子の上に乗って下ろしてラップを剥がし蓋を開けたら、あったあ。まっちゃらけで綺麗に袋に入れてあったよ。元箱も真っ新でね。
携帯には嵩が高いので使う気はなかったけど、フード無しではフレアなんてのが写真に写るらしい。オレは気にならんけどね。
レンズを守る意味でもフードは付けておくほうが安心らしい。オレに云わせるとフードを取り外し繰り返すとスクリュー部分が擦れて
レンズの塗装を剥がすんだね。傷は絶対に付けないがオレのモットーだから、どうしようかなと迷ってる。
「撮影に持ち歩く人さんのカメラを見てると上手そうな人はフードを付けてるね」 じゃあ、オレも付けよう。 「恰好つけるためかよ?」
『レンズEOS EF24-70mm.f2.8L USM にレンズ・フードを装着』 向かって左側
コンバースのスタイルは見れば見るほど其の計算された形状の素晴らしさに酔うね。「ホンマかよ?」 何処と云われると困るけど
「困らず云えよ」 まず、頑固として本来のスタイルを堅持する姿勢がいい。「たしかに変わらんね」
生体力学的な視点で設計されたアウトソールパターンなんて尤もらしい屁理屈で不細工なスタイルに移り変わるまやかしが無い。
ローテクスニーカーと分類される形状がコンバーススタイルだね。昔ながらの形状を頑固に変えない。
スニーカーに足を通した際に踵を咥え込むようにして踵部分がヘラのようになってるのが大方だね。実際、ランニングする際には踵を
浮かさぬよう靴に固定させて理にかなってるとは思う。此れは、あくまで走ったり、飛んだりのための仕様であって、
『コンバース CONVERSE ALL STAR 100 COLORS OX』
常日頃に履くに必要とはしない。コンバースのローカットの踵部分は、他のスケートボード用のものと同型の形状だね。
オレは、無駄なく許容に満ちた此の形状が実に素晴らしいと思うんだよ。短めのパンツの場合は別として、
パンツの裾を踵のヘラ部分に噛まれてタブってる姿ほど無様はない。パンツの裾を噛まずに被せてストーンと落とすことが理想だよ。
『コンバース CONVERSE ALL STAR 100 COLORS OX』
形状を反らしたり、ゴツゴツさせたり、サイケで狂ったりなんてのはお呼びじゃない。正統派の頑固に徹したコンバースが素晴らしい。
カメラを持ってGパンにコンバース履いて枯れ落ちた紅葉に埋まる道を独り歩く。いいねえ~。「リュックは?」 ドイターがある。
「上着は何にする?」 少しばかり早いような気がするかなとは思うんだけどアスペンパーカを羽織って行こうか?
いや、待てよ、同じくモンベルのクリマプラス200ジャケットがお誂え向きかも知れない。うん、それがいい。
少し季節外れだけどサングラスで男前を上げようか。レイバンの濃い目のサングラスだよ。ぐっと大人になってナメられないよ。
でもね、此のサングラス、濃うすぎて見通し悪いんだよ。なんで、こんな濃いガラスにしたんだろう?
躓(つまづ)いてコケルるんじゃないかね? ベンチに腰掛け独りで酔うにはいい按配だよ。 「気取ってるわりに言葉が爺臭いね」
そうかね? 「ふつう、按配なんて云わないぞ、具合だねって云うだろ?」 誰も居ない静かな公園のような処だよ、いい按配だよ。
「帽子被ったらどうだ?」 木立を抜けて風が頭頂部を冷やすね。「ハゲてるんだろ?」 薄くなったと云えよ。
ニット帽を取り出して被ってみるか。似合うかね? まるで米海軍特殊部隊ネイビーシールズみたいだろ? 映画のオレと一緒だよ。
いいねえ、自分が見えないって自由だね。両足延ばせば赤い枯葉散らしてコンバースが格好良く見えてるよ。これホンマ。
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